本文
平成25年9月26日午前10時開議
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本 進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
14番 |
山本新悟 |
15番 |
高橋重明 |
16番 |
小林一三 |
欠員(1名)
13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
副市長 |
井上裕博 |
教育長 |
石増次郎 |
||
総務部長 |
内田一哉 |
危機管理監 |
亀井一憲 |
企画財政部長 |
栗野 肇 |
企画財政部次長 |
森本彰一 |
市民環境部長 |
堂芝一成 |
健康福祉部長 |
森本彦司 |
農林商工部長 |
山本喜次 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
欅 啓典 |
教育委員会事務局参事 |
出口裕弘 |
水道局長 |
堤 正明 |
市立病院事務局長 |
吉岡義雄 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
谷口康夫 |
菟田野地域事務所長 | 西角政美 |
室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
議長(中山一夫君)
おはようございます。
議員並びに理事者の皆様には、御多忙のところ御参集いただきましてありがとうございます。
午前10時00分開会
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は15名であります。
定足数に達しておりますので、ただいまから平成25年第3回宇陀市議会定例会を再開いたします。
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第1、議案第30号、宇陀市保養センター美榛苑の経営健全化計画の変更についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました議案につきましては、本年第1回定例会で産業建設常任委員会に審査を付託され、継続審議となっており、今期に審査いただきましたので、産業建設常任委員長の審査報告をお受けいたします。
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
皆さん、おはようございます。それでは、産業建設常任委員会の報告をさせていただきます。
議席番号12番、山本繁博でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、産業建設常任委員会の報告をいたします。
平成25年第1回定例会で継続審議と決定された議案第30号、宇陀市保養センター美榛苑の経営健全化計画の変更についてを審査するため、去る9月11日午前9時30分から第1委員会室において、全委員と議長及び市長、副市長、関係職員の出席により開催をさせていただきました。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。
平成25年9月26日。宇陀市議会議長、中山一夫様。産業建設常任委員会委員長、山本繁博。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成25年第1回定例会で継続審議と決定された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をいたします。
議案第30号、宇陀市保養センター美榛苑の経営健全化計画の変更について、原案可決。
審査の経過については、私と市長の挨拶の後、議案の説明をしていただき、質疑に入りました。
委員各位からの主な質問や意見の内容については次のとおりでございます。
美榛苑をどの程度の規模で、どのように運営していくのかをしっかり把握した上で検討していただきたい。
集客力を上げて活性化をさせることに力点を置くことが得策ではないか。
借金を早く返すべきなどの質問、意見がございました。
委員会の中では、これら多くの質問、意見等ございましたが、3月議会、委員会での意見を受けて耐震診断や美榛苑の経済効果を調べているそういう形で進めているが、今の決算の状況からも、ある一定の財源があるときに早期に償還して新たに展開を模索したいなど、理事者側の答弁、説明で委員各位はおおむね御理解をいただけたものと考えております。その後、採決が行われ、可決すべきものと決定しました。
審議終了後、報告事項として、菟田野毛皮革産業振興公社寄附行為の変更について及び宇陀市6次産業企業誘致について報告を受け、午前10時17分に終了いたしました。
以上、簡単ではございますが、産業建設常任委員会の報告を終わらせていただきます。以上でございます。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、産業建設常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
失礼いたします。5番、上田でございます。先ほどの産業建設常任委員長からの美榛苑経営健全化に対する報告につきまして一、二点御確認をさせていただきたいと思います。
まず、第1回定例会に出されまして、そして継続審議になった経緯につきましては、美榛苑の耐震化についてどれほどの規模の改修が必要なのか、あるいは耐震設計値をもって今後の健全化の中で一定の説明を受けた後に健全化計画についての推進を見たいということでございまして、議会としては健全化計画を立てる以前にまず耐震設計を行うということで、たしか6月でなかったかと思いますけれども、補正予算を組まれて耐震診断をやっているのではないかなと思いますので、その結果をもって我々は報告されると理解しておりましたので、耐震の結果についての御報告が本日まだお聞きしておりませんので、耐震についての結果の報告をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(中山一夫君)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
今、耐震の調査をしていただいておるところでございます。今の経緯を申しますと、3月定例会で耐震の調査を条件に継続審議をさせていただきました。そして6月定例会で補正予算850万円を計上され、そしてこの6月定例会が最終を迎えるまでに、補正予算というのは、これは計上ができないというようなことで、それで6月定例会で計上されたわけです。そして計上され、今耐震の調査をしていただいておるところでございます。そして耐震構造云々はまだこの調査が終わり、それから考えていかなければならないと、私はこのように思っておるんです。そして現在そういう形で進めております。
そしてそれより何より、市長の一日でも早く借金を返したいという思いを踏まえ、本委員会で採択させていただき、そして原案可決とさせていただきました。そういう経緯でございます。
だから、これは調査をしていただき、そして調査費も上がってます。そして調査をしていただき、それから耐震構造をどのようにやっていくかということをまた審議をしていかなければならないと、このように思っております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
3月の定例会のときに継続審議になったのは、耐震診断を行っていただいて、その結果をもって経営健全化計画についての考え方を議会として示そうということではなかったんでしょうか。私もうここで3回しか質問に立てませんので、その耐震診断を待たずして、市長が早くお金のあるうちに借金を返したいというお話でもって議会がそのように決めたということで今報告があったように思いますけれども、借金を返すということで、じゃあ健全化計画ということは、すなわち美榛苑の十数億円あった一部借入金の返済をするだけの健全化計画であって、一体その経営そのものに対するいわゆる減価償却を含めた中での五、六千万円の見込み収入がなかったことに対する健全化計画というものは一切立てられてないわけなんですね。
そのことについての議論というものもないままに、今ここで耐震診断の結果を待たずして、議会としてじゃあお金を支出していくと。確かに、いずれお金はお返ししなければならんものではないかなと私自身は理解をしておりますけれども、その上で、じゃあ美榛苑の経営というものが今後いかほどの設備投資、設備の改善というものが見えないままに、やぶからに存続そして継続そしてリニューアルといった一定の方向に進んでいるのではないかなと。
22年でしたか、21年でしたか、健全化計画を出されたときには、宇陀市から出された提案の中には年間約数千万円の収入があるんやと、収入ができるんやと、そういう計画のもとになされたものが、今回指定管理業者からの3000万円、税込みでですね、実質は2900何がしのお金を収入としていただいておるという中にあって、じゃあ将来展望は一体どうなんだというのが3月の議会ではなかったかなと私は理解をしております。
したがいまして、今回耐震診断の結果を待たずして借金を返済される、原資がある間に返したいと、早期に返したい。決して我々は今抱えておる美榛苑の十億円余りの一部借入資金を決して踏み倒すわけでも何でもありませんけれども、美榛苑そのものがどういった経緯の中で今後立ち行っていくのか。私は売却も含めて、そして新たな業者に売却をした中でも経営はしていけるのではないかな、そういった経営努力というもの、そういった運営努力というものを私は市の中できちんと持っていただかなければならないのではないかな。
指定管理業者という位置づけの中で、仮に3000万円のお金が30年続いた中でやっと10億円の原資が生まれるということでございます。じゃあ、あのままで30年あの施設で使えるか、決してそうはいかない。そうすると、途中で必ずや設備投資あるいはリニューアル、そしてまた改築といった事態になるのではないかなと感じるわけでございます。そうすれば、今市議会としてきちんとしたスタンスを持って、その経営なり、あるいは施設の対応について臨むべきではないかというのが私の意見でございます。
したがいまして、再度お聞きしますけれども、耐震診断が仮に設備の取り壊しを求められるぐらいのものであった場合、同じような経営健全化計画のもとに経営されるんですか、それとも、そのときは一旦リセットして借金の返済をするような方法をとられるんですか。もしそういった借金を返済されるのであれば、起債の借り受けをできるようなそういった窓口もあるわけでございますので、そういったものも検討しなければならんという意味での経営健全化ではないかなと私は感じております。
ですから、やみくもに今どうしてもという、市長が借金を返すのには早い間からやらなきゃならんというのであれば、市長が町議会時代から一借りの部分について町議会の中でもきちんと美榛苑への繰り入れをきちんとされて、定年的に一定額を納めておれば、もう少し金利なりとも少なかったのではないかなと、金利だけでも助かった部分があったのではないかなと感じるところもあるわけでございます。
したがいまして、みんなで決めれば何も怖くないというような格好でずっと一借りを重ねていった結果、十数億円まで一借りが膨らんでいったということから、今回も将来負担額が300%までになっておるというような事態になっておるわけでございます。
今すぐにじゃあ借金の返済だけを考えるのであれば、借金の返済だけで私はいいと思いますけれども、そこに合わせて経営健全化ということであれば、あの施設が今後もますます経営としての立ち居をしっかりと求められるというようになるわけでございます。そうするのであれば、今の施設がどれほどの価値があり、今後どれだけの設備投資を要するのか、そういった試算だけでも我々は知る必要があるのではないかなと感じるわけですけれども、そういった点について2回目にもう一度委員長のほうにお尋ねしたいと、このように思いますので、どうかひとつよろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
また試算のほうは後日、当該課から聞いてもらうということにして、この耐震構造ですね、耐震の調査をしていただかなくては構造はできません。そして耐震調査ということに当たってもお金は要ります。予算を上げなければ絶対できません。
そういうような中で、この美榛苑というものの借金は榛原町時代からずっと継続をしていたものでございます。今になって早く返していくというのも、これもまたいかがなものかと私は思っておるんですけど、市長のたっての願いというようなことで、やはりその言葉を信頼をして、お金のあるときにということで、それだったら採決をとりましょうというようなことでとらせていただきました。
しかし、当委員会では、これが一番メインかと私は思っているんです。調査をしていただき、そしてどの範囲で耐震構造をしなきゃならないかということも絶対知らなければならない。そして知ってからまた審議をしていただくというようなことで、今上田議員が言われたように、一足飛びで耐震構造の調査はできません。だから、お金をちゃんと計上していただいた後に耐震調査をしていただきます。そういうことです。
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
今委員長のほうから耐震設計のお金がまだ準備できてないというような報告がございましたけれども、既に6月の議会で耐震設計予算800万円が計上されておって、あとは結果待ちの状況になっておるのではないかなと私は理解しておるわけです。
したがいまして、その部分が市役所のほうでどのような形で委員会のほうに報告されたかは私自身存じ上げませんけれども、今の委員長のお話をお聞きしますと、とりあえず経営健全化計画の中で耐震設計をやるお金もないからという話では、私はなかったかと思っております。
議長、3月そして6月と継続審議であり、そしてまた6月には3月の継続審議案件になっていた経緯も踏まえて、予算をつけられておるわけですね。その結果、まだ委員長のほうでは耐震設計のお金がないというように今報告の中での答弁をいただいておるわけですけれども、これ私3回目ですので、もう次質問できませんけれども、事実そうなんですか。私は既に6月議会で耐震設計にまつわる金額というものは補正予算の中できちんと確保したつもりでおりますし、理事者の皆さんもそういうお考えじゃないんですか。そうであれば、うなずいてくれますか。私、そうじゃないと次の言葉へ行けないんですけれども、6月議会で耐震設計の予算をまだつけてませんか。つけてるでしょう。ちょっと休憩して確認させてもらえませんか。私これ3回目やからね、もう座ったら次発言でけへんから。たしか6月議会で予算つけたでしょう、耐震診断ね。ついてるんですよ。
だから、その結果を私はもって次の健全化計画というものに対する判断ができるのではないかなと申し上げているわけで、その部分が何かあやふやになったままでは再建計画は非常に厳しいよというような部分の中で継続審議になっておるわけですから、なぜ今委員長から耐震診断のための予算をつけられておって、その結果が何で待てないのか。市長のたってのお願いということで、議会側がそのことをじゃあ丸のみして、審議が市長のお願いであれば何でも聞かなあかんのかというようなことでも私はないと思いますので、やはり議会としてただすべき部分の結果を待って私は判断をしていただきたいなと委員長にお願いしたいんですけれども、その点はいかがでしょうか。
これで私3回しかありませんのでね、発言は終わりますけれども、やはり耐震診断というのは800万円というお金をかけて調査するんですから、その結果をやはり議員がしっかりと確認した上で、私はこの健全化計画に対する物の見方というものを適正に判断したいと思っておりますので、どうかひとつその辺、耐震診断の結果、予算がついているのかついていないのかを含めて、なぜ耐震診断の結果を待ってから判断しようという議会の前回までのそういった意思が市長のお願い、いわゆる理事者側からの早期の返済ということで、予算がついておれば26年の3月31日までに返済さえすれば、予算としてはいつでも執行できるわけですから、耐震診断さえ適正にそういったことを進められれば決して予算執行に間に合わない話ではないのではないかなと思いますし、その予算につきましても、繰越金を含めまして十分に25年度分の相当額1億5000万円ですか、その分については充当できる部分というのは持っておるはずですから、何も慌てる必要も何もないと私は感じております。
したがいまして、今委員長が報告された、まず耐震診断のお金がまだついてないということについての確認と、そして数値が出ないままでやらなきゃならないほど、議会として理事者側の立場に立った物の解釈が求められるほど忙しいものなのか、その点について、ひとつ委員長のほうから再度御答弁をいただきたいと思います。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
再度上田議員の質問にお答えします。
3月定例会で継続審議になりました。そして6月定例会で委員会は継続審議となったわけです。まだこのときには予算ついておりません。なぜならば、6月定例会で最終日に採決をとっていただかなければならない。その採決の結果で可決すべきものとなれば、これで予算が初めて計上できます。だから、そのときにはまだ予算は上がっていなかったんです。だからまだ調査ということには至らなかったんです。
そして初めて予算が立てられました。そして850万円という予算が立てられ、そしてそれが800万円で耐震の調査をしていただきますというようにゼネコンですか、委託をしたわけです。そうした中で、今調査をされている途中でございます。そういうことです。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
山本新悟議員、ちょっと待ってくれますか。
委員長報告をしていただいたわけですが、上田議員の質問の中で耐震診断を待たずして何でぞと、こういう質問もあったと思いますので、その点も委員長、お答えいただけますか。ただいま上田議員の質問の中に、耐震診断を終わるまで待てないのかと、こういうような問い合わせがあったように思いますので。
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
耐震調査ですか、これは終わる終わらんの話じゃないんですよ。今始まったところなんですよ、違いますか。6月定例会でやっと予算がつきました。それでいろいろと耐震の調査をしていただくのに入札というのをやっていただきました。そしてそれが決まって、今やっと耐震の調査を行っていただいておるところなんです。
そして、上田議員と山本新悟議員は去年ですか、3月定例会まで産業建設常任委員会の委員を務められておりました。そういうことです。
議長(中山一夫君)
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
これ1回目の予算でついたと今答弁してもらったんやけど、2回目についてないと言うからややこしくなっただけのことで、耐震はできてないのは、まだ結果は出てないので11月に出ますのやろう。そやから11月を待って、これを待ってから予算の話をしたらいいんやけども、2回目の話がちょっと間違っただけで、2回目についてない言うたんでちょっとややこしくなっただけのことで、私はそのように解釈してるんやけども、これは話は、結果論は委員長が言ったとおりの話と思いますけれども、違いますか。2回目の話でややこしくなっただけの話と違いますか。そう思うんやけど。
議長(中山一夫君)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
2回目、6月定例会ですか、6月定例会で予算が計上されました。これで耐震構造をもう終わったというんじゃないんです。今から耐震構造の調査をしていただかなならんのです。そういうことです。今、山本新悟議員が言われたとおりでございます。
議長(中山一夫君)
よろしいですか。
ほかにございませんか。(発言する者あり)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
さっき言いましたやろう、どうして決めたんかと。報告でちゃんと言ったはずです。何言ってるんですか。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
1番、勝井太郎です。
1点確認させていただきたいんですが、3月議会での委員長報告の際、耐震化については大変重要なことであるということをたしか報告で述べられていたと思います。そのことを受けて産業建設常任委員会、当時、今とは委員の構成は違いますが、受けてしておりますので、そのときに決めたことについては大変重いと考えています。その上でですが、6月定例議会で耐震診断の設計をする予算が通って、今耐震診断をしているということでございます。
この健全化計画、提案されている案を拝見しますと、金額については明示はしておりませんが、改修の可能性についても十分書かれておりまして、今通しますと経営健全化計画に従って、仮にですけれども、耐震診断で出された金額が到底宇陀市として容認できないぐらい高額になったとしても、今提案されていますこの議案に従ってもし可決されていたら、当然どれだけ高額になっても提案してくる可能性が出てきます。予算委員会で3月提案されてくるでしょうから、そのときに修正するなり否決をすればいいという意見も十分あるということは理解もできますし、お金を今早くから返していくべきだということも理解はできるんですが、年度中での予算を執行するということを考えたら、この9月定例会で絶対しないといけないという理由にはならないと思うんです。
もし市長のほうから頼まれてやるというんだったら、議会そのものの存在意義すら問われかねませんし、経営健全化計画は誰のお金を使ってやるのかというと、市長のポケットマネーでやるわけでもなければ、私たち15人の私財からやるわけでもやっぱりないんですね。全ては税金から賄われますので、説明責任が絶対にできないといけません。もし今通って、仮にですけれども、容認できないほどの高額になった場合、私たち市議会は責任を背負う必要があります。そこまでのことをまずしっかり議論できたのか。
それと、5名の委員の中で、継続をして改めて考えるべきじゃないかという意見が出ていなかったかどうか、御説明よろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
今、勝井議員が言われたことに対して審議はしておりません。
しかし、市長の意向を通して尊重するも尊重しないも委員会皆さんの御意向だと、このように思っております。そういうことです。そのことに対しては審議しておりません。
議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
御答弁ありがとうございます。
私が確認したかったのは、継続するべきじゃないかという意見が委員から出なかったかということでして、審議したかどうかではなくて、要するにあったかどうかなんです。議事録確認したらわかることですので、もうどうしてもわからないということでしたら、とめていただいて、議事録を全部起こしていただいて確認しても構わないと思います。
このことはそれほど重たいことだとやっぱり思うんですね。幾らお金を使うかわからないけれども、一応の方向を出すか出さないかというところでして、工事をしてはいけないということを言いたいわけではありません。耐震診断をするなと言いたいわけでもありません。ただ、美榛苑は今現在15億円近い一時借入金があります。もしですけれども、建てかえをしなければいけないとなって、温浴施設ですから莫大な投資が必要になります。宇陀市の財政が28年から縮小することがわかっている中で投資ができないとなったら、今までのこの健全化計画全部見直して破綻処理すらしないといけない可能性すらあります。そういう大変重要なときです。
市長が頑張ると言っても、市長がどれだけ頑張っても、売り上げが上がるということは全く別の話なんですね。何かあったときに市長が全私財をなげうって美榛苑にお金を払ってくれるかというと、全くそんなことはありません。ましてやここにいる全員がそういうこともできないんです。理性的に物を考えて、幾ら必要で、今後美榛苑どうやっていくのか、そのために私たち市民はどれだけのお金を負担をしてやっていくのかということを理性的に議論しないといけない場であると思います。
改めてお尋ねしますが、継続してやっていくという選択肢も十分にあった中で、借入金を返すという1点だけですと、住民の皆さんに理解いただくことは難しいかなと考えます。改めてですけれども、もしですが、通った後、容認できない場合は産業建設常任委員会として責任を持って今後追求していったり、もしくは予算審査特別委員会の場などで予算執行について当然とめることであったりとか、予算についても減額修正をするという可能性すら今後出てきます。そういうことを一切縛らない形で今回審査していただいたということでよろしいですか。
これ、今回健全化計画が通ったからということで、際限なく美榛苑に金つぎ込む道だけは絶対開いたらいけないんですね。そこだけは確認しておかないといけませんし、仮に議決したら、これ美榛苑の経営計画ですから、そのとおり当然執行機関はやります。議会としての意思は、今議決をしたことに応じて耐震診断を行って、ちゃんと必要な補修を行えということを市民の代表たる私たち市議会が決めるということになりますから、これは当然予算も来たら次、可決しないといけなくなります。そういうように今後の予算審査特別委員会の審議であったりとか市議会の議決に影響を与えないような議論というのはしっかりされているかどうかですね。そしてそこのところがないと、産業建設常任委員会の意思が市議会の意思ではありませんから、市民への負担をどう軽減するのかだったり今後のまちの中で大事なことですので、そういう議論をされたのか。
されてなかったらされてないの説明で結構ですが、ただ、少なくとも議決をするということがどれぐらい重いかということをわかった上で恐らくされているとは思いますが、そのあたりですね。今後の予算の執行について、それから来年度以降の予算執行についてしっかり責任を持ってやっていく、そういう議論がありましたかどうか、御答弁よろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
勝井太郎議員の質問に再度お答えします。
今言われた言葉は委員会を超えた言葉と思います。私は産業建設常任委員会の委員長として、委員の皆さんの意見も聞き、そして代表してこうして話をさせていただいております。そして報告をさせてもらっているわけでございます。
そうした中で、この委員会でいろいろな審査をする中で発言されていないことは報告では言えません。だから、今勝井議員が言われたことに対しては審議はしていません。
議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
発言がなかったということでございます。
そこはぜひもう一度産業建設常任委員会のほうに戻していただいて議論いただけないかと思うんですね。住民の負担どうするかだったり今後の予算どうするかというのを、これもし議論せずに来てたら大きな問題だと思うんですね。
特に3月議会での継続の決定は大変重たいもので、それは決して市長に何か一時的にペナルティーを与えておどすこととかではなくて、住民への負担を軽減することだったり、ちゃんとしたルールに基づいた行政執行を求めることだったはずだと思います。
そのことが飛んでしまって、市長が土下座をしようが何をしようが、だめなものはだめなんですね。ならぬものは、やっぱりならんと思いますので、これは御答弁できるかどうかわかりませんが、ただ、今の現在の説明だけをいただく限りでは、合理的に美榛苑経営健全化計画を原案どおりそのまま修正も一切せずにするという論拠にはならないかなと感じますので、改めて差し戻していただいて産業建設常任委員会のほうでもう一度議論いただいたらいかがかと考えます。
以上です。
議長(中山一夫君)
答弁よろしいですか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
4番、井谷でございます。
今されている委員長報告に対する議論というのは、要はこのまま今この採決に移った場合、仮に採決はこの議案第30号に対する採決になってきますよね、これは当たり前ですが。ですが、今言っていることは、この内容そのものを賛成する、反対するということではなくして、委員長報告ではそういうのがなかったというような話なんですが、要するに耐震診断を待って幾らぐらいの耐震設計、耐震改修をするのであれば幾らぐらいかかるのかというそういう想定を試算を待たずして議論、やはりそれを待って今後美榛苑をどうしていくのかというとき本当に最終的な思い、結論を出さないといけないその段階の根拠というのがまだ示されていない段階で、これを採決を何でしなければならなかったのかというところをお尋ねされているわけですよね、話として重複するかもしれませんが。ですから、この9月議会で採決をしなければならなかったのであれば、じゃあどうして採決をしなければならなかったのか。その診断の結果を待って、例えば12月でできなかったのかというそういう今の議論やと思うんですね。
ですから、ここで勝井議員のほうは委員会に差し戻してという話もありますし、上田議員にしましても、この議案そのものの反対、賛成ということをおっしゃっているのではないので、その辺ちょっと議長のほうで話を整理していただいて、どういう形で運営また採決にするのかというところをもう一度ちょっと検討を暫時休憩でもしていただいて、議長のほうで采配いただくことが望ましいのではないかと考えております。
以上です。
議長(中山一夫君)
ここでちょっと暫時休憩いたします。
午前10時43分休憩
午前11時05分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
山本産業建設常任委員長から発言を求められておりますので、許可いたします。
12番(山本繁博君)
今までいろいろな質問ありがとうございました。
しかし、当委員会は付託された議案を一生懸命審議したわけでございます。その結果、なぜ9月定例会、この定例会の中で採決したかと申しますと、耐震構造11月ということになっております。また、11月になれば金額が出てきます。金額が出てきたならば、それに対していろいろと審議をしていただかなければなりません。だから委員の意向も聞き、そして採決ということに至ったわけです。
そして今回はいろいろな意見が出てますので、委員長報告に対して議長、採決をしていただきますようによろしくお願いを申し上げておきます。
議長(中山一夫君)
委員長から報告がございましたが、このまま質疑を続けさせていただきます。
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、これをもちまして質疑を終結いたします。
議案第30号、宇陀市保養センター美榛苑の経営健全化計画の変更については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第30号は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程第2、議案第44号、宇陀市税条例の一部改正についてから日程第5、議案第53号、工事請負契約の変更についてまでの4議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました4議案につきましては総務文教常任委員会に審査を付託しておりましたので、総務文教常任委員長の審査報告を受けます。
5番、上田徳総務文教常任委員長。
5番(上田徳君)
おはようございます。議席番号5番、総務文教常任委員会委員長、上田でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。
本日は爽やかな朝、室生中学校では中学生の運動会が開かれておりまして、本当に爽やかな気分で本議場に来させていただきました。
それでは申し上げます。
去る9月12日午前10時から第1委員会室におきまして、委員5名全員の出席と市長、副市長、教育長、総務部長、危機管理監、企画財政部長、企画財政部次長、教育委員会事務局長及び関係職員の出席により、9月6日に付託されました議案を審議するため総務文教常任委員会を開催いたしました。その結果を委員会審査報告にて報告をさせていただきます。
お手元の審査報告書を御参照ください。
平成25年9月26日。宇陀市議会議長、中山一夫様。総務文教常任委員会委員長、上田徳。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成25年9月6日に付託されました議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をいたします。
議案第44号、宇陀市税条例の一部改正について、原案可決。
議案第46号、宇陀市督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正について、原案可決。
議案第52号、工事請負契約の変更について、原案可決。
議案第53号、工事請負契約の変更について、原案可決。
以上でございます。
審査内容の主な点については次のとおりでございます。
議案第44号、宇陀市税条例の一部改正については、寄附金控除に関するその指標と方針について。市外法人への寄附に対する県下の状況についての質問及び公益社団法人、社会福祉法人、学校法人等への寄附行為は控除対象になる。この変更等について市民にわかりやすい広報の要請、要望などがありました。
議案第46号、宇陀市督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正については、各市税の市の使用料等について、その延滞金に対する考え方やその行使について意見が多くありました。
議案第52号、議案第53号、工事請負の変更については一括審議を行い、議案ごとの採決を行いました。審査内容は技能労働者の労働単価の変更に関する質問、技能労働者へ変更額を正しく配分される仕組みの質問、その工事変更する経緯やその考え方、当初の設計根拠などの意見が多くありました。
それぞれの付託案件に対し、報告以外の質問や意見、要望がありましたが、おおむね委員の理解をいただき、今回の付託議案につきましては、全員一致で可決しておりますことを御報告申し上げます。
付託案件の審査の後、宇陀市の喫緊の課題である防災行政無線システム整備計画の報告について、近畿日本鉄道からの申し出の報告について、教育効果を上げる学校の適正規模と配置についての3件の報告を受けております。大変重要な案件であるので、詳細に説明をさせていただきます。
まず、防災行政無線システム整備計画の報告についてであります。
現在運用している防災行政無線設備は旧4町村において整備されたものであり、異なる四つの設備をそれぞれ単独で使用しているため、市内への統一した情報発信を一斉に行うことができないほか、機器の老朽化や故障の増加などの問題が生じております。また、国の施策により無線電波をテレビと同じデジタル方式への転換が求められていることもあり、多様化する情報伝達手段に対応する機器への変更が必要となっております。
これらの状況を踏まえ、宇陀市防災行政無線デジタル化整備検討委員会にて種々検討を行った結果により、既設のデジタル化更新と同一設備化を行い、緊急時には複数の設備が連動して全市一斉に情報伝達できるシステムの構築を計画しておられます。
このシステムの整備内容は、現在の設備にかえてデジタル防災無線を主幹設備として、緊急時には、まず屋外に設置されたスピーカーによりサイレンを吹鳴して緊急事態を全市一斉に知らせます。サイレンの吹鳴と同時にCATV、自主放送うだチャンにて、文字や画像や緊急情報を表示するとともに、屋外でおられる方々に対して屋外スピーカーの音声放送、安全・安心メールの携帯電話への配信など複数の情報伝達方法を同時に起動するものです。
また、市が指定する避難所へは市役所との音声通話設備を設置するとともに、地区一時避難所には室内で市役所からの情報が聞き取れるよう戸別受信機を設置します。同時に、移動系の無線装置を整備して市内全域での通話を可能とし、消防団員や市職員の災害活動や避難所などへの連絡手段に役立ててまいります。
整備計画のスケジュールにつきましては、本年度において実施設計を行い、平成26年度から平成28年度の3カ年で設備工事を行う計画となっております。
最後に、年度内にこのシステム設備に関する住民説明会を行いますので、御理解、御協力をいただきますことをとのことでございました。
次に、近畿日本鉄道株式会社からの申し出の報告についてであります。
近畿日本鉄道株式会社の置かれている状況として、輸送人員は平成3年から平成24年の21年間で約29.9%の減、旅客収入は平成8年から平成24年の16年間で27.6%の減となっており、奈良県の沿線人口予測は今後の30年間で25%減が予測されている現状とのことでございます。
近鉄の駅係員無配置化計画については、1日の乗降人員が3000人以下の駅を対象に平成22年度から順次行われております。平成24年度までの奈良県下20駅が実施され、今年度、25年度の計画は9駅で、うち宇陀市内の室生口大野駅と三本松駅の二駅が対象となっております。他の7駅は桜井市大福駅、橿原市橿原神宮西口駅、高田市浮孔駅、葛城市磐城駅及び当麻寺駅及び二上神社口駅、そして田原本町、川西町かな、石見駅でございます。
この無人化に当たって近畿日本鉄道株式会社の対応は、巡回係員を配置し、体の不自由なお客様の乗降手伝い、団体乗降時対応に駅務機器、駅舎、トイレ等の設備の状態確認、異例時の対応を行うとのことです。また、自動改札機、自動券売機、自動精算機を遠隔操作できる3遠隔監視システムを導入し、お客様からインターホンにより呼び出しを受けた際は、監視駅となる榛原駅の係員がカメラの画像を確認しながら遠隔により対応し、さらにはカメラの画像を録画して安全配慮をするとのことです。
特に車椅子等乗降時に介助が必要な場合には、事前に榛原駅に連絡するか、インターホンにて申し出て、巡回係員の派遣を待つとのことです。今後25年12月上旬に各駅にてお客様にポスター掲示による予告を行った後、12月下旬に無配置化を実施するとの近鉄からの申し出でございます。近鉄からの地元住民への説明会等の開催はされません。
市はこの申し出を受け、障がい者対応に不備が生じること、案内やトラブル対応ができない、観光客の利便性が損なわれるなど、この駅係員無人化は受け入れられないものであり、現状維持を求める要望を行う予定であり、また関係する橿原市、桜井市、大和高田市、葛城市とともに近畿日本鉄道へ9月末に要望活動に行くとのことがありました。これについては本日午後、副市長が他の市町村の代表とともに行かれるということでございます。
最後に、教育効果を上げる学校の適正規模と配置についてであります。
いわゆる適正規模の学校とは、小学校、中学校とも12学級以上18学級以下を標準としており、小学校ではクラスがえのできる規模、中学校ではクラブ活動等の種目を一定数維持できる規模と言われております。
しかしながら、過疎化、少子化に伴い、児童・生徒の減少は宇陀市においても例外ではなく、小・中学校の小規模化が顕著になってきております。
具体的には、宇陀市の児童・生徒数は合併した平成18年度から比較すると平成25年度では529人減少し、率では19.5%減少しております。とりわけ室生地域の児童・生徒数は平成18年から25年の対比で64名減少し、率では26%減少となっております。宇陀市全体の減り方よりも急激に減っております。さらに平成31年度では、平成18年度の246人から124名減少し、50.5%の減少となります。また、室生東小学校の平成25年度入学児童数は7名で、うち1名が女子児童であり、男女間の隔たりが顕著にあらわれています。
学校の小規模化は、きめ細かな指導が受けられるという長所がある反面、人間関係の固定化、社会性やリーダー性の育成が困難になるなど短所が考えられます。小規模校のメリットであるきめ細かさは小規模でなければならないというものではなく、普通規模、大規模校においても工夫によってできるものと考えられます。その反面、デメリットについては、小規模校であることによる固定的な制約が多いと言えますと伝えられております。
さらに、教育条件や教育環境に不均衡が生じるようになり、こういった課題の解消が急務になってきております。
以上の観点から、小規模化した学校の中で、児童数が極めて少なく100人を下回ることが予想されています。室生地域の2小学校を室生西小学校に統合することとし、その考え方は次のとおりでございます。
まず1番目は、大野地区の児童数は室生地域全体の44%であり、通学の負担が軽減されるということです。
2番目に、室生東小学校は児童数77名で、うち徒歩通学者は7名、児童の大半がスクールバスで通学しているため、西小学校に統合して後の通学による影響は少ないものと思われます。
3番目に、校舎、運動場は室生東小学校よりも広いことです。
4番目に、中学校との連携教育の効果が期待できる。
最後に、耐震補強推進計画に基づいて体育館を改築できるということです。
今後室生地域の皆様に丁寧に説明を行い、保護者、学校、自治会の皆さんの意見を踏まえながら、教育効果を上げるために適正な規模となるよう小学校の再編を行っていきたいということでございました。
以上の3件の報告を受け、その他に奈良県広域消防組合の設立について、その時期が当初の本年、平成25年12月だったものが平成26年4月に変更になったこと及び平成25年9月11日に報道発表のあった職員による人身死亡事故による懲戒処分についての報告を受け、その後、全委員のおおむねの理解を得て午後4時30分閉会いたしました。
以上で、総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、総務文教常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
山本です。
今委員長報告、より具体的に報告していただきました。その中で、報告事項の中で近鉄の駅舎の無人化ということで連絡がございました。このあたりを審議内容がどうであったのかということもちょっと聞かせていただきたいなというように思います。
過疎化が進んできて非常に乗降客が少なくなったと、これは現実であろうと思います。
しかし、御承知のように室生寺という観光施設を持った駅ということで、若干の危惧もします。といいますのは、市役所の中でも駅前整備ということで取り組んでいただいております。そのあたりの整合の問題。それから特に駅については非常に段差がきついということで、障がい者に対する、いわゆる弱者に対する配慮がどこまでどのような論議をされておるのかな、さらには防犯対策あるいは事故対策、あそこの場合、特に東向きですか、カーブになっておる関係上、非常に電車と駅というのか、おりたところがあいているというようなことであります。そういう緊急時、先ほどの話の中で、駅のほうから担当者が飛んでくる。それで果たして転落防止もなされない今の状況の中で、どのような形で来るのかな、こんな思いがいろいろされるわけですけれども、今言いました防犯対策や事故対策や緊急時の対策あるいは障がい者に対する問題、そして観光地である多くの人たちが時期を選んでではあるわけですけれども、そのあたり、近鉄が計画を立ててきたことをどうにもならんというようなことで終わっておるのか、行政としては副市長がきょうですか、その対策について陳情等やっていただくようでありますけれども、議会としてどうなのかなというような、ちょっと今聞かせていただいて思いがしたわけでございまして、そのあたりも論議されたのかなということを若干お聞かせ願いたいと思います。
議長(中山一夫君)
上田徳総務文教常任委員長。
5番(上田徳君)
山本議員の質問にお答えしたいと思います。
本件につきましては、近畿日本鉄道のほうから総務企画のほうに説明に来られ、そして対応されているということでございます。
報告にもございましたとおり、1駅について1日の乗降客が3000人を下回る駅については無人化を進めておるということでございます。ちょっと企業名は忘れましたけれども、1社は1日に5000人以下については無人化をする、南海電車につきましては、1日8000人以下のところは全て無人化にしていくというような提案をそれぞれの自治体に出されておるという実態でございます。
先ほど山本議員のほうから御心配の質問点ございましたけれども、まさしくそのとおりでございまして、そのことにつきましても委員会としましてはお聞きをしておりますけれども、何せ相手が企業ということで、具体的に今後宇陀市のほうも関係する市町村、桜井市、それから橿原市、大和高田市、それから葛城市とこういったところと連携をとりながら、この無人化計画についての善処を求めていきたいということでございまして、今市の対応としましては、この無人化計画は到底受け入れられるものではないというスタンスを持っておっていただくわけでございますけれども、なかなか企業との話し合いということになりますと、それだけではいかない部分も多くあろうかと思います。
それで、心配されております例えば事故時の問題、特に無人になるということで、乗降の際の体にふぐあいを持っておられる障がい者等が車椅子でおりられた場合どうするねんというようなことにつきましては、まず1点目は、事前に乗られる場合については御連絡をいただきたい、そうすれば係員を派遣しておきますということと、それから、おりられるときにつきましては、乗られるときはわかりますので、そのときにもう駅員が最寄りの駅、すなわち榛原駅にて連絡をして駅員を事前に配置するとかいうようなことで、おりる部分については近鉄側は最寄りの乗車される際に確認ができますので、取り越し苦労はあるかなと思いますけれども、何とか対応できても、地域の方々、すなわち三本松の駅、室生口大野の駅から乗られる際に、事前にきょうの何時何分の電車に乗らなあかんというそんな不便なことがあっていいのかという話は委員会でもしておりました。
しかしながら、突発的なものにつきましては、次の電車になるなりなんなりの格好になってくるというようなことで、そこら辺のことについても今後しっかりと議論をされるということでございます。
今回につきましては、こういった形で近畿日本鉄道の経営方針の中で3000人以下の乗降客の駅については駅員を廃止するという案を受けておるというような情報提供を含めて、しかもこれが何ら事前通告のないままに当該の12月ごろにポスター掲示によってされるということもございまして、これは委員会としても慎重に取り扱って、そして事前に近鉄側との交渉ができるものについては行政の責任においてきちんと詰めていただくというようなことをしていかなければならんと考えております。
したがいまして、これは今回だけではなしに、本日午後それぞれの市の代表者とともに近鉄本社の小林社長のほうにお会いいただくということもございますので、そういった中でひとつ情報をいただきながら、さらに中身については検討及び深い中身の考え方というものに精通をしていきたいと、このように考えております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
ありがとうございます。
企業の経営方針ということで、これは一定理解もしていかなければならんのと違うかなという思いはございます。
しかしながら、行政が目指すいわゆる過疎地域に根差す交通再生計画等々を行政もやっているわけですけれど、加えて今後はそういう方向についても、いわゆる弱者対策も含めてですけれども、観光立市という形の中で、今後はやはり交通体系の見直し、一方的な奈良交通であってみたり近鉄であってみたり独占的なそういう企業が自分ら会社の思いで我々行政に押しかけてくるというような状況がございますので、これをもってやっぱり行政としてしっかりと受けとめながら、交通体系をしっかりしていかなあかんの違うかなとこんなように思いますし、今総務文教常任委員長のほうからも御案内ありましたように、委員会としてはもうそれ以上の取り組み方はないわけですけれども、議会としても、やはり行政とともにそういう機会を持ちながら、地域の人たちの不便を何とかしていくという思いを今後も続けていただきたいし、続けていかなければならんと私は思っておるところでございます。
委員会の報告、御苦労さまでございました。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、議案第44号、宇陀市税条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
討論はないようですので、なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第44号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第46号、宇陀市督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第46号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第52号、工事請負契約の変更については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第52号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第53号、工事請負契約の変更については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第53号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程第6、議案第43号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてから日程第9、陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書についてまでの4議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました4議案につきましては福祉厚生常任委員会に審査を付託しておりましたので、福祉厚生常任委員長の審査報告を受けます。
11番、多田與四朗福祉厚生常任委員長。
11番(多田與四朗君)
議席番号11番、多田與四朗でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、福祉厚生常任委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は9月6日の今期定例会第2日目で付託されました議案第43号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第45号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第47号、宇陀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、そして陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書について、以上の4議案について審査するため、去る9月9日午前10時から市議会第1委員会室において全委員と議長、理事者側より市長、副市長、市民環境部長、健康福祉部長、市立病院事務局長初め関係職員並びに陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書についての審査のために紹介議員として高見議員、参考人として陳情者を代表して提出代表者2名の出席により福祉厚生常任委員会を開催をしましたので、その報告をさせていただきます。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書のとおりでございます。
福祉厚生常任委員会審査報告書。
本委員会は、平成25年9月6日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をいたします。
事件番号、件名、審査の結果の順に御報告をいたします。
議案第43号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第45号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について、原案可決。
議案第47号、宇陀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、原案可決。
そして陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書について、不採択。
審査の経過につきましては、9日の午前10時に開会し、私と市長の挨拶の後、付託された各議案のそれぞれの質疑に入りました。
議案ごとに委員各位から出されました質問や意見について説明を申し上げます。
まず初めに、議案第43号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。
委員各位から出されました質問や意見の内容につきましては次のとおりでございます。
一つ、求人広告紙や人材派遣をしている会社と組んで宇陀市が新しい公立病院の医師の紹介のモデルとなるような取り組みを検討してはどうか。
二つ目、現在いる医師と、この非常勤の医師との給与の差額はあるのかないのか。
次、年齢の上限はあるのか。
以上の質問、提案に対しまして、答弁は以下のとおりでございます。
非常勤医師は医局をやめた医師、この場合の医局は奈良県立医大でございます。医局の意向ではなく、みずからの意思で勤務先を選ぶ医師をターゲットとしている。扱いは非常勤であるが、夜勤など常勤医師と同じ勤務をしていただく。当直業務ができる40歳代から50歳前半ぐらいまでで、できれば30歳代の先生と希望している、考えている。ただし、スキルの高い医師で病院として必要であれば、60代の先生でもやぶさかではないと。
確保に向けて専門求人誌、人材紹介会社を通じてアプローチをしていくと。
年俸につきましては、資格加算、事情加算、業績加算の加算が上限300万円までできるので、現在の常勤医師と差はつけていくという考えでいると。ただし退職金はないと。
議案第45号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について、質疑はございませんでした。
議案第47号、宇陀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について。
委員各位から出されました質問や意見の内容につきましては次のとおりです。
一つ、新たに精神科が新設されるが、医師の確保はできているのか。
一つ、現在対象となる患者の数は何名か。
一つ、認知症もしくは認知症の疑いのある入院患者の入院中のケアはどのようになるのか。退院後についても、きちんとケアを受ける体制はできているのでしょうか。
以上の質問、提案に対しての答弁は以下のとおりです。
目指す体制として、常勤医師を26人と考えておると。その中に精神科の1名の確保も含まれており、医大と交渉し、精神科について調整がついた。今は月2回だが、将来的に常勤医となるよう交渉していく。
整形等で入院した場合、環境の変化により一時的に認知的な症状が出る患者さんは相当数いる。病棟の看護師に負担がかかっているケースもあるので、精神科により薬を処方してもらうなりして看護師の負担を軽減する狙いもある。
入院患者数のうち何人が精神科の受診が必要なのか、実数はつかんでいないが、対象患者がないということはない。
治療を終えた後で、どのようにもとの生活に戻ってもらうのか、病院としてどのようにかかわっていくのか、精神的心のケアを含めた形をどのように在宅ケアにつなげていくかは、まだ今後の対応であると、しっかりと考えていきたいということでございます。
ここまでが市長提出の条例案に対する審査の報告でございます。理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解いただけたものと思います。
最後に、陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書についてを報告いたします。
まず、陳情者である参考人より陳情の趣旨を聞いた後、保険年金課長より国民健康保険税の計算の仕方や減免制度等について説明を受け、その後、委員より参考人に対して質問を行い、参考人の意見聴取を行いましたので、その主な内容について説明をいたします。
参考人から述べられた陳情の趣旨については以下のとおりでございます。
本年4月16日、新年度に入りまして4月の16日、市に対して国民健康保険税の値上げを白紙撤回するように請願をした。提出して以降、回答がなく、議会から促してもらうべく陳情した。
税金や公共の負担すべきものは国民の義務として当然負担しなければならない。財政的に上げざるを得ないということであるが、市民に対して説明が不足していたと考える。急激に上がった方に何か手だてがないかというのが陳情のおおむね趣旨でございます。
これに対しまして委員よりあった質問は次のとおりです。
一つ、国民健康保険には低所得者に対する減免措置がある。この陳情は現役世代中所得者の負担軽減を主眼に置いているということなのか。
参考人からの意見は次のとおりでございます。
減免を受けても負担増になっている。国保特別会計は保険税が占める財源の割合は2割程度で、残り8割は国からの公費や一般会計からの繰り入れ等である。保険税を上げるよりも一般会計から繰り入れるべきである。
二つ目、質問のほうです。
これから先、高齢者がふえていく。医療費はふえ続け、単独での維持が困難になっていく。陳情には広域化への危惧が書かれている。宇陀市単独で国民健康保険を維持していくべきかどうか、考えているのか。
これに対する参考人の答えは次のとおりでございました。
広域化というのは奈良県が27年度、この保険組合を広域的、県一で進めていくということでございます。広域化について原則反対。身近な行政が主体となってやるべきである。
次の質問は、なぜ陳情者の数が少ないのか。陳情の趣旨を考えると、もっと人数が多くてもいいはずだ。
これに対する参考人の答えは次のとおりでございました。
陳情書をつくったのが提出日の2日前。短期間だったので身近な人だけになった。
以上の質疑の後、委員各位の意見表明がございました。
一つ、陳情が出たという事実は執行側も理解しているものと考える。どのような結果になっても我々も意向を受け継ぎながら今後取り組んでいきたい。我々というのは議会でございます。
一つ、国民健康保険加入世帯約5800世帯のうち約4800世帯が減免対象とのこと。年収400万円以上の世帯数は約200世帯。一定の負担力もあると考えられる。
その後、国民健康保険料を下げることで支援するよりも、商売をしている方なら所得を上げる支援などが行政として必要ではなかろうかと。
一つ、本来ならば、二、三年前から上げるべきところを基金を取り崩してやってき、それがなくなったので値上げとなった。現状の保険料額は他市に比較しても特別突出して高額ではない。一般会計からの繰り入れについては、社会保険加入者からすると二重負担となるので、公平性から見ていかがなものか。
このような委員からの意見が出ておりました。
最後に採決の前に、参考人から国保の財政状況の説明も不足していたと。急に上がって大変な方に相談窓口を設けてほしいとの意見がございました。
以上の意見交換の後、紹介議員の高見議員より、保険税値上げには激変緩和措置が必要であるとの意見が述べられました。その後、採決が行われ、陳情については不採択と決定をいたしました。
全ての議案審査の後、その他の事項として健康福祉部長からしらゆり保育園新園舎建設事業の進捗状況についての説明を受け、9月9日午後0時42分に閉会をいたしました。
以上で、福祉厚生常任委員会委員長報告を終了いたします。ありがとう。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、福祉厚生常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第6、議案第43号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第43号は、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第45号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。(「議長」と呼ぶ者あり)
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
今、傍聴席のほうから写真を撮影されておりますが、まず議長は写真撮影の許可はされておりますでしょうか。傍聴規則には許可なく写真を撮影することを禁じると書かれておりますので、もし許可ない場合は傍聴者の退席を含む処分をぜひお願いしたいと思います。入り口の看板をごらんください。
議長(中山一夫君)
傍聴者の撮影は禁止しております。
許可しておるのは報道関係者のみです。撮影しておる方の退場を命じます。
〔傍聴者から多くの声あり〕
議長(中山一夫君)
今、カメラで、撮影された方、そういうことに決まっておりますので、退場願います。
暫時休憩いたします。
午前11時56分休憩
午後0時03分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
傍聴人の方に申し上げます。
傍聴規則第7条の規定により、規則正しく静粛に傍聴するようにお願いいたします。
日程第7、議案第45号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第45号は、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第47号、宇陀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第47号は、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
賛成討論、よろしいでしょうか。
議長(中山一夫君)
この場合は賛成討論から。
2番(高見省次君)
通告もさせていただきましたので、ただいま議長の許可をいただきまして、陳情第15号、宇陀市国民健康保険税に関する陳情書に賛成の討論をいたします。
本陳情の内容は、本会議2日目に提案理由説明いたしましたとおり、本年4月から宇陀市国民健康保険税が引き上げられたことに関し、住民の急激な負担増を緩和するための激変緩和措置の実施です。
本陳情書は福祉厚生常任委員会に付託され、9月9日、同委員会で審議されました。
まず、本委員会におきまして、陳情者2名が参考人として出席し、意見を述べる機会が与えられましたことは、住民に開かれた議会を目指す議会改革に沿った措置として高く評価したいと思います。
陳情者からは、さきに市に対して行った請願書に対する回答がないこと、実際に保険税の徴収が始まり、余りに負担増が大きく驚いている市民の具体例を挙げて、激変緩和措置を議会から市に求めてほしいとの趣旨が述べられました。これを受けて、委員と参考人の間で質疑が行われ、所得差による影響の違い、引き上げの経過における説明責任、引き上げ幅の大きさ、広域化を含め、国保制度全体の課題、一般財源を繰り入れた場合の被用者保険との公平性など、重要な論点について意見交換がなされました。審議の後、採決が行われ、本陳情書は委員会として不採択となったことは先ほど委員長が報告されたとおりです。
しかし、今回の国民健康保険税の引き上げにつきましては、これまで指摘しましたとおり、その行政運営に多くの課題がございます。国保財政運営において将来を見据えた計画性が見られないこと。引き上げを決定する過程において、市民への説明が不十分だったこと。大幅な引き上げに際して行政としてとるべき激変緩和措置を講じていないこと。住民負担に見合った実効性ある医療費抑制策が講じられていないことであります。
今回の国保問題は宇陀市の行政運営の課題を象徴しております。このままで私たちは住民の代表として責任を果たしたと言えるでしょうか。保険税徴収が実際に始まり、住民は負担増を実感し始めております。食料費や燃料費が上がる中、来年4月に消費税が8%に引き上げられることも決まりました。そうした時期に保険税引き上げが住民生活に与える影響を決して過小評価すべきではありません。
委員会で提案者として申し上げましたが、激変緩和措置については宇陀市だけで議論されているわけではありません。国民健康保険制度の広域化を検討している奈良県も保険料の統一化に向けて各自治体が激変緩和措置を講じるよう方針を示しています。一般会計からの法定外繰り出しにつきましても、全国的に多くの自治体が保険料の負担緩和を目的として既に実施しております。そうした状況を踏まえ、宇陀市も激変緩和措置を真剣に検討し、実施すべきだと考えます。
議員各位におかれましては、ぜひ生活者の視点に立って本陳情に御賛同いただきますよう心からお願い申し上げまして、賛成討論といたします。よろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
反対討論ございますか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
反対の立場から討論をいたします。
この陳情を福祉厚生常任委員会の副委員長をしておりますので、実際に陳情者の方からお話を伺わせていただきました。その意見交換の中で感じたことであったりとか、この陳情を福祉厚生常任委員会に付託をしていただいた後、平成18年合併当時からの議事録も全て読み返してみまして、この国保について議会としてどのような議論をしてきたのかであったりとか、逆に行政に対してどのようなことを求めてきたのかも確認をしてまいりました。
今まで、合併をしてからもうすぐ8年でございますが、市議会として激変緩和を求めるような話があったのかというと、実はなかったというのが実情でございます。一般質問の中や質疑の中であったことは、基金をできるだけ取り崩し続けて国保の値上げをするべきではない、逆に言うと、国民健康保険税を極限まで上げるなということを言っていたことが多かったり、むしろ基金を活用して国保税そのものを下げるべきだという議論をされていました。
一方で、合併をしたときにあったお金というのが大体7億円ぐらいですが、そのお金は何のためにまず積み立てられていたのかということも確認しないといけません。
これは本来、国保税のお金を下げるためのものではなくて、大規模災害であったり新型インフルエンザのような大規模な感染症が発生をして、この宇陀市内にたくさんの傷病者が発生をして一時的に大きな負担を国保会計がしないといけなくなったときの本来は備えとしてあるものでございます。例えば台風が来るであったり地震が起きる、そのような大規模な感染症が宇陀市を襲ったときの備えであるはずでしたが、それがなぜか議会の議論の中であったり、もしくは理事者の中での議論の中で取り崩しに向かっていったということ、これは素直に反省をしないといけないことですし、そのことを議会として指摘ができなかったことについては素直に反省しないといけないと思っています。
逆に言いますと、平成22年ぐらいから国民健康保険会計の基金というものはなくなりつつありましたから、本来であったら22年、23年、24年、25年ぐらいで少しずつ段階的に引き上げをしていくべきでしたが、その段階的引き上げの分を全て住民に還元をした形にして一気に上げたということなんです。本来だったら、国保の基金をもう少し残した形でやっていくべきでしたが、そのような決断をしたということです。
したがって、この値上げというものは市議会としても当然ですけれども七、八年前から予見できたこと、もしくは少なくとも22年当時、竹内市長就任のときからわかっていたことでして、このことに真摯に向き合ってこなかったということについては、素直に住民の皆さんにおわびをしないといけないと思っています。その上で、なぜ反対をするのかということについて意見を述べさせていただきます。
まず、激変緩和をするということは、値上げの幅を一時的に縮小せよということですから、もう基金はございませんので、全て一般会計の中の一般財源からお金を入れることになります。そのお金というのは、28億円余り納めていただいております住民税が原資になります。この住民税というのは、このまちで暮らしている全ての方を対象に支払っていただくものでございまして、このお金をどう使っていくのかと、国民健康保険税を値下げをするために、もしくは値上げを抑制するために使うかというのは、これは一見同じように見えますけど、分けて考えなければいけません。
今ある財源を使って最大限どこに投資をして、どこにお金を使うのかという議論と、上がりつつある国民健康保険税をどうして維持をしていくのかというところは分けなければいけないということです。多くの会計でそういうことが起きます。
それに平成28年、合併から10年たちますと、毎年2億7000万円、およそ3億円ぐらいずつ一般財源、地方交付税が削減をされますので、これをどうするかを考えないといけません。私が一般質問でも指摘をしましたが、下水道会計も今、基準外繰り入れ、一般会計からの繰り入れを1億2000万円やっています。これは今後もふえていく見込みです。例外をつくることが必要なのか、それともどうするのかというのを考えないといけないということです。
特に28年度以降は、このような特別会計の赤字を埋めるために大きく繰り入れを今後していくかどうかを考えないといけないときです。基準外繰り入れをすればするほど新しい投資はできなくなりますし、今行っている事業を何かカットをしないといけません。公務員の人件費を切ればいいと言いますが、公務員の人件費を全部カットしたとしても出てくる財源は40億円ぐらいです。今からふえていく財政を考えますと、国民健康保険税だけを、特別会計だけを例外扱いにするのではなくて、全ての会計を対象にして、そして全ての事務事業を対象にして、これは本当に必要かどうかを考える必要があります。
したがいまして、今行うべきは、一般会計からの繰り入れに道筋をつけることであったり、もしくはこれから先、人口が減っていく宇陀市において単独で国民健康保険を維持し続けるということは、際限なく一般財源を繰り入れ続ける、皆さんが納めてくださった税金を際限なく会計に入れ続けるということです。そのような陳述がございましたので、それについては当市議会としては、私は今は認めるべきではないと思っています。何に投資をするのか、このまちを将来、20年後、30年後残していくために今どこにお金を使って何をしていくのかが私たちには問われています。
したがいまして、値上げについては苦しいところもございます。実際に国民健康保険制度そのものに全く問題がないわけではありません。今、資産割課税が廃止をされて、逆に所得に応じて保険料を設定するとなっていますから、富裕層には逆に減額になっている場合があります。例えば年収1000万円以上あって資産がたくさんある方は、資産割課税が全額なくなっていますから、前よりも負担する保険料が実は安くなっているという事例があります。これは逆に減免世帯でも同じことがありますが、一番割を食っているのは陳情者のおっしゃっていたとおり中間の所得層です。
ただ、中間の所得層というのは全体で言いますと500世帯に実は満たない世帯でして、ここをどうするかは、ちょっと考える必要があります。私もちょうどその世帯ですが、中間層に対してどのような施策を打つべきなのか。これ、国民健康保険を値下げをすることで支援をするというのも一つかもしれませんが、本来、国民健康保険に入られている方々は自営業もしくは非正規の方々です。非正規の方々においては、その状態を固定をすることよりも正規雇用に行くような誘導をしていくことが行政として行うべきであると思いますし、逆に自営業をしている方へは、その所得を上げていただいて国民健康保険税を堂々と納めていただけるように誘導し、支援をしていくことが役割だと思います。
私は以上の考えから、一般財源を投入するのであれば、このまちの所得を上げることにこそ力を入れるべき、もしくは今苦しんでいる方々に対して直接的な支援をするべきで、国民健康保険という制度を使ってやるべきではないと考えています。以上の理由から、今回の陳情には反対いたしますし、今現在求められている一般会計からの繰り入れについても反対をします。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
賛成討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本陳情に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は不採択であります。
本案を審査報告のとおり不採択とする方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、陳情第15号は、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり不採択とされました。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従いまして、日程第10、議案第48号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてから日程第13、議案第51号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算4議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました4議案につきましては、予算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、予算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。
3番、堀田米造予算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
失礼いたします。議席番号3番、堀田米造です。ただいま議長の許可をいただきましたので、予算審査特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、9月6日の今期定例会2日目で付託されました議案第48号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)から議案第51号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの4議案について審査するため、去る9月18日、市庁舎大会議室において、全委員と議長及び市長、副市長、教育長並びに関係職員の出席により予算審査特別委員会を開催いたしましたその報告をいたします。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。
予算審査特別委員会報告書。
本委員会は、平成25年9月6日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告いたします。
議案第48号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について、原案可決。
議案第49号、平成25年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。
議案第50号、平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。
議案第51号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。
審査の経過については、18日の午前10時に開会し、私と市長の挨拶の後、付託された議案の質疑に入りました。委員各位から多くの意見がありましたが、主な質問や意見の内容については次のとおりです。
まず歳入では、地域の元気臨時交付金の使途と経済的効果について。
一つ、財政調整基金繰入金と繰越金の兼ね合いについて。
一つ、繰越金の決算額と現予算計上額など、適正な決算繰越金の処理方法について。
一つ、財源更正の予算書の表示方法について。
歳入につきましては、以上のような質疑がございました。
次に歳出では、年度途中の職員異動について。
退職手当負担金について。
大宇陀庁舎屋上防水改修工事の事業費及び財源について。
防犯灯設置事業補助金の増額内容について。
インターネット販売委託の経緯と投資効果、今後の進め方について。
インターネット販売の出店内容と出店者について。
出店選考委員会について。
市内専業農家の販路確保としてのネット販売について。
薬草を活用した調査研究について。
私立保育所補助金について。
保育士処遇の改善の具体的な内容と公立保育所保育士とのバランスについて。
農林水産業従事者の税負担について。
農地・水保全管理について。
東海自然歩道の管理について。
農地・水保全管理地域の災害状況について。
美しい森林づくり基盤整備交付金について。
市道改良工事の事業について。
榛原駅前活性化事業業務委託について。
菟田野観光駐車場整備工事について。
宇陀市立病院周辺整備事業について。
既存公営住宅の耐震化率について。
公園設置の健康器具及び利用率等について。
消防車両の購入について。
自主防災組織及び資機材補助金について。
教育施設のトイレ改修について。
文化財補助金について。
地域づくり推進基金について。
奈良交通路線バス運行補助金について。
介護給付費準備基金繰入金及び繰越金について。
下水道修繕の内容についてなどの質疑が概要です。
委員会の中では多くの質問、意見等がございましたが、理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解いただけたものと思います。その後、採決が行われ、可決すると決定し、9月18日午後6時7分に閉会いたしました。
以上で予算審査特別委員会委員長報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、予算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただいまの予算審査特別委員長の審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
6次産業の補助金出てますやろう。これ1億の補助金出てるけれども、どういうものをするのか。また、大宇陀のしてるやつとまた別ですの。
議長(中山一夫君)
3番、堀田米造予算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
新市まちづくり計画においての行事なんです。それで、これで言いましたら産業振興会議で宇陀市総合計画の中において6次産業とは、伊那佐文化センターにおいての改修工事に係る財源です。雨漏り改修とか浄化槽、内装工事。(「設計金額が700万出てるやろう」と呼ぶ者あり)
補正額ですやろう。国費が500万円、いわゆる改修工事です、伊那佐文化センターなどの。使用者に対して、使っていただく方の改修工事です、建物の中の。(「何をするの」と呼ぶ者あり)
今、計画の段階で、伊那佐文化センターの名前忘れましたが、その方の改修工事内容です。
議長(中山一夫君)
山本新悟議員、副委員長が答弁すると手を挙げていますが、構いませんか。
そしたら、勝井太郎副委員長。
1番(勝井太郎君)
済みません、予算審査特別委員会副委員長の勝井でございます。
まず、この概要については、有限会社G-Laboが行うものとなっているんですが、報告は受けておりますが、産業建設常任委員会のほうにおきまして、この6次産業化事業の事業の概要であったり実際に実施をする進め方等については資料が配付されております。この資料は産業建設委員会終了後に全議員に対して配付されておるものでございますので、まずそちらのほうをごらんいただいて御理解いただければと思います。
質疑にかかわることであったり、こういう審議をしたのかということについては正副としても対応はできますが、ただ、事業がどうなっているのかであったり、その概要については、私たちは理事者ではございませんので、こういたしますという答える立場ではありません。資料についても事業別シートとその事業概要を細かく書いたものが、これ全て全議員に配付されておるものでございますので、まずそれを踏まえた上で委員会の質疑について御質問いただいたらお答えできるんですが、まずそこの情報は共有されているものとして質問いただくと、この質疑も恐らくスムーズになるかと思いますので、まずそこを踏まえていただいて御質問いただきますと委員長も私も答えることができると思いますので、もう一度ちょっと論点まとめていただいて御質問いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
これ結局乾燥するのやろう。大宇陀と一緒のようなものをするのか、またしないのかと。1000万、700万で1億ほどかけて、今後ともこれに対して補助金を出していくのかいかないのか、そういう中身の話はなかったのかあったのか、どっちやねん。
議長(中山一夫君)
勝井太郎副委員長。
1番(勝井太郎君)
ありがとうございます。
今のやりとりは委員会の中でも少しございましたので、御説明させていただきます。
まず、部課長の説明のほうでもございましたので、それを踏まえて御説明させていただきます。
まず、阿騎野農産物加工所が今委員おっしゃってくださいましたように粉末をつくる工場でございます。その工場ではできないのかであったり、もしくはその工場はどうなるのかということでございますが、誘致を予定しております当該企業のつくる粉末については、今の阿騎野農産物加工所で加工できないもので、もっと微細なより細かな施設が必要なものであると説明をいただいております。
ですので、阿騎野農産物加工所でつくる粉末と今回誘致を予定しておりますG-Laboがつくります商品というものは、まず違うというように説明をいただいて、おおむね委員会の中では理解をしたというところでございます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
それでいいねんけれども、大宇陀と一緒のものをつくるのやったらまた違うし、そしてまた応募をしてきたのはどこの業者か知らんけど、これはどうして、どこでどうなってこういう業者が入ってきたか、その中身の話は出なかったのか。
議長(中山一夫君)
勝井太郎副委員長。
1番(勝井太郎君)
その点についても議論がございましたので、御答弁させていただきます。
まず、来る企業については、たしか神戸の企業だったと記憶しております。
なお、なぜそことの接点がということでございますが、もともとこの当該企業ですが、宇陀市室生の地域の出身の方でございまして、そちらのほうから地元のことであるので、ぜひともこの市内において行いたい、できれば市内全域の農家の方を対象としたいので、宇陀市のちょうどどの地域にも行きやすい伊那佐地域がいいのではないかというようなことを交渉して、その結果、伊那佐文化センターが妥当ではないかという結論になったと説明をいただきました。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、これをもって質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決に入ります。
初めに、日程第10、議案第48号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第48号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第11、議案第49号、平成25年度宇陀市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第49号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第12、議案第50号、平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第50号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第13、議案第51号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第51号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
続いて、日程に従いまして、日程第14、認定第1号、平成24年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第27、認定第14号、平成24年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についてまでの平成24年度各会計決算認定14議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました14議案につきましては決算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、決算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。
3番、堀田米造決算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
失礼します。議席番号3番、堀田米造です。ただいま議長の許可をいただきましたので、決算審査特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、9月6日の今期定例会第2日目に付託されました認定第1号、平成24年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第14号、平成24年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についてまでの14議案について審査するため、去る9月13日及び17日の午前10時から市庁舎大会議室において、全委員と議長、監査委員及び理事者側より市長、副市長、教育長を初め関係職員の出席により決算審査特別委員会を開催いたしましたので、その報告をいたします。
まず、審査の結果につきましては、お手元にお配りしております審査報告書により報告いたします。
決算審査特別委員会審査報告書。
本委員会は、平成25年9月6日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告いたします。
事件番号、件名、審査の結果の順により報告いたします。
認定第1号、平成24年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第2号、平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第3号、平成24年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第4号、平成24年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第5号、平成24年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第6号、平成24年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第7号、平成24年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第8号、平成24年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第9号、平成24年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第10号、平成24年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第11号、平成24年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第12号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第13号、平成24年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。
認定第14号、平成24年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定について、認定。
審査の経過については、13日の午前10時に開会し、私と市長の挨拶の後、付託された各議案のそれぞれの質疑に入りました。各委員から多くの意見がありました主な質問や意見の内容については次のとおりです。
まず、平成24年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についての歳入では、市税不納欠損の状況と今後の改善策について。
市税の滞納と収入未済の具体的な今後の解消方法、見通しについて。
固定資産税、軽自動車税の未納状況について。
国庫補助金、合併市町村補助金について。
地域住宅政策交付金の使途等の内容について。
重要伝統的建造物群保存地区への修繕の要望について。
重要伝統的建造物群保存地区の古文書調査の進捗状況と後継者等の今後について。
ふるさと復興協力隊の活動内容について。
東海自然歩道の管理について。
室生寺のシャクナゲの被害について。
住民生活に光をそそぐ交付金の使途及び配分について。
指定管理者定額納付金について。
市の財政状況と定住促進との影響について。
生活保護法63条及び78条、返還金の推移に生活保護費の認定更新について。
累計で2億6000万円の市税収入未済額があり、5年が経過すると時効になり不納欠損になります。5名の職員人件費を考えると数百万円程度の回収では費用対効果があるとは言えないのではないか。
有害鳥獣駆除をしたときに出される報償金は、ふるさと復興隊員も受け取っている。もう一度待遇などを見直すべきではないか。
室生寺や赤目青山国定公園のエリア内、鳥獣害被害が深刻になっている。国定公園は開発や伐採、樹種転換に対する規制がかかっている。森林保有者に対する指導をきっちりとしていただきたいの意見でございます。
次に歳出では、投票所の見直しによる投票率の影響について。
まちづくり施設等の補助金のあり方について。
高齢者等サポート隊の活動内容と社会福祉協議会委託の意義について。
子ども・子育て支援会議について。
保育士常勤、非常勤の勤務条件等について。
学童保育の4年生以上の受け入れについて。
職員の育児短時間勤務の状況について。
学童・児童館保育の統一について。
公害対策費委託料の結果について。
公害分析調査の内容について。
中央開発株式会社の管理状況について。
自動車騒音調査の状況について。
予防接種の副反応について。
子宮頸がんワクチンについて。
HIV感染経路の認識指導について。
宇陀衛生一部事務組合負担金について。
有害鳥獣対策に係るモンキードッグの育成について。
大和高原農地利用増進協議会負担金の使途内容について。
パイロット事業地の現状について。
青年就農給付金の状況について。
保養センター事業会計繰出金の意義について。
観光誘客案内の効果とアシストレンタルの実績について。
ホームページ作成委託について。
ウッピー商品券の効果について。
毛皮革フェアの投資効果について。
地すべり見学館などのPRについて。
市立病院周辺の整備について。
室生口大野駅駅前整備の執行状況について。
ワールドメイプルパークのオープンに関する市の方針について。
都市計画道路の進捗状況について。
住宅費の主な予算内容について。
スクールバスの有効利用について。
教育振興事業負担金について。
重要伝統的建造物の改修費について。
温水プール施設改修及び2階フィットネスの状況また今後の運営について。
行政経費の効率化、合理化、施策の選別化と重点化の重要性と財政面での効果について。
通学路にある交差点、3差路への信号の設置について。
榛原西峠線の用地買収について。
公営住宅の現状について。
地域づくり推進基金について。
欠損の状況と方針について。
一般会計繰越金について。
臨時職員の待遇改善をきちっとした待遇が必要ではないかについて。
正規職員に対しても時短勤務などを認めてはどうかについて。
子ども・子育て会議はもっとスピード感を持って進めていくべきだ。
毛皮革産業振興公社が行ってきた補助制度の見直しが必要になってきているのではないかについて。
文化財保護のために文化庁とのつながりを強めていくべきではないかについて。
NPOなどへの補助は人件費も含めたフルコストに対する補助もしていいのではないかの以上です。
平成24年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定の質疑を終了した時点で午後5時を過ぎておりましたので、会議を延会とし、続きは17日午前10時から行いました。2日目の会議について報告を申し上げます。
冒頭、亀井危機管理監より台風18号の被災状況について報告を受けた後、特別会計の審査に入りました。
平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございません。
平成24年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
平成24年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、患者数の増加と収入減の理由についてありました。
平成24年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、国民健康保険財政調整基金の残高と次年度の財源内容についてが意見がありました。
今後の国民健康保険税率の見通しについて。
保険税滞納状況の推移とその対策について。
一般会計からの繰り入れについてなどの質疑がありました。
平成24年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。
質疑として、介護保険基金の現在高について。
介護保険料の収納及び滞納の状況について。
介護保険事業一般会計繰入金と基金繰入金の基準について。
保険給付の現状と計画について。
介護認定者数について。
事業計画と予算について。
委員より述べられたほかの意見は、事業計画の計画値と実績値に大きな乖離があり、計画が甘いと言わざるを得ない。毎年1割ずつ支出がふえ続けている。今後資金が底をつくことが予想される。
一つ、住民から徹底的な聞き取りを行うべきであるとの質疑がありました。
平成24年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
平成24年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、質疑はございませんでした。
平成24年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について。
一般会計繰入金を財源とする土地購入の内容について。
一つ、パークヒルの活用について。
一つ、土地取得事業特別会計の保有する土地資産の有効な事業利用に関する意見がありました。
下井足駐車場は条例で定められながら、事業化されていない。工事を行うべきだ。
適化法の適用を長く受けない事業を中心に事業化を進めていくべきだなどの意見がありました。
平成24年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、質疑はございませんでした。
平成24年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について。
意見として、保養センター経営健全化計画の一般会計繰出金の実効性について。
出金がさらにふえる。当初の計画の実効性が乏しかったのではないかというような意見がございました。
次に、平成24年度宇陀市市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について。
意見として、経営改善の取り組みでのコンサルの方向性について。
病床利用率、入院患者数、稼働率の目標値について。
入院・外来数減少に対する健全経営に向けた将来の予測について。
指定管理への移行などを視野に入れた安心・安全のまちづくりについての意見がございました。
平成24年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定については、質疑はございませんでした。
平成24年度宇陀市水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。
意見としては、上水道、簡易水道の料金を統一すべきではないか。
一つ、水道を引くときの負担金が地域によって異なっている。ここを改善せずに料金一本化だけが先行することは不合理であるなどの質疑と意見が出ました。
今回の委員会の主な論議は、景気回復低迷なのか、市税等不納欠損額の解消を懸念する意見、市民への適切な補助金、助成金の交付、市民の安心・安全を考えたまちづくり施策など、さまざまな意見がございました。理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解いただけたものと思います。
その後、採決が行われ、全ての会計の決算認定についてそれぞれ認定と決定し、9月17日午後4時11分に閉会いたしました。
以上で、決算審査特別委員会委員長報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、決算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただいまの決算審査特別委員長の審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
午後2時40分まで休憩いたします。
午後2時24分休憩
午後2時40分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第14、認定第1号、平成24年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第1号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第15、認定第2号、平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、認定第2号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第16、認定第3号、平成24年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第3号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第17、認定第4号、平成24年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第4号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第18、認定第5号、平成24年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第5号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第19、認定第6号、平成24年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、認定第6号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第20、認定第7号、平成24年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第7号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第21、認定第8号、平成24年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第8号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第22、認定第9号、平成24年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、認定第9号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第23、認定第10号、平成24年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第10号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第24、認定第11号、平成24年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、認定第11号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第25、認定第12号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第12号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第26、認定第13号、平成24年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第13号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第27、認定第14号、平成24年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、認定第14号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従いまして、日程第28、閉会中の継続審査について(議会運営委員会)。日程第29、閉会中の継続審査について(総務文教常任委員会)。日程第30、閉会中の継続審査について(福祉厚生常任委員会)。日程第31、閉会中の継続審査について(産業建設常任委員会)。日程第32、閉会中の継続審査について(市立病院経営特別委員会)。日程第33、閉会中の継続審査について(行財政改革特別委員会)。日程第34、閉会中の継続審査について(予算審査特別委員会)。日程第35、閉会中の継続審査について(議会改革特別委員会)。日程第36、閉会中の継続審査について(議員定数検討特別委員会)。以上9件を一括上程いたします。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を審査事件として、また、各委員長からはそれぞれ所管する審査事項について、それぞれ閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております9件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、以上9件について、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
議長(中山一夫君)
次に、日程第37、議員の派遣についてを議題といたします。
この件につきましては、総務文教常任委員会及び福祉厚生常任委員会並びに産業建設常任委員会の3常任委員会より、10月2日水曜日から10月4日金曜日までの3日間の予定で、新潟方面へ調査研究を行うため議員の派遣の申し出がございました。
この議員派遣の申し出がありました件について、会議規則第159条の規定により派遣いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、3常任委員会委員長の申し出のとおり、議員派遣することに決定いたしました。
以上をもちまして、本定例会に付された事件は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本定例会の会期は9月27日まででございますが、会議規則第7条の規定により、本日で閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
これをもちまして、平成25年第3回宇陀市議会定例会を閉会いたします。
それでは閉会に当たり、竹内市長に御挨拶をお願いいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本定例会は今月4日の開会以来、本日に至るまで23日間にわたり開催されてまいりました。その間、議員各位におかれましては、提案申し上げました議案に対し、それぞれ適切な御決定をいただき、まことにありがとうございました。
今議会におきまして議員各位からいただきました御意見、御指摘等につきましては、その対応に十分留意し、今後の市政運営に当たってまいりたいと考えております。
さて、今回提案いたしました議案の中には、今まで宇陀市の大きな政策課題でありました産業創造の第一歩ということで、6次産業化に向けた実施設計が含まれております。この事業は宇陀市が誕生する際の新市まちづくり計画、また産業振興会議の宇陀市王国構想などでも事業化について提案されており、議員の皆様方からも地域産業の創造、雇用の拡大など多岐にわたる意見をいただいております。今回その一端でも着手できることは、まことに意義深いことであり、一つの成功事例といたしたく、このような取り組みを通じてさまざまな方面に拡充していきたいと考えております。
次に、宇陀市では地域でしか解決できない、あるいは地域で取り組んだほうがよい方向に進むと思われる課題、事業に関しまして、地域で自主的、主体的に取り組み、地域全体のまちづくりの担い手となり得るまちづくり協議会の設立に取り組んでいるところでございます。
この件につきましては、過去2年間にわたり取り組んでまいりました。今定例会におきましても多くの意見をいただいております。これらの意見を踏まえ、今後も地域の活性化の核となるまちづくり協議会の設立及び活動の推進について議員各位の御理解と御協力をいただきながら、職員ともども取り組んでまいりたいと考えております。
そしてまた、行政が積極的に推進するのは本年度までとしたいとも考えております。御理解と御協力よろしくお願い申し上げます。
終わりに、朝夕はめっきり涼しく感じられる季節となってまいりました。議員の皆様方並びに市民の皆様方におかれましては、くれぐれも健康に御留意いただき、秋の風薫る宇陀市をめぐり、市民とともに市政発展のために引き続き御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうも御苦労さまでございました。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
ありがとうございました。
閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
今期定例会は9月4日に招集され、本日まで23日間にわたり、過密な日程の中にもかかわらず、提案されました平成24年度一般会計及び特別会計の決算認定、平成25年度補正予算案のほか、条例の一部改正等数多くの重要案件について、議員各位には終始極めて熱心に御審議賜り、適切、妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
また、市長を初め理事者の皆様には、審議の間、常に真摯な態度で御協力をいただきましたことに対し、深く敬意を表すとともに、本会議並びに委員会において議員各位から出されました意見、要望等については、今後十分御配慮の上、執行に当たられますようお願いいたします。
最後になりましたが、これから秋も深まり、議員並びに理事者各位には何かと御多忙のこととは存じますが、くれぐれも健康に御留意いただきまして、今後ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
午後2時56分閉会