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令和7年度エストニア派遣事業
実施に至る経緯
宇陀市では、2023年7月にエストニアのサーレマー市と教育分野における交流を柱として観光や文化などの分野においても交流と協力を展開するMOU(基本合意書)を締結し、アントレプレナーシップ(起業家精神)の育成を推進しています。
宇陀市は、最先端のIT国家であり起業活動が盛んなエストニアと交流することで、子どもたちの国際的な視野を広げるとともに、アントレプレナーシップにおける、チャレンジ精神、創造性、リーダーシップ、コミュニケーション能力等を養い、これからの社会を生き抜く人材の育成を進めています。この度、令和7年度(2025年度)にエストニアへ派遣する留学生を募集します。
令和7年度の募集内容の概要
募集内容や応募方法等についての概要を掲載しております。
スケジュール等に関する詳細は、本ページ最下部に掲載しております「令和7年度 宇陀市エストニア短期留学募集要領」もご覧ください。
募集について
募集する目的
未来を担う子どもたちが、ソーシャルアントレプレナーシップ(地域社会が抱えるさまざまな社会課題に対して、自ら考え解決に向け取り組んでいく力)の知見を得ること
募集人数
8名
募集年齢
宇陀市に在住する12歳~18歳
※ただし、小学生及び高校を卒業した者をのぞく
派遣期間
令和7年8月2日(土曜日)~8月11日(月曜日)7泊10日(※機内泊含む)
派遣先
エストニア共和国
主な内容
- サーレマー高校にて短期集中プログラム授業を受講
- タリン工科大学にて海洋工学、環境問題を学ぶワークショップ
- ロボティクスやスマートシティを学ぶワークショップ
- 世界文化遺産タリン旧市街でのチームワーク(チームビルディング)を高めるフィールドワーク
- エストニアスタートアップ投資家の前でのプレゼンテーション
応募資格
下記の1~7すべてに該当すること
- 宇陀市に在住する12歳~18歳であること(ただし小学生及び高校を卒業した者は除く)
- 心身ともに健康で、派遣留学生としてふさわしい規律ある行動をとる自覚と自律性を有すること(※持病、アレルギー等がある場合は、医師にエストニアへ短期留学することを伝え、必ず許可を得ること)
- 語学力は問わないが、自ら英語でコミュニケーションを取ることに意欲的であること
- 事前・事後研修および報告会やその他諸活動に参加できること(募集要領8ページを参照)
- 留学プログラムの効果の可視化と個人の成長を促すため、留学前と留学後に個人の行動特性を客観的に示す検査に協力していただけること
- エストニアへの派遣に保護者が同意していること
- 市ホームページ(HP)・市広報・新聞・TV等外部の各種メディアへの画像掲載について了承していただけること
自己負担金
(1)参加負担金(宿泊費の一部)
10万円
生活保護・準要保護世帯、市民税非課税世帯、母子及び父子並びに寡婦福祉資金借受世帯、児童養護施設等入所者の場合、参加負担金は全額免除。
該当される方の参加負担金免除申請は合格通知後行います。詳細は市へお尋ねください。
合格後、納入通知書をお渡しいたしますので、令和7年7月10日までにお振込みください。
(2)その他自己負担金(免除はありません)
- 食費5万円程度
- パスポート取得費用
- 海外旅行保険料
- 自宅~関西国際空港間の往復交通費
- その他個人用に必要な経費(自身や家族への土産代等)
- 現地学生とのプレゼント交換用の菓子(500円程度の好きなお菓子を持参)
宿泊費の一部(参加負担金10万円を差し引いた残額)、日本~エストニア間の往復航空券代、現地移動費、研修費、現地施設入館料、通訳費、燃油サーチャージ、国内空港施設使用料、海外空港諸税及び国際観光旅客税については全額市負担。
その他
- 令和7年4月25日現在、外務省が発表している「海外の危険情報」<外部リンク>では危険レベルは0であり、危険情報は発表されておりませんが、今後諸般の国際情勢やその他の状況により、やむを得ず事業が中止となる場合があります。中止になってもかかった費用(パスポート取得費用など)は返金できません。あらかじめご了承ください。(参加負担金はご返金いたします)
- パスポートは帰国後3か月後まで有効なものを準備してください。
(2025年11月末以降まで有効なもの) - 滞在中は通訳・引率者が全行程同行します。
- 今年度は、関係人口の創出をねらい、都内の中高生等と全行程同じプログラムを体験していただきます。
- 滞在中ケガや急病があった場合、現地の医療機関にて受診する場合がございます。原則保険にて対応しますが、自己負担が生じた際は後日請求させていただきます。
- 常備薬がある場合は各自で持参ください。
応募・選考について
応募方法
下記提出書類を、宇陀市役所 政策推進部 政策推進課(3階)へ持参、または受付期間内必着で郵送してください。
※提出書類は返却しません。また個人情報は本事業に関する目的に限り使用します。
提出書類
- 「海外短期留学応募用紙(様式1) (PDFファイル:250KB)」
※必要事項(「保護者同意書」欄を含む)を記入のこと
※応募用紙に記載いただく「パスポートローマ字表記」がパスポートと異なる場合は旅券名義変更手数料30,000円が必要となります。ご注意ください。 - レポート
「宇陀市を魅力あるまちにするためには」という題名で、宇陀市を住みよい町にするために、また宇陀市が世界から選ばれ移住をしたいと思ってもらえるためにご自身がどのような取組にチャレンジしたいか、について作成してください。
400字詰め原稿用紙2枚以上(800字以上)。
※パソコンにて作成することも可(フォント12以上、800字以上)
受付期間
令和7年4月25日(金曜日)から5月20日(火曜日)
午前8時30分から午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日をのぞく)
※期間・時間は厳守してください。
提出先
〒633-0292
宇陀市榛原下井足17番地の3
宇陀市役所政策推進部政策推進課(市役所3階)
電話0745-82-3910
Email:s-suishin@city.uda.lg.jp
留学説明会のご案内
令和7年5月7日(水曜日)午後7時30分~午後8時30分に、応募を検討される中高生・保護者の方向けのオンライン説明会を開催いたします。説明会への参加は必須ではありませんが、留学を検討される方は積極的にご参加ください。
なお、説明会は録画し、後日アーカイブ配信を行う予定です。
申し込みフォーム<外部リンク>
※参加の有無は選考には影響しません。
選考方法
派遣する留学生の決定は、(1)書類による一次審査、(2)一次審査合格者へのオンライン面接による二次審査により実施します。
一次・二次審査は宇陀市、エストニアサーレマー高校、タリン工科大学サーレマー校、エストニアの人材育成企業Next innovation OÜ(ネクストイノベーション)の各代表者により行います。
(1)一次審査
提出いただいた書類をもとに、一次審査を行います。
一次審査の結果について、合格者には5月28日(水曜日)13時までに保護者の方にお電話にてご連絡します。なお、5月28日13時までにご連絡が取れない場合は、次点の方を繰り上げとしますので、ご承知おきください。
後日、応募者全員に文書にて結果を通知します。
(2)二次審査
一次審査合格者を対象に、6月上旬(6月2日~6月7日を予定)にオンライン面接を実施します。面接の実施時間は、一次審査の合格連絡時にお知らせします。
二次審査の結果は、合格者には6月11日(水曜日)13時までに保護者の方にお電話にてご連絡します。なお、6月11日13時までにご連絡が取れない場合は、次点の方を繰り上げとしますので、ご承知おきください。
後日、二次審査を受けられた方全員に文書にて結果を通知します。
※最終選考後のキャンセルについては、原則お受けしません。
募集要領
令和7年度宇陀市エストニア短期留学募集要領 (PDFファイル:724KB)