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このたび、多くの市民の皆様から暖かいご支援をいただき、市長として引き続き宇陀市政を担わせていただくことになりました。選挙を通じて訴えてまいりました公約の実現と直面する諸課題の解決に向け、皆様の大きな期待と信頼に応えられるよう、不退転の決意で市政運営にあたってまいります。
これまでの4年間、「オール宇陀」を合言葉に、宇陀市に関わる全ての皆様と力を合わせ難局を乗り越えるため、全力で取り組んでまいりました。おかげさまでコロナ禍を乗り越え、危機に瀕していた宇陀市の財政を立て直すことができました。
今、私には「宇陀市はもっと良くなる」という強い意欲がわいています。世の中の先行きが不透明さを増すなか、「安心・安全」をキーワードにして、問題を先送りしないスピード感で臨んでまいります。「宇陀市は全国の地方都市の先頭に立ち課題を解決する」という強い自負を持ち、「行政と民間との連携・協力」を力にして、職員と一丸となってチャレンジしてまいります。
2期目のスタートにあたり、宇陀に関わる全ての皆様にお願いがあります。「強い危機感」をぜひ私と共有いただきたい。宇陀市はようやく追い風を捕まえましたが、これまでどおりの取り組みで留まったり、次世代への投資を怠ると「消滅可能性自治体」へ加速度が増します。幾多の先人が築き栄えてきた宇陀市がこれから先も「持続発展する自治体」としてあり続けるために、この数年が勝負どころです。
将来を担う子どもたちに対してできること、高齢化の進展に対してなすべきこと、安心・安全の暮らしのためにできることを先頭に立って取り組みます。歴史文化、自然環境に恵まれ、ウェル・ビーインクな暮らしができる高原都市「宇陀市ここにあり!」と、皆様と成果を分かち合いましょう。市民の皆様には、今後とも格段のご理解ご協力を賜りますことをお願い申し上げます。