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自殺対策について
「宇陀市自殺対策計画〈第2次〉」を策定しました
~市民の一人ひとりが不安や悩みを相談でき、生き生きと自分らしく生きることのできる宇陀市をめざして~
計画の趣旨等
宇陀市の自殺者数は平成21年の自殺死亡率38.5(人口10万対)をピークに減少傾向となり平成29年の自殺死亡率は12.6(人口10万対)でした。第1次計画では自殺死亡率11.1(人口10万対)を目標としましたが、令和3年の自殺死亡率は17.1(人口10万対)に増加しています。自殺の多くは、健康問題や経済・生活問題、家庭問題のほか、地域や職場など様々な社会的要因が複雑に関係して、心理的に追い込まれた末に起きてしまいます。そのため、個人の問題としてだけでなく、全ての機関が一丸となって自殺対策を推進することが求められています。これらのことから、誰もが自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指し、第1次計画を評価見直し「宇陀市自殺対策計画〈第2次〉」を策定しました。
計画の期間
本計画は、2022年から2025年度までの4年間とします。
計画書
宇陀市自殺対策計画〈第2次〉 (PDFファイル:1.6MB)
9月10日~16日は「自殺予防週間」です
国では、毎年9月10日からの1週間を「自殺予防週間」としています。期間中、日本中で自殺予防に関する集中的な啓発事業等の実施を通じて、国民に自殺や精神疾患についての正しい知識を普及啓発し、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等について国民の理解の促進を図ることを目的としています。
3月は「自殺対策強化月間」です
自殺対策基本法では、例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定めており、厚生労働省は地方公共団体、関係団体等とも連携して「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向けて、相談事業及び啓発事業を実施します。
宇陀市では、自殺予防とこころの健康づくりの啓発を目的に、令和6年2月25日に「こころの健康づくり学習会(講演会)」を実施しました。
あなたもゲートキーパー(命の門番)に
ゲートキーパーは特別な資格ではありません。あなたの気づきと声かけが、身近な人を救うきっかけになります。
ゲートキーパーの役割
- 気づく:家族や仲間の変化に気づいて、声をかけます
- 聴く:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
- つなぐ:必要に応じて専門家に相談するよう促す
- 見守る:寄り添いながら、見守ります
宇陀市では、各種団体を対象にゲートキーパー養成講座を開講しています。講座に関しては下記中央保健センターまでお問い合わせください。
関連リンク
- 厚生労働省ホームページ/相談先一覧<外部リンク>
- 奈良県ホームページ/自殺対策の取り組みについて<外部リンク>