本文
平成26年3月4日午前10時開議
日程 |
内容 |
---|---|
諸報告 |
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井太郎 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
15番 |
高橋重明 |
16番 |
小林一三 |
14番山本新悟
2番、13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
教育長 |
石増次郎 |
総務部長 |
内田一哉 |
危機管理監 |
亀井一憲 |
企画財政部長 |
栗野 肇 |
企画財政部次長 |
森本彰一 |
市民環境部長 |
堂芝一成 |
健康福祉部長 |
森本彦司 |
農林商工部長 |
山本喜次 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
欅 啓典 |
教育委員会事務局参事 |
出口裕弘 |
水道局長 |
堤 正明 |
市立病院事務局長 |
吉岡義雄 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
谷口康夫 |
菟田野地域事務所長 | 西角政美 |
室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
議長(中山一夫君)
開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
本日、平成26年第1回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かと御多忙のところ御出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを心から厚く御礼申し上げます。
本定例会に提出されました議案は、条例の制定、一部改正を初め、平成26年度当初予算、平成25年度補正予算、人事案件等々多くの重要案件が提出されております。
議員各位には慎重に御審議賜りますとともに、会期中の本会議を初め、一般質問あるいは各委員会を通じまして議会がスムーズに進行させていただけますよう皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。
また、理事者各位には、簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げまして、挨拶といたします。
開会に先立ちまして、議員各位に御連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めております。
また、議場内において今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可しておりますので、御了承願います。
午前10時03分開会
議長(中山一夫君)
議員2名が減数となり、当市会の議員数は14名になります。
ただいまの出席議員は13名であります。
14番、山本新悟議員の病気療養のため欠席届が出ております。これを受理いたしております。
定足数に達しております。
よって、平成26年第1回宇陀市議会定例会を開会いたします。
竹内市長から招集の御挨拶がございます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
皆さん、おはようございます。平成26年3月宇陀市定例会の開催に際しまして一言御挨拶を申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、日々宇陀市民の生活の向上のため御活躍いただいておりますことに対しまして敬意を表しますとともに、厚くお礼申し上げます。
さて、我が国の経済は、内閣府が発表しました2月の月例経済報告によりますと、景気は穏やかに回復している、先行きについては輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えする中で、家計所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待されるとの基調報告がなされました。
しかし、現時点では肌で実感できるような景気回復の確かな兆しに触れることはいまだ困難な状況にあります。また、4月から予定されています消費税引き上げの影響が心配されているところでございます。
こうした状況のもと、宇陀市の新年度予算編成に当たりましては、宇陀市の将来に向けた事業の選択と集中を行うことにより、重要課題等に限られた財源を重点的かつ効果的に投資することとして編成いたしました。
主な施策といたしましては、投資、消費、雇用が市内で好循環するよう地域経済の活性化策を継続するとともに、産業振興及び観光振興に重点を置いた施策の充実、健康づくりの推進と並行して医療体制の充実を図りながら健康長寿なまちを目指すウエルネスシティ宇陀市を目指した施策の創設、各地域が持続可能な体制を目指し、各地域が自立的な活動を推進するためのまちづくり協議会などの推進、次代を担う子どもたちの健全育成のため、子ども・子育て支援制度の充実、地域の公共交通の確保や防災・防犯への対策、道路の整備状況、水道給水区域の拡大などとしており、主に経常的経費による骨格予算の編成ではありますが、宇陀市の継続的な発展に向けて予算編成いたしました。
次に、宇陀市のまちづくりの基本条例についてでございますが、これは住民と行政の役割分担に基づいた協働と参画によるまちづくりを実践するための基本理念を定め、住民が主役のまちづくりを推進することを目的としております。
現在まちづくり協議会は市内20地域のうち12地域で設立されており、ほかの地域でも設立に向けての検討をいただいており、市民が積極的にまちづくりに取り組む機運が盛り上がっているところでございます。この条例の制定により、今後も継続的、発展的に市民参加のまちづくりが進むことにより元気な宇陀市を築き上げるため、今年度の集大成として位置づけております。
これらを初め、今議会で審議いただく案件は、平成26年度当初予算案、平成25年度補正予算、条例の制定・改正、人事案件などの諸議案計38案件でございます。どうぞ慎重に御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げます。
終わりに、今回の定例会が私の任期中の最後の議会となります。顧みますと、平成22年3月末に市長に就任させていただいてから今日までの厳しい行政運営ではございましたが、宇陀市の礎ができつつあるのではないかなと感じているところでございます。これもひとえに議会の皆様並びに市民の皆様の御理解、御協力をいただいたたまものであると感じており、深くお礼申し上げ、開会の言葉とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめ配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(中山一夫君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、議長において3番堀田米造議員、4番井谷憲司議員を指名いたします。
議長(中山一夫君)
次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
後ほど議会運営委員会委員長報告でもありますが、今期定例会は、本日から3月25日までの22日間といたしますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日から3月25日までの22日間と決定いたしました。
議長(中山一夫君)
次に、日程第3、委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、1月24日及び2月21日に議会運営委員会、2月26日に総務文教常任委員会、1月16日及び2月17日に議会改革特別委員会が開催されておりますので、各委員長から報告をお受けいたします。
なお、委員長報告に対する質疑は、全ての委員長報告終了後に受け付けます。
初めに、議会運営委員会の報告を受けます。
議会運営委員会、峠谷安寛委員長。
7番(峠谷安寛君)
皆さん、おはようございます。それでは、議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
初めに、平成26年1月24日の議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
24日の議会運営委員会は、副議長並びに6名の委員の出席のもと、午前10時から市議会第1委員会室で開催いたしました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配付させていただいておりますので、概要をまとめ、報告させていただきます。
今回の議会運営委員会は、議員定数が14名となったことにより、常任委員会を2常任委員会、委員は7名ずつで構成する。また、議会運営の委員については常任委員会より3名ずつで6名で構成するとし、議案の取り扱いにつきましては、議会関係の発議、発議第1号、宇陀市議会委員会条例の一部改正については、本会議最終日に提案、討論後、採決を行います。
以上協議し、午前11時12分に閉会いたしました。
続きまして、平成26年2月21日の議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成26年第1回定例会の議会運営委員会は、正副議長並びに6名の委員の出席のもと、竹内市長、石増教育長、内田総務部長、栗野企画財政部長の出席を求め、平成26年2月21日午前10時から市議会第1委員会室で開催いたしました。
この委員会の報告につきましても、事前に報告書を配付させていただいておりますので、本定例会運営に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき報告させていただきます。
本定例会における市長提出予定議案につきましては、専決処分が2件、条例の一部改正等8件、補正予算5件、当初予算13件、その他の議案4件、人事案件6件、議会提出議案が議員発議1件、選挙5件などが提案される予定です。
議案の取り扱いにつきましては、専決処分の報告第1号及び報告第2号については本日提案し、2日目に報告を受け、質問を行います。
条例の一部改正案等議案第1号、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第8号の6件及びそのほかの議案、議案第27号、議案第28号、議案第29号の3件につきましては、総務文教常任委員会に付託いたします。
条例の一部改正案等議案第7号の1件は、福祉厚生常任委員会に付託いたします。
条例の一部改正案等議案第6号の1件及びそのほかの議案、議案第30号の1件につきましては、産業建設常任委員会に付託いたします。
次に、平成25年度補正予算5件及び平成26年当初予算13件につきましては、予算審査特別委員会に付託いたします。
これまでの案件の審議方法につきましては、本会議初日に提案します。委員会に付託する案件は、本会議2日目に質疑、委員会付託を行い、委員会での審議を経て本会議最終日に委員長報告、報告に対する質疑、討論の後、採決を行います。
次に、人事案件の同意及び質問6件については、本会議初日に提案、最終日に質疑の後、採決を行います。
次に、議会関係の発議1件、発議第1号、宇陀市議会委員会条例の一部改正につきましては、本会議最終日に提案、質疑、討論の後、採決を行います。
次に、選挙第1号、青葉山組合議会議員の選挙、選挙第2号、宇陀市選挙管理委員の選挙、選挙第3号、宇陀市選挙管理委員補充員の選挙の3件につきましては、議長提案とし、指名推選により本会議初日に提案、採決を行います。
次に、選挙第4号、東宇陀環境衛生組合議会議員の補欠選挙につきましては、議長提案とし、指名推選により本会議2日目に提案、採決を行います。
次に、選挙第5号、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙につきましては、本会議2日目に選挙を行います。
次に、閉会中の委員会報告3件は本会議初日に報告し、3月6日開催予定の行政改革特別委員会の報告は本会議3日目に行います。
また、諸報告の5件のうち宇陀衛生一部事務組合出席議員から1件、東宇陀環境衛生組合議会出席議員から1件、桜井宇陀広域連合議会出席議員から1件、宇陀広域消防組合議会出席議員から1件、県市議会議長会1件については、本会議初日に報告します。
次に、議会へ送付された意見書は配付資料のとおりですが、これらの採択の要望につきましては、趣旨に賛同し、提出者、賛成者となる方がございましたら発議として取り扱いさせていただきます。
次に、「奈良県にリニアを!」の会の提言に関する議会決議については、総務文教常任委員会で協議を行います。
次に、一般質問は、本会議3日目の17日、4日目の18日を予定しています。終了しない場合は5日目も行います。
発言通告書の受け付けは、本日午前8時30分から開始し、午後1時に締め切ります。通告書は通告者自身が御持参ください。公務等でやむを得ず代理人に託した場合は、議長、副議長が協議し、受理、不受理及び発言順などを決定いたします。
一般質問は1人3問以内、議員の発言時間は質問を含め30分以内とし、質問回数は30分以内であれば制限なしといたします。
なお、一問一答制度と一括質問制度の選択制を導入しております。発言通告書に選択欄がありますので、御記入ください。
発言の順番は受け付け順とし、同種の質問は正副議長が調整を行います。該当議員に連絡する場合がございますので、御留意願います。また、通告書はできるだけ具体的な内容を御記入ください。
議事進行上、理事者の答弁が重複する場合は、議長において答弁を割愛する場合がございますので、御了承願います。
一般質問に関して報道機関から要請があった場合、発言議員名と発言要旨の事前公表をいたしますので、御了解をお願いいたします。
一般質問は質問及び答弁ともわかりやすく簡潔に行うよう御留意願います。
そのほか全般につきましては、前期定例会どおり関係する議案はなるべく一括上程し、議案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案書は議長の指名により議会事務局長が朗読いたします。議案の内容によっては討論を省略し、採決を行います。
以上の内容をもちまして、会期は先ほど議決いただきましたとおり、本日から3月25日までの22日間とし、本会議は本日及び6日、17日、18日並びに24日、予備日として25日に開催します。
また、委員会の日程は、総務文教常任委員会3月11日、福祉厚生常任委員会7日、産業建設常任委員会12日、予算審査特別委員会13日、14日と開催いたします。
次に、平成26年第2回宇陀市議会定例会の日程につきましては、6月5日木曜日から6月24日火曜日の20日間とし、本会議は6月5日、9日、18日、20日、23日、予備日として24日に開催します。
以上協議し、午後0時55分に閉会いたしました。
今定例会には多くの重要案件が予定されております。審議が円滑に進みますよう皆様の御協力をお願いします。
議長(中山一夫君)
次に、総務文教常任委員会の報告を受けます。
総務文教常任委員会、上田徳委員長。
5番(上田徳君)
議員の皆さん、おはようございます。議席番号5番、総務文教常任委員会の委員長、上田徳でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。
去る2月26日午前9時30分から第1委員会室において、中山議長、堀田副委員長、井谷委員と私の4名全員の出席と、市長、教育長、総務部長、企画財政部長、教育委員会事務局長並びに関係職員の出席により、会議事件、小学校の統合について及び近鉄無人化に対する宇陀市の対応についてを事件案件として総務文教常任委員会を開催しました。
なお、2月5日に高見議員が辞職されたため、本委員会は1名減員となり、4名が定数となっております。
今回は、昨年12月の本会議や委員会で取り上げられていた室生地域の学校再編統合に対する教育委員会の取り組み状況及び室生口大野駅、三本松駅の無人化に対する市の対応の実施状況について、当委員会が所管事務担当として説明を受け、その事務について調査することになりました。
まず最初に、私の挨拶の後、市長の挨拶、教育委員会事務局長から小学校再編について概要説明を受け、担当課、教育総務課から資料に基づき説明を受けました。なお、資料につきましては、既に議員の皆さん方には配付済みと承っております。
室生西小学校と室生東小学校を統合するに当たり、地元説明会の状況やその説明会で出た教育のあり方、統合に係る教育委員会の方針、施設やスクールバス等の質問また今後の予定、耐震化事業の予定等の内容の説明を受けました。
その中で、委員会から挙がった質疑等、簡単に説明をいたします。
まず、統合したときの学級編制についてでありますが、40人に満たない場合に2クラスに分けることのメリット・デメリット、1クラスのメリット・デメリット等、保護者が納得のいくような取り組みをどのように考えておられるのか。
今回の統合で室生中学校が隣接することで、小中連携・小中一貫教育により、将来の社会性等を日常の生活の中で少しでも養えることは非常に大事であり、室生の統合が宇陀市の今後のモデルケースとなるが、そのあたりの考え方について。
スクールバスの現状と統合後の対応について。
体育館の規模及び管理道路の計画、工事用仮設道路についてなど、委員からの質問、意見がございました。
次に、近鉄無人化に対する宇陀市の対応についてでありますが、企画財政部長から概要説明を受けた後、担当課、企画課から資料に基づき、近鉄駅無人化の経緯からその結果、市の対応の内容説明を改めて受け、市の対応として設置された室生口大野駅前案内所の運用状況について、委託関係、介助や観光の案内実績数及び新年度、平成26年度の対応や懸案事項等の内容の説明を受けました。
その中で、委員会から挙がった質疑等、簡単に説明いたします。
無人化の近鉄の対応として、観光繁忙期には駅員を配置することになっておりますが、室生口大野駅だけなのか、三本松駅も含まれているのか。
介助が必要な場合は事前に榛原駅に連絡を入れることになっておりますが、社会的弱者に対する周知の方法はどのように考えておられるのか。
室生口大野駅の案内所の管理運営及び平成27年以降の案内所の継続についてどのように考えているのかなど、多くの質問、意見がございましたが、理事者の答弁、説明で委員各位はおおむね御理解を得て、最後に堀田副委員長の終了の挨拶の中で、特に学校再編成については子どもたちが元気に笑顔で通える学校を目指して取り組むようお互いに協力し合うことを提言され、午前11時15分に閉会をいたしました。
以上で、総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
次に、議会改革特別委員会の報告を受けます。
議会改革特別委員会、勝井太郎委員長。
1番(勝井太郎君)
おはようございます。議席番号1番、勝井太郎です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、議会改革特別委員会の報告をさせていただきます。
平成26年1月17日並びに平成26年2月17日の2日間にわたりまして議会改革特別委員会を招集をさせていただき、議論をさせていただきました。全議員が出席をしておりますが、2月に高見省次議員が議員辞職をされましたので、2月17日の会議は8名の委員が出席をしております。
この2回の会議は、今まで議会改革特別委員会が行ってまいりました議会改革の検討について、この4月末で議員の任期が切れますので、最終報告書として取りまとめをさせていただくための会議とさせていただきましたので、議員各位からの意見を踏まえて作成をさせていただきました最終報告書の素案について報告をさせていただきます。なお、今最終報告書については製本をしておりますので、この3月議会中に全議員に配付をさせていただく予定にしておりますので、御理解よろしくお願いいたします。
それでは、2回の会議に基づきまして作成をしました最終報告について説明をさせていただきます。
議会改革特別委員会最終報告書。
当委員会は、議員から提出をされた改革案及び議員4名で構成をされた議会改革推進グループの議会改革の検討課題の提案をもとに、市議会の議会改革の課題に基づきまして、市民の代表機関としての議会の役割を見直すこと、その責務を明確にしながら議会活動の活性化を図ること、議会改革について調査を行うこと、研究をするために、地方自治法第110条及び委員会条例第6条の規定に基づきまして、平成23年9月定例会5日目におきまして、議長提案において設置をされたものでございます。
今まで平成23年10月28日から平成26年2月17日までの合計で21回の委員会を開催をさせていただきました。この21回の委員会の議論の中で決まっていったこと並びにこの議論の過程について報告を申し上げます。
平成23年10月に第1回の委員会を開催をしております。その後21回の委員会と5回の協議会、合わせて26回の会議を行っております。議長より付議されました案件につきまして慎重審議を重ねてまいりました。委員会設立当初から市民に開かれた議会の実現について、議会機能の強化についての2点を大きな柱といたしまして、その目的が達成されるように改革を進めてまいりました。
平成24年8月に中間報告を行いまして、その後、一般質問、一問一答制及び一括質問方式の選択制の導入について、一般質問の質問通告についてはホームページで事前公開をすることについてを実現をしております。平成25年5月以降は、中山議長が掲げました議長マニフェストに基づきまして、議会だよりの発行について、また、議会報告会の実施、市民からの意見聴取について改革について議論を進めてまいりました。最後に、平成26年になってからは、当委員会の最終報告について取りまとめを行ってまいりました。
議長(中山一夫君)
ただいま勝井議員のほうから少し暫時休憩を申し入れございましたので、これを許可いたしております。このままでお待ち願いたいと思います。
午前10時35分休憩
午前10時36再開
議長(中山一夫君)
会議を再開いたします。
議会改革特別委員会、勝井太郎委員長。
1番(勝井太郎君)
引き続き報告をさせていただきます。
取りまとめをさせていただきました成果と課題について報告をさせていただきます。
まず、議会議員みずからがその改革を進めることについては、多数の課題や問題があるということを認識をしたこと。
市民に開かれた議会の実現というテーマから、一般質問の一問一答制の導入や、そのことに関する一般質問質問趣旨の事前公開については実現ができた一方、議会機能の強化である総合計画の議決事件の追加について、議会だよりの自主発行について、議会報告会の実施について、議員間の自由討議の実施についてといった重要項目については結論まで導くことができずに、来期以降に議論を持ち越すことになりました。
一番の反省点といたしましては、当委員会と委員外議員の意思疎通がうまく図れなかったこと、議会運営に係る項目については議会運営委員会との連携や調整がうまく図れなかったことについてが大きく挙げられます。
当委員会の結論といたしましては、議会議員の改選後の議会におきましても議会改革特別委員会を再度設置をし、積み残した課題の検討について、議会基本条例の制定に向けて再度審議を深めることが必要だと考えております。
今期中に実施をするように確認をいたしました項目と来期以降に検討を持ち越すこととした項目について、まとめて報告を申し上げます。
今期中に実施をした項目について申し上げます。
当委員会以外にも、議会運営委員会並びに議員定数検討特別委員会におきましても協議をしておりますので、その協議をした内容、決定した内容についてもあわせて報告をさせていただきます。
外部講師の招聘による研修を行うこと。
市民との合同の勉強会を実施をすること。
一般質問に一問一答制と一括制の選択制を導入すること。
一般質問質問通告の要旨をホームページにて事前公開をすること。
予算委員会、決算委員会のあり方を見直し、両委員会を連動させること。
議員定数を14名とする。これは議員定数検討特別委員会で決定をされたものでございます。
常任委員会を整理統合し、2委員会とする。これは議会運営委員会において決定をされたものでございます。
以降は、議会改革特別委員会の委員の総意に基づきまして、来期以降に検討を持ち越す課題でございます。
まず、市民に開かれた議会の実現についてでございます。
議会だよりの自主発行について。
意見交換会の実施について。
資料の電子化並びに議会のICT化の促進について。
政務活動費の使途の公開。
議長交際費の使途公開。
ホームページを通じた議会広報の充実について。
議会の会議のインターネット配信の導入について。
市政課題に関する陳情を請願と同等の扱いにすることについて。
議会機能の強化について申し上げます。
反問権の導入。
議員間の自由討議の導入。
通年会期の導入。
行政委員会や協議会への議員選出のあり方について見直すこと。
議会委員会の視察の方針や執行内容について見直すこと。
総合計画や中期計画、契約についての議決事件追加について検討を行うこと。
議会基本条例の制定を行うこと。
以上の項目でございます。
議会の強化についてや活性化については、行政運営についても活発さを生み出すものでございますし、今後の諸課題についても議論をこれからも来期以降もさらに進めていっていただきたい。特に積み残した重要案件については速やかに審議を再開をした上で決定をし、議会基本条例の制定を来期の任期中に行う必要があるというのが議会改革特別委員会としての結論でございますし、今取りまとめをさせていただきました最終報告でございます。
以上、議会改革特別委員会の委員長報告とさせていただきます。お時間いただきましてありがとうございました。
議長(中山一夫君)
各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
初めに、議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、総務文教常任委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、議会改革特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
以上で委員長報告を終結いたします。
ただいまから午前10時55分まで休憩いたします。
午前10時40分休憩
午前10時55分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(中山一夫君)
日程第4、諸報告を行います。
2月18日に宇陀衛生一部事務組合議会、2月19日に東宇陀環境衛生組合議会並びに桜井宇陀広域連合議会、2月26日に宇陀広域消防組合議会がそれぞれ開催されておりますので、各議会の出席議員の代表から報告をお受けいたします。
初めに、宇陀衛生一部事務組合議会の報告をお受けいたします。
8番、大澤正昭議員。
8番(大澤正昭君)
おはようございます。8番、大澤正昭でございます。宇陀衛生一部事務組合議会の報告について、ただいま議長の許可をいただきましたので、宇陀衛生一部事務組合議会の報告をさせていただきます。
去る2月18日火曜日午前10時より、平成26年第1回宇陀衛生一部事務組合議会定例会が宇陀市農村環境改善センター農林会館大集会室において開催をされました。
宇陀市からは、井戸本組合議長を初め、勝井議員、峠谷議員、多田議員、山本繁博議員、小林議員及び私、大澤の7名が出席いたしました。高橋議員につきましては、公務により欠席でございました。
議案審議に入る前に、前副管理者でありました岡田曽爾村長の死去に伴い、黙禱をささげました。後任といたしまして副管理者となりました芝田曽爾村長の挨拶があり、続いて管理者であります竹内市長より挨拶を受け、出席議員の報告及び会議録署名議員の指名及び会期の決定がなされました。
議案につきましては、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀衛生一部事務組合の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)は、国家公務員の給与の改定を踏まえ、平成26年1月1日より55歳以上の職員の昇給については、勤務成績が特に良好である場合に限り行い、標準の勤務成績では昇給停止とするためのものであります。全会一致で承認をされました。
承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(奈良県市町村総合事務組合の組織市町村等の変更)は、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散されることに伴うものであり、全会一致で承認をされました。
承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(奈良県市町村総合事務組合の規約変更)は、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散し、新たに奈良県広域消防組合設立に伴うものであります。全会一致で承認をされました。
議案第1号、宇陀衛生センター設置条例の一部改正する条例については、平成26年4月より消費税が8%となるため、し尿及び汚泥の投入手数料の変更に伴うものであり、改正を行うものであります。全会一致で可決をされました。
議案第2号、平成25年度宇陀衛生一部事務組合一般会計歳入歳出補正予算(第2号)については、歳入歳出それぞれ180万4000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4915万9000円とするものであり、補正内容につきましては繰越金に伴うもので事務局から説明を受け、審議に移り、原案どおり全会一致で可決をされました。
議案第3号、平成26年度宇陀衛生一部事務組合一般会計歳入歳出予算については、歳入歳出それぞれ1億4757万円とするもので、歳入として分担金及び負担金1億4093万4000円、使用料及び手数料617万円、財産収入1000円、繰越金1000円、雑収入46万4000円となっています。歳出としましては、議会費6万3000円、総務管理費1987万6000円、し尿処理費1億2508万5000円、公債費154万6000円、予備費100万円が計上されており、歳入歳出それぞれ1億4757万円となっています。適宜事務局より説明を受け、審議の結果、原案どおり全会一致により可決・承認をされました。
以上、議事日程が全て終了し、午前10時40分に閉会をされました。
これをもって、宇陀衛生一部事務組合議会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
次に、東宇陀環境衛生組合議会の報告をお受けいたします。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
1番、勝井太郎でございます。ただいま議長より許可をいただきましたので、2月19日、宇陀クリーンセンターで行われました平成26年第1回東宇陀環境衛生組合議会定例会について報告をさせていただきます。
本組合議会には、宇陀市から組合議長として上田徳議員、組合議員として山本新悟議員、私、勝井太郎の3名が出席をしております。管理者側といたしましては、竹内市長が副管理者として出席をしております。
曽爾村、御杖村の議員を合わせ9名の組合議員の出席で議会は成立し、日程に基づき審議を行いました。審議の過程について報告を申し上げます。
本議会に付託されました議案は、承認案件5件、平成25年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算案、平成26年度東宇陀環境衛生組合一般会計予算案の合計7議案でございます。
承認第1号としては、ごみ収集時に起こったパッカー車との接触事故について賠償額を定めるものでございます。
承認第2号としましては、平成25年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算(第2号)であり、先ほどの承認第1号に関連をするものでございます。さらに、承認第3号と承認第4号につきましては、奈良県広域消防組合が設立されることに関する奈良県市町村総合組合を組織をするものについての対応によるものでございます。
承認第5号といたしましては、東宇陀環境衛生組合の職員の給与に関する条例の一部改正であり、55歳以上の職員の給与の昇給を抑制をする人事院勧告に基づくものでございまして、宇陀市と同様に本組合もこれに準じて改正を行うものでございます。
承認第1号から第5号につきましては、事務局の説明でおおむね理解を得、全て全員の賛成をもって承認をいたしました。
また、議決第1号につきましては、平成25年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算(第3号)でございます。前年度の繰越金の確定によるものと、55歳以上の職員の給与の昇給抑制によるものの人件費の補正でございます。歳入歳出それぞれ681万4000円を増額をするものでございます。提案理由の説明の後、全員の賛成をもって議決第1号は可決をいたしました。
また、議決第2号につきましては、平成26年度東宇陀環境衛生組合一般会計予算でございまして、予算総額、歳入歳出それぞれ1億7925万5000円でございます。前年度と比べますと、710万3000円の減額予算になっております。
主な歳入といたしましては、3市村の負担金1億5593万円でございます。これは前年度と比べますと669万円の減額となっております。
主な歳出といたしましては、総務費が2654万2000円、衛生費が1億5166万3000円となっております。
提案理由説明の後、職員の給与、備品の購入の内容について質疑がございました。質疑の内容について事務局からの説明がございまして、おおむね理解を得まして、採決の結果、全員賛成をもって平成26年度の予算案は可決をいたしました。
以上のことを審議をし、閉会をいたしました。
以上、平成26年第1回東宇陀環境衛生組合議会定例会の報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
次に、桜井宇陀広域連合議会の報告をお受けいたします。
12番、山本繁博議員。
12番(山本繁博君)
おはようございます。12番、山本繁博でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、平成26年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会の報告をさせていただきます。
去る平成26年2月19日水曜日午前10時36分から曽爾村振興センターにおいて、平成26年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会が開会されました。
宇陀市議会からは、井谷議員、多田議員、山本良治議員、山本新悟議員、私の5名が出席をいたしました。
東山議長の開会宣言、竹内広域連合長から招集挨拶の後、1月27日付で芝田副議長から議員辞職願が出されたことの報告を受けました。
次に、曽爾村議会から新たに選出されました木冶正人議員の議席指定を行いました。
次に、会議録署名議員の指名、会期の決定を行い、副議長の選挙を行い、御杖村の中谷誠議員が副議長に当選されました。
続いて、提出案件議題に入り、副広域連合長の選任同意及び平成26年度桜井宇陀広域連合各会計予算について3件、並びに条例の一部改正の合計5件で連合長より提出議案の説明を受け、今定例会の案件につきましては、慎重に審議した結果、各議案とも原案どおりこれを可決・同意をいたしました。
それでは、今期定例会に提出された各議案の概要について簡略に御報告いたします。
初めに、同意第1号、副広域連合長の選任同意についてでございますが、昨年12月14日に、副広域連合長として御尽力をいただいておりました岡田泰昌曽爾村長が御逝去されましたことにより、空席となりました副広域連合長の選任の同意案件で、その後任として、御杖村長の鈴木仁彦氏を選任することに同意いたしました。
次に、議案第1号、平成26年度一般会計予算についてでございますが、歳入歳出予算総額1315万7000円で、前年度と比較して13万5000円の増額となっております。
一般会計では、広域連合の基本的な運営に必要な経費を計上されていますが、歳出の主なものは、議会費では議員報酬などを計上し、さらに、前年度にありました2年に一度の議員県外行政視察費用は減額になりますが、平成26年度では、議員研修の講師謝金が計上されました。
総務費では、1092万8000円となり、所掌事務を処理するための人件費並びに事務所の管理費等の経常的な経費が計上されております。
民生費では、155万3000円で、議案第4号の条例の一部改正に関連しますが、障害支援区分認定審査会において、その審査件数に対応するための予算などが計上されました。
次に、議案第2号、平成26年度ふるさと市町村圏基金特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額1220万円で、前年度と比較して180万円の減となっております。
これは、基金の貸し付け・運用先でありました桜井市土地開発公社の解散により全額返済されましたことから、今後新たな運用先として国債、地方債による運用を予定されていますが、近年の債券相場の低迷により、財産収入である基金運用利益が大幅に減少することから、事業費全体の減少となりました。
歳出の主なものは、広域観光の施策として、広域観光アプリ「桜井・宇陀ぶらり」を活用して、圏域内を周遊散策していただくための観光探訪を実施し、桜井・宇陀の魅力を伝えていくことにあわせ、広域観光に訪れていただく皆さんにさらに満足いただけるよう工夫を積み重ね、次につなげていくとのことでございます。
次に、議案第3号、平成26年度介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算総額として5889万3000円で、前年度と比較して543万2000円の増額となっております。
その歳出の主なものは、介護認定審査会委員報酬として1117万2000円、介護認定事務を処理するために必要な人件費として959万3000円、市村からの派遣職員3名分の負担金として2500万円、介護認定審査会支援システム機器等借上料及びその保守として372万6000円、その他介護認定に伴う事務費などが計上されました。
なお、今回は新たに予防給付の見直しや地域支援への移行などの法改正に伴うシステム改修委託料として439万2000円が計上されたほか、平成11年に登録し、約15年が経過する公用車の借り上げ料として、債務負担行為の設定が計上されています。
これに見合う財源としては、構成市村の負担金4900万円、これは昨年同様、負担金は据え置かれています。繰越金984万3000円、諸収入5万円を計上し、歳入歳出の均衡が図られております。
次に、議案第4号、桜井宇陀広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部改正につきましては、平成25年4月1日に障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律が改正、施行されておりますが、厚生労働省令で定める区分として、障害程度区分を障害支援区分に改め、これまでの障害の程度、重さで区分するのでなく、障害の多様な特性、その他心身の状態に応じて必要とされる支援の度合いを総合的に示すもので、平成26年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正が行われるものであります。
以上、当日提出されました全ての議案の審議を終え、午前11時12分に閉会いたしました。
今回の定例会に先立ち、午前9時30分から全体協議会が開催され、副議長辞職に伴う議員の就任及び副議長の選挙について、また、12月に御逝去された岡田元副広域連合長のこれまでの御尽力に感謝するとともに、御冥福をお祈りし、黙禱をささげました。
その後、提出予定議案である副広域連合長選任同意、平成26年度の各当初予算の概要、条例の一部改正について説明があり、一部の事項について質問がありましたが、事務局からの答弁で了解いただきました。
以上、平成26年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会などの報告とさせていただきます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
次に、宇陀広域消防組合議会の報告をお受けいたします。
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
おはようございます。6番、山本良治でございます。議長の許可をいただきましたので、宇陀広域消防組合議会の報告をさせていただきます。
去る平成26年2月26日午後4時より、宇陀広域消防組合消防本部において平成26年第1回議会定例会が開催をされました。
議会定数のうち1名が欠席いたしまして11名の出席となり、定足数に達していることから、議会は成立をいたしました。なお、宇陀市より8名の議員、中山議長を初め勝井議員、堀田議員、上田議員、峠谷議員、大澤議員、多田議員、そして私、山本が出席をいたしました。
議長より議席の指定を受け、引き続き会議録署名議員の指名が行われ、4番、曽爾村、木治議員、6番、宇陀市、上田議員が選出をされました。
その後、会期を当日議事終了までと決定し、議案審議に移りました。
それでは、各議案審議の内容について説明をいたします。
まず、同意第1号、副管理者の選定につき同意を求めることについてでありますが、これにつきましては、消防組合の規約で定められております管理者及び副管理者を置くこととなっていることについて、平成25年12月14日に曽爾村長、岡田泰昌氏が御逝去されましたことに伴い、現在副管理者に1名の減員を生じたこととなっていることから、曽爾村長に就任された芝田村長に副管理者となっていただくこととして議会に提案されたものであります。この議案については、事務局の説明後、採決が行われ、全員起立により同意をいたしたところであります。
続きまして、承認第1号、専決処分(奈良県市町村総合事務組合の組織市町村の変更について)の承認を求めることについてであります。平成26年4月1日に奈良県広域消防組合が設立するに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村及び組合のうち、消防組合が解散し、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなることについての承認を求められたものです。この承認案件についても、事務局説明後、採決が行われ、全員起立により承認をしております。
最後に、議第1号、奈良県公平委員会の事務の委託を廃止することについてでありますが、平成26年4月1日に奈良県広域消防組合が設立することに伴い、消防組合が平成26年3月31日をもって解散となるため、同日をもって消防組合が奈良県に委託している公平委員会の事務に関する委託を廃止することについて、議会の議決を求められたものであります。この議案についても、事務局説明後、質疑が行われ、議員より、公平委員会も含め、平成26年4月1日から発足する奈良県広域消防組合での運営方法等についての質問があり、その質問に対する事務局からの答弁の後、採決が行われ、全員起立により原案のとおり可決をいたしたところであります。
議会の終わりに、管理者、竹内宇陀市長から消防組合の消防議会の最後に伴う挨拶が行われ、本日付議された3議案の審議が終了したので、議会は午後4時49分に閉会しました。
まことに簡単ではございますが、宇陀広域消防組合議会の報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
次に、2月20日に開催されました奈良県市議会議長会の報告を議会事務局長にさせます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。議会事務局の増田でございます。私のほうから平成25年度第4回奈良県市議会議長会の報告をさせていただきたいと思います。
去る2月20日木曜日午前11時から奈良市の奈良ロイヤルホテルで第4回奈良県市議会議長会が開催され、中山議長、井戸本副議長と私、増田の3名が出席をさせていただきました。
まず、土田会長の招集の挨拶により開会され、引き続き新正副議長の紹介につきましては、第3回議長会以降新たに就任されました五條市議会、益田議長、岩本副議長の紹介がありました。
次に、諸報告につきましては、11月22日から2月19日までの県市議会議長会事務報告があり、続いて会議出席報告として、大和郡山市議会議長から近畿市議会議長会第3回理事会、生駒市議会議長から第107回市議会議員共済会代議員会、奈良市議会議長からは全国市議会議長会第194回理事会の出席報告がそれぞれなされ、了承がされました。
次に、協議事項といたしまして、平成26年度奈良県市議会議長会事業計画案について提案があり、審議の結果、原案のとおり決定がされました。
次に、平成26年度奈良県市議会議長会会計予算案につきましては、歳入歳出予算の総額は978万円の対前年度比14.1%増の提案があり、審議の結果、原案どおり決定されました。
次に、平成26年度役員割り当て案につきまして、大和高田市議会議長が奈良県市議会議長会会長及び近畿市議会議長会支部長、全国市議会議長会理事に、そして大和郡山市議会議長が奈良県市議会議長会副会長に、天理市議会議長及び五條市議会議長並びに宇陀市議会議長が近畿市議会議長会理事、全国議長会評議員に、橿原市議会議長が全国市議会議長会建設運輸委員に、五條市議会議長及び生駒市議会議長が市議会議員共済会代議員にそれぞれ選任がされました。
次に、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙につきまして、市議会議員の区分が1名欠員となったため、奈良県市議会議長会から天理市議会を推薦したい旨の提案があり、審議の結果、原案のとおり決定されました。
以上で会議日程は全て終了し、土田会長の閉会の挨拶により会議を終了いたしました。
以上、簡単ではございますが、第4回奈良県市議会議長会の報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
以上で諸報告を終わります。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従いまして、日程第5、報告第1号、専決処分の報告について(平成25年11月8日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:建設課関係)並びに日程第6、報告第2号、専決処分の報告について(平成25年12月26日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:健康増進課関係)の2件を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
今期定例会の議案書1ページをごらんいただきたいと思います。
報告第1号、専決処分の報告について。
損害賠償の額を定め和解することについて、議会の委任による市長の専決処分について(平成22年6月25日宇陀市議会議決)第4項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定により報告する。
平成26年3月4日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて2ページでございます。
専決処分書。
損害賠償の額を定め和解することについて、議会の委任による市長の専決処分について(平成22年6月25日宇陀市議会議決)第4項の規定により、専決処分する。
平成25年12月3日。宇陀市長、竹内幹郎。
1、損害賠償の額、39万9000円。2、損害賠償の相手方、京都府相楽郡南山城村、個人。3、事故の概要、1、発生日時、平成25年11月8日午後6時ごろ。2、発生場所、宇陀市室生多田659番地付近、市道奥山鳴谷線上。3、発生状況、上記において、相手方自動車が走行中、道路面の穴でタイヤ及びホイールを破損したものである。4、和解の概要、1、本件和解金として、39万9000円を相手方に支払う。2、当事者は本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
続きまして、3ページでございます。
報告第2号、専決処分の報告について。
損害賠償の額を定め和解することについて、議会の委任による市長の専決処分について(平成22年6月25日宇陀市議会議決)第4項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定により報告する。
平成26年3月4日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて4ページでございます。
専決処分書。
損害賠償の額を定め和解することについて、議会の委任による市長の専決処分について(平成22年6月25日宇陀市議会議決)第4項の規定により、専決処分する。
平成26年2月21日。宇陀市長、竹内幹郎。
1、損害賠償の額、1万500円。2、損害賠償の相手方、宇陀市、個人。3、事故の概要、1、発生日時、平成25年12月26日午後2時30分ごろ。2、発生場所、宇陀市室生上笠間1680番地付近、市道小倉室生線上。3、発生状況、上記において、公用自動車を走行中、側道から相手方自動車が交差点に進入してきたため、停止操作を行ったが停止できず衝突したものである。4、和解の概要、1、本件和解金として、1万500円を相手方に支払う。2、当事者は本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
報告第1号、報告第2号につきましては、本日は上程のみといたしますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、報告第1号並びに報告第2号の報告は次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第7、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
議案書の5ページをごらんいただきたいと思います。
議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定について。
宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、6ページでございます。
宇陀市のまちづくりの基本理念条例。
目的。
第1条、この条例は、より良い地域社会の実現を目指し、まちづくりの基本理念を明らかにするとともに、だれもが住みたい、住み続けたいと心から思える、健康で安心して生活できる、住民が主役のまちづくりを推進することを目的とします。
定義。
第2条、この条例では、次の各号に掲げる用語の意味は、当該各号のとおりとします。
1号、住民、市内に在住、在勤又は在学する個人及び市内で活動する法人その他の団体をいいます。
第2号、まちづくり協議会、この条例による基本理念に沿ってまちづくりの活動を行うため、住民を構成員とし、一定のまとまりのある地域を基本とした規模で設立し、市が認定した団体をいいます。
まちづくりの主体。
第3条、住民は、まちづくりの主体であって、相互に協力しながら、個性豊かで活力に満ちた地域社会を形成するため、市と協働してまちづくりの推進に努めるものとします。
基本理念。
第4条、宇陀市のまちづくりの基本理念は、次のとおりとします。
第1号、住民自らが主体となってまちづくりに参加し、市及び住民が相互の責任と信頼の下に、協働して行う。
第2号、住民の発意により、地域で話し合いの場を設け、主体的かつ継続して課題解決に取り組む。
第3号、住民全体の幸福が実現され、次世代へと継承していくため、総合的かつ計画的に行う。
市の役割。
第5条、市は、前条に定める基本理念にしたがって、まちづくりについて総合的な施策を行います。
第2項、市は、住民が主役のまちづくりについて意識の高揚を図るとともに、住民が行うまちづくりのための事業や活動に協力し、様々な分野で住民参加型のまちづくりを推進します。
住民の役割。
第6条、住民は、まちづくりのために市が行う総合的な施策に対して、積極的な提案や活動を行うよう努めます。
まちづくり協議会。
第7条、住民は、まちづくりの活動を推進するため、まちづくり協議会(以下「協議会」といいます。)を設置することができます。
第2項、協議会はその認定を受けるには、規則で定めるところにより、申請を必要とします。
続いて、7ページでございます。
第3項、協議会は、基本理念にしたがって、地域のまちづくりの事業計画を立案し、その実践に取り組むほか、市全体のまちづくりについて、市に対して提案することができます。
第4項、協議会は、自らの責任において自主的に活動するものとします。
附則。
この条例は、公布の日から施行します。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定について提案理由の説明を申し上げます。
まず、平成25年度が宇陀市総合計画後期基本計画の初年度であることを踏まえ、夢ある明日へ羽ばたくまちづくり予算という基本方針を立て、限られた財源の中から、重点的なプロジェクトとして、地域経済の活性化策の継続と6次産業の推進など産業振興、元気なまちづくりの創造に重点を置いた施策を推進してまいりました。
今年は宇陀市が合併して9年目となります。合併の経過措置の中、新たな行政体制をつくるため問題点を一つ一つ解決し、その成果も少しずつ出てきていると感じております。
しかし、反面、年々高くなる高齢化率、少子化、過疎化や地域経済の厳しい現状がございます。このため、医療、福祉、子育て等の生活支援のサービスの増加は避けることができません。さらに、地域の経済、雇用の厳しさが増し、市民税が減少の傾向にあります。企業の業績が本格的な回復とまでは言えず、景気上昇には、もう少し時間が必要であると考えられます。
この厳しい財政状況を踏まえるとともに、市民の負担も抑制すべく、多くの市民が健康で生きがいを持っていただくことを目標に、ウエルネスシティの実現のため、行動プランを進めているところであります。ウエルネスシティでは、市民には、みずからが健康に関心を持ち、生きがいを大切にしながら、地域には、居場所づくりなど御近所のきずなを深める仕組みや環境の整備、地域の活性化をお願いし、行政は、医療、介護など在宅支援をしっかり支えていくこととしております。
今後はそれぞれの地域や立場で、自分たちの地域は自分たちでつくる、そのための具体的な取り組みが展開されることが大事であると考えております。これはそれぞれのまちにとって大きな課題ですが、市民の知恵と協力により実現の運びとなることを期待するものでございます。
平成22年9月、私は合併時に設置した地域自治区の設置を存続しないという選択をいたしました。そして、その後の宇陀市における地域づくりを考えたとき、その視点を市民が主役のまちづくりを基本理念として、次のことを念頭に置いた市政を運営してまいりました。
施設や各種団体の統廃合も含め、各地域のバランスのよいまちづくりはどうすればいいのか。地域の当事者意識を持ってまちづくりをしていくには、どうするのか。インセンティブとなるような人的なことも含めた支援措置の創設も必要ではないのか。
今、宇陀市は、地域の皆様の御尽力により、住民自治意識が徐々に芽生え始めたと感じております。自治活動、まちづくり協議会の設立あるいは御近所づくりなどにより、お互いが助け合うことで、誰もが住みたい、住み続けたいまちづくり、さらに今後のウエルネスシティの実現により、健康で安心して生活できる市民が主役のまちづくりが今日のさまざまな課題の解決につながるものと信じております。
なお、まちづくり協議会につきましては、市民との協働による新たなまちづくりへの参加の機会や役割を担うため、市民主体のまちづくり組織として、その設立と活動支援に取り組むこととし、市の施策として計画から実施、点検に至るまちづくりのプロセスに多様な市民参加の場の確保に努めてきたところでございます。そうしましたところ、自治会長を中心とした方々の御尽力により、現在12団体の設立が実現しました。今後も設立と活動支援に向けて取り組むこととしております。
また、市域を見ますと、行政だけでなく市民の協力を得なければ前に進まない課題が多くなっております。市民が主役のまちづくりの具現化に際しましては、ボランティア、地域、各種団体、NPO、企業など市民の皆様の主体的なまちづくりへの参加と連携による協働のまちづくりが不可欠でございます。そして、市役所は、こうした市民活動をしっかりと支え、市民に頼りにされる市役所であることを切に望むものでございます。
本件は、今申し上げました市民が主役のまちづくりを推進するため、市民、まちづくり協議会及び市のそれぞれの基本的関係を明らかにするとともに、役割分担に基づいた協働と参画によるまちづくりを実践するための基本理念を定めるものでございます。
近年、市民や団体のまちづくりの活動が活発になるとともに、まちづくり協議会の設立が進み、市民が積極的にまちづくりに取り組む土壌ができてきました。市民の方々のまちづくりへの機運が高まっている今、芽生え始めた住民自治意識を一過性のものに終わらせることなく、次世代へと継承する宇陀市に育てるものでございます。
市といたしましては、この条例において基本理念を示すとともに、市民、まちづくり協議会、市がともに考え行動しながらまちづくりを担っていく協働のまちづくりのための環境づくりを行うものでございます。
現在、社会経済情勢はさらにグローバル化しようとしています。より早く、より快適に、より楽しくという傾向がさらに強まる一方で、心の充実・満足、安全・安心等がより一層求められる社会となってまいります。そのような社会環境の中、宇陀市には、先ほど申し上げました諸々の社会状況により、さまざまな課題が生じてまいると思いますが、これからの市政運営は、市民の声をしっかりと聞き、市民とともにまちづくりを進める宇陀市モデルを構築し、ますます住みよい、誇り高い活力あるまちづくりに発展していくことと確信いたすところでございます。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第7、議案第1号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第1号、宇陀市のまちづくりの基本理念条例の制定についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第8、議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について並びに日程第9、議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正についてまでの2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書8ページをごらんいただきたいと思います。
議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について。
宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例(平成18年宇陀市条例第46号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、9ページでございます。
宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例(平成18年宇陀市条例第46号)の一部を次のように改正する。
附則第2項中「100分の30」を「100分の15」に、「100分の20」を「100分の10」に改める。
附則。
この条例は、平成26年4月1日から施行する。
続きまして、10ページでございます。
議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正について。
宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例(平成18年宇陀市条例第48号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、11ページでございます。
宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例(平成18年宇陀市条例第48号)の一部を次のように改正する。
附則第2項中「100分の20」を「100分の10」に改める。
附則。
この条例は、平成26年4月1日から施行する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま一括上程いただきました議案第2号及び議案第3号の2件について提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第2号、宇陀市の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてでございます。
本件は、現在市長及び副市長の給与の特例措置として講じている減額措置について、所要の改正を行うものでございます。
平成22年3月、市の財政状況は依然予断を許さない状況であることなどから、市長の公約と、同年5月、宇陀市特別職報酬等審議会からいただいた答申の内容を踏まえ、同年7月から市長及び副市長の給与月額の特例措置として、それぞれ30%及び20%の減額措置を講じてまいりました。
このたび市長の任期が満了するに当たり、今年2月、宇陀市特別職報酬等審議会に諮問いたしましたところ、行財政改革の進捗状況により柔軟に再検討すること、東日本大震災に対処する必要性に鑑み実施されている国家公務員給与に準じた一般職の職員の給与減額措置が終了すること、市民の理解を得ることができる給料月額とすることなどから、現行の減額措置前の減額措置とすることが妥当であるとの答申をいただきました。
よって、平成26年4月1日から、市長及び副市長の給与月額の特例措置として、それぞれ15%及び10%の減額措置を講ずることとするものでございます。
次に、議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正についてでございます。
本件は、現在教育長の給与の特例措置として講じている減額措置について所要の改正を行うものでございます。
平成20年7月から、市長及び副市長の給与月額の特例措置として減額措置を講じたことに合わせて、教育長の給与月額についても特例措置として20%の減額措置を講じてまいりました。
議案第2号において説明したとおり、平成26年4月1日から、市長及び副市長の給与月額の特例措置として減額措置を講ずることに合わせて、教育長の給与月額についても、特例措置として10%の減額措置を講ずることとするものでございます。
以上2件について、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第8、議案第2号並びに日程第9、議案第3号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第2号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について並びに議案第3号、宇陀市教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正についての2議案の質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第10、議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書12ページをごらんいただきたいと思います。
議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、13ページでございます。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正。
第1条、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例(平成18年宇陀市条例第49号)の一部を次のように改正する。
別表第2医療職給料表(一)備考中「及び保健センター」を「、宇陀市保健センター及び宇陀市国民健康保険直営診療所」に改め、同表医療職給料表(三)備考中「保健センター」を「宇陀市保健センター」に改める。
宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正。
第2条、宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例(平成18年宇陀市条例第51号)の一部を次のように改正する。
別表10の項中「及び保健センター」を「、保健センター及び診療所」に、「病院で」を「病院及び診療所で」に改め、同表11の項中「病院の診療時間外において外来患者1人に対して診察及び処置に従事した医師」を「病院及び診療所の診察時間外において外来患者1人に対して診察及び処置に従事した医師」に、「病院の診察時間外において緊急呼出し又は勤務後院内待機の指示を受け、診察、手術、容態観察等に従事した医師」を「病院及び診療所の診察時間外において緊急呼出し又は勤務後院内待機の指示を受け、診察、手術、容態観察等に従事した医師」に改める。
附則。
この条例は、平成26年4月1日から施行する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、宇陀市国民健康保険直営診療所に勤務する医師に支給する給料について規定の整備を行うほか、特殊勤務手当として支給する手当について所要の改正を行うものでございます。
まず、第1条、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございます。
宇陀市国民健康保険直営診療所は、合併前の室生村において、田口診療所及び東里診療所の二つの診療を設置しており、その医師は奈良県から派遣を受けておりましたが、今年度は、その派遣を受けられず、宇陀市立病院の医師として採用した医師を派遣し診察を行っています。
今後診療所において、外来診療や往診、在宅医療など地域に密着した医療を提供するほか、健康の維持や疾患の予防、早期発見を目的とした健康診断など実施すること、診療所が提供するこうした医療の内容が宇陀市立病院とは異なることから、診療所専属の医師の配置が望ましいこと、引き続き医師の確保が困難である社会状況が見込まれることなどを総合的に判断し、診療所に医療職給料表を適用する職員として常駐の医師を配置するため、所要の改正を行うものでございます。
次に、第2条、宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでございます。
診療所の医師に、宇陀市立病院の医師と同様、特殊勤務手当として病院等医師手当及び時間外診療手当を支給するため、所要の改正をするものでございます。
いずれの条例につきましても、平成26年4月1日から施行するものでございます。
以上、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第10、議案第4号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第4号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例及び宇陀市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。
午後1時30分まで休憩いたします。
午後0時03分休憩
午後1時30分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(中山一夫君)
次に、日程第11、議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書14ページをごらんいただきたいと思います。
議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正について。
宇陀市社会教育委員に関する条例(平成18年宇陀市条例第80号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、15ページでございます。
宇陀市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市社会教育委員に関する条例(平成18年宇陀市条例第80号)の一部を次のように改正する。
第2条の見出しを「(委員)」に改め、同条を同条第2項とし、同条に第1項として次の1項を加える。
委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者のうちから宇陀市教育委員会が委嘱する。
附則。
この条例は、平成26年4月1日から施行する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正について提案理由の御説明を申し上げます。
本件は、平成25年6月に公布された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第3次一括法における社会教育法の一部改正に伴うものでございます。
社会教育法の一部改正は、地域の実情に応じて一層幅広い分野の者が社会教育委員となることが促進されるように、法に規定する委員の委嘱に当たっての基準について、義務づけ、枠づけが廃止され、委嘱の基準を条例において定めることとし、その基準については文部科学省令を参酌するものとされました。
社会教育委員は、学校教育以外で主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動に関し、教育委員会へ助言することを目的に設置され、専門的な視点から、社会教育に関する諸計画の立案や研究調査を行っていただいております。
今回の改正は、文部科学省令の基準を参酌して、今後の社会教育委員には、家庭の教育力の充実の必要性と重要性を認識し、家庭教育とともに連携する必要があることを踏まえ、現行の委員の委嘱基準に家庭教育の向上に資する活動を行う者を加えるものでございます。
このことにより、これまでの委員の専門性を確保しつつ、より幅広い意見を反映して、地域社会の活性化と地域力の向上を目指し、社会教育の充実と推進を図るものでございます。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第11、議案第5号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第5号、宇陀市社会教育委員に関する条例の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第12、議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書16ページでございます。
議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正について。
宇陀市道路占用料に関する条例(平成18年宇陀市条例第179号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、17ページから25ページにわたりまして、条例改正内容につきまして記載のほうしておりますけれども、条項が大変多い関係から、概要をもって朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承を賜りたいと思います。
まず、17ページでございますが、宇陀市道路占用料に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市道路占用料に関する条例(平成18年宇陀市条例第179号)の一部を次のように改正する。
別表中備考以外の部分を次のように改める。
そして、別表の第2条関係でございますが、まず、法第32条第1項第1号に掲げる工作物といたしまして、第1種電柱ほか14件について改正内容の規定のほうをされております。
次に、18ページでございます。
2行目からでございますけれども、法第32条第1項第2号に掲げる物件としまして、外径が0.07メートル未満のもの、ほか8件についての規定となっております。
次に、中ほどでございますが、同じく法第32条第1項第3号及び第4号に掲げる施設の規定でございます。
続きまして、次の行でございますが、同じく法第32条第1項第5号に掲げる施設といたしまして、地下街及び地下室のうち、階数が1のものほか5件についての規定となってございます。
次に、19ページでございます。
同じく法第32条第1項第6号に掲げる施設といたしまして、祭礼、縁日その他の催しに際し、一時的に設けるものほか1件についての規定となっております。
次に、道路法施行令第7条第1号に掲げる物件としまして、看板であって、一時的に設けるものほか8件についての規定となっております。
次に、20ページでございます。
中段あたりでございますが、令第7条第2号に掲げる工作物についての規定となっており、次の行でございますが、同じく令第7条第4号に掲げる工事用施設及び同条第5号に掲げる工事用材料の規定ということでございます。
次に、最後の行でございますが、その他前条項によりがたい占用ということの規定について、改正後の占用料の規定のほうが記載のほうされておるところでございます。
そして、最後の欄外でございますが、附則。
施行期日。
第1項、この条例は、平成26年4月1日から施行する。
次に、宇陀市公園条例の一部改正としまして、第2項でございます。
宇陀市公園条例(平成18年宇陀市条例第176号)の一部を次のように改正する。
改正内容につきましては、20ページから23ページのとおりでございますが、先ほどの道路占用料に関する条例に準じ、占用料の額を定めている別表の改正案を規定のほうがされておるところでございます。
次に、23ページでございます。
宇陀市準用河川管理条例の一部改正についてでございます。
第3項、宇陀市準用河川管理条例(平成24年宇陀市条例第29号)の一部を次のように改正する。
この改正内容につきましても、23ページから25ページのとおり、先ほどの道路占用料に関する条例に準じ、占用料の額を定めている別表の改正案を規定のほうがされておるところでございます。
最後に、25ページでございます。
経過措置。
第4項、この条例による改正後の宇陀市道路占用料に関する条例、宇陀市公園条例及び宇陀市準用河川管理条例の規定は、この条例の施行の日以後の占用に係る占用料について適用し、同日前の占用に係る占用料については、なお従前の例による。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、道路法施行令が一部改正され、平成26年4月1日から施行されることに伴い、宇陀市道路占用料の額など所要の改正を行うほか、宇陀市道路占用料に関する条例に準じて占用料等を規定している宇陀市公園条例及び宇陀市準用河川管理条例について所要の改正を行うものでございます。
道路法の規定において、道路管理者は、道路の占用につき占用料を徴収することができるとされており、道路占用料の額は、民間における地価水準を勘案して算定されています。
道路法施行令においては、道路占用料の額を定める所在地区分について、現行の人口50万人以上の市などの甲地、甲地以外の市である乙地及び町村の丙地の3区分とされ、宇陀市は乙地の区分となっています。
しかし、地価の高い都市がある一方で、周辺自治体との合併によって人口が多いながらも地価の低い都市も存在しており、現行の制度では格差や逆転現象が生じているため、その適正化を図るため、所在地区分の見直しを行い、当該区分を、地価の平均が人口50万人以上の市の地価の平均以上の市町村などの第1級地、地価の平均が人口20万人以上50万人未満の市の地価の平均以上の市町村で第1級地以外のものである第2級地、地価の平均が人口20万人未満の市の地価の平均以上の市町村で第1級地及び第2級地以外のものである第3級地、地価の平均が町村の地価の平均以上の市町村で第1級地、第2級地及び第3級地以外のものである第4級地、その他の市町村の第5級地の5区分に変更するなど、政令が一部改正され、宇陀市は第5級地の区分となります。
また、道路占用料の額については、平成24年度に行われた固定資産税評価額の評価がえ、地価に対する賃料の水準の変動等を反映した額に改正されました。これにより、宇陀市の道路占用における占用物件及び占用料について所要の改正を行うものでございます。
本件条例の附則において、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正に伴い、改正の内容に準じて宇陀市公園条例及び宇陀市準用河川管理条例の占用料等についても所要の改正を行うものでございます。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
以上、御審議よろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第12、議案第6号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第6号、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第13、議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書26ページをごらんいただきたいと思います。
議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について。
宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、27ページでございます。
宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例。
宇陀市水道事業の設置等に関する条例の一部改正。
第1条、宇陀市水道事業の設置等に関する条例(平成18年宇陀市条例第184号)の一部を次のように改正する。
第4条を削り、第5条を第4条とし、第6条から第8条までを1条ずつ繰り上げる。
宇陀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正。
第2条、宇陀市病院事業の設置等に関する条例(平成18年宇陀市条例第188号)の一部を次のように改正する。
第4条を削り、第5条を第4条とし、第6条から第10条までを1条ずつ繰り上げる。
宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部改正。
第3条、宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例(平成18年宇陀市条例第190号)の一部を次のように改正する。
第11条を削り、第12条を第11条とし、第13条から第16条までを1条ずつ繰り上げる。
附則。
この条例は、平成26年4月1日から施行する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、平成24年4月1日に施行された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第1次一括法における地方公営企業法の一部改正において、地方公営企業の会計処理の方法が改正されたことにより、宇陀市水道事業の設置等に関する条例、宇陀市病院事業の設置等に関する条例及び宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例について所要の改正を行うものでございます。
第1次一括法における地方公営企業法の一部改正は、義務づけ、枠づけの見直しにより、現行の企業会計原則の考え方を最大限取り入れること、地方公営企業の特性等を適切に勘案すること、地域主権の確立に沿ったものとすることを基本的な考え方としたものでございます。
これにより、平成24年度の条例改正では、これまで地方公営企業法等で全国一律に定められていた資本制度が見直されたことから、2年間を限度として、条例の定めるところにより、引き続きみなし償却による会計処理を行った場合における資本剰余金の処分等について所要の改正を行ったものでございます。
このみなし償却制度は、会計処理上、資本剰余金に整理される国等の補助金等を財源として取得した固定資産については、その補助金等を受けた金額に係る分については減価償却されないため、資産価値の実態が適切に表示できないこと、制度の採用は、地方公営企業の任意とされたため、その有無により財務諸表の構造が異なり、団体間比較を阻害することなどから、平成26年3月31日に廃止されることとなりました。
今回の改正は、このみなし償却制度の廃止に伴い、関係条例について所要の改正を行うものでございます。
これにより、償却資産の取得、改良のために交付される補助金等については、長期前受け金として負債に計上し、資産の減価償却に対応させて収益化するなどの会計処理を行うこととなり、より民間の会計制度に近づけていくものでございます。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第13、議案第7号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第7号、宇陀市水道事業の設置等に関する条例等の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第14、議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書28ページをごらんいただきたいと思います。
議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について。
宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例(平成18年宇陀市条例第196号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて、29ページでございます。
宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例(平成18年宇陀市条例第196号)の一部を次のように改正する。
別表中、この表につきましては、上段から下段へ行ごとに朗読のほうをさせていただきます。
18万9000円、29万4000円、40万9000円、54万4000円、72万9000円、92万9000円。次の段でございます。17万9000円、27万9000円、37万9000円、48万4000円、65万9000円、85万9000円。次でございます。16万9000円、26万8000円、36万3000円、46万3000円、60万9000円、79万9000円。次でございます。16万4000円、25万3000円、33万8000円、42万8000円、57万4000円、75万9000円。次の行でございます。15万4000円、23万3000円、30万8000円、38万8000円、51万4000円、68万4000円。最後の行でございます。14万4000円、21万4000円、28万4000円、35万9000円、46万9000円、63万9000円を、次に下段の表の最上段でございます。23万9000円、34万4000円、45万9000円、59万4000円、77万9000円、97万9000円。次の行でございます。22万9000円、32万9000円、42万9000円、53万4000円、70万9000円、90万9000円。次でございます。21万9000円、31万8000円、41万3000円、51万3000円、65万9000円、84万9000円。次でございます。21万4000円、30万3000円、38万8000円、47万8000円、62万4000円、80万9000円。次でございます。20万4000円、28万3000円、35万8000円、43万8000円、56万4000円、73万4000円。次でございます。20万円、26万4000円、33万4000円、40万9000円、51万9000円、68万9000円に改める。
附則。
施行期日。
第1項、この条例は、平成26年4月1日から施行する。
経過措置。
第2項、改正後の宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の規定は、平成26年4月1日以後に退職する団員に係る退職報償金について適用し、同日前に退職した団員に係る退職報償金については、なお従前の例による。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が改正され、平成26年4月1日に施行されることに伴うものでございます。
まず、平成25年12月13日、消防団を中核とした地域防災力の充実強化を図り、住民の安全の確保に資することを目的として、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が施行されました。
この法律において、消防団員の処遇の改善のため、活動の実態に応じた適切な報酬、報償金の支給について、国及び地方公共団体は必要な措置を講ずることが義務づけられました。この趣旨を踏まえ、政令が改正され、5年以上勤務して退職した消防団員の退職報償金について、一律5万円引き上げることとされました。
なお、退職報償金は、政令において消防団員等公務災害補償等責任共済基金から市町村への退職報償金支払い額が定められており、これに準じて市の条例において消防団員への退職報償金支払い額を定めることとされています。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものでございます。
以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第14、議案第8号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第8号、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。
次に、日程に従いまして、日程第15、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についてから日程第19、議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成25年度補正予算関係5議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書30ページをごらんいただきたいと思います。
議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)について。
平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて31ページでございます。
議案第10号、平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について。
平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて32ページでございます。
議案第11号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について。
平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて33ページでございます。
議案第12号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について。
平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて34ページでございます。
議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
栗野企画財政部長。
企画財政部長(栗野肇君)
企画財政部、栗野でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、ただいま一括上程いただきました議案第9号から議案第13号の補正予算5議案について提案理由の説明を申し上げます。
今回の補正予算は、平成25年度の各事業費の確定見込み及び執行経費の削減によるもののほか、市民の方々から寄せられました寄附金の収入や緊急を要する事業につきまして追加補正をさせていただくものでございます。
それでは、一般会計並びに特別会計4会計の補正の概要につきまして御説明させていただきます。
まず、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についてであります。
予算書1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9866万9000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ189億3732万2000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
第2条、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。
第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。
平成26年3月4日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、冒頭にも申し上げましたように、各事業費の確定見込みや執行経費の削減によるもの、また緊急を要する事業の追加となっております。
それでは、一般会計補正予算書の24ページをごらんください。
歳出の主なものから御説明させていただきます。
まず、議会費では、議員共済負担金率の確定によりまして、338万5000円を減額いたします。
総務費では、3月末日で勧奨退職者28名を見込んでおりまして、特別負担金1億6429万1000円を計上いたします。
また、一般会計全体で、職員人件費の不用額として合計で8617万8000円を減額いたします。
ふるさと応援寄附金11件分につきましては、ふるさと応援基金に2002万円の積み立てを行います。
めくっていただきまして、26ページの自主放送費では、当初予算に計上しておりました自主放送スタジオ移転事業につきましては、菟田野地域事務所に奈良県宇陀土木事務所と東部農林事務所が移転することに伴いまして、事業を見送っております。
27ページ、民生費に入ります。
民生費では、社会福祉のための寄附金3000万円を福祉活動基金に積み立てることとしています。
めくっていただきまして、29ページの多世代交流プラザ管理運営費においては、温泉ポンプの故障に伴い、損失補塡として387万3000円を計上いたしました。
児童措置費では、児童手当、児童扶養手当や私立保育所運営費などの扶助費の精算によりまして2431万4000円を減額しています。
31ページ、衛生費に入ります。
衛生費の予防費と健康づくり費において、風しんなどの予防接種等委託料及び子宮頸がん予防接種等の委託料の執行見込みによりまして、それぞれ減額をさせていただいております。
また、上水道事業特別会計への出資金におきましては、2400万円を増額いたしました。
農林水産業費では、33ページになりますが、毛皮革公社への出資金の返戻金300万円を産業支援基金に積み立てることとしています。
林業振興費においては、森林整備地域活動支援事業の取りやめ、また森林環境税施業放置林整備事業費の精算によりまして、3348万5000円の減額を行います。
次に、めくっていただきまして、36ページになります。
消防費では、宇陀広域消防組合負担金の精算によりまして、2270万4000円を減額いたします。
教育費では、38ページに旧下芳野小学校校舎などの解体費905万円と、同じく39ページに芳野地区公民館の解体費215万円を追加計上いたしました。
最後に、41ページになりますが、災害復旧費では、農林業施設災害復旧費で、執行額の確定によりまして、844万7000円の減額、公共土木施設災害復旧費においては、2968万8000円の減額となりました。
以上が一般会計の歳出に係る補正予算の概要でありまして、補正予算額は9866万9000円の減額予算となります。
これに伴います歳入につきましては、ごらんの予算書の14ページからになりますが、各市税の精算によりまして、合わせまして450万1000円の減額としています。
16ページまでの地方譲与税あるいは各交付金関係につきましては、おのおのの収入見込み額を算定いたしました。
17ページ、分担金及び負担金で差し引き84万6000円の増額、使用料及び手数料で60万円の減額を行っております。
国庫支出金では、事業費の確定や精算によりまして、国庫負担金と国庫補助金を合わせまして3075万4000円の減額、19ページになりますが、県支出金におきましても、県負担金、県補助金、県委託金を合わせまして6099万4000円の減額としています。
21ページ、財産収入では、基金利子として99万3000円の増額、不動産売払収入で4699万8000円の減額となっています。
寄附金としましては、ふるさと応援寄附金、それと社会福祉費寄附金で5002万円を計上いたしました。
市債につきましては、事業費の確定に伴いまして、合併特例債や過疎対策事業債でそれぞれ増減していますことと、臨時財政特例債の額の決定を受けまして、2850万円を増額いたしまして、市債として合計で450万円の減額としています。
以上が、一般会計の歳入に係る補正予算の概要であります。
次に、翌年度へ繰り越しする事業につきましては、予算書の7ページから8ページにかけてのところでございます。「第2表繰越明許費」に記載のとおりでございます。
平成26年度への繰越事業といたしましては、17件、事業費合計で13億5107万9000円と大きな金額になりますが、特に学校の体育館の改築や耐震補強整備などを早期に完了するために、前倒しで平成25年度内に補正予算を編成したことなどによるものでございます。
次に、9ページから10ページにかけましては、「第3表地方債補正」でございます。
地方債の変更につきましては、合計10件となっていますが、事業費の確定などによる限度額の変更内容を記載をしております。
以上が一般会計の補正(第4号)の主な概要でありまして、補正後の予算総額は歳入歳出それぞれ189億3732万2000円となります。
次に、特別会計でございます。
議案第10号、平成25年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。
予算書の1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ599万7000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億725万7000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成26年3月4日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、貸付金の回収を行っております奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合が資金の借受人の破産などによって回収不能と判断いたしました1379万9000円余りにつきまして、回収不能額の4分の3を県補助金として受け入れ、残りの4分の1を一般会計から繰り入れて精算するものでございます。
また、繰り上げ償還の申し込みに備えて計上いたしておりました600万円の支出につきましては発生の見込みがないため、差し引き599万7000円を減額いたします。
補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ4億725万7000円となります。
次に、議案第11号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。
予算書の1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5981万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億20万6000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。
第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。
平成26年3月4日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、国の経済対策のための補正予算を受けまして、松井簡易水道施設整備工事及び田原簡易水道施設整備工事を計上することによる増額と、奈良県施工の河川改修工事が本年度不執行となったことに伴いまして、水道管の移設工事が不要になったことによる減額並びに決算見込みに照らした不用額に係る減額となっています.
これに関する財源として、国庫補助金が3035万円、市債が4070万円それぞれ増額をいたします。諸収入1560万円、一般会計繰入金が652万円のそれぞれ減額となっています。
この結果、補正額は歳入歳出それぞれ5981万円を増額し、8億20万6000円となりました。
また、翌年度へ繰り越しをする事業につきましては、予算書の4ページ「第2表繰越明許費」に記載のとおり、4件の事業を掲載いたしております。
地方債の変更につきましては、5ページ「第3表地方債補正」として掲載いたしております。
次に、議案第12号、平成25年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。
予算書の1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ762万8000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億137万2000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表繰越明許費」による。
第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」による。
平成26年3月4日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、国の経済対策のための補正予算を受けまして、榛原天満台地区の管更生工事(5カ年計画)を1年前倒しすることによる増額及び同様に県が行う流域下水道建設費に係る負担金の発生による増額と奈良県施工の河川改修工事が本年度不執行となったことに伴いまして、マンホールポンプ等の移設工事が不要となったことによる減額並びに決算見込みに照らした不用額に係る減額となっています。
これに関する財源としまして、国庫補助金が1042万8000円、市債が1660万円のそれぞれ増額、雑入が2000万円、他会計繰入金が695万6000円、使用料が770万円のそれぞれ減額となっています。
この結果、補正額は歳入歳出それぞれ762万8000円を減額して、9億137万2000円となりました。
また、翌年度へ繰り越しをする事業につきましては、予算書4ページ「第2表繰越明許費」に記載のとおり、3件の事業を掲載をしております。
地方債の変更につきましては、5ページに「第3表地方債補正」として掲載をいたしております。
最後に、議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、公営企業におきましては掲載項目が多数に上りますので、予算書の条文の朗読につきましては省略させていただきます。
予算書1ページをごらんください。
今回の補正予算につきましては、国の補正予算によりまして、事業中の水道未普及地域解消事業の増額を行いまして、あわせて本年度の建設改良工事等に係る執行予算の精算を行うものでございます。
補正後の資本的収入の予定額は1億6620万4000円、資本的支出の予定額は2億6843万9000円となり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億223万5000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補塡するものであります。
以上が、一般会計、特別会計並びに企業会計の今回の補正予算の主な概要でございます。
御審議のほどをよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第15、議案第9号から日程第19、議案第13号までの平成25年度補正予算の5議案は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第9号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第4号)についてから議案第13号、平成25年度宇陀市水道事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの平成25年度補正予算5議案の質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第20、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についてから日程第32、議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算についてまでの平成26年度各会計当初予算関係13議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書35ページをごらんいただきたいと思います。
議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算について。
平成26年度宇陀市一般会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて36ページでございます。
議案第15号、平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて37ページでございます。
議案第16号、平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて38ページでございます。
議案第17号、平成26年度宇陀市土地取得事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市土地取得事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて39ページでございます。
議案第18号、平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて40ページでございます。
議案第19号、平成26年度宇陀市介護保険事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市介護保険事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて41ページでございます。
議案第20号、平成26年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて42ページでございます。
議案第21号、平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて43ページでございます。
議案第22号、平成26年度宇陀市下水道事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市下水道事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて44ページでございます。
議案第23号、平成26年度宇陀市保養センター事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市保養センター事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて45ページでございます。
議案第24号、平成26年度宇陀市立病院事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市立病院事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて46ページでございます。
議案第25号、平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて47ページでございます。
議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算について。
平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。提案理由の説明を申し上げます。少し長いですけれども、聞いていただきたいと思います。
平成26年度の一般会計、特別会計及び企業会計合わせて13会計の当初予算案について御審議をお願いするに当たり、新年度予算の編成の考え方や重点施策について御説明申し上げます。
私は4年前に三つの約束を公約として市長に就任させていただきました。すなわち、行財政改革の推進、住みよいみんなの新しいまちづくり、宇陀市の将来ビジョンの策定及び選択と集中による投資を掲げ、4年間にわたり推進してまいりました。この間、市民の皆様の温かい御理解と御協力を得まして、一定の成果を上げることができたのではないかと考えております。
平成26年度の当初予算を編成するに当たりましては、宇陀市モデルの構築を目指しまして、産業と観光の振興、ウエルネスシティ、地域の活性化などを重点政策として、健全な財政運営にも配慮しながら、行政経営の視点に立った「高原の文化都市四季の風薫る宇陀市」を創造していきたいと考えております。
本市の財政状況につきましては、平成18年の宇陀市合併後においても厳しい状況が続いてきましたが、ようやく財政健全化判断比率の各指標は改善の方向にあり、また、基金積立金残高の増加や起債発行残高の低減など改善の傾向を示しております。
しかし、財政構造としては、市税収入の落ち込みなどによりまして自主財源は低下傾向にありまして、それを地方交付税などの依存財源により補塡している状況に置かれております。しかも、この地方交付税は宇陀市合併に対して合併算定がえ制度による支援措置として合併後10年に限定して増額されているところでありまして、平成28年度からは段階的に減額されることとなります。
このようなことから、新年度には市内の産業を振興するなどの活性化に向けた施策が重要であり、自立的な財政構造を構築することが、これからの宇陀市が安定的に存続するためには重要でございます。
このため、企業誘致を含めた6次産業化の推進などにより地域産業の振興に寄与する事業や、定住人口の減少を補うためにも交流人口を増加させるような、自然、歴史、文化などの資源を活用した観光産業を振興させようとする新たな試みが必要でございます。
平成26年度の予算編成は、市行財政刷新会議の宇陀市行財政改革に関する提言書及び宇陀市産業振興会議の宇陀市における産業振興のための提言書に示された方針と、宇陀市総合計画後期基本計画を具現化するための後期実施計画に基づき、健幸都市「ウエルネスシティ宇陀市」構想を浸透させることや、地域の活性化の中心的な組織となるまちづくり協議会を充実するなどの宇陀市の将来に向けた事業への選択と集中を行うことにより、重要課題等に限られた財源を重点的、効率的に投資することに配慮いたしました。
その具体的な指針として、昨年度に引き続き六つのプロジェクトを進めてまいります。
一つ目のプロジェクトは、地域経済の活性化策として産業振興及び観光振興に重点を置いた施策として、にぎわいづくり創造プロジェクト、二つ目には、市民の健康づくりを支えるウエルネスシティ宇陀市を目指す施策として、健康なまちづくりプロジェクト、三つ目に、地域の活性化に向けて市民協働、定住促進という施策として、住みよい地域創造プロジェクト、四つ目には、子どもが健やかに育つ地域づくり、安心して産み育てる環境づくり、子どもを守り支援する施策として、子ども未来創造プロジェクト、五つ目には、市民の皆さんが安心感を持ってもらうこと、市民の皆さんの安全を確保する施策として、市民安心安全プロジェクト、六つ目には、行政改革を引き続き推進し、自立した行財政に取り組む改革改善プロジェクトの六つの柱を掲げました。また、本年4月には市長選挙と市議会議員選挙を控えていることに鑑み、当初予算案は主に経常経費による骨格予算の編成といたしております。
それでは、一般会計及び特別会計の概要について、予算書に基づき順次御説明させていただきます。
まず、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についてでございます。
一般会計予算書をお開きください。予算書1ページでございます。
予算書の条項の朗読は省略させていただきますので、御了承ください。
一般会計の予算規模は167億4000万円でございます。前年度の当初予算額と比較しますと、4億5140万円、2.6%の減額となっております。
それでは、予算書2ページにあります第1表の歳入予算に基づき説明申し上げます。
市税は27億9291万4000円を計上いたしました。前年度と比較して3887万6000円、率にして1.4%の減額でございます。特に市民税では、現役世代の減少に伴い、減少傾向で推移しております。
市たばこ税につきましては、喫煙本数の減少によりまして、1000万円、5.0%の減額としております。
地方譲与税から地方特例交付金につきましては、国や県から示される見通しに基づき計上いたしております。
地方消費税交付金につきましては、4月から実施されます地方消費税の税率の引き上げに伴い、7200万円の増額としております。
地方交付税につきましては、前年度の実績などに基づき9000万円の増額を見込んでおります。
繰入金につきましては、財政調整基金繰入金2億円を計上いたしました。また、平成25年度決算の見通しから、2億5000万円の繰越金を計上しております。
市債につきましては、対前年度5億9490万円の減額となっております。
以上が一般会計の歳入予算の概要でございます。
次に、一般会計予算の歳出について御説明申し上げます。
新年度予算の歳出につきましては、先ほど申し上げました重点施策六つの柱に基づいて御説明申し上げます。説明の詳細につきましては、参考資料、当初予算案の概要の冊子の4ページから記載させていただいております。
第1点目は、にぎわいづくり創造プロジェクトでございます。
平成22年12月に、宇陀市における産業を振興させるための政策提案や調査、審議をしていただくために宇陀市産業振興会議を設置し、委員の皆様方からさまざまな意見をいただき、平成24年7月に提言をいただいております。その提言内容に基づき取り組みを進めているところでございます。
その一つ目は、地域経済の活性化についてでございます。
この施策は、市内事業者の活性化と市内で経済、すなわちお金でございますけれども、経済が回る仕組みとして、平成24年度から実施しているところでございます。新年度も引き続き実施するため、住宅建築リフォーム工事助成制度800万円、宇陀市産木材利用促進助成制度150万円、住宅用太陽光発電システム設置補助金250万円、合併処理浄化槽設置整備事業補助金1986万9000円を計上しております。助成金につきましては、市内流通商品券として宇陀市商工会が発行するウッピー商品券を交付させていただきます。
二つ目は、農林業・商工業の振興についてでございます。
産業振興会議の提言には、宇陀市の産業の根幹をなす農業、林業については多くの提言をいただいておりまして、その提言を具現化する事業を展開してまいりたいと考えております。
新規の事業としましては、宇陀じまん市の開催を計画いたしまして、宇陀市の特産品や自慢の産品を集めて、地域産業の活性化や地産地消の推進や生産意欲の向上を図るイベントといたします。
また、宇陀の特産品等の全国発信の手法として、インターネット、宇陀sgによる販売を継続いたします。
宇陀市独自の農業支援策といたしまして、宇陀の黒大豆・小豆の産地化・ブランド化を目指すために、振興作物助成金として引き続き225万円を計上いたしました。
また、深刻な問題となっている有害鳥獣対策につきましては、新たに大量捕獲装置導入取組事業や有害鳥獣防除ライセンス継続補助などを加え、1477万9000円を計上いたしました。
宇陀市独自の支援策でございます農耕用軽自動車税の収入を農林業の補助金に充てる施策につきましては、引き続き290万円を計上いたしております。
次に、市内の中小企業者への支援策といたしまして、事業経営に必要な資金を借り入れることができる融資制度として541万7000円を計上いたしております。
三つ目は、観光振興と歴史的文化的遺産の活用についてでございます。
宇陀市内には歴史的、文化的な建造物が多数ございます。これらの景観を保全することや観光ルートの整備を行うことによって、「高原文化都市、四季の風薫る宇陀市」のイメージを高め、地域の活性化につながるものと考えております。
そのため、継続的に記紀・万葉宇陀市プロジェクトの推進に500万円、歴史的・文化的資源の保存整備につきましては、継続事業として宇陀松山重伝建地区保存事業などに4484万2000円を計上いたしております。
また、市内への観光客の誘致拡大を図るために、市内の宿泊施設、市内の観光施設を利用した団体旅行を実施する事業者に助成金を交付する事業として310万円を計上いたしております。
ワールドメイプルパークにつきましては、緊急雇用創出事業を活用するなどにより、新たな雇用や地域活性化を図ってまいります。
新たな事業といたしましては、平成27年度に市制施行10周年を迎えるための市勢要覧作成事業として810万円を計上いたしました。
二つ目は、健康なまちづくりプロジェクトでございます。
市民の高齢化が進展する中で、医療費、介護需要が年々増加している現状を踏まえ、健康づくりの取り組みは、まちづくりの重要な要素であると考えております。
かねてより推進いたしておりますウエルネスシティ宇陀市を新年度の重点施策と位置づけまして、2140万3000円を計上いたしました。新年度では、健康ポイント事業、ラジオ体操事業、大人のための運動教室、筋力アップのための運動教室の開催などの事業展開を予定いたしております。多くの市民の皆さんが積極的に御参加いただきますようお願い申し上げます。
さらに、市民の健康を守るため、がん予防対策としての検診に2972万4000円を、また、高齢者インフルエンザ予防接種事業2151万5000円を計上いたしております。
三つ目は、住みよい地域創造プロジェクトでございます。
まちづくり協議会につきましては、各地域においてまちづくり協議会設立検討会が設置され、現在既に12団体においてまちづくり協議会の設立がなされまして、各地域において活動が展開されているところとなっております。
今後は、ますますそれぞれの地域が主体となって、住みよい地域づくり、まちづくりを進めていただけるものと確信いたしております。
市としましても、市民とまちづくり協議会と行政がともに考えて行動する協働のまちづくりを目指して、まちづくり協議会が行う事業に対し、いきいき地域づくり補助金を交付して支援してまいります。
また、地域支援員を配置するなどの人的支援についても継続してまいります。
次に、市内の空き家の有効活用を促進する空き家情報バンクや、この制度と連動して、住宅取得による転入と市民の転出を抑制し定住化を促進する定住促進奨励事業についても継続してまいります。
また、榛原駅前活性化事業として、駅前商店街と連携して市民協働によるまちづくりを展開してまいります。
四つ目は、子ども未来創造プロジェクトでございます。
宇陀市の新生児の誕生は、平成24年1月から12月までの1年間で176人、平成25年1月から12月までの1年間では143人にまで減少していまして、今後においても出生数は減少するのではないかと考えております。
このようなことから、次代の社会を担う子ども一人一人の育ちを社会全体で応援し、子育てに係る経済的負担の軽減や安心して子育てができる環境整備のための施策など、総合的な子ども・子育て支援策に取り組んでいかなければなりません。
新年度においては、新しくファーストバースデー祝い品事業を設けまして、初めての誕生日に絵本の贈呈を行います。また、毎月19日をうだ育児の日と宣言して、地域や社会全体で子どもを育むことへの意識啓発を図ってまいります。
次に、子育て支援策についてでございます。
宇陀市では、きめ細かな子育て支援策を宇陀市独自の施策として実施しております。
新年度においても、引き続き不妊治療を行っている市民の経済的負担を軽減するため、一般不妊治療費に要する費用の一部を助成してまいります。その取り組みとして50万円を計上いたしました。さらに、身体の発育が未熟なまま生まれ、入院を必要とする乳児に対して、その治療費の一部を助成するための未熟児養育医療給付事業として138万1000円を計上いたしております。
また、子ども医療費やひとり親家庭の医療費にも県の助成がありますが、宇陀市では所得制限を撤廃して、全ての子どもたちと保護者に支援を続けてまいります。中学生までの入院医療費の全額助成、幼稚園や義務教育、特別支援教育における経済的支援も引き続き実施してまいります。
新生児や乳幼児の育児相談には、こんにちは赤ちゃん事業や各種育児支援教室を開催するとともに、子ども保護者の交流、相談などの支援には子育て支援センターすくすくの充実を図ってまいります。
教育においては、小学校における外国語活動の指導助手や不登校児童・生徒への適応指導教室、臨床心理士が対応する教育相談事業も実施してまいります。
引き続き「ようこそ!サイエンスラボ」事業として、小・中学校の児童・生徒を対象として、科学や理科への学習意欲を高めるために、科学実験教室やJaxa宇宙教育センターによる宇宙を教材とした授業を行ってまいります。
また、安心して子どもを育てることができる環境づくりを推進するため、給食用食材の放射能検査事業を引き続き実施してまいります。
五つ目は、市民安心安全プロジェクトでございます。
一つ目は、暮らしの安心でございます。
各地域の公共交通を補完し市民の移動手段を確保するため、市営有償バスやデマンド型乗り合いタクシーの運行、そして路線バスの運行補助を続けてまいります。合計7路線の費用として2829万6000円を計上いたしました。
鉄道におきましては、近鉄室生口大野駅の係員無配置化の対策として、案内員を配置して利便性や安心を確保するため、183万3000円を計上いたしました。
また、高齢者を支え見守る活動として高齢者等サポート隊事業を継続するとともに、小規模多機能型居宅介護事業所を整備するための介護施設整備推進補助として4721万2000円を計上いたしました。
二つ目は、暮らしの安全でございます。
市民の安全を守るため、宇陀市では、気象警報時の対応や火災情報、不審者情報を流している学校安心安全メールや火災情報、災害予防情報、防犯情報を配信する防災・防犯情報メールについては引き続き予算計上しております。一人でも多くの市民の皆様方に登録をお願いするものでございます。また、携帯電話3社が運営いたします災害時緊急速報、エリアメールも導入しております。
市民が安心して暮らし、災害に備えるため、宇陀市では自主防災組織の設立を推進しております。その設立補助金として50万円を計上しております。新年度では、自主防災組織の充実を図るため、自主防災組織が整備する資機材の購入費用の一部を補助するための予算150万円を計上いたしました。
災害時のトイレ問題を解消するため、市内の全ての指定避難所に災害時用簡易トイレを設置する費用159万8000円を計上いたしました。
農林関係では、土砂災害予防のための山林の樹種転換事業も推進していきたいと考えております。防犯灯の設置やカーブミラー等の交通安全施設の補修も進めてまいります。
昨年度に引き続き、節電効果が大きく長寿命であるLED防犯灯を推奨するため、LED防犯灯設置費用の一部を補助いたします。
三つ目は、生活基盤の整備でございます。
市民のライフラインである道路や上下水道、また環境にかかわる問題は、安心な暮らし、安全な暮らしの根幹となるものでございます。新年度では、継続事業となっております都市計画道路東町西峠線整備事業として4億6521万2000円を計上して早期の完成を目指してまいります。
次に、特別会計で実施しております上下水道事業でございます。
新年度も水道未普及地域の解消に向けて、一般会計からは出資金、繰り出し金で対応しております。
簡易水道では、松井地区水道管移設事業及び室生地域水道管移設事業に1400万円を計上いたしました。
下水道事業においては、菟田野松井地区枝線整備事業として1700万円を計上しております。
また、宇陀市では、市民の財産を保全するため国土調査事業を進めておりますが、新年度においては、引き続き檜牧地区の地籍調査に3000万円を計上いたしております。
次に、宇陀市の環境を守る事業といたしましては、河川の水質保全と快適な生活環境の促進を図るため、合併浄化槽設置整備補助金1986万9000円を計上するとともに、循環型環境社会の推進のために、生ごみ処理機の購入助成や各種団体による古紙回収事業に250万円を計上しております。
また、新エネルギーの利用促進と地球温暖化への対応として、市民が設置する住宅用太陽光発電システムへの助成金の予算を引き続き行うとともに、市庁舎内外のLED化も進めてまいります。
6点目の最後の柱は、改革改善プロジェクトでございます。
私は、この4年間にわたり事業の選択と集中による行政経営を申し上げ、住んでよかった、これからも住み続けたいと思える「高原の文化都市四季の風薫る宇陀市」を提唱してまいりました。
今までに実施しました改革改善の内容を報告申し上げます。
まず、施設の統廃合の推進でございます。
宇陀市では、合併による類似施設がたくさんございます。今まで保健センター、給食センター、児童館の見直しなど整理統合を進めてまいりました。公共施設の統合整備については、今後においても職員数の減少や維持管理経費を勘案して、市民の御理解を得ながら進めてまいります。
また、職員の定員管理につきましても、職員の資質向上を図りながら適正な職員配置を行い、行政組織のスリム化を図ってまいりました。
次に、歳入面からの改革改善でございます。
昨年度から実施しましたコンビニエンスストアで市税や介護保険料、住宅使用料の納付システムを導入して、納付者の利便性を高めております。
また、市が利用しなくなった土地や公用車などの売却を引き続き進めてまいります。
歳出面からの改革改善でございます。
職員人件費の削減を継続的に進めていまして、本年度においては対前年比9790万円の減額効果を見込んでおります。
また、市の借金でございます市債の発行額の抑制を続けてきた効果として、元利償還金である公債費について、本年度においては対前年比9435万9000円の縮減ができることとなっております。
以上、一般会計の歳出につきまして、重点施策の六つの柱に基づきまして目的別に説明をさせていただきました。
次に、予算書9ページをお開き願います。
第2表、債務負担行為につきましては、土地開発公社に対する債務保証と松山地区まちなみギャラリー指定管理委託料につきまして、記載の期間と限度額の範囲での債務負担行為を設定しております。
10ページは、第3表、地方債でございます。
宇陀クリーンセンター設備改修事業ほか5件の事業で合計10億1340万円の地方債の発行を予定しておりまして、その借入条件を明記いたしております。
以上、平成26年度一般会計の当初予算の概要説明とさせていただきます。
次に、各特別会計の概要について御説明申し上げます。
別冊の特別会計予算書をごらんください。
特別会計予算書1ページの議案第15号、住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、平成17年に設立された奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合に宇陀市は加入しておりまして、債権の回収は管理組合が行っております。新年度の予算総額は4040万円となっており、歳出では公債費3450万6000円、事務費及び回収管理組合負担金589万4000円を計上いたしております。
議案第16号、市営霊苑事業特別会計につきましては、榛原地域にある赤人霊苑の維持管理と永代使用の募集を行っておりまして、使用率は予約も含めて78%でございます。今後も公園墓地として健全な維持管理に努めてまいります。新年度の予算総額は1230万円を計上いたしました。
議案第17号、土地取得事業特別会計につきましては、宇陀市土地開発公社の健全化計画の一環として、公社の所有土地の買い戻しを行ってきました。本年度は土地所得の予定はございません。予算総額は1億600万円で、全額が保有する土地の市債元利償還金に充てるものでございます。
議案第18号、国民健康保険事業特別会計でございます。
まず、保険事業勘定についてでございますが、景気の低迷による失業者や医療費の増加等により、国民健康保険財政は基金を取り崩して財政運営を行ってまいりましたが、昨年度は国保税率の改正を実施したところでございます。
しかし、依然として医療費の伸びや所得減少による国保税の減収が大きいことから、今後も厳しい国保運営が続いてまいります。
加入者は、一般被保険者9672人、退職等被保険者860人となっております。新年度予算の総額は43億6100万円となりました。
次に、診療施設勘定につきましては、室生の東里・田口の2カ所に設置している国民健康保険直営診療所を運営しております。平成24年度の年間延べ患者数は、東里診療所では4300人、田口診療所では3930人となっております。予算総額は1億5020万円となっております。
議案第19号、介護保険事業特別会計の予算につきましては、平成24年度から平成26年度までの3カ年計画として策定した第5期介護保険事業計画に基づいて編成いたしております。保険加入者は約1万1000人で、そのうち要介護あるいは要支援の認定を受ける対象者を約2500人と見込んでおります。予算総額は37億7100万円で、対前年度10.5%増となりました。
議案第20号、後期高齢者医療事業特別会計につきましては、事業主体は奈良県後期高齢者医療広域連合となりますが、市町村においては保険料の徴収や窓口事務などを行っております。受給対象者は75歳以上の高齢者と一定の障がいがあると認められた65歳以上の方で、予算総額は4億3200万円で、対前年度比6.7%増となりました。平成26年度は保険料率の見直しの年度となりまして、平成26年度と27年度の2年間の保険料率が改正されることとなります。
議案第21号、簡易水道事業特別会計につきましては、19の給水区域の1万2702人の市民に給水事業を行っております。本年度は、受託工事である県道上笠間三本松停車場線改良工事及び菟田野松井地区下水道枝線布設工事に伴う水道管移設工事を実施する予定でございます。本年度の予算総額は6億2420万円を計上いたしております。
議案第22号、下水道事業特別会計につきましては、昭和62年度に一部供用を開始して28年目を迎えることとなりました。長寿命化計画とあわせて既存施設の維持管理に努めてまいります。
また、市街化区域内の未普及地域の下水道管布設工事を予定しております。本年度の予算総額は9億90万円を計上いたしております。
続きまして、4公営企業について御説明をさせていただきます。
議案第23号、保養センター事業特別会計につきましては、平成26年度も引き続き指定管理を行ってまいります。指定管理者へ経営を移行しているため、営業に係る経理は指定管理者のもとで行われております。
収益的予算及び資本的予算の主な収入は、一般会計からの繰り出し金1億4267万3000円と指定管理者からの定額納付金3085万7000円で構成されております。主な支出といたしましては、市債の元利償還や減価償却費などの収益的支出1億7590万7000円、資本的支出2553万2000円を計上いたしております。
次に、議案第24号、宇陀市立病院事業特別会計につきましては、運営事業に係る収益的収入の予算額は33億7900万円を見込んでおります。
一方、これに対応する支出は39億8000万円となっており、支出が収入を6億100万円上回る不均衡予算となっております。
これは、平成26年度から適用される新会計基準によりまして、各引当金として処理するものを特別損失として計上していることと、新病院建設時に導入した医療機器等の減価償却費に多額の費用を計上することによるものでございます。
資本的支出につきましては、建設改良費として有形固定資産購入費4320万円を、企業債償還金としては2億6330万円を、また、看護師等修学資金貸付金として909万円を計上し、資本的支出の総計は3億1559万円としております。
次に、議案第25号、介護老人保健施設事業特別会計につきましては、本年度の業務予定量として、年間入所者数3万5818人、年間通所者数4758人と見込み、収益的収入5億2800万円を計上いたしております。なお、本年度から新会計基準を適用するため、経過措置として退職給付引当金2380万円及び賞与引当金1770万円を特別損失として計上しており、この結果、収益的支出が収益的収入を4400万円上回る不均衡予算となっております。
最後に、議案第26号、水道事業特別会計につきましては、給水戸数5730戸、1日平均給水量4918立方メートルを予定しておりまして、給水収益を3億8900万円と見込んでおります。収益的収支予算額として6億3800万円を計上いたしております。
以上、平成26年度の一般会計、8特別会計及び4企業会計の当初予算案についての説明とさせていただきます。
宇陀市が誕生いたしまして9年目となります。平成28年1月には合併10周年を迎えることとなります。危機的にありました財政状況につきましては、ようやく一定の方向性が見えてきた状況でございます。
しかし、宇陀市を取り巻く少子高齢化の現状や、ますます加速化する人口減少の予測に目を向けると、市税を初めとする自主財源は減少の傾向にあり、片や毎年ふえ続ける社会保障費への財源確保など、予断を許さない状況にあると言わざるを得ません。加えて、合併による財政の特例措置につきましても、平成28年度からは段階的に削減されます。
そのような中、この新年度においても、さらなる行財政改革を推し進めながら、行政経営の視点に立ち、宇陀市を前進させていくことが肝要であります。
議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜らんことを切にお願い申し上げまして、平成26年度当初予算の提案説明とさせていただきます。御審議よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第20、議案第14号から日程第32、議案第26号までの13議案は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第14号、平成26年度宇陀市一般会計予算についてから議案第26号、平成26年度宇陀市水道事業特別会計予算についてまでの平成26年度各会計当初予算関係13議案の質疑は、次の本会議で行います。
ここで午後3時25分まで休憩いたします。
午後3時07分休憩
午後3時25分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議長(中山一夫君)
続いて、日程に従いまして、日程第33、議案第27号、工事請負契約の締結についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書48ページをごらんいただきたいと思います。
議案第27号、工事請負契約の締結について。
工事請負契約を次のとおり締結したいので、宇陀市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成18年宇陀市条例第53号)第2条の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
1、工事名、榛原小学校屋内運動場改築工事。2、工事場所、宇陀市榛原萩原地内。3、工事期間、契約締結の日から平成26年12月12日まで。4、契約金額、5億1840万円。5、契約の相手方、松塚・ハクリュウ特定建設工事共同企業体。代表者、宇陀市榛原福地610番地の1、松塚建設株式会社代表取締役、松塚幾善。6、契約締結の方法、総合評価一般競争入札。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第27号、工事請負契約の締結について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、宇陀市榛原萩原地内の榛原小学校屋内運動場改築工事に係る工事請負契約の締結について、議会の議決を求めるものでございます。
この榛原小学校屋内運動場改築工事による榛原小学校屋内運動場、体育館につきましては、宇陀市学校施設耐震化推進計画に基づき整備するものでございます。この体育館は昭和52年に建築されたもので老朽化が進んでおり、平成23年度に実施した耐震診断の結果、耐震基準を大きく下回っていたため、平成24年12月に閉鎖し、その後、平成25年11月に取り壊しが完了しておりました。
この榛原小学校屋内運動場改築工事では、体育館を鉄筋コンクリートづくり1395.3平方メートルとするほか、屋外倉庫、渡り廊下、外構工事などを整備する工事でございます。これにより、生徒が安心・安全に勉学に励むことができるよう教育環境の整備を図るとともに、地域の防災拠点としての機能強化を図るものでございます。
今回の工事の施工に当たっては、総合評価落札方式による一般競争入札を執行いたしました。その結果、施工計画や業者の施工能力など、技術提案が宇陀市にとって最も有利であった相手方と次のとおり工事請負契約の締結をしようとするものでございます。
相手方、松塚・ハクリュウ特定建設工事共同企業体、代表、松塚建設株式会社代表取締役、松塚幾善、工事期間、契約締結の日から平成26年12月12日まで、契約金額、5億1840万円でございます。
以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第33、議案第27号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第27号、工事請負契約の締結についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程第34、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(見直し後の集会所38施設に係るもの)及び日程第35、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)並びに日程第36、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)の3議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書49ページをごらんいただきたいと思います。
議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について。
宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
なお、次の行以降のページ49から53ページの38施設の内容につきましては、公の施設名、公の施設の所在地、指定管理者、指定期間について記載のほうがされておるところでございますが、指定期間につきましては、全て平成26年4月1日から平成31年3月31日と全て同一であることなどから、地元自治会などへ指定管理を予定しております公の施設の名称のみの朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承を賜りたいと思います。
それではまず、大宇陀南部地区公民館、次に、小附二区集会所、中河原集会所、大宇陀第6団地集会所、内原集会所。
続いて50ページでございます。
センター松山、岩室ふるさと振興センター、関戸ふれあい会館、下片岡集会所、小和田交流館、大熊集会所、西山集会所、西山川向地域交流センター、宇陀市四郷老人憩の家、宇陀市内原老人憩の家。
続いて51ページでございます。
宇陀市ときわ老人憩の家、宇陀市本郷老人憩の家、宇陀市中宮奥老人憩の家、宇陀市守道下出老人憩の家、宇陀市岩清水多目的研修センター、宇陀市藤井集落センター、宇陀市五津地区構造改善センター、宇陀市のより農村ふれあいの館、宇陀市上片岡高齢者人材活用センター、宇陀市黒木高齢者ふれあい交流センター。
続いて52ページでございます。
宇太地区公民館、平井地区集会所、赤瀬公民館、天満台東交流センター、駅前公民館、榛見が丘集会所、白樺台コミュニティーセンター、石田公民館、大野地区公民館、多田地区公民館。
続いて53ページでございます。
西谷集会所、宇陀市砥取老人憩の家、宇陀市小原みのりホール。
続いて、54ページをごらんいただきたいと思います。
議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について。
宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
公の施設名、宇陀市松山地区まちなみギャラリー。公の施設の所在地、宇陀市大宇陀上1994番地。指定管理者、宇陀市大宇陀野依220番地の3、特定非営利活動法人ふるさとを考える会。指定の期間、平成26年4月1日から平成29年3月31日まで。
続いて、55ページをごらんいただきたいと思います。
議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について。
宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
公の施設名、榛原にぎわい市場。公の施設の所在地、宇陀市榛原萩原1263番地の6他。指定管理者、宇陀市榛原萩原1263番地の6他、榛原農産物直売所活性化協議会。指定の期間、平成26年4月1日から平成31年3月31日まで。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま一括上程いただきました議案第28号から議案第30号までの3件について提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定についてでございます。
本件は、平成25年第4回宇陀市議会定例会で議決いただいた公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備についてにより、平成26年4月1日から施行する宇陀市集会所条例に規定する46の集会所のうち、38の集会所について指定管理者にその管理を代行させるため、議会の議決を求めるものでございます。
今回提案する38の集会所は、現在宇陀市公民館のうち10施設、宇陀市生涯学習施設のうち1施設、宇陀市集会所のうち12施設、宇陀市無山集会所及び西谷集会所のうち1施設、宇陀市老人憩の家のうち7施設、宇陀市農業構造改善研修センター6施設及び宇陀市小原みのりホール1施設を、それぞれの条例により設置し、指定管理者にその管理を代行させているもので、指定管理者として指定する期間が今年3月31日で満了するものでございます。
これらにつきましては、地域住民や地域住民で組織される団体である自治会等が主に使用する目的で設置された施設であって、当該自治会等によって管理することにより利用者の利便性が図られるものでございます。
これら自治会等がそれぞれの施設の設置目的や役割を十分理解しており、その管理に必要な人的及び物的能力を有していると認められることから、地元に密着した施設の適切な管理運営と利用者へのサービス向上が期待できると判断するものでございます。
したがって、引き続きこれら自治会等を指定管理者に指定するものでございます。
なお、指定管理者として指定する期間は、集会所やその設備の維持管理と、指定管理者により実施する地域振興に関する事業を一体的に実施することや、集会所における業務の継続性、安定性と状況の変化への対応などを考慮して、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間とするものでございます。
次に、議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定についてでございます。
本件は、宇陀市松山地区まちなみギャラリーについて指定管理者にその管理を代行させるため、議会の議決を求めるものでございます。
宇陀市松山地区まちなみギャラリーは、合併前の大宇陀町において松山地区街なみ環境整備事業により、地域コミュニティの育成と地域住民と来訪者との交流を促進するために平成16年9月に設置されたもので、指定管理者制度を導入することで、効果的かつ効率的に施設の管理運営を行い、松山地区の拠点施設として、サービスの向上と地域の活性化、振興を図ることとするものでございます。
指定管理者の指定に当たっては、平成25年11月、宇陀市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の規定により公募したところ、1団体の応募がありました。指定管理者選定委員会における当該団体の事業計画等の書類の審査結果をもとに、特定非営利活動法人ふるさとを考える会を候補者として選定することといたしました。
特定非営利活動法人ふるさとを考える会は、地域に根差した活動・事業実績や地域内雇用などによる地域への貢献、経費削減等に向けた取り組みが認められ、これによる事業効果が期待できると総合的に判断し、指定管理者として指定しようとするものでございます。
なお、指定管理者として指定する期間は、施設とその設備の維持管理が主たる業務であることや社会情勢の変化を考慮して、平成26年4月1日から平成29年3月31日までの3年間でございます。
最後に、議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定についてでございます。
本件は、宇陀市農産物直売所である榛原にぎわい市場の指定管理者の指定に係るものでございます。
榛原にぎわい市場は、現在地域に果たしてきた役割と経営のあり方を踏まえ、サービスの質の向上と地域活性化を図り、効果的、効率的な管理を行うため、指定管理者にその管理を代行させているもので、指定管理者として指定する期間が今年3月31日で満了するものでございます。
指定管理者の指定期間の満了に当たり、農業振興及び地産地消を目指す運営を行い、農業に関する深い知識と経験に基づいて、施設の効用を引き出しながら、利用者へのサービス向上のための工夫が見られるなど効率的な管理運営が期待できると判断し、引き続き榛原農産物直売所活性化協議会を指定管理者として指定しようとするものでございます。
榛原農産物直売所活性化協議会は、地域の農業振興により宇陀市全体の活性化が期待できるとともに、経営の改善を図り、これまでに蓄積された経営ノウハウとあわせて、施設の管理運営において、有効的かつ効率的な事業効果が期待できると判断するものでございます。
なお、指定管理者として指定する期間は、施設やその設備の維持管理と、指定管理者により実施する農業振興に関する事業を一体的に実施することや施設における業務の継続性、安定性と状況の変化への対応などを考慮して、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間とするものでございます。
以上3件について御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第34、議案第28号及び日程第35、議案第29号並びに日程第36、議案第30号は、本日は提案説明までとし、3月6日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第28号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(見直し後の集会所38施設に係るもの)及び議案第29号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市松山地区まちなみギャラリーに係るもの)並びに議案第30号、宇陀市の公の施設の指定管理者の指定について(宇陀市農産物直売所(榛原にぎわい市場)に係るもの)の3議案の質疑は、次の本会議で行います。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第37、同意第1号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものから日程第42、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(内容)平成26年6月30日任期満了に伴うものまでの人事案件6議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書56ページをごらんいただきたいと思います。
同意第1号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について。
宇陀市教育委員会委員の任命同意について、宇陀市教育委員会委員に次の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定により、議会の同意を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて57ページでございます。
同意第2号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について。
宇陀市教育委員会委員の任命同意について、宇陀市教育委員会委員に次の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定により、議会の同意を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて58ページでございます。
同意第3号、宇陀市公平委員会委員の選任同意について。
宇陀市公平委員会委員の選任同意について、宇陀市公平委員会委員に次の者を選任したいので、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条の2第2項の規定により、議会の同意を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて59ページでございます。
同意第4号、宇陀市監査委員の選任同意について。
宇陀市監査委員の選任同意について、宇陀市監査委員に次の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条第1項の規定により、議会の同意を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて60ページをごらんいただきたいと思います。
同意第5号、宇陀市財産区管理委員の選任同意について。
宇陀市財産区管理委員の選任同意について、宇陀市財産区管理委員に次の者を選任したいので、宇陀市財産区管理会設置条例(平成18年宇陀市条例第205号)第4条の規定により、議会の同意を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて61ページでございます。
諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成26年3月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
人事案件資料を配付してください。
〔資料配付〕
議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま一括上程いただきました同意第1号から諮問第1号までの6件について提案理由の説明を申し上げます。なお、委員として任命したい方の経歴等につきましては、お手元に配付しました資料のとおりでございます。
まず、同意第1号、宇陀市教育委員会委員の任命同意についてでございます。
本件は、今年3月28日に宇陀市教育委員会委員、寺澤亮一氏の任期が満了することに伴うものでございます。
申し上げます。
宇陀市菟田野岩崎在住、寺澤亮一、昭和13年生まれでございます。
寺澤氏は、長年にわって教職員として従事され、教育に関して豊富な経験を持って、国や奈良県の附属機関や団体などの要職や委員に就任され、人格が高潔で、幅広い人脈と教育、芸術、文化に関して識見を有しており、平成19年3月29日から宇陀市教育委員会委員に任命され、また平成25年3月29日からは同委員長に就任し、引き続き委員として適任であると認めるものでございます。
次に、同意第2号、宇陀市教育委員会委員の任命同意についてでございます。
本件は、今年3月28日に宇陀市教育委員会委員、船津憲央氏の任期が満了することに伴うものでございます。
申し上げます。
宇陀市大宇陀藤井在住、岡本憲明、昭和39年生まれでございます。
岡本氏は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第4項に規定する保護者であり、これまで幼児園PTA会長、小学校PTA会長に就任されたほか、奈良県立桜井高等学校野球部保護者会代表に就任されるなど、卓越した識見と豊富な経験のもとPTA活動などに御活躍されており、高潔な人柄と教育に対する理解を有しており、委員として適任であると認めるものでございます。
次に、同意第3号、宇陀市公平委員会委員の選任同意についてでございます。
本件は、今年3月28日に宇陀市公平委員会委員、松井利文氏の任期が満了することに伴うものでございます。
申し上げます。
宇陀市大宇陀五津在住、松井利文、昭和21年生まれでございます。
松井氏は、長年にわたって奈良地方検察庁において従事され、社会の治安維持のため、厳正公平と人権尊重を旨とし事件処理に当たり、現在は宇陀簡易裁判所調停委員を務めておられます。人格が高潔で、地方自治の本旨、民主的で能率的な事務処理や人事行政に関して識見を有しており、平成22年3月29日から宇陀市公平委員会委員に選任され、また平成25年4月30日からは同委員長に就任し、引き続き委員として適任であると認めるものでございます。
次に、同意第4号、宇陀市監査委員の選任同意についてでございます。
本件は、今年3月28日に宇陀市監査委員、三浦桂太郎氏の任期が満了することに伴うものでございます。
申し上げます。
宇陀市榛原萩原在住、籠谷順司、昭和23年生まれでございます。
籠谷氏は、長年にわたって広告代理店に勤務し、テレビ広告業務などに従事されたほか、テレビ放送局に入社後、本部営業局長を経て大阪支社長に就任され、営業業務におけるコスト削減などに取り組まれました。そこで企業の経営管理に従事され、財務管理、事業の経営管理、行政運営に関して識見を有すると認められ、テレビ番組制作業務において、地方自治体の広報番組に携わるなど、氏の広い視野と豊富な知識、経験が監査委員として適任であると認めるものでございます。
以上4件の任期につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、地方公務員法及び地方自治法のそれぞれの規定により、平成26年3月29日から4年間でございます。
次に、同意第5号、宇陀市財産区管理委員の選任同意についてでございます。
本件は、今年3月25日に宇陀市財産区管理委員、源内幸親氏の任期が満了することに伴うものでございます。
申し上げます。
宇陀市菟田野上芳野在住、源内幸親、昭和18年生まれでございます。
源内氏は、平成14年3月26日、菟田野町財産区管理委員に選任され、現在3期務められておられます。また、氏は長年、農林業を営まれており、豊富な経験をお持ちで、区域である菟田野第2財産区の実情を熟知されているとともに、委員としての信頼も厚く、その委員として適任であると認められるので、引き続き委員として適任であると認められるものでございます。
任期につきましては、地方自治法の規定により、平成26年3月26日から4年間でございます。
最後に、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。
本件は、平成26年6月30日に人権擁護委員、山本博章氏の任期が満了することに伴うものでございます。
法務大臣の委嘱決定までの手続に時間を要することから、本議会において、人権擁護委員法の規定により議会の意見を求めるものでございます。
宇陀市室生砥取在住、池内鈴子、昭和26年生まれでございます。
池内氏は、長年にわたり看護師として保健福祉行政に従事され、現在も看護師の人材育成に御尽力をいただいており、地域から信頼され人望が厚く、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備え、人権擁護委員として適任であると認めるものでございます。
なお、任期につきましては、人権擁護委員法の規定により、委嘱の日から3年間でございます。
以上6件について御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております日程第37、同意第1号から日程第42、諮問第1号までの6議案は、本日は提案理由の説明までとし、3月24日に予定しております本会議最終日に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、同意第1号、宇陀市教育委員会委員の任命同意について(内容)平成26年3月28日任期満了に伴うものから諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(内容)平成26年6月30日任期満了に伴うものまでの人事案件6議案の採決は、本会議最終日に行います。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程第43、選挙第1号、青葉山組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
なお、この議案につきましては議長提案となっておりますので、私から提案理由の説明を申し上げます。
青葉山組合は、当市と山辺郡山添村をもって組織する地方自治法第294条に基づく財産区であり、同法第295条により設置された議会であり、ただいまの青葉山組合議会議員の選挙につきましては、青葉山組合規約第5条の規定により、宇陀市及び山添村の該当区域内に住所を有する者で組合市議会の被選挙権を有する者の中から、組合市の議会において選挙すると定められており、定数は12名で、選出区分は宇陀市6名、山添村6名となっております。
現在の青葉山組合議会議員におかれましては、平成26年3月23日に任期の4年が満了いたしますので、今期定例会で宇陀市の6名について選挙を行うものであります。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法については議長が指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
各該当区域から推薦され、青葉山組合議会議員候補者名簿に記載された方々を指名いたします。
それでは申し上げます。
青葉山組合議会議員に室生市室生上笠間2007番地、山根三千雄さん。同じく室生上笠間2167番地、福田和巳さん。同じく室生上笠間338、339の2、松村正治さん。同じく室生下笠間801番地、田幡久晴さん。同じく室生下笠間436番地、小久保貞光さん。同じく室生下笠間273番地、好村豊司さん。以上6名の方を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました方々を青葉山組合議会議員選挙の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました山根三千雄さん、福田和巳さん、松村正治さん、田幡久晴さん、小久保貞光さん、好村豊司さんの以上の方が青葉山組合議会議員に当選されました。
議長(中山一夫君)
続いて、日程に従いまして、日程第44、選挙第2号、宇陀市選挙管理委員の選挙について並びに日程第45、選挙第3号、宇陀市選挙管理委員補充員の選挙についての2議案を一括して議題といたします。
なお、これらの議案につきましては、いずれも議長提案となっておりますので、私から提案理由の説明をさせていただきます。
選挙第2号、宇陀市選挙管理委員の選挙について並びに選挙第3号、宇陀市選挙管理委員補充員の選挙についての2議案につきましては、委員並びに補充員が平成26年3月26日に任期満了となることから、地方自治法第182条の規定に基づき、選挙を行うものであります。
それでは初めに、選挙第2号、宇陀市選挙管理委員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法については議長が指名することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
議案書記載の選挙管理委員候補者名簿に記載された方々を指名いたします。
それでは申し上げます。
宇陀市選挙管理委員には、宇陀市大宇陀大東296番地、松久保康吉さん。宇陀市菟田野稲戸593番地、梅岡あや子さん。宇陀市榛原諸木野248番地、森田哲爾さん。宇陀市室生無山335番地の1、森井一成さん。以上4名の方を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました方々を宇陀市選挙管理委員選挙の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました松久保康吉さん、梅岡あや子さん、森田哲爾さん、森井一成さん、以上の方々が宇陀市選挙管理委員に当選されました。
次に、選挙第3号、宇陀市選挙管理委員補充員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。
指名の方法については議長が指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議長が指名することに決定いたしました。
議案書記載の選挙管理委員補充員候補者名簿に記載された方々を指名いたします。
それでは申し上げます。
宇陀市選挙管理委員補充員には、第1順位、宇陀市榛原下井足1376番地、前野博さん。第2順位、宇陀市菟田野東郷218番地、神明悦子さん。第3順位、宇陀市室生深野507番地、中尾佐代さん。第4順位、宇陀市大宇陀上片岡554番地、高尾晃さん。以上4名の方を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました方々を宇陀市選挙管理委員補充員選挙の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました第1順位、前野博さん、第2順位、神明悦子さん、第3順位、中尾佐代さん、第4順位、高尾晃さん、以上の方が宇陀市選挙管理委員補充員に当選されました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
次の本会議は、3月6日木曜日午前10時から行います。
なお、6日は議案の質疑、委員会付託の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。
また、7日からは各委員会が開催される予定となっております。議員各位には慎重審議をよろしくお願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
大変御苦労さまでした。
午後4時09分散会