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エストニアロボット開発企業「クレボン」社CEOが来庁
エストニアロボット開発企業「クレボン」社CEOが来庁

2024年12月2日、クレボン社CEOのサンダー・セバスチャン・アグール氏とクレボンアカデミーコーディネーターのライド・ヴァルドヴィー氏が宇陀市役所を表敬訪問されました。
来日の目的は、日本進出に向けた日本企業との商談や国県関係機関や教育機関との意見交換、そして現在MOUを締結しており、進出候補地となっている宇陀市内の視察となります。
表敬後の記者会見で、市長は「今回の訪問でこれまで以上に相互に信頼性を築けたと考えている。今回の視察をスタートに、クレボン社誘致に向けて引き続き交渉を進めていきたい」と意欲をのべるほか、CEOのサンダー氏は「人材不足や人件費のコスト増はどの国でも問題となっている。特に日本における人口減少と少子高齢化は配送ビジネス上の大きな課題であることが理解できた。そういった地域課題の解決に向け、我々の自律走行ロボットがどうかかわることができるか、宇陀市には実証実験などを検討するうえで素材がそろっている。日本での展開にあたって宇陀市が起点となりうるイメージ、小さな町からエストニアのスタートアップが羽ばたくストーリーが明確になった。この思いに共感する仲間が集ってほしい」。クレボンアカデミーコーディネーターのライド氏からは「これまで数度にわたり日本の学生とも交流させていただいた。両国の教育の違いも理解することができた。日本の学生には失敗を恐れず、好奇心旺盛に質問を絶やさないことが大事であることを伝えたい」とコメントをいただきました。
今回の招へいにあたっては、ジェトロ(日本貿易振興機構)の「地域エコシステムの外資誘致プログラム」による協力をいただいたもので、本プログラムで外国企業が奈良県へ招聘されたのは今回が初めての事例となりました。
レセプション「Design Your Future. 新しいカタチの学び」への参加
室生寺拝観
市内小学校への訪問
市内での実証実験も検討
奈良先端科学技術大学院大学との意見交換
教育関係者との意見交換会