本文
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井 太郎 |
2番 |
高見 省次 |
3番 |
堀田 米造 |
4番 |
井谷 憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本 良治 |
7番 |
峠谷 安寛 |
8番 |
大澤 正昭 |
9番 |
井戸 本進 |
10番 |
中山 一夫 |
11番 |
多田 與四朗 |
12番 |
山本 繁博 |
14番 |
山本 新悟 |
15番 |
高橋 重明 |
16番 |
小林 一三 |
|
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内 幹郎 |
副市長 |
前野 孝久 |
教育長 |
喜多 俊幸 |
||
総務部長 |
菊岡 千秋 |
企画財政部長 |
井上 裕博 |
市民環境部長 |
大西 茂 |
健康福祉部長 |
覚地 秀和 |
農林商工部長 |
仲尾 博和 |
建設部長 |
吉岡 博文 |
教育委員会事務局長 |
出口 裕弘 |
水道局長 |
藤本 隆志 |
市立病院事務局長 |
竹内 均 |
会計管理者心得 |
栗野 肇 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次 悟郎 |
文化スホ゜ーツ振興団事務局長心得 |
中西 靖記 |
午前10時00分
議長(中山一夫君)
おはようございます。
開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本日、平成23年第1回宇陀市議会臨時会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かとご多忙のところ、ご出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを、心から厚く御礼申し上げます。
早いもので、昨年の一般選挙による議員16人の新体制から1年が経過いたしました。今臨時会では議会の役員構成改選等の関係もあり、議事がスムーズに進行できますよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
さて、今臨時会に提出されました議案は、平成23年度一般会計補正予算(第1号)の重要案件が提出されております。
議員各位には慎重にご審議賜りますとともに、理事者各位には簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。
開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において、今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、ご承知おき願います。
4月1日付けで、議員1名が自動失職をしたため、1名減数となり、当市議会の議員数は15名になります。
ただいまの出席議員は15名であります。
定足数に達しております。
よって、平成23年第1回宇陀市議会臨時会を開会いたします。
午前10時03分開会
議長(中山一夫君)
竹内市長から招集のごあいさつがございます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
皆さんおはようございます。
平成23年第1回臨時会ということで、補正予算を提出させていただきました。3月11日に東日本第震災が起こったわけでございます。それ以降広域消防におきましては、緊急の援助隊が出発いたしまして、それ以降いろいろな形で被災地の方々をご支援申し上げております。それ以降、保健師の方、また、市立病院の医療チーム、水道局の給水に関する事務もしておりますし、現在、水道局の職員の方が給水として、陸前高田市の方にお邪魔させていただいて、給水活動をしていただいております。また、一般行政事務の中で、行政職員が2名1ヵ月を目処に気仙沼市の方に派遣をしています。そのことも含めまして、経費の旅費の一部を今回補正予算としてさせていただくものでございます。
この震災に当たりましては、いろいろな形で市民方々からご支援をいただいています。総枠は1500万円を超えまして、大きなお金になっていますし、物資の支援をいただいています。
また、私自身も現地の市長と面談をしながら、いろいろな形で意見交換をさせていただいています。これからいろいろな形で宇陀市も含めて日本として国策の中でどのような援助ができるのか、そしてまた、どのような復興を目指すべきかということも含めて改めて感じさせるところでございます。そのようなことを含めながら皆様方のご支援をいただきたいと思います。それ以降議員の役員改選も予定をされているようでございますので、より良い宇陀市の議会に向けて、皆様方のご協力を得ながら宇陀市の地域づくり、また、支援をしていきながら宇陀市のいい環境を市外の方々にPRしていきながら、情報発信をしていきたいと考えています。よろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
これより、日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめ配布のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(中山一夫君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において14番山本新悟議員、15番高橋重明議員を指名いたします。
議長(中山一夫君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今臨時会は、本日5月13日、1日といたします。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日1日と決定いたしました。
議長(中山一夫君)
日程第3、諸報告を行います。
4月12日に開催されました「第76回近畿市議会議長会定期総会」の報告を事務局長にさせます。
議会事務局長。
事務局長(増田忠昭君)
失礼します。
議会事務局の増田でございます。よろしくお願いいたします。
私の方から「第76回近畿市議会議長会定期総会」の出席の報告をさせていただきたいと思います。
去る平成23年4月12日午後1時から大阪府堺市のリーガロイヤルホテル堺において、第76回近畿市議会議長会定期総会が開催されまして、本市から中山議長と私増田の2名が出席いたしました。
先ず、東日本大震災によって犠牲者となられた皆様のご冥福をお祈り申し上げるために黙とうが行われた後、近畿市議会議長会会長の大阪府高石市議会権野議長の開会あいさつ及び開催市あいさつ並びに来賓祝辞がありまして、会議に入りました。
会議では、平成22年度近畿市議会議長会会務報告及び平成21年度近畿市議会議長会会計歳入歳出決算書並びに平成22年度近畿市議会議長会会計(前期)出納検査結果について報告があり、審議の結果報告どおり了承されました。
次に、議案審議に入り支部提出議案としまして、滋賀県市議会議長会提出の「水源の里の維持・再生に向けた新たな支援対策について」提案があり、審議の結果、原案どおり可決され、全国市議会議長会へ提案されることになりました。
また、会長提出議案として、平成23年度近畿市議会議長会会計予算についてが議案となりまして、審議の結果、原案どおり可決されました。
次に、役員の選任が議題となり、平成23年度近畿市議会議長会の会長は、大阪府藤井寺市、副会長には兵庫県加西市、近畿市議会議長会の支部長には、大阪府門真市、兵庫県淡路市、京都府京田辺市、和歌山県和歌山市、滋賀県大津市で、奈良県は葛城市が推薦されました。
また、理事は17市、その中で奈良県では、天理市、生駒市が推薦されました。監事は、兵庫県丹波市、奈良市が推薦されまして選任されました。
次に、閉会式として、次期開催市の兵庫県加西市議会森元議長のあいさつがありました。
終わりに研修会としまして、明星大学教育学部教授の高橋史朗氏の講演で「発達障害は予防、改善できる」という演題で講演がありました。全ての総会日程を終えて、午後3時30分に定期総会は終了いたしました。
以上簡単ですが、第76回近畿市議会議長会定期総会の報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
次に、去る3月29日に宇陀広域消防組合議会が開催されておりますので、出席議員の代表から報告を受けます。
7番、峠谷議員。
7番(峠谷安寛君)
7番議員、峠谷安寛です。議長の許可をいただきましたので、宇陀広域消防組合議会定例会の報告をさせていただきます。
去る、3月29日火曜日午前10時より、宇陀広域消防組合消防本部研修室において、平成23年第1回議会定例会が開催されました。
開会に先立ち、3月11日発生の東北地方太平洋沖地震において被災された方々に哀悼の意を表し、黙祷が行われました。
宇陀市からの出席議員は、中山議長、多田議員、大澤議員、山本良治議員、上田議員、堀田議員、私の7名が出席しました。
管理者挨拶の後、議長より、「日程第8、同意第1、副管理者の選任につき同意を求めることについて」の追加議題につき諮られ承認されました。
会議録署名議員の決定の後、会期は当日1日として決定しました。
議題について、説明します。
はじめに「議第1号、平成22年度宇陀広域消防組合一般会計補正予算(第3号)について」であります。歳入歳出額において、100万円の減額補正です。主なものは、消防費の人件費・物件費についての精算によるものです。
県防災行政無線と宇陀市防災行政無線のシステムについて、消防ポンプ自動車購入に伴う過疎債の活用等について、議員より質問があり、それぞれ答弁が行われ、採決の結果、全員起立により承認されました。
次に「議第2号、平成23年度宇陀広域消防組合一般会計予算について」であります。歳入歳出それぞれ、11億955万7000円の予算総額となるものです。内訳について、歳入については、分担金及び負担金(市村分担金、奈良県防災航空隊負担金)10億8311万5000円、使用料及び手数料(電柱設置料、予防関係等手数料)20万1000円、県支出金(消防学校派遣負担金)831万2000円、繰越金(平成22年度からの繰越金)162万4000円、諸収入(預金利子、雑入)80万5000円、組合債(消防ポンプ車整備に係る施設整備事業債)1550万円です。
歳出については、議会費(議会運営に係る経費)5万2000円、総務費(組合運営費、消防本部職員の人件費・物件費)3億6812万3000円、消防費(消防署(分署)職員の人件費・物件費)7億1082万円、公債費(平成23年度起債(元金・利子)償還金)2953万2000円、予備費100万円でありました。
主な事業については、消防ポンプ自動車整備、中消防署北分署(室生大野)に配備予定です。
消防広域化協議会に関して、過去における組合議会での現状報告、今後の協議結果に対する議会承認等について、予算の大半を占める人件費のピークについて、それぞれ質問が行われ、執行者の答弁が行われ、採決の結果、全員起立により承認されました。
次に「議題3号、宇陀広域消防組合公告式条例の一部を改正する条例について」、「議第4号、宇陀広域消防組合消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例について」2議案についてであります。
宇陀広域消防組合の構成市村である「宇陀市の地域自治区」が平成23年3月31日をもって廃止されることによる、所在地についての改正条例であり、一括審議の結果、討論を省略し、直ちに採決が行われ、全員起立により承認されました。
次に追加議案の「同意第1号、副管理者の選任につき同意を求めることについて」であります。
消防を取り巻く環境変化、厳しい地方財政に対する効率的かつ的確な運営の確立を目的として、消防組合規約第7条第3項に基づき、副管理者として曽爾村、岡田村長を選任する旨の同意案件についての趣旨説明が行われた後、討論を省略し、直ちに採決が行われ、全員起立により承認されました。
同意後、宇陀広域消防組合、新副管理者である曽爾村岡田村長より、就任の挨拶が行われ、提出された同意議案を含む5議案全て承認された後、消防側より、3月11日発生の東北太平洋沖地震に関する緊急消防援助隊奈良県隊並びに宇陀広域消防組合派遣隊員の活動報告及び、平成22年中における火災・救急統計について、配布資料に基づき、報告が行われました。
終了後、管理者より挨拶が行われ、議会定例会は閉会しました。
以上で、諸報告を終わります。
議長(中山一夫君)
日程第4、「委員長報告」を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、5月6日、議会運営委員会、4月27日、行財政改革特別委員会、4月27日、総務文教常任委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査並びに調査いただいておりますので、各委員長から報告を受けます。
なお、委員長報告に対する質疑は全ての委員長報告終了後受け付けます。
初めに議会運営委員会委員長の報告を受けます。
多田委員長。
11番(多田與四朗君)
おはようございます。
11番、多田與四朗でございます。
議長が申されたとおり、議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成23年第1回臨時会の議会運営委員会は、竹内市長、前野副市長、喜多教育長、菊岡総務部長、井上企画財政部長の出席を求め、平成23年5月6日、午前10時から市議会第1委員会室で開催いたしました。
委員会報告につきましては、事前にお手元に報告書を配布させていただいておりますので、併せてご覧いただきたいと思います。
臨時会運営に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき、報告させていただきます。
協議に入る前に、議会運営委員会の副委員長の欠員による互選を行いました。小林一三委員が副委員長に互選されました。
今臨時会の会期は、先ほど議決いただきましたとおり、5月13日、本日1日といたします。
今臨時会における市長提出予定議案につきましては、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について1件が本日提出されます。
議案の取扱いにつきましては、本日、5月13日提案、即決とします。
次に議会の役員改選等についてでございますが、昨年5月の臨時会から1年が経過し、役員改選期にあたります。なお、役員改選に関する案件は、議事日程を追加して行います。
本来ならば、議会運営委員会の開催が必要ですが、本日は、議会運営委員会を開催しませんので、ご了承願います。
まずは、正・副議長の改選についてですが、この件は、候補者がある場合は例年と同様、投票による選挙を基本として進行していく予定です。
次に、常任委員会につきましては、市議会委員会条例には、常任委員会の委員定数が規定されていますが、現在、議員に1人の欠員がある関係から、総務文教常任委員会6人の定数で、1人欠員といたしたいと思います。
従いまして、総務文教常任委員会5人、福祉厚生常任委員会5人、産業建設常任委員会5人ということに決しました。
次に、議会運営委員会についてですが、各常任委員会委員長と各常任委員から1人の合計6人といたします。
次に、特別委員会につきましては、現在設置してあります予算審査特別委員会を再設置いたしたいと思います。予算審査特別委員会の委員構成は、9人といたします。
次に、3特別委員会委員(市立病院建設・運営特別委員会、行財政改革特別委員会、美榛苑経営特別委員会)につきましては、今回、委員の改選はございませんが、正副委員長の互選及び特別委員会の存廃について、ご協議をお願いしたいと思います。
また、市立病院建設・運営特別委員会の委員が1人減数となっておりますが、これも合わせてご協議をお願いします。
組合等議会につきましては、1期4年を任期といたしますので、今回、委員の改選はございませんが、宇陀広域消防組合議会議員が1人欠員となっておりますので、議長より推薦していただきます。
また、その他といたしまして、「議会だより編集委員会」の設置が必要とのこのような意見も出ておりました。
そのほか、議案以外の議会からの報告事項として、諸報告2件と閉会中の委員会報告3件ございます。
以上、協議し午前11時12分に閉会いたしました。
今臨時会には、重要案件のほか議会の役員改選も予定されております。審議が円滑に進みますよう皆様のご協力をお願いし、簡単ですが報告とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
次に、行財政改革特別委員会委員長の報告を受けます。
8番、大澤委員長。
8番(大澤正昭君)
8番、大澤正昭でございます。よろしくお願いします。
ただいま、議長の許可をいただきましたので、閉会中に開催いたしました行財政改革特別委員会のご報告を申し上げますが、その前に先般の東日本大震災において、被災をされました多くの皆様方に謹んでお見舞いを申し上げますと同時に、復興を願ってやみません。それでは本題に入らせていただきます。
当委員会は、去る4月27日午前10時、宇陀市議会第1委員会室おいて、8名の委員の出席を得て、市長並びに関係理事者の出席を求め開催をいたしました。私、及び市長のあいさつの後、審議に入りました。
今回の委員会では、「第2次行政改革の進捗状況について」を議題として、担当部課長より資料に基づき説明を受け審議しました。
委員会の主な内容については次のとおりです。
「第2次行政改革の進捗状況について」は、自治体クラウドというシステムの共有化を進めている自治体があるが、宇陀市の行政システムの取り組みはどのようなものか。答弁、自治体クラウドシステムの導入事例によると、4割以上の経費削減効果などがあり、宇陀市もこのことをうけて、自治体クラウドシステムの導入を検討しているということでございます。
いま申し上げました「自治体クラウド」という言葉でありますが、最近マスコミ、新聞等々の中でよく取り上げられている言葉でもありますが、簡単に市民の皆様方もご存知の方も多くおられると思いますが、簡単に説明をさせていただきたいと思います。
現在宇陀市の行政事務を取り扱っていただくにつきましては、行政事務を電算化するに当たり、システム設計を行い機器を市役所内に設置をして、各課を線で結び業務を行っていただいております。これが現在のシステムであります。
そして、クラウドシステムというのは、クラウドコンピューティングの略であり、宇陀市と別の場所にある業者のコンピューター機器をネット回線で結び、宇陀市の担当窓口等で業務を行っていただきます。
大きな違いは、市役所内でコンピューターがなく、業者のコンピューターを使用する。そのコンピューターやシステムを他の自治体、これは全国的な自治体ですが、他の自治体と共同利用することにより、コスト削減やメンテナンスが大きくコスト削減が見込まれ、安価な運用が期待できるシステムです。難しい中身ですが、クラウドシステムとはそのようなものとご理解をいただければ嬉しいと思います。
続きまして、委員からの質問であります。
今年度の当初予算編成の情報公開について、職員の意識向上・反応についてはどうか。答弁、予算要求状況や事業別シート等、ホームページなどで公開を行った。今年度の公開に関することで職員の緊張感も高まったと考える。5月には主要政策集を各戸に配布し、市民にわかりやすく予算について公表する。
この施策集につきましては、既に広報うだと共に市民の皆様方の手元に届いていると思います。ご一読をお願いいたしたいと思います。また、お気好きの点につきましては、市役所へご一報いただければ非常にありがたいです。
続いて委員からの質問、今回の事業シート作成提出、情報公開は、高く評価するが、事業内の無駄などを検証する上で、事業別に人件費や工日数などの項目を入れ事業検討はできないものか。答弁、人件費の分析は人事異動等があり、かなり困難が考えられる。予算の概要により分析は可能である為、都度回答はできるとのことであります。委員からの意見として、他市で分析して事業シートを作成している事例もあるので、是非人件費等を考慮して分析していただきたい。
続きまして、委員からの質問であります。事業費の中では、人件費は算定しにくい部分がある。それぞれの部課で所有する人材の人件費がうまく算出されてないのに、予算が組まれているのか、事務事業など人件費を考慮して事業計画すべきではないのか。答弁、人件費を合わせた総事業費の計画を考えるような動きも出てきている。職員のスキルアップを目指し職員力発揮を目指したい。
続いて委員からの質問であります。職員300人体制になり、人件費以外の費用が増加することも予想されるが、これについてどのように考えているか。答弁、専門的に雇用している職員も多くあり、職員の配置は困難な部分もあるが、職員のスキルアップと、職員配置の適材適所に勤めて、費用の増加を抑制するよう考えている。
続いて委員からの質問であります。市役所の事務事業では、工程管理が出来ていないことが多々ある。これは、信頼を損ねたり、無駄な工程があったりして費用の増加につながる。この件に関する改善策はどのようにするのか。答弁、現在では、事業の工程に関する管理をしていないが、今後の課題として考えていきたいが、事務分掌に必要である人員が与えられて仕事をしている。早急に執行をしていただくのが、当然と考えているという答弁です。
委員から意見として、徴収業務については、滞納金の大小にかかわらず、コストをかけてでも徴収できる体制を作ってほしい。
続きまして委員からの質問であります。補助金の適正化について、削減や廃止をした理由や検討内容について公開は出来ないのか。市民に説得や説明するうえで必要と考える。答弁、この資料について、今後作成して提出をさせていただきたい。
続きまして、文化スポーツ振興団の廃止について、現代の考えと逆行しているように考えるが、市直営にするのか。また、振興団の在りようは。早急な対応が求められるがどうか。答弁、振興団の発足当時の考えから事情は大きく変化したが、全部の事業等を直営で考えるのではなく、その適材を考えて運営を検討していきたい。また、いろいろな意見をたまわりたい。また、まちづくり協議会の件においては、スピードアップのご指摘をいただきました。
続きまして委員からの質問であります。保健福祉ゾーンパークヒルについて、土地の活用等、まったく進んでいないが、市はどのように考えているか。保持するだけで費用がかさばるばかりである。どんどん費用負担が増えると考える。このままだと問題が大きくなるだけである。問題解決のスピードアップを目指してほしい。国の有利な政策をもっと活用して、早期事業化する必要があると考えるが、これはどのように考えているか。答弁、該当の土地に関しましては、多くの課題があり、進捗に関してかなり苦労している。有効な事業の着手など、議会と連携をとりながらしっかりと取り組みを考えていきたい。
等々、多くの質問、要望、意見などがありましたが、理事者側の答弁、説明をいただき、第二次行政改革の更なる進展に向けて、議会、理事者共にしっかりと取り組みをさせていただくことの確認をして、副委員長のあいさつの後、午後0時14分に終了いたしました。
以上で、平成23年4月27日に開催いたしまし行財政改革特別委員会の報告を終わらせていただきます。
議長(中山一夫君)
次に、総務文教常任委員会委員長の報告を受けます。
5番、上田委員長。
5番(上田徳君)
おはようございます。議席番号5番、上田徳でございます。
ただいま議長の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。
去る4月27日午後1時30分から第1委員会室において、委員6名全員の出席と、竹内市長を始め、前野副市長、総務部長、企画財政部長、および関係職員の出席により、開催いたしました。審議事案の内容は、先ほども行政改革特別委員会委員長の方からも話がございましたけれども、電算基幹系システムの共同利用(クラウド)への更新について、2番、東北地方太平洋沖地震被災地・被災者の支援について、3番、まちづくりの取り組みについて、4番、宇陀市土地開発公社のあり方についてを事務調査するため総務文教常任委員会を開催しました。
私と竹内市長の挨拶の後に、議事日程に従い委員会を進めてまいりました。審議内容については次のとおりです。
まず、電算基幹系システムの共同利用(クラウド)への更新について、であります。
これは、先の3月議会におきまして、予算審査特別委員会の中で、詳しく委員会の中で説明をするようにと、委員からの発言もあり、今回これを提案してまいりました。
これは総務省が平成21年から自治体クラウド開発実証事業に取り組み、地方公共団体の情報システムをデーターセンターに集約し、市町村がこれを共同利用することにより、情報システムの効率的な構築と運用を実現するための実証実験を行っています。このような状況下で、国や県からの指導もあり、行政システム共同利用について、クラウドコンピューティングを推奨しているもので、宇陀市の今年度予算の基幹系システムの入替について、このクラウドコンピューティングの事業化が計画されており、予算審査特別委員会でも審議したものでもあります。
ここで少し、先ほども委員長の方からございましたけれども、クラウドコンピューティングについて説明を加えておきたいとこのように思います。
インターネットを経由して、ソフトウエア、ハードウエア、データベース、サーバーなどの各種コンピューター資源を利用するサービスの総称というように言われております。利用者、いわゆる市町村はインターネットへ接続する環境があれば、表計算、ワープロ、電子メールなどのアプリケーションソフト、大規模データの保管、自治体の個別事業管理業務まで、さまざまなサービスを利用できるシステムとこのように聞いております。
「クラウド」を直訳すれば、雲ということですが、コンピューターネットワークのイメージ図を描くところに、波型模様の四角形作ったり、丸い波型の雲のような状態のものを作るとして表すことに由来するとされています。インターネットを経由して、サーバー上のアプリケーションソフトを利用するサービス、また従来のソフトウエアのパッケージ製品を購入して利用したことに対し、インターネットを通じて必要なソフトウエアを必要な時にサービス料を支払って利用できるこのようなシステムが、クラウドの特徴とお聞きしています。従いまして、ハードウエアなどを、その物理的構成によらず、統合したり分割したりして利用する技術を用いることによって、より包括的な概念を表す言葉としてクラウドコンピュターと記されていました。
従いまして、今回の事業は、その業者選択やスケジュール、その方向性について、事務調査しました。審議の主な主幹は、どの自治体、とどの企業のクラウドコンピューティングを採用して共同化するのか、更にスケジュール的に調整できるのか、次期入替時期までの5年間でどのような費用効果が見込まれるかが焦点となりました。
次に、日本東北地方太平洋沖地震被災地・被災者の支援についてであります。
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において、被災した方々や地域に、宇陀市としてどのような支援を行い、今後どのような支援を実施していくか報告を受けました。
発生以降の宇陀市の対応状況については、最初に宇陀広域消防組合が12日深夜0時56分に被災地に向け出発し、長野県、福島県を経由して、宮城県亘理郡、山元町の野営地を拠点に3月22日まで被災者の救助活動を展開していただきました。それも先ほどの報告があったとおりです。
宇陀市においても3月17日市の災害備蓄物資から、非常食4500食をはじめ、非常用毛布、飲料水、オムツ、マラソン実行委員会からのスポーツ飲料等を県の集積場所に搬送、また、品目を限定して救援物資の募集等を行い、被災地の要望に備えられました。
救援物資、人的支援を始め、消防協会からの照会により消防車両等の提供等にも備えられました。
4月19日から22日にかけて市長以下3名で福島県田村市、二本松市、市の保健師が派遣されている宮城県気仙沼市に救援物資と激励に行かれております。
以上のように災害発生直後から、総務部危機管理課を中心に情報の収集と配信を行うとともに、災害支援対策本部を立ち上げ、被災地に対する支援方針に基づき関係箇所からの要請を処理されました。
次に、まちづくりの取り組みについては、まちづくり協議会の今後の取組み予定のなかで、地域コミュニティの充実・強化を図り、地域が主体となって身近な課題を解決できる組織の枠組みづくりとその設立を推進するため、各連合自治会への説明、準備委員会の設置と準備委員の選考中の状況を確認いたしました。
また、まちづくり活動応援補助金の進捗状況は4月25日現在12件で、最終
19件の応募申請がなされました。なお、審査委員会は、5月20日金曜日に開催予定と聞いています。
空き家情報バンク制度については、市内にある利用されていない空き家や空地を活用していただくことで、市外から市内への定住促進を図り、人口減少に歯止めをかける制度であります。その進捗状況は、現在、市民の皆様への周知、宅建業者との協定に関する事務処理、定住促進奨励金制度の周知等について説明を受け、市長の深い思い入れあるまちづくりについて方針を確認いたしました。
なお、まちづくりの取り組みについては、宇陀市ホームページの中でも詳しく掲載されていることを申し添えておきます。
最後に、宇陀市土地開発公社のあり方についてであります。
過日に開催された、公社の理事会において、理事からの意見でもあった公社の存廃の問題について当委員会において審議を行いました。
合併当初の平成18年3月31日現在、用地件数21件で25億7302万円の簿価で金融機関からの一時借り入れを繰り返し、利息払いをしていた土地開発公社の保有財産も、政府の土地取得事業の法案創設より、土地開発公社の財政健全化計画策定後から、土地取得事業特別会計への移管と、一般財源による供用開始済の保有地の買戻し等で財政状況に問題が無くなると共に、残存する公社保有地は2用地で、3436万円となり、これも金融機関への支払いは、公社の特別収益等の準備金により完了しており処理が可能となっています。
近年の不動産価値の状況を鑑みて土地開発公社が果たす役割は終了したと、結論付けられると共に、今後の事業における土地収用事務は、議会の監視の中で塩漬け土地が発生しない制度の下で管理されるべきと考え当委員会において、宇陀市土地開発公社は、合併後の厳しい財政状況の中で健全化に取組み、公社の役割は完結したと思われますので解散を提案し賛同をいただきました。市においても早急に土地開発公社の活用について、政策調整を進め解散の方針を示されること提言いたしました。
今後は、土地取得事業特別会計への移管した、9ヵ所の用地、11億8307万円の土地を、効率的に売却あるいは事業化を検討して財政負担の軽減を模索し負の財産の処理を終結されることを希求したい。
その他の項では、既に一部放映が終わっていますが、行政企画番組で主要政策の紹介を市長出演で実施されるほか、5月中の行政企画番組を通して災害支援、サイクリング・電動アシスト自転車、子育て支援についての市の広報放映を製作中とありました。
また、ケーブルテレビ未加入者いわゆる地デジ難民の対策について、地域公共交通活性化協議会の開催と開催理由について説明がありました。
以上のような内容に対し、委員からの多数の意見、質疑がありましたが、当委員会の事務調査、全議案について、それぞれ審議をおこない、午後4時34分に終了いたしました。
以上で、総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。
議長(中山一夫君)
各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、行財政改革特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、総務文教常任委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
以上で、委員長報告を終結します。
日程第5、「議案第45号平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
本日の第1回臨時会議案の表紙の次のページをご覧いただきたいと思います。
議案第45号、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成23年5月13日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。
ただ今、上程いただきました、議案第45号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
今回の補正予算は、東日本大震災に被災地に対しまして、宇陀市の支援に要する経費を計上するものです。なお、現時点において当面必要となる経費を補正させていただくこととしており、今後新たな被災地支援、被災者支援を実施する場合は、改めて議会におはかりさせていただきます。
予算書1ページを朗読させていただきます。
平成23年度宇陀市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ178億5300万円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表、歳入歳出予算補正」による。
平成23年5月13日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、冒頭に申し上げましたように、宇陀市から保健師、給水支援職員、行政職員を派遣する経費や、市民の皆様から寄せられた支援物資と宇陀市からの支援品を市長自から届けるための経費でございます。
歳出におきまして、第8款の消防費に災害支援対策費という目を新設いたしました。
職員の主な派遣先でございますが、給水活動の支援については、岩手県陸前高田市において給水車による各戸への給水活動を行っています。
保健師、行政職員の派遣につきましては、宮城県気仙沼市の避難所において、健康支援、生活支援を行っております。
竹内市長は、気仙沼市のほか宇陀市が加入する流域下水道移管対策協議会のメンバーでもある福島県田村市と二本松市も訪問し、それぞれの市長、市民の皆様を激励し、意見交換を行い、支援物資をお渡ししております。これらの経費に300万円を追加計上いたしました。
歳出に対する財源、歳入につきましては、前年度繰越金を計上いたしております。
以上が一般会計補正予算(第1号)の主な概要であります。ご審議のほどよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終りました。
これより、「議案第45号、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について」の質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
高橋議員。
15番(高橋重明君)
今回の東日本大震災について、既に市長の現場主義という方針の元で、活動をされることについて敬意を表したいと思います。
質問でございますが、300万円の歳出を予定されておりますが、その歳入の根拠は前年度繰越金ということになっております。現在まだ22年度分の決算の確定はまだ終わっておりませんので、繰越金はだいたい幾らを予定されていて、その内300万円を使うのか。その点ご答弁をお願いします。
議長(中山一夫君)
井上企画財務部長。
企画財政部長(井上裕博君)
申し訳ございませんが、平成22年度の繰越金の総額は把握しておりません。ただ歳入におきまして、普通交付税が歳入の予算よりも300万円以上、上回っておりますので、歳出はこれ以上歳出することはございませんので、歳入が300万円以上で、金額的にはもっと大きいですが、上回っているということで、繰越金として計上をさせていただきました。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
他にございませんか。
高見議員。
2番(高見省次君)
審議資料のところを拝見しています。
このたびの被災者支援については、先ほども高橋議員もおっしゃっていましたが、市長を先頭に非常に活発に支援活動をされているということで、頑張っていただきたいと思っております。
それについても、昨日からうだチャンの放送がされていまして、非常に分かりやすい放送で、市民の皆様も一番しりたい市がどのような活動をされているのかということを、きっちりとお伝えをしているということで評価したいと思います。
そこでこの資料の中の旅費ですが、延べ人数が何日かける何人と書いてあります。旅費ということであれば基本的には人数なのかなあということで、2人、3人、6人、12人を足しますと23人になりますね。200万円余りということですので、1人当たり9万円ということになりますが、ちょと私の感覚では、一般的な旅費から見て大きいという感じがしますので、その旅費の概要をご説明お願いします。
それから物資の購入費ということで88万円余り計上をされていますが、これは市民からの寄付が中心なのかなあ、あるいは、備蓄をされているものであれば購入費は要らないという気がしますが、その点についてご説明をお願いします。
議長(中山一夫君)
井上企画財務部長。
企画財政部長(井上裕博君)
今、おっしゃっていただきましたように、人員は23名です。3泊から約6泊していただくことになります。職員の旅費でございますけれども、これにつきましては、例えば保健師の場合は、県の方からの派遣ということで、榛原から伊丹空港までの交通費ということで最初出発しておりました。いまも現在出ているものも居ますが、これにつきましては、行政職員は、第1班は宇陀市の公用車で出発してくれました。その後の行政職員は、6班出てくれます。公用車は向こうにおいて置いて最後の班が公用車に乗って帰って来るということになりますので、行き帰りの職員の電車なりの交通費がいるということが1点でございます。
もう1点は、宿泊というのは我々職員の場合は、1泊の泊、食事代等も含めまして、宿泊の泊の料金が出るということです。
行政職員につきましては、向こうの避難所で一緒に寝泊りをすると聞いています。水道の給水職員は、朝6時過ぎぐらいから各戸への給水を始めるために、体を休めていただくということで、宿舎で泊まっていると聞いています。
そういうこともありまして、旅費は往復の交通費なり、あるいは向こうでの泊ということの解釈で支給させていただくということになります。そういうことで、また、向こうでもいろいろと見聞を広げてきてもらうという被災地での研修という面も含んでいるということでご了解をいただきたいと思います。
もう1点、物資の件でございますけれども、物資につきましては、これは市長が3市の方に回られた時に、市民の皆様から寄せられました物資と宇陀市の方から3市にお伺いをしましたところ、カップ麺等の食料品の要望をされているということで、宇陀市として別に用意をさせていただいたものが約30万円弱ございます。あと需用費といたしましては、マイクロバスで行きました時の燃料代等を含めております。
そういうことで今後も気仙沼市の方、今回、全国市長会からの要望の中で対応をしているわけですが、今後も見込めるかわかりませんので、現時点で見込める中、そして既に一部出た中、出費した中を含めて300万円という形にさせていただいております。
以上です。
議長(中山一夫君)
高見議員よろしいか。
高見議員。
2番(高見省次君)
ありがとうございました。
ご説明は了解いたしました。
直接の質疑ではございませんけれども先ほども申しましたように、宇陀市がどのような支援活動をしているかということを市民の皆様は非常に関心が高いと思いますので、今後も是非その説明といいますか、情報発信を速報性のあるテレビを通じて続けていただきたいと思います。
それに関しまして1点だけ要望でございますが、義援金の公表という形で、テレビの静止画で放送されていますが、金額が出ていることに違和感がございまして、やはりどのような方も善意で義援金をされているのだから、お名前を感謝の気持ちを込めてされるのは結構だと思いますけれども、金額については、今後ひかえられた方がいいのではないかというふうに私は感じておりますので、1点要望をさせていただきます。
それから、ナレーションのトーンを少し下げていただくような形で、お願いをしたいと思っております。関連で要望をさせていただきます。
以上です。
議長(中山一夫君)
要望のご答弁として、菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
この震災に対しまして、市民の方々からたくさんのご寄付、義援金という形でいただいております。そういった部分で、確かに高見議員がおっしゃいますように、それぞれの特旨という形であるのだからというこういう形でございますけれども、一応義援金をいただいた方々に氏名公表をします、金額公表をしますというご了解をいただいております。そういった状況の中でやられておりますので、特に気遣いをするというところなしに考えていきたいとこう思います。
それから、うだチャンのナレーションの関係でございますけれども、十分に研鑽を積みながら市民の方々にわかりやすい広報番組に努めると言う使命を十分受けまして、今後も研鑽に努めながら市民にご理解、ご協力をいただけるような広報番組の周知に努めていきたいと思っております。
議長(中山一夫君)
他にございませんか。
勝井議員。
1番(勝井太郎君)
おはようございます。
何点かお尋ねと要望を述べさせていただきたいと思います。
私も9日から11日の予定で宮城県東松島市と先ほど消防組合が行っていただきました、山元町、亘理町の方を実際に訪れさせていただいて、お話しを聞いたり、一緒にがれきの撤去のお手伝いをしてきたのですが、それを踏まえて質問をさせていただきたいと思います。
まず、今回の震災は3月11日に起きまして、その後直ぐにいろいろな支援が奈良県や政府を通じてあったと思います。予算が緊急事態ですので、専決処分をして先行をして、ある程度支出をするとい選択肢もあったかと思いますが、そのようなことを検討されませんでしたか。専決処分をすることが正しいとは言いませんが、専決処分をまず検討をして最初に支出をした上で、職員の派遣をというものも行ったらいいのかなあと思うのですが、なぜこのタイミングの提出になったのですか。そのことをまずご説明をいただきたいです。
2点目でございますが、今回備蓄品の放出であったり、最初の支援については、全額国費で負担をするという方針が出されておりまして、実際に生駒市ではもう既に出したお金、備蓄に関する費用に関しては、国から費用が振り込まれたということを市長が公開をしております。ここは同じ奈良県ですので、宇陀市もいまどのような対応を国から取られているのか、現状というもの幾らぐらい放出をして、どれぐらいのお金が返ってきているのか。もし返ってきていない場合は、今年度中、いつぐらいが目処に幾ら返ってきて、それを改めて復興や支援の予算に充てる予定はありますか。その当たりご説明をいただきたいと思います。まず最初にその2点についてお尋ねをさせていただいて、要望は再度述べたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
議長(中山一夫君)
井上企画財政部長。
企画財政部長(井上裕博君)
専決処分の件でございます。奈良県におかれましても、今回の支援に関して4月20日付けで専決処分をされています。私共もそのことはわかっておりました。ただ先ほど申し上げましたように、第1陣で行きました保健師さんは、伊丹からは県の費用で行かれるということでした。電車賃だけでした。
市長が4日間行かれた件につきましても、我々持っている予算の中でやりくりするということで、やっていけるのかなあとこういう形で、様子を見ていたというか、いまのところはこういうことである。例えば向こうの被災者の方が宇陀市の方に来られるとかいう場合は、これはまた専決処分なりをしなくてはいけないと思っていたのですが、そう思っていた時に、連休の直前ぐらいに先ほども申し上げましたように、全国市長会を通じて宇陀市としてこのようなことが出来ますよと言っておりましたら、市長が気仙沼市の方に行かれておったし、保健師さんも気仙沼市の方に行っておられたということで、気仙沼市が「そしたら1ヵ月程度宇陀市さんお願いできますか。」ということがわかってきまして、そうしますといま申し上げましたような、交通費等は宇陀市が自分で行くということが建前ですし、向こうから気仙沼市の現場まで行くのも車で1時間以上かかるということも出てきましたので、経費が少し膨らんできました。今回、多い目にはみてはいませんが、あと少し何かあった時も対応できるような形でということで、300万円の補正をさせていただいたというこういう経過がございますので、何とかご了承をお願いします。
あとは備蓄用の物品の経費のことだと思いますが、元々飲料水、食料品等はある程度の年数が経っておりますと更新をしております。今回、確か総務文教常任委員会でもご答弁をされておったと思うのですが、宇陀市にとって毛布とかの絶対必要数は確保して、今回放出した。当然それの補充する予算はもっておりましたので、先日来から少しずつ回復をしております。品不足等をあおってはいけませんので、様子を見ておったし、値段もあまり安くならないだろうし、直ぐに収められるかどうかということもあったということで、様子を見ていたと思います。いま現在は少しずつ買い戻しているということです。今回の旅費も一緒ですが、国の方で特別交付税等々で見てくれるというふうに思っていますが、現在はやはり被災地の方に特別交付1200億円をとりあえず付けたと思いますが、我々のように支援をしている所については、後回しかなあと確かなお答えはできないと、こういうことで、ご了解をいただきたいと思います。
議長(中山一夫君)
勝井議員。
1番(勝井太郎君)
ご説明ありがとうございます。
生駒市が入ってきている事例がございますので、これは宇陀市の財政のことを考えれば、決して大きな金額ではありませんが、ただ同じ県内の市町村で扱いが宇陀市と生駒市で異なっているということは、どこか何かしら県とのコミュニケーションにもしかしたら相互をきたしているのかしれませんので、そこはどのようになっているかしっかりと調査をしていただいて、なぜそのような時間差が生じているのかという当たりは、是非検討の上何かしら手を打っていく必要があると思います。
それと少し要望お話しさせていただきますと、私が伺いました東松島市、山元町、亘理町も市役所事態は比較的高台にございまして、直接被災はしていませんでした。これがもう少し先の石巻市、気仙沼市なると市役所自体が被災をしておりますので、かなり大きな支援が必要でして、石巻市、気仙沼市にはたくさんの方が来られています。一方、山元町、亘理町については、津波も10m超える津波をきた所はなかったのですが、阿武隈川の河口にある街で、広範囲に1mぐらいの浸水をしております。そういう所は後回しにされていて、行政の手というものがあまり届いていません。逆にそういう所は、床上浸水、床下浸水しておりますので、直ぐに支援をすれば、生活の再建を図ることが出来ます。しかし、そういうところに支援がいっていないので、その被災をした方々が引越しをするか、
亘理町や山元町に残るかのせとぎわにございます。このような自治体がたくさんありますが、一方でそういう方々を助けてくださいという声がきたら、社協、市議会議長会、市長会から要請で行っていることは評価したいと思うのですが、現場を見た感じは、いま何が困ってどういうことをしてくださいということを言えるほど余裕はないと思っています。私も社協から派遣をされる予定があったのですが、突然調整が出来なくなって申し訳ないけど、遠隔の奈良の議員は受けられないと実際に断られた事例があります。このように調整をする方が圧倒的に足りていませんし、逆に市役所が被災をしていないところも、膨大な被災者を抱えておりまして、その罹災証明書を出したり、生活再建のための取り組みをすることに手一杯で、どこに何が足りなくてどういうことをしてくださいということが、とてもでもないけれども、職員や社協職員が言えるような状況ではありません。現場の声を聞いて、こちらからボランティアセンターの運営をするために、まとめて一週間なり、5名、6名の職員を派遣するようなこともしていかないと、その当たりの支援はいかないと思いますので、言われたら派遣をするのではなくって、こちらから派遣をしている職員を通じて、どこにニーズがあるかをしっかりと調査をしてそれを宇陀市としてしっかりと蓄積をして行っていただきたいと思います。気仙沼から頼まれて行くのではなく、おそらく見た感じでは、1ヵ月、2ヵ月単位ではなく、1年単位のおそらく支援が必要になると思います。そういう時にこちらからきっちりと抱えて行けるような体制をとっていけないといけませんし、今後についても300万円では足りないと思いますので、今後についても必ず補正予算を必ず組んで、しっかりと支援をしていく。逆に自分たちが災害にあった時にしっかりと助けていただかなくてはいけませんので、困っている時にはしっかりと助けるように是非体制を組んで行けるように、派遣職員がただ行ってよかっただけの研修ではなく、しっかりとニーズ把握をした上で、もう一度次回1ヵ月の派遣が終わった後、しっかり出来るような体制をとることができるかどうか、お答えをいただければと思います。
議長(中山一夫君)
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
勝井議員のご質問、ご要望でございます。
今回の震災につきましては、これまで阪神大震災や中越大震災等々の教訓がかなり生かされています。そういった中では、統制された支援が必要であるということで、我々も全国市長会を通じながら支援のどれだけのレベルのものがいるのか、ボリュウムがいるのかということでございます。これについては、人的支援、あるいは物質的な支援いうふうなところの対応を全国市長会を通じてその要請に答えていきたいということでございます。
今回、職員の気仙沼派遣でございますけれども、直接のやりとりという形ではごだいませんで、全国市長会を通じて宇陀市はとりあえず第1陣として、1ヵ月職員2名のクールで行くことができますよということで、全国市長会に答えを出させていただきました。そういった状況の中で、市長が気仙沼へ尋ねたという縁もございまして、気仙沼の方から直接、人事担当の方に宇陀市は市長も来ていただいて縁もございますので、是非宇陀市の要請をお受けしたいとこういうことでございます。
宇陀市としては、今回短期的に1週間に2名ずつというクルーでございます。全国市長会のそういった要請を見ていますと、1年間を通じてまちづくりの関係の技術職員の支援をしていただきたいとか、あるいは総合計画をもう一度作り直すから専門職員を送っていただきたい。あるいは法制の関係も行いたいといろいろな方面からの要請がございます。それらに対して宇陀市としても災害支援対策本部を構成しておりますので、その中での人的支援も十分議論をして対応に取り組みたいと思います。
それから物的な部分についても、やはり向こうが必要とされている物を的確に送っていくという方向で進めていますので、市民の皆様方にもお家にあるいろいろなものを生活支援ということお気持ちはたくさんいただいてきたわけでございますが、向こうが必要とする部分、あまりにもストックが多くなり過ぎて、その保管管理にこまるという状況もありますので、やはり必要な時に必要なものを送っていくふうなことで、向こうの求められる物を十分吟味しながら送っていくという対応で、今後も進めていきたいと考えております。
議長(中山一夫君)
勝井議員。
1番(勝井太郎君)
ご答弁ありがとうございます。
3回目ですので、もう少しお話しをしたいと思います。
ボランティアの方もよく一杯、一杯になっているとよく聞きますが、現場を見る限りはむしろ逆に足りていなくて、分配をするコーディネートをする方や来たボランティアの方を実際にどこに行ってくださいというコーディネートの職員が全く回っていません。そこが回っていないのでどれだけ物資が来ても、どれだけボランティアの方が行っても私のように気仙沼から頼まれても断るということがたくさん出ております。ボランティアセンターの職員の方やボランティアセンターでサポートのNPOの方から聞いたのですが、そこの当たりはしっかりとした手厚い支援をして欲しいと聞いております。物を送るだけではなく人をうまくコーディネートするノウハウは行政は持っていると思いますので、その当たりは逆に社協の方がやっていますので、なかなか現場のニーズとして上がってきにくいと思います。実際に市役所も本当にいろいろなことが一杯、一杯でニーズとして上がってくることが、必ずしも地域に住んでいる方と一致をしていないことがたくさんあるということを、現場で見て思いましたので、そこは現場の声を聞いてやってください。
今回宇陀市としても10世帯程度の受け入れを表明しています。そのことは大変いいことと思いますが、一方で実際に現場を見ての感想ですが、10世帯というのは、一つの集落全体での位置ではないので、大野、下井谷はそれよりも圧倒的に多い集落がありますので、同じようなことを自分たちが罹災した時のことを考えて欲しいです。下井足、大野の方がそれぞればらばらに大阪、神戸、京都に避難をしたら、そのコミュニティがもう1回再構築できるかどうか、私は難しいと思います。コミュニティを守るのであったら、罹災した所は出来るだけそのコミュニティを崩さずに、仮設住宅に入ることであったり、どっかに集団に移住をすることの応援をしていくことも必要かなあというふうに現場の声を聞いてすごく感じています。ですので、無理やりに10世帯の受け入れにこだわらなくていいと思います。回りの自治体が手を挙げているからやろうではなく、実際に自分たちが被災をしたらどういうようなことをして欲しいいのかということを考えた上ですると、優先順位からすると復興支援の中で住宅は、奈良県では優先順位は大変低くなると思っています。それを撤回してもかまいませんから、その分を実際に家のどろをかき出したら住めるがどうしようという方に充てていただきたいです。そのほうが圧倒的にニーズがありますので、自分が被災をしたことを考えて、家に住むか、ここに居るのかどうかせとぎわの方を、この2ヵ月、3ヵ月は全面的に救済をしないと、その方々が恐らくコミュニティがばらばらになって、地域の再生は大変難しくなると思っています。そこへの支援を起債をしても宇陀市と出来ないかどうか考えていただきたいですし、回り横並びではなくて、飛び出してもはみ出してもかまわないと思いますので、地域のニーズをしっかり職員を派遣しているので聞いて、そこをやっていただけるようにご要望をして、予算の組み替えになるかわかりませんが、優先順位をもう一回考え直して、今回の被災の支援と今回は年単位の支援が必要になると思いますので、今後の予算措置についても、企画財政部長を中心に幾らぐらいの予算規模で支援をこれから先継続していくのかということを検討して、この300万円では足りませんので、補正なり専決処分をしていただいてもかまいませんので、継続をした支援と現場の実際のニーズを把握した継続をした支援をお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
被災者の受け入れの関係でございますけれども、市内の公共施設なり、公営住宅という所の全て点検をして受け入れられる状況にある所については、先だって市長が行かれたその中でも、宇陀市としては、こういった受け入れ状況がありますよとご紹介も併せて行っていただきました。例えば室生の神津学園の出た西谷小学校跡、大宇陀にあります職員研修所、これについては、掃除を入れれば直ぐに入居できる。これについては複数世帯が入れという状況です。また、民間から家が空いているという紹介も受けていますので、個別にご希望の方については、ご紹介を申し上げると考えています。それと併せて生活を持って来られるということですので、教育や車や明くる日からの仕事をどうするかというようないろいろな相談事にのっていきたい。こういうような部分も含めて、市長が訪れた所については提示をさせていただいております。
それから、職員の関係の派遣についてですが、全ての職員が行く前段に市長室のその職員を招きまして、市長からの激励を行っています。それと併せてこの機会に被災地の支援というふうなことに止まらないで、いろいろなテーマを持ちながら是非参加をしてくれ、そういった部分で第1陣のクールが終わりましたら、それらの職員を集めて一応の報告会、宇陀市として遠隔地でありますが、出来る支援を再度を実際に行った者の目で確認した状況の中で、宇陀市がこれから出来る支援を再検討する機会を是非設けようとこう考えておりますので、そういったところで、十分今後の宇陀市取り組みに生かしていきたいと考えております。よろしくお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
他にございませんか。
これをもちまして質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、「平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について)」は、原案のとおり可決されました。
ここで、午後1時まで休憩いたします。
午前11時29分休憩
午後1時00分再開
副議長(山本繁博君)
休憩に引き続き、会議を再開いたします。
ただいま中山一夫議長より、本日付をもって一身上の都合により、議長の辞職願が提出されました。
ただいまから私が議事進行に当たらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
お諮りします。
議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副議長(山本繁博君)
異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。
追加日程第1号の追加1「議長の辞職について」を議題とします。
なお、本件に関しましては、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されますので中山議長には退席をお願いします。
〔中山一夫議長退場〕
副議長(山本繁博君)
お諮りします。
地方自治法第108条の規定により、中山一夫議員の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副議長(山本繁博君)
異議なしと認めます。
よって、中山一夫議員の議長の辞職を許可することに決定しました。
中山一夫議員の入場を許可します。
〔中山一夫議員入場〕
副議長(山本繁博君)
中山一夫議員には、議長の辞職が許可されたことをお伝えします。
議長を退任されました中山一夫議員より発言を求められておりますので、これを許可します。
10番(中山一夫君)
ただいま議長より許可をいただきましたので、皆さん方に一言御礼を申し上げたいと思います。
丁度一年前に議長の要職を仰せ付かって、今日まで大きな事故も無く過ごさせていただきましたのも、これひとえに皆様方のご指導、ご協力の賜物と深く感謝しているところうでございます。今後ともよろしくご指導のほどよろしくお願いします。
市長始め理事者の皆さん方、また、職員の皆さん方には本当に議会運営に関して、1年間皆さん方にご協力いただきましたことを厚く御礼を申し上げますとともに、今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。簡単ではございますが、ごあいさつといたします。
どうもありがとうございました。(拍手)
副議長(山本繁博君)
議員のあいさつが終わりました。
お諮りします。
ただいま、議長が欠員でございますので、議長選挙を日程に追加し直ちに選挙を行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。
副議長(山本繁博君)
高橋議員
15番(高橋重明君)
暫時休憩をしていただきまして、全員協議会で協議をしていただきたいと思います。
副議長(山本繁博君)
もう少しで暫時休憩を取ります。
よって、議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。
暫時休憩いたします。
全協室にお入りください。
午後1時05分休憩
午後1時25分再開
副議長(山本繁博君)
休憩に引き続き、会議を再開いたします。
追加日程、第1号の追加2、議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副議長(山本繁博君)
異議なしと認めます。
よって、議長選挙の方法は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
副議長(山本繁博君)
ただいまの出席議員は15名であります。
次に、立会人を指名します。会議規則第31条第2項の規定により、4番、井谷憲司議員、6番、山本良治議員を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。白票は無効といたします。
〔投票用紙配布〕
副議長(山本繁博君)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
副議長(山本繁博君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
副議長(山本繁博君)
異常なしと認めます。
これより投票に移ります。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番、勝井議員から順次、投票をお願いいたします。
全員協議会の中で決意表明をされた方がありましたが、15名全員が候補者でよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副議長(山本繁博君)
それでは投票をお願いします。
〔投票〕
副議長(山本繁博君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
副議長(山本繁博君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
井谷憲司議員、山本良治議員、立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
副議長(山本繁博君)
開票の結果を報告いたします.
投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票15票、無効0票であります。
有効投票中、中山一夫議員、7票、山本新悟議員、6票、高橋重明議員、2票、以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は4票であります。
よって、中山一夫議員が宇陀市議会議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕
副議長(山本繁博君)
ただいま議長に当選されました中山一夫議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
ここで中山一夫議員に、当選の承諾及びごあいさつを、お願いいたします。
議長(中山一夫君)
ただいま皆様方のお力添えで当選させていただきまして、誠にありがとうございます。再度議長という重責を担うことになりましたが、先ほど皆さんが方の中でも立候補のごあいさつでも申し上げましたとおり、この議会改革を何としてでも皆さん方のご協力をいただいて、宇陀市の市民から愛される議会、また、宇陀市の発展のために議会としての立場をつらぬいていきたいと思っているところでございます。今後ともより一層のご指導、ご協力をよろしくお願いいたしておきます。
また、市長はじめ理事者の皆さん方、職員の皆さん方には、この議会改革を推し進める中において、二元代表制をもっとうとして、議会としての明確な立場を作り上げ、皆様方とともにこの宇陀市の発展に尽くしてまいりたいとかように考えておりますので、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますことをよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。(拍手)
副議長(山本繁博君)
これをもちまして、私の議事進行の職務を終わらせていただき、新議長と交代いたします。ご協力どうもありがとうございました。中山一夫議長、議長席にお着き願います。
〔中山一夫議長議長席に着席〕
議長(中山一夫君)
ただいまから議会運営に当たらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午後1時43分休憩
午後2時02分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
ただいま山本繁博副議長より、本日付をもって一身上の都合により、副議長の辞職願が提出されました。
お諮りします。
副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。
議長(中山一夫君)
追加日程第1号の追加3、副議長の辞職についてを議題とします。
なお、本件に関しましては、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されますので山本繁博副議長には退席をお願いします。
〔山本繁博副議長退場〕
議長(中山一夫君)
お諮りします。
地方自治法第108条の規定により、山本繁博議員の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、山本繁博議員の副議長の辞職を許可することに決しました。
山本繁博議員の入場を許可します。
〔山本繁博議員入場〕
議長(中山一夫君)
山本繁博議員には、副議長の辞職が許可されたことをお伝えします。
副議長を退任されました山本繁博議員より発言を求められておりますので、これを許可します。
12番(山本繁博君)
皆さん、この1年間本当にありがとうございました。
議長を支え、副議長の責務を全うできましたのも、ひとえに皆様方のご尽力のお蔭とこのように思っております。今後とも一層のご指導をお願いしておきます。
また、市長始め管理職の皆様方この1年間本当にご指導、ご鞭撻ありがとうございました。これから先、私が退任いたしましても、宇陀市発展のために、より一層の貢献をしていただきますように、よろしくお願いをいたしまして、退任のあいさつといたします。
どうも皆様ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
山本繁博議員のあいさつが終わりました。
お諮りします。
ただいま、副議長が欠員でございますので、副議長選挙を日程に追加し直ちに選挙を行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、副議長選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。
副議長選挙についてのご協議を全員協議会議室で行いたいと思いますので、全員協議会議室にお入りください。
暫時休憩いたします。
午後2時08分休憩
午後2時14分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き、続き会議を再開いたします。
追加日程、第1号の追加4、副議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、副議長選挙の方法は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は15名であります。
次に、立会人を指名します。
会議規則第31条第2項の規定により、7番、峠谷安寛議員、8番、大澤正昭議員を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。白票は無効といたします。
〔投票用紙配布〕
議長(中山一夫君)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
議長(中山一夫君)
異常なしと認めます。
これより投票に移ります。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番勝井議員から順次、投票をお願いいたします。
〔投票〕
議長(中山一夫君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
峠谷議員、大澤議員、立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
議長(中山一夫君)
開票の結果を報告いたします.
投票総数15票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票12票、無効3票であります。
有効投票中、山本良治議員、12票、であります。
この選挙の法定得票数は4票であります。
よって、山本良治議員が宇陀市議会副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕
議長(中山一夫君)
ただいま副議長に当選されました山本良治議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
ここで山本良治議員に、当選の承諾及びごあいさつを、お願いいたします。
副議長(山本良治君)
今回の副議長選挙に皆様方のご推挙によりまして、この栄ある副議長という職を与えていただきました。
新しい議長の下で私も精一杯行政改革、あるいは議会改革を取り組むその職に一生懸命にやっていきたいとこのように思っているところでございます。
私の心情としては、正しいことは正しい、間違いは間違いということを心情としております。そのような中で、今後皆様方の更なるご指導、ご鞭撻をいただきながらこの職を全うしていきたいとこのように思っているところうでございます。
市長始め職員の皆さん、今年1年間更なるご指導、ご鞭撻いただきますようによろしくお願いをいたします。
はなはだ簡単ではございますが、就任のごあいさつと変えさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
議長(中山一夫君)
ただいまより暫時休憩いたします。
休憩中に3常任委員会の委員指名の調整を行いたいと思いますので、全員協議会室にお集まりください。
午後2時26分休憩
午後2時42分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議事日程についてお諮りいたします。
ただいまお手元に配付いたしております追加の議事日程のとおり、本日の日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました。
議長(中山一夫君)
追加日程1第1号の追加5、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
3常任委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
なお、市議会委員会条例には、常任委員会の委員定数が規定されていますが、現在、議員に1名の欠員がある関係から、各委員会の委員数について協議いたしたいと思います。
総務文教常任委員会6人の定数で、1名欠員といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって総務文教常任委員会5人、福祉厚生常任委員会5人、産業建設常任委員会5人といたします。なお、総務文教常任委員会は、1名欠員といたします。
初めに、総務文教常任委員会の委員5人を指名いたします。
1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員、3番、堀田米造議員、8番、大澤正昭議員、11番、多田與四朗議員、以上5名を指名いたします。
次に、福祉厚生常任委員会の委員5人を指名いたします。
4番、井谷憲司議員、5番、上田徳議員、7番、峠谷安寛議員、14番、山本新悟議員、10番、中山一夫、以上5名を指名いたします。
続いて、産業建設常任委員会の委員5人を指名いたします。
6番、山本良治議員、9番、井戸本進議員、12番、山本繁博議員、15番、高橋重明議員、16番、小林一三議員、以上5名を指名いたします。
ただ今、委員を選任いたしました3常任委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、各常任委員会をそれぞれ招集いたしますので、総務文教常任委員会は議長室に、福祉厚生常任委員会は議員控え室に、産業建設常任委員会は全員協議会に各委員はご参集願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
午後2時46分休憩
午後3時02分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
各常任委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告を申し上げます。
総務文教常任委員会の委員長に、大澤正昭議員、同じく副委員長に多田與四朗議員、福祉厚生常任委員会の委員長に、峠谷安寛議員、同じく副委員長に、井谷憲司議員、産業建設常任委員会の委員長に、山本繁博議員、同じく副委員長に小林一三議員、以上で報告を終わります。
議長(中山一夫君)
次に、追加日程、第1号の追加5の第2、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
議会運営委員6人を指名します。
5番、上田徳議員、7番、峠谷安寛議員、8番、大澤正昭議員、11番、多田與四朗議員、12番、山本繁博議員、15番、高橋重明議員、以上です。
ただ今、委員を選任しました議会運営委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、議会運営委員会を招集いたします。
なお、全員議員、全員協議会室にご参集願います。
それでは暫時休憩いたします。
午後3時04分休憩
午後3時26分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
議会運営委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告を申し上げます。
議会運営委員会の委員長に上田徳議員、同じく副委員長に高橋重明議員、以上で報告を終わります。
議長(中山一夫君)
次に、追加日程、第1号の追加5第3、特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
特別委員会の選任については、現在設置してあります予算審査特別委員会を再設置いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
委員の選任にあたりお諮りします。
この予算審査特別委員会の構成は、9人といたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、予算審査特別委員会の委員構成は9人とすることに決定しました。
特別委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
予算審査特別委員会の委員9人を指名します。
1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員、3番、堀田米造議員、4番、井谷憲司議員、5番、上田徳議員、7番、峠谷安寛議員、9番、井戸本進議員、15番、高橋重明議員、16番、小林一三議員、以上、指名した方々を選任いたします。
ただ今、委員を選任しました予算審査特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくために、予算審査特別委員会を招集いたしますので、委員は、議長室にご参集願います。
それでは暫時休憩いたします。
午後3時29分休憩
午後3時39分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
予算審査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告を申し上げます。
予算審査特別委員会の委員長に井谷憲司議員、同じく副委員長に井戸本進議員、
以上で報告を終わります。
次に、3特別委員会委員、市立病院建設・運営特別委員会、行財政改革特別委員会、美榛苑経営特別委員会につきましては、今回、委員の改選はございませんが、正副委員長の互選及び特別委員会の存廃について、ご協議をいただくために、各特別委員会をそれぞれ招集いたしますので、各委員はご参集願います。
なお、市立病院建設・運営特別委員会の委員が1名減数となっておりますがご協議をお願いいたします。
全委員は、全員協議会室にご参集願います。
それでは暫時休憩をいたします。
午後3時40分休憩
午後4時03分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
ただいま1名減となっております、市立病院建設・運営特別委員会の委員に高見省次議員を指名いたします。
各特別委員会の正副委員長が互選されましたので、ご報告を申し上げます。
市立病院建設・運営特別委員会の委員長に多田與四朗議員、同じく副委員長に井谷憲司議員、行財政改革特別委員会の委員長に高見省次議員、同じく副委員長上田徳議員、美榛苑経営特別委員会の委員長に堀田米造議員、同じく副委員長に井戸本進議員、以上で報告を終わります。
の選出について
議長(中山一夫君)
次に、追加日程、第1の追加5第4、宇陀広域消防組合議会議員の選出についてを議題といたします。
宇陀広域消防組合議会議員の補充選出を行います。
宇陀広域消防組合議会議員につきましては、宇陀広域消防組合規約第5条第1項及び第2項の規定により、宇陀市議会から宛て職により議長1名と7名の議員を選挙に準じて選出しておりますが、現在1名の欠員となっております。
組合規約第5条第3項に「組合議員に欠員を生じたとき又は異動があったときは、直ちにこれを補充しなければならない。」と規定されております。
補充選出は、組合規約第5条第2号の規定により、議長は宛て職による選出でございますが、議長以外の1名の補充選出の方法につきましては、選挙に準じて行います。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております宇陀広域消防組合議会議員の補充選出の方法は、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ご異議なしと認めます。
よって、補充選出の方法は指名推選によることに決定いたしました。
重ねてお諮りいたします。
指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
宇陀広域消防組合議会議員に、勝井太郎議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました、勝井太郎議員を宇陀広域消防組合議会議員として補充選出することにつきまして、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました、勝井太郎議員が宇陀広域消防組合議会議員に選出されました。
選出されました勝井太郎議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により選出の告知をいたします。
議長(中山一夫君)
次に、追加日程、第1号の追加5、第5、閉会中の継続調査について、議会運営委員会、追加日程、第1号の追加5第6、閉会中の継続調査について、総務文教常任委員会、追加日程第1号の追加5第、閉会中の継続調査について、福祉厚生常任委員会、追加日程第1号の追加5第8、閉会中の継続調査について、産業建設常任委員会、追加日程第1号の追加5第9、閉会中の継続調査について、市立病院建設・運営特別委員会、追加日程第1号の追加5第10、閉会中の継続調査について、行財政改革特別委員会、追加日程第1号の追加5第11、閉会中の継続調査について、美榛苑経営特別委員会、以上7件を一括上程します。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を調査事件として、また、各委員長からは、それぞれ所管する調査事項について、閉会中の継続調査の申し出がありました。
閉会中の継続調査について7件を日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
したがって、閉会中の継続調査7件を直ちに議題とすることに決定いたしました。
以上7件を一括上程します。
お諮りします
ただ今議題となっております7件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査並びに閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長、3常任委員長、市立病院建設・運営特別委員長、行財政改革特別委員長、美榛苑経営特別委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
以上をもちまして、本臨時会に付された事件は、すべて終了いたしました。
それでは、閉会に当たり、竹内市長のごあいさつをお願いいたします。
市長(竹内幹郎君)
第1回臨時会の閉会に当たりまして、一言、ごあいさつを申し上げます。
今回第1回補正予算を提出いたしましたところ、慎重審議のうえご承認いただきましてありがとうございました。
これからも東日本大震災に向けて、宇陀市として出来る限りの範疇の中で支援をさせていただきたいと思っておりますし、危機管理に対して議員各位からいただきましたご意見を十分政策の中に生かせるような、そのような宇陀市を作っていきたいと思っております。
そして今回正副議長始め、委員会構成が大幅に委員長始め変わられました。新しい議会の体制が決まったわけでございます。
平成23年度実施しておりますけれども、これからの宇陀市の福祉の向上、また、宇陀市のまちづくり、そしてまた、改革に向けて皆様方のご意見を賜りながらしっかり運営をさせていただきたいと思っておるところでございます。
これからはしばらくいい気候でございますけれども、宇陀市を楽しみながら、また、調査・研究に励まられますことを御祈念申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。本日はありがとうございました。ご苦労様でございました。
議長(中山一夫君)
ありがとうございました。
閉会にあたり、一言、ごあいさつ申し上げます。
本日、理事者から提案のありました補正予算につきまして、議員各位には、終始極めて熱心にご審議賜り、適切妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第であります。
また、議会人事の選挙をはじめ議会構成改選におきましても、皆様のご協力のもと円滑に進めることができ、感謝を申し上げます。
宇陀市は、誕生後6年目に入り、大きく意識改革をして、さらなる創意工夫を凝らした施策展開を行い、いよいよ将来に向けての活気と個性、魅力ある都市・宇陀市の礎を築かねばならない時期であります。
まだまだ整理・調整を図る多くの課題が数多くございますが、議会におきましても、市民の負託に十分応えられる円滑な市政が展開できるよう、行政と一体となって取り組んでいくことが、我々市議会議員に課せられた使命であると痛感いたしておるところでございます。
本日から新体制により議会運営に当たってまいりますが、議員各位、執行部各位のこの上ないご理解、更なるご支援をお願い申し上げますとともに、たゆまざるご研さんを賜りたく、重ねてお願い申し上げる次第でございます。
今後、くれぐれも健康にご留意され、ご活躍されますことをご祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
これをもちまして、平成23年第1回宇陀市議会臨時会を閉会いたします。
ありがとうございました。
午後4時15分閉会