本文
帯状疱疹とは、水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気で、痛みや発疹、水ぶくれなどの症状が出ます。過労やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に一人が帯状疱疹になると言われています。
ワクチンを接種することにより、重症化予防などの効果が期待できます。これまでは任意接種でしたが、令和7年4月より定期接種(B類)となりました。確実な接種体制を確保するため、5年間の経過措置が設けられています。
帯状疱疹ワクチンについて(厚生労働省)<外部リンク>
市では、定期接種開始に伴い、帯状疱疹予防接種(定期接種)の費用の一部を次の通り助成します。
接種日当日に以下に該当する宇陀市民の方
※過去に自費で帯状疱疹ワクチンの接種を必要な回数受けた方は、対象になりません。(医師が必要と判断した場合を除く)
【案内方法】
対象者の方に個別に案内を送付します。
令和7年4月(案内到着後)~令和8年3月31日(火曜日)まで
対象となる期間以外に帯状疱疹予防接種を受けた場合は助成の対象外となり、全額自費になりますので、ご注意ください。
帯状疱疹ワクチンは、乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類があります。ワクチン接種の効果持続性、接種回数等に違いがありますので、詳細は案内書類裏面を参照いただき、ワクチンを選択したうえで接種してください。
医療機関により取扱いワクチンが異なります。問い合わせ、予約の際には希望するワクチンをお伝えください。
宇陀市内の医療機関名簿(帯状疱疹) (Wordファイル:15KB)
・乾燥弱毒生水痘ワクチン・・・・・1人1回
・乾燥組換え帯状疱疹ワクチン・・・1人2回
・乾燥弱毒生水痘ワクチン・・・・・3,000円
・乾燥組換え帯状疱疹ワクチン・・・1回につき7,000円
※対象者のうち生活保護世帯の方は、事前の免除申請により、自己負担金が免除されます。
接種する医療機関によって、申込方法が異なります。
あらかじめ、市内医療機関に事前に予約・お問い合わせ等を行い、
を持参のうえ、接種してください。
予防接種を受ける前に、案内文(市より送付)、本人確認ができる証明書(マイナンバーカード等)(※代理人が申請する場合は、代理人の本人確認ができる証明書も必要)、自己負担金(県内医療機関で接種される場合)を持参のうえ、保健センター(榛原サンクシティ2階 うだ健幸プラザ内)、市役所健康増進課、各地域事務所(大宇陀、菟田野、室生)のいずれかで申し込み手続きが必要です。予防接種依頼書等の必要書類をお渡しします。
注意)接種される医療機関(病院・クリニック等)を決定(予約)してから、申し込み手続きを行ってください。
予防接種は、感染の予防や感染症の重症化予防を目的に実施する重要なものですが、健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が起こることがあります。
極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省)<外部リンク>