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軽自動車税に係る令和3年度の税制改正について
環境性能割の税率区分の見直し
軽減対象車の割合を現行と同水準としつつ、新たな令和12年度燃費基準の下で税率区分が見直されます。
また、クリーンディーゼル車については、構造要件による非課税の対象から除外した上で、2年間の激変緩和措置が講じられます。
| 登録車 | 軽自動車 | ||
|---|---|---|---|
| 電気自動車 燃料電池自動車 天然ガス自動車 プラグインハイブリット車 | 非課税 | 非課税 | |
| ガソリン車 ハイブリット車 LPG車 クリーンディーゼル車 | 2030年度燃費基準 85%達成 | ||
| 2030年度燃費基準 75%達成 | 1% | ||
| 2030年度基準 60%達成 | 2% | 1% | |
| 上記以外 又は2020年度基準未達成車 | 3% | 2% | |
(参考)環境性能割におけるクリーンディーゼル車の経過措置
| 令和3年4月から 令和4年3月まで | 令和4年4月から 令和5年3月まで | |
|---|---|---|
| 2030年度基準60%以上達成車 | 非課税 | 非課税 | 
| 上記以外 又は2020年度基準未達成車 | 非課税 | 3% | 
環境性能割の臨時的軽減の延長
環境性能割の税率を1%分軽減する臨時的軽減について、適用期限が9か月延長され、令和3年12月31日までに取得したものが対象となります。
グリーン化特例(軽課)の見直し
グリーン化特例(軽課)は、令和3年4月1日から令和5年3月31日までに新規購入した三輪以上の軽自動車(新車に限ります)について、軽課が2年延長されますが対象車が電気自動車等に限定されます。また、軽減については、購入した年度の翌年度の軽自動車税種別割が軽減されます。
| 対象車 | 軽減割合 | ||
|---|---|---|---|
| 電気自動車等(注釈1) | おおむね75% | ||
| ガソリン車 ハイブリット車 (注釈2) | 乗用 | 令和2年度 燃費基準+30%達成 | 軽減なし | 
| 貨物 | 平成27年度 燃費基準+35%達成 | 軽減なし | |
| 乗用 | 令和2年度 燃費基準+10%達成 | 軽減なし | |
| 貨物 | 平成27年度 燃費基準+15%達成 | 軽減なし | |
- (注釈1)電気自動車等とは、電気自動車のほかに燃料電池自動車、天然ガス自動車(平成21年排出ガス10%以上低減または平成30年排出ガス規制適合)をいいます。
- (注釈2)ガソリン車・ハイブリット車はいずれも平成17年排出ガス規制75%低減または平成30年排出ガス規制50%低減達成車(★★★★:4つ星)に限ります。


 
 


