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国登録有形文化財

ページID:0001088 更新日:2024年12月16日更新 印刷ページ表示

 旧伊那佐郵便局(きゅういなさゆうびんきょく)

表1

区分

登録有形文化財(建造物)

名称

旧伊那佐郵便局

員数

1棟

所有者

個人

所在地

宇陀市榛原比布1312-2

年代

昭和時代

昭和9年(1934年)

概要

伊那佐郵便局は、昭和9年5月に開局され、その後、榛原比布郵便局、榛原比布簡易郵便局と変遷し、この局舎では昭和49年まで営業した。
開局当初のこの建物は、木造二階建、寄棟造棧瓦葺きで鉄板葺きの庇を廻らせる。東正面南寄りの入口に設けた庇では、組子で縁取りした欄間に郵便マークを飾る。
昭和初期の農村部における郵便事業の様相を伝える。
平成24年改修。

写真 旧伊那佐郵便局

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 旧飯岡家住宅(きゅういいおかけじゅうたく)

表2

区分

登録有形文化財(建造物)

名称

旧飯岡家住宅【主屋・内蔵・米蔵】

員数

3棟

所有者

個人

所在地

宇陀市室生田口元上田口1106

年代

【主屋】江戸時代後期
【内蔵】寛政2年(1790年)
【米蔵】明治時代後期

概要

飯岡家は、江戸時代には、上田口村の庄屋をつとめたと伝えられる。当家の屋号は「つちや」といい、特に貴人の宿泊所として使われたという。紀州藩主が伊勢参詣の際にここを利用し、その際に表に掲げられたと伝えられる「太真殿宿」と記された看板が残されている。
主屋は、敷地中央に建ち、桁行19m、梁間11mの大型民家である。屋根は、南北棟の茅葺で、南面は高塀造、北面は入母屋造となっている。
内蔵は、土蔵造二階建、切妻造棧瓦葺置屋根、南面の出入口には庇を設ける。
米蔵は、土蔵造二階建、切妻造棧瓦葺置屋根である。

写真 旧飯岡家住宅

 旧増岡家住宅(きゅうますおかけじゅうたく)

表3

区分

登録有形文化財(建造物)

名称

旧増岡家住宅【主屋・離れ・内蔵・外蔵】

員数

4棟

所有者

個人

所在地

宇陀市大宇陀西山91

年代

【主屋】明治36年
【離れ】昭和時代前期
【内蔵】昭和時代前期
【外蔵】明治時代後期

概要

宇陀松山旧城下町でかつて醤油醸造を営んだ商家の主屋、その背後に建つ離れと土蔵2棟。主屋は二階建て片入母屋造り平入桟瓦葺き。正面は格子と黒漆喰の虫籠窓(むしこまど)として出桁で軒を深く出す。離れはガラス戸が並ぶ開放的な外観。敷地中央に建つ内蔵は家財蔵で、離れと一体で敷地中央の景観を形成。外蔵は味噌蔵と米蔵の二棟を一体とした土蔵で、敷地外郭をなす。現在は宿泊施設として活用されている。

写真 旧増岡家住宅

 牛谷家住宅(うしたにけじゅうたく)

表4

区分

登録有形文化財(建造物)

名称

牛谷家住宅【主屋】

員数

1棟

所有者

個人

所在地

宇陀市榛原萩原元萩原1719

年代

昭和43年

概要

牛谷家住宅は、近鉄榛原駅北方の斜面地に建つ木造二階建一部鉄筋コンクリート造半地下のモダニズム住宅。坂倉準三建築研究所(担当:東孝光)の設計として残る数少ない住宅建築。小窓付きで軒の深い四角形の方形屋根が特徴的。ゆるやかな傾斜を利用し、一階は食堂、居間・和室、玄関の順に時計回りに床の高さを上げて部屋を配置する。二階の子供室は屋根の小窓で明かりを取り入れている。上部天井には放射状に垂木を配置する。

写真 牛谷家住宅主屋

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