本文
平成24年9月27日午前10時開議
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田徳 |
13番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
14番 |
山本新悟 |
15番 | 高橋重明 |
16番 | 小林一三 |
13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
副市長 |
前野孝久 |
教育長 |
喜多俊幸 |
総務部長 |
井上裕博 |
危機管理監 |
山本洋 |
企画財政部長 |
楠田順康 |
市民環境部長 |
大西茂 |
健康福祉部長 |
覚地秀和 |
農林商工部長 |
仲尾博和 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
出口裕弘 |
水道局長 |
栗野肇 |
市立病院事務局長 |
竹内均 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
南勉 |
菟田野地域事務所長 | 徳田準一 | 室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
議長(小林一三君)
おはようございます。
議員並びに理事者の皆様には、御多忙のところ御参集をいただきまして、ありがとうございます。
午前10時00分開会
議長(小林一三君)
ただいまの出席議員は15名であります。
定足数に達しておりますので、ただいまから平成24年第3回宇陀市議会定例会を再開いたします。
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(小林一三君)
日程に従いまして、日程第1、議案第43号、宇陀市防災会議条例及び宇陀市災害対策本部条例の一部改正についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託しておりましたので、総務文教常任委員長の審査報告をお受けいたします。
11番、多田與四朗総務文教常任委員長。
11番(多田與四朗君)
おはようございます。議席番号11番、多田でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。
去る9月13日午前10時から第1委員会室において、委員5名全員の出席と市長、副市長、教育長、総務部長、危機管理監、企画財政部長、教育委員会事務局長、関係職員の出席により、9月11日に付託されました議案を審査するため総務文教常任委員会を開催をいたしました。その結果を委員会審査報告にて報告をさせていただきます。
平成24年9月27日。宇陀市議会議長、小林一三様。総務文教常任委員会委員長、多田與四朗。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成24年9月11日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をいたします。
議案第43号、宇陀市防災会議条例及び宇陀市災害対策本部条例の一部改正について、原案可決。
審査内容については、次のとおりでございます。
当委員会委員の意見として、今回の条例改正の内容についての異論はありませんでしたが、昨年の3月11日の東日本大震災後に市民の関心は防災政策の進め方に多くの関心が集まってきており、本会議2日目の質疑の中にもありました災害時のための市の備蓄品やその管理体制について多くの意見が発せられました。
そのほかでも、災害時における自治体間の連携についてどのように考えているのか、その準備をしていないのか、また防災会議に委嘱される委員のメンバー構成についての意見や9月2日に開催された防災訓練からの意見や、子どもへの防災教育について、災害時における河川の危険水位、避難所の表示、土砂災害などの予測について、また災害時の情報伝達について、南海トラフの想定被害予測を踏まえた市の防災に関する考え方についてなど、さまざまな防災に関する意見が発せられ、委員会の中で議論をいたしました。
担当課からの説明を受け、災害対策に関する知識を深く理解した後、今回の条例改正案は全員一致で可決することと決しております。
付託議案の審査の後、教育委員会事務局により小・中学校におけるいじめ問題の認知件数と対応について、また学校施設耐震化推進計画について、宇陀市の状況について詳細にわたる報告を受けました。終了後、会議室での審議から、当委員会の事務調査を現地視察に切りかえ、現在の大宇陀小学校の建設現場を視察いたしました。現在建設進行中の1階部分と2階部分の説明を受け、午後0時15分に当委員会は終了いたしました。
以上で、総務文教常任委員会委員会審査報告を終わらせていただきます。
議長(小林一三君)
以上をもちまして、総務文教常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして質疑を終結いたします。
日程第1、議案第43号、宇陀市防災会議条例及び宇陀市災害対策本部条例の一部改正については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第43号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(小林一三君)
続きまして、日程第2、議案第44号、宇陀市公園条例の一部改正についてから日程第4、議案第52号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定についてまでの3議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました3議案につきましては、産業建設常任委員会に審査を付託いたしておりましたので、産業建設常任委員長の審査報告を受けます。
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
おはようございます。議席12番、山本繁博でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、産業建設常任委員会の報告をいたします。
まず最初に、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告をしておきます。
平成24年9月27日。宇陀市議会議長、小林一三様。産業建設常任委員会委員長、山本繁博。
本委員会は、平成24年9月11日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をします。
議案第44号、宇陀市公園条例の一部改正について、原案可決。議案第51号、損害賠償の額を定め和解することについて、原案可決。議案第52号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(ワールドメイプルパークに係るもの)、附帯決議をつけて原案可決。なお、附帯決議の内容は審査報告書裏面に書いてございます。
当委員会は9月11日の今期定例会第2日目で付託された議案を審査するため、去る9月12日午前10時から第1委員会室にて、山本良治副委員長欠席により、4人の委員と議長及び市長、関係職員の出席により開会いたしました。
審査の経過については、私と市長挨拶の後、資料に基づき各担当部長・課長から説明後、付託された議案の質疑に入りました。主な意見や質問、要望の内容については次のとおりでございます。
議案第44号、宇陀市公園条例の一部改正については、特に質問はありませんでした。
議案第51号、損害賠償の額を定め和解することについては、地域での道路管理のためのボランティアによる草刈りのとき、このような事故が起こった場合、市としての対応はどのようなものになるのかといった質問が出ました。
議案第52号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定については、指定管理者となるNPO法人について、どのようにして会員を募ったのか、市内、市外の会員数はどれぐらいいるのか。
公園入園料を徴収するのか、また運営から生じる利益はどのように処理されるのか。
定例会2日目の質疑の中で、今回公園条例に含まれたメイプルパークの敷地のうち、その中にある建物は今回の公園指定管理には含まないとあったが、それが詳しくわかる地図をいただきたい。今回指定管理されるメイプルパークというその中にある指定管理に含まれない建物はどのような関連を持っているのか。
公園の敷地全部が指定管理されるものであれば、その中にある建物も指定管理されるべきではないのか。
建物はNPO法人へ譲渡するとあるが、譲渡経路、手続等について詳しく説明願いたい等々多くの意見、質問、要望が出ました。
以上のうち、議案第44号、51号については、理事者側の説明、答弁により委員各位おおむね御理解いただき、その後、議決の可否について採決が行われ、可決すべきものと決定しました。
なお、議案第52号については、理事者側の説明及び審議資料が不十分であり、議決可否について採決に至らず、後日再審査するとなっております。出席委員と議長及び理事者側の了承を得て、9月24日午後2時から再度委員会を開催することになりました。その後、私の挨拶により、午前11時35分に停会となりました。
次に、9月24日午後2時から第1委員会室にて、議案第52号を再審査するため、全委員と議長及び市長と関係職員の出席により再度委員会を開催いたしました。
再審査の経過については、私と市長挨拶の後、追加資料に基づき担当部長、課長から説明後、議案の質疑に入りました。主な意見や質問、要望の内容については次のとおりでございます。
地域活性化推進拠点施設であるトイレはNPO法人の管理になるが、指定管理される公園本体のトイレについてはどのように考えているのか。
公園は宇陀市で指定管理されるが、来園者にとって別施設となるトイレが利用できなくなるとどうなるのか。
公園条例の範囲内で、宇陀市の公園としての中でNPO法人がトイレを含む建物を管理していかなければならないのではないか等の意見、質問が出ました。
この件については、理事者側の説明、答弁により委員各位おおむね御理解いただきましたが、来園者にとって利用しやすい公園であることを明確に提示していただきたいということから、ワールドメイプルパークの管理に関する基本協定書に「来園者トイレについては乙の責任において無償で利用させるものとする」を追記することという附帯決議をつけて、その後、議決の可否について採決が行われ、可決すべきものと決定しました。その後、副委員長の挨拶の後、午後3時15分に閉会いたしました。
以上で、平成24年9月12日及び24日に開催いたしました産業建設常任委員会の報告とさせていただきます。以上でございます。
議長(小林一三君)
以上をもちまして、産業建設常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようでございます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第2、議案第44号、宇陀市公園条例の一部改正については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第44号は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第51号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年6月6日発生に係るもの:建設部建設課関係)は、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第51号は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第52号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(ワールドメイプルパークに係るもの)は、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第52号は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(小林一三君)
続きまして、日程に従いまして、日程第5、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてから日程第10、議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算6議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました6議案につきましては、予算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、予算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。
3番、堀田米造予算審査特別委員会委員長。
3番(堀田米造君)
失礼いたします。議席番号3番、堀田米造です。ただいま議長の許可をいただきましたので、予算審査特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、9月11日の今期定例会2日目で付託されました議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)から議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)までの6議案について審査するため、去る9月14日、市庁舎大会議室において、全委員と議長及び市長、副市長、教育長並びに関係職員の出席により予算審査特別委員会を開催いたしました。その報告をさせていただきます。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。
予算審査特別委員会審査報告書。
本委員会は、平成24年9月11日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
一つ、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について、原案可決。一つ、議案第46号、平成24年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。一つ、議案第47号、平成24年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。議案第48号、平成24年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。一つ、議案第49号、平成24年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。一つ、議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。
審査の経過については、14日の午前10時に開会し、私と市長の挨拶の後、付託された議案の質疑に入りました。委員各位から多くの意見がありましたが、主な質問や意見の内容については次のとおりです。
まず歳入では、緊急雇用創出事業の制度内容や、その効果についての説明。
一つ、また、緊急雇用創出事業の人材は適材適所の観点からどう考えるか。
一つ、今後重要な役割を担うであろう公有財産のデータベース化を短期間で対応することは可能なのか。
一つ、地方財政法第7条の剰余金の2分の1積み立てについての取り扱い。
一つ、文化スポーツ事業団剰余金の取り扱い。
歳入につきましては、以上のような質疑がございました。
次に歳出では、財政調整基金積立金の積立予定。
一つ、住宅リフォーム住宅促進事業対象者、ウッピー券取扱店舗数。
一つ、定住促進対策の詳細内容について。
一つ、定住促進制度開始直前の転入者が対象外になっていることに対しての市の考え方は。
一つ、公有財産データベース化の財務4表基準は。
一つ、台帳作成以降の公有財産マネジメントを進める予定は。
一つ、公有財産の範囲は備品を含むか。道路は、土地建物のみか。
一つ、学校は、絵画、動産の取り扱いはどうするのか。
一つ、共同浴場解体後の活用方法と工事の見込みは。
一つ、旧榛原町役場の建物は危機管理上からも危険を伴う。有効活用の検討が必要です。
一つ、市民生児童委員の活動内容について。
一つ、自殺対象者相談の概要と保健福祉サービスとは。
一つ、宇陀市の自殺率が高いことに対し市としての対策は。
一つ、農地・水保全管理事業の補正理由と財源内訳は。
一つ、有害鳥獣被害補助金などに対する市の方針は。
一つ、記紀・万葉イベントなどに市のPRが十分ではない。市民への情報提供、イベントの積極的な参加が必要。
一つ、駅前の観光案内、トイレがわかりにくい。設置場所を考え直しては。
一つ、緊急雇用創出事業特別交付金がなければ、今回歳出補正もなかったのか。
一つ、緊急雇用創出事業とシルバー人材センターとの関係は。市のかかわりについて。
一つ、被災者支援システムの利用予定はないのか。
一つ、文化財保護費の補正理由。
一つ、市内文化財の整備に補助はできないのか。
一つ、災害は専決処分で実施すべきでは。
一つ、採用のスタッフの状況は改善されたのか。
一つ、介護給付費準備基金繰入金を3年で取り崩してしまわなければならない等制度の見直しが必要なのではということです。
一つ、簡易水道事業の移設補償費の補償先及び積算内訳は。
下水事業で住居が密集していない地域の施工は。将来を見据えて計画していくべきなどの以上の質疑が概要です。
委員会の中では多くの質問、意見などがございました。理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね理解をいただけたものと思います。
その後、採決が行われ、可決すると決定し、9月14日午後4時30分に閉会いたしました。
以上で、予算審査特別委員会委員長報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(小林一三君)
以上をもちまして、予算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただいまの予算審査特別委員長の審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもって質疑は終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第5、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第45号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第46号、平成24年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第46号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第47号、平成24年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第47号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第48号、平成24年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第48号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、議案第49号、平成24年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第49号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第50号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
休憩いたします。
午前10時50分から再開をいたします。
午前10時37分休憩
午前10時50分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(小林一三君)
それでは日程に従いまして、日程第11、認定第1号、平成23年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第24、認定第14号、平成23年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についてまでの平成23年度各会計決算認定14議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました14議案につきましては、決算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、決算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。
3番、堀田米造決算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
失礼いたします。議席番号3番、堀田米造です。ただいま議長の許可をいただきましたので、決算審査特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、9月11日の今期定例会第2日目に付託されました認定第1号、平成23年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第14号、平成23年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についてまでの14議案について審査するため、去る9月19日午前10時から市庁舎大会議室において、全委員と議長、監査委員及び理事者側より市長、副市長、教育長を初め関係職員の出席により決算審査特別委員会を開催いたしましたので、その報告をさせていただきます。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。
決算審査特別委員会審査報告書。
本委員会は、平成24年9月11日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告いたします。
事件番号、件名、審査の結果の順により報告します。
認定第1号、平成23年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第2号、平成23年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第3号、平成23年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第4号、平成23年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第5号、平成23年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第6号、平成23年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第7号、平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第8号、平成23年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第9号、平成23年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第10号、平成23年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第11号、平成23年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第12号、平成23年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定。認定第13号、平成23年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定について、認定。認定第14号、平成23年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定について、認定。
審査の経過については、19日の午前10時に開会し、私と市長の挨拶の後、付託された各議案それぞれの質疑に入りました。各委員からは多くの意見がありましたが、主な質問や意見の内容については次のとおりです。
まず歳入、委員の質疑では次の項目について質疑がありました。
一つ、定住促進や企業誘致を見据えた自主財源の確保について。
一つ、市税に関する不納欠損の内容について。
一つ、市税の収入未納解消の取り組み状況や今後の見通しについて。
一つ、消費税増税法による今後の地方消費税額の見通しについて。
一つ、光ファイバー貸付料の減少理由について。
一つ、芸術の森観覧料の状況説明と今後の対策について。
一つ、火葬場の使用状況について。
一つ、阿騎野宿の物品販売・支払い収入の内容について。
一つ、基金利子の活用方法について。
一つ、ふるさと応援寄附金の残高と活用方法について。
一つ、地域づくり推進基金繰入金の使途内容について。
一つ、ふるさと納税金の使途事業を地域づくり推進基金を使うことについて。
一つ、生活保護法第63条、78条返還分の内容について、また生活保護の認定、更新について。
一つ、自主放送広告サーバーの現状の取り組みについて。
一つ、臨時財政特例債の今後の進め方は、また交付税措置の影響は。
委員から出た主な意見は次のとおりです。
企業誘致は待ちの姿勢ではいけない。こちらから情報をとりに行くべきである。
一つ、室生山上公園や室生寺、ふるさと元気村を連携させた観光客向けのイベントなども考えてほしい。市内の観光地を盛り上げていくことが交流人口増加にも不可欠である。
一つ、ふるさと納税制度と地域づくり推進基金を活用した地域活性化や新しい地域支援制度の創設を検討すべきである。
一つ、生活保護の不正受給に対して毅然と取り組むべきである。不正受給があると情報があれば、調査と対応をとるように。
一つ、うだチャンを通じて市の情報を流すなどし、さらなる情報の発信とうだチャン運営費用の確保に向けての広告のあり方を考えるべきである。
次に歳出です。
委員の質疑では、次の項目について質疑がありました。
行財政刷新会議のさらなる改善、改革について。
一つ、新任職員の内訳と作業内容に応じた雇用、また早期退職者雇用数について。
一つ、宇陀メディアネットに対する番組制作委託料について。
一つ、ホームページリニューアル後のさらなる改善について。
一つ、自主放送の今後の運営形態と静止画像のあり方について。
一つ、県の大和路情報ハイウェイの活用内容について。
一つ、補助金交付団体に対する実績報告の提出を必須とする。
一つ、シルバー人材センターの適切な運用について。
一つ、市立保育所建てかえ計画にかかわる補助について。
一つ、下水道繰出金に関することについて。
一つ、健診率向上に向けての市の積極的な取り組みについて。
一つ、英語授業補助講師の費用及び教育費の草刈り業務委託に関することについて。
一つ、定住や企業誘致などの投資による住民の雇用場所の確保について。
一つ、有害鳥獣駆除でも、もっと進んだ、またはユニークな方法はないのか。
委員から出た主な意見は次のとおりです。
能力がある方を雇うには、臨時職員ではなく、きちんとした待遇が必要ではないのか。
一つ、市の公式ホームページの情報発信のあり方を見直す必要がある。外国語のページには誤った訳が多く、マイナスイメージしか発信できていない。
一つ、うだチャン番組作成のための放送費の見直しを。職員でできるものは職員でやるべきだ。緊急放送の流し方についても改善の必要がある。
一つ、がん検診受診率が20%台と低い。思い切った予算措置と事業の見直しが必要ではないか。
一つ、将来に向けての全体的な展望が見えてこない。将来のために投資をどうするのかを考えるべきである。
一つ、不用額が多過ぎるのではないか。事業系予算の不用額は本来ではないはずである。
一つ、市民から誤解を受けるような工事はあってはならない。誤解のないように事業を進めてほしい。
平成23年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定については、質疑はございませんでした。
平成23年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、霊苑使用料に関する質疑がありました。
平成23年度宇陀市宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
平成23年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。
一つ、基金のやりくりと今後の見直し。
基金残高減による保険料値上げという論法でいいのか。
住民への周知が大切である。丁重な親切サービスを。
ウェルネスシティを目指す努力を。
被保険者数の減少は後期高齢者医療制度の影響か。
保険料未納の内訳と、資格発行などが赤字に影響するのではなどの質疑がありました。
次、平成23年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。
一つ、給付費の増で基金を取り崩しているが、3年後の財源不足に対する計画は。
一つ、住民への説明責任がある。住民への周知を徹底すべきである。
次、平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
次、平成23年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
次、平成23年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について。
一つ、土地取得事業特別会計の保有する土地資産の有効な事業利用に関する意見が出ました。
一つ、土地の有効活用について全庁的に考え、推進をするための仕組みをつくるべきである。将来に向けて行うべき事業は存在するのではないか。
以上です。
次、平成23年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について。
一つ、広域連合議会議員の見直し要望その後の状況は。
一つ、改善要望を広域連合に対してすると約束した以上は、するべきである。
次に、平成23年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
平成23年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
次、平成23年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定については、質疑はございませんでした。
次、平成23年度宇陀市水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、質疑はございませんでした。
以上が質疑と意見の概要です。
今回の委員会の主な議論は、行政サービスの面では、行政情報の発信のあり方や市からの各種団体への補助金、自主財源の確保、向上に向けた意見がございました。また、福祉サービスの面でも、生活保護に関して執行のあり方や医療、介護での保険料増加を懸念する意見が多くありました。理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解いただけたものと思います。
その後、採決が行われ、全ての会計の決算認定についてそれぞれ認定と決定し、9月19日午後5時30分に閉会いたしました。
以上で、決算審査特別委員会委員長報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(小林一三君)
以上をもちまして、決算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただいまの決算審査特別委員長の審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
これ、道路の維持管理の金額は幾らかかったのか、話が出たら教えていただきたい。
議長(小林一三君)
3番、堀田米造決算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
道路補修維持管理の補修工事の分につきましては、4908万6450円ということです。
議長(小林一三君)
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
これ、12億円の黒字が出て、そして3億5000万円積み立てて8億円もあるのに、このぐらいあるのに、維持管理をもうちょっとこっちへ市民の必要とする草刈り、また維持修繕のほうへ何ぼか回すことはできなかったのか。
議長(小林一三君)
ただいまの特別委員長の委員長報告の内容に対しての質疑でお願いします。そういう意見が出たか、出なかったかということを。
3番、堀田米造決算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
これから考えるということです。草刈りとか個人でしてもらう、先ほども話がありましたように、個人でボランティアで市道並びに路面とか草刈りの場合は、保険を掛けて、これから前向きに検討するということで返事をもらいました。
議長(小林一三君)
ということで、よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして質疑を終結いたします。
それでは、ただいまから議案ごとに採決を行います。
まず初めに、日程第11、認定第1号、平成23年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について、ただいまから討論を行いたいと思います。
まず、反対討論から受け付けます。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようでございます。
それでは続いて賛成討論に移るわけでございますけれども、勝井議員から事前通告をされておりまして、賛成討論受理をいたしておりますので、ただいまから1番、勝井太郎議員の賛成討論をお受けをいたします。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
1番、勝井太郎でございます。通告に従いまして、討論をさせていただきます。
私、勝井太郎は平成23年度一般会計当初決算については認定すべきとし、賛成をいたします。
先ほどの委員長報告にもございましたが、意見が出ておりますので、その意見につきましては、ぜひ理事者のほうも真摯に受けとめて、できるものについては次年度の予算化に向けて、ぜひ具体的に行動をして、議会のほうに来年度予算案のときには報告をいただきたいと要望をしておきます。
来年度の平成25年度は総合計画後期計画の初年度でありまして、竹内市長の任期中の最終年度、4年目になります。すなわち来年度中に、積み残している課題については一定筋道をつけた上で、次にしっかりとつなげていくということが来年度は必要になってくるということを指摘をさせていただきます。その観点で、改善点について何点か指摘をさせていただきます。
行財政改革を進めていくということがずっと述べられておりまして、進んでいるということは理解はしておりますが、行政改革ということと財政再建というところは明確にフレームとして分けておく必要がございます。
行財政改革の目的が職員数の削減と起債残高の減少という、どちらかというとコストカットのところが集中されておりまして、選択と集中という本来これ行政改革の取り組みのところをさらに進めていく必要がございます。
宇陀市が行っている事業の多くは、そもそも何のために存在をしているのか、何を目的にしているのか、それがしっかり説明責任が果たされているのかどうか、疑問に感じるものが何点か見受けられます。理由は、アウトカムに基づく事業を行っていないからではないでしょうか。
これまでは、事業を実施することによって直接発生をした成果物や事業量、アウトプットといいますが、を示す指標を用いて施策や事業の評価を行うことが一般的でございました。
一例を挙げますと、交通安全の推進という施策を構成をする歩道の設置という事業があったとすれば、歩道を年度内に何メートル設置をするというのがアウトプットでございまして、その成果として交通事故が何件減少するということがアウトカムでございます。アウトプットだけが注目をされて、一番大切な成果であるアウトカムが置き去りになっていることが多いということを指摘をしておきます。この事業は何のために存在をしていて、事業を進めることで明確に住民の福祉の向上につながるのか、目指すべき事業の成果は何なのか、ここを徹底して事業を進めていくことを要望いたします。
行財政改革を進める上で、目に見えてわかる数字にどうしても注目をしたくなるということは気持ちはわかるんですが、選挙のためだけに行財政改革を行っていたら、将来の責任を果たし切れるとは言い切ることができません。アウトカムに基づく事業の選択と集中を行った上で、住民に対して明確に取捨選択と基準の説明ができるように、そしてその体制の構築をさらに進めていただきたい、そのように考えます。
これは今行われている総合計画後期計画の策定でも全く同じです。数字による成果指標の導入をするということを標榜しておりますが、目指すべき将来像から逆算をせずに、これくらいならいけるだろうという数字から目指すべき数字がつくられております。目指すべき将来像を実現するために事業があるのではなくて、事業を行うために事業が存在していたら意味がありません。これだったら税金の無駄遣いになりかねません。組織において、目指すべき将来の姿や、そこから導き出される事業、求められる成果というのがしっかりと示された上で事業を行う必要がございます。
市長就任後に行われている新規事業の多くは、補助金を配る民主党の子ども手当のような施策が中心になっていることはないでしょうか。これでは職員が現場に飛び出して地域の方々と一緒に考えて行動する、それが難しくなる可能性があります。実際に職員からは、地域や地元の方とどのようにかかわっていったらいいのか悩んでいるという声を何回も聞くことがございます。改めてまちの目指すべき姿を考えた上で事業の取捨選択を行う必要がございます。
ビジョンをつくることなく、行財政改革を進めたり行政の運営を進めると、全てが緩慢になります。会社で言うところの経営理念や経営指針をおくればせながらでも構いませんので、もう一度職員と考え、そして市役所内で共有することが必要ではないでしょうか。市役所のマネジメントをしっかりと行うことが今やるべきことで、その責任は市長にございます。決して職員のせいにすることなく、組織の再構築を図っていただくことを改めて要望いたします。
4年目は、これまでの行政運営への市民の評価が始まるということでございます。議会としても市長のマニフェストを評価をし、市民と共有していく必要がございます。市長におかれましても、みずからが示したマニフェストの検証と結果の報告を忘れないように、ぜひ来年度に向けて準備を進めていただきたいと思います。
進みつつある行政評価や行財政改革は市長の経営判断のために存在するものでございます。しかしながら、まだ道半ばでございます。今年度中に形ができなければ、市長在任中に成果を上げることは不可能になります。残り半年間と次の年度1年間で、行政評価のあり方や行財政改革のフレームをしっかり確立をするということと、市民に対してしっかりとした報告と対話を改めて行うということを要望させていただきまして、来年度へ向けての予算編成の要望と昨年度行った事業の評価をさせていただきまして、私の討論とさせていただきます。
以上です。
議長(小林一三君)
ほかに討論はございませんか。(「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり)
ただいま休憩動議が出されました。
暫時休憩をいたします。
午前11時24分休憩
午前11時35分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして討論を終結いたします。
これより採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立多数と認めます。
よって、認定第1号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第12、認定第2号、平成23年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立多数と認めます。
よって、認定第2号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第13、認定第3号、平成23年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第3号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第14、認定第4号、平成23年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第4号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第15、認定第5号、平成23年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第5号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第16、認定第6号、平成23年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第6号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第17、認定第7号、平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第7号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第18、認定第8号、平成23年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立多数と認めます。
よって、認定第8号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第19、認定第9号、平成23年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立多数と認めます。
よって、認定第9号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第20、認定第10号、平成23年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認め、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第10号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第21、認定第11号、平成23年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立多数と認めます。
よって、認定第11号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第22、認定第12号、平成23年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第12号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第23、認定第13号、平成23年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第13号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
次に、日程第24、認定第14号、平成23年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する決算審査特別委員長の審査報告は認定であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立全員と認めます。
よって、認定第14号は、決算審査特別委員長の審査報告のとおり認定されました。
続いて、日程第25、発議第1号、自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。事務局の増田でございます。私のほうから議案書の朗読をさせていただきますので、お手元に配付の議案、議会関係の表紙をめくっていただいたところからごらんいただきたいと思います。
発議第1号。平成24年9月27日、宇陀市議会議長、小林一三様。提出者、宇陀市議会議員、井谷憲司。賛成者、宇陀市議会議員、堀田米造。
自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書(案)。
上記の議案を、別添のとおり宇陀市議会会議規則第14条の規定により提出します。
次ページでございます。
自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書(案)。
地方自治体が所有・管理する社会資本(道路橋梁、上下水道等)の整備は、高度経済成長期の発展と共に、昭和40年代後半から加速化した背景があり、現在多くの社会資本が改築期(建設後30~50年)を迎えています。
社会資本は生活の基盤であるだけでなく、災害時には住民の生命・財産を守る機能もありますが、近年の社会経済情勢による税収減少や社会保障関係経費の増加による自治体財政の悪化から、防災・減災の強化はおろか、社会資本の計画的修繕や改築すら進まない状況にあります。
国土交通省の調査でも、自治体が管理する道路橋で老朽化のための補修が必要な全国およそ6万の橋のうち89%が、厳しい財政状況などを背景に補修されないままになっていることが分かったとの報告がありました。
よって、政府におかれては、地方自治体共通の課題である社会資本の経年劣化対策等の防災・減災のための事業について、重点的な予算配分を行い、地方負担額の軽減措置を講じるよう要望します。具体的には、橋梁等の道路施設の長寿命化に資する耐震化や維持補修及び架け替え、上下水道等の社会資本の老朽化の更新や維持補修、及び防災拠点となる庁舎等の耐震化等による防災機能強化について、補助採択基準の緩和や補助率の引き上げなど国庫補助制度の拡充、交付対象事業の範囲拡大等の財政支援を拡充することを強く求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成24年9月、奈良県宇陀市議会。
送付先、内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣、農林水産大臣、文部科学大臣。
以上でございます。
議長(小林一三君)
提出者の説明を求めます。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
議席番号4番、井谷憲司でございます。ただいま議長より許可をいただきましたので、このたびの提案させていただきます自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書(案)の提案理由の説明をさせていただきます。
最初に、このたびの意見書の提案に当たり、堀田議員には、まずは御賛同いただき賛成者になっていただきましたことに心より感謝申し上げます。
さて、このたびの意見書ですが、今、日本では、特に阪神・淡路大震災以降、各地で甚大な被害を伴う災害が多数起こっております。昨年の東日本大震災、その半年後の台風12号による紀伊半島大水害と、一度災害が発生すると、一番に多くのとうとい命が犠牲になり、その後の復旧・復興には多額の費用と労力、そしてさまざまな課題が山積し、遅々として進まない状況にございます。
また、今後、首都直下地震、東海・東南海・南海の3連動地震など大地震の発生が高い確率で予想されております。たび重なる豪雨災害などの自然災害との戦いは、やむことがありません。
その一方で、1950年代からの高度成長時代に整備された生活に不可欠な道路や橋梁、河川施設等々の社会インフラの多くが時の経過とともに老朽化してきております。その材料の大半を占めるコンクリートの耐用年数は50から60年と言われており、これから次々と更新時期を迎えてまいります。いつ何どき起こるかもしれない豪雨災害や自然災害に備えるためにも、社会インフラの修繕や改修、さらに機能強化は待ったなしの対策と考えるところでございます。
ちなみに宇陀市の橋梁について申し上げますと、一部架設の年度が不明もございますが、架設年度がわかっているもので本年で設置から50年を経過するのは20.8%、10年後に50年を経過するのは41.5%、20年後に50年を経過するのは75.3%に上ります。曽爾村、御杖村でもお聞きしてまいりましたが、ほぼ同じ数値でございます。
また、その費用につきましても、耐用年数を待って新たに橋梁のかけ直しや改修を行うより、それを予防保全に変え、小さな傷のうちに修繕や改修、耐震補強などを行うことにより、大幅なコスト削減にもつながります。
例えば国の試算では、全国の地方自治体が管理している約65万の橋に対し、今後50年、従来どおり壊れたらかけ直すという前提で維持管理すると、その費用は40兆8000億円もかかってしまいます。しかしながら、これを予防保全に変え、長寿命化を進めれば、その費用は23兆3000億円となり、17兆円ものコストが縮減できると試算されております。
しかし、多くの自治体は、予算不足のため点検にも補修にも十分な予算が使えないのが実情でございます。先ほど申し上げたように、一度災害で被害に遭えば、その復旧・復興には整備にかける費用とは比べ物にならないほど莫大な費用が必要になり、個人の被災については幾らかでも自己負担が必要になってまいります。費用対効果をしっかり勘案した上で、無駄な公共事業ではなく、防災・減災に特化し、命を守る社会インフラの整備を早期に進めていくためには、政府の財政支援は不可欠でございます。
以上のような観点から、このたびの意見書を提案させていただいた次第でございます。どうか議員の皆様、慎重なる御審議の上、御理解いただけますようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
議長(小林一三君)
提出者の説明が終わりました。
これより質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林一三君)
起立多数と認めます。
よって、発議第1号、自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書については、原案のとおり採択することに決しました。
議長(小林一三君)
続きまして、日程に従いまして、日程第26、閉会中の継続審査について(議会運営委員会)。日程第27、閉会中の継続審査について(総務文教常任委員会)。日程第28、閉会中の継続審査について(福祉厚生常任委員会)。日程第29、閉会中の継続審査について(産業建設常任委員会)。日程第30、閉会中の継続審査について(市立病院建設・運営特別委員会)。日程第31、閉会中の継続審査について(行財政改革特別委員会)。日程第32、閉会中の継続審査について(予算審査特別委員会)。日程第33、閉会中の継続審査について(議会改革特別委員会)。以上8件を一括上程いたします。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を審査事件として、また、各委員長からはそれぞれ所管する審査事項について、それぞれ閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております8件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、以上8件について、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
議長(小林一三君)
次に、日程第34、議員の派遣についてを議題といたします。
この件につきましては、総務文教常任委員会及び福祉厚生常任委員会並びに産業建設常任委員会の3常任委員会より、10月23日火曜日から10月25日木曜日までの3日間の予定で、東海・関東方面へ調査研究を行うため及び政府関係省庁への陳情活動を行うため、議員の派遣の申し出がございました。
この議員派遣の申し出がありました件について、会議規則第159条の規定により派遣いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、3常任委員会委員長の申し出のとおり、議員派遣することに決定いたしました。
以上をもちまして、本定例会に付された事件は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本定例会の会期は9月28日まででございますが、会議規則第7条の規定により、本日で閉会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、これをもちまして、平成24年第3回宇陀市議会定例会を閉会いたします。
それでは閉会に当たり、竹内市長に御挨拶をお願いいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げたいと思います。
今定例会に提出させていただきました条例の一部改正、一般会計補正予算、そして平成23年度決算等の諸議案を議決または御承認いただきました。ありがとうございました。
今回、平成23年度決算を御承認いただきました。皆様の御努力により改革、改善が進展した成果であり、また交付税が増額されたことが大きく影響し、財政指標は改善いたしております。
しかし、改善いたしましたが、それは普通の自治体になりつつあるということでございます。これからの宇陀市を取り巻く環境は厳しいものがあります。それは宇陀市の地域経済の状況、宇陀市の人口減少、合併の経過措置である交付税の減額などの要因があろうかと存じます。将来に向けてのまちづくりもしっかりと実行していかなければなりません。宇陀市総合計画後期実施計画を策定して、まちづくりをしていきたいと考えているところでございます。これからも改革、改善し、高原の文化都市、四季の風薫る宇陀市をつくっていきたいと考えております。
そして議員各位から貴重な御意見をいただきました。今後の政策に生かしていきたいと考えているところでございます。
平成24年度後期予算の執行もこれからでございます。慎重にその予算の趣旨を遂行できるよう、また着実に実行していきたいと考えております。
国の政局も混迷しております。世界的にも金融不安があり、経済・社会的にも今後も混迷が続くのではないかと考えているところでございます。これからもいろいろな形で宇陀市行政にあらわれてくると思います。絶えず変化に対応できる行政体質、組織でありたいと願うところでございます。
これから実りの秋で、豊穣の秋でございます。すばらしい景色が始まります。また地域では秋祭りも行われます。参加して喜びたいと思うところでございます。
市民の方々、私たちの宇陀市は高原の文化都市、秋の風薫る宇陀市を楽しみながら、元気で健康で日常の生活、また仕事に頑張っていただきたいと思います。
議員の皆様におかれましては、健康に留意され、御活躍を御期待申し上げまして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(小林一三君)
閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今期定例会は9月4日に招集され、本日までの24日間にわたり、過密な日程の中にもかかわらず、提案されました平成23年度一般会計及び特別会計の決算認定、平成24年度補正予算案のほか、条例の一部改正案など数多くの重要案件について、議員各位には終始極めて熱心に御審議を賜り、適切、妥当な結論を得ましたことに対しまして、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
また、市長を初め、理事者の皆様方には、審議の間、常に真摯な態度で御協力をいただきましたことに対しまして、深く敬意を表しますとともに、本会議並びに委員会において議員各位から出されました意見、要望等については、今後十分御配慮の上、執行に当たられますようお願いをいたします。
最後になりましたが、これから秋も深まり、議員並びに理事者各位には何かと御多忙のこととは存じますが、くれぐれも健康に御留意をいただきまして、今後ますます御活躍されますことを御祈念を申し上げまして、平成24年第3回定例会を閉会させていただきます。
ありがとうございました。
午後0時05分閉会