本文
おはようございます。本日、令和7年第3回宇陀市議会定例会を招集したところ、議員各位のご参集をいただき、お礼申し上げます。本定例会では、条例、補正予算、令和6年度の決算のほか、過疎計画の変更、人事案件などについてご審議いただくことにしています。
宇陀市では行財政改革により市の負担を抑えながら「投資なきところに地域の発展はない」という経営方針により、積極的な公民連携などで将来を見据えた特色ある施策を展開しています。おかげさまで宇陀市は、「過疎地域の課題解決へ挑戦する自治体」として注目されています。これを確かな信頼に変えていくことが宇陀市への投資を促すことになります。
令和6年度の財政状況ですが、一般会計の実質収支額は5億8000万円余の黒字でした。また、財政の将来負担比率が毎年減少するなど、財政健全化が進んでいることをご報告させていただきます。
さて、宇陀市が議会に提案する条例や予算など案件の大部分が、市民の暮らし、安心、安全を守るために重要なものです。そのため、職員は限られた予算の中で、市民生活への影響を様々な観点から熟慮し議論を重ねて、最善のものを提案しています。
今回の補正予算の中に、令和7年3月議会において「予算が認められなかった調査費」を再びご審議いただくことにしています。3月議会で「市民の安全にかかわる必要な調査費」として提案を致しましたが「認めることに、反対6・賛成5」になり、予算の減額修正を議会が可決されました。
今回、西岡議長から「3月議会での議会の判断は間違っていた。議会の総意として再度、調査の予算を提案してほしい」と、市に再考を求められました。私どもは議長の率直なお申し出を評価させていただきたいと思います。
しかしながら、議会が「判断が間違っていた」ことにより、必要な予算が認められなかったことで、事業が停滞し、市民に不安や不利益を与えたことは事実です。二元代表制のもと、市政の課題をともに担う立場としては大変残念です。
議員各位には、宇陀市がおかれている危機感を共有し、課題解決にむけて、私どもとの建設的な議論をとおして適切妥当なご判断を賜りますよう、お願い申し上げまして、開会にあたってのご挨拶とさせていただきます。
令和7年9月2日
宇陀市長:金剛一智