本文
平成26年3月24日午前10時開議
日程 |
内容 |
|
---|---|---|
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井太郎 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
14番 |
山本新悟 |
15番 |
高橋重明 |
16番 |
小林一三 |
2番、13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
教育長 |
石増次郎 |
総務部長 |
内田一哉 |
危機管理監 |
亀井一憲 |
企画財政部長 |
栗野 肇 |
企画財政部次長 |
森本彰一 |
市民環境部長 |
堂芝一成 |
健康福祉部長 |
森本彦司 |
農林商工部長 |
山本喜次 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
欅 啓典 |
教育委員会事務局参事 |
出口裕弘 |
水道局長 |
堤 正明 |
市立病院事務局長 |
吉岡義雄 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
谷口康夫 |
菟田野地域事務所長 |
西角政美 |
室生地域事務所長 |
松岡保彦 |
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|
午前10時00分
議長(中山一夫君)
おはようございます。
議員並びに理事者の皆様には、御多忙のところ御参集いただきましてありがとうございます。
午前10時00分開会
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は14名であります。
定足数に達しております。ただいまから平成26年第1回宇陀市議会定例会を再開いたします。
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(中山一夫君)
初めに、日程に従いまして、日程第1、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定についてから日程第9、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)までの9議案を一括して議題といたします。
ただいま議題としました9議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託しておりましたので、総務文教常任委員長の審査報告をお受けいたします。
5番、上田徳総務文教常任委員長。
5番(上田徳君)
おはようございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会の委員長報告をさせていただきます。議席番号5番、上田徳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
去る3月11日午前10時から、また3月18日午後3時から2日間において、第1委員会室にて中山議長、井谷議員、堀田議員と私の委員4名の全員の出席と市長、教育長、総務部長、危機管理監、企画財政部長、企画財政部次長、教育委員会事務局長、教育委員会事務局参事、各地域事務所長並びに関係職員の出席により、3月6日に付託されました9議案を審査するため総務文教常任委員会を開催いたしました。その結果を委員会報告にて報告をさせていただきます。
お手元の委員会審査報告書を御参照いただきたいと思います。
平成26年3月26日。宇陀市議会議長、中山一夫様。総務文教常任委員会委員長、上田徳。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成26年3月6日に付託されました議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告をいたします。
議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定について、原案可決。
議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第27号、工事請負契約の締結について、原案可決。
議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(内容)見直し後の集会所38施設に係るもの、原案可決。
同じく議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(内容)宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの、原案可決。
以上でございます。
それでは、審査内容について次のとおり報告いたします。
11日開催の委員会では、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定については、今回のまちづくり基本理念と現在推進しているまちづくり協議会とのかかわりやその方針、また、まちづくり協議会の今後の方針や市行政との関係や位置づけについて、まちづくり協議会設立の進捗状況等多くの意見や質疑が出ました。
次に、議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について及び議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正については、その報酬削減策を解消することについての理由や市長の思いについて委員から質問が出ております。
次に、議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、室生田口及び東里の診療所における医師への待遇に関する条例変更であり、その診療所の運営状況や医師のモチベーション等に関すること及び市立病院医師との整合性等の質疑がございました。
次に、議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正については、社会教育法との関係によるものであるが、宇陀市の社会教育の現状やその課題、地域とのかかわり合い等の宇陀市のまちづくりと関連した課題について議論をしております。
次に、議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正については、宇陀市の消防団の現状や今後の消防団の再編等の体制及び団員の確保に関する課題が論点となっていました。
次に、議案第27号、工事請負契約の締結についてでありますが、これは榛原小学校体育館の工事契約の内容によるものです。論点として、宇陀市内の耐震工事に係る規模の大きな工事について、全て同業者による落札となっており、入札制度に関するそのあり方について深い議論をしております。今後も明確な入札制度で広く受注できるような制度設計をしていただきたいと思います。
次に、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(内容)見直し後の集会所38施設に係るものについてですが、この指定管理の内容から昨年12月議会でも議論をした宇陀市内の類似施設の管理、整理のあり方について再度意思統一を行われるように細かく審議をいたしました。宇陀市全体で考えて、市内の施設を均等に利便性を担保しながら扱っていけるような体制づくりを市はどのように今後進めていけるのか、その課題について議論をしました。
次に、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(内容)宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るものでございます。その指定管理者の内容の説明を受け、その内容で理解をしております。
全議案の質疑終了後、その課題の委員会としての取り扱いについて委員会討議を暫時休憩して行っております。会議を再開した時刻には、3年前に起こった東日本大震災の時刻となり、午後2時46分から会議にかかわった全議員と行政職員により、起立の上、災害でお亡くなりになられた方々に対し1分間の黙禱を行っております。
11日の委員会では、第1号、まちづくりに関する議案と第2号・3号、特別職の報酬削減解除に関する答申に基づく議案、第28号、見直し後の38施設の指定管理の議案、4議案について再度審査するとして、それ以外の5議案は採決を行いました。
18日の委員会では、第2・第3号議案の特別職と教育長の報酬に関する議案について、前の特別職報酬等審査会の会長を参考人に招集して、その答申内容についてお聞きした上で、その議案の審査を行いました。
議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定について、その理念条例の宇陀市の考え方や策定時期及びまちづくり協議会との整合性について再度確認を行い、その内容を理解をしております。
また、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(内容)見直し後の集会所38施設に係るものについては、この施設38施設に係る今後の扱いについて、また、指定管理のあり方と集会所の今後の運営に対する考え方について、その方向性を確認してまいりました。
全ての付託議案は全員賛成で可決することと決しております。
11日の委員会は午後3時16分に延会し、18日の委員会は午後5時44分に散会をしております。
まことに簡単ではございますが、以上で総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、総務文教常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第1、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第1号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第2、議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第2号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第3号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第4号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第5号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第8号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第27号、工事請負契約の締結については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第27号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(見直し後の集会所38施設に係るもの)は、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第28号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)は、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する総務文教常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第29号は、総務文教常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第10、議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
ただいま議題といたしました議案につきましては福祉厚生常任委員会に審査を付託しておりましたので、福祉厚生常任委員長の審査報告を受けます。
11番、多田與四朗福祉厚生常任委員長。
11番(多田與四朗君)
おはようございます。議席番号11番、多田でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、福祉厚生常任委員会の御報告をさせていただきます。
当委員会は、3月6日の今期定例会2日目で付託されました議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についての議案を審査するため、去る3月7日午前10時より市庁舎第1委員会室におきまして、委員4名、1名欠席、議長及び市長、市民環境部長、健康福祉部長、市立病院事務局長、水道局長、さんとぴあ榛原事務長並びに関係職員の出席により委員会を開催いたしました。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告をいたします。
平成26年3月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。福祉厚生常任委員会委員長、多田與四朗。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成26年3月6日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
事件番号、件名、審査の結果の順に申し上げます。
事件番号、議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について、審査の結果は原案可決でございます。
それでは、審査の経過につきまして御報告をさせていただきます。
私と市長の挨拶の後、付託されました議案の質疑に入りました。
委員各位から意見がございましたが、主な質問や意見の内容については以下のとおりでございます。
議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正については、今回の条例の一部改正、変更は、昭和27年に施行されて以来46年ぶりの平成24年4月に改正された地方公営企業法改正に伴い、これまで経過措置で進められてきた制度(みなし償却制度)が平成26年3月に終了、4月1日の施行日を迎えることによりまして、宇陀市の3公営企業、水道事業、市立病院事業、さんとぴあ榛原の条例の内容を改正するものでございます。
現在公営企業に求められているのは、経営革新や経営判断に必要な損益の認識、資産・負債の把握などにより、民間企業、より民間企業並みに適正に行うことであります。そのことによりまして、自治体の財政の健全化状況や自治体間の財政状況の比較などが一般的にもよりわかりやすくなるということでございます。
委員からの質疑として、この公営企業法が変わることにより、企業会計の経営状況を示す財務諸表など会計指標に影響はあるのかないのかなどの意見がありましたが、おおむね理事者側からの説明を受け、理解をされました。その後に市立病院、水道、さんとぴあ榛原と順に、今後の企業会計の運営方針をお聞きして、委員の理解を得たものでございます。
そのほかに、市立病院の医師不足による今後の経営状況や方針に不安内容が多くあるといった市民の意見を反映した多くの意見が各委員から受け付けております。
当委員会の中では、その他多くの質問、意見等がございましたが、理事者側の答弁、説明で委員各位はおおむね御理解をいただけたものと考えており、今回付託された一つの議案につきましては採決を行い、全会一致で可決すべきものと決定した次第でございます。
付託されました議案の審議は午前10時54分に終了をしております。
審議終了後、報告事項として、ウエルネスシティ宇陀市構想について、現在策定中のこの構想についての経過報告を受け、次に、平成26年度国民健康保険の制度改正について、また、平成25年12月に成立した持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律、この法律に伴う国民健康保険制度の今後の制度改正についての説明を受け、最後に、心の森「多世代交流プラザ」浴場使用料の変更等について、4月1日以降に消費税率が改定されることによるあきののゆの浴場使用料の改正についての説明を受けております。その後、午前11時31分に会議を終了いたしました。
以上で、福祉厚生常任委員会の委員長報告を終了させていただきます。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、福祉厚生常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
日程第10、議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する福祉厚生常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第7号は、福祉厚生常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第11、議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正について及び日程第12、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)の2議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました2議案につきましては産業建設常任委員会に審査を付託しておりましたので、産業建設常任委員長の審査報告を受けます。
12番、山本繁博産業建設常任委員長。
12番(山本繁博君)
おはようございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、産業建設常任委員会の御報告をさせていただきます。
当委員会は、3月6日の今期定例会2日目で付託されました議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正について、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)の2議案を審査するため、去る3月12日午前10時より市役所第1委員会室において、全委員と議長及び市長並びに関係職員の出席により委員会を開催したので、その報告をいたします。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告をいたします。
平成26年3月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。産業建設常任委員会委員長、山本繁博。
委員会審査報告書。
本委員会は、平成26年3月6日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。
事件番号、件名、審査の結果の順に申し上げます。
議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正について、原案可決。
議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)、原案可決。
審査の経過については、私と市長の挨拶の後、付託された議案の質疑に入りました。
委員各位からの主な質問や意見の内容については、次のとおりでございます。
議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正については、占用料の区分変更により占用料が下がるが、宇陀市に与える影響は。
答弁、現状の地価水準に即した占用料をいただくもので、影響はないが、歳入が減ったことはデメリットである。約1900万円が約550万円になる。
次に、固定資産税の評価がえとの関係はあるのか。
このことについて答弁は、前回に行われた評価がえの価格が反映されております。
次に、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定については、指定管理の期間及び管理料について。
答弁は、指定管理期間を5年としたのは、宅配サービス、大阪での販売の二つの新たな事業展開をしていくので、長期的な運営をお願いするものであります。指定管理料は年間27万円、土地の地代は年間15万円、建物の使用料が月額1万円の年間12万円で合計27万円ですなどの質問、意見等ございましたが、理事者側の答弁、説明で、委員各位はおおむね御理解をいただけたものと考えております。その後、採決が行われ、2議案とも可決すべきものと決定しました。
審査終了後、報告事項として、保養センター美榛苑の料金改定について及び高萩台自転車駐車場の管理の変更について担当者から報告を受け、午前11時7分に終了いたしました。
以上、産業建設常任委員会の委員長報告とさせていただきます。以上でございます。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、産業建設常任委員長の審査報告を終わります。
ただいまの委員長審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第11、議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第6号は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第12、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)は、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本案に対する産業建設常任委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第30号は、産業建設常任委員長の審査報告のとおり可決されました。
ただいまより午前11時まで休憩いたします。
午前10時45分休憩
午前11時00分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従いまして、日程第13、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についてから日程第17、議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成25年度補正予算関係5議案及び日程第18、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についてから日程第30、議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算についてまでの平成26年度当初予算関係13議案までの18議案を一括して議題といたします。
ただいま議題といたしました18議案につきましては、予算審査特別委員会に審査を付託しておりましたので、予算審査特別委員長の審査報告を受けます。
3番、堀田米造予算審査特別委員長。
3番(堀田米造君)
失礼いたします。議席番号3番、堀田米造です。ただいま議長の許可をいただきましたので、予算審査特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、3月6日の今期定例会2日目で付託されました議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)から議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算までの18議案について審査するため、去る3月13日、14日、全員協議会室において、委員8名と議長及び市長、教育長並びに関係職員の出席により予算審査特別委員会を開催しましたので、その報告をさせていただきます。
まず、審査の結果につきましては、お手元に配付しております審査報告書により報告いたします。
予算審査特別委員会審査報告書。
本委員会は、平成26年3月6日に付託された議案を審査した結果、下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告いたします。
議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)について、原案可決。
議案第10号、平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。
議案第11号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。
議案第12号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、原案可決。
議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について、原案可決。
議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算について、原案可決。
議案第15号、平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、原案可決。
議案第16号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算について、原案可決。
議案第17号、平成26年度宇陀市土地取得事業特別会計予算について、原案可決。
議案第18号、平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算について、原案可決。
議案第19号、平成26年度宇陀市介護保険事業特別会計予算について、原案可決。
議案第20号、平成26年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計予算について、原案可決。
議案第21号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算について、原案可決。
議案第22号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計予算について、原案可決。
議案第23号、平成26年度宇陀市保養センター事業特別会計予算について、原案可決。
議案第24号、平成26年度宇陀市立病院事業特別会計予算について、原案可決。
議案第25号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算について、原案可決。
議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算について、原案可決。
審査の経過については、13日の午前10時に開会し、14日と引き続き付託されました議案の質疑に入りました。
委員各位から多くの意見がありましたが、主な質問や意見の内容については次のとおり報告させていただきます。
まず、補正予算歳入では、一つ、市税の個人所得割増額の根拠について。
一つ、ゴルフ場利用税交付金減額の要因と交付状況の推移並びにゴルフ場の納税状況について。
一つ、市有不動産売却について。
一つ、高額寄附金者などに対する市の広報紙の送付について。
一つ、住宅新築資金等貸付事業の回収不能状況と固定資産税の回収状況について。
補正予算の歳入につきましては、以上です。
次に、補正予算の歳出では、一つ、地籍調査費の減額補正額と調査達成率について。
一つ、減額補正の森林整備地域活動支援事業について。
一つ、団体旅行誘致の促進事業の計画未達成点について。
一つ、旧下芳野小学校跡地整備工事の増額について。
一つ、埋蔵文化財発掘事業の予算内容と室生高校跡の埋蔵文化財所蔵センターについて。
一つ、市の総合マネジメントによる自主放送スタジオ移転や東部農林事務所跡の利用の設定について。
一つ、消防団の再編・統合計画と整備事業の状況について。
一つ、繰越明許費都市計画費、下井足高萩線の概要について。
補正予算の歳出につきましては、以上です。
次に、当初予算歳入では、一つ、道路事業に係る地方交付税について。
一つ、中山間地域直接支払事業並びに農地・水保全管理支払交付金について。
一つ、不動産売り払い収入計上額に対する決意について。
一つ、頑張る地域の交付金などの国の方針に対する市の考え方について。
当初予算の歳入につきましては、以上です。
次に、当初予算歳出では、一つ、近鉄榛原駅前広場の改善点について。
一つ、近鉄室生口大野駅前の案内サービスについて。
一つ、薬草試験栽培委託料について。
一つ、宇陀市PR番組放送委託事業について。
一つ、市政モニター制度の現状について。
一つ、市勢要覧作成の取り組みについて。
一つ、地域公共交通のあり方と現状について。
一つ、高齢者等サポート隊の取り組み状況について。
一つ、老人憩の家について。
一つ、大宇陀火葬場の炉の状態について。
一つ、健康ポイント事業の概要について。
一つ、可燃ごみ、不燃物などの処分方法と分類の必要性について。
一つ、太陽光パネル補助について。
一つ、鳥獣被害対策の方法の今年度変更内容の説明について。
一つ、地籍調査区域について。
一つ、ため池防災対策推進事業について。
一つ、インターネット販売委託料について。
一つ、宇陀じまん市補助金について。
一つ、記紀・万葉推進事業費について。
一つ、ワールドメイプルパーク管理委託料について。
一つ、全国学校給食甲子園について。
一つ、学校地域パートナーシップ事業の目的について。
一つ、公民館負担金について。
一つ、外国青年招致、スピーチコンテストなどの成果、経緯、今後の展開について。
一つ、図書購入と図書館建てかえの検討について。
一つ、学校耐震化工事の完成予定と大宇陀中学校駐車場整備について。
一つ、スクールバスの時代に対応したルート変更とバスの添乗者について。
一つ、庁舎管理費に係る人感センサーの適切な使用について。
一つ、省エネによるエレベーター作動と来庁住民への配慮について。
一つ、土地取得事業の今後の運用と事業化による交付税措置について。
一つ、国民健康保険税負担率の変更の市民への周知方法について。
一つ、流域下水道負担金の増額と県への維持管理委託について。
一つ、市立病院の長期入院システムについて。
当初予算の歳出につきましては、以上です。
以上が質疑の概要で、全ての質疑が終了いたしました。
委員会の中では多くの質問、意見等がございましたが、理事者側の答弁、説明で委員各位おおむね御理解をいただけたものと思います。その後、採決が行われ、可決と決定し、3月14日午後3時30分に閉会いたしました。
以上で予算審査特別委員会委員長報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
以上をもちまして、予算審査特別委員長の審査報告を終わります。
ただいまの予算審査特別委員長の審査報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより議案ごとに採決を行います。
初めに、日程第13、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第9号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第14、議案第10号、平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第10号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第15、議案第11号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第11号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第16、議案第12号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第12号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第17、議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第13号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第18、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
反対討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
賛成討論の予告通告がございますので、これを許可いたしております。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
ありがとうございます。1番、勝井太郎です。議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算案について賛成の立場で討論をさせていただきます。
今回の予算案は、市長選挙と市議会議員選挙を控えまして、政策的な施策を入れない骨格予算案でございますが、さまざまな施策が盛り込まれておりますので、以下問題点を指摘しつつ、意見、要望について申し述べます。
まず、予算規模について申し上げます。
来年度の予算規模は167億4000万円となっておりまして、前年対比だと4億5140万円の減、割合にして2.6%の減にとどまっております。宇陀市は補正予算を毎年10億円の単位で追加をしておりますが、それでも4年前の骨格予算案と比べますと、前年対比の割合が余りにも低過ぎるのではないかと指摘をさせていただきます。骨格予算ですから、ほぼ全額が経常経費であるはずです。宇陀市の財政がますます硬直化に向かっているのではないか、そのような危惧を持つような予算案ではないかと考えております。
竹内市長は就任以来、経常経費の10%カットを掲げてこられました。そのことは今も竹内市長はお忘れにはなっていないはずだと考えています。4年間、財政再建にしっかり取り組んでこられたと思いますけれども、この予算案を見る限りでは、市長の中に少しおごりのようなものが出始めているかもしれないなという危機感を感じています。来年度以降も市政運営のかじ取り役を果たしていくそのおつもりがあるのでしたら、僭越ながら、議会の私たちの意見にももう少し耳を傾けるように猛省を促したいと考えております。
経常収支比率ですが、一番よいときは92台まで回復をしておりますが、今年度は96.5でございます。平成28年からは地方交付税の一本算定が始まりまして、交付税の削減が始まります。今のこの現状を考えますと、再び経常収支比率が100を28年度以降超える可能性は十分にあるのではないかというのが現状であると考えます。
市長は常々、交付税の算定基準を国が変えると表明したということを、この定例会の中でも何度もおっしゃっておられますが、交付税の削減が全くないわけではありません。合併した自治体に対する一本算定、特例の措置というのは10年間で切れるということは、これはもう既定路線でして、これが何ら変わるわけではございません。
現実にですが、日本で一番最初に平成の大合併をしたのは兵庫県の篠山市でございます。もう合併して一本算定が終わって本来の交付税の額になっておりますが、交付税削減が始まってから右肩下がりで財政力が落ちていってまして、激烈な交付税の削減にさらされていることというのは、これはもう避けられないことですし、宇陀市だけが特例として救済されることはありません。
今までの市長の特にこの定例会での発言だけを見ておりますと、私たち議会という立場から見ますと大変不安を感じております。交付税の削減に真正面から立ち向かうというお覚悟を改めて竹内市長が明確にお示しをするべきではないかと考えています。
次に、執行について、特に執行を実際にされます職員の皆様に対して要望を述べたいと思います。
私が4年前に初めてこの議場にやってきたときは、私は市役所の職員の方々と闘うつもりでやってきました。今よりもはるかに攻撃的なことを言って、きっと失礼なこともあったんじゃないかと思います。それでも多くの方々が行政運営について私に教えてくださいました。だから今の私があると思います。本当にそれについては感謝をしております。皆さんと意見交換をして実際に宇陀市が変わっていくための提案をして、それが実際に実現をしていって宇陀市の施策としてなっていく姿を4年間見てまいりました。立場の違いはありますけれども、宇陀市のことを思って宇陀市のために尽くしていきたいと思っている市役所の職員の方がたくさんいるということを知ることができたことは大変頼もしく思っておりますし、これはきっと宇陀市にとって希望を与えるものじゃないかと考えるようになりました。
今後まちづくりを進めていく上で、地域づくりを進めていく上で、市役所の方々が果たされる役割というのは、これからますます重要になっていくと思います。今宇陀市が進めておりますまちづくり協議会や地域づくりの取り組みについては、ぜひ積極的に参加をしていただいて中心的な役割を果たしていただきますように切に要望いたします。誰が市長になろうが、どなたが市政を運営をしようが、私たちはそれぞれの議会という立場から、市という立場から、宇陀市を守っていく必要があります。地域には、私たちが考えている以上に地域のことを思って地域のために力を尽くしている方がたくさんおられます。その方々と行政職員、私たち議員が手を携えて活動していくことが、平成26年・27年、特に28年からの交付税削減を乗り越えて今後宇陀市が存続をしていくために大変重要になってくると思います。
26年度以降も、しっかりまちづくりのことが真っすぐに進んでいくような施策をこれからも取り組んでいただきますように、特に来年度の予算については、6月定例会で骨格予算ではなくて肉づけの正式な予算が出てくると思いますが、どの程度の予算規模になるのか、改めてまた精査をしていただいて、新市長のもとで6月議会に予算案をしっかり出していただいて、まちづくりについて進めていくような施策を取り組んでいただきたいと思います。
以上のことを要望させていただきまして、私の平成26年度一般会計予算案への賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第14号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第19、議案第15号、平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第15号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第20、議案第16号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第16号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第21、議案第17号、平成26年度宇陀市土地取得事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第17号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第22、議案第18号、平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第18号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。(発言する者あり)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
この議案第18号ですけども、先ほど福祉厚生常任委員会のほうから継続可能な社会保障制度の中で国民健康保険のことについて報告があったという報告をお聞きしました。したがいまして、その内容については委員長報告書の写しをいただいておるわけですけれども、もう少し詳しい説明を議員にいただきたいということから、本日の議会終了後でも全員協議会等を開いていただいて、国民健康保険がどのように変わっていくのか、いわゆる県一本化になるという話の部分の中の話かなと私は理解するわけですけれども、そういったことの報告があったということだけの報告ではなしに、もう少し私たち議員の個々に対しても、どういった形のものが用意されておるのか、ひとつ理事者の説明を含めて説明をいただきたいとこのように思いますが、そういった取り計らいをいただきたいと思いますので、どうかよろしく御配慮いただきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いをしておきます。
議長(中山一夫君)
終わってからというお話でしたので、本会議が終了次第、また理事者側と打ち合わせして御報告いたしたいと思います。それでよろしいですか。
次に、日程第23、議案第19号、平成26年度宇陀市介護保険事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第19号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第24、議案第20号、平成26年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、議案第20号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第25、議案第21号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第21号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第26、議案第22号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第22号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第27、議案第23号、平成26年度宇陀市保養センター事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第23号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第28、議案第24号、平成26年度宇陀市立病院事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第24号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第29、議案第25号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第25号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
次に、日程第30、議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算については、これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案に対する予算審査特別委員長の審査報告は原案可決であります。
本案を審査報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第26号は、予算審査特別委員長の審査報告のとおり可決されました。
ただいまより午後1時まで休憩いたします。
午前11時44分休憩
午後1時00分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第31、同意第1号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものから日程第36、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(内容)平成26年6月30日任期満了に伴うものまでの人事案件6議案を一括して議題といたします。
この人事案件6議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑等を受け付けます。
これより質疑等に入りますが、各議案ごとに行います。
初めに、日程第31、同意第1号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものの質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件に関しましては、人事案件でございますので、討論は省略いたしますので御了承願います。
それでは採決を行います。
本件について原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、同意第1号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第32、同意第2号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものの質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件に関しましては、人事案件でございますので、討論は省略いたしますので御了承願います。
それでは採決を行います。
本件について原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、同意第2号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第33、同意第3号、宇陀市公平委員会委員の選任同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものの質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件に関しましては、人事案件でございますので、討論は省略いたしますので御了承願います。
それでは採決を行います。
本件について原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、同意第3号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第34、同意第4号、宇陀市監査委員の選任同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものの質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件に関しましては、人事案件でございますので、討論は省略いたしますので御了承願います。
それでは採決を行います。
本件について原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、同意第4号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第35、同意第5号、宇陀市財産区管理委員の選任同意について(内容)平成26年3月25日任期満了に伴うものの質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
本件に関しましては、人事案件でございますので、討論は省略いたしますので御了承願います。
それでは採決を行います。
本件について原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、同意第5号は、原案のとおり同意することに決しました。
次に、日程第36、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(内容)平成26年6月30日任期満了に伴うものについて。
意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして意見の受け付けを終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております諮問第1号について、適任と答申することに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、諮問第1号は、適任と答申することに決しました。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第37、発議第1号、宇陀市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。事務局の増田でございます。本日配付の議案、議会関係の1ページをごらんいただきたいと思います。
発議第1号。平成26年3月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。提出者、宇陀市議会議員、峠谷安寛。賛成者、宇陀市議会議員、小林一三、同じく井谷憲司、同じく上田徳、同じく多田與四朗、同じく山本繁博。
宇陀市議会委員会条例の一部改正について。
上記の議案を、別添のとおり宇陀市議会会議規則第14条の規定により提出します。
続きまして、2ページでございます。
宇陀市議会委員会条例の一部を改正する条例。
宇陀市議会委員会条例(平成18年宇陀市条例第201号)の一部を次のように改正する。
第2条第1号中「6人」を「7人」に改め、同条第2号を次のように改める。
第2号、福祉産業常任委員会、7人。
市民環境部、健康福祉部、農林商工部、建設部、水道局、市立病院、介護老人保健施設及び農業委員会の所管に関する事項。
第2条第3号を削り、同条に第1項として次の1項を加える。
議員は、少なくとも一の常任委員となるものとする。
第7条中第1項を削り、第2項を第1項とし、第3項を第2項とし、第4項を第3項とする。
附則。
この条例は、平成26年5月1日から施行する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提出者から提案理由の説明を求めます。
7番、峠谷安寛議員。
7番(峠谷安寛君)
失礼します。当条例案提出者の峠谷でございます。ただいま議長より許可をいただきましたので、今回提案させていただきます宇陀市議会委員会条例の一部改正についての提案理由を説明させていただきます。
委員会条例では、現在議員定数が16名で、総務文教、福祉厚生、産業建設の三つの常任委員会が設置されておりますが、次の市議会議員選挙以降の定数が14名になることに伴いまして、委員会条例の見直しを平成26年1月24日の議会運営委員会及び3月4日の全員協議会で検討いたしました。検討の結果、議員が一つの常任委員会に所属し、3常任委員会を構成するには、十分討論ができる人数を確保しにくいこと、また、委員会の人数を確保するために3常任委員会に重複することが可能ではありますが、1人が複数の常任委員会につくことは負担が大きく、また専門性の観点からも、重複は避けることが望ましいのではないかということから、改正後、14名の議員で常任委員会の運営を2常任委員会に改正するために、今期定例会において宇陀市議会委員会条例の一部改正を提出いたしました。
改正後の常任委員会については、現在の福祉厚生常任委員会並びに産業建設常任委員会を一つにし、名称を福祉産業常任委員会とし、所管も現在のものを引き継ぎ、委員定数は7名とします。もう一つは、現在の総務文教常任委員会を現在のままの名称及び所管とし、委員定数を7名とします。
非常に簡略ではございますが、宇陀市議会委員会条例の一部改正についての提案理由とさせていただきます。よろしく御審議をいただき御議決賜りますようお願いいたします。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第38、発議第2号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書(案)についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。それでは、議案書3ページをごらんいただきたいと思います。
発議第2号。平成26年3月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。提出者、宇陀市議会議員、多田與四朗。賛成者、宇陀市議会議員、勝井太郎、同じく峠谷安寛、同じく井戸本進、同じく山本新悟。
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書(案)。
上記の議案を、別添のとおり宇陀市議会会議規則第14条の規定により提出します。
続いて4ページでございます。
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書(案)。
わが国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第9.因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」、「特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法」でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。
ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施されているが、対象となる医療が、B型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイルス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数にのぼる。
特に、肝硬変・肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困窮を来している。
また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患にも身体障害者福祉法上の障害認定(障害者手帳)の対象とされているものの、医学上の認定基準がきわめて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定されないといった実態が報告されるなど、現在の制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。
他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時(平成23年12月)には「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援の在り方について検討を進めること」との附帯決議がなされている。
肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題であると考える。よって、当市議会は下記事項を実現するよう強く要望する。
1.ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。
2.身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者の実態に応じた認定制度にすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成26年3月日。奈良県宇陀市議会。
提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提出者から提案理由の説明を求めます。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
提出者、11番、多田でございます。それでは、提案説明をさせていただきます。
先ほどの意見書の朗読の中にもありましたが、ウイルス肝炎患者は全国で350万人以上いるとされています。いわゆるこれは国民病であり、医原病であると思われます。
皆さんの御記憶のとおり、幼少時代の集団予防接種時の注射器使い回しによる感染被害者は全国で50万人以上いるとされており、2011年6月の基本合意、いわゆるB型肝炎訴訟に係る基本合意書の締結並びに政府基本方針の表明ということでございます、や、B型肝炎特別措置法の施行後も、提訴原告者数は約1万人程度にすぎないとされています。
この原因として、国による長年にわたる被害の放置により、母親などの血液検査ができなくなるなどして救済手続の立証が困難になってきている被害者もおります。また、保管期限切れでカルテという証拠がなくなった被害者も現に存在しております。その他輸血を初めとして、さまざまな医療行為によってウイルスに感染した肝炎患者は全国には多数存在しており、肝炎対策基本法でその国の責任が明記されております。
こうしたウイルス性肝炎患者は、現在一定の抗ウイルス療法のインターフェロン、核酸アナログ製剤の投与に対してのみ医療費の助成が行われております。
しかし、抗ウイルス療法の適用外の医療行為、とりわけ肝硬変、肝がん自体に対する治療費は年間4万人もの方が亡くなるという極めて深刻な病状と高額な医療費にもかかわらず、助成対象とされていないのが現状であります。
そのほか、肝機能障害については、身体障害者手帳の交付制度がありますが、認定要件が極めて厳しく、肝硬変患者が亡くなる直前の病状でなければ認定がなされない現状もあると聞いております。これらのように、多くのウイルス性肝硬変・肝がん患者は、体調によって十分に働けないあるいは全く働けない中で高額の医療費を負担されている実情であります。また、がんの再発や長時間の治療により、将来の経済的負担を見通すことができず、生きているだけで余計なお金がかかり家族に迷惑をかけることとなり、長生きは望まないといった声すら出ているのが現状でございます。
今回、奈良肝臓友の会を初め、弁護士団からこの情勢を回避するための陳情書が当市議会へ提出され、私を初め、4名の賛同者からこの内容に共感を持っていただき、この声を国の機関へ宇陀市議会から意見書として提出するに至ったのであります。
議員の皆さんにつきましては、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようですので、討論なしと認めます。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について原案のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、発議第2号は、原案のとおり採択することに決しました。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第39、決議第1号、奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議(案)についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。それでは、議案書5ページをごらんいただきたいと思います。
決議第1号。平成26年3月24日。宇陀市議会議長、中山一夫様。提出者、宇陀市議会議員、上田徳。賛成者、宇陀市議会議員、堀田米造、同じく井谷憲司。
奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議(案)。
上記の議案を、別添のとおり宇陀市議会会議規則第14条の規定により提出します。
続いて6ページでございます。
奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議(案)。
リニア中央新幹線は、平成23年5月に「奈良市付近」を主要な経過地として、整備計画が全国新幹線鉄道整備法に基づき決定されました。
このことは、全国に空港も新幹線もない3県の一つであり、高速道路などの高速交通の国土軸から外れてきた奈良県にとって大変大きな前進であります。
リニア中央新幹線の開通による交流人口の飛躍的な拡大を通じて、観光や産業・経済、県民生活等の様々な分野で大きな効果が期待できることから、県内の中間駅は、奈良県全体の発展につながる位置に設置されることが不可欠であり、そのためのグランドデザインを描いていくためには、駅位置の早期決定が重要な課題となります。
現在、事業主体であるJR東海は、東京・名古屋間の詳細なルートと駅位置を公表し、2027年の開業に向けた準備を着々と進めています。一方、京都市・京都府は、京都ルートへの変更の要望活動を活発化しており、一部の関西政財界にはこれに同調する動きもみられます。
このようなリニア中央新幹線をめぐる現状のなかで、我々宇陀市議会は、奈良県として一致結束して取り組み、ともに未来を切り拓くため、次の事項を決議する。
記。
1.リニア中央新幹線がもたらす様々な効果を最大限に発揮するため、早期に東京・大阪間を全線同時開業すべきこと。また、そのための具体策を早急に検討し、方策を示すこと。
2.リニア中央新幹線のルートは、東日本大震災などの災害の教訓を踏まえ、現在の東海道新幹線とできる限り離し、法に基づき決定済みの整備計画どおり三重・奈良ルートとし、日本の大動脈を二重化すべきこと。
3.中間駅の位置が早期に決定されるよう、県内の候補地を一本化すべきこと。中間駅は、リニア中央新幹線がもたらす効果が県南部を含む奈良県全体に、また紀伊半島地域にも広く波及させるため、鉄道網・道路網で各地と高い交通結節性を有し、県の人口重心にも近接した大和郡山市に設置すべきこと。
以上、決議する。
平成26年3月日。奈良県宇陀市議会。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提出者から提案理由の説明を求めます。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
失礼します。議席番号5番、上田徳でございます。いよいよ26年第1回宇陀市議会定例会も最後の議案を審議することになりました。ただいま上程され議題となっております奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議(案)について提案の理由説明をさせていただきます。
昨年の12月に県内33市町村長等により「奈良県にリニアを!」の会が結成されております。リニア中央新幹線に関しましては、事業主体でございますJR東海が東京・名古屋間の詳細なルートと駅位置を公表し、2027年の開業に向けた準備を着々と進めております。
一方、京都市、京都府は国で定められました三重・奈良ルートから京都ルートへの変更の要望活動を活発化されており、一部の関西政財界にはこれに同調する動きも見られております。
リニア中央新幹線の開通は、交流人口の飛躍的な拡大を通して観光や産業、経済、県民生活等のさまざまな分野で大きな効果が期待できるものであります。全国でも空港も新幹線もない三つの県がございます。我が奈良県、そして山梨県、そして三重の3県でございます。県内への中間駅設置は大変大きな前進であり、何としても実現していく必要があります。県内への中間駅設置を確実なものにするために、東京・大阪間の早期同時開業を目指すためにも、今奈良県が一致結束して取り組んでいくことが求められています。
そのためには、県内の中間駅候補地を奈良県全体の発展につながる交通結束性の高い場所に早期に一本化すべきであります。
宇陀市にとりましても、奈良県の中央よりより南部にその実現が成功すると、その経済効果により、さらなる発展が予想されると思います。奈良県南部の橿原市を中心として、その北部に当たる大和郡山付近にその中間駅の建設が実現されることにより、奈良県全体の活性化と利便性が保たれるものと思います。
今回の決議により、宇陀市議会としての意思を表現し、他の賛同する奈良県内の自治体と一致結束して県内にその輪を広げ、早期実現に拍車をかけていきたいと「奈良県にリニアを!」の会は考えています。このことから、この決議が有利なものであると決し、本日ここに決議を提出させていただいたものでございます。
議員各位には何とぞ御理解を賜り、賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
議長のお許しを得ましたので、私も最後の発言をさせていただきたいと思います。
ただいまの提案されました議案については、議会運営委員会では結論は出ていなかったと私は聞いておりまして、きょう提案されまして初めて知りました。
それで、実は先日の私は一般質問の中で地域公共交通についての対応を質問させていただき、行政当局におかれましては、積極的な対応をするという答弁をいただき、傍聴された市民も納得をされて帰られました。
しかし、そのときに私なりに勉強いたしましたところ、今回のリニア新幹線問題については、奈良県では奈良市とか郡山市、何か綱引きが行われていることは新聞紙上では聞いておりましたが、当議会では一切論議をされておりません。そういうことで問題点があるのではないかと私なりに考えましたところ、先ほどの地域公共交通の中でも過疎化が進んで赤字が続き、その対応策を国なり県がもっと積極的にやっていただきたいという考え方のもとに質問したわけですが、当議会も12月議会で、地域の交通を維持確保するための支援を求める意見書を全員採択しております。そういう中で積極的な対応をしているものと思っているわけですが、今回のリニア新幹線については、まさに東京・名古屋間を結ぶ大規模な開発でございます。このことによって、ますます地域間格差が広がり、過疎化が一層促進されるのではないかと私は考えているわけでございます。
莫大な人・物・金が動きます。そして莫大な電力も消費するだろうと私なりに考えておりますし、現在名古屋では、地下40メートルの大深度のトンネルを掘ってるということも聞いておりますから、非常に大きな工事でございます。
したがいまして、今回私は国の政策はどうなっているのかということで、交通政策基本法案が昨年の12月4日に公布、執行されておりまして、その中で勉強いたしましたところ、地域公共交通については、むしろ後回しになって、大型開発事業を優先させるような内容になっており、まさにこのリニア新幹線はそうではないかと考えますので、もう少し私の立場から考えましたら、過疎化がもっと公共交通の手当てがきちっと国なり県がやっていく中で新幹線を考えるべきであって、今早期に奈良県の云々という問題は早いというのが私の考え方でございます。
以上、私の意見の内容を申し上げて、討論を終わります。
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
ただいま高橋議員のほうから、この決議案に対する討論をいただきました。具体的な質問ということでないので、あえて反論ということではございませんけれども、宇陀市の地域公共交通活性化協議会というのが設置されておりまして、地域におけるところのそれぞれの地域の利便性を高めるための交通手段というものにつきましては、市長を中心としたこの会議の中で、関係の公共交通の関係者も交えまして議論をし、そして地域に合った形の地域交通というものを構築してまいりたいという考えのもとに進んでおると理解をしております。
したがいまして、先般3月の17日に一般質問を行われておりました榛原ネオポリス線の路線につきましても、この宇陀市の地域公共交通の中でも議論が出ておりました。存続すべしという一定の方向性のもとに、その財源と手法について今検討が進められておると私は理解をしております。
そしてまた、こういった奈良県を含めまして、宇陀市ももちろんでございますけれども、日本全体が過疎・高齢化という大きなうねりの中で、この移動手段に当たります地域の公共交通というものをいかにして構築し、いかにして保っていくか、これは財政と大変かかわり深いものではございますけれども、しかしながら、高齢化社会の中であるべき姿というものは、やはり議会も含めまして見出していかなければならないのではないかなと理解しているところでございます。
したがいまして、先ほどいただきました議論につきましては、理事者当局の皆さん方にも十分その点を御理解いただいて、今後の公共交通の構築に向けてしっかりとした議論のもとに進めていただければありがたいと思うところでございます。
また、奈良県にリニア中央新幹線を!中間駅の早期決定を求める決議ということにつきまして、若干早いのではないかという高橋議員の意見もございますけれども、しかしながら、国の方策として、既にリニアカーの新幹線の路線は決定をされて、2027年に開業していくということでございますので、あと13年たてば、それに向けて進めていくという一つの大きな基本路線があるわけでございます。そしてまた、その基本路線が制定されました折には、奈良県のところを通って新幹線を建設していこうという基本案も示されておりました。そのとおり進んでいくのであろうというのが我々一般的な見方ではなかったかなと思うわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように、一方、京都府及び京都市のほうが、京都のほうがやっぱり人が多いでと、同じつくるなら人の多いところへ来てくれよと、こういう思いの中で多分綱引きが始まったのではないかなと思いますし、また、奈良県におきましても、奈良市、生駒市とその周辺とのまた綱引きが行って、大きな部分では京都か奈良かという綱引きがあり、小さな部分では奈良とそれ以外の地域で綱引きがあるというようなことから、いち早く、やはり奈良県としての基本的な物の考え方というものを示すべきであるし、また、その示す過程において宇陀市としては、やはり少しでも宇陀市側に近い、そして県南部のいろいろな振興に役立つであろうという期待のあるリニア新幹線に対して、その中間駅を郡山の周辺に持ってきていただきたい。もっと具体的に言うならば、関西線とそして近鉄と、そういったものが交わるあたりまで本当は来ていただいたら、もっとありがたいのではないかなという意見も聞いておるところでございます。
したがいまして、そのような観点に立って、今回奈良県としての一定の方向を見出すために、33の市町村の方々がこれは奈良市、生駒市側に行くよりも、こちら側に来てほしいという一つの議決をされまして活動される、展開をされるということでございますので、当宇陀市の市議会におきましても、やはり少しでも利便性が高くなる位置にこの新幹線のルートを敷かれることを決議していきたいという思いで、今回の決議案になりました。
また、議会運営委員会のほうで、こういったものはなかったのではないかなということでございましたけれども、議会運営委員会の中でこういった意見書については、最終日までに意見書をまとめて、それに賛同する議員の者があれば、整理をしていこうというようなお話もございましたので、今回これを企画担当しております企画財政部を担当しております総務文教常任委員会のほうでお預かりをさせていただきまして、11日の総務文教常任委員会の中で委員の皆さん方と審議をし、今定例会の最終日に提案をさせていただきまして、議員の皆さんの御賛同をいただきたいということで今回の日程となったことを申し添えまして、報告の足りなかった部分を含めまして御報告とさせていただき、また追加の説明とさせていただきます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
高橋議員、よろしいですか。
これをもちまして質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論はございませんか。
1番、勝井太郎議員。反対討論。
1番(勝井太郎君)
反対の立場で討論いたします。
私も高橋議員と同じように時期尚早であると考えます。33の奈良県内の自治体が集まっているということですが、ただ、この中には奈良市付近にするということは決まっているんですが、ただ、奈良市と生駒市という奈良市付近の大事な自治体二つが抜けているということがまず問題であると思いますし、まだ生駒市も手を挙げている現状であったり奈良市についても調整をするという現状がございます。郡山市としてするべきだということは、まだ奈良県内の全体の総意と言えるのかというと、必ずしもそうではない。奈良市と生駒市を足すと人口50万人ぐらいいますから、140万のうちのかなりの割合の自治体が今抜けてしまっているという現状がございます。
まず、この県内の2自治体、奈良市と生駒市としっかり話をした上で、まず一本化することがまず第一で、奈良市や生駒市に対して今圧力をかけることが必ずしも大事なことではないのではないかと私は考えております。
奈良県にリニア新幹線が来ることは大変喜ばしいことで、そのことは必ず実現をしなければいけないことであると思いますが、それが県内の自治体、特に県庁のある奈良市であったり大きな人口を抱える生駒市に圧力をかけるような形で達成するべきではないと思います。まず今はしっかり話をした上で、まず一本化調整を行うこと、そういうことを求める決議であれば私も賛成をしていきたいと考えておりますが、これは大和郡山市と一本化をして奈良市と生駒市については一切交渉もしないというようなことも十分今後あり得ると考えますと、今の現状ですと時期尚早であると言わざるを得ない。
以上の立場から、私は反対いたします。
議長(中山一夫君)
賛成討論はございませんか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
それでは、提案者を代表いたしまして賛成討論をさせていただきたいと思います。
今回奈良市と生駒市がこの会に入っておられないということで、まだ奈良県としての一本化が先ではないかなということでございますけれども、奈良市、生駒市が提案されておりますのは、学研都市のほうにその敷線を持っていくということで、すなわち奈良県の最北端をこのリニア新幹線の支線に考えておられるということが、まず他の市町村の方々がそれでいいのかということでございまして、私としましても、奈良県であれば奈良県の真ん中を通ることがやっぱり一番今後のいろいろな面での利便性が高まるのではないかなと考えております。
奈良は既に関西線を含めまして、JR及び近鉄奈良線等、京都線等いろいろと、また学研都市線ですか、JR線の、ということで、北部におきましては十分地域公共交通としての、また日常の使える交通機関として整備が整ってきておると私は感じております。
したがいまして、このリニア新幹線を奈良県のできるだけ南部に近い位置を通っていただくことが、これからの奈良県をより新しい観点で見出すことができるのではないかなということから、非常に大事な話だと思います。
また、今回は33の市町村でございましたけれども、2月26日の会合ということでございまして、本当に年末の一番忙しい時期であって、参加されていない町村につきましても、決して反対のための不参加ではなしに、日程上の御都合であったともお聞きしております。
したがいまして、今奈良市とそして生駒市の方が協議に入っておられないということでございますけれども、この2市につきましては、この会の設立に当たりまして呼びかけをされておったようにもお聞きしておりますが、来られなかったということで、やはり新幹線が通る道筋のお互いの利害関係の中で来られなかったのではないかなということで私は理解をしておりますので、どうかその点も議員の皆さん方の判断の一つとしていただき、どうかいち早い決定を県と市、また国としていただけるよう、ここに決議案を再度御理解いただきますようお願い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
これをもちまして討論を終結いたします。
直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について原案のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、決議第1号は、原案のとおり採択することに決しました。
以上をもちまして、本定例会に付された事件は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本定例会の会期は3月25日まででございますが、会議規則第7条の規定により、本日で閉会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、これをもちまして、平成26年第1回宇陀市議会定例会を閉会いたします。
それでは閉会に当たり、竹内市長に御挨拶をお願いいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。平成26年度第1回定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本定例会は今月4日の開会以来、本日に至る21日間にわたり開催されました。この間、議員各位におかれましては、提案申し上げました議案に対し、それぞれ適切な御決定をいただき、まことにありがとうございます。
さて、今回の定例会が私の任期中の最後の議会となります。4年前に市長に就任させていただいて以来、宇陀市のあすをよりよくするために、私の公約でもあります三つの約束を柱として取り組んでまいりました。
まず、無駄・無理をやめて正常な行財政に改革するための行財政改革の推進、次に、市民の誰もが安心・安全で生き生きと暮らせる地域づくりを推進するための住みよいみんなの新しいまちづくり、最後に、宇陀市があすに羽ばたき夢あるまちに再生するための、宇陀市の将来ビジョンの策定及び選択と集中による投資でございます。この間、議員の皆様、市民の皆様の温かい御理解と御協力を得まして一定の成果を上げることができたのではないかと感じております。
しかしながら、当市の抱える過疎・高齢化、人口減少、地域経済の沈滞などに打ち勝つには、これから先、次のような課題に取り組むことが必要であると考えております。主なものといたしましては、産業振興として、農林商工業の活性化に向けた取り組みを行うとともに、観光と地場産業を一体のものとして産業振興を図っていかなければならないのではないか。また、ウエルネスシティ宇陀市構想の実現に向けて、健康づくりの推進と並行して医療体制の充実を図りながら、健康長寿なまちを目指す必要があるのではないか。定住・雇用促進として、道路交通網、公共交通機関の整備・充実、あわせて自然環境の保全と活用を図りながら安心・安全な暮らしができるまちづくりに努め、定住促進を進める必要があるのではないか。また、市民協働として持続可能な体制を目指して、さらなる行財政改革を進めながらも行政サービスの向上に努め、多様な主体による共助社会づくりを推進していくためのまちづくり協議会の設立を促す必要があるのではないか。また、教育・福祉の充実といたしましては、教育の充実を初め、高齢の方も障がいのある方も子育て世代も安心して暮らせる地域づくりに取り組む必要があります。そして、これらを行うためにさらなる行財政改革の推進などを行うことが必要になると考えております。
さて、来月27日には市長及び議会議員の同日選挙が執行されます。私の任期が今月の27日までであることから、来月の選挙までの間、市長が不在になります。その間は市長職務代理者として総務部長が職務を代行することになります。
なぜこのようなことになるかといいますと、今回の選挙を機に市長と市議会議員の任期を同じにすることにより、これから先、任期中に同日選挙を行うことができるため、経費の削減及び行政の運営をスムーズに行うことができるからでございます。
次に、議員の皆様におかれましては、前回の選挙以来、市民の信託に応え4年間、市政の進展と市民生活の向上のため御尽力いただきました。心より感謝申し上げますとともに、来月の選挙に立候補される皆様には引き続き宇陀市民のためにお力添えを賜りますよう御期待申し上げます。
また、今期限りで退任される議員各位におかれましては、宇陀市のために、地域のために御尽力いただきましたことに衷心よりお礼申し上げますとともに、御苦労さまと申し上げたいと思います。今後とも地域の宇陀市のまちづくり発展のために大所高所での御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
終わりに、季節の変わり目、健康にはくれぐれも御留意いただきますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
ありがとうございました。
閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
今期定例会は3月4日に招集され、本日までの21日間にわたり、過密な日程の中にもかかわりませず、提案されました条例の制定及び一部改正案を初め、平成25年度補正予算案、平成26年度当初予算案、人事同意案件等数多くの重要案件について、議員各位には終始極めて熱心に御審議賜り、適切、妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
また、市長を初め理事者の皆様には、審議の間、常に真摯な態度で御協力をいただきましたことに対し、深く敬意をあらわしますとともに、本会議並びに委員会において議員各位から出されました意見、要望等については、今後十分御配慮の上、執行に当たられますようお願いいたすところでございます。
終わりに、現在の議員任期中では最後の市議会となりましたが、本日まで皆様に賜りました数々の御協力に対するお礼と、議員並びに理事者各位には、くれぐれも健康に留意されまして今後ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
ありがとうございました。(拍手)
午後1時50分閉会