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平成7年宇陀市消防団出初式式辞(2025年1月19日)

ページID:0024134 更新日:2025年1月19日更新 印刷ページ表示

式辞

宇陀市消防団は、4地域、16分団、750名を擁し、奈良市に次いで県内で2番目の規模を誇る消防団です。団長をはじめ団員各位におかれては、常に「宇陀市消防団ここにあり」と、消防人としての高い誇りと責務の重要性を深く認識し、平時においては、災害に対応できる心身の鍛錬、技術の錬成に努めていただいています。

一旦、有事となれば、各自の仕事があるにもかかわらず現場に駆け付け、懸命の活動により市民の安全安心の盾として、厚い信頼と期待に応えて頂いている事に、市民を代表して感謝と敬意を表したいと思います。ある方の言葉を借りると、「消防団の皆様が一滴汗を流すと、誰かが流す涙が1滴減る」と、まさにそのとおりだと思います。そして本日、表彰状、感謝状を受ける皆様におかれては、これまでの功績に対し、心から感謝申し上げます。誠におめでとうございます。

さて、冬季は火災多発時期です。昨年末には夜間、寒風の中、特別警戒に出動いただき、火災予防の啓もう、啓発に励んでいただきました。

しかしながら、年始早々、市民の模範たるべき市議会議員が無届の野焼きにより300平方メートルに及ぶ火災を引き起こしました。消防団と県広域消防、警察などの懸命の努力により、延焼を防ぐことができましたが、市民の模範となるべき立場にあるものとして私からも皆様にお詫び申し上げます。

本年は能登半島地震とその後の水害から1年、東日本大震災、紀伊半島大水害から14年、阪神淡路大震災から30年となります。また、南海トラフ巨大地震が今後30年間に80%程度の発生確率であると発表されたところです。地震、風水害、土砂災害など、いまや「災害は忘れないうちにやってくる」と言って過言ではありません。

私たちは可能な限り被害を抑えるとともに、ひとりの犠牲者も出さないという強い信念のもと、地域防災力のより一層の向上が急務です。消防防災行政の充実は、私たちに課せられた重要な責務であります。

宇陀市は「地域防災計画」を着実に推進してまいります。関係機関との強い連携のもと消防団を力とした災害に強いまちづくりへ、消防幾庫や消防車両の更新など計画的に体制整備を進めてまいります。

年の初めにあたり、消防団の皆様には、任務の重要性を認識し、心新たに、より一層のご努力ご精進を期待いたします。ご来賓の皆様をはじめ関係各位におかれては、益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げ、令和7年、年頭の式辞といたします。

令和7年1月19日

宇陀市長:金剛一智

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