本文
日程 |
内容 |
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議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
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1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
15番 |
高橋重明 |
16番 |
小林一三 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
副市長 |
前野孝久 |
教育長 |
喜多俊幸 |
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総務部長 |
菊岡千秋 |
企画財政部長 |
井上裕博 |
市民環境部長 |
大西茂 |
健康福祉部長 |
覚地秀和 |
農林商工部長 |
仲尾博和 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
出口裕弘 |
水道局長 |
藤本隆志 |
市立病院事務局長 |
竹内均 |
会計管理者心得 |
栗野肇 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
文化スポーツ振興団事務局長 |
穴田宗宏 |
総務部危機管理課長 |
谷口康夫 |
議長(中山一夫君)
おはようございます。
議員の皆様方には、御多忙のところ御参集いただきまして、ありがとうございます。
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は13名であります。
3番、堀田米造議員、14番、山本新悟議員から欠席届が提出されております。これを受理いたしております。
定足数に達しております。
ただいまから、平成23年第2回宇陀市議会定例会を再開いたします。
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(中山一夫君)
日程第1、諸報告を行います。
初めに、諸般の報告で去る6月15日に開催されました全国市議会議長会定期総会の報告を事務局長にさせます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
おはようございます。議会事務局、増田でございます。よろしくお願いします。
それでは、第87回全国市議会議長会定期総会の報告をさせていただきたいと思います。
去る6月15日水曜日午前10時30分から東京都千代田区の日比谷公会堂で開催され、中山議長と私、増田の2名が出席のほうさせていただきました。
まず、東日本大震災によって犠牲者となられた皆様の御冥福をお祈り申し上げるために黙祷が行われた後、開会式では、富山市議会議長の五本会長のあいさつ及び来賓といたしまして、管内閣総理大臣の代理として福山内閣官房副長官、横路衆議院議長、片山総務大臣から御祝辞をいただき、西岡参議院議長、全国市長会長、全国知事会長などからの祝電披露がありました。
次に、会長選任につきましては、選考委員としまして、18市議会議長が会長から選任を受け、審議の結果、下関市議会議長の関谷議長が満場一致で選考されまして、関谷議長が会長に選任をされました。
次に、表彰式につきましては、被表彰者2097名の中から2名の議長が代表受領され、表彰状の贈呈が行われました。
次に会議に入り、まず報告としまして、一般事務及び会計並びに地方行政委員会など7委員会などからの事務報告があり、すべて了承されました。
次に、議案審議については、各部会から24議案が、また、会長提出議案として、東日本大震災に関する決議案、原子力発電所事故の早期収束及び再発防止に関する決議案、地方議会の機能強化に関する決議案など6議案が提案され、審議の結果、原案どおり可決されました。
次に、役員改選については、原案どおり各部会役員などが選任のほうをされました。
以上で議案審議はすべて終了し、閉会式が行われ、昨年度の役員の方々へ感謝状贈呈の後、関谷会長のあいさつで定期総会が終了し、午後3時40分に解散しました。
以上、簡単ではございますが、第87回全国市議会議長会定期総会の報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
次に、宇陀広域消防組合議会臨時会が6月6日に開催されましたので、議会出席議員の代表から報告をお受けいたします。
5番、上田徳宇陀広域消防組合議会議員。
5番(上田徳君)
おはようございます。議席番号5番、上田徳でございます。議長の許可を得ましたので、宇陀広域消防組合第1回臨時議会の報告を出席議員を代表してさせていただきます。
去る平成23年6月6日午後2時より、宇陀広域消防本部研修室にて宇陀広域消防組合議会第1回臨時会が開催されました。宇陀市からは中山議長を初め、勝井議員、堀田議員、山本良治議員、峠谷議員、大澤議員、多田議員及び私、上田が出席いたしました。曽爾村からは奥西議長、芝田議員、御杖村からは種村議長、篠田議員が出席されました。
日程につきましては、管理者のあいさつに続き、今回より新たに組合議員となられました宇陀市の勝井議員、曽爾村の奥西議長の紹介の後、議事日程に基づき、議事に入りました。
会議の事案については、まず議席の指定を議長にて行い、会議録署名議員は、堀田議員及び曽爾村、芝田議員が選出されました。
次に、副議長の選挙についての審議が実施されました。副議長には、曽爾村、奥西議長が指名推選に基づき当選されました。
この後、提出議題2件について審議が実施され、まず議題5号、動産の買い入れについては、平成23年度予算に計上の東分署配置予定の消防ポンプ自動車について、平成23年5月17日に入札を実施し、2835万円で落札結果に基づく購入契約の締結について準用条例に基づき議会承認を求められました。
購入動産、CD-1型消防ポンプ自動車1台。買い入れ先、株式会社モリタ。大阪市生野区小路東5丁目5番20号。購入方法、指名競争入札。入札結果は4社による2回でございました。契約予定額2835万円、予算額3000万円。
この件については、事務局の説明により可決されました。
次に、議題6号、損害賠償の額を定め和解することについては、平成23年2月16日に御杖村神末の国道368号線上において、救急救助事案に出動中の中消防署東分署の消防ポンプ自動車が路面凍結によりスリップし、停車中のミキサー車に衝突し、車両後方を損壊させた事故に基づく和解案件であり、過失を100%として相手方に11万2350円を支払うものであり、この賠償金については、全額、財団法人全国自治協会自動車損害共済をもって支払われるとのことでありました。
2名の議員から事故の状況説明や今後の対応の質疑が行われ、採決により可決されました。
以上、審議終了後、管理者のあいさつの後、議長からも終了のあいさつと閉会後に全体協議会の開催を告げられ、臨時議会は午後4時15分に終了いたしました。
以上で、宇陀広域消防第1回臨時会の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上で諸報告を終わります。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第2、議案第48号、平成23年度過疎地域自立促進計画の変更についてから日程第3、議案第49号、平成23年度辺地総合整備計画の変更についての2件を一括して議題といたします。
ただいま議題としました2件につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託しておりましたので、総務文教常任委員長から審査報告をお受けいたします。
8番、大澤正昭総務文教常任委員長。
8番(大澤正昭君)
おはようございます。8番、大澤正昭でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま議長の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会の報告をさせていただきたいと思います。
去る6月16日午前10時から第1委員会室において、委員5名全員の出席と市長、副市長、教育長、総務部長、企画財政部長、教育委員会事務局長、関係職員の出席により、6月10日に付託をされました議案第48号、平成23年度過疎地域自立促進計画の変更について及び議案第49号、平成23年度辺地総合整備計画の変更についての2議案を審査するため総務文教常任委員会を開催をいたしました。その結果を委員会審査報告にて報告とさせていただきます。
平成23年6月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。総務文教常任委員会委員長、大澤正昭。
委員会審査報告書。
本委員会に平成23年6月10日に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
議案第48号、平成23年度過疎地域自立促進計画の変更について、原案可決でございます。議案第49号、平成23年度辺地総合整備計画の変更について、原案可決でございます。
審査内容については、次のとおりでございます。
まず、議案第48号、平成23年度過疎地域自立促進計画の変更については、大きな焦点といたしまして、菟田野地域のマンホールふたの交換について、その工事費用や今後の宇陀市全体としての計画、道路上での事故についての対応などからの観点から論議が進みました。
理事者からは、今回の計画区域は災害時の緊急輸送幹線道路であり、優先して工事計画を立てたが、今後も宇陀市内を巡回して、随時有利な財源を活用して市内全体を考えたマンホールのメンテナンス工事の計画を進めると説明がありました。
そのほかでも、東宇陀環境衛生組合のごみ収集車の購入に係る負担割合についての説明などを受け、委員全員おおむね御理解をいただきました。
次に、議案第49号、平成23年度辺地総合整備計画の変更については、簡易水道の受益者負担のあり方から議論が始まりました。現在でも市内の水道事業の受益者負担は給水区ごとに差が生じており、市として一本化されても統一化がなされていないように思われ、問題があるとの委員の意見が多くありました。現在では宇陀市全域に水道サービスはまだ行き届いておらず、今後も事業は進めていくが、その後に全地域に事業が行き渡った時点で、市内の統一について考えていきたいとの説明でありました。
また、簡易水道工事事業における財源内訳について審議をされましたが、財源が乏しい当市にとって有利な財源の確保に努め、事業に邁進するとの説明をいただき、また、辺地の認定や見直しの事務について理事者から説明を受け、委員全員おおむね御理解をいただきました。
その後、今回の審査とは別にその他として、旧室生保育所跡地の貸し出しについての報告を受け、その貸し出しに係る事務に関する意見や質問が出ました。
委員からは、宇陀市にとって財政的に有利になるような、または地域活性や将来の宇陀市が活発化するような公の施設跡地の活用をお願いしたいという意見が出ました。
最後に、新大宇陀小学校建築に係る概要設計が完成し、その報告を受け、その設計コンセプトや構想について技術面からいろいろ意見がありましたが、膨大な公金を投じての工事になるので、慎重に事務を運ぶように意見をして委員会を終了いたしました。
以上のように、委員からの多数の意見、質疑がありましたが、当委員会の審査についてそれぞれ審議を行い、午後0時16分に終了いたしました。
以上で、総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、総務文教常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
ただいま委員長のほうから過疎自立促進計画並びに辺地の関係の報告をいただきました。私も本会議のほうで、辺地の点数の部分で、居住者の人数が50人を下回ると辺地そのものの特定を受けないというようなことで質問させていただいておりまして、先ほど委員長報告の中で、辺地の見直しについてどうのこうのというような報告をいただきましたので、もう少し具体的にどういう形で辺地の見直しをされるのか、いわゆる人が住みながら、人口減によって辺地という区域割りがなかなか困難になってくる。そうしましたら、地域それぞれをまた合区といいますか、そういった形のものが今後許可されていくのかどうか。いわゆる20人と30人のところで55人になれば、それが隣り合わせておれば、55という形の中で処理されるのか。また、50以上のところに20ぐらいのところがくっついても、70という一つの区域として認めていこうとしているのか。そういった辺地の見直しについて、もう少し論議の中身をお聞きしたいなということが1点と、それからもう一つ、室生保育所の件についての説明ということで、どういう形になったのかということが私自身よくわからないわけなんですけれども、過去から小学校なり、あるいは公共用地の民間利用というようなことで、特に教育関係の施設については早くから遊休施設として利用が求められておったわけなんですけれども、なかなか当局に打診をしましても、快い返事をいただいておらないのが現状でございまして、今回の場合、3月31日に閉鎖をした施設が既に新しい団体がもう決まっておったということも聞いておりますので、そこら辺のあたり、もし審議の中で議論がされておるようでしたら、お聞かせを願いたいなと思いますので、ひとつよろしく取り扱いをお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
8番、大澤正昭総務文教常任委員長。
8番(大澤正昭君)
今、上田議員のほうから2点ほど質問があったかと思うんですが、まず辺地なんですけれども、その区域における人数的なものは法律の枠の中で処理をされているのかなと、私のほうからは返答をさせていただく部分ではないのかなと思います。
ですけれども、この委員会の中でいろいろ意見が出ました。今、議員がおっしゃっておりますように、少ないところは切り捨てていくのかというような意見が強く出たわけであります。それは宇陀市の中のこの少子高齢化の中で、どなたにおかれても、市長を初めとした理事者の皆さん方、また議員の皆さん方におかれましても非常に危惧をされている部分ではないのかなと。ですけれども、インフラ整備を含めまして、学校が一つ学校統合によって少なくなったり、乗車人数が少ないから民間のバス路線の廃止であったり、便数が減ったりといったことは、当然そういった辺地の枠の中に組み込まれてくるわけなんですけれども、これを民間の業者がなされております生業を市として行政としてどこまでリカバリーできるのか、大きな財政的なものも含めて、いろいろ議論はあったわけなんですけれども、おおむねそういった中で御理解をいただけたと。御理解はいただけましたけれども、今後、先ほど議員からありましたように、どんどん少子高齢化が進むこの宇陀市の区域の中のありようを慎重審議を重ねていくことは非常に重要な部分ではないかなと。そういったところで、今の出されました49号の辺地総合整備計画といったものは、おおむね御理解をいただいたということで、よろしくお願いしたい。
あと、室生幼稚園の跡地の活用、これも上田議員おっしゃいますように、今まで公の施設を民間の業者さん、また宇陀市以外のそういった希望される皆様方に御利用をいただく、また売却をしていくといったようなことが、この宇陀市の中では議論をされてきたと思うんですけれども、今回のこの幼稚園用地に関しましては、スムーズに事が進みましたのも、今までの行政物件といいますか、公の施設にありがちな手続の省略が今、省略をしたのではなくて、それまでに手続が終わっておって、スムーズに行政財産としての民間の皆様方にお使いをいただく手続がスムーズにいったと。
あと、この建っておる場所、非常に室生大野の市街地の中、周辺には多くの民家の皆さん方がお住まいをされているという部分が一つと、非常に突き当たり、どん突きと言ったら御理解いただけるかなと思うんですけれども、道路幅も狭い行きどまりの場所に幼稚園があったということで、民間の第三者の宇陀市以外の方も含めてですが、そういった方々の生産拠点であったりとか物流の拠点であったりといったようなことには、少しそぐわないのではないかと。そんな中で、地域の皆さん方が室生大野の発展を含めて、地域の皆さん方、いろんなNPOを含めた中で地域のボランティア活動を進めておられる皆さん方がそこを拠点として宇陀市の発展に寄与していきたいということで、市長を初め、理事者の皆さん方が理解を示されたということで御理解いただけたらと思います。
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
辺地の事業という面では、辺地をできるだけしっかりと担保するということが市の行政上で大変重要なことではないかなと思うわけですけれども、そういった中で、委員会の中で、こういった形で人口減によって辺地指定がなくなっていくということに対する対応策というものが具体的になかったように今の報告の中ではお聞きしたわけでございます。
したがいまして、今後の中で、総務文教常任委員会の中でひとつ審議をいただきたいなと思いますのは、ではこの問題をどのような形で解決していける方策があるのかということで、私なりに自分でぱっと思いつくことであれば、住居表示を広域的な住居表示に変えていって、そしてその地域全体を一定の地域とみなすような方法で、先ほど委員長のほうから法的な根拠をもって述べられておるんやから、それをクリアせんとあかんのやろうというようなお話でございましたので、そのことをやっぱりしっかりと見定めながら、住所表記のありようについても、やはり今後小集落に対する国なり県なり、あるいは市のそういった対応を受け入れていけるような体制づくりというものを早目から実施していかなければ、辺地として指定されるような地域と、それ以上の地域でありながら、なかなかそういったインフラ整備が進まないことによって、さらにそのことに拍車をかけていくということになるのではないかなと。
定住人口を一人でもふやそうという政策の中で取り組まれております辺地の考えですので、辺地をどんどんなくしていくんやという方針であれば、人口が減ることによって、辺地指定をどんどん減少させていくというのは、それでいいかもわかりませんけれども、やはり姿勢としては、どこに住まれておっても、行政のできる限りの享受のもとに公平な行政サービスが受けられるような、そんな環境づくりというのが大切かなと思いますので、ひとつ総務文教常任委員会の中で、辺地の今後のあり方についても、ひとつ審議をお願いしておきたいなと思います。
先ほど室生幼稚園ではなしに、室生保育所でございますので、保育所の跡地ということで、先ほど委員長のほうから御説明をいただきました。
そういった形の中で、もう少し広域的な部分の中で、私は議員のほうから、宇賀志小学校の跡地をなかなか行政側がそういった形の中に利用を認めていかないというような実態もあるといった中で、じゃあこういったものを利用されるときの一定の基準というものが委員会の中で示されたのかどうか、そこら辺をもう一度お聞きしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(中山一夫君)
8番、大澤正昭総務文教常任委員長。
8番(大澤正昭君)
今、上田議員がおっしゃいました公の施設の跡地活用ということで、この件に関しましては、市長を初め、理事者の皆さん方も、先ほど申し上げましたように、決して今まであったものやから囲い込んでいくとか、そういった考え方は毛頭ないと思います。多くの宇陀市以外の皆さん方にも、市民の皆さん方にも活用をお願いできたら、十分そういった方向に進めていくことが、私はベターとかベストとかそういった意味ではなくて、当然の事案であるのかなという思いをしております。市長も同じ思いでおっていただけるものやと思っております。
この今の先ほど幼稚園と言いました、申しわけない、保育所ですけれども、先ほど申しましたように、建っておる場所的な制約といいますか、民家が密集している。その中で道路が非常に狭隘である、狭い。突き当たりである。そういった中で、大きなトラックがどんどんと出入りできる場所ではない。また、機械の音がガチャン、ガチャンとしてもらっては、よしとする場所ではないといったような条件的なものが二つ、三つ、四つといろいろ重なり、委員会の中でも、なぜこの場所だけがそういったスムーズな手続の中で室生の皆さん方に利用いただけることになったのかといった議論は、時間的にも相当長い時間、審議、論議があったわけなんですけれども、そういった理事者からの説明の中で、それなら仕方がないなと。
先ほど申しましたように、この跡地利用をしていただく皆さん方におきましても、今、急にあしたから宇陀市のために頑張るんやと、そうではなくて、今までも長年にわたり地域の皆さん方と地域の発展、また、何といいますか、地域の維持管理といったことも含めながら御尽力をいただいている皆さん方が御希望されたということで、理事者の皆さん、また委員会においても、それなら今後しっかりと取り組んでいただこうということで了解をしたということを御理解いただきたいと思います。
辺地なんですけれども、上田議員おっしゃいますように、5キロ平方の中に50人を切ったらというような文言があって、ところが、その5キロの中には、おっしゃいますとおり、自治会といいますか、小さな集落を何点か含んでいると、そういったこともしっかりとこれから総務委員会でありますし、行政としても、どういったことが自治会の皆さん方のお手伝いをさせていただけるのか、また、地域においては、自分たちが自立をするためには何をしていったらいいのか、どういう努力が自分たちで要るのかといったようなことも当然必要かと思いますので、これは切り離して考えるとかそういうことではなくて、並行しながら、この宇陀市のありようといいますか、そういったことを、駅前だけがいいわけではない、辺地の場所だけが悪いわけではない、そういったことを並行しながら、宇陀市のありようをしっかりと検討させていただきたいと思います。御理解いただきたいと思います。
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
大澤委員長には2度にわたりましての答弁ありがとうございました。委員会の内容につきまして、るる御説明をいただきました。
辺地につきましては、やはりこれから宇陀市が抱えていく周辺の地域の課題であるんやというような位置づけを持っていただきまして、ひとつ委員会のほうでも今後につながる議論を深めていただきたいなと、このように思うところでございます。
また、公共用地が今後いろんな形で統廃合されてまいりますし、また2年後には、大宇陀の野依小学校も統合ということにもなってまいります。そういったときに、じゃあどういった基準のものがどういった形で説明をすれば、理事者の皆様方に御理解をいただけるのか。今回の場合は、非常に地域に根差したいろんなものがNPOという形の中に利用をいただけるというようなことで、一定の理解を示して、そして今後にもつなげていただきたいと思うわけですけれども、業種や産業によって、それが一定のものに達しているのか、いないのかのそうした説明もない、あるいはそういったプレゼンの場もないままに、一定距離を置いて見られておるというようなのも実態ではないかなと思います。
私、一般質問の中で普通財産のありようについて、いろいろと処分のあり方について議論をしてまいったところでございますので、ひとつ今後いろんなやはり公共施設の跡地利用といった観点の中で、委員会のほうでも積極的に公有財産を活用していくというスタンスをお示しをいただきながら、市民にわかる説明の中での再利用なり、あるいは管理というようなものを進めていただくことをお願いをしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
答弁はよろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
これより、議案ごとに採決を行います。
初めに、議案第48号は、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第48号、平成23年度過疎地域自立促進計画の変更については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、議案第49号は、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第49号、平成23年度辺地総合整備計画の変更については、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第4、議案第47号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。
ただいま議題としました1件につきましては、産業建設常任委員会に審査を付託しておりましたので、産業建設常任委員長の審査報告をお受けいたします。
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
皆さんおはようございます。議席番号12番、山本繁博でございます。議長の許可をいただきましたので、産業建設常任委員会の報告をいたします。
当委員会は6月10日の今期定例会第2日目に付託された議案を審査するため、去る6月13日午前10時から第1委員会室において、全委員と議長及び市長と関係職員の出席により産業建設常任委員会を開催いたしました。その報告をいたします。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。
平成23年6月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。産業建設常任委員会委員長、山本繁博。
委員会審査報告書。
本委員会に平成23年6月10日に付託された事件は、審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
議案第47号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について、原案可決。
審査の経緯については、私と市長のあいさつの後、資料に基づき、各担当部長、課長から説明後、付託された議案の質疑に入りました。
主な意見や質問、要望の内容については次のとおりでございます。
議案第47号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定については、指定管理者制度のあり方については、あらゆる施設の基準について行政のほうで再度検討してもらいたい。
今回の指定管理者の組織内容と契約内容について。
榛原農産物直売所活性化協議会の今後のあり方と宇陀市全域の農産物の活性化に向けた取り組みをやっていただきたい。
建物が固有財産で土地が借地か民地だと、建物登記すると借地権が発生する。その借地財産を第三者と賃貸契約した場合についてどうなるのか。指定管理者のほうから宇陀市に支払われる土地借地代15万円、建物使用料12万円、建物メンテナンス等についてはどうなっているのかなどの意見、質問、要望が出ましたが、理事者側の答弁、説明により委員各位おおむね御理解いただき、午前10時45分に閉会いたしました。
以上で、平成23年6月13日に開催いたしました産業建設常任委員会の報告を終わらせていただきます。以上でございます。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、産業建設常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
ただいま中山議長より発言のお許しをいただきましたので、数点御質問を委員長報告に対しまして質問を幾つかさせていただきたいと思います。
一つは、委員長報告にもございましたように、この指定管理者、応募されたのが1件と伺っておりますが、この組織の内容、それと契約内容について、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
議長(中山一夫君)
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
ただいま多田議員から質疑がございましたので、お答えをさせていただきます。
まず、契約内容ですけれども、この契約される団体は44名となっております。そしてボリュームのある、そしてまた若者の育成ということで、今一生懸命に若者に農業を教え込んでおられるというような企業でございます。そして、二つの団体がございます。この二つの団体ともそういうようなことで、本当にボリュームも物すごいあると言われるような企業でございます。
そして、2点目の質問に対しましては、今、借地条件ですね、これが土地の借地代が15万円いただきます。そして、建物の使用料が12万円でございます。合わせて27万円の中から宇陀市が借地料として払っているのは17万円でございます。だから、10万円というのは本当に貸し賃と、借家代と、このようになっております。
議長(中山一夫君)
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
私は、基本的には一般質問もさせていただいたんですけれども、やはり宇陀市は観光を中心とした、観光を基軸として市内の散在する観光スポット、そして宇陀ブランド、これはもちろん農産物であるとか、あるいは加工品も含めまして、連動、連携をして観光客に対してのニーズに十二分にこたえられるような形でネットワーク化をしていくというのが私の基本的な考え方なんですけれども、今度は平城遷都1300年に次いで、今度は9年間というスパンで記紀・万葉の奈良県ということで、奈良県自身が観光・経済振興のために御努力をしていかれるということなんですけれども、本当に宇陀市は、そういう意味では、この直売所を充実していく、充実せしめていくということが極めて大切なことだろうと思うんです。
それで今、委員長のほうから御説明が概要についてございましたけれども、少しよくわからないんですけれども、以前5年間、指定管理を天葬祭の前でやられておったと。その方は当初この指定管理者制度に応募されるというように、ちまたでは聞いておったんです。ところが、会員数もふえて、今度はちゃんとやれるんじゃないかというようなお話を伺っておったんですけれども、それが今の委員長説明の中にあったように類塾ということになっておるんですけれども、類塾は私も知名度の高い企業でございますので、十二分にそのあたりは知っておるんですけれども、その会員が類塾のほうに流れるというか、一企業プラス個人で、希望者があれば、そこに加入できるかできないか、そういう議論は当委員会でなされたのか、そのあたりをお尋ねしたいなと思います。
それと、先ほど概略説明はよろしいんですけれども、地代であるとか、借家代、それはいいといたしまして、あとメンテナンスの話も幾つかあったというように伺っておるんですが、このメンテナンスのほうは、これは資産は市の公共物ということでございますので、このメンテナンスについての契約内容はどういうようになっておるのか、そういう議論はもしなかったら、今答えていただかなくても、後ほど資料という形で指定部分で教えていただいたら結構なんですけれども、そのあたり。
議長(中山一夫君)
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
多田議員の質問にお答えします。
メンテナンスの部分は、30万円までが指定管理者ということ、それ以上は行政が持つということなんです。
そして、加入者という今質問がありましたけれども、加入者がどなたでも加入できるというようなことでございます。
そして、一番初めの質問でございます。これはグリーン・ツーリズムの意味と、私はこのように思っておりますけれども、宿泊型と滞在型とございます。農業体験にとらまえたことで、きょう1時間でも来ていただければ、グリーン・ツーリズムになるのか、それとエコリズムになるのかというような質問もございました。そうした中で、この農業体験をしながら、市のほうから検討していただいているというようなことで、そして若者を育て、そしてまた農業を中心に観光施設とともにPRをやっていきたいというような質問もございました。そういった質問で、同じような答弁が、これからやっていただきますというようなことを聞かせていただきました。
議長(中山一夫君)
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
これは議長、3回までですか。
議長(中山一夫君)
そうです。
11番(多田與四朗君)
そしたら……(「何回でもしますよ」と呼ぶ者あり)
何回でもよろしいんですか。(「はい、結構です」と呼ぶ者あり)
議長(中山一夫君)
それは、やはり規則で、申し合わせで3回ということで、今回、3回目です。
11番(多田與四朗君)
わかりました。承知しております。
それでは、ちょっと最後の質問ということでございますので、この44人という人数、先ほど委員長申されたんですけれども、それと一方では、2回目の答弁でだれでも入会はオーケーですよと、これは非常に農業をやられている方にとりましては非常にありがたいことやと思うんです。この44人の内訳ですね。私が聞いていますのは、前の会に入っていた方が最後、解散する前は二十七、八名、それから、以前入っておられた方が戻ってこられて40数名になったという話は聞いているんです。だから、この44名というのは、私流に考えれば、一つの法人、これは類塾です、一つの法人と、あと40数名の個人というように理解してよろしいんでしょうかというのが一つの質問です。
それからもう一つ、先ほどメンテナンスの分で、前回、5年間の指定管理者制度をやってこられて、最終的には残念ながら売り上げも減って、そして解散ということに相なったわけなんですけれども、この過程の中で、これは議論の中に入っていたかどうか、それはわかりませんけれども、もし議論されておれば、お答えをいただきたい。
というのは、その5年間で特に、ここに条例があるんです。宇陀市農産物直売所条例というのが平成18年1月1日施行というのであります。この特に7条あたりに触れるような事項が、この過去5年間の中にあったのかなかったのか。あるいはまた、メンテナンスということで、30万円以下は会が改修に充てると、会の費用で充てると、それ以上は市のほうから費用を出していただくというような格好だろうと思うんですが、そういうことがあったのかなかったのかということについて、この2点、委員長報告の中で議論されたらお答えいただきたい。
議長(中山一夫君)
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
多田議員の質問にお答えをさせていただきます。
この44名の皆さんは活性化協議会と、44名の協議会の人と、このように思っております。そして、この人たちは皆さんが生産者であるということです。そして生産者になるには、この会に申し込めば行っていただけるというような話なんです。
そして、メンテナンスの30万円、これはお聞きいただきましたけれども、多田議員は榛原町のときから議員をしてはりました。そうした中で、にぎわい市場ですか、ここのことはよく知っておられるじゃないですか。そのとおり、榛原町時代からの経緯、私は、その団体の名前とそうした経緯は余りにも失礼で言えません。今となっては、そのとおりでございます。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
本会議2日目の質疑でも少し触れましたけれども、この直売所、にぎわい市場の指定管理者の経緯について、そのとき説明がございました。それで、そのとき申し上げたのは、5年間の最初の指定管理者のほうで最終的には経営が難しくなって、そして解散されたということで、2月の終わりだったと思いますけれども、閉鎖ということで、そのにぎわい市場の建物にその旨の告知が1枚の紙でされていたと。そういうことを踏まえて、また新しい方にお願いをしていくという、これ指定管理者ですから、いわゆる行政施設ですね。しかるべき目的があって指定管理者を指定していくに当たって、こういう直売所ですから、当然、地産地消というようなことを目的としてしていくわけで、消費者の方がいらっしゃるわけですね。ですから、そのときも申し上げたんですけれども、特に住民の方に2月に急に閉鎖になったということについての説明とか、そして今度新しくまた開かれるということの説明などをどのようにされるのか。私は、やはりいろんな広報媒体を使って、特に身近なうだチャンも使って、わかりやすくやはり説明していただく必要があると思いますが、そういう議論はされていますでしょうか。
議長(中山一夫君)
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
今の質問にお答えします。
今、高見議員がおっしゃったそういう議論はされていませんでした。しかし、私が一番不服に思えたのは、アグリマートというそういう団体があるんです、菟田野区には。それと全く同じ建物なんです。その同じ建物で、一方が年間10万円、一方が33万円という借家代と、このようになっておるんです。それで、まだ本契約ではないんです。だから、本契約をするときに、もっとよく考えてくださいというような話をしました。そういうことです。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
特に議論はされなかったということなんですけれども、やはり住民の方にきちっと説明をされるべきだと私は思います。
実際うだチャンを拝見していますと、例えば今、静止画で、ごみ袋45リットルがなくなっていますと、御迷惑をおかけしておりますというそういうお知らせが静止画で出ているわけです。6月末には復帰できるということですけれども、あるいは山上公園が緊急の休園になりますとか、それから美榛苑の6月初旬にも、そういう臨時の休業のお知らせなどがありました。それをやっているのはまだいいんですけれども、静止画で一言もそういう声もなく、おわびみたいなことをやっているのは、やはり私は不親切だと思います。
ですから、やはりそういう住民の方に御不便をかけるようなことがあれば、しっかりと担当者が出てきて説明をすべきじゃないかと思いますけれども、そういうことについて御議論はなかったということなんですが、できましたら委員長のお考えなどをお伺いできればと思いますが、いかがでしょうか。
議長(中山一夫君)
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
高見議員の質問にお答えさせていただきます。
今、高見議員が質問されたことは、本当に審議されなかったんです。だから、これからそういうこともいろいろと審議をしていくというようにさせていただきますので、だから、審議をされなかったことはお答えができません。そういうことです。だから、あしからず、よろしくお願いを申し上げておきます。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
こういうとき、どういう要請ができるんでしょうか。
とにかく一般質問でも申し上げましたけれども、やはり情報というのが非常に大事な時期に来ていると思うんです。私たちも情報がないと危機管理できませんけれども、住民の方も、今こういう大震災が起こって、節電とか、いろんな行政サービスの変更が予想されるわけです。そういうことをしっかりと皆さんにお伝えしないと、住民の方が危機管理できないわけです。
ですから、やはり一番身近なうだチャンをしっかりと活用していただいて、私は、できれば静止画ではやっぱり不親切だと思います。ですので、きちっと皆さんが一番よくごらんになっている時間帯を考えていただいて、例えば速報コーナーというのをつくって、こういうように状況が変わりましたとか、あるいは社会情勢として、例えば節電ということの要請を受けて近鉄のダイヤが変わりましたとか、そういうやはり社会情勢、行政の住民へのサービスがどんどん変更になっていくような情報をやはり速報的にお伝えしていく、そういうことをぜひ市長を先頭に取り組んでいただきたいと思います。
これは要請ですので、どなたにお答えいただけるかわかりませんけれども、そういうことで質問を終わりたいと思います。
議長(中山一夫君)
ただいま高見議員からおっしゃられましたことは、委員長を通じて担当のほうに十分申し入れしていただきたいと思います。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
これより採決を行います。
議案第47号は、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第47号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定については、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従い、日程第5、議案第46号、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました1件につきましては、予算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、予算審査特別委員長の審査報告をお受けいたします。
4番、井谷憲司予算審査特別委員長。
4番(井谷憲司君)
失礼いたします。議席番号4番、井谷憲司でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、予算審査特別委員会の御報告をさせていただきますが、その前に改めまして、さきの5月の臨時会におきまして予算審査特別委員会の委員長の大任を拝しました4番議席、井谷憲司でございます。重責を全うすべく全力で取り組んでまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
それでは、御報告に移らせていただきます。
当委員会は、6月10日の今期定例会2日目で付託されました議案第46号、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)を審査するため、6月20日午前10時より市庁舎4階大会議室におきまして、全委員と中山議長、理事者側より竹内市長、前野副市長、喜多教育長を初め関係職員の出席により予算審査特別委員会を開催させていただきましたので、その御報告をさせていただきます。
審査結果は、お手元に配付の審査報告書をごらんいただきたいと思います。
平成23年6月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。予算審査特別委員会委員長、井谷憲司。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成23年6月10日に付託された議案を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
議案第46号、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について、原案可決でございます。
審査の経過については、私と市長のあいさつの後、付託された議案のそれぞれについて質疑に入りました。
委員からの主な質問や意見の内容については、次のとおりでした。
まず、歳入における質問では、商工費県補助金で、新しい公共の場づくりのためのモデル事業補助金について、その詳細及び国、県の全体の予算額、補正予算へ計上の経緯等についての質問があり、これにつきまして、国では22年度の補正予算で87億5000万円、その予算のうち奈良県では1億3900万円で、県としまして新しい公共支援基金として積み立て、22年度と23年度で事業を進めていくというものでございます。
詳細は、委員会後、各議員のもとへ資料が配付されておりますが、今回の補助金では六つの内容があり、その一つに宇陀市の団体が応募され、採択を受けたものでございます。そして、補助金交付の手続上、市の予算を一たん経た上で交付されるもので、今回の補正予算に計上された次第でございます。
なお、委員からの意見としまして、今後さまざまな補助金について、市内のNPO、市民団体によっては、補助金の情報を知らなかったとか、不公平な事態が起こらないよう、情報提供や広報について行政が積極的に取り組んでいただきたい。
また、中間支援のNPOとの連携によっても、多くの補助金の情報を把握し、NPOや市民団体が積極的に活動していけるよう、柔軟な対応で支援をしていけるよう全力で取り組んでいただきたい等の意見、また、今回のケースのように、NPOや民間の団体が自主的、積極的に取り組まれることは行政も期待しておられるでしょうし、このような団体が市内にたくさん生まれることを期待する意見がございました。
災害救助繰入金についての質問では、その内容と理由について、繰越金についての質問では、現在の繰越金の状況について等の質問がございました。
次に、歳出についてでございます。
教育委員会の本庁への移転にかかわる諸費用についての質問がございました。
まちづくり支援費では、夢×華宇陀の魅力発信プロジェクト補助金について、地域が偏っているのではないか、広く宇陀市の全体への周知はできているのか、宇陀市全体への広がりがないように感じるが、市の考え方は等々の質問があり、事業採択については市全体に対する効果も重視している。市民への周知については、地域の要望や内容を事前に把握し、十分広報できるよう心がけている。宇陀市の地域づくりや利益になることは積極的にさせていただきたい。地域住民の方の受益につながることはどんどん応援していきたいし、地域がしっかりしなければ、宇陀市の発展もないと考えているとの答弁がございました。
災害対策費では、土砂災害ハザードマップの詳細についての質問があり、これについては、土木事務所が土砂災害危険地域の調査を平成18年から実施しており、平成22年度で終了の予定が少しおくれているが、公表された地域から順に配布を行っていく予定で、対象地域は5000戸ほどと予定しているとの答弁があり、早い時期に配布することが重要であり、対応していただきたいとの意見がございました。
災害支援対策費については、今後の被災地支援の詳細についてのお尋ねがございました。
教育総務費の事務局費で、小中学校図書室ネットワーク化事業について、図書館のシステムと全統合する計画はないのかとのお尋ねがあり、図書館については、一般の方が学校の図書を検索することには少々問題があると思いますが、有効なシステムになるよう頑張りたいとの答弁がございました。
そのほか、歳出全般として、まちづくりについて、行政は情報の発信基地になっていただき、県の動向はどうか、住民のニーズはどうかなど、情報収集にも全力で取り組んでいただきたい。
東日本大震災の支援について、現在の宇陀市の支援状況、今後の対応、さらに、支援により得た成果について冊子にしていただき、宇陀市の災害対策につながるようしていただきたい。
まちづくりの助成について、金額を下げて1団体でも多く助成をすることができないか、ぜひ検討していただきたい等々の意見がございました。
委員会では、ほかにも多くの質問、意見、要望などがございましたが、理事者側の説明により、委員各位おおむね御理解いただきました。その後、採決が行われ、可決するものと決定し、市長と井戸本副委員長のあいさつの後、午後0時40分に終了いたしました。
以上で、予算審査特別委員会の御報告を終わります。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、予算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長の審査報告に対する質疑を受け付けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
これより採決を行います。(「議長、討論」と呼ぶ者あり)
受け付けます。
反対討論からございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
そしたら、賛成討論。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
許可をいただきましたので、賛成の立場から討論をさせていただきます。意見を少し添えての賛成とさせていただきます。
まず、今回の補正予算についてですけれども、先ほど委員長から報告をいただきました。その内容について私も質問を細かくさせていただいた上で、おおむね理解をしまして賛成をいたしました。
特に、新しい公共といった概念で市民の取り組み、NPOの取り組みといったものに対してのさまざまな支援の事業というものが出てきている。そうした中で、宇陀市も行政と市民の協働というそういう考え方のもとに支援していこうという、そういう姿勢が見られております。そのことについて、まず評価していきたいと思っております。
それからもう一つは、やはりこの東日本大震災を受けて、行政職員が現地に赴いて被災者、被災地の支援活動をされている。第一陣の報告会が昨日夜に行われまして、私もお聞きをいたしました。保健師の方、それから給水活動を行った水道局の方、そして避難所のさまざまなお手伝いをされた職員の方の報告がございました。それを拝聴しておりまして、やはり私は何といいますか、実際に行かれて、そして厳しいそういう状況の中で危機管理をされてきたその様子が非常に生き生きとされている、ちょっと語弊があるかもしれませんけれども、そのように感じました。職員の方が説明をされるに当たっても、日ごろからプレゼンテーションはなれておられるのかもしれませんが、やはり写真を見て、自分のやってきたことをしっかりと考えも含めて報告をされている。やはり、このモチベーション、それから目的意識、そしてやりがいといったものですか、やはりそれを持ってやっていただいたそのことがよくあらわれていたように感じました。
例えば最後の避難所の応援に当たられた方がビデオ撮影をされておりましたけれども、私もカメラの撮影などをした経験がございますが、非常にわかりやすく、何を皆さんに伝えたいのかということをしっかりと踏まえて撮影をされている。これはスタジオでカメラを借りて行かれたということで、スタジオの方がひょっとして指導されたのかなと思いましたが、そうではないということでした。ということは、やはりITになれていらっしゃる若い方かもしれませんけれども、やはりしっかりとした目的意識を持って、そして自分の頭で考えてその場で対応してこられた。何を自分は伝えないといけないのか、そういうことをしっかりとわかって、そしてそれで映していらっしゃった。そういうことだと思うんです。
ですから、やはり行政の原点であるボランティア精神といいますか、困っている人がいれば助けるというのが原点だと思います。そういうモチベーションというものをやはりしっかりと持っているということが大事である。それから、やはり目的意識を持っている。そしてプライドといいますか、感謝をされて、そして頑張るんだというそういうことがやはり大事なんだなということを私は実感しておりまして、そういう経験を、この予算を使って第1次の補正でも300万円でしたか、行っていただいたという経験は、必ずこの宇陀市の今後の防災の危機管理などに生かされると私は非常に強く感じました。そういった意味で、今回の2次補正が、また4月から第2陣ということで被災地の応援活動に行かれるというそのことに対して、全面的に賛成したいと思っております。
ただ、意見として何点か申し上げたいと思いますが、一つは、繰越金を財源にしているということです。
昨年度、平成22年度の繰越金を財源としているということは、決算の見込みとして黒字であるという御報告を予算委員会の中でいただきました。それはその事実については非常に結構なことですけれども、やはり決算が議会で承認されるのがまだであると、恐らく9月議会ということに通常なってくるわけですが、その段階で繰越金を財源とすることについては、非常に私は議員として少し違和感というものを感じております。
そして、その見通しとして7億4000万円とおっしゃいましたでしょうか、それぐらいの黒字であるというそういう説明があったと思います。そのこと自体は非常に喜ばしいことですが、その見通しどおりとしても、やはり一般質問で私は申し上げましたとおり、この震災を受けて、まずその前に人口が3000人減ったという国勢調査をもとに、その交付税の額が4億7000万円減るだろうと、今年度から減らされるというそういう見通しがはっきりしている。そして、特別交付税についても11億円から12億円ぐらいいただいていたのが、やはりこの震災によって3億円程度減るんじゃないかという見通し。つまり、黒字の部分がこの状況の中ではほぼ帳消しになる、そういう見通しではないかと思うんです。
ですから、私としては、これまで第1次、第2次と繰越金は300万円と今回945万円ですか、1200万円程度の財源として使われているわけですが、やはり今後通常と同じような形で繰越金というものを見越して経費を考えていくということは、できるだけ慎重にしていただきたい、そういう要請としてお願いしておきたいと思います。
そして、もう一つは、新しい公共というそういう中で議論がいろいろありました。これは予算委員会の中でも少し申し上げたので、繰り返しにもなりますが、この宇陀市がことし初めて導入しましたまちづくり支援活動の応援補助金、残念ながら選考に漏れた団体がいらっしゃいますけれども、本当に5万円、10万円というお金があれば、その市民、NPOの方々が非常に大きなサービスを社会に提供される可能性がある。そういうことを考えれば、このNPOの方々が5万円、10万円というお金でも、やはり違いは集めないといけないです。行政の方、もちろん徴収をされている方はいらっしゃいますけれども、基本的には収入がある。その中で使い道を考えておられますね。しかし、NPOの方々はファンドレイズをしないといけない。その苦労というのは私もやってきましたので、非常に大変です。
ですから、そういうことを考えれば、こうした数字で、例えば600、1000円、60万円という数字が出てきたら、何となくそれが1億円、2億円という予算の中では、それほど大したことのない金額のように思えてしまいますが、そうではなくて、その60万円を50万円にすれば、その10万円を積み立てていただきたい。節約して積み立てていただいて、そうしたまた来年度のまちづくり応援補助金に回していただきたい。そしたら、そのことによって、市民の方々が大変活発に活動されて社会サービスを展開されていく、そういう時代になってきているということをぜひ御理解いただいて、節約をしっかりとしていただきたいと思います。
そのような意見を申し上げまして、この東日本大震災節電、これからきのう発表されたということで新聞に出ておりましたけれども、今、私たちが自分たちの電力消費がほかの地域の電力消費、東北の方の電力、そういう生活にもつながっているということを認識したわけです。私は地方交付税も全く一緒だと思うんです。国として全体の額があって、それが配分されているわけです。ですから、私たちが行革をしっかりやって節約をすることで、その分、交付税、国に頼らなくていい部分が出てくれば、それは関東の方、東北の方、その復興資金につながっていくということです。そういうことをやはりしっかりと認識しながら、引き続き行財政改革を進めていただくということをお願いしまして、それにしても、この第2陣の被災者支援活動についてはぜひ頑張っていただきたいとエールを送りまして、この予算に賛成いたしたいと思います。
議長(中山一夫君)
これをもちまして、討論を終結いたします。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第46号、平成23年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)については、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
次に、日程第6、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙につきましては、市議会議員から選出する広域連合議会議員について、欠員が5名生じたため、市議会議員から5名を選出することになりますが、6名の立候補者がありましたので、奈良県後期高齢者医療広域連合規約に基づき、すべての市議会において選挙が行われることになったものであります。
この選挙は、広域連合規約第8条の規定により、奈良県のすべての市議会の選挙における得票総数により当選人を決定することになっておりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行えません。
よって、選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、候補者の得票数までを報告することにいたします。
これより投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は13名であります。
次に、立会人を指名いたします。
会議規則第31条第2項の規定により、9番、井戸本進議員、11番、多田與四朗議員の2名を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
なお、候補者名簿につきましては、お手元に配付してございますので、参考にしていただきたいと思います。
〔投票用紙配付〕
議長(中山一夫君)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
議長(中山一夫君)
異状なしと認めます。
これより投票を行います。
念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。白票は無効といたします。
自席において、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番、勝井太郎議員から順次、投票をお願いいたします。
〔投票〕
議長(中山一夫君)
投票漏れはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
投票漏れなしと認めます。
これで投票を終了いたします。
ただいまより、開票を行います。
井戸本議員、多田議員、開票の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
議長(中山一夫君)
それでは、開票の結果を報告いたします。
投票総数13票。これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票13票、無効投票0票であります。
有効投票中、尾口五三議員1票、戸谷隆史議員7票、西川健次議員2票、札辻輝巳議員3票。
以上のとおりであります。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕
議長(中山一夫君)
ただいまの選挙の結果につきましては、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告いたします。
これをもちまして、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を終わります。
議長(中山一夫君)
続いて、日程に従いまして、日程第7、閉会中の継続審査について(議会運営委員会)。日程第8、閉会中の継続審査について(総務文教常任委員会)。日程第9、閉会中の継続審査について(福祉厚生常任委員会)。日程第10、閉会中の継続審査について(産業建設常任委員会)。日程第11、閉会中の継続審査について(市立病院建設・運営特別委員会)。日程第12、閉会中の継続審査について(行財政改革特別委員会)。日程第13、閉会中の継続審査について(美榛苑経営特別委員会)。以上7件を一括して上程いたします。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を調査事件として、また、各常任委員長及び各特別委員長からはそれぞれ所管する調査事項について、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております7件について、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、以上7件について、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
議長(中山一夫君)
これをもちまして、本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。
以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
お諮りいたします。
本定例会は、会議規則第7条の規定により本日をもって閉会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、平成23年第2回宇陀市議会定例会は、会議規則第8条の規定により、これをもちまして閉会いたします。
それでは、閉会に当たり、竹内市長にごあいさつをお願いいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
今定例会に提出いたしました過疎計画や辺地計画の変更、また補正予算でございます東日本大震災に対する補正、そしてまた行政改革、市民の利便性の向上などを踏まえた中での教育委員会の本庁への移転経費など御承認いただきました。いろいろ御審議いただきまして原案どおり可決していただき、本当にありがとうございました。議員各位からいただいた御意見を今後の行政施策に生かしていきたいと思っているところでございます。
そして、平成23年度予算の執行も、補正予算も含め、これからでございます。その予算の趣旨も踏まえながら、実施するときにはしっかり再度検証しながら着実に実行していきたいと考えているところでございます。
そして今、東日本大震災の影響は電力不足という形であらわれているわけでございますけれども、これからいろんな市民生活を初め、行政運営に対しましても、いろいろな形であらわれてこようかと存じます。そんなことも含めながら、行政そのものが変化に対応できるような、そしてまた弾力的に順応できるような組織でありたいと考えているところでございます。今後の行政運営に格段の御理解をいただきますようによろしくお願い申し上げたいと思います。
そして、これから暑い夏がもうすぐそこまで来ております。お体に留意しながら、宇陀市のために、また宇陀市民のために頑張っていただきたいなとお願いするところでございます。議員の皆様におかれましても、これから長期間にわたり暑い日が続きますけれども、先ほど申しましたような形の中で、節電という形でございますので、市民の方々とともに同じような暑さを味わいながら、そしてまた、夏の風薫る宇陀市、高原の文化都市、四季の風薫る宇陀市を皆様方とともに楽しみたいと考えているところでございます。
いろいろ御協力いただきましてありがとうございました。今後ともまたよろしくお願い申し上げます。以上でございます。
議長(中山一夫君)
ありがとうございました。
閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
今期定例会は6月9日に招集され、本日までの16日間にわたり、過密な日程の中にもかかわらず、提案されました専決処分を初め、平成23年度一般会計補正予算案、公の施設の指定管理者、過疎地域自立促進計画の変更、辺地総合整備計画の変更、人事案件等重要案件につきまして、議員各位には終始極めて熱心に御審議賜り、適切、妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
また、市長を初め理事者の皆様には、審議の間、常に真摯な態度で御協力をいただきましたことに対し、深く敬意を表するとともに、本会議並びに委員会において、議員各位から出されました意見、要望等については、今後十分御配慮の上、執行をお願いいたします。
議会改革についての素案もいただいておりますので、皆さんとともに十分審議を重ね、議員報酬、また議員定数についても、いろいろと皆さんの御意見をお聞きしながら提案をしていきたいと考えておるところでございます。
終わりに、議員並びに理事者各位には、くれぐれも健康に留意されまして、今後ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、平成23年第2回宇陀市議会定例会を閉会いたします。
大変御苦労さまでした。