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宇陀市子ども・子育て支援事業計画
計画策定の趣旨と背景
少子化や人口減少、子どもを取り巻く課題の深刻化を背景に、社会全体で子どもの成長と子育てを支える環境整備を目的として「第3期宇陀市子ども・子育て支援事業計画」(以下、「本計画」といいます。)を策定しました。前回計画の進捗や社会動向を踏まえ、幼児教育・保育や地域支援事業の充実を図り、子ども中心の体制構築を進めます。
計画の位置づけと期間
●本計画は、子ども・子育て支援法第六十一条に基づく市町村子ども・子育て支援事業計画です。また、次世代育成支援対策推進法第八条に基づく「宇陀市次世代育成支援行動計画」を一体的に策定しているほか、子どもの貧困対策に関する施策も掲載しています。
●本計画は、宇陀市のまちづくりの最上位計画である「第2次宇陀市総合計画」をはじめ、関連計画との整合を図ります。また、奈良県が策定する「奈良県こどもまんなか未来戦略」等との整合を図り、子ども・子育てに関する各種施策及び事業を実施します。
●本計画の期間は、令和7年度から令和11 年度までの5年間とします。また、計画期間内であっても、必要に応じて適宜、計画の見直しを行います。
計画の推進体制
●計画の適切な進行管理を進めるために、庁内関係各課を中心に具体的施策の進行状況について把握するとともに、「宇陀市子ども・子育て会議」において施策の実施状況について点検・評価し、この結果を公表するとともに、これに基づいて対策を実施するものとします。
●「子ども・子育て支援事業の見込みと確保方策」については、実施状況について年度ごとに進捗状況を管理し、利用者の動向等を鑑みながら、翌年度の事業展開に生かしていくものとします。
国・県等との連携と広域調整
●計画に掲げる取り組みについては、市が単独で実施できるもののほかに、制度や法律に基づく事業もあるため、国や県、近隣市町村との連携を深め、必要に応じて協力要請を行い、計画を推進します。
●児童虐待防止・社会的養護体制・母子父子家庭の自立支援など、専門的かつ広域的な観点から、県と連携して推進するとともに、県を通じ、事業者に対する雇用環境の整備に向けた働きかけを要請していきます。