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「熱中症警戒アラート」とは
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなる(暑さ指数(Wbgt)が33を超える)と予測された場合に、危険な暑さへの「気づき」を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただけるよう促すための情報です。
環境省と気象庁は、熱中症予防対策の情報発信として、「熱中症警戒アラート」を発表しています。令和6年度の情報提供期間は、4月24日(水曜日)から10月23日(水曜日)までです。
このアラートは前日の17時頃と、当日の朝5時頃に最新の予測値を基に、都道府県単位で発表されます。
「熱中症特別警戒アラート」(熱中症特別警戒情報)とは
「熱中症特別警戒アラート」は令和5年5月12日に改正された気候変動適応法により創設された新しい制度です。
都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(Wbgt)が35(予測値)に達する場合等に発表します。
都道府県の枠を超えて暑い状況等が想定されますので、近隣の都道府県においても注意が必要な可能性があります。
熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)について<外部リンク>
「熱中症警戒アラート」の発表状況を知るには
熱中症警戒アラートの発表状況については、気象庁の発表する様々な気象情報と同様に、ニュースや天気予報等の多くの手段で知ることができます。
また、「環境省熱中症予防情報サイト」で確認できるとともに、熱中症警戒アラートのメール配信サービス登録や環境省公式アカウントによるLINE友達追加により、発表された際に情報を受け取ることができますので、是非、ご活用ください。
環境省熱中症予防情報サイト(アラート発表状況)<外部リンク>
熱中症警戒アラートのメール配信サービス<外部リンク>
環境省LINEアプリによる情報配信<外部リンク>
熱中症警戒アラートが発表されたら
熱中症警戒アラートが発表された地域において、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあるので、他人事と考えず、暑さから、自分の身を守りましょう!!
- まずは、室内等のエアコン等により涼しい環境にて過ごしましょう。全国的にも、高齢者の熱中症は半数以上が自宅で発生していると言われています。昼夜問わず、エアコン等を使用するようにしましょう。
- こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしましょう。
熱中症は、条件次第で、誰もがかかる危険性がありますが、高齢者、乳幼児等の方は特に注意し、一人ひとりが熱中症予防の正しい知識をもつことで防ぐことができます。
身近な場所での暑さ指数(Wbgt)を確認し、涼しい環境以外では、運動等を中止するなど、皆で熱中症対策を積極的に取りやすい環境づくりをしましょう!!
※危険な暑さから避難できる場所として市が指定する、指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)「うだ涼み処」をご利用ください。
熱中症警戒アラート発表時の予防行動のポイント
- 外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
- 熱中症を予防するためには暑さを避けることが最も重要
- 不要不急の外出はできるだけ避け、昼夜を問わず、エアコン等を使用して部屋の温度を調節する
- 熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう
- 高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障がい者等の方には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給等を行うよう、声かけを
- 普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう
- のどが渇く前にこまめに水分補給をする
- 涼しい服装にする
- 外での運動は、原則、中止/延期をしましょう
- 身の回りの暑さ指数(Wbgt)に応じて、屋外やエアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をする
- 高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障がい者等の方は、より注意して行動する
- 暑さ指数(Wbgt)を確認しましょう
- 身の回りの暑さ指数(Wbgt)を行動の目安にする
- 暑さ指数は時間帯や場所によって大きく異なるため、身の回りの暑さ指数を環境省熱中症予防情報サイトや各現場で測定して確認する
関連リンク
- 環境省熱中症予防情報サイト(アラート発表状況)<外部リンク>
- 環境省熱中症予防情報サイト(宇陀市の暑さ指数)<外部リンク>
- 暑さ指数メール配信サービス<外部リンク>