本文
平成25年12月5日午前10時開議
日程 |
内容 |
|
---|---|---|
日程第3 | ||
日程第4 | ||
日程第5 | ||
宇陀市道路線の認定について | ||
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本 進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
15番 |
高橋重明 |
16番 |
小林一三 |
|
12番山本繁博14番山本新悟
13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内幹郎 |
教育長 |
石増次郎 |
総務部長 |
内田一哉 |
危機管理監 |
亀井一憲 |
企画財政部長 |
栗野 肇 |
企画財政部次長 |
森本彰一 |
市民環境部長 |
堂芝一成 |
健康福祉部長 |
森本彦司 |
農林商工部長 |
山本喜次 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
欅 啓典 |
教育委員会事務局参事 |
出口裕弘 |
水道局長 |
堤 正明 |
市立病院事務局長 |
吉岡義雄 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
谷口康夫 |
菟田野地域事務所長 | 西角政美 |
室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
議長(中山一夫君)
おはようございます。
議員並びに理事者の皆様には、御多忙のところ御参集いただきましてありがとうございます。
午前10時01分開会
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は12名であります。
11番、多田與四朗議員より午前中欠席届が出ております。これを受理いたしております。12番、山本繁博議員、14番、山本新悟議員、病気療養のため欠席届が出ております。これを受理しております。
定足数に達しておりますので、ただいまから平成25年第4回宇陀市議会定例会を再開いたします。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
これより議事に入ります。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第1、報告第5号、専決処分の報告について(平成25年8月22日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:建設課関係)を議題といたします。
理事者からの報告をお受けいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました報告第5号、専決処分の報告について説明を申し上げます。
本件は、8月22日午後4時ごろ、宇陀市大宇陀迫間439番地付近、市道西部線上において相手方自動車が走行中、道路を横断する水路のグレーチングが老朽化していたため、これをはね上げたことにより、相手方自動車の底部分を損傷させたものであります。
今回の事故は、がたつきなどを防ぐため、グレーチングをボルトで締めつけて固定しておりましたが、老朽化により一部のボルトが損傷し、ナットが抜け落ちた状態であったため、これを走行中の相手方自動車がはね上げたことが原因であると考えております。
再発の防止のため、グレーチングの固定部を溶接するなどの修繕を行うとともに、日常の市道の安全確認など必要な措置を講ずるよう指示いたしました。
本件では、10月2日、市の過失割合を100%とし、相手方と和解し、損害賠償金を支払うことで示談が成立いたしました。また、本件は地方自治法の規定に基づく市長の専決処分指定事項に定める損害賠償額及びこれに伴う和解の範囲内でありましたので、専決処分をさせていただいたものであります。
なお、損害賠償金につきましては、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
以上、報告いたします。よろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
以上で報告が終わりました。
ただいまより報告第5号に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
おはようございます。初日にも確認させていただきましたが、委任専決ということで報告をいただいたということで、その点については結構でございますけれども、やはり住民負担であることは確かですので、何点か質問をさせていただきます。
まず、このような事故が発生した場合に、どの部局でどのように相手方に応対されているのか、そして過失割合、賠償額ということで御報告いただきましたけれども、どういう方がその過失割合と賠償額を決められているのか、どういう査定をされているのか、その点についてお伺いしたいと思います。
それともう1点は、ちょっとこの図もいただいているんですが、ちょっと私も拝見しましてどこの部分が損傷しているのか、もうひとつはっきりわからないので、図に基づいて少し説明をお願いしたいと思います。
もう1点は、私の住んでおる地域の中でも住民の方から、やはりグレーチングの緩みによって、例えば夜に車が通ったとき非常に大きな音がするので何とかしてほしいというようなそういう要望も実際にございます。そういう意味で、これからこの老朽化というもののチェックをしていくということで指示をいただいておりますけれども、具体的にどのように、市内広いですので、グレーチングのナットの老朽化などについてどのようなチェックをされていくのか、以上の3点についてお伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えします。
1点目の事故にかかわる対応として、どの部局が行っておるのかということに関しましては、この道路の関係での事故でございますので、道路管理者であります担当課が建設課で行っております。
それと、過失割合の決め方につきましては誰と相談しているのかということですけれども、これにつきましては、損害にかかわる保険会社が損保ジャパンになっておりまして、損保ジャパンの保険、そういう損害賠償対応の担当者と過失割合を決めております。これの過失割合につきましては、それぞれ全国で発生している事故にかかわります事例に基づいて過失割合が決められているということでございます。
それから、損傷部分はどこかということですけれども、非常にわかりにくいんですけれども、部所を申しますとエギゾーストパイプという部分、これはエンジンの排気するところからマフラーの部分の接続部分、これが損傷してしまったと。これが損傷して排気音が高くてそれで気がついたということでございました。それと、フロントサスペンションクロスメンバー、それからフューエルタンク取りかえ、それからレンタカーの3日間の使用料ということで、この保険額を決められておりまして、部分につきましてはそういうことでございます。
それから、グレーチングの緩み、市内グレーチングの緩み等老朽化した部分はどのように対応しているのかということでございましたので、建設課のほうではパトロールを繰り返しながら確認をしておるんです。やはり市民からの通報によりますこともかなりありがたく感じておりまして、そういう騒音等が出ますと、グレーチングの固定をするためにボルトナットがない場合もございます。そこにつきましては溶接をしたり、そういうとめ具で固定したりということで、グレーチングのはね上がりの防止を考えております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
ありがとうございました。
グレーチングの状況につきまして、市民からの通報も大変ありがたいということでおっしゃっていただきました。私も近くの方からお話をいただきまして、建設課のほうにおつなぎしましたら、すぐやっていただいたという経験もございます。引き続きパトロールをしながら、グレーチングだけじゃなくて、やっぱり道路の陥没してたりいろいろやはり最近目につきますので、ぜひそのあたりはやっていただきたいと思います。
もう1点だけ、ちょっと外れるんですが、グレーチングの問題ですので関連でですけれども、市内から盗難されているということが結構新聞などでも、盗難したものが捕まって宇陀市からかなり盗難したというそういうニュースがございましたので、いわゆるそういう部分について、やはりメンテナンスとの関係といいますか、そういうことも少しはあると思いますし、宇陀市として盗難された場合どういう対応になるのか、返していただけるのか、その辺について参考にお伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
宇陀市内でもグレーチングぶたの盗難が相次いで、かなりの枚数が盗難に遭っておりまして、先日も新聞のほうで窃盗容疑という形で逮捕されたんですけれども、この逮捕者に対してそれを損害を賠償請求できるかといいますと、それは損害賠償は可能は可能なんですが、相手方に返せる意思と財力があれば返していただけるんですが、それがほとんどないという状況を確認しておりますので、これはそのままふたをまた新たに、グレーチングのふたはかなりの高価なものでございますので、今度コンクリートぶたにかえたり、またグレーチングの固定をするなどの方法でまた復旧をしているというような状況でございます。
議長(中山一夫君)
高見議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、質問なしと認めます。
以上で、日程第1、報告第5号、専決処分の報告について(平成25年8月22日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:建設課関係)に対する質問を終結いたします。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第2、議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正についてから日程第5、議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正についてまでの4議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております4議案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、4議案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この4議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、上田議員、堀田議員、高見議員、井谷議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
初めに、議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正について質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、議案第55号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、議案第56号、公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備について質疑はございませんか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
何点か、まずお尋ねいたします。
この条例自体は、管理しているのがばらばらの部署になっていたのを全て総務部に集約させるということですので、その点については何度も総務文教委員時代に申し上げてきたことですし、ファシリティーマネジメントを進めるという観点からも結構なことだと思うんですが、ただ、この条例を改正をしても、まだ適化法の関係でここに加えられていない、加えることができないものもございますけれども、まずその条例上まだ加えることができないものも全部含めて一括管理をしていくということでよろしいでしょうか。
それと、教育委員会がまだ持っている、持たなければならない施設というのは、例えば学校とかありますけれども、それも全部一元管理をしていくべきだと考えるんですけれども、この条例を改正した後の管理体制ですね、公有財産であったりとか全ての財産の管理というのは、今後もこの条例制定を機に全てを一元管理、例えば学校の施設管理を誰がするかといったら、第一義的には学校がして、次、教育委員会ですけれども、それも補修をしたりとか、もしくは何かメンテナンスの契約をするんだと、一括で契約をするなりしたほうが当然コストも下がりますし、ばらばらにする必要はないと思いますけど、まだこの条例をつくっても部局を超えてやらないとならないものだったり委員会を超えてやらないとならないものというのはございますけれども、そういうところというのはしっかり調整されて今後管理というのはされていくのか、説明よろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
出口教育委員会事務局参事。
教育委員会事務局参事(出口裕弘君)
失礼します。
ただいまの公の施設の改正につきましての管理の形態の件でございますけれども、ただいま改正しますのは集会所条例に一括にするというような改正でございます。その中での管理という形になります。そしてそれを担当する部局としましては、まず総務関係の各地域事務所、そして本庁でありましたら総務課になりますけれども、そこが担当ということになります。
そしてすみ分けとしまして、今その集会所条例に一括にまとめますその中で直営の分がございます。その直営と申しますと、今、当課が抱えております施設でございますけれども、それがまだ指定管理、地域の皆さんにお願いして、まだ理解をしてもらってなく指定管理まで至っていないという部分が、その施設に限りましては直営という形で今なお市が直接管理している分がございます。それは予算化も今の課でしております。そして指定管理等あるいは今やっております普通財産化にしておりますような方向になりましたら、一括して総務課のほうに渡していきたいという形で、直営の分に限りましては、今現状の課のほうで引き続いて管理をいただくということで、それ以外、指定管理あるいは無償貸与になった施設におきましては、総務課なり地域事務所のほうで一括管理をお願いしたいということで今は提案をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
学校のことは、また次のときでもお答えいただければと思うんですが、基本的に管理、どこが責任を持つかということだったらハードの話ですから、ハードですね、建物を管理することができるところに、どこが所管しているかということと管理を誰がするかというのは、これは多分別の次元の話だと思うんですね。管理しているのが例えば商工観光課だったとしても、じゃあその修理をしたりとか頼んだりするのはどこかといったら、多分それは総務だったりするはずだと思いますし、ひょっとしたら建設かもしれませんけど、ですので、ソフト面でやっていくこととハードの管理をするというのは分離してもいいと思います。これ、教育委員会が持っているものでもどの部局が持っているものでもそうだと思いますし、学校でもそうですけれども、例えば何度も議論で出てきたエレベーターの管理とかも、学校にもエレベーターがついていれば、公の例えば大きい集会所施設のような施設、例えば総合センターのような施設、全部ついてますけど、これ全部ばらばらに発注するんじゃなくて一緒にメンテナンスの発注をしたら、きっとコストは安くなるはずですし、何かあったときに対応が一本化できるから特に不都合ないはずなんですね。
ソフトの例えば公民館だったら、公民館事業というものはこの宇陀市内には存在していて、時々ソフトのところとハードの実際にやっている事業と誰が建物を管理するのかというところがたまにごっちゃになっているときがあるんですけれども、それはしっかり分けた上で誰が、メンテナンスをするのは一つの部署でしたほうがよろしいかと思いますので、この条例改正も多分その一歩だと思いますけれども、メンテナンスをどこがするかと、それから更新したりとかするのをどう管理するのかというのは、公有財産の適正化の上で物すごく大事なところですので、その点のところ今後どうなっていくのかですね。
それと、この集会所施設というのは直営で管理、直営というか、行政が責任を持って管理をしていくという選択肢もあれば、そうではなくて、例えば自治会だったり、その地区だったら地区の自治会に払い下げていくという、大まかに分けて方向性としてはあると思います。そういう方向性とかというのはございますでしょうか。
2点ですね、管理については、この条例とかにかかわらず、一つの部署に一元化すべきじゃないかというところと、この特に集会所のような施設については今後どのように管理をしていくのか、管理というのは誰が責任を持つのかというのを2点よろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
出口教育委員会事務局参事。
教育委員会事務局参事(出口裕弘君)
ただいまの管理の関係で、ハード部分とソフト部分ということでございました。
ハード、建物の管理におきましては、一括で総務関係でお願いするということでございます。そしてソフトにつきましては、ソフトといいますと、そこで行われる事業等のことの補助なり支援ということになると思うんですけれども、それは各部門で例えば教育委員会でしたら、公民館活動があればそれの支援ということで、各担当の部局が支援するという形になっております。それは以前と変わらず続けていきたいというように思っております。
そして管理の面で、やはり地域の皆さんに使い勝手のいい施設として重宝してもらうということで、やはり地域の人が中心で使ってもらいますので、地域の方が管理をしてもらう、あるいは光熱水費も持っていただくというような方向になっております。
そして、その集会所を行く行くはどのような方向を考えているのかというようなことでございますけれども、一応市の建物ということになっておりますので、それは地域の皆さんに使ってもらうわけなんですけれども、市の管理も含めて地域の皆さんが修理あるいは改築というようなことになれば、それは市もかかわっておりますので、やはりそれは地域の皆さんと相談しながら解決をしていき、管理のほうは以前と同じような形で地域の皆さんに管理も含めた形でお願いしたいなというように思っております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
3回目ですし総務文教常任委員会もありますので、細かいところだったりとか詰めた議論というのは総務文教委員のほうにお願いしておきたいと思いますけれども、まず、これかなり実は大事なことがたくさん今出ていまして、まずハードの管理のあり方についてどうしていくのかというところですね、これはしっかり委員会の中でも議論していくべきだと思いますし、誰が管理するのか、特に教育委員会で持っているものというのは、市長の調整権を使った上で管理をある程度委任するようなことというのが必要になりますので、その調整も必要になってきますし、それとソフト事業のほうもですが、例えば老人憩いの家がありますけれども、老人憩いの家でお年寄りのための健康教室というのがあったら、多分これは健康福祉部の健康増進課なりがしたり長寿介護課がしたりとかするのかなと思うんですけれども、こういう事業というものをどうやって今後位置づけていくのかというのも行財政改革の中で議論していかないといけないことです。
というのは、まちづくり協議会をつくって一括交付金化を進めていこうというのがありますから、例えばA地区という地区でそういうことをやっているけれども、全体ではやってない、じゃあ、それを進めるかどうかというのを誰が決めるのか。これ市役所が決めることじゃないかもしれませんし、そのことはひょっとしたら地域の方が議論して決めることかもしれませんので、今行っている事業をどこまでお金を地域の方にお渡しをして地域の方に決めていただくのかというソフトのところも多分議論しないといけなくなってくると思うんです。
ちょっとこの条例とは直接関連しないかもしれませんが、行財政改革の一環だったりこういう施設の適正化の一環としてこれは多分されていると思いますので、その観点から考えますと、管理についての課題というのはまだ積み残していると思いますし、逆にソフト事業についても、じゃあどうしていくのかですね。これは一定の方向を示して施策として行っているものは宇陀市としてやっていくけれども、施策としてどうかと思うものについては一括交付金化をし、まちづくり協議会のほうに移管するというのも選択肢としてはあり得ると思います。
このことだけだったら、ばらばらになっている条例を一つにしましたと、管理を総務課に集約をしますということだけなんですけれども、この先にあるのは、必ず行財政改革を進めていく上で必要なことですので、そこはしっかり整理をした上で一定方向性というのは確認しておいたほうがいいと思いますし、逆にそのところがもしすぽんと落ちて、先にこの話だけがやってたら、それはまた問題だと思います。もちろんそんなことはなくて、しっかり庁内で議論された上でこれ出てきているというのはよくよく理解はしているのですが、今後についてもしっかり方向性というのは確認をした上で議決に臨んでいきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
回答よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、これをもちまして質疑を終結いたします。
次に、議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正について質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正についてから議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正についてまでの4議案は、会議規則第37条の規定により、総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第6、議案第58号、宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、福祉厚生常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、福祉厚生常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は福祉厚生常任委員会に付託いたしますので、多田議員、勝井議員、峠谷議員、井戸本議員、山本新悟議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
ちょっと細かい質問になりますけれども、附則が三つございますが、そのうちの経過措置の2番、3番ですね。今回のこの条例案につきましては、消費税の引き上げに伴う使用料なりの変更ということだと思いますけれども、経過措置について、この2、3がちょっと具体的にわかりやすくどういう内容になっているのか、説明をお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
堤水道局長。
水道局長(堤正明君)
水道の料金を徴収させていただきますときに、今の水道局としましては毎月5日から10日までが検針日となっております。その間に、4月に入ってからですけれども、検針日が7日になったりとか8日になります。ですので、その7日の検針日までが3月分の水道料金ということで、それ以降が新しく8%の消費税を乗せた水道料金となります。
以上です。
議長(中山一夫君)
吉岡市立病院事務局長。
市立病院事務局長(吉岡義雄君)
失礼いたします。
市立病院に関しましても、個室使用料また文書手数料、ここが対象になってまいりますが、個室使用料におきましても、この26年3月末までの使用に係る分、この分の請求が4月1日以降に請求書の発送という形になりますが、その場合でも従前の金額で請求のほうをさせていただくと、これが附則でうたわれておる部分でございます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
笹次さんとぴあ榛原事務長。
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長(笹次悟郎君)
さんとぴあのほうからも同様の内容でございますが、お話しさせていただきます。
さんとぴあにつきましては、月末締めの翌月請求という形をとっております。今回、施行の日が26年4月でございますが、3月分については従前の5%を適用するとなっております。
そして、さんとぴあに該当しますこの項目につきましては、病院同様、個室料であるとか証明手数料、電気使用料、こういうものについては3月分の確定までは従前分、4月1日以降の新たに発生したものについては新しい消費税を使わせていただくと、このようになっております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
私も該当委員ではございませんので、この際、質問をさせていただきます。
詳しい審議については福祉厚生委員の方にお願いいたしますが、議案第58号は、これは公共料金で市民生活にとって大変影響のある条例でございます。特に今、さんとぴあ、病院については利用者だけということですが、簡易水道、下水道、上水道については、まさに全市民が対象になります。
したがいまして、この条例についての考え方をひとつお聞きしたいと思いますが、まず国の政策に基づいて来年4月からの消費税増税、それから1年半後の10%も含めた条例改正をも今回提案しておられるわけですが、これは転嫁の問題ですね。いわゆる消費税をそのまま利用者に転嫁するということでこの条例ができているわけですが、市民生活に大きいという立場で考えるならば、具体的に各世帯当たりどの程度いわゆる値上げになるのか、消費税負担が市民に影響があるのかということについての試算がございましたら、まずその点をお伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
堤水道局長。
水道局長(堤正明君)
まず、上水道事業の場合でございます。まず初めに御説明申し上げます。
まず、宇陀市全体で平均しますと、月額20立米の使用水量がございます。それを計算もとにしまして、口径13ミリで20立米を使用された場合、3633円から3736円の月々の使用料となり、103円の増となるようです。
また、簡易水道の場合でございますが、これも20立米を基本とした数字で計算させていただきますと、13ミリの場合、114円の増という金額になります。また、20ミリになりますと、133円の増という計算になります。
以上です。
議長(中山一夫君)
堤水道局長。
水道局長(堤正明君)
消費者はこれを負担せないかんということになりますわね、今の話であればね。
先ほど経過措置の話がございましたが、国は大きな買い物については、例えば住宅ですね、9月までに契約をすれば、引き渡しが来年4月以降であっても旧来の消費税5%でよろしいという経過措置を設けておりますが、これは水道というのはもともとずっと利用しているわけですから、過去の経過から引き続いてその水道を利用しているわけで、逆に私は現在も人口減の中で水道の使用量が減っているわけです。現実に水道メーターを使わずに、また旧来の井戸水なりほかの水源を使うというように消費者は当然考えるわけですね。そのことに基づいて、水道収入はやっぱり減ってくると私は懸念しておるんですけれども、そういうことは企業として、これは公営企業ですから、そういうことも将来の売り上げについても十分考えておく必要があると思うんですが、その点はいかがでしょうか。
議長(中山一夫君)
堤水道局長。
水道局長(堤正明君)
高橋議員さんおっしゃるとおりと私もそう考えております。
消費税増税に伴い、各家庭ではより一層節水される、またそういう努力をされることが見込まれると思います。給水量の減少が予想されることから、やはり水道局としても施設の維持管理の経費の節減に努めていかなければならないと考えているところでございます。
以上です。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第58号、宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正については、会議規則第37条の規定により、福祉厚生常任委員会に審査を付託いたします。
議長(中山一夫君)
次に、日程に従いまして、日程第7、議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
本案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、山本繁博議員、山本良治議員、大澤議員、高橋議員、小林議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
失礼いたします。
この議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正についてということで、今回の条例改正については、いわゆる配偶者からの暴力の防止、対象が広がるということで、DVにかかわる案件について対象者を広めて住宅が使用できるというように、拡大になるという理解しているんですけれども、この改正に伴いまして、現在宇陀市で今回広がる事案について、かかわる事案がどれぐらい宇陀市ではあるのかというところをちょっとお聞きしたいと思うんですが。これは建設部でよろしいんでしょうか。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えします。
過去からDVにかかわる相談につきましては、現在まではございませんでした。今後相談がございましたら、通達にもあるんですが、関係部署、特に福祉部局、それから警察と連携しながら、被害者の保護もしくは自立支援を公営住宅としても行っていきたいと考えております。
以上です。
議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
ありがとうございます。
今お話ございました、まずこの相談の窓口そのものが行政にあっては福祉部局が窓口になってくるということで、あと警察からの相談もあろうかと思います。今この市役所に関しては福祉部局ということで、今までもさまざま御相談もあったかとは思うんですが、今回やはりその連携というのは非常に大事になってくると思います。市営住宅の所管、建設部とのその辺の関係で、使えるかどうかとかいうこともいろいろ今後出てこようかと思います。
そうした意味で、福祉部のほうで、やはりその辺の連携というのは、きっちりとこれからも密にお願いしたいと思います。もちろんこういう事案そのものがやはりないということが一番望ましいわけで、そういう前提はあるんですが、現状であったり今後そういう中で連携を密にお願いしたいと思うんですが、健康福祉部長、その辺の思いといいますか、お願いできますか。
議長(中山一夫君)
森本健康福祉部長。
健康福祉部長(森本彦司君)
ただいまの御質問でございますけれども、DVの関係の窓口は実は生活環境部のほうになっております。ただ、福祉のほうの関係で、いろいろな児童虐待でありますとか、それから障がい者福祉、特にDVの場合は精神障がいの関係も絡んでまいりますので、いろいろなケースにかかわっていくのは福祉がかかわっていくということで、その辺のところ、担当のこの住宅関連の課、それから人権の担当であります生活環境部のほう、それから私どもの福祉、またいろいろな生活保護とか子ども支援課等で連携をいたしまして、この辺のDVのところの察知と、それからそれのほうのリカバリーといいますか、その辺の政策といいますか、その辺のところにかかわっていきたいなと、そのように思っております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
ありがとうございます。
住宅そのものということでのテーマから外れて申しわけないんですが、今おっしゃったように人権の関係でもあります。DVという非常にデリケートな話でございます。市民環境部長のほうにもその思いといいますか、連携をまたお願いしたいと思うんですが。
議長(中山一夫君)
堂芝市民環境部長。
市民環境部長(堂芝一成君)
先ほど森本部長のほうからおっしゃったように、やはりDV関係についても福祉及びそのほかと協議を連携させていただいて進めていきたいと、このように思っております。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
今、井谷議員の御質問にも関連して少し関連でお伺いしますが、子どもさんであれば、やはり通報などを受けて虐待などに対して各関連の部局で相談しながら対応していって、そして児童養護施設などもございますので、そういうところで自立支援といいますか、対応ができるということですが、大人の場合、昔であれば駆け込み寺とかそういうのがありましたけれども、今はそういうものがございませんので、そういう意味で、この市営住宅をそういう場合に適用しようという趣旨かなと思いますけれども、この場合でも、この第6条の1号のクというところが、暴力を受けている場合に例外的にといいますか、特別に市営住宅をお一人でも使えるというそういう規定だと思いますけれども、その場合でも収入上限というのがやはり15万8000円でしょうか、適用されるということになるのか、その点についてが1点です。
それから関連ですが、今DVのお話が出ておりますので、やはりその背景である状況につきまして、やはり新聞等でいろいろな事件もふえてきているようにも思いますので、宇陀市におきまして、その傾向がどうなっているのか、件数とか内容的なこと、どの程度情報をつかんでおられるのか、そして具体的にどういう取り組みをされているのか、相談というのがございますけれども、そういう内容につきまして少し御説明をこの機会にいただいたらありがたいと思いますので、お願いします。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
一つ目の収入の上限についてでございますけれども、これは公募と同じような形で考えていきたいと思いますけれども、やはりそういう自立支援のために、やはり行政側としてもいろいろな形で支援するためには、例えばそういう収入がなければ、やはり減免の対象というような形で考えていかざるを得ないのかなということで思います。これは今後の検討だと思います。
それから、先ほどの2点目の情報、相談については、ちょっと私のほうは把握しておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
堂芝市民環境部長。
市民環境部長(堂芝一成君)
失礼します。
今現在ちょっと詳しい資料は持ってないので、確かなことは言えないんですが、DV相談というところで窓口も設けております。過去には数件DVの件で相談に来られたということも実績としてあるわけなんですが、また戸籍関係につきましても、やはりDVの関係で住所等の関係をお知らせしないとかそういう手続も行っておりますけれども、そういった状況で、詳しいことはちょっと今申し上げられないんですが、よろしくお願いします。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
詳しい状況について後ほどそれでは報告をぜひお願いしたいと思いますので、議長のほうでよろしくお願いしたいと思いますが、1点目のほうが、ちょっと私はこの公営住宅を使う要件としての収入上限があると思うんですね。だからそれを超えてる方がそういう被害を受けられて相談されて避難されるときに、この公営住宅が使えるかどうかというそういう質問ですので、もう一度お願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
収入を超えている方の取り扱いでございますけれども、宇陀市には特公賃という住宅がございますので、そちらのほうへの対応が可能かということでございます。
以上です。
議長(中山一夫君)
ただいま質問の中でDVに対する市内の状況について資料請求がございましたので、資料提出をお願いいたします。
ここで午前11時5分まで休憩いたします。
午前10時50分休憩
午前11時05分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議案第59号のほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正については、会議規則第37条の規定により、産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従いまして、日程第8、議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についてから日程第13、議案第65号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算6議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております補正予算関係の6議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、補正予算関係の6議案につきましては、予算審査特別委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この補正予算関係の6議案は予算審査特別委員会に付託いたしますので、堀田議員、勝井議員、高見議員、上田議員、峠谷議員、大澤議員、多田議員、高橋議員、小林議員は当該委員でありますので、質疑は御遠慮願います。
質疑の際には、各会計補正予算書のページ数もあわせて申し述べていただくようお願いいたします。
一般会計につきましては、補正予算書に沿って歳入歳出とも款別に進めます。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
初めに、日程第8、議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についての質疑を受け付けます。
2ページから5ページ、第1表「歳入歳出予算補正」及び7ページから8ページ、事項別明細書は款ごとの質疑がございますので、省略します。
6ページ、第2表「地方債補正」については、歳出に関する質疑が終了した後に質疑を受け付けます。
初めに、歳入の9ページ、10款地方交付税。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
9ページ、12款分担金及び負担金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
9ページから10ページ、14款国庫支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
10ページから11ページ、15款県支出金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
11ページ、19款繰越金。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
11ページ、20款諸収入。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
11ページから12ページ、21款市債。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
失礼いたします。
今回、市債の中で特に教育費、後ほど別件での質問は歳出でさせてもらうんですが、この歳入に関して、ちょっと合併特例債よりも率のいい起債ということで、合併特例債をなくしてこっちを充当したという経緯もあるんですが、その事業費に対する充当率とあと交付税の算入率が合併特例債と比べてこちらがどうかというところについてお聞かせいただければと思います。
議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
企画財政部長(栗野肇君)
ただいま質問いただきました学校の耐震事業に伴う起債の内容でございます。
今話がありましたように、当初におきましては合併特例債を充当するということにしておりました。この合併特例債におけます充当率というのは、95%充当して70%が交付税算入されると、こういう制度であったわけですけれども、その後、25年度に入りまして新しい起債の枠組みとして全国防災事業債あるいは緊急防災・減災事業債とこの2点の制度ができまして、これによります有利な起債という条件でございましたので、適用しております。
全国防災事業債のほうは充当率が100%でございまして、交付税で90%の算入があると、緊急防災・減災事業債につきましては、同じく充当率が100%で交付税算入率が80%ということで、合併特例債よりも有利な条件が整いましたので、こちらのほうに切りかえるという補正にしております。よろしくお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
今回これによりまして、やはりこういう耐震化に関しても計画では27年度中にとありますが、有利な起債をしっかり使いまして、市の財源を極力負担を少なくした形でまた事業も進むというようなことでどんどん進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
議長(中山一夫君)
回答よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
歳入に関する質疑が終わりましたが、ここで歳入全般に関する質疑がございましたらお受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、歳出に移ります。
13ページから14ページ、2款総務費。
質疑はございませんか。
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
企画費で少しお尋ねを申し上げたいなと、こんなように思います。
4目の企画費の中で、室生口大野駅の案内所の係員の配置あるいは構内の使用料、そしてさらには案内所の設置費ということで173万円の予算が計上されておるわけですけれども、これについてもう少し説明をお願いいたしたいなと、こんなように思います。
議長(中山一夫君)
森本企画財政部次長。
企画財政部次長(森本彰一君)
企画財政部次長、森本でございます。よろしくお願いいたします。
ただいまお尋ねの室生口大野駅前の臨時案内所係員配置事業につきましての御質問でございます。
御存じのように、近鉄が駅係員の無人化を推進しておりまして、今年度、奈良県のほうでも9駅無人化が推進されてしまいますということで、宇陀市のほうからも3度ほど本社のほうへ要望活動にも行っております。その中で近鉄のほうの御回答といたしましては、無人化を粛々と進めていくということでございます。
宇陀市のほうでどういったことをするべきかということで、いろいろと検討してまいりましたけれども、この12月の補正で上げておりますこの内容と申しますのは、一旦案内所を改札口を出たところに臨時のプレハブのような案内所をつくって、そしてある一定時間係員を置いて、そして駅が無人化になったことによりますことの観光客の案内、そして市民の心の安心というそういう対応のために置いていこうと考えております。
実際には駅の構内と申しますか、改札口の中は、駅舎につきましては、やはり機械等ございますことと、それから、もし駅舎の中での事故等につきましては、やはり責任分界点という部分で申しますと近鉄のほうに責任があると、こういったことでございますので、行政のほうがその中で駅係員を置くということはちょっと難しいですよと近鉄のほうから回答を得ております。
したがって、無人化になりますので、その部分どういうように今後していったらいいかということも踏まえて、臨時的に試験的に改札を出たところに臨時の案内所を設置しようと、こういうことでございます。
実際には、これから予算が通りまして近鉄のほうと社内調整をしてまいりますので、すぐにとは申しませんが、来年早い段階で設置できるように近鉄の本社との調整を今予算が通りましてから行っていただくと、こういうことになっております。
時間帯とか、何時から何時まで置くかとか、どういった人材を置くかとこういうことについては、これから調整してまいります。実際室生地域事務所のお力もかりて進めてまいりたいと思っております。
簡単ではございますけど、以上でございます。
議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
大変その件についてはありがたい話ですけれども、いわゆる業務をやっていく中で、やはりああいう場所的に、私、再生協議会の中でも話をしておったわけですけれど、近鉄の今室生口大野駅については非常に危険といいますか、安全を確保するのに非常に難しい部分がございます。御承知のように、大阪から名張のほう、名古屋のほうへ向かっての駅については非常に幅が広い、そういうところの事故あるいは名張駅のほうから出てくるのに通路がトンネル状になっておる。加えて便所があるということの中で、一貫した管理が非常にしにくいのと違うのかなという思いをしておりますし、またそのときに市のほうが今計画に入れていただいております係員の配置等々やっていただいたときの事故の対応についてどのような近鉄との話し合いをされているのか。ありがたい話ではあるけれども、そこへついている配置されておる者の責任というのはどういうようになっていくのかというのが非常に危惧されるわけでして、そのあたり市としてどのような考え方でおるのか、お聞かせ願いたいなと、こんなように思います。
議長(中山一夫君)
森本企画財政部次長。
企画財政部次長(森本彰一君)
室生口大野駅の状況といいますのは、先ほど山本議員がおっしゃったとおり、通路がありまして、それから階段がございまして、そして電車とホームの少し間があいていると、こういうことを私どもも把握しております。そういったことも踏まえて近鉄のほうに、例えばホームの改善であるとか、階段ではなくてエスカレーターであるとかこういったことも要望はいたしました。ところが、その辺につきましては、やはりどれだけの費用をかけるということが必要であるかということは、やっぱり企業の採算性のところから、今の現状としては難しいという返答でございました。
それでは行政としてどうすべきかというところでございますけれども、今のところ行政といたしましては、その辺にインフラについて行政から予算を出すということは考えておりません。実際近鉄のほうの御回答としては、そういう緊急の場合または障がい者の方や車椅子等のお年寄りの方とかについての対応といいますのは、榛原駅、これが管理駅になっておりまして、榛原駅のほうから出向くと。基本的には、障がい者の方などが室生口大野駅を利用されるというときには事前連絡が必要となってくると。緊急時はどうしますかということに関しましては、改札の近くにありますインターホンによって呼んでただければ、すぐに榛原駅から係員が参るということでございます。
ただ、こういうことでも迅速な対応はできないということとなってまいります。こういったときに市で置きます係員が全て対応するということは申せませんけれども、改札口を出たところに係員がおるということだけは、少しどうしても緊急の場合には通報等または警察、救急車、こういったところの対応にも連絡としては対応ができると思いますけれども、純粋に事故としてその責任がどちらにあるかといいますと、これは行政のほうではなくて近鉄側として責任を負わなければならない部分ですというようには回答も得ておりますので、今のところその対応について近鉄とどうしていくかということは、もう少し係の方と協議を続けてまいりたいと思っております。
以上です。
議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
この項についての質問はもう最後になるわけですけれど、産業建設常任委員会の中で要望もしてきております駅前整備とのかかわり、あるいは、この駅については特に、三本松もそうですけれども、特に高齢者の方も多いし、そして観光客がやっぱりこの駅を通らなければならんというものがございまして、観光地の入り口ということの中で大切な駅であるわけですけれども、この整備も含めて市としての考え方を聞かせていただきたいなと。
全国的に見ましても、非常に多くのそういう事例もございますけれども、この事業の中身で民間まちづくり活動促進事業というようなものもございます。そんなことで、この際にやっぱり基本は近鉄企業ですので、責任を持っていただいて改修なりをやってもらわんなんわけですけれども、しかし市とて今の現状を聞かせていただいた中で、大きくはやっぱり観光地の入り口としての市の責任も出てこようかと思うわけですので、もう少し拡大した形の中で今後の対応の仕方、どのように思っておるのかですね。
市長も本社のほうへも行っていただいておるということも聞かせていただいておりますし、私もあるところで近鉄の会長さんと名刺交換をする機会がございまして、話をこの件についてしたところ、会長さんはもう少しほかの考え方もあるのではないかなというような言い方も私にしておりました。これはつぶやきであったか、私と対面しておる中での話であったか、定かでないわけですけれども、もう少し他の考え方もあってもいいの違うかなって、これは会社に対してつぶやきであったかどうかは確認はできておりませんけれども、粘り強く市としての対応もやっぱり進めていかなければならん。2回行ってだめなら3回、3回行ったら4回というような形で行く。
また、市民においても、もう決まっておる、だから仕方ないというんじゃなしに、私は私なりに連合の人たちにもお願いしてるんやけれど、いわゆる住民運動というのもやっぱり必ず必要ですよと、市任せではだめですよというような話も踏まえてやってるわけですけれども、そのあたり、市民運動というのもやっぱり大事、もう決まっておっても、やっぱり市民運動して心を訴えていくということが非常に大事やと思うけれど、これについても連合の中での取り組みというのも自主的な問題であってもいいけれども、やっぱり市も自治会にいろいろな面でお願いしている部分がございますので、そういう運動も踏まえてやっぱり指導していくのも必要ではないかなと、こんなようにも思います。
そのあたりと、それから先ほど言いました市長の観光立市という形の中で進めていただいているというか、今回もライトアップの中で非常に市の取り組みについて、いろいろな話はあるにしても正解であったのと違うかなと、こんなようにも思ってお礼も言っていきたいというように思うわけですけれども、しかしながら、今の場合はなくしてしまうということの中で、非常に観光地の入り口でもあるのにもかかわらず、そのことを結果としてできてしまったら何を考えてるのやというような声も聞かれます。
そんなところで、この放送を通じても必要と思いますので、市長の思いを市民にも訴えていただいて、そしてどうあるんだということも申していただくこともいいのと違うのかなと、こんなように思いますので、そのあたり市長の考え方もあわせてお願いしたいなと、こんなように思います。
議長(中山一夫君)
森本企画財政部次長。
企画財政部次長(森本彰一君)
後ほど観光につきましては市長のほうからお話があると思うんですが、まず駅前改修につきましては、今現在室生地域事務所、そして都市計画課のほうで検討をしていくということになっておりますので、私のほうからは答弁は差し控えさせていただきます。
御存じのように、室生口大野駅は室生寺または大野寺等、いろいろと室生地域には大変有名な観光地がございますので、今回室生寺のライトアップもスタートさせていただきました。市の施設である山上公園等もございますので、やはり室生口大野駅を観光のPRとして、そして交流人口をふやそうという総合計画での目標もございますので、ここに駅係員が無配置化となるということであれば、市として何か対策を練らなければならないということで、今試験的ではございますが、この係員を置いて、状況をどうしていくかということのために置いていこうと考えております。
それと、例えば三宅町の石見駅、こういったところでは住民署名活動がスタートしております。この場をかりて申しわけないんですが、12月21日から近鉄は無人化をスタートさせると聞いております。たとえそれがもうスタートするとしても、スタートした後であったとしても、住民の方の署名活動があるということは心強いことかなと思っております。こちらのほうは住民の方の機運が高まっていっていただけたらと思っております。
あともう一つ報告させていただきますと、近鉄に粘り強く交渉させていただいた結果、観光繁忙期、多客時という回答でございましたが、そういうときは駅係員を調節するといいますか、榛原駅から常に1日中置くというようなこういったことも聞いておりますので、繁忙期は係員がいる日があると理解していただいたらと思います。
以上です。
議長(中山一夫君)
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
室生口大野駅と三本松駅の無人化についてでございますけれども、担当者が申し上げましたとおり、経過については行政といたしましてもしっかり近鉄と交渉させていただきながら話を進めてきたわけなんですけれども、やはり近鉄そのものは経営的な視点の中で3000人以下の乗降客のところには無人化をしていきたいということで、地元説明に対してもしないというような一方的な話でございました。何回も話をさせていただく中で、近鉄の室生口大野駅の乗降客をふやすような政策を行政もしっかり応援したいので、よろしくお願いしたいという話もさせていただいたんですけれども、大きな会社でございますので、極めて官僚的な、官僚的という表現が適正ではないかもわかりませんけれども、そういう対応でございましたので、できることならば、宇陀市と近鉄の折半の中で安全管理も含めた近鉄の社員の中で管理していただけたらなと思ったんですけれども、改札の中は構っていただかなくても結構だという話もされましたものですから、担当が申し上げましたように、少し休憩所も設けながら、とりあえず当分の間はこちらで直接雇用させていただいて観光案内でも務めたいなと思っております。
ところが、これからまたまちづくり協議会も設立していただきますので、やはり地域の方々ができることならば、よく地理的なことも御存じでございますし、そしてまた思いも持っておられると思いますので、できたらそういう形の方向づけもしていきたいなと考えております。
三本松駅につきましては、安全管理を十分していただいてよろしくお願いしたいということで近鉄と話させていただいております。宇陀市の主張といたしましては、三本松駅については安全管理の中で無人化をしていただいても仕方がないなと思っておるんですけれども、室生口大野につきましては、やはり室生寺派の方々の檀家の方々が関東とか東北の方々に多いですので、そしてまた地理的にふなれな方がおられますので、観光案内も兼ねて1人臨時的に配置したいということで、それに対して特段の配慮をお願いしたいと近鉄に申し上げたんですけれども、先ほど申し上げたとおりでございます。
そんなことも含めながら、行政といたしましても、基本的にはやっぱり乗降客をふやすことが一つの政策でございますので、皆様方とともに地元の方々とともに、そういう思いを込めて、なるべく公共交通機関に乗っていただくようによろしくお願い申し上げたいと思います。
以上でございます。よろしくお願いしておきます。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
次に、14ページから16ページ、3款民生費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
16ページから17ページ、5款農林水産業費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
17ページ、6款商工費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
17ページ、7款土木費。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
17ページから19ページ、9款教育費。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
失礼いたします。
歳入につきまして、先ほど有利な起債で耐震化を迅速に進めていっていただきたいという話はさせていただきました。今回歳出におきましても、やはり特に大きな金額としまして耐震改修及びその設計委託ということで予算が上がっております。
榛原小学校、これについてはIs値が余りにも低いがために補強ではもう追いつかないということで、改修そのものになっております。東小学校耐震補強、室生西小に関しては、まず設計ということで、室生中の体育館に関しても耐震補強ということで、特に工事関係3校になっております。
ちょっと2点お尋ねしたいんですけれども、まず1点目、今回この工事の詳細の中に、事業シートにもございますが、榛原小学校と榛原東小学校につきましては、太陽光発電もあわせて設置ということでなっております。ただ、室生中に関しては太陽光発電の設置というのが載ってはいないんですが、やはり避難所機能という意味では、日ごろの電気料金の削減にもつながりますし、災害時においては、そういう電気の供給という意味でも大事な部分なんですが、この室生中の体育館について太陽光発電が入っていないのはどうしてかという点が1点と、もう1点は、文科省のほうからもいろいろ通達等あると思うんですが、特にこの体育館に関しては天井の構造であったり、あと壁等々のそういう非構造部材に関して、やはり二次災害の危険性もあったり、また上から物が落ちてくるとかそういう危険性もあるということ、特に東日本大震災のときにもそういう傾向があったということで、そういう通達等もあると思うんですが、その辺の対応がきっちり今回の補正予算の中には設計も入っておりますので、その辺のところがしっかりと考慮されているのかどうかという点のその2点についてお尋ねしたいと思います。
議長(中山一夫君)
欅教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(欅啓典君)
失礼いたします。ただいま2点の御質問をお受けいたしました。
まず最初に、議員さんのほうからも御指摘ありましたとおり、国庫補助金並びに起債についてもなるべく有利なものを使っていくと、市に負担をできるだけかけないでということで、今回防災の起債に使わせていただくということになっております。
今回の御質問のほうに室生中の体育館の工事の中に太陽光発電はなぜ入っていないのか、入れていないのかということでございます。
まず、現在榛原小学校と榛原東小学校、こちらのほうには太陽光発電というのは入れておるわけでございますけれども、榛原小学校は体育館自体を新築するということで、当然太陽光発電を入れていきます。榛原東小学校については新築ではございません。改築というか、補強をしていくという改築なんですけれども、現存していた体育館に太陽光発電をつけるということは、かなり重量というか重みがありますので、現在の設計では補強に関しては太陽光発電はつけられないということなんですけれども、榛原東小学校の場合は体育館へ行く通路の屋根が日当たりがいい、日光が当たるというところで、ここにスペースがございましたので、そちらのほうにちょっとでも電気代の節約にもなりますし、何とかエコのほうでも貢献できるのかなと思いまして、そちらのほうは入れさせていただきました。
室生中学校のほうでございますけれども、現存の体育館を耐震補強していくということになりますので、屋根自体に太陽光パネルはつけられないという設計でございます。また、榛原東もただいま言いましたように、ほかの通路にもつけられないのかというような室生中の場合ですけれども考えましたところ、やっぱり日光の当たりというか、日当たりが余りよくないということにありまして、今回の体育館の耐震の工事にはちょっと見送らせていただいたという次第でございます。
それから2点目、文科省からの指摘事項でございますけれども、もちろん体育館の耐震補強につきましては、はりというか、もちろん鉄骨、その分は補強していくわけでございますけれども、非構造部材の検討ということで、例えば照明器具でありますとか、例えば地震が発生して上から物が落ちてきてけがしないのかというようなこともありますので、その辺の設計等もきっちりと考慮へ入れまして、大丈夫かなというような設計で進めてまいりました。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
体育館の補強そのものだけでは、やっぱり太陽光を上に乗せることはできないということで、室生中の体育館に関してはそれができないという話でありました。また、ほかの場所に関しても日当たりの関係もあるという話でありました。
これは避難所機能という観点になりますけれども、それに関してはまた部署が変わりますけれども、そういうことも踏まえて、また今後太陽光に関しては中学校の場所、校舎そのものではないにしても、これは避難所機能という意味では太陽光発電等々そういう緊急時の電気の供給ということも踏まえてまた検討していただきたいと思います。
また、室生西小に関しては設計ということですので、ぜひそれも踏まえて太陽光も入れることも踏まえて設計のほうお願いしたいと思います。
以上です。
議長(中山一夫君)
答弁はよろしいですか。
ほかにございませんか。
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
教育費の耐震化事業についてお尋ねをしていきたいなと、こんなように思います。
小学校の耐震化、これについてはかねてからお願いしておるところであるわけですけれど、一つ、この体育館について非常に子どもと教師との監視体制が非常にしにくい。どういうことかといいますと、運動場と校舎との間に体育館があるがために子どもたちの状況がわかりづらいというのは、かねてから申し上げてきました。その上に立ってですけれど、そのあたりをどう考えておるのか、そして今後それをどうしていこうとするのか。
また、今教育委員会のほうも地域との話し合いをしているという話を聞いておるわけですけれども、統合の問題が出てきております。そうしたときにあのままの体育館でいいのか、面積的にもそうですし。それから、御承知のように、また後で中学校のときにも言いますけど、中学校も小学校も非常に軟弱な土地に建ってたということで、以前も私も担当しておったことがあるわけですけど、非常に心配をされるところであります。工事中においても、あの当時、ブルドーザーでしたかがはまってしまったというような状況の土地でもあるわけです。加えて、いわゆるプールの位置にあっても非常に管理がしにくかった、浮き沈みが出てくるというようなこともございました。
そんなことで、それからもう1点、あそこへ進入するために、非常に進入口というか道路が狭いわけです。そのあたりも踏まえて全体的な教育場所としての考え方といいますか、これはどのように進めていこうとするのか、総合して答弁を願いたいなと、こんなように思います。
議長(中山一夫君)
欅教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(欅啓典君)
ただいま御指摘いただきました室生西小学校の体育館についてでございますけれども、今回の補正予算で補正額が700万円ということで設計額を委託料として上げさせていただいております。
その中で、ただいま議員御指摘いただきました現在の室生西小学校の体育館の位置が小学校の校舎の職員室、先生方のほうからグラウンドで遊んでいる子どもたちが目が届かないと、体育館が邪魔になって目が届かないという現状がございます。そのために、やっぱり我々といたしましては、安心・安全の原理から申しまして、子どもたちが目の届く、できるだけ視覚の少ないものをつくっていきたいということを考えておりますので、現在の位置またはその角度等も考慮いたしまして、なるべく視覚の少ない子どもたちが見渡せるというか、見通せるようなところをつくっていきたいと考えております。
それと、現在室生地域で進めております我々小学校なりPTA、こども園のほうに出向かせていただきまして、西小学校、東小学校の統合の問題について御説明に上がっているわけでございますけれども、こちらのほうも一通りというか、地域の皆さんに説明を行ったところでございます。その中で、西小学校に統合していくという案を示させていただいております。
議員御指摘のとおり、小学校を体育館なり校舎を改築していくのに道が狭いのではないかということでございますので、その中は、やっぱり我々といたしましても工事中に万が一子どもたちに事故があってはならないということと、地域の皆さんにも御理解と御協力を得なければならないということでありまして、進入路については教育委員会だけの問題ではないかと思いますので、市全体として建設部と考慮というか中身を審議し合いまして、ベストな形で工事に入っていけたらなという考えは現在持っております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
やっぱり安心・安全な教育、そのことをすることがやっぱり大事であるし、それから先ほども申しております、いわゆる統合をするにしても、やはり保護者の皆さん方はそのあたりをきっちりと整備をしていただくことを願っておるだろうなと、こんなように思いますので、これだけの設計監理でそこまでできるのかどうかは知りませんけれど、そのあたりを十分やっぱり論議をしていただいて安心・安全な教育現場でありますようにお願いしたいなと。
それから、中学校費の中で室生中学校の体育館の耐震工事ということであるわけです。これもかねてから申し上げてきておるところでございます。
現場を見ていただくと、その裏側にある擁壁そのものもずれておりますし、いわゆる安定された土地でないのと違うのかなという思いもございます。それから、それは改修ということで、耐震化でやるということで、十分な工事をやっていただければと思いますけれど、校舎のほうですけれど、あれは以前にもうやっていただいているのかなというような思いもありますけれど、ただ、あの学校へ入っていただいて校舎のほうへ入っていただいたところに西側と東側につながっておるその中間が、以前に折れた曲がったような形になって補修はしたと思います。
それはやっぱり先ほど小学校の話もしましたように、非常に軟弱な土地にやった原因であろうと私はかねてから思っておったわけです。その教育委員会の担当もしたことがあるわけですけれど、屋根についてはああいう補修はしていただきました。耐震もやっていただいたんだろうなというように思うわけですけれど、校舎の部分についてもどのくらいのIs値が出ておるのか、私も定かではないわけですけれど、本当に安心のできる場所かな、土地そのものが湿地帯にあの場所というのは建てております、運動場も含めてですけれど。そのあたりが少し心配であるわけでして、そのあたりはどのような査定をし、そして安全確保のためにこうやったというものがあれば教えていただきたいなと、こんなように思います。
議長(中山一夫君)
欅教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(欅啓典君)
ただいま御指摘いただきました地盤が軟弱であるということが1点ございます。
その点でございますけれども、現在は室生中学校の体育館を耐震補強していくということでございますけれども、今後校舎のほう、ただいま議員さんのほう御指摘いただきました校舎のほうの大規模改修という中身について、生徒の皆さんが使いやすいように工事していくということと、あと、地盤が軟弱であるということで、その辺の構造上の問題、その辺もしっかりと踏まえていって工事のほうにはかかっていきたいとは考えておるところでございます。
議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
6番(山本良治君)
いずれにせよ一番大事な部分でございますので、ひとつそのあたりをきっちりと押さえながら全体的な計画も入れながら、子どもたちが安心して来られるそんな場所であっていただきたいなと、こんなように思いますので、ひとつよろしくお願い申し上げたい、このように思って質問を終わります。
議長(中山一夫君)
答弁よろしいですか。
ほかにございませんか。
5番、上田徳議員、当該委員さんですが。
5番(上田徳君)
ごめんなさい、ちょっと聞きたいんですけれども、事業別シート22ページに書かれている部分は予算書のどこに載ってますか、4000万円。
議長(中山一夫君)
栗野企画財政部長。
企画財政部長(栗野肇君)
事業別シート22ページは室生西小学校体育館の改築の内容でございます。このことは予算書の18ページ、これは教育費、小学校費でございます。この中の委託料の中に含まれておりますので、備考のところに小学校名を記載しておりませんが、金額としましては、この委託料の中に含まれての内容でございます。
議長(中山一夫君)
上田議員、よろしいですか。
もう教育費のところでは3回終わっています。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、20ページ、10款災害復旧費。
質疑はございませんか。(発言する者あり)
また総務部長、後でちゃんと説明したってください。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
次に、6ページ、第2表「地方債補正」について。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
以上で歳出に関する質疑が終わりましたが、ここで歳出全般に関する質疑がございましたら、お受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
一般会計補正予算に対する質疑は以上です。
これをもちまして、議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についての質疑を終結いたします。
次に、日程第9、議案第61号、平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算につきましては、全般についての質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第61号の質疑を終結いたします。
次に、日程第10、議案第62号、平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算については、全般について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
失礼いたします。
今回補正予算の中で、非常にやっぱりこの介護サービスにかかわる給付金が項目は何個かありますけれども、やはり増加している傾向があるということで、しかも大きな金額でありますけれども、やはりこれをもって気になるところというのは、若干今回一般質問のほうでも、私の出している一般質問にも、これ若干リンクしてくる内容にもなってくるかなとは思うんですが、やはりこれだけ給付金が補正もあり増加しているということに伴いまして、今ちょうど第5期の介護計画ということで24年・25年・26年度いうことでされてまして、また今度平成27年度から第6期に入っていくんですが、やはり気になってくる、懸念されてくるというのが、これだけ増加していくと、どうしても今後介護保険料またどうなっていくのか、個々の負担がどうなっていくのかというのは、もうごく当たり前な不安といいますか、懸念になってくるわけでございますけれども、やはり消費税の増税分、社会保障に充てるという大原則があるので、そういうことにもリンクしてくるのかなとは思うんですが、この補正予算の中でもその辺のところ、どういうお考えであるのか、お聞きしたいと思います。
議長(中山一夫君)
森本健康福祉部長。
健康福祉部長(森本彦司君)
ただいまの御質問ですけれども、介護保険につきましては、ただいまおっしゃいましたように、当初の計画を予想を超えて人数が増加しておる、また特に介護度の高い方がふえておるというような現状にございます。
市といたしましても、将来に継続可能な形での社会保障といいますか、福祉制度をやはり考えていかなければならないと考えておりますけれども、福祉部門につきましては、やはり国のほうでの制度設計に合わせているということで、国のほうでも特に2025年に団塊の世代の方々が75歳、後期高齢者を迎えるというときの想定では、国のほうでは月額保険料が8200円を超えるのではないかというようなところまで予測をしておりまして、そのために国のほうでも現在制度改正等を考えておるところでございます。
特に、昨年の8月でしたか、社会保障と税の一体改革ということで、それの関連法が国のほうで成立しておりまして、今議員が一般質問でも質問をされようとしております税の増税がされて、それをその社会保障のほうにも回していこうということでございます。
その中の一つもあろうかと思いますけれども、今度予定されておりますのが、国の制度改正の中で介護保険の予防給付の見直しと、それから地域支援事業の充実という2点を挙げております。
これはどういうことかといいますと、要介護にならない方が今要支援というような形で介護サービスを受けておられるわけでございますけれども、これを市町村の政策の中に要支援の方々を入れて、それを地域の中で多様な方々が支える仕組み、ボランティアでありますとかNPOでありますとか事業者の方々がその要支援の部分を担っていくような形を市町村のほうに持っていったらどうやというようなことを国で今議論をされているようでございます。
市といたしましても、国のこのような制度設計に合わせていくということはもちろんでございますし、増税分をどのように国が配分してくるのかということの動向も見ながら政策を進めてまいりたいわけでございますけれども、今市として言えることは、昨年度から市長がウエルネスシティということで心身ともに健康な中で市民の方々が生活を送っていただくと、この中で社会福祉、医療費等を少しでも削減して、楽しくといいますか、暮らしやすいまちづくりをしていきたいというこの中で、医療費それから福祉費それから当然介護関係の費用も削減するような取り組みということで、政策といたしましては、健康づくり政策、それから介護予防政策に力を入れて、また来年度の予算にも出していきたいなと、このように考えておるところでございます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
井谷議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、これをもちまして、議案第62号の質疑を終結いたします。
ここで午後1時まで休憩いたします。
午後0時00分休憩
午後1時00分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
日程第11、議案第63号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑をお受けいたします。
この会計予算については、全般について質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第63号の質疑を終結いたします。
次に、日程第12、議案第64号、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑を受け付けます。
この会計予算については、全般について質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第64号の質疑を終結いたします。
次に、日程第13、議案第65号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑をお受けいたします。
この会計予算については、全般について質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、議案第65号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についてから議案第65号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算6議案につきましては、会議規則第37条の規定により、予算審査特別委員会に審査を付託いたします。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第14、議案第66号、宇陀市道路線の認定について並びに日程第15、議案第67号、宇陀市道路線の認定についての2議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております2議案につきましては、産業建設常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、2議案につきましては産業建設常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この2議案は産業建設常任委員会に付託いたしますので、当該委員の方は質疑は御遠慮願います。
初めに、議案第66号、宇陀市道路線の認定について。
質疑はございませんか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
議案第66号及び67号で新たな宇陀市の市道路線の認定が上程されているわけでございますけれども、この市道の路線の認定につきましては、過去より農道の部分でも認定をしていただきたいという強い要望のある路線もあるやに聞いておるわけですけれども、今回二つの路線についてはそれなりの理屈があって、これで新たに追加をされるということになっておるわけですけれども、このほかの路線についての考え方なりあるいは今後の見通し、そういった部分について少しお尋ねをしておきたい、このように思いますので、よろしく御配慮をお願いいたします。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えしたいと思います。
過去から農道につきましても認定をお願いするということでございました。農道の認定につきましては、過去からの諸問題がございまして、例えば農道という取り扱いは農林省の土地改良事業等によります補助事業をいただきながら道路をつけたという経緯がございまして、適化法の問題なりございますことから、農道が認定されない場合もございます。
しかし、そういう適化法の問題、いろいろなクリアできてから生活道として一定の道路法に基づく構造であれば、基準どおり認定するという経過がございますので、今後認定のほうへのまた要望をいただいたら、させていただきたいなと考えております。
以上です。
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
今後ということでございますけれども、今後ではなしに、既にかなりの路線に対してそういった形で市道への認定の申請あるいは要望等が出ておると私も理解しておりますし、そのことにつきましては、建設並びに農林それぞれの関係課長においても御理解をいただいて、ただ、災害あるいはそういった道路のふぐあいに対しましては、道路の状況によってちゃんと面倒見ていくよというような回答はいただいておるわけですけれども、しかしながら、きちんとした道路管理の中でそれをしていただくと、標準財政需要額の中の算入の路線の延長の中にも入ってきますし、そういった財政上にもそれなりの効果もあるのではないかなと考えるわけでございますので、今後じゃなしに、今までお願いしておる路線の中でもなかなか作業が進んでいないというようなお話も聞かせてもらっておるわけでございますので、この点につきまして、やっぱり地域の方々は本当に道路が農道あるいは里道という扱いの中では不安定といいますか、基盤の軟弱な要綱の中で市のほうは管理されておるということに非常に不安感を持っておられるわけでございますので、ですから本当に道路がその地域の方々の生活道路として、市道、里道、農道の区別なく、やはり地域の方々がきちんと生活をされるためのライフラインであり基盤であり、そして社会基盤になっておるというような部分につきましては、ひとつ積極的なこういった議会への路線の確定ですか、これをやっぱり進めていただきたいと、このように感じておるわけですけれども、もう一度、既に市のほうには何件かそういった部分での要望は上がっておると思いますけれども、そうした要望の件数も含めて取り扱いについての御説明、再度お聞きしておきたいと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
要望の件数につきましては、今資料、手持ちございませんのでお答えできませんけれども、やはり議員おっしゃるとおり生活に密着した道路に関しましては、市道認定を行って道路管理者が管理していくということで進めたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(中山一夫君)
上田議員、よろしいですか。(発言する者あり)
今その要望に対する資料を提出してくれへんかと、こういう要望でございますので、お願いしておきます。要望の件数と路線名とお願いしておきます。
上田議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
議案第66号、東町西峠線ということで、9月の決算議会でも予算委員会でしたか、少しお伺いしましたけれども、私の認識では、とにかく工事完了、供用開始が延び延びになってきているというそういう認識がございまして、現時点でこの区間371メートル余りということですが、工事が完了して供用開始がいつなのか、もう一度住民の皆様も関心が高いですのでお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えしたいと思います。
371メートル余りの工事完了につきましては、先日の議会でも答弁させていただきましたように、26年度をめどに完成を目指したいと。ただ、今回認定させていただきますこの路線につきましての一部供用をするがために道路管理者の道路管理区分を決定しますので認定をお願いしたいということで、今現在通行可能な供用可能な部分について供用開始するということで御理解いただきたいと思います。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
私が質問をしておりますのは、もともとは今年度完了ということで伺っていたわけでして、それに付随するやはりいろいろな地元の方も一生懸命考えていただいて、やはり通学路もたくさんございますし、この区間だけじゃないわけでして、それにつながる部分も含めてですけれども、例えば信号機の設置とか、地元の自治会、PTA、そして警察の方に要望しまして、宇陀署から公安委員会に予算要望が出ているわけですね、来年度に向けて。そういうことを伺っておるわけで、その点についての内容というものをお知らせいただきたいということと、その通学路も含めたデザインをどの時点で地元の方に御説明いただけるのか、そしてそうした県への要望などに、いわゆる今年度できるのであるから来年度の予算に要望をいただいているわけですね。地元の宇陀署から公安委員会に要望いただいているわけ、来年度予算で信号機ということで。ですから、それが延びるということで、それは一体どうなっていくのか、私は非常に心配をしておるわけですけれども、そのような点につきましてお答えいただければありがたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
通学路の安全対策ということで、いろいろ地元PTAなり自治会なりと協議をしてまいりました。それで安全対策ということで信号機の設置を平成26年度に設置するということで決定をしておりまして、これは担当部署が警察協議をさせていただきまして、御返事をいただいておるということでございますので、その旨の回答としまして地元のほうへもおろしているということを聞いております。
以上です。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
それに影響は出ませんかという質問です。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
一応全線供用開始が27年の4月にはということで進めてまいりまして、信号機の設置も同時期という形になろうかと思います。
以上です。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
そうなるように願っておりますけれども、県の立場としましては、そしたら27年4月からなんですねということですよね。ということは、27年度の予算ということになるんじゃないですか、そういう考えを私はしてしまうんですけれども、26年度の予算の中でしっかりと引き続き対応していただけるように、継続してやはり市からも働きかけをしていただきたいと思うわけですね。そうしないと、26年度対応だと考えていただいているところがどうなっていくのかということがやはり心配ですので、その点についてお願いしたいと思います。
あと、通学路をどうするかということも含めた基本的なデザインといいますか、地域の安全の部分の考え方をまだ地元のほうに正式には御説明いただいてないんじゃないかと思うんですけれども、2回目同じ質問になりますが、それをいつごろどういう形でしていただけるのかですね。
それともう1点は、この道路が完成することで車の流れも変わってくるかなと思いますけれども、このあかね台と榛見が丘の間上がっていってローソンがございますが、そちらのほうに行く道などがかなり渋滞してくるんじゃないか、大きな車が通行してくるんじゃないかというような心配も一部住民の方から伺っております。
そういう意味で、そのいわゆる車の流れをどのように考えておられるのか、細かいことは必要ございませんけれども、お伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えしたいと思います。
先ほどの地元への説明ということは、先ほど申しましたけれども、担当の部署のほうからは地元へはおろしたと、回答したということで聞き及んでおります。
それと交通の流れがどうなるのかということでございます。
現在天満台方面、榛見が丘方面からの動線があかね台と榛見が丘から駅北の駅前広場のほうへ流れていっておると、これが日2000台がカウントされておりまして、この交通の流れといいますのは、本来都市計画道路東町西峠線ができておればこういうことがなかったので、早急にこの東町西峠線を完成させてほしいということから出ておりますので、流れとしましては、逆に緩和されていくのかなという思いがございます。
以上です。
議長(中山一夫君)
もう3回終わっています。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、質疑なしと認めます。
次に、議案第67号、宇陀市道路線の認定について。
質疑はございませんか。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
引き続きお伺いしたいと思いますが、この路線につきましては補正予算などで計画のお話を伺っておりますけれども、具体的な建設スケジュールとか完成時期とか建設費、財源についてはまだお伺いしてないのではないかと思いますので、この場をかりましてお伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
お答えします。
完成目標年次としましては平成33年を目指したいなと、こういう考え方でございます。それから財源内訳につきましては、社会資本整備事業の国の補助金をいただき、それから合併特例債を充てるというような形で事業化させていただきたいと思います。
以上です。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
審議資料に一番裏に地図が出ておりますので、榛原大橋のところから先ほどの道路の延長のところにつなげていく、東町西峠線に交差点のところに行くというそういう図になっておりますけれども、そうしますと、消防学校とか市役所の横の土地も通っていくというようなルートで示されておりますが、この消防学校あるいはその他の方々とのお話し合いですね、そういう点につきましては全くこれからということなのか、既にある程度見通しを持っておられるのかですね。
というのは、先ほどの道路の認定と違って、今33年ということでお伺いしましたが、認定について今の時期にされるということが非常に早目にされるのかなと考えますので、その点についてどうなのか、お伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
吉岡建設部長。
建設部長(吉岡博文君)
消防学校のところを通るということで、この件に関しましては県のほうと調整を過去から図っております。
それから、なぜ今認定するのかということでございますけれども、認定する理由としましては二つございまして、一つにつきましては、こういう重要路線の案件につきましては、まず道路認定をして国のほうへ事業認可を受けて、それから事業の決定をしていくということが原則論として路線認定をしておかなくてはならない。どの道路をどこからどういうようにしてつけていく、起点、終点を決定していくことが一番大事なことでございます。
それから、道路認定をして先ほどの事業認可、計画をするということは、やはりこの事業につきましては、土地収用の関係で土地収用法に基づきます用地買収を行う路線と位置づけまして認定をしていかなくてはならないということで、この2点に関しまして先行で道路認定をさせていただくということでございます。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
3回目ですので、この今の路線につきましては、懸案となっておりました踏切の危険性の解消など非常に効果が高い、やはり線路で分断されているところを交通の流れを解消する、スムーズにしていくという意味では非常に大事な道路ではないかと考えますので、やはり今33年というようにおっしゃいましたが、そのまだ先のことではございますけれども、やはりできるだけそうした期限というものを目標というものをしっかり守っていただくように、というのは、やはりそれに向けて世の中、市民の皆様も動いていくわけですので、ある意味そうしたことをしっかりと約束まではいかないかもしれませんが、それをめどにしっかりとつくっていくということはお願いしたいと思います。
先ほどの道路に少し戻ってしまいますが、今はまだ供用開始してなくても、そこに延長している榛見が丘の通学路があるわけですね。そこの方々は信号機を待望されています。ですから、そういう意味で今回の道路がいつできるかということによって信号機がじゃあ1年先になってしまうということになると、やはりもう既に非常に危険な状態でやっておられますので、それは残念なことだということになりますね。だから、やはり時期というのは非常に重要ですので、供用するというだけじゃなくて、そこに関連していくいろんな影響がございますので、そういうことをぜひ念頭に置いていただきながら計画を推進していただきたいようにお願い申し上げまして、質問を終わります。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ないようでしたら、質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第66号、宇陀市道路線の認定について並びに議案第67号、宇陀市道路線の認定についての2議案は、会議規則第37条の規定により、産業建設常任委員会に審査を付託いたします。
議長(中山一夫君)
日程に従いまして、日程第16、議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更について並びに日程第17、議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更についての2議案を一括して議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております2議案につきましては、総務文教常任委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、2議案につきましては総務文教常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
これらの議案は過日の本会議において提案者の説明が終わっておりますので、質疑を受け付けます。
なお、この2議案は総務文教常任委員会に付託いたしますので、当該委員であります総務文教常任委員の皆さん方の質疑は御遠慮願います。
初めに、議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更についての質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更についての質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更について並びに議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更についての2議案は、会議規則第37条の規定により、総務文教常任委員会に審査を付託いたします。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
次の本会議は、17日火曜日午前10時から行います。
17日は一般質問の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。
本日はこれにて散会いたします。
大変御苦労さまでした。
午後1時28分散会