本文
平成24年9月11日午前10時開議
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田徳 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
14番 |
山本新悟 |
15番 | 高橋重明 | 16番 | 小林一三 |
13番
6番山本良治
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
副市長 |
前野孝久 |
教育長 |
喜多俊幸 |
総務部長 |
井上裕博 |
危機管理監 |
山本洋 |
企画財政部長 |
楠田順康 |
市民環境部長 |
大西茂 |
健康福祉部長 |
覚地秀和 |
農林商工部長 |
仲尾博和 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
出口裕弘 |
水道局長 |
栗野肇 |
市立病院事務局長 |
竹内均 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
南勉 |
菟田野地域事務所長 | 徳田準一 | 室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
市監査委員 | 三浦桂太郎 |
午前10時00分
議長(小林一三君)
皆さんおはようございます。
議員並びに理事者の皆様方には、御多忙のところ御参集をいただきましてありがとうございます。
午前10時00分開会
議長(小林一三君)
ただいまの出席議員は14名であります。
6番、山本良治議員の欠席届を受理をいたしております。
定足数に達しておりますので、ただいまから平成24年第3回宇陀市議会定例会を再開いたします。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
これより議事に入ります。
議長(小林一三君)
日程に従いまして、日程第1、議案第43号、宇陀市防災会議条例及び宇陀市災害対策本部条例の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、多田與四朗議員、勝井太郎議員、堀田米造議員、峠谷安寛議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮いただきたいと思います。
それでは質疑を受け付けます。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
おはようございます。それでは早速質問させていただきます。
今、上程されております宇陀市防災会議条例ということで、新旧対照表の中で文言の追加があります。3条の9号に自主防災組織を構成する者又は学識経験のある者のうちから市長が任命する者という文言が追加されております。
ちょうど昨年12月の一般質問の際、宇陀市の防災会議におきましても、やはりどうしても充て職が多いという中で、どうしても男性さんの委員さんが多いという中で、やはり防災にあっては昨年の東日本大震災等々を通しましても、やはり女性の視点での防災に関する視点がまだまだ不十分じゃないかというところで一般質問をさせていただきまして、その12月の時点では、9号にある前各号に掲げるもののほか、市長が特に必要と認めて任命する者ということで、今回はそれが10号になっております。そういった中で、竹内市長もそういった条項を通して女性の視点もこれから積極的に取り入れていきたいというような趣旨の答弁があったと思います。
今回、自主防災組織を構成する者又は学識経験者という文言も追加をされているんですが、やはりもう一度これは市長のその辺の確認ということなんですが、今後防災会議において女性の委員さんの登用というところにおきまして、しっかりと登用をしていっていただきたいと思うんですけれども、その辺の御決意、確認をさせていただきたいと思います。
議長(小林一三君)
山本危機管理監。
危機管理監(山本洋君)
失礼いたします。井谷議員の御質問にお答えしたいと思います。
まず、今回のこの条例の改正につきましては、今議員のほうもおっしゃっていただきましたように、先般の3月11日の3.11ということで東日本の大震災におきまして、これを教訓に、いろいろ災害対策を今非常に練られておるわけなんですけれども、それの第一弾として出てきた改正だと思います。ということで、大規模な広域的な災害に対する即応力を強化していかなならんと、これが1点あるかと思います。それから、災害時における被災者の対応の改善、これとさらには、いろいろ防災教育やそういう教訓を今後多種多様な面で伝承していかなければならない。それと、さらに今そこでつけ加えられておりますのが、女性、特に避難所におきます女性の立場というもの、これをやはり今後はもっと地域の行政は重視しなければならないのではないかなという反省点がやはり大きく出てきたということがこの中に含まれてきておると思います。
我々も宇陀市としましては、市長答弁されたとおりだと思うんですけれども、危機管理関係で防災関係のこういう委員につきましては、そういうメンバーの方々も今後含んでいただきまして、いろんな面で女性の視点、また、そのころ自主防災組織というのも余り組織されていない現状がございまして、今、来年度には50%近い、50%を超えるかもわからない組織率になってきておりますので、こういう方々を一つの協会とは、まだそこまでいってないんですけれども、協議会みたいなものをある程度こしらえながら、そういう方々も含んでいただけるようなそういう組織をつくっていけたらなと考えておりまして、こういう条例改正の中にも今後は含まれていくと解しておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
以上でございます。
議長(小林一三君)
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
以前から私自身も女性の方、何とか登用したいと考えておるんですけれども、なかなか担当の者にも指示いたしておるんですけど、なかなか適任者というんですか、そんなことも含めながら総合的に考えて、やはりしていかなければいけませんし、なるべくそういうような形でさせていただきたいと思っておりますし、そしてまた、ぜひともやはり女性の方が入っていただきたいなと基本的には考えております。また、近日中にも、ある委員会の中でも女性の方、特に女性の方という指名しておるんですけれども、なかなか担当の者からも、やはり女性の人材、宇陀市女性の会も含めていろいろ検討はさせていただいておりますので、決して忘れたということではなしに、そういう方向でお願いしたいし、また市民の方々の意識もそのような方向でお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
おはようございます。
井谷議員の御質問にも少し関連はしますけれども、まず9月2日の日に初めてといいますか、防災訓練をされまして、私も見学をさせていただきました。実際に災害対策本部を開いて、そして内牧の市民の方々も実際に避難活動をしていただいてということで、非常に実際の状況を想定していろいろ訓練をしていただいたということで、まず御苦労さまでございました。
そういう中で、やはり住民の方も関心が高まっておりますので、何点か御質問させていただきたいと思いますが、今のこの防災会議のメンバーに関しまして、この条例を拝見しますと、先ほども井谷議員のほうからも指摘をされておりましたけれども、充て職という形での方もやはり大部分なのかなという感じが私もしております。そして、もちろん市長が任命できる方がいらっしゃるわけですけれども、この中に実際のそういう災害における例えば病院の関係者とか、やはり地域のお医者様の方とか開業医の方とか、それから民間の高齢者の施設の関係者の方とかそういう方々も、やっぱり非常に大きな災害に対して起こったときにいろんな形で御協力をお願いしないといけないわけですので、そういう方についても検討していただく必要があるのじゃないかと思います。その点についてはいかがでしょうか。
議長(小林一三君)
山本危機管理監。
危機管理監(山本洋君)
失礼いたします。
今の高見議員の御質問、防災委員のメンバーについてということでの御質問だと思うんですけれども、基本的に病院関係者、これは宇陀の医師会なりまた市立病院、こういう方々との実際的な防災会議にも入ってもらっておるわけではないんですけれども、基本的にはいろんな防災関係の会議等には、いろいろコンタクトをとらせてもらっているという現状がございます。また、災害対策本部を立ち上げたときにもそうですし、災害対策本部関係の今後のあり方とかいろんな面での検証におきましても、御意見を聞かせてもらっているという現実的な実情もございます。
ただ、メンバーとして今後そういう民間の老健施設なり病院関係者の方々その他のそういう有識者の方々の件につきましては、今回改正も含まれるようでしたら、いろんな面で検討も加えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それから、先ほども自主防災組織を構成する方ということで、こういう方々もこの防災会議の中に入っていただくようなそういう改正になるわけですけれども、そのことについて少し関連になりますが、自主防災組織について少しお伺いしたいと思います。
先ほど危機管理監のほうから来年度には50%近くというお話がございました。今組織の立ち上げに向けて自治会を中心に進めていただいているとお聞きしております。そういう中で、市としても補助金を出したり自主防災会議の立ち上げに向けての支援策を出しておるわけですけれども、1点は、この自主防災組織の補助金というものがホームページのほうでも出ておりまして、いろいろ補助対象としては、訓練それから啓発活動その他の必要な活動ということでなっております。ただ、初年度のみの補助金交付ということが注釈として小さく書かれておるわけで、そして金額も世帯数に応じて分かれているわけですが、一体どういうことにこの補助金を活用していただきたいということで市は考えておられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。
議長(小林一三君)
高見議員に申し上げます。
会議規則の中で、同一議案については3回という質問の制約がございます。議員がおっしゃる今3問ということでございますが、もう1問質問されたら、今度その次は質問できないということになってきますので、その辺を含めて考慮をいただいて、同一案件につきましてはまとめて質問していただいて、そしてそれぞれの答弁に対してまた再質問をいただけたらいいのかなと。
どうぞ。
2番(高見省次君)
そしたら2回目ということでまとめてさせていただきます。
関連になりますけれども、自主防災組織の進め方についても、ホームページでイラストなるものを入れてわかりやすく説明していただいていると思います。その中で、いろんなことを考えて進めていただきたいということをお願いしているわけですけれども、一番最後のほうに備蓄のことが書いてありますね。備蓄をしてくださいということが書いてあるわけですけれども、やはり備蓄となると、かなりの量とかそれから金額とか、そういうコスト面のことが出てくると思います。
ですから、先ほどの補助金にも関連するんですが、こうした備蓄をこれは本来ならば行政が責任を負うべきことではないのかなというそういう御指摘もございます。ですけれども、この自主防災組織の中で備蓄についても御検討していただきたいということが書いてあるわけで、一体その点について費用面、補助ということも含めてどういうように考えていただいているのか、市として考えているのかですね。備蓄もその費用も全部それぞれの地域でやってくださいということなのか、そのあたりを備蓄というものがどういうものが必要なのか、どれぐらいの分量が必要なのか、その辺のアドバイスも含めてお願いしたいということです。
議長(小林一三君)
山本危機管理監。
危機管理監(山本洋君)
高見議員の御質問にお答えしたいと思います。
2点ほどあったのではないかと思うんですけれども、まず1点目の初年度の補助の自主防災組織に対する補助ということで、当市のほうも随時結成されたところについてはやっておりますけれども、これにつきましては、趣旨的には本来、大字単位でそういう組織を形成していっていただこうかなと、こういう趣旨であったかと思うんですけれども、ただ、議員も御存じのように少子高齢化ということで、自治会におきましても本当に少人数で、また世帯数も非常に少ないということで、自主防災組織を立ち上げるにおいては非常に困難な問題も多いですし、いろんな地域の役職なりなんなりで、なかなかそういうものも難しいと、それと少ない人数で高齢者が高齢者を救助する、助け合うという組織づくりはいかがなものかと、こういう概念から、組織をある程度枠をこしらえて、それに対して協働的な枠組みをつくっていただいた自主防災組織をつくっていただいて、そういう活動に当たっていただこうという趣旨で、今の人数割、また初年度に対するそういう補助を出していこうという考えでなかったかと思います。
人数につきましては、ある程度広域的にやっていただいておる大きなところでしたら、もう10カ大字を一緒になって、この前の内牧なんかはそうですけれども、いろいろ積極的にやっていただいておるところもありますし、そういうものを中心に、我々としても、初年度それを全て使えというわけではないんですけれども、いろいろな面で初年度の自主防災組織の中で必要として出てくる簡易な救助関係の資機材だとか、そういう会合をつくるための会議費だとか、いろいろあると思うんですけれども、そういうものに充てていただきたいということで、少額ではあるんですけれども、準備をさせていただいたというのが趣旨ではないかと思います。
それともう1点の備蓄関係のというお話なんですけれども、これにつきましては、若干表現がそういうようになっておりますので、解釈が非常に大きくなってしまう面もあるんですけれども、決してその自主防災組織に市がやらなければならないような備蓄関係をやってくれというお話ではなくして、救助というよりも、人をお互い助け合うような軽易なそういう資機材だとか、そういう簡易な器具だとか、そういうものを自主防災組織の中でも備蓄として持っていただくとか。これ、室生なんかでしたら、旧室生村の資機材だと思うんですけれども、備蓄倉庫をこしらえておられる自治会もあるわけです。そういうところには、かなりのものも備蓄してもらっておりますし、それは決して食べ物とかそういうものだけではなくして、いろんな先ほど言いました備品だとかそういう自主防災組織を維持するための資機材だとか、そういうものを全てそういうところで賄っておるということでございますので、市としては食糧、アルファ化米だとか飲料水だとか一定量を備蓄もさせてもらっておりますし、自主防におきましても、個人的にはもう皆さんも御存じだと思うんですけれども、3日分だけは個人でまず準備をしておいてくれと。この3日分は何とか個人でやっていただいた中で、そこで自主防災組織の方々と協力をして公助の救助を待つという体制づくりをしなければならんという趣旨でございますので、3日分の部分は個人、また自主防災組織はそれと公助が来るまでの補う部分で今後どういう体制づくりをしなければならないかというのは我々にも課せられた仕事かもわかりませんけれども、その点を今後訓練も実施しましたので検証しながら、そういう面についての考え方をまとめていきたいなと思っているところでございます。
以上でございます。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
わかりました。
ということは、やはり市がやるべき備蓄については市が責任を持ってしっかりやるということで、その点について少し住民の方もわからないという御指摘があったものですから、その点について確認させていただきました。
今山本危機管理監のほうから、この補助金についても立ち上げのための簡易ないろいろな経費ということでのお話がございました。自治会単位では高齢化が進んだり人が減っているということで、なかなか難しいということでの広域というか、少し広い地域でのまとまったそういう組織を想定されているのかなと思いますが、現実には、これは天満台のことですけれども、各自治会ごとに組織化を今進めておられますね。それで、もちろんそれがどうだということでもないんですけれども、例えばある自治会は、補助金を受けることになって、そして結局それを皆さん一人一人に分配されて、そして非常時の持ち出し袋ですね、それと小さな懐中電灯を配られたと、それでもう終わってるんですね。
ですから、これはある意味もともとは、さっきのお話だと個人で備えるべきものかなという気もするので、そのあたりのことがちょっと先ほどおっしゃっている補助金の組織の立ち上げに向けての使い方ということとは違うのかなという気もします。
ですから、やっぱりそういうところを市としてのアドバイスといいますか、そのあたりはわかりやすく組織化をお願いする方々にある程度、それはこうしなさいと言うことはできないのかもしれないんですけれども、お伝えいただきたいと思います。
そういう点も含めて、市長のほうから今回の防災訓練のまだそれは総括はできないかもしれませんが、評価について含めて、この自主防災組織をこれからお願いしていくわけですけれども、その補助・支援の仕方あるいは組織化の仕方なども含めて、少し市長のお考えをお伺いできればありがたいと思います。
議長(小林一三君)
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
防災に関しましては、今月2日の日に防災訓練をさせていただきました。そのときに市民の皆様方にも御理解いただくように最後のまとめの中で話をさせていただきました。そしてまた、今後その収録したものを含めて再放送させていただきたいと思っております。その中でもいろいろ話をさせていただきたいと思っておるんですけれども、骨子につきましては、そのテレビ放送の最終の終了宣言のところで話をさせていただきましたように、やはり皆さん方と一緒に自主防災組織も含めて地域でしっかり考えていただきたいということでございますし、行政といたしましても精いっぱいさせていただきたいと思っております。
しかし、災害は、そのときも述べましたように、いつ起こるか、どの場所で起こるかということも含めて、いろんなケースが想定されますので、それに柔軟に対応できるように、備蓄の問題も含め、宇陀市におきましては、ほとんど災害支援協定を結ばせていただいております。ですから、食糧についてもほぼ充当できるのではないかなと推測しております。農家でありますと、1年分のお米は持っておられますやろうし、また都市部においても、やはりコンビニもございますし、そしてまたホームセンターもあるわけでございますので、そんな方々と協力して災害支援に当たりたいと思っております。
甚大な支援になりますと、また奈良県また自衛隊等も含めて支援を願わなければいけませんけれども、それまでに何とか宇陀市の中でできることは支援しながら、お互い助け合いながら、行政も精いっぱい支援させていただきながら、災害対応に当たっていきたいと思っております。
そして、災害のためだけに基金も含めて整備ということではなしに、ふだんのまちづくりの中で考えていきたいと思っております。ですから、基金も含めて災害のときだけ使うという基金ではいけないと思っておりますので、まちづくり協議会も含めて、そんな中で考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
議長(小林一三君)
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして質疑は終結いたします。
ただいま議題となっております日程第1、議案第43号、宇陀市防災会議条例及び宇陀市災害対策本部条例の一部改正については、会議規則第37条の規定により総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
議長(小林一三君)
続きまして、日程に従いまして、日程第2、議案第44号、宇陀市公園条例の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、山本繁博議員、上田徳議員、中山一夫議員、山本新悟議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮いただきたいと思います。
それでは質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
公園条例の一部改正ということで、また後から出てきます指定管理者についての議案とも少し関連してくるわけですけれども、このワールドメイプルパーク、今菟田野のほうで工事が進められております。そして地元の方がNPO法人をつくられて運営をしていただくということでの対策ということになると思います。公園条例の改正ということで、このワールドメイプルパークを条例の中の別表、都市公園以外の公園の中に含めるというそういう議案です。それについて少し資料請求も事前にさせていただきまして、市のほうから、といいますのは、いわゆる都市公園であったり都市公園以外の公園であったり、あるいはまた、この公園条例以外に特別に条例を制定している公園があるというそういう枠組みになっているわけですね。今回のワールドメイプルパークがなぜ都市公園以外のところに入るのかというところがもうひとつよくわからないので、それを資料として出していただきました。
その中で、例えば平成榛原子供のもり公園については、特別に条例を設定しているわけですね。その理由として、この公園が有料のキャンプ・バーベキュー施設などを有するという性質や設置後の管理運営形態を考慮してというそういう理由が書かれております。それから同じく、やはり室生の山上公園芸術の森についても、その経緯や管理運営は宇陀市公園条例で規定する公園とは性質を異にしておりという説明をいただいております。
そういう特別な経緯なり運営なり運営形態ということがあるときに特別に条例を定めるということのようですけれども、そうすると、今回のこのワールドメイプルパーク、これは今後来年オープンしましたら、NPO法人の方に指定管理者として運営していただくと、そしていろんな事業をしていただいて、有料でしていただいてという、そして地元でしっかりとこの公園を活用して、さまざまなまちおこしといいますか、活性化に向けて活用していただくというそういう趣旨ですね。
ですから、まさにこれは単なる公園ということじゃなくて、私は特別な目的を持った、そして運営形態もそういう指定管理者ということでの公園になると思いますので、それが今回なぜ都市公園以外の公園ということはたくさんあるわけですけれども、ちょっとした緑地とか児童遊園とかポケット公園、そういうところと同じ扱いになるということが、ちょっと私はやはり分類の仕方としてはどうなのかなと思いますが、その点について、また指定管理の件については後ほどそのときにお伺いしますが、公園の分類についてまずお伺いしたいと思います。
議長(小林一三君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
高見議員の質問にお答えさせていただきます。
今議員が御質問していただいたとおり、ワールドメイプルパークにつきましては、特別な公園という扱いにもなるわけでございますけれども、ワールドメイプルパークの公園、いわゆる公園自体の圃場、カエデの圃場なりビニールハウスといいますのは、通常の公園の位置づけとして変わりないということで、都市公園以外の公園として設置をさせていただきます。
ただ、先ほどもお話ありましたように、NPO法人の方がこのカエデを活用して運営をしていくと。ただ単なるここの公園につきましては、NPO法人が管理、水やりとか剪定とか草刈りとかいう意味合いのことで管理をしていただくということですので、通常の公園と変わりないということで位置づけをさせていただいております。
また、都市公園と都市公園以外の公園の違いについても、ちょっとわかりにくいところがありますけれども、宇陀市の公園条例第2条第2項にあるとおりでございますけれども、都市公園は都市公園法第2条に規定する公園をいいまして、地方公共団体が都市計画区域において設置する公園または緑地を対象としていまして、それから都市公園区域内であっても、都市公園法に基づかないものを都市公園以外の公園としております。これだけはつけ加えさせていただいております。
以上です。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
今、形としては都市公園以外の公園とそれほど変わりないということ、そして運営についても草刈り、剪定という、そうですかね。そしたらこれ、後ほど指定管理のところで御質問しようと思ってますけれども、これはそういう管理をしていただくということなんですか。全然違うと私は思いますけどね。いろんな形でカエデの苗木販売とかつまもの販売とかイベント、そういうこともさまざま考えておられますよね。そういうことは、単なる掃除してくださいというそういうことではないと私は思いますけれども、その点については地域事務所長、いかがなんですか。
議長(小林一三君)
徳田菟田野地域事務所長。
菟田野地域事務所長(徳田準一君)
菟田野の徳田です。
今、建設部長のほうから発言があったんですけれども、公園としては施設自体は市のものという位置づけになると思うんです。それを後で出てきます指定管理というところでそれを運用していくという形になるんですけれども、施設自体は都市公園以外の公園という位置づけで考えいますけど、そうした運用の中で指定管理した中で、NPOさんがそのカエデを活用して観光それから苗木の生産あるいはカエデの研究等々の多方面の要素を持ちながら活用していくと考えております。
以上です。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
どう運営していただくかというところが今お二人全然違いますよね。そこのところは、やっぱりきちっと市として、市が所有者ですから、どういうことをしていただくかということは協議をして進めていただくわけですので、当然統一してやっていただきたい。
もう3回目ですので、これはまた産業建設委員会のほうで審議いただくので、では平成子供のもり公園はどうなのか、山上公園はどうなのか、それをじゃあまた宇陀市の公園条例に一緒に収束していくという方向性もあるでしょうし、そういうことも全部含めて少しやはり整理をまたしていただくような議論をぜひお願いしたいと思います。質問としては終わりたいと思います。
議長(小林一三君)
ほかに質疑はございませんか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
私も今、高見議員の質問に少し関連いたしますが、今の出していただいている資料を見る限りでは、今の条例の中に新しくワールドメイプルパークを加えることについては特に問題はないかと思うんですが、実際にNPOが指定管理を受けて運営をしていくと、どうしても建物を使うときに料金を取るような事案というのが出てくる可能性があるかなと思います。
例えば何かイベントを行ったりするときだったりとか、どこかのNPOと一緒にやるであったり、これは例えばですけれども、何かあの施設を使ってほかの団体と一緒に音楽活動をしたいであったりとか、もしくは結婚式をしたいというようなことがあった場合、建物を貸すということが実際に出てくる場合があるかと思います。
そういうときに、基本的にカエデの郷づくりのほうから出していただいている資料を見る限りでは、場所を貸すことについては全て無料にするとなっておりますので、今の条例のままで構わないと思うんですが、実際に運営をしていく中で料金を取る必要が出てきたときには、新しく条例を改正するのではなくて、平成榛原子供のもり公園のように新しい条例をつくって金額を決めたりとか、類似施設としては室生地域のふるさと元気村であったり音楽の森がかなり近いと思いますので、同じようなことができるようにしていくこともどこかで検討する必要もあるのかなと思います。
もちろん今のままであれば構わないんですが、実際に指定管理を進めていって実際に運営していく中で、これ料金が一切取れないということがどこかでハードルになる可能性もあるかなと思うんですが、もしそのようなことが起きたとき、あくまでもこの条例があるのだから指定管理者については指定管理期間は全部無料でそういうことはやってくださいという対応をしていくのか、それとも、それについてはもう一度ちゃんと検討した上で条例としてつくっていくのか、どちらか選択を迫られるときが来ると思うんですが、そのとき条例を改正するか、もしくは条例を新しくつくるようなことというのは何か想定したことというのはございますでしょうか。
議長(小林一三君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
さきにお断りさせていただきますけれども、今の公園条例の設置に関しましての公園といいますのは、今勝井議員がおっしゃいます建物につきましては含まれておりませんので、今公園条例で定めるところのものにつきましては、カエデの圃場、ビニールハウス、それと広場となっておりますので、一応後ほど指定管理のところで再度御質問あるかと思いますけれども、公園条例の設置に関しましてはその部分だけということで、よろしく御理解いただきたいと思います。
議長(小林一三君)
よろしいか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
御説明ありがとうございます。
前の昔のグラウンドのところがあくまでも対象で、後ろの校舎であったり今改修をしているところ、旧の建物については別だということはよくわかります。ただ、一方で、あれどう考えても一体のものでして、その解釈でも構いませんが、建物を使うときと公園の前を使うときと分けて考えろとか、運営を考えると一体にしておいたほうがいいかなとは思いますし、別ですよというのは、いろいろ法律の壁があったりとかいろいろあるのはよくわかるんですね。例えば耐震性の課題があったりとかいろいろあるので、全部一体にすると、すごい行政が責任を背負う可能性があるというのもよくわかります。
ただ、実際に運営していく上で何か支障が出なければいいんですが、建物と公園というものは、あくまでもどう見てもあれ一体のものですので、一体で考えていくべきではないかと思いますが、あくまでも今のこの解釈だと、建物については建物で別に考えてもらえばいいということでよろしいんでしょうか。
議長(小林一三君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
建築物に関しましては別という形で考えていただいたらと思います。
議長(小林一三君)
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第2、議案第44号、宇陀市公園条例の一部改正については、会議規則第37条の規定により産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
議長(小林一三君)
続きまして、日程に従い、日程第3、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてから日程第8、議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算6議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております補正予算関係の6議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、補正予算関係の6議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、日程第3、議案第45号から日程第8、議案第50号は予算審査特別委員会に付託いたしますので、堀田米造議員、山本繁博議員、勝井太郎議員、高見省次議員、上田徳議員、大澤正昭議員、多田與四朗議員、高橋重明議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑の際には、各会計補正予算書のページ数もあわせて申し述べていただきますようお願いいたします。
一般会計につきましては、補正予算書に沿って歳入歳出とも款別に進めます。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
初めに、日程第3、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についての質疑を受け付けます。
2ページから4ページ、第1表「歳入歳出予算補正」及び7ページから8ページ、事項別明細書は歳入歳出の款別で順次進めます。
5ページ、第2表「債務負担行為補正」及び6ページ、第3表「地方債補正」については、歳入歳出に関する質疑が終了した後に質疑を受け付けます。
それでは初めに、歳入の9ページ、12款分担金及び負担金。
質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次、同じく9ページ、14款国庫支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次、9ページから10ページ、15款県支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
10ページ、19款繰越金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次、11ページ、20款諸収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
同じく11ページ、21款市債。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
歳入に関する質疑が終わりましたが、ここで歳入全般に関する質疑がございましたら受け付けいたします。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
それでは歳出に移ります。
12ページ、1款議会費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
12ページから13ページ、2款総務費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
13ページ、3款民生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
14ページ、4款衛生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
14ページから15ページ、5款農林水産業費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
15ページ、6款商工費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
15ページ、7款土木費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
同じく15ページの8款消防費。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
議長の許可をいただきましたので、消防費で災害対策費で今回、宇陀市要援護者台帳デジタル化等業務委託料ということで、要援護者のそういうシステムに係る事業ということで、まずこれについて確認させていただきたいことがございます。2点ございます。
1点は、まずその要援護者とはどういう人が対象になるのかという点、これが1点。もう1点は、やはり今回、事業別シートで大体その内容を確認させていただきまして、やはり行政の中で、やはり横の連携ということで、それが必要になるということで、そういうのも駆使しながらやっていくという点、これに関しては大変重要であると認識しております。ただ、やはりシステムがよくなるだけでは、やはり実効性といいますか、これをもとに現実の対応がさらに強化されていくことにつながるものでないといけないとは思いますので、実際のいざというとき要援護が必要となった場合の対応の状況といいますか、それをお聞かせいただきたいと思います。その2点よろしくお願いします。
議長(小林一三君)
山本危機管理監。
危機管理監(山本洋君)
失礼いたします。今、井谷議員からの御質問にお答えしたいと思います。
まず、災害時の要援護者とはどのような方々をいうのかという御質問を一部伺ったと思いますけれども、この定義につきましては、通称災害弱者、こうマスコミ等でもよく言われるんですけれども、災害弱者とそういうように言われておる方々を示していると思います。正しく申し上げますと、災害から身を守るために安全な場所に避難するなどの一連の防災行動をとる際に支援を必要とする人々と、こういうように定義もされております。これは非常に幅広く解釈できるわけですけれども、例を挙げますと、ひとり暮らしの高齢者の方々、また自宅、いろいろなところで寝たきりのような状態での高齢者の方々、また体に障害を抱えておられる方、こういう方々が代表的な要援護者ではないかなと、我々のほうではそういうように理解もさせてもらっております。
ただ、そのほかにも妊婦さんやとか乳幼児、こういう方々も避難には非常に支障を生じるわけですので、こういう方々も含まれますし、最近でしたら市内にも若干登録もされておる方もおられると思うんですけれども、仕事に来られておる外国人の方々ですね、言葉が通じない方々も、こういう方も要援護者の中に含まれてくるのではないかと、拡大的に解釈しますと含まれてくると考えているところでございます。
こういう要援護者の方々が市内にそしたらどれぐらいおられるのかということなんですけれども、これは非常にプライバシーの問題もありまして、事業として取り上げて、23年10月ごろに危機管理のほうでも災害時要援護者避難支援計画ということで施行もさせてもらっておりますけれども、今のところ、これ手上げ方式ということで、自主的に申し出ていただいていると、これのいかんはあるんですけれども、基本的なプライバシーの問題もありますので、今のところ手上げ方式で確認させてもらっております内容につきましては、これは本年の8月末現在なんですけれども、市全体で882名という登録をしていただいております。その中で、地域別には大宇陀地域が271、菟田野地域が140人、榛原地域がちょっと少ないんですけれども、84人、室生地域が387人とこういう状況でございます。危機管理課としても積極的にこれも進めていきたいと思っておるところでございます。
ただ、もう1点の議員の御質問のこれをなぜシステム化していく必要があるのかという点だったと思うんですけれども、これにつきましては、今デジタルの問題は当然社会的なニーズがありますし、デジタル化をしていかなならんというのは、これだけではなくしてほかにもいろいろあるわけですけれども、今、市としてやっておりますこういう方々の登録につきましては、紙ベースでやっておりますので、なかなか把握はできますけれども、なかなか一遍に活用するわけにはいかないと。市におきましても、庁舎内のLANでデータベースについては一応皆さんお互い各課も共有もしておるんですけれども、今後災害要援護者のスムーズな避難支援をしていくためには、このデジタル化に伴ってシステム化していくことが基本的には大事ではないかなと思っております。
住民の基本台帳とのリンクなど、個別の課で管理する必要のあるデータとリンクできるのを初め、災害発生時に統一したGISデータ、これは地図を基盤としたものなんですけれども、こういうところにやはり書き込んでいって、先般9月2日にやりました災対本部の中でも、こういう地図を皆さんも見ていただいたと思うんですけれども、その中に要援護者の方々の地図をマークを入れて確認を容易にしたり、そのほかにも消防のいろんな基礎データもその中にも入れたり、そういうようなデジタル化の中でそういう一本化をしていくという中で、データの一元管理ができるようにするためにも非常に期待しているところでございます。
いろんな意味で、今後そういう共有化ができる一助になればということで予算化をさせてもらったということですので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
議長(小林一三君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
今、必要性ということで答弁いただいたんですが、自分は必要性というか、必要なものであるというそれは認識していまして、ちょっと答弁が違ったのが、これをもとに実際に要援護者が必要な事態になったときの対応、どういう形で例えば連携をとって、そういう援護の必要な人がどういう形で避難なりされるかというその実務面というんですかね、それがどういう形で進められているのか、その辺のところ、現場対応の状況をお願いします。
議長(小林一三君)
山本危機管理監。
危機管理監(山本洋君)
失礼いたしました。
今の井谷議員の御質問ですけれども、先般の訓練の中でも若干見ていただいた部分もあるかと思うんですけれども、災対本部では要援護者を今回訓練の中にも入れさせていただきまして、内牧地区におきましては今回の訓練では、これは仮想なんですけれども、実際障がい者の方を直接避難所へ搬送するというのも体の支障の問題もありますし、危険を伴う面もありましたので、一応仮想ということで自治会にお願いしましたのは、14名から15名、この方々を仮想として各自治会で今回消防団、また自主防災組織、この方が協力していただきまして、市長の避難準備体制の指示の後、一斉に避難を開始していただきました。この検証はまだ先ほども話出てましたけれども、今後検証していって、いろんな面の反省も加えながら防災等に生かしていきたいんですけれども、そういうような訓練も今回あわせて実施しまして、結局その地域の方々、自主防災組織、また消防署、消防団、警察、いろんな組織や行政もかかわって、こういう方々を共有認識のもとに避難の指示ができる体制を今回の訓練の中にも入れさせていただきました。
ああいう中で、無線を通じてとか、特にやはり自主防災組織と地元の消防団の方々、こういう方々に把握をしていただいて、その情報も危機管理課のほうからも流させてもらっております。ただ、なかなか完璧ではありませんので、それをデジタル化していくこと、それをスムーズに行うために今後予算化をお願いしておるんですけれども、そういうように災対本部の中で把握をして、いかにスムーズに皆さんに協力をいただくかと、こういうような体制づくりをするものでございます。そういうように御理解いただいたらと思います。
以上でございます。
議長(小林一三君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
地域の方々が地域にどれだけのそういう援護が必要な方がいるかということをやっぱり掌握していただいて、そういう人たちに本当に協力をいただいて、安全に避難するということがやはり重要になりますので、その情報をやっぱり瞬時にそういう動ける人に市からお伝えして動いていただくという、それを本当に徹底して御協力を進めていっていただきたいというようにお願いします。
以上です。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
16ページから17ページ、教育費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
同じく17ページ、10款災害復旧費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
それでは、5ページ、第2表「債務負担行為補正」の質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
次に6ページ、第3表「地方債補正」について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
それでは、以上で歳出に関する質疑が終わりましたが、ここで歳出全般に関する質疑がございましたら、受け付けをいたします。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
たびたび失礼をいたします。
歳出全般ということで、今回補正予算の中に緊急雇用の創出事業ということで4点ございます。そこで、これから公募されたりとかしていくというようには思うんですが、中には専門性の必要なそういう業種もあるかなとは思うんですが、ちょっと事業シートの中では文化財の公開施設管理に関しては若干大体人数も書いてあるんですが、ほかの3点についてちょっと人数、詳細はわからないんですが、これに関して一つ提案でもあるんですけれども、今言いましたように、中には専門性の必要なものもあるかと思うんですが、そうでない事業も含めまして、そうでない一般の仕事といいますか、行為に関して、やはり全部が全部というのはこれは無理かとは思うんですが、現在全国的にも生活保護の受給者のいろんな問題がありますけれども、そういったその中には、やはり仕事を探しているにもかかわらず、なかなか見つからず生活保護をいただいているという方も中にはいらっしゃるかと思います。当然そういった個人情報に関しましては、これは厚生保護課のほうで細かく掌握はされていると思うんですが、そういう生活保護受給者の中にも、やはり当然働けるけれども、なかなか職場がなくてという方もいらっしゃるかとは思います。ですので、この緊急雇用全体ということではなかなか厳しいかもしれませんが、やはりそういう生活保護受給者で仕事を探しているけど見つからないという方にも、ある面では優先的にできる仕事をあっせんといいますか、しながら、生活保護費を抑制していくということも一つ大事な観点になってくるのかなと私は思っております。
そういうことで、そういう面でも検討いただけたらなというように思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。ちょっと各項目に関しては分かれますが、総括してでも結構です。
議長(小林一三君)
井上総務部長。
総務部長(井上裕博君)
総括してということなんですけれども、一例として私のほうの事業を申し上げさせていただきます。
管財課のほうで補正予算、出させていただいております公有財産のデータベース化という事業がございます。これ、今回事業別シートにもありますように、933万8000円という補正でございます。このうち今年度、人件費が852万円余りということです。これは県の緊急雇用というものをほぼ全額利用させていただくということですので、この際に新規雇用者、新しく雇用してくれということの金額は、ここにありますように490万円余りということです。ですので、これは昨年の事業でもありましたけれども、事業者に対しまして、受給者に対しまして、宇陀のハローワークですか、あそこで雇用の募集をしてくれというような形の指定といいますか、そういうことをしていくということです。
おっしゃるように、生活保護の方について引き合わせるということ、これはちょっと先ほどおっしゃったようにプライバシーの問題もありますし難しいかと思うんですけれども、担当の厚生保護課のほうでは、そういう生活保護の方が仕事につかれるような形の支援員みたいな方もおられると聞いておりますし、またその辺はそちらの担当の方も、こちらが求人出た場合に考えていただければと思います。
仕事の内容として専門性があるのかどうかということなんですが、この内容は、やはりデータベース化ということですので、少しパソコンの作業なりの知識は必要になるかと思いますが、その辺はちょっとまたこれからの仕様になっていくかなと思います。
以上です。
議長(小林一三君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
あと三つありますが、個々にもうお答えいただく必要はございません。今も話がありましたように、厚生保護課のほうでも、そういう就労の支援とかそういうのもされているというように聞いておりますので、そういった中でできる仕事をあっせんというか、優先的にというのはなかなか現実は厳しいかもしれませんが、そういう中で、こういう仕事もあるということで、可能な方にもそういう形をとっていくことが生活保護費の抑制にもつながっていくと思いますので、ぜひ進めていただければと要望します。
以上です。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして、日程第3、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についての質疑を終結いたします。
休憩いたします。
午前11時15分から再開をいたします。
午前11時04分休憩
午前11時16分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
日程第4、議案第46号、平成24年度宇陀市営霊苑事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして、議案第46号の質疑を終結いたします。
次に、日程第5、議案第47号、平成24年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして、議案第47号の質疑を終結いたします。
次に、日程第6、議案第48号、平成24年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第48号の質疑を終結いたします。
次に、日程第7、議案第49号、平成24年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第49号の質疑を終結いたします。
次に、日程第8、議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第50号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第3、議案第45号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてから日程第8、議案第50号、平成24年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)についての補正予算6議案につきましては、会議規則第37条の規定により、予算審査特別委員会に審査を付託いたします。
議長(小林一三君)
次に、日程第9、認定第1号、平成23年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第22、認定第14号、平成23年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についてまでの平成23年度決算関係14議案を一括して議題といたします。
本議案の平成23年度決算関係14議案は、過日の本会議において提案者の説明並びに監査委員から決算審査の報告が終わっておりますので、本日は質疑を受け付けます。
初めに、決算審査意見書に対する質問を受け付けます。
質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
質問なしと認めます。
これをもちまして、監査委員の審査意見書の質問を終結いたします。
続いて日程に従いまして、それぞれの決算書に基づき、会計別に質疑を受け付けます。
認定第1号から認定第14号までの14議案は、質疑の後、委員9名で構成する決算審査特別委員会を設置し、付託の予定でありますので、選任内定委員、勝井太郎議員、高見省次議員、堀田米造議員、井谷憲司議員、大澤正昭議員、中山一夫議員、多田與四朗議員、山本繁博議員の質疑は御遠慮願います。
一般会計につきましては、決算書に従って15ページからの歳入歳出の事項別明細書の款別に行い、歳入の終わりに歳入全般に関する質疑、歳出の終わりに歳出全般に関する質疑を受け付けます。
各特別会計につきましては、歳入、歳出に分けさせていただきたいと思います。
企業会計につきましては、各会計ごと全般についての質疑を行います。
320ページから328ページの各会計実質収支に関する調書及び附属書類に関する質疑は、後期高齢者医療事業特別会計の後に行います。
なお、水道事業会計に対する質疑終了後、平成23年度の宇陀市における全ての決算を通じまして総括的な質疑をお受けいたしたいと思います。
それでは、決算認定関連議案に対する質疑に入ります。
日程第9、認定第1号、平成23年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を受け付けます。
質疑は決算書のページ数を述べられてからお願いいたします。
初めに、歳入、15ページから17ページ、1款市税。
質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
17ページから18ページ、2款地方譲与税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
18ページ、3款利子割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
同じく18ページ、4款配当割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
18ページから19ページ、5款株式等譲渡所得割交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
19ページ、6款地方消費税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
19ページ、7款ゴルフ場利用税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
20ページ、8款自動車取得税交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
同じく20ページ、9款地方特例交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
20ページから21ページ、10款地方交付税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
21ページ、11款交通安全対策特別交付金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
21ページから23ページ、12款分担金及び負担金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
23ページから27ページ、13款使用料及び手数料。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
27ページから33ページ、14款国庫支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次、33ページから42ページ、15款県支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
42ページから44ページ、16款財産収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
44ページ、17款寄附金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
44ページから46ページ、18款繰入金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
46ページ、19款繰越金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
46ページから53ページ、20款諸収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
53ページから55ページ、21款市債。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑がないようであります。
歳入に関する質疑が終わりましたが、ここで歳入全般に関する質疑がございましたらお受けいたします。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
次に歳出に移ります。
56ページから57ページ、議会費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
57ページから82ページ、総務費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に移ります。
82ページから106ページ、民生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次、106ページから119ページ、4款衛生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
119ページから129ページ、5款農林水産業費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。次へ進みます。
130ページから136ページ、6款商工費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
136ページから149ページ、7款土木費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
150ページから154ページ、8款消防費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
154ページから181ページ、9款教育費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次、181ページから183ページ、10款災害復旧費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
183ページ、11款公債費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
183ページから184ページ、12款予備費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
歳出に関する質疑が終わりましたが、ここで歳出全般に関する質疑がございましたらお受けをいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
事項別明細書による質疑は以上であります。
これをもちまして、認定第1号の質疑を終結いたします。
次に、日程第10、認定第2号、平成23年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
次に、歳出についての質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
これをもちまして、認定第2号の質疑を終結いたします。
次に、日程第11、認定第3号、平成23年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
これをもちまして、認定第3号の質疑を終結いたします。
次に、日程第12、認定第4号、平成23年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして、認定第4号の質疑を終結いたします。
次に、日程第13、認定第5号、平成23年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして、認定第5号の質疑を終結いたします。
次に、日程第14、認定第6号、平成23年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第6号の質疑を終結いたします。
次に、日程第15、認定第7号、平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第7号の質疑を終結いたします。
次に、日程第16、認定第8号、平成23年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算
認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第8号の質疑を終結いたします。
次に、日程第17、認定第9号、平成23年度宇陀市土地取得事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第9号の質疑を終結いたします。
次に、日程第18、認定第10号、平成23年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
初めに、歳入について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
次に、歳出について質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第10号の質疑を終結いたします。
次に、決算書320ページから328ページに各会計実質収支に関する調書及び附属書類となっております財産に関する調書について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
続いて企業会計に入ります。
日程第19、認定第11号、平成23年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第11号の質疑を終結いたします。
次に、日程第20、認定第12号、平成23年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第12号の質疑を終結いたします。
次に、日程第21、認定第13号、平成23年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第13号の質疑を終結いたします。
次に、日程第22、認定第14号、平成23年度宇陀市水道事業特別会計利益の処分及び歳入歳出決算認定についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして、認定第14号の質疑を終結いたします。
以上で、会計ごとの質疑が終わりました。
最後に、平成23年度の宇陀市における全ての決算を通じまして総括的な質疑がございましたらお受けをいたします。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして、平成23年度宇陀市における各会計決算に関する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております決算関係14議案につきましては、9名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、平成23年度決算関係の14議案については、9名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名をいたします。
それでは申し上げます。
1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員、3番、堀田米造議員、4番、井谷憲司議員、6番、山本良治議員、8番、大澤正昭議員、10番、中山一夫議員、11番、多田與四朗議員、12番、山本繁博議員、以上の9名を指名いたします
ただいま設置されました決算審査特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、決算審査特別委員会を招集いたしますので、議長室に御参集願います。
それでは、暫時休憩をいたします。
午前11時46分休憩
午前11時52分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
決算審査特別委員会の正副委員長の互選を行っていただきました結果を御報告申し上げます。
委員長には堀田米造議員、副委員長には勝井太郎議員のお二人が互選されましたので、御報告申し上げます。
休憩いたします。
再開は午後1時から再開をいたします。
午前11時53分休憩
午後1時00分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(小林一三君)
日程に従いまして、日程第23、議案第51号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年6月6日発生に係るもの:建設部建設課関係)を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、山本繁博議員、上田徳議員、中山一夫議員、山本新悟議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
それでは質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認め、これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第23、議案第51号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年6月6日発生に係るもの:建設部建設課関係)は、会議規則第37条の規定により産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
議長(小林一三君)
続きまして、日程第24、議案第52号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(ワールドメイプルパークに係るもの)についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、山本繁博議員、上田徳議員、中山一夫議員、山本新悟議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
それでは質疑を受け付けいたします。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
先ほども公園のところで少し触れましたけれども、このワールドメイプルパークを指定管理するということで、今回は公募ではなくて、来年の4月からのオープンに向けて早い時期からの準備ということで、これまで地元のほうで御苦労いただいておりますNPO法人に指定管理するというそういうことであります。
先ほどの御答弁の中で、指定管理がやはり公園ということの剪定、草刈りというそういう御答弁があったかと思えば、まちおこしに向けて大きく活用していくという、これはもう全く違うお話ですので、再度確認させていただきますが、この審議資料の中に提案理由説明が書いてございます。その中にはっきりと、この公園はカエデを中心とした植物園的で特異な公園であり、収入を見込める性質上、単なる管理委託ではなく、指定管理者制度に基づく管理形態によりということが書かれてあります。ですから、普通の公園とは全く違う位置づけでされているというような認識でよろしいかどうか、再度確認したいと思います。
議長(小林一三君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
高見議員の御質問にお答えさせていただきます。
普通の公園との違いということです。審議資料にも書かれていますとおりでございますけれども、NPO法人につきましては、かねてより、このカエデの維持管理的なことも携わっていただいておる関係上、ここで管理していただくということでございますけれども、今通常のカエデの管理につきましては、本来でありましたら剪定、散水、草刈り、それからカエデの育成など通常の管理という形をとってもらうことですけれども、ただ、このカエデを中心に地域の人が活性化を図っていきたい、またビジネスとしてやっていきたいという、研究もしていきたいということでございますので、カエデの管理をしながらお金もうけも考えていただくと。そのお金もうけしていただいたところで地域を活性化させていくということですので、公園は通常の管理をしていただくんですけれども、カエデの穂木等増殖してそれで利益を得ていただくということで、1200種のカエデと2000本のカエデというのは、これは宇陀市の財産でございます。その財産をもとにカエデをふやしていく、育成していく、ふやしてビジネスにしていただくということはNPO法人のほうでやっていただくということで、ちょっと二面性がございますので、御理解いただきたいと思います。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
そうすると、ほかの公園、山上公園とか平成榛原子供のもり公園とかどう違うのかというのは、もうひとつ私はよくはっきりはわかりませんが、分類の話をそれ以上するつもりはございません。この指定管理の運営についての質問をさせていただきますが、事前にこれも資料をお願いしまして、今度お願いするNPO法人の定款、それから事業計画、そして基本協定書の予定されている案ということで資料を全議員に提出していただいております。
その中で、まず今の指定管理をお願いするやはり目的の大きなまちづくりという視点があるわけですので、この定款の中に2ページに総則のところで法人の目的をいろいろ書かれておられますが、7番、8番、9番あたりの次世代に向けた自然との共生、植生の学習、教育支援事業あるいは8番の国際交流、カエデ文化交流活動事業、9番、シニア向け生きがいづくり支援事業、10番、都市住民との交流や異業種交流情報交換支援事業、こういったところが私たちは非常に期待するところであります。すぐにその目標に達せるかどうかというのは、なかなかそうはいきませんけれども、そういうことをぜひやっていただきたいと思います。
これは民間の方ですので、自立した運営をしていただくわけですけれども、この中に事業計画の中に、ページで言いますと17ページのところにカエデの管理運営計画ということが、この指定管理の期間5年間プラスその翌年、平成30年までの運営計画が記載されております。その中で収入ということで、その中に市管理委託費ということで、来年度、再来年度が380万円、それからその次の27年が360万円、28年300万円、29年250万円という、これは市の管理委託ということですね。
一方、協定書のほうには、指定管理料となっているわけですね。先ほどの説明も、議案説明のところも、単なる管理委託ではなく指定管理者制度ですよということですので、その違いというものをはっきりともう少し説明いただきたいと思うんです。
これまで私の理解では、菟田野の宇賀志のところで先ほども御説明のありました1200種類2000本ですかのカエデを管理していただいていたわけですね。その管理委託をずっと払ってきたわけですね、これまでも。そして既にNPO法人になって、それが引き継がれて管理委託をしていただいているんだと思いますけれども、そしたら来年度から指定管理者になって何が違うのかですね。指定管理料と管理委託、その違いというのはどういうように市としては考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
議長(小林一三君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えさせていただきます。
管理料につきましては、年間380万円を今まではしていただきました。
それで違いと申しますのは、やはり、このカエデを通じて利益を得ていただく。ここに計画書にもありますように、運営計画にもありますように、カエデの苗木販売とかつまもの販売とか、ここで活性化の拠点施設でカエデを通じてビジネスしていただくということで、ただ、先ほども申しましたけれども、1200種2000本のカエデにつきましては行政財産になりますので、これの管理料は当然やっていかなくてはならないと。ただ、先ほども申しましたように、その指定管理者がビジネスするとともに、管理を引き受けようということですので、ここに書かせていただいておりますように、だんだん収益が上がれば、その管理料はもう必要ないです、NPO法人のほうで、これから今までの管理もやっていきましょうという計画にしていただいておりますので、その辺を御了承いただきたいなと思います。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
3回目ですので、申し添えます。
2番(高見省次君)
3回目ですので、結局今お話を聞いていても、単なるじゃあ管理委託と指定管理の違いというのがはっきりはちょっとわからないですね。ですけれども、このいろんな販売とかそういういわゆる収益を見込めるような事業もしていただいて、まちづくりを進めていただきたいというそういうことも含めて、指定管理というのは単なる管理委託ではないということだと思いますけれども、私が今回のこの計画なりを拝見していまして、ですから一つは、そしたらこのNPO法人から出されている運営計画の中に管理委託費となってますけれども、そうではなくて、指定管理料ですということですよね。それをはっきりとそういうことをきちっとお伝えしておいていただきたいと思うんです。
そして、この運営計画というものの妥当性を当然市としては判断されていると思いますけれども、イベント収入が12万円ずつ5年間ずっと同じ収入として上げられているわけですね。そういうところも若干私としては意欲的な計画には見えませんし、そういうことがカエデの収入も販売収入として再来年度あたりに収入がふえていくという、再来年度あたりからふえていくというようなことで計画されております。その分が管理委託費を減らしても、なくしても大丈夫だというそういう計画になっているわけです。
その辺のところですね、あくまで計画ですけれども、やはり収入がなければ維持できないということをしっかりとお互い相談しながら進めていただきたいということと、今まで宇賀志でのいわゆる植木での管理ということは、いろんな花き植木組合さんの方も含めて多くの方にお手伝いいただいておりますけれども、やはり中心的な方がいらっしゃいますわね。その方に、やはり専門家としてしっかりとその管理のケアといいますか、面倒を見ていただいてカエデのケアをしていただいていたという、その方に対する私は大きなウエートがあったと思うんですね、この管理委託の中に。
今回この支出のところを拝見しますと、今回指定管理料になる、そして先ほどの御説明で、散水作業とか草刈り、害虫駆除、剪定、ポット植えかえ、いろいろそういう作業が費用化されているわけです。そうすると、私が一番心配していますのは、今まで一番キーマンとされている専門家の方に対するやはり管理委託というか、これだけのことをやっていただきたいということでお願いしてきたわけですけれども、その方に対する今後、来年度NPO法人が受けられた後、その方に対しての費用がどこに含まれているのかなというのが私はちょっと見えなくなってきています。
そういう意味で、そのキーマンの方、専門家の方、その方のいろんなノウハウ、それからこれまでの御経験、そしてネットワーク、そういうものが来年以降も私はもう決定的に重要だと考えておりますが、その方に対する市としてのお願いの部分というものがぼやけているというようにすごく感じますので、それがどういう考えできちっとされているのかということをお伺いします。
それからあわせて、基本協定書の一番最後のところに、これはできたら修正いただけないかと思いますけれども、いわゆる甲乙の協働という項目があります。甲というのは、もちろん市、乙はNPO法人です。第36条、甲は本施設の管理を乙に代行させるに当たっては、乙との協働により施設の有効的かつ効率的な運営に資するとともに、地域を初め、宇陀市全体の活性化を図るものとする。これはそういう宇陀市全体というところが私は大事だと思いますので、これは甲の責任といいますか、努力義務として入れられておるんですけれども、やはり私は乙もそういう視点で、考え方でやっていただきたい。いわゆる指定管理を受けられる方について、単にといいますか、菟田野にあるから菟田野の活性化ということが、もちろんそれはそれで当然あるんですけれども、やはり宇陀市全体の活性化につなげていただくということをやはり努力していただきたい。
そういう意味で、もちろんこの運営計画の中に、いろんな形で市のほかの観光資源などと連携してネットワーク化をしていくというようなことも書いていただいておりますが、そういう規定に私はしていただきたいと思いますが、今申し上げました2点についてよろしくお願いしたいと思います。
議長(小林一三君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
1点目の専門技術等の今後の育成についてでございますけれども、今回指定管理をさせていただきますNPO法人につきましては、その専門技術者がメンバーでもあり、またその専門技術者がまた若い方々を雇用して育成に当たっていただいております。また、先日も東京からいろいろな先生を来ていただきまして研修もされていると聞いておりまして、このNPO法人、団体につきましては、いろんな研修をこれからも重ねて管理をしていくという方向を定めていただいております。
それと2点目ですけれども、宇陀市の発展にということです。
当然NPO法人は、このカエデは世界でも類を見ないということで、奈良県の菟田野にしかないカエデということで、日本中または世界中に発信していく思いがございますので、当然世界のカエデというところまで発信をしていただくことを期待できる事業だと思いますので、その辺どうぞよろしくお願いします。
議長(小林一三君)
徳田菟田野地域事務所長。
菟田野地域事務所長(徳田準一君)
今、建設部長のほうからも発言があったように、今中心となっておられる方がなくしては、カエデの管理というのはできていかないと。それもNPOさんも十分認識されております。とりわけ、また今御高齢というところもあり、後継者の育成にも今力を入れてもらっているところであります。
そして2点目でありますけれども、宇陀市全体の活性化と、ともかくこの世界のカエデ、これは宇陀市にしかないわけです。何としてもこれを全国に情報発信し、また世界に発信もしていきたいという思いを持ちながら、NPOさんも活動の展開もしておられます。
地域事務所としても、やっぱり地域のまちづくり、活性化というところで、この地域団体のNPOに大きな期待をかけているところです。
以上です。
議長(小林一三君)
ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第24、議案第52号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(ワールドメイプルパークに係るもの)は、会議規則第37条の規定により産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
議長(小林一三君)
続きまして、日程に従いまして、日程第25、報告第1号、平成23年度財政健全化判断比率の報告について及び日程第26、報告第2号、平成23年度資金不足比率の報告についての2議案を一括して議題といたします。
報告第1号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定及び報告第2号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により監査委員の審査意見が添えられていますので、理事者の報告を受けた後、監査委員から報告をいただく予定です。
それでは、理事者からの報告をお受けいたします。
議長(小林一三君)
楠田企画財政部長。
企画財政部長(楠田順康君)
企画財政部の楠田です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、私のほうから報告第1号、報告第2号を一括して御報告いたします。
報告第1号、平成23年度財政健全化判断比率の報告について。
平成23年度財政健全化判断比率の報告について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会に報告する。
平成24年9月4日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
表左から順に申し上げます。
実質赤字比率、黒字のため数値記載なし、連結実質赤字比率、黒字のため数値記載なし、実質公債費比率、早期健全化基準25%に対し19.4%、将来負担比率、早期健全化基準350%に対し197.6%でございます。
続きまして、報告第2号、平成23年度資金不足比率の報告について。
平成23年度資金不足比率の報告について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会に報告する。
平成24年9月4日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
特別会計の名称と資金不足比率の順に申し上げます。
宇陀市簡易水道事業特別会計、資金不足なし。宇陀市下水道事業特別会計、資金不足なし。宇陀市保養センター事業特別会計、経営健全化基準20%に対し316.1%でございます。宇陀市立病院事業特別会計、資金不足なし。宇陀市介護老人保健施設事業特別会計、資金不足なし。宇陀市水道事業特別会計、資金不足なし。
この報告2件につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の趣旨に基づきまして、議会に報告をさせていただくものです。また、市民の皆様への公表も義務づけられておりますので、宇陀市のホームページや広報うだに掲載してまいります。
この健全化判断比率の数値につきましては、過日、決算審査とは別に監査委員の審査を受けました上で、本日御報告をさせていただいております。
それでは、報告第1号をごらんをいただきたいと思います。
報告第1号の四つの指標であります。
この報告の書式につきましては、法律に定められた様式でございまして、一つ目の普通会計の実質赤字比率及び二つ目の宇陀市の14の全会計を通算した連結実質赤字比率については、いずれも黒字でありますので、数値の記載がありません。括弧内の12.97%及び17.97%というそれぞれの数値は、宇陀市の財政の規模で、この率以上の赤字を出しますと財政健全化団体に転落するという基準であります。宇陀市は黒字ですので、判断基準に抵触することなく決算をすることができました。
また、実質公債費比率につきましては、早期健全化基準、いわゆるイエローカードが25.0%に対して宇陀市は19.4%と下回っております。4番目の将来負担比率につきましても、イエローカードが350%に対して197.6%ですので、いずれも早期健全化基準に抵触しておりません。
この二つの指標につきましては毎年下がってきておりまして、イエローカードの基準を下回っているところでございます。しかし、他の団体と比較しますと、まだまだ高くなっております。今後も起債残高の削減などに努力してまいりたいと考えております。
次に、報告第2号、公営企業に係る資金不足比率の報告についてでありますが、対象となります6会計のうち、保養センター事業特別会計以外は資金不足ではなくプラスであるため、数値を記載しておりません。保養センター美榛苑事業特別会計だけが公営企業の経営健全化基準20%に対して316.1%と大幅に超過をしております。
以上、簡単でございますが、平成23年度財政健全化判断比率及び資金不足比率の報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
続きまして、高橋監査委員から報告をお受けいたします。
15番、高橋監査委員。
15番(高橋重明君)
議席番号15番、高橋重明でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、監査報告をさせていただきます。
第1日目に私、平成23年度宇陀市一般会計及び特別会計決算並びに基金運用状況審査意見書の別冊を御報告させていただきました。その最後のページでございます。記載しておりますので、お手元にございましたら見開きしていただきたいと存じます。
また、理事者側から議案説明会に別途資料をいただいております。A4の資料の縦で資料という赤いスタンプを押してございます。これに詳しく比率の計算根拠も記載されておりますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
それでは、平成23年度財政健全化及び経営健全化の審査結果を御報告申し上げます。
審査の概要は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき、市長から提出されました実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の健全化判断比率と簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計、保養センター事業特別会計、市立病院事業特別会計、介護老人保健施設事業特別会計、水道事業特別会計の公営企業ごとの資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを審査をいたしました。その結果、健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。
以上、平成23年度宇陀市財政健全化及び経営健全化比率に伴う意見は以上のとおりでございます。以上をもって報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
以上で報告が終わりました。
ただいまより報告第1号及び報告第2号に対する質問を受け付けますが、決して審査にならないよう御注意をお願いいたします。
それでは質問をお受けいたします。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質問なしと認めます。
以上で、報告第1号、平成23年度財政健全化判断比率の報告について及び報告第2号、平成23年度資金不足比率の報告についてに対する質問を終結いたします。
議長(小林一三君)
続きまして、日程第27、報告第3号、平成23年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告についてを議題とします。
報告第3号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第24条の規定で準用する同法第6条第1項の規定により、理事者から報告をお受けいたします。
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
それでは、ただいまより報告第3号、平成23年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告について申し上げたいと思います。
本件につきましては、宇陀市保養センター美榛苑の経営健全化計画につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づきまして、その実施状況を報告するものでございます。
それでは、議案書の30ページから31ページをごらんをいただきたいと思います。
項目1の計画と具体的な措置の状況につきましては、平成22年10月1日から株式会社休暇村サービスに指定管理を行っているところでございまして、また同日より宇陀市保養センター事業特別会計が商工観光課の主管となりましたので、特別会計並びに経営健全化計画の管理をしているところでございます。
一般会計からの繰り入れにつきましては、当初の予定どおりに繰り入れを行ってまいりましたが、指定管理者による営業収益も当初計画より減収となったことによりまして、資金不足額及び資金不足比率は、前年度より減少はしたものの、当初の計画どおりにはまいりませんでした。
項目2の資金不足解消の状況につきましては、健全化計画において設定をしております23年度の資金不足解消計画額と実績額の対比でございます。計画に対しまして、9186万9000円のいわゆる解消を行いまして、資金不足額が11億4757万円となりました。
次に、項目3の資金不足比率の状況につきましては、先ほどの報告第2号でも報告がありましたけれども、昨年度に比べまして17.6%減少し、316.1%となりました。
以上、非常に簡単でございますけれども、報告第3号、平成23年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況報告についての説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小林一三君)
以上で報告が終わりました。
ただいまより報告第3号に対する質問を受け付けますが、決して審査にならないよう御注意をお願いいたします。
それでは質問を受け付けます。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
美榛苑の経営健全化計画ということで進めていただいております。現在は株式会社休暇村サービスさんにお願いしているということで、その指定管理の期間が約2年を経過して、そして来年の3月までで期間が終了するというそういうことになっていると思います。
その中で、9月3日、議会が始まる直前の日ですけれども、この美榛苑について指定管理者募集要項、ホームページでまた公募が始まったわけですね、来年度以降についての指定管理者についての公募がされております。
私も今、休暇村サービスさんに大変頑張っていただいて、そしてこの月別の損益計算書も拝見しておりますけれども、確実にこれまで使用料、最初の半年間がたしか900万円だったかと思いますけれども、その後も年間、昨年度は3000万円ということで払っていただいてきているわけですね。ですから、この美榛苑のいわゆる借金を減らすということについて非常に貢献していただいていると考えております。
そういう中で、今3日の日に公募がまたされるということは、これまでの休暇村サービスさんの運営といいますか、経営について、いろんな意見交換をされる中で市としてどういう判断をされているのか、それをまずお伺いしたいと思います。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
休暇村サービスへの市としての判断ということでございますけれども、やはりこの厳しい財政というか景気の中で、黒字を上げてきていただいておりますし、当然その市への納付金3000万円につきましては、支出のほうにも繰り入れていただいております。非常に頑張っていただいているとは思っております。
以上でございます。(発言する者あり)
公募の件、なぜ公募しているかということでございますけれども、宇陀市の公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例がございまして、その第2条に、いわゆる指定管理者の募集という項目がございます。その中で、公の施設の管理を行わせようとするときは指定管理者になろうとする法人その他団体を公募するものとするということになってございます。ただ1点、公募によらない指定管理者の候補者の選定等というのも第5条でございますけれども、これにつきましては、やはり市が出資している法人または公共団体もしくは公共的団体というように規定をされております。休暇村サービスはあくまでも私的ないわゆる企業でございますので、そちらのほうの指定管理というようには、いわゆる公募によらない指定管理というようにはならないと判断をいたしました。
確かに、前回あきののゆの指定管理につきましても、2回目の指定管理も公募によってなされておりますので、その前例と、いわゆる第2条、第5条の関連で公募ということになったということでございます。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
今御説明いただきました。それで、もちろん先ほどもメイプルパークのほうは公募しない指定ですね。これはNPO法人ということですので、違いはあるのかもしれませんけれども、現実に今評価として頑張っていただいて、そして市に対して貢献いただいているという評価の中で、手続面だけなのか、その辺がやっぱりその相手さんのあることですので、公募ということは公募の手続に基づいて、もうゼロから幅広くやはり募集をかけて、そこで一定の審査基準をつくって審査するわけですね。そういうことで、そういう評価と手続がマッチしているのかなということにちょっと私は疑問を覚えるわけです。
審査にならないようにということなので難しいんですけれども、考え方だけそしたらお伺いしたいんですが、私なりにこの美榛苑の資金不足比率が計画どおりいかなかったという計画値が251.7に対して実績値が316.1と、22年度から大幅に悪くなっているわけです。それは最大の原因は、分母のいわゆる営業規模ということが縮小してしまっているからということですね。これが経営健全化計画、昔、22年2月に計画が策定されておりますけれども、その中では大体23年度で5億円の事業収益があると、そういう設定がされていますね。来年度以降は5億3000万円ということがずっと続いていくというそういう設定がされているわけです。ですから、当然これが昨年度のトータルの収入としては3億6000万円ぐらいだったと思いますので、大きく下がっているという、そこが非常にこの数値に出ているところだと思います。
ですから、私たちとしては、直営でやっていたときに5億円近くあったと思います。しかし、指定管理にお願いした中で、実績としては、震災の影響とかあったと思いますけれども、やはり3億6000万円、4億円に届かないというところのいわゆる事業規模になってきているというそういうことをどう考えていくかということをしっかりと考えないと、その計画がうまくいかないわけですね。
ですから、補正予算でしたか、エレベーターの修理もやる、そして市長はこれまで美榛苑をやはり観光、まちの活性化の一つの核として継続させていきたいというお考えのもとに、改修ということもやらざるを得なくなる場合になれば、それは公費を投入することもあるということをおっしゃっているわけです。
しかし、今までとは違って、やはり事業規模がかなり大きく縮小しているということは、やっぱりしっかりと考えておかないと、次公募をして、どなたにお願いすることになるのかはわかりませんけれども、そこのところが分析がしっかりできているのか、その上でまた来年度以降の指定管理ということを検討していただいているのか、その点について、御担当と、それから市長には、今申し上げたような状況の中で、私はこの月別の損益書を拝見していますと、やっぱり6月、12月、ボーナス月のボーナス分が出ないんですよね。だから、やはり非常に厳しいなというように思います。そういうことも含めて、やはりこの美榛苑というものをどういう施設として考えていくかということをやっぱりしっかり考えていただかないと、継続するという判断も含めて出てこないと思いますので、ちょっとお願いしたいと思います。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
お尋ねの経営健全化計画の件でございますけれども、確かに平成23年度当初計画では5億円のいわゆる事業規模で計算をしてまいりました。やはり非常に苦しい部分が出てこようかと思います。
ただ、計画の柱といたしましては、指定管理者からのいわゆる納付金、それと一般会計からの計画的な繰り入れが不可欠でございまして、現状を見る中、先ほども申しましたけれども、計画の変更も考えていかなければならないと考えているところです。
なお、この計画書につきましては、12年間の期間を4年ごとに節目を設けまして見直すことということになっております。ちょうど本年度がその年に当たりますので、現在詳細部分も含めて検証を行っているところでございまして、また改めまして見直しをかけた経営健全化計画をお示しさせていただきたいなと思っております。現状に合わせたいわゆる規模で計画をしていきたいと思っておりますので、また御説明なりをさせていただきたいと思います。
議長(小林一三君)
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
美榛苑につきましては、いろいろ御心配をおかけいたしております。経営健全化計画も含めて見直しということでございますので、当初の計画どおりにまいりますと、経営健全化計画が満了しても、なおかつ4億円ほどの負債を抱えるというような状況でございますので、そのことも含めて今回見直したいと思っております。
それと今後の美榛苑の運営でございますけれども、おっしゃるとおりでございまして、非常に事業規模が小さくなってきております。ですから、逆算いたしまして、施設の設置者として、その事業規模に合うような形の中で施設を運営していきたいというような基本的な考え方でおります。
その問題が1点と、そしてまた休暇村サービスに対する評価でございますけれども、しかし休暇村サービス自身はしっかり運営していただいて、いろいろ評価はあろうかと思うんですけれども、運営していただいていると考えております。そのことは、今度応募していただいて公募によるわけでございますけれども、条例上もそういう条例になってございますので、今回はそのような形にさせていただいて、そしてまたその評価者の総合的な評価を受けたいと考えております。そして、そのことも含めて、条例そのものを指定管理に関する条例も含めて見直していきたいと、条例そのものを少し見直していきたいと考えているところでございます。そんなことも含めて、公募という形で今回させていただくことに、美榛苑の公募を行いたいと考えております。
以上でございます。
議長(小林一三君)
よろしいか。
ほかに質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質問なしと認めます。
以上で、報告第3号、平成23年度宇陀市保養センター事業に係る経営健全化計画の実施状況の報告についてに対する質問を終結いたします。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
次の本会議は、21日金曜日午前10時から行います。
21日は一般質問の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。
なお、会期中開催されます委員会などにおきましても、慎重審議をいただきますようよろしくお願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
御苦労さまでした。
ありがとうございました。
午後1時52分散会