本文
平成25年12月3日午前10時開議
日程 |
内容 |
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日程 |
内容 |
|
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日程第7 | ||
日程第8 | ||
日程第9 | ||
宇陀市道路線の認定について | ||
諮問第2号 | ||
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
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1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本 進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
15番 |
高橋重明 |
16番 |
小林一三 |
14番山本新悟
13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
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市長 |
竹内幹郎 |
教育長 |
石増次郎 |
総務部長 |
内田一哉 |
危機管理監 |
亀井一憲 |
企画財政部長 |
栗野 肇 |
企画財政部次長 |
森本彰一 |
市民環境部長 |
堂芝一成 |
健康福祉部長 |
森本彦司 |
農林商工部長 |
山本喜次 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
欅 啓典 |
教育委員会事務局参事 |
出口裕弘 |
水道局長 |
堤 正明 |
市立病院事務局長 |
吉岡義雄 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
谷口康夫 |
菟田野地域事務所長 | 西角政美 |
室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
○議長(中山一夫君)
おはようございます。
開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
本日、平成25年第4回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かと御多忙のところ御出席賜り、ここに開会の運びとなりましたことを心から厚く御礼申し上げます。
本定例会に提出されました議案は、条例の一部改正、25年度補正予算等々多くの重要案件が提出されております。
議員各位には慎重に御審議賜りますとともに、会期中の本会議や一般質問あるいは各委員会を通じて議会がスムーズに進行できますよう、皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。
また、理事者各位には、簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。
開会に先立ちまして、議員各位に御連絡申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、御了承願います。
午前10時03分開会
○議長(中山一夫君)
議員1名が減数となり、当市議会の議員数は15名になります。
ただいまの出席議員は14名であります。
14番、山本新悟議員の欠席届を受理いたしております。
定足数に達しております。
よって、平成25年第4回宇陀市議会定例会を開会いたします。
竹内市長から招集の御挨拶がございます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
皆さん、おはようございます。本日ここに平成25年第4回定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましては御多忙の折、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。
この時間をおかりいたしまして、11月27日付で辞職いたしました井上副市長のてんまつについて御報告させていただきます。
今回任意ではありましたが、暴行容疑で検察庁に書類送検されたことについて、本人は深く反省しておりました。今後このような不祥事を二度と起こさないよう市全体で綱紀粛正に努め、市政に対する市民の皆様の信頼回復に向けて全職員が一丸となって邁進してまいる所存でございます。市民の皆様並びに議員の皆様におかれましては、大変御迷惑、御心配をおかけし、申しわけございませんでした。
それでは改めまして、一言御挨拶させていただきます。
初めに、我が国の経済情勢でありますが、内閣府が発表しました11月の月例経済報告によりますと、景気は穏やかに回復しつつあるとの基調報告がなされました。これは、政権が自民党にかわり、アベノミクスと言われる日本経済の活性化策を進めてきたことによると考えます。
しかしながら、経済社会状況は少子高齢化の中、東京集中がますます進んでいくのではないかと考えております。それは2020年の東京オリンピックの開催であり、リニア中央新幹線の開業など、東京がその魅力を発信し続けることだと考えております。
そのような中、Tpp交渉が年を越えると報道されておりますが、関税が見直されますと1次産業への影響は著しく、特に関西圏の地盤低下はより厳しいものがあると推察しております。
私たちの宇陀市は間もなく誕生から9年目を迎えようとしております。今後少子高齢化、人口減少はますます進んでいくことが推定されますが、我が宇陀市は可能性を求め、閉塞感を打ち破ることが必要でございます。宇陀市の市長として熱意と情熱を持って、宇陀市を今と将来のために市民の生活をよくする、向上させていきたいと考えております。
具体的な取り組みとして、次の事業を中心に取り組んでまいりたいと考えております。
まず初めに、地域経済の活性化策として、新たな雇用を創出し、我が宇陀市が農業の先進地となり得る6次産業企画・企業誘致プロジェクト事業でございます。引き続き推進していきたいと考えております。
次に、小・中学校施設の耐震化についてでございます。
学校は児童・生徒が1日の大半を過ごす学習生活の場であり、また、災害発生時の応急避難場所として重要な役割を担っていることから、市では平成27年度末までに全学校施設の耐震化の完了を目指し、集中的に投資をしております。そのため、今定例会におきましても新たに4校の耐震化工事の補正予算を計上いたしました。
次に、まちづくり協議会の設立でございますが、自治会長を初め、地域の皆様方の御努力により複数のまちづくり協議会を設立いただきました。また、計画中の地域もあると思いますが、皆様方の御努力、御尽力に感謝と敬意と申し上げたいと思います。市としてもまちづくり協議会の活動をしっかり支援しますので、自分たちの手でいろいろな地域づくりを行ってほしいと思います。それは、できることを、地域が求めているものを、また好きなことを無理なく実行することだと考えております。
最後に、平成28年に合併に伴う地方交付税の優遇措置の期限を迎えることから、県内合併市とともに、それにかわる新たな制度設計を目指し、強力に陳情活動を進めてまいりましたが、今般、総務省より平成の大合併後の市町村の姿に合うよう、面積が広大で人口密度が低い合併自治体のため、かさみがちな市町関連経費や消防費などについて、人口や世帯数に加え、面積や人口密度の大小などをより反映する単位費用に改める趣旨の意向を得ることができました。今後におきましても、これらの制度づくりのため引き続き働きかけてまいりたいと考えております。
なお、今定例会に御審議いただく案件は、専決処分の承認案件1件、条例の制定6件、補正予算事案6件、市道認定などその他の事案4件、人事案件4件の合わせて21件となります。
どうぞ慎重に御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
○議長(中山一夫君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、議長において1番勝井太郎議員、2番高見省次議員を指名いたします。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
後ほど議会運営委員会委員長報告でもありますが、今期定例会は、本日から12月24日までの22日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日より12月24日までの22日間と決定いたしました。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第3、委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、11月21日、11月26日に議会運営委員会、10月28日に総務文教常任委員会、11月18日に行財政改革特別委員会、10月16日、10月28日、11月6日、11月13日、11月26日に議員定数検討特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査いただいておりますので、各委員長から報告をお受けいたします。
なお、委員長報告に対する質疑は、全ての委員長報告終了後に受け付けます。
初めに、議会運営委員会の報告を受けます。
議会運営委員会、峠谷安寛委員長。
○7番(峠谷安寛君)
皆さん、おはようございます。議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
初めに、平成25年11月21日の議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成25年第4回定例会の議会運営委員会は、正副議長及び6名の委員の出席のもと、竹内市長、井上副市長、石増教育長、内田総務部長、栗野企画財政部長の出席を求め、平成25年11月21日午前10時から市議会第1委員会室で開催いたしました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配付させていただいておりますので、本定例会運営に関する協議の結果について概要をまとめさせていただき、報告させていただきます。
本定例会における市長提出予定議案につきましては、専決処分1件、条例の一部改正等6件、補正予算6件、そのほかの議案4件、人事案件4件が本日提案されます。
議案の取り扱いにつきましては、専決処分の報告、報告第5号については本日提案し、2日目に報告を受け、質問を行いますが、決して審査にならないよう御注意ください。
条例の一部改正案等、議案第54号、議案第55号、議案第56号、議案第57号の4件及びそのほか議案第68号、議案第69号の2件につきましては、総務文教常任委員会に付託いたします。
条例の一部改正案、議案第58号の1件は、福祉厚生常任委員会に付託いたします。
条例の一部改正案等、議案第59号の1件及びそのほか議案第66号、議案第67号の2件につきましては、産業建設常任委員会に付託いたします。
次に、補正予算6件につきましては、予算審査特別委員会に付託いたします。
これまでの案件の審議方法につきましては、本会議初日に提案します。
委員会に付託する案件は、本会議2日目に質疑、委員会付託を行い、委員会での審議を経て、本会議最終日に委員長報告、報告に対する質疑、討論の後、採決を行います。
次に、人事案件の諮問4件については、本会議初日に提案、最終日質疑の後、採決を行います。
次に、議会関係の発議1件、発議第1号、地域の交通を維持確保するための支援を求める意見書につきましては、本議会最終日に提案、質疑の後、採決を行います。
次に、閉会中の委員会報告4件は、本会議初日に報告します。
また、諸報告6件のうち、桜井宇陀広域連合議会出席議員から1件、宇陀広域消防組合議会出席議員から1件、東宇陀環境衛生組合議会出席議員から1件、宇陀衛生一部事務組合議会出席議員から1件、議員派権については3常任委員長より、県市議会議長会1件については、本会議初日に報告します。
次に、議会へ送付された意見書等は配付資料のとおりですが、これらの採択の要望につきましては、趣旨に賛同し、提出者、賛成者となる方がございましたら発議として取り扱わせていただきます。
一般質問は、本会議3日目の17日、4日目の18日を予定しています。終了しない場合は5日目も行います。
発言通告書の受け付けは、本日午前8時30分から開始し、午後1時に締め切ります。
通告書は通告者自身が御持参ください。公務等でやむを得ず代理人に託した場合は、議長、副議長が協議し、受理、不受理及び発言順などを決定いたします。
一般質問は1人3問以内、議員の発言時間は質問も含め30分以内とし、質問回数は30分以内であれば制限なしといたします。
なお、一問一答制度と一括質問制度の選択制を導入しております。発言通告書の一部に選択欄がありますので、御記入ください。
発言の順番は受け付け順とし、同種の質問は正副議長が調整を行い、該当議員に連絡する場合がございますので、御留意願います。また、通告書は、できるだけ具体的な内容を御記入ください。
議事進行上、理事者の答弁が重複する場合は、議長において答弁を割愛する場合がございますので、御了承願います。
一般質問に関して報道機関から要請があった場合、発言議員名と発言要旨の事前公表をいたしますので、御了解をお願いいたします。
一般質問は、質問及び答弁ともわかりやすく簡潔に行うよう御留意願います。
そのほか全般につきまして、前期定例会どおり、関係する議案はなるべく一括上程し、提案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案書は議長の指名により議会事務局長が朗読いたします。
議案の内容によっては討論を省略し、採決を行います。
以上の内容をもちまして、会期は先ほど議決いただきましたとおり、本日から12月24日までの22日間とし、本会議は本日及び5日、17日、18日及び20日、予備日として24日に開催します。
また、委員会の日程は、総務文教常任委員会12月12日、福祉厚生常任委員会9日、産業建設常任委員会は11日、予算審査特別委員会は16日に開催します。
次に、平成26年第1回宇陀市議会定例会の日程につきましては、3月4日火曜日から3月25日火曜日の22日間とし、本会議は3月4日、6日、17日、18日、24日、予備日として25日に開催します。
以上協議し、午前11時35分に閉会いたしました。
続きまして、平成25年11月26日の議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
26日の議会運営委員会は、同日開催の議員定数検討特別委員会の結果を受け、正副議長及び6名の委員の出席のもと、午後3時15分から市議会全員協議会室で開催いたしました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配付させていただいております。
議案の取り扱いにつきましては、議会関係の発議、発議第2号、宇陀市議会議員定数条例の一部改正については、本会議最終日に提案、討論後、採決を行います。
以上協議し、午後3時35分に閉会いたしました。
今期定例会には多くの重要案件が予定されております。審議が円滑に進みますよう、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(中山一夫君)
次に、総務文教常任委員会の報告を受けます。
総務文教常任委員会、上田徳委員長。
○5番(上田徳君)
おはようございます。議席番号5番、上田でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、閉会中に開催いたしました総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。
去る10月28日午前10時から第1委員会室において、委員5名全員の出席と市長、副市長、教育長、総務部長、危機管理監、企画財政部長、企画財政部次長、教育委員会事務局長、教育委員会事務局参事及び関係職員の出席により、会議事件、集会所等類似施設管理方法の見直しについてを事件案件として総務文教常任委員会を開催いたしました。
今回は、合併当時から課題としていた市内各地域の集会所や公民館等の類似施設の管理方法の統一に向けた取り組みの説明を当委員会が所管事務担当として説明を受け、その事務について調査することになりました。
まず最初に私の挨拶の後、市長の挨拶、総務部長から概要説明を受け、担当課、総務課、中央公民館長から資料に基づき説明を受けました。
現状の施設管理をしている14条例123施設について、おおむね総務課と地域事務所にその管理を集中していくというもので、その上で条例の整備もしているものであります。また、地域へその説明に入っていき、その後12月議会で、その方針と条例等の整備について議会へ議決についての事務を進めるといった内容のものでございました。
その中で委員から上がった質疑等簡単に説明をいたします。
まず、補助金適正化法の関連で今回整備できない施設はどれくらいあるのか及び地域へ説明に入る上で、この資料では議会の決定がないまま4月から変更されるように受けとめられるが、内容を改善すべきでないか。
まちづくり協議会の設立を推進する中、地域の公民館活動がその協議会の傘下になると公民館活動の補助金がなくなると聞いたが、条例化されている活動補助員をなくするのは間違っていないのか。
施設の管理整備について完全に整備状態が整っていないが、その部分について今後どのようにしていくのかなど、委員からの意見がありました。
地域へ説明に入る資料については改善を求め、その後、全委員のおおむねの理解を得て午前11時54分に散会をいたしました。
以上、簡単ではございますが、総務文教常任委員会の委員会審査報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
次に、行財政改革特別委員会の報告を受けます。
行財政改革特別委員会、高見省次委員長。
○2番(高見省次君)
おはようございます。2番、高見省次です。ただいま議長の許可をいただきましたので、11月18日に開催しました行財政改革特別委員会について御報告いたします。
委員は私のほか、多田副委員長、勝井議員、堀田議員、山本良治議員、大澤議員、山本新悟議員、小林議員の8名であります。本委員会には理事者側から井上前副市長、内田総務部長、栗野企画財政部長、堤水道局長に出席いただき、第2次行政改革大綱実施計画の進捗状況及び下水道の現状と将来負担について質疑を行いました。
まず、第2次行革大綱の進捗状況について内田総務部長、野中総務課行政改革推進室長から、9月議会で承認されました平成24年度決算に基づき、事務事業の見直し、組織機構改革、財政健全化、定員・給与の適正化、住民協働と行政サービスの向上、職員の育成と能力向上の各項目の進捗状況、経費削減効果額、定員削減の実績数などの説明を受けました。
また、企画財政部長より、決算に基づく財政の現状と将来見通し、経常収支比率の推移、財政調整基金など基金積み立て状況、市債残高などについて説明がありました。
その詳細内容についてはホームページで公表されておりますので、御参照お願いいたします。
質疑に入り、財政指標について、県内12市との比較についての質問がありました。
理事者側答弁は以下のとおりです。
財政力指数について宇陀市は0.311で、12市中、一番悪い。参考までに、奈良市は0.75、大和高田市0.48、大和郡山市0.68、天理市0.56、橿原市0.68、桜井市0.52、五條市0.35、御所市0.4となっています。経常収支比率については宇陀市は96.5%で、奈良県平均93.7%を上回っている。実質公債費比率は18.6で、平成28年度に18.0以下を目標にしている。
これを受けまして、委員からは次のような意見がありました。
自立的な収入の確保について再三質問をしてきたが、市の取り組みに真剣さ、本気度が見られない。企業誘致など専門的に取り組む組織もなく、職員が兼務でついでといった感じである。もっと奇抜な発想で夢と希望の持てるような企画をしてほしい。
これに対して理事者側答弁。
農産物加工所の誘致や室生寺ライトアップなど、宇陀市の売り出し、宣伝のスキルも少しずつ上がってきており、よいアイデアを持った職員を専任として配置していきたい。
この後、引き続き学校や企業の誘致、都市計画の用途変更など規制緩和、既存の産業、企業の支援などについて質疑が行われました。
また、行政改革大綱のあり方について、実施計画一覧が単に施策の管理票になっていないか。26年度で終了する第2次行政改革大綱以降、新たな行財政改革の方針を取りまとめる際に目標設定のあり方を見直すよう委員から指摘がありました。
これに対して理事者側答弁。
他市の状況も調査しながら、高い目標を掲げて実施していけるような課題を精査していきたいということでございます。
続いて下水道について。
9月定例会での答弁で、老朽化した下水管の更新や起債の償還、認可区域の整備など将来負担が合わせて180億円ほどあるとの試算が示されたことから、行財政改革特別委員会として取り上げました。
まず、堤水道局長、小野下水道課長より現状及び将来負担の見通しについて説明を受けました。
下水道事業特別会計について、昨年度決算ベースで一般会計からの繰り入れ3億4400万円のうち、企業なら赤字分に相当するいわゆる基準外繰り入れが35%に相当する1億2100万円あるとのことです。
続いて下水道使用料について、総額、収納率、単価、水量、他市との比較などが報告されました。
他市との比較では、県内12市の中で安いほうから7番目で、やや高いこと、全国872市の中では安いほうから360位あたりで、やや安いほうであるとのことです。
次に起債残高について、平成23年度末で59億7000万円、毎年4億円から5億円近い起債償還が今後10年ほど続いていく見込みとのスケジュールが示されました。
続きまして、平成24年度に行われた下水道の計画区域の見直しについて、認可区域から全体計画区域に変更された区域、合併浄化槽設置の補助対象となる区域など、地図を使って説明を受けました。
下水道施設の更新費用の内容について、汚水処理、雨水処理に必要な本管、マンホール、鉄ぶた、ポンプなどの更新費は、長寿命化対策を講じた場合でも約178億円との試算が示されました。実際は全ての施設が対象となるわけではなく、更新費は100億円程度になるとのことです。また、耐用年数は50年が目安で、電気系統関連の装置は15年とのことです。
以上の将来負担については、平成28年度に奈良県から市に移管される宇陀川浄化センターにかかわる費用を含んでおりません。そこで、浄化センター移管問題について、今行われている県との協議状況について説明を受けました。
浄化センターの維持管理費は平成24年度で約2億7000万円で、現在も市は県に対して維持管理負担金として1億2400万円を支払っています。現在市からの要望は、今の負担額と同程度の委託料を払って県に引き続き管理をお願いするとのことです。また、産廃となる汚泥処理費用、施設建設にかかわる起債残高と償還方法、移管後の更新についての考え方も説明を受けました。
以上の説明を受けた後、質疑を行いました。
委員からは、合併浄化槽に対する補助金、下水道の接続率、合併浄化槽地域と下水道地域の公平性の問題などについて質問や意見が出されました。
この中で、50年で100億円という更新費用について年間2億円平均となる。現在年間の更新費は約3000万円で、その7倍かかる計算であり、今後こうした費用の財源はどの時点でどのようにしていくのかとの質問がありました。
これに対して理事者側答弁。
今すぐには考えていないが、32年度以降には使用料の値上げも考えなくてはならないと考えている。2年後に宇陀川浄化センターが市に移管され、市民に迷惑がかからないよう修繕や更新を行い、費用が確定していく中で、市民の理解を得られるように考えていきたいということでございます。
以上で、行財政改革特別委員会の報告を終わります。
○議長(中山一夫君)
次に、議員定数検討特別委員会の報告を受けます。
議員定数検討特別委員会、峠谷安寛委員長。
○7番(峠谷安寛君)
議席番号7番、峠谷です。議長の許可をいただきましたので、議員定数検討特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、平成23年9月に設立された議会改革特別委員会でも審議されており、議会の体制や組織の構成や運営に関することも含めて進めてきました。来年4月に執行予定の議員選挙の時期が迫る中、6月議会や8月に開催した全員協議会の中でも、この定数問題について喫緊の課題であるということから、全員一致で9月定例会で特別委員会の設置に至ったものです。
それでは、開催概要について説明します。
当委員会は、第1回目は10月16日水曜日午前10時から午前11時47分まで、議員定数検討委員会の進め方や議員の考え方の意見交換を行い、その中で、議員の意見をアンケートというレポート(記述形式)で提出することにしています。第2回目は、10月28日月曜日午後1時30分から午後3時7分まで、その議員が提出したアンケート記述内容を取りまとめ、その内容を見て意見の聴取を行いました。第3回目は、11月6日水曜日午後1時30分から午後4時24分まで、議員定数の概要の内容資料及び議員から提出された議員定数に関する資料にて、その内容の審議を行っています。第4回目は、11月13日水曜日午前10時から午前11時55分まで、宇陀市の類似団体の推移や全国市議会議長会の議員定数報酬に関する資料にて、その審議を行いました。第5回目は、11月26日火曜日午後1時30分から午後2時50分まで、委員の意見集約と、その集約が困難であったため議員定数の数ごとに賛成の可否をとり、当委員会としての意見集約を行っています。
宇陀市議会の適切な議員定数を定めるに当たり、議員個々の意見としては、定数を2名増員し民意の範囲を広げ、委員会の委員数もふやす、そのかわり現在の議員報酬から1名当たり数万円引き下げる案。現状の16名の定数を保持し、報酬を引き下げる、または、4年前に6名削減しているので、16名で遂行する。また、活発な審議ができないため、16名が限界、市民の声を効率よく反映させるためには16名より削減するのはどうかとの意見があり、減数する案では、1名削減の15名、2名削減の14名、4名削減の12名があり、議会機能が抑制しないくらいの範囲で削減する、委員会のスリム化を考え、議会運営の効率化を目指す、宇陀市の財政事情等を鑑みて削減すべき、大幅な削減を行い、その反面、議員候補者の門戸を広げるため報酬を増額させてはなどの意見がありました。
今回の課題を審議するに当たり、市民へどのように意見を聞くかについて、議員みずから地域へ出向き意見を聞く、無作為にアンケートを行う、意見交換会を開催する、時期的に意見を聞く期間が無い、早く定数を定め市民に示すべしなどの意見があり、この課題が12月の定例会で結果を示すべきか、3月の定例会まで審議すべきか、その点が論点にもなりました。
次期一般選挙は4月になっており、あと4カ月と迫っていることから、一日も早く市民に公示することを目的とし、当委員会の結論を12月定例会までに出し、議会に委員会の意思を出し、市民の理解と早い時期で広報ができることを目的としています。
議員定数の基本的な考え方としては、宇陀市の議員定数は16人であるが、1人欠員となっています。周辺自治体の議会などと比較しても決して多くはないと考えられます。
しかし、地方分権が進められ、地方自治体の置かれる環境は非常に厳しく、宇陀市は合併直後から行財政改革に取り組み、行政の効率化と財政の健全化を進めてきました。議会も合併時55名の議員数が過去2回の選挙で現在16名となっています。
平成23年8月に地方自治法の改正により地方議会の議員定数は法定上限が撤廃され、地方議員の定数は各自治体の裁量となっており、そのことを踏まえ、議員定数の見直しが全国的な流れとなっています。
宇陀市においても高齢化、過疎化が進展し、市税収入の減少や急激な人口減少に直面する中、宇陀市の将来において持続できる体制を確保するためには、継続的なこれまで以上の行財政改革が不可避の状況にあり、議会としても経費については、その権能を維持するための必要最小限で賄っていくことが求められていると考えられます。
また、市政のチェック役として厳しい改革を迫っていくためにも、議会みずからも厳しい政治姿勢で臨まなければいけないと考えられ、合併から8年目を迎え合併特例期間もあと2年となり、優遇措置が切れる平成28年度からは交付金の大幅な削減が予測される中、削減は避けられないという意見が多く見られています。反面、削減することにより民意が反映できなくなる、また議会審議の公平さを欠くといった意見もありました。
削減が過ぎると議会機能が低下し、住民自治を弱めることにつながるという懸念もありますが、今置かれている宇陀市の現状を直視し、民意が反映でき、偏らない議会としての機能が維持できる人数が最小限必要と考えられます。
宇陀市における議員定数のあり方としては、議会活動の充実のために求められる議員定数とは、まず常任委員全数と各委員会に確保すべき委員数であると思われ、宇陀市議会は現在3常任委員会で、総務文教常任委員会6名、1名今欠員です、福祉厚生常任委員会5名、産業建設常任委員会5名で構成しています。
宇陀市議会の常任委員数は、人口5万人以下の市と比較しても多くはなく、同等と考える中、議員定数のあり方については、最低でも常任委員会が構成でき、付託された案件を複数の視点で議論できる人数の確保が必要と考えられます。
宇陀市では現在3常任委員会それぞれ5名となっていますが、総務文教常任委員会は欠員1名であり、各委員会構成としては、ぎりぎりの委員数と考えられます。住民の声、意見、世論も貴重な意見として尊重し反映すべきであるが、二元代表制の一翼を担い市政に参画している議会が今置かれている宇陀市の現状と将来の展望を認識し、宇陀市議会独自の委員会判断のもとに、14名を適切な議員定数として委員会結論と考えました。
この14名の定数は、最終的には現数の定数16名の意見とほぼ対等する意見となり、当委員会は終結しています。本定例会最終日には宇陀市議会議員定数条例の一部改正案を提出し、その14名の定数について、本会議にてその内容を提示していく予定であります。
以上で、簡単ですが、議員定数検討特別委員会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
初めに、議会運営委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
2番、高見省次議員。
○2番(高見省次君)
最初に報告いただきました議会運営委員会の中で、専決処分についての扱いということで、報告を2日目に行うということで、審議にならないようにというそういうコメントといいますか、説明をつけられましたけれども、私は専決処分は専決処分ですが、最終的に議会としての承認というのが手続だと思っておりますので、当然審議はすべきだと思いますが、その点について確認をしたいと思いますので、お願いしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
峠谷委員長。
○7番(峠谷安寛君)
高見議員の内容につきましてお答えさせていただきます。
報告第5号は専決処分の報告でございますので、できるだけ審議にはならないような、質問等はいろいろ行っていただいても結構ですけれども、審議にはならないようにということでお願いしております。
○議長(中山一夫君)
よろしいですか。
ほかにございませんか。
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
1番、勝井太郎です。今の件、少し関連いたしますので、質問させていただきます。
専決処分については、前までは確かに報告をいただいて、承認する承認しない関係なく、専決処分というのは基本的に有効だというのが地方自治法改正までのときですけれども、今は地方自治法が改正されておりまして、もし専決処分を議会として不承認とする場合は市長からその処分を取り消す、もし条例案の改正をしていたら条例案の改正案を、予算を執行していたらその予算の補正予算を出すことが義務づけられていますので、事実上、議案と何ら変わらない扱いをしないと、審議をちゃんとして、このことを認めるかどうかを議会として議決する必要があるはずだと思いますので、審議にならないようにではなくて、むしろ逆に審議を行う必要が今はあるのではないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
○議長(中山一夫君)
峠谷委員長。
○7番(峠谷安寛君)
勝井議員にお答えします。
訂正をちょっとさせていただきますが、確かに審査は行うよう、ただ審査は行わなくてはいけないということで、審査を行っていただくのは結構でございますけれども、いろいろと質問はしていただいても結構ですけれども、審査は自分らのほうで審査にならないようにということで、できるだけ。議案として出ておりますので、審査でよくしていただければありがたいと思います。ちょっと審査のほうを行わないようにというのは間違っておりますので、訂正させていただきます。質問にだけはならないでお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
委員長のほうからそのような説明がございましたので、特にこの件について異論はございませんが、ただ今後同じような事案がございましたら、議会運営委員会のほうの扱いには慎重であるべきですし、今までの専決とは少し扱いも、もともとこの出されているものも議会の委任専決によるものですけれども、それまでは付託をして審査をして委員長報告をして議決をしていたものですから、扱いについても、まずどうされるかというのは議会の委員会のほうで議論していただければと思いますけれども、ぜひ地方自治法を踏まえてしっかり運営できるように、次の議会運営委員会のときにまた改めて議論いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(中山一夫君)
峠谷委員長。
○7番(峠谷安寛君)
訂正させていただきます。
説明会のほうは審議いただき、本会議は質問していただければありがたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(中山一夫君)
本件は市長への委員専決事項でありますので、地方自治法上は議会への報告となりますので、よろしくお願いいたします。
ほかにございませんか。
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
済みません、専決処分ですけれども、専決処分、委員の選任のことではないはずですが、事故についての賠償で出てませんでしたか。今の議長の説明だとどうかと思ったのですが、ちょっと整理していただいて、専決処分の扱いをどうするのかというところが議長とそれから局長と委員長のところが何かうまくいってない気がしたんですけれども、よろしくお願いします。
○議長(中山一夫君)
暫時休憩いたします。
午前10時54分休憩
午前11時07分再開
○議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
峠谷委員長。
○7番(峠谷安寛君)
先ほどの答弁、ちょっと撤回いたします。
50万円未満の損害賠償の額を定め和解することは市長への委託専決事項ですので、地方自治法上は議会への報告となります。
以上です。
○議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
勝井太郎です。私も訂正させていただきます。
委任専決と、それから純粋な専決処分は別のものでして、委任専決をしている場合は先ほど委員長がおっしゃってくださいましたように、市長が自分の職務の範囲の中で処分をして報告をするだけということでございましたので、おわびして訂正申し上げます。
○議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、総務文教常任委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、行財政改革特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、議員定数特別委員会委員長の報告に対する質疑でございますが、議員全員が委員となっておりますので、これに対する質疑は行いません。
以上で委員長報告を終結いたします。
○議長(中山一夫君)
日程第4、諸報告を行います。
初めに、11月5日に開催されました桜井宇陀広域連合議会の報告をお受けいたします。
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
おはようございます。議席番号6番、山本良治でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、去る平成25年11月5日火曜日午後2時45分から御杖村開発センターにおいて開催されました平成25年桜井宇陀広域連合議会第2回定例会の報告をさせていただきます。
宇陀市議会からは、井谷議員、多田議員、山本新悟議員、そして私、山本の4名が出席をいたしました。
東山議長の開会宣言、竹内連合長の招集挨拶の後、会議に入り、議事日程により会議録署名議員の指名、会期の決定、広域連合長の提出議案の理由説明がありました。
当日付議された議案は4件であります。
まず、平成25年度ふるさと市町村圏基金特別会計補正予算(第1号)は、慎重に審議した結果、全員賛成で原案どおりこれを可決いたしました。
次に、平成24年度桜井宇陀広域連合各会計決算認定の3件は、監査委員の審査意見や関係資料をつけての認定が付されました。採決の結果、各会計決算は全員賛成で原案どおり認定いたしました。
それでは、今期定例会に提出された各議案の概要について簡略に御報告をいたします。
議案第1号、平成25年度桜井宇陀広域連合ふるさと市町村圏基金特別会計補正予算(第1号)については、ふるさと振興事業に充当する財源として県補助金160万円の交付を受けたことにより、当初予算との差額50万円、さらに桜井宇陀芸能祭への寄附金110万円の合計160万円の増額が歳入補正予算として計上されました。歳出については、県補助金の増額に伴い、補助対象経費が不足したことから、それを満たすための補正予算であります。
続いて、平成24年度各会計決算についてでありますが、認第1号の一般会計決算では、歳入総額が1431万9029円、歳出総額が1315万4490円で、差し引き額及び実質収支額ともに116万4539円となりました。この会計の主な執行経費は、広域連合の運営費並びに障害程度区分認定審査会運営経費などであります。
次に、認第2号のふるさと市町村圏基金特別会計決算についてでありますが、歳入総額が1604万4134円、歳出総額が1366万1798円、差し引き額及び実質収支額ともに238万2336円となり、その黒字額を平成25年度へ繰り越すことになりました。
歳入では、県補助金が257万7000円、基金運用益の貸付収入が389万1179円、平成23年度からの繰越金及び諸収入を含め757万5955円、自治総合センターの宝くじ助成金200万円となっています。
歳出では、当初計画に基づき、歴史、文化、観光などの情報発信や、ふるさと振興事業など、圏域の発展や活性化に向けた事業費1366万1798円となっています。
なお、23年3月に出資割合に応じて基金の約7割を返還したことで基金残高が減少し、ふるさと振興事業の財源となっている運用益も大幅に減少しましたが、平成27年度までの広域計画を着実に実施するべく、今後も財源の確保に向け探求を行うとともに、県補助金や宝くじ助成金、その他補助、助成などの活用、確保に努めたいとの話でございます。
次に、認第3号の介護保険特別会計決算では、歳入総額が6240万899円、歳出総額が4956万8243円、差し引き額及び実質収支額ともに1283万2656円となり、その黒字額を平成25年度へ繰り越すことになりました。
この会計につきましては、介護保険法に基づく介護認定審査会運営経費及び職員の給与などとなっております。なお、繰越金につきましては、今後必要となる介護システムの更新やシステム改修などに対応するための経費に充てるために繰り越ししているところでございます。
今期定例会は、当日提出された全ての議案の審議を終え、午後3時15分に閉会いたしました。
なお、定例会に先立ち、午後1時58分から全員協議会が開催され、東山議長の招集挨拶の後、本定例会の提出予定案件でもある議案、平成25年度桜井宇陀広域連合ふるさと市町村圏基金特別会計補正予算(第1号)について、平成24年度の桜井宇陀広域連合各会計歳入歳出決算及び事務事業概要などについて説明があり、議員からは、一般会計の民生費についての質問、また、桜井宇陀ぶらりの活用やその利用に向けたPRなどについて質問がありましたが、事務局からの答弁で了解をいたしました。
また、去る7月29日から30日の2日間にわたり、桜井宇陀広域連合議会議員の行政視察研修が開催されましたので、このことについて報告をいたします。
2年に1回の開催となっています今回の視察研修は、桜井宇陀広域連合議会議員10名のうち、宇陀市からは広域連合議会議員3名、井谷議員、多田議員、私、山本が参加いたしました。
今回の研修は、長野県の諏訪広域連合並びに上伊那広域連合において、新たな広域連携について調査研究を行うことを目的として開催をされました。
それでは、その内容について報告をいたします。
まず、7月29日の諏訪広域連合では、諏訪広域連合の概要及び介護保険における広域連合と圏内市町村の役割について並びに諏訪地区小児夜間急病センターについて、それぞれ担当部署から説明を受け、現地視察研修として、諏訪市に設置されております小児夜間急病センターを訪れ、運営等について研修をいたしたところでございます。翌30日は、上伊那広域連合において上伊那広域連合の概要及び共同電算処理事務について並びにごみ処理の広域化、さらには公共土木事務に係る設計・積算、工事監督に係る事務について説明を受けました。
参加者からは、両日とも、それぞれ説明いただいたことについて質問などがありましたが、その都度的確な回答をいただくなど、有意義な研修となりました。
以上、大変簡単ではございますが、平成25年桜井宇陀広域連合議会第2回定例会及び関係する会議並びに行政視察研修の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
次に、11月7日に開催されました宇陀広域消防組合議会の報告をお受けいたします。
1番、勝井太郎議員。
○1番(勝井太郎君)
議席番号1番、勝井太郎でございます。宇陀広域消防組合議会が行われましたので、報告をさせていただきます。
平成25年11月7日午後3時より、宇陀広域消防組合本部の研修室におきまして、平成25年第2回定例会が開催されました。
議員定数12名のうち1名は欠席しておりますが、11名が出席をいたしましたので、議会は成立をしております。なお、宇陀市からの出席議員は7名でございまして、中山議長、多田議員、大澤議員、山本良治議員、上田議員、堀田議員と私、勝井の7名でございます。
議長による議席の指定に引き続きまして会議録署名議員の指名が行われまして、5番、御杖村選出の種村議員と私、1番、勝井太郎の2名が選出をされております。
その後、会期を当日議事終了までと決定をいたしまして、議案審査に移っております。
この議会で議決をいたしましたのは以下の三つの議案についてでございます。
認定第1号、平成24年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算書の認定を求めることについて、議案第7号、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計補正予算(第2号)について、議案第8号、宇陀広域消防組合本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例についての3件でございます。
順に説明を申し上げます。
まず、認定第1号、平成24年度宇陀広域消防組合一般会計歳入歳出決算書の認定を求めることについてでございます。
歳入総額が11億4674万5936円、歳出総額11億4155万254円、歳入歳出差し引き額が519万5682円となったものでございます。
事務局の説明の後に4番、木治議員より監査委員としての監査報告が行われた後、採決が行われまして、全員起立により原案のとおり可決され、認定をされました。
次に、議案第7号、平成25年度宇陀広域消防組合一般会計補正予算(第2号)について報告を申し上げます。
歳入歳出におきまして99万1000円を増額をし、予算総額を11億3050万7000円とする補正でございます。
この内訳について御説明申し上げます。
歳入のほうでございますが、繰越金419万5000円を増額し、国庫補助金115万1000円を増額する。雑入94万1000円を増額し、合わせて628万7000円の増額に対して県支出金が600万円の減額がございますので、それを相殺をした568万7000円から歳出の99万1000円の増額分を差し引きし、分担金として469万6000円を減額をするものでございます。
歳出のほうですが、人件費として262万8000円の減額、この減額は前消防長の退職に伴います増額分132万4000円、その他の増額分130万4000円の増額、物件費といたしまして163万7000円の減額、この減額は高規格消防車の購入費用の削減分でございます。この人件費と物件費を相殺をした99万1000円を増額をするものでございます。
事務局のほうより以上の説明がございまして採決が行われ、全員起立によりまして、原案のとおり可決をされました。
最後に、議案第8号、宇陀広域消防組合消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例について説明を申し上げます。
平成25年9月3日の奈良県消防広域化協議会総会におきまして、平成26年4月1日をもって新しい組合が発足をすることが承認をされまして、その後、県下37市町村議会におきまして議決をいただきました奈良県広域消防組合において、当消防組合は宇陀消防署及び北・南・東分署の1署3分署体制として加入をすることになっておりますことから、広域化までに南消防署を分署にしておく必要がございます。それに伴う条例改正でございます。
事務局より説明があった後、採決が行われまして、全員賛成により原案のとおり可決をされました。
以上3議案の議決の後にその他事案について質問がございまして、議員より高圧ガス製造施設検査及び高圧容器耐圧検査について、高規格救急車導入による奏功事例について、AEDの設置対象と取扱講習について、福知山の花火会場で起きました事故に伴う対応等について、田畑等の小規模野焼き行為についての質問がございまして、事務局のほうより説明がございまして、おおむね納得をいただきました。
以上の議案と質問を終えまして、最後に管理者より挨拶がございまして、午後4時48分に議会は閉会をいたしました。
以上で、宇陀広域消防組合議会定例会の報告とさせていただきます。
○議長(中山一夫君)
次に、11月8日に開催されました東宇陀環境衛生組合議会の報告をお受けいたします。
5番、上田徳議員。
○5番(上田徳君)
失礼いたします。議席番号5番、上田徳でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、去る平成25年第2回東宇陀環境衛生組合議会定例会の報告をいたします。
去る11月8日午前10時より、平成25年第2回東宇陀環境衛生組合議会定例会が東宇陀クリーンセンターにおいて開催されました。
宇陀市からは、組合議員として高見省次議員、勝井太郎議員、そして議長として私、上田の3名が出席いたしました。
組合議会定例会につきましては8名出席で議会は成立し、その後、日程に基づき議席の指定、会議録署名議員の指名、会期の決定、副議長選挙を行い、岡田管理者の挨拶の後、議事に入りました。
副議長の選挙につきましては、御杖村、山崎住男議員が指名推選により副議長に選出されました。
付議されました案件は、報告第1号、専決処分した事件の承認について(東宇陀環境衛生組合の職員の給与の臨時特例に関する条例を制定することについて)、認定第1号、平成24年度東宇陀環境衛生組合一般会計歳入歳出決算について、議決第4号、平成25年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算(第1号)について、以上3件が提案されておりました。
報告第1号につきましては、国家公務員の給与減額措置を踏まえ、構成市村の臨時特例条例を定めていることから、組合についての条例を制定するものであり、事務局からの提案説明の後、全員一致で可決することになりました。
続いて、認定第1号については、平成24年度歳入総額1億9242万8387円、歳出総額1億8471万5411円の決算についてであります。事務局からの提案説明の後、監査委員からの監査報告を受け、議員から財政調整基金に関する質疑を受け、その内容について事務局からの答弁でおおむね理解をいただき、全員一致で認定することとなりました。
議決第4号につきましては、平成25年度一般会計補正予算(第1号)について、給与削減措置に伴い、歳入歳出556万3000円を減額し、予算総額1億8079万5000円とするものであります。事務局からの提案説明の後、議員から、一般管理費の人件費に関することで人員数の変異についての質疑がありましたが、事務局からの答弁でおおむね理解をいただき、全員一致で可決することとなりました。
以上3件が原案どおり全会一致で可決、承認及び同意されました。特段の業務運営に対する支障も起こっておりませんことから、午前10時55分に閉会をいたしました。
以上で東宇陀環境衛生組合議会定例会の報告を終わります。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
次に、11月11日に開催されました宇陀衛生一部事務組合議会の報告をお受けいたします。
7番、峠谷安寛議員。
○7番(峠谷安寛君)
7番、峠谷安寛でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、宇陀衛生一部事務組合議会の報告をさせていただきます。
去る11月11日月曜日午前10時より、平成25年第2回宇陀衛生一部事務組合議会定例会が宇陀市農村環境改善センター農林会館大集会室において開催されました。
宇陀市からは、井戸本組合議長を初め勝井議員、高橋議員及び私、峠谷の4名が出席いたしました。
議案審議に入る前に新任議員の紹介があり、新任議員は、曽爾村、木治正人議員、御杖村、篠田元議員、曽爾村、奥西章夫議員の3名です。
次に、管理者であります竹内市長より挨拶を受け、出席議員の報告及び会議録署名議員の指名及び会期の決定がなされた後、副議長の選挙が行われ、御杖村の篠田議員が副議長として選任されました。
議案につきましては、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀衛生一部事務組合の職員の給与の臨時特例に関する条例)は、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの間における宇陀衛生一部事務組合の職員の給与の支給額を減額するためのものであります。全会一致で承認されました。
次に、認定第1号、平成24年度宇陀衛生一部事務組合一般会計歳入歳出決算について、歳入総額が1億4289万309円、歳出総額が1億3319万9595円、差し引き969万714円を平成25年度に繰り越しするものとし報告並びに説明を受け、審議に移りました。
質疑事項として、財政調整基金の今後の使途及びし尿処理場の将来の方向性に対しての意見があり、適宜事務局より説明を受け、承認されました。
次に、議案第6号、平成25年度宇陀衛生一部事務組合一般会計歳入歳出補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ164万3000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億4735万5000円とするものであり、補正内容につきましては、繰越金に伴うもの及び職員給与減額措置に関するもの並びに設備修繕費用に関するものであり、事務局からの説明を受け審議に移り、原案どおり全会一致で可決されました。
以上、議事日程が全て終了し、午前10時58分に閉会されました。
これをもって宇陀衛生一部事務組合議会の報告とさせていただきます。
以上です。
○議長(中山一夫君)
次に、前期定例会で御承認をいただきました議員派遣につきましては、去る10月2日から10月4日の3日間、3常任委員会合同により新潟県見附市、佐渡市、村上市へ行政視察を行いました。
総務文教常任委員会では、村上市において、市民協働のまちづくりについて、定住の里づくりアクションプランについて、福祉厚生常任委員会では、見附市において、スマートウエルネスみつけについて、産業建設常任委員会では、佐渡市において、木質バイオマスについて、それぞれ行政視察をいただきましたので、各常任委員長より報告をお受けいたします。
まず初めに、総務文教常任委員長より報告をお受けいたします。
上田徳総務文教常任委員長。
○5番(上田徳君)
失礼いたします。議席番号5番、上田徳でございます。議長の許可をいただきましたので、県外行政視察研修の報告をさせていただきます。
平成25年10月2日から4日にかけまして実施いたしました3常任委員会、総務文教、福祉厚生、産業建設合同での新潟県への県外行政視察研修について、総務文教常任委員会の所管する研修内容の報告をさせていただきます。
当総務文教常任委員会は、市民協働のまちづくり及び定住の里づくりアクションプランについて研修をするため、10月4日に新潟県村上市に伺いました。
10月4日午前10時から村上市議会第1委員会室において、市民協働のまちづくりについては村上市自治振興課長から説明を受け、定住の里づくりアクションプランについては村上市政策推進課長から説明を受けました。
まず初めに、市民協働のまちづくりについてでございます。
村上市では、市民協働のまちづくりは市長の重点施策の一つとして、その実現に向けて平成21年度に策定した第1次村上市総合計画に盛り込み、全市を挙げて取り組んでこられました。
具体的な目標としまして、今までの一律・画一的な行政運営から脱却し、きめ細やかな地域の実情に即し、少子高齢化に対応した地域コミュニティの存続と活性化を進めるため、各地域にまちづくり協議会を組織し、地域固有の資源を活用して地域の元気づくりと新しい公共の実現を目指しておられます。
特徴としましては、使い勝手のよい交付金、いわゆる補助金による財政支援と市役所の職員が積極的にまちづくり協議会にかかわる地域担当職員制度による人的支援の手法を取り入れるなど、制度設計そのものが確立しているところでございました。現在では、市内の多くの地域で17のまちづくり協議会が設立され、各協議会とも特色のある活動や新たなまちおこしの幅広い事業を展開しており、大きな成果を出されているということでございました。宇陀市のまちづくり協議会の設立、取り組みはこれからで、今後の進め方に非常に参考になりました。
次に、定住の里づくりアクションプランについてでございます。
村上市では、将来人口予測に大きな危機感を持っておられ、人口減少への対応を最重点課題と位置づけており、人口減少に歯どめがかからない宇陀市と同じ課題を抱えておられました。
説明の中では、村上市には世界シェアの7割程度の部分を占める航空機関係の企業があり、雇用の場が確保されているにもかかわらず、まちから離れる若者も少なくなく、そのような企業にも近隣市町村から通勤をされており、定住にはつながっていないとのことでした。現在の定住促進の進みぐあいは宇陀市と変わりないようでありましたが、村上市ではアクションプランを策定し、産業元気プロジェクト、交流・体験プロジェクト、健やか・子育て応援プロジェクト、人づくりプロジェクト、暮らし応援プロジェクトを定住化戦略の柱に挙げ、その定住の里づくりの柱となる五つの戦略プロジェクトと市民協働のまちづくりの推進と合わせた中で、課題の克服のために力を入れておられるところは、宇陀市の今後の定住を促進していく上で大きな参考になる研修でございました。
以上、簡単ではございますが、総務文教常任委員会県外行政視察研修の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
次に、福祉厚生常任委員長より報告をお受けいたします。
福祉厚生常任委員長、多田與四朗委員長。
○11番(多田與四朗君)
それでは引き続きまして、福祉厚生常任委員会県外視察研修の報告をいたします。議席番号11番、多田でございます。
当福祉厚生常任委員会は、委員会が所管する事項で宇陀市の重要施策でございますウエルネスシティについて研修するため、見附市には10月2日に御訪問をさせていただきました。
見附市はウエルネスシティ、いわゆる市民一人一人が健康で生きがいを持ちながら、安心・安全で豊かな社会生活を営むことができること、これがウエルネスシティということでございますけれども、こうしたまちづくりを基本理念として、市民が健康で元気に、そして豊かに暮らせる新しいまちづくりの構想を推進しているところでございます。
これには全国で21府県36市町の自治体で組織されているスマートウエルネスシティ首長研究会の会長を務めておるまちでございます。
10月2日、私たち一同が午後2時、訪問させていただきました。この全国的な首長研究会の会長でございます久住市長初め、これは同じ名前でございましたけれども、久住議長様初め、市の幹部の方々が大変歓迎をしていただきました。また、歓迎の挨拶をしていただくとともに、久住会長からは、この全国的な取り組みについての進捗状況について冒頭お話がございました。主に企画調整課健幸づくり戦略室の室長を初め職員の方々から、その取り組みについて詳しく御説明がございました。
ところで見附市は、人口は現在4万2133人で、高齢化率は27.25%でございます。宇陀市はちなみに11月1日現在で3万3701人、高齢化率は31.2%でございます。この見附市の10年後の予測人口は約3万8000人となると予測されております。高齢化率は27.25%から上がりまして35%を超えるということでございます。
ちなみに我が宇陀市の場合は、10年後の予測、これは健康福祉部のほうでお尋ねしたんですけれども、人口は何と何と2025年、2万6551人と推定されます。そして高齢化率は43.4%というようなところでございます。
これは、この高齢化と人口減少がどんどんと加速いたしまして、社会保障費の増大はもちろんのこと、まちが衰退していくという危機感から、見附市は運動そして健康チェック、健診、そして食生活、そして生きがいを持つと、この四つの健康施策の推進を他市に先駆けて平成16年より計画を立てられ、実行に移されておるところでございます。
その効果といたしまして、現在では医療費が大幅に抑制されました。また、介護認定率の低さ、これは平成19年、全国第4位でございます。20年には3位です。そして21年には全国2位でございます。22年には1位、23年にも1位、24年も引き続き1位と、その座を他市に譲らないというような勢いの情勢でございます。しかるに、日本一健康なまちづくりを見事に実現されたわけでございます。
この実績に国や全国の市町村も注目をされました。平成23年7月の第11回新成長戦略実現会議で人口減少社会における地域づくり、まちづくりのモデル先進事例として健康運動教室やSwc、これはスマートウエルネスシティの略でございますが、この取り組みが大々的にマスコミなど大きく紹介されたというところでございます。さらに現在では、慶応大学、東京大学、筑波大学、Ibm、NTTなどとの連携を進めながら、さらなる進展を図っておるところとのことでございます。
この首長研究会、Swc首長研究会、スマートウエルネスシティの研究会、全国的なこの組織の目標は、自立的に歩くを基本とする健幸なまちを構築することにより、自然と体を動かす人がふえ、高齢化、人口減少がどんどんと進んでいっても持続可能な先進予防社会をつくり、高齢化・人口減少社会の進展による地域活力の衰退・沈下を防ぎ、もって地域活性化に貢献することを目標としておるというところでございます。
我が国の超高齢・人口減少社会によって生じるさまざまな社会的な課題を自治体みずからが、みずからの知恵を総結集いたしまして、それに向かって克服をするということでございます。自立的に歩くを基本とする、この市民一人一人の健康で幸せなまちづくり、ウエルネスシティの取り組み、この取り組みは、市民誰もが参加し、生活習慣病予防や寝たきり予防を可能とするまちづくりに向けて、今その第一歩を踏み出しました宇陀市、ウエルネスシティへの実現に向けましても大いに参考になったものだと思っております。
つけ加えますと、この宇陀市のウエルネスシティの取り組みも、全国的なSwc首長研究会の中に会員という形で入っていかれたら、なお進歩的な取り組みができるのではないかなと思っております。現在この近畿地方では、奈良県では葛城市がこの正会員としてこの取り組みに参加をしておるということをつけ加えさせていただきまして、私の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(中山一夫君)
次に、産業建設常任委員長より報告をお受けいたします。
産業建設常任委員会、山本繁博委員長。
○12番(山本繁博君)
続いて、産業建設常任委員会の県外視察研修の報告をさせていただきます。12番、山本繁博でございます。ただいま議長からお許しをいただきましたので、報告をさせていただきます。産業建設常任委員会県外視察研修の報告をさせていただきます。
当委員会は、10月2日から4日にかけて、3常任委員会合同の新潟県への県外視察研修で、10月3日に佐渡市にお邪魔をさせていただきました。
佐渡市では、当委員会が所管する事項で宇陀市で課題となっている間伐材の利活用について研修をさせていただきました。
間伐材や製材、廃材等を利用した再生可能エネルギー、木質バイオマスについて勉強をさせていただきました。
10月3日午前10時から佐渡市議会において、佐渡市長さんみずからが説明をされ、現在の佐渡市が抱えているエネルギーの課題、また農林水産業の連携、また農林水産業と観光産業との融合などの課題について、その課題解決へのアプローチ等の説明を受けました。その後、木質バイオマスについて担当課から説明をいただきました。
佐渡市は平成17年度に石油代替エネルギーへの転換を初めとする循環型社会への転換を図るため、佐渡市地域新エネルギービジョンを策定されております。さらに、平成18年3月にバイオマス活用地区計画を策定し、市内にある木質バイオマスの利活用による森林の保護や育成、木材の利用促進とバイオマスエネルギーで調和のとれた循環型社会の構築を実施されております。具体的には、間伐材、製材、廃材等をチップ化して市内の熱処理の多い温泉等の公共施設や事業所での熱利用の燃料に利用していることの説明を受けました。
佐渡市では離島対策の補助金等があるようですが、我が市の財源また間伐材等の材料の供給量を考えると、今すぐに施設整備して活用していくには少し厳しい面があると思いました。
しかし、木質等のバイオマス関連の新産業を育成すれば、間伐材の問題解決や雇用の促進にもつながり、未利用バイオマスの高度な利活用方法の検討等、当市でも参考にできるところは取り入れ、研究して進めていかなければならないと思わされる研修となりました。
以上、簡単ではございますが、産業建設常任委員会の県外視察研修の報告とさせていただきます。
○議長(中山一夫君)
次に、11月22日に開催されました奈良県市議会議長会の報告を議会事務局長にさせます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。議会事務局の増田でございます。私のほうから第3回奈良県市議会議長会の報告をさせていただきたいと思います。
去る11月22日金曜日午後2時から、奈良市の奈良ロイヤルホテルで第3回奈良県市議会議長会が開催され、中山議長、井戸本副議長と私、増田の3名が出席をさせていただきました。
まず、土田会長の招集挨拶により開会された後、次に、新正副議長の紹介につきましては、第2回議長会以降新たに就任されました葛城市議会、西川議長、朝岡副議長の紹介がありました。
次に諸報告につきましては、8月27日から11月21日までの県市議会議長会事務報告があり、続いて会議出席報告としまして、桜井市議会議長から近畿市議会議長会第2回理事会、奈良市議会議長からは全国市議会議長会第193回理事会の出席報告があり、了承されました。
次に協議事項といたしまして、平成25年度奈良県市議会議長会会計決算見込みについて、歳入決算見込み額から歳出決算見込み額を差し引いた収支見込み額は303万4000円の見込みである旨の提案があり、審議の結果、了承がされました。
次に、平成26年度奈良県市議会議長会会計予算見通しについては、歳入歳出予算総額978万円の対前年度比14.1%となる見通しである旨の提案があり、審議の結果、了承がされました。
以上で会議日程は全て終了し、土田会長の閉会の挨拶により会議を終了いたしました。
以上、簡単ではございますが、第3回奈良県市議会議長会の報告とさせていただきます。
○議長(中山一夫君)
ここで、午後1時15分まで休憩いたします。
午後0時03分休憩
午後1時15分再開
○議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
2番、高見省次議員。
○2番(高見省次君)
諸報告に対して質問をさせていただいてよろしいでしょうか。
先ほどすぐ休憩に入られましたので、質問できませんでしたけれども、質問できるのだったら。
○議長(中山一夫君)
どういうような。
○2番(高見省次君)
桜井宇陀広域連合議会の報告についての質問ですけれども、先ほど山本良治議員のほうから御報告いただいた件で内容について少しお伺いしたいと思います。
○議長(中山一夫君)
はい、どうぞ。
2番、高見省次議員。
○2番(高見省次君)
ありがとうございます。
先ほど、この広域連合議会の中での介護保険の特別会計の御説明をいただきまして、昨年度の決算ということで6240万円余りの歳入に対して4950万円余りの歳出ということで御説明いただきまして、その実質収支1283万円を繰り越しされたということで、かなり大きな収支差があるということで、その費用の内容としては、介護審査会の運営費用と、そして職員の人件費という御説明だったと思いますので、ちょっとお伺いしたいのが、やはり宇陀市の要介護認定は広域連合でしていただいておりまして、以前、軽度化の問題で国から是正が入っていると伺っております。そうした中で、今回これだけの収支差が出ているというところの理由が審査への影響というものはないのか、その点がちょっと気になりますので、収入が予想以上に大きかったのか、あるいは費用的に大分少なくて済んだというところのその辺の状況がもしある程度おわかりでしたらお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
高見議員に御回答いたします。
まず第1点に、それぞれの議会の報告であるわけでして、私たちは桜井宇陀広域連合という一つの独立した議会を持っております。そこで十分な論議もしております。
したがって、これは従来からも各個別のそれなりの議会がございまして、そこで論議をしていくものでありまして、それを私は報告をしてきたということでございますので、以後必要ならば、それなりの議会に対して質問を求めていっていただきたいと、こんなように思います。
○議長(中山一夫君)
よろしいですか。
2番、高見省次議員。
○2番(高見省次君)
もちろんそれぞれの議会での介護に関する政策ということで議論できますけれども、この審査委員会というのは広域連合の事務として位置づけられて、そこに負担金を払っているということだと思いますので、そういう質問させていただきましたが、詳細につきましては宇陀市の関連部局のほうから説明も伺いたいと思いますので、そういうことで了解させていただきます。
○議長(中山一夫君)
6番、山本良治議員。
○6番(山本良治君)
高見議員も御承知のように、それぞれが構成の議会というものを持っておりまして、その件については今市の状況じゃなしに、いわゆる介護にしてもそうです、観光にしてもそうです、この桜井宇陀広域連合という議会構成の中でそれぞれが取り組んでいっているものでありますので、それは事務局としては桜井にもございますし、その事務局のほうで議員としての質問事項を出していただいて経過を知っていただければいいのではないかな、これは隠すものでも何でもございませんので、報告する、いわゆるネットでも出てくると私は確認はしていませんけれども、宇陀市の議会は議会として進めて、私は議事をやっていただく、そういう理解をしてもらわんことには、それぞれの構成された議会の中で論議をされたことをこの本会議で質問は当たらないのではないかなと、こんなように思いますので、よろしくお取り計らいを願いたいと思います。
○議長(中山一夫君)
よろしいですか。
以上で諸報告を終わります。
○議長(中山一夫君)
続きまして、日程に従いまして、日程第5、報告第5号、専決処分の報告について(平成25年8月22日に発生した事故に係る損害賠償の額を定め和解することについて:建設課関係)を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
本日の定例会議案書1ページをごらんいただきたいと思います。
報告第5号、専決処分の報告について。
損害賠償の額を定め和解することについて、議会の委任による市長の専決処分について(平成22年6月25日宇陀市議会議決)第4項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定により報告する。
平成25年12月3日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて2ページでございます。
専決処分書。
損害賠償の額を定め和解することについて、議会の委任による市長の専決処分について(平成22年6月25日宇陀市議会議決)第4項の規定により、専決処分する。
平成25年10月2日。宇陀市長、竹内幹郎。
1、損害賠償の額、24万5750円。2、損害賠償の相手方、天理市、個人。3、事故の概要、1、発生日時、平成25年8月22日午後4時ごろ。2、発生場所、宇陀市大宇陀迫間439番地付近、市道西部線上。3、発生状況、上記において相手方自動車が走行中、老朽化により損傷していたグレーチングをはね上げ、車体底部を破損したものである。4、和解の概要、1、本件和解金として24万5750円を相手方に支払う。2、当事者は本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
報告第5号につきましては、本日は上程のみといたしますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、報告第5号の報告は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
日程第6、議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書3ページをごらんいただきたいと思います。
議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正について。
宇陀市防災会議条例(平成18年宇陀市条例第17号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて4ページでございます。
宇陀市防災会議条例の一部を改正する条例。
宇陀市防災会議条例(平成18年宇陀市条例第17号)の一部を次のように改正する。
第3条第5項第6号を次のように改める。
第6号、奈良県広域消防組合の消防吏員のうちから市長が任命する者。
附則。
この条例は、奈良県広域消防組合の設立の日から施行する。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、奈良県知事の許可の日をもって奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、宇陀広域消防組合が解散されることによるものでございます。
現在宇陀市防災会議の委員に充てている宇陀広域消防組合消防本部消防長について、奈良県広域消防組合規約に規定する常備消防を担う消防吏員のうちから任命する者とするなど、所要の改正を行うものでございます。
この条例は、奈良県広域消防組合の設立の日から施行するものでございます。
以上、御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第54号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第54号、宇陀市防災会議条例の一部改正についての質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第7、議案第55号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
議案書5ページをごらんいただきたいと思います。
議案第55号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例(平成18年宇陀市条例第49号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて6ページでございます。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例(平成18年宇陀市条例第49号)の一部を次のように改正する。
第4条第4項中「前項の規定により職員」の次に「(次項に掲げる職員を除く。以下この項において同じ。)」を加え、同条第5項を次のように改める。
第5項、55歳(規則で定める職員にあっては、56歳以上の年齢で規則で定めるもの)を超える職員の第3項の規定による昇給は、同項に規定する期間におけるその者の勤務成績が特に良好である場合に限り行うものとし、昇給させる場合の昇給の号給数は、勤務成績に応じて規則で定める基準に従い決定するものとする。
附則。
この条例は、平成26年1月1日から施行する。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第55号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、平成24年8月の人事院勧告を実施するため、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律が平成26年1月1日から施行されることに伴うものであります。
この法律により、国家公務員における55歳を超える職員、医師の場合にあっては、その職務の特殊性を考慮し、57歳を超える職員の昇給について抑制することとされ、宇陀市の職員についても国家公務員の給与の改定に準拠し同様の措置を講ずるため、所要の改正を行うものであります。
この条例は、平成26年1月1日から施行するものであります。
以上、御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第55号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第55号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第8、議案第56号、公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書7ページをごらんいただきたいと思います。
議案第56号、公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備について。
公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて8ページでございます。
なお、この8ページから12ページにわたります条例の改正内容につきましては、条項数が多い関係もあり、概要をもちまして朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。
それでは、まず8ページからでございます。
公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例。
なお、第1条におきましては、宇陀市公民館条例の一部改正について、次に第2条につきましては、宇陀市生涯学習施設条例の一部改正について、第3条におきましては、宇陀市室生コミュニティプラザ施設条例の廃止について、そして第4条におきましては、宇陀市集会所条例の一部改正についての規定となっております。
次に、申しわけございません、11ページをごらんいただきたいと思います。
続きまして、11ページの上段のほうでございますが、第5条におきましては、宇陀市山村地区生活改善センター条例の廃止について、第6条におきましては、宇陀市無山集会所及び西谷集会所条例の廃止について、第7条におきましては、宇陀市老人憩の家条例の廃止について、第8条におきましては、宇陀市小集落地区集会所条例の廃止について、第9条におきましては、宇陀市農業構造改善研修センター設置条例の廃止について、第10条におきましては、宇陀市小原みのりホール条例の廃止について、第11条につきましては、宇陀市菟田野農家高齢者創作館条例の廃止について、第12条におきましては、宇陀市水田利用再編対策地区研修指導施設条例の廃止について、第13条につきましては、宇陀市地域農政特別対策集落センター条例の廃止について、第14条におきましては、宇陀市農用地利用増進特別対策集落集会所条例の廃止についての条項となっております。
次、附則。
施行期日。
第1項、この条例は、平成26年4月1日から施行する。
続いて12ページでございます。
経過措置。
第2項、この条例による改正前の宇陀市公民館条例の規定により宇太地区公民館の利用の許可を受けた者に係る使用料については、なお従前の例による。
第3項、この条例の施行の日前にこの条例による改正前の宇陀市公民館条例、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市集会所条例並びに廃止前の宇陀市老人憩の家条例、宇陀市小集落地区集会所条例、宇陀市農業構造改善研修センター設置条例及び宇陀市小原みのりホール条例の規定によりなされた許可等の処分その他の行為で、同日以後に係るものは、この条例による改正後の宇陀市集会所条例の規定によりなされた許可等の処分その他の行為とみなす。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第56号、公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、市が設置している公の施設で、公民館、生涯学習施設、集会所、老人憩いの家など集会施設のあり方について見直しを図ったことに伴い、14の関係条例の整備を行うものでございます。
これら集会施設は、合併前のそれぞれの町村において設置目的、設置経緯、利用形態などにより、財源的に有利な国からの補助金や地方債を充てて建設されました。その後、ほとんどの集会施設が設置から20年から30年が経過していることや、この間、町村合併など社会情勢の変化により、集会施設を効率的に活用し、多様化する利用者のニーズに対応するには、地域が主体となった集会施設のあり方を考えることが必要となりました。また、平成24年9月には、公民館機能と集会機能の整理など公民館のあり方について、宇陀市公民館運営審議会から答申をいただいたところです。
こうしたことから、市が設置している、121の集会施設を将来にわたり適切に管理できるよう、長期的な視点から基本的なあり方を見直すこととしたものであります。
今回の見直しに当たっては、集会施設を拠点として地域の自主性と活性化、それぞれの地域活動の継続性などを踏まえ、普通財産とし自治会に無償で貸し付けるもの、市が直接管理するもの、指定管理者に管理運営を代行させるものとし、現状の利用形態に応じた集会施設のあり方を提案させていただくものであります。
まず、第1条、宇陀市公民館条例の一部改正であります。
現在は中央公民館とその分館を合わせて5施設のほか、10施設の地区公民館及び43施設の自治公民館を設置しております。見直しにより、地区公民館及び自治公民館について普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けるものを40施設、廃止するものを3施設、指定管理者により代行させるものを10施設とするものであります。
次に、第2条、宇陀市生涯学習施設条例の一部改正についてであります。
現在は伊那佐文化センター及び大和富士ホールのほか、7施設を設置しております。見直しにより、これらについて普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けるものを5施設、廃止するもの、指定管理者により代行させるものをそれぞれ1施設ずつとするものであります。
次に、第3条、宇陀市コミュニティプラザ施設条例の廃止についてであります。
見直しにより普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けることとし、条例を廃止するものであります。
次に、第4条、宇陀市集会所条例の一部改正についてであります。
現在は18施設の集会所を設置しております。見直しにより、これらについて普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けるものを6施設、指定管理者により代行させるものを12施設とするものであります。そして、宇陀市公民館条例、宇陀市生涯学習施設条例、宇陀市無山集会所及び西谷集会所条例、宇陀市老人憩の家条例、宇陀市小集落地区集会所条例、宇陀市農業構造改善研修センター設置条例及び宇陀市小原みのりホールの改廃で、市が直接管理するものと指定管理者に代行させるもの合わせて34施設について、この宇陀市集会所条例に規定するものであります。
これにより、集会所の管理を教育委員会から市長とすることなどについて、所要の改正を行うものであります。
次に、第5条、宇陀市山村地区生活改善センター条例の廃止についてであります。
現在は5施設の生活改善センターを設置しております。見直しにより普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けることとし、条例を廃止するものであります。
次に、第6条、宇陀市無山集会所及び西谷集会所条例の廃止についてであります。
見直しにより普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けるもの、指定管理者により代行させるものをそれぞれ1施設ずつとするものであります。
次に、第7条、宇陀市老人憩の家条例の廃止についてであります。
現在は18施設の老人憩いの家を設置しております。見直しにより普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けるものを6施設、市が直接管理するものを5施設、指定管理者により代行させるものを7施設とするものであります。
次に、第8条、宇陀市小集落地区集会所条例の廃止についてであります。
現在は4施設の集会所を設置しております。見直しにより普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けるものを1施設、市が直接管理するものを3施設とするものであります。
次に、第9条、宇陀市農業構造改善研修センター設置条例の廃止についてであります。
現在は6施設のセンターなどを設置しております。見直しにより、全ての施設を指定管理者により代行させるものであります。
次に、第10条、宇陀市小原みのりホールの廃止についてであります。
見直しにより、指定管理者により代行させるものであります。
最後に、第11条から第14条までの各条例の廃止についてであります。
第11条、宇陀市菟田野農家高齢者創作館の1施設、第12条、宇陀市水田利用再編対策地区研修指導施設の3施設、第13条、宇陀市地域農政特別対策集落センターの1施設、第14条、宇陀市農用地利用増進特別対策集落集会所の1施設について、見直しにより、これら合わせて6施設全てを普通財産とし、宇陀市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により無償で貸し付けることとし、条例を廃止するものであります。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものであります。
以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第56号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第56号、公の施設である集会施設のあり方の見直しに伴う関係条例の整備についての質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
日程第9、議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
議案書13ページをごらんいただきたいと思います。
議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正について。
宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて14ページでございます。
宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部を改正する条例。
宇陀市生涯学習施設条例の一部改正。
第1条、宇陀市生涯学習施設条例(平成18年宇陀市条例第85号)の一部を次のように改正する。
別表第1宇陀市伊那佐文化センターの項を削る。
別表第2宇陀市伊那佐文化センターの項を削る。
宇陀市社会体育施設条例の一部改正。
第2条、宇陀市社会体育施設条例(平成18年宇陀市条例第91号)の一部を次のように改正する。
別表第1榛原体育センターの項の次に次のように加える。
伊那佐体育館、宇陀市榛原石田109番地。
別表第2(5)体育館の表榛原体育センターの項の次に次のように加える。
伊那佐体育館、体育室、900円、600円、600円、600円、600円、600円。会議室、900円、600円、600円、600円、600円、600円。
附則。
施行期日。
第1項、この条例は、平成26年4月1日から施行する。
経過措置。
第2項、この条例による改正前の宇陀市生涯学習施設条例の規定により宇陀市伊那佐文化センターの利用の許可を受けた者に係る使用料については、なお従前の例による。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、「『ひと・モノ』資源を活かす取り組み」を進め、観光を盛り上げながら産業の振興を目指す施策として、6次産業化事業を実施するため、関係する条例について所要の改正を行うものでございます。
まず、第1条、宇陀市生涯学習施設条例の一部改正についてであります。
生涯学習施設である伊那佐文化センターを廃止し、企業の誘致を進めるため、合併特例債などを財源として農産物を加工できるよう改修し、設備などを整備するものであります。これにより、新たな農業の仕組みを構築するなど、農業者や地域産業の活性化を図るとともに、経済効果の向上などを目指そうとするものであります。
次に、第2条、宇陀市社会体育施設条例の一部改正についてであります。
第1条の宇陀市生涯学習施設条例の一部改正により伊那佐文化センターを廃止することに伴い、伊那佐地域、市民の皆様などの地域活動や社会体育活動の拠点を旧伊那佐小学校体育館とするものでございます。この施設の名称を伊那佐体育館とし、社会体育施設である体育館として整備するほか、使用料を規定するなど、管理運営について所要の改正を行うものでございます。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものであります。
以上、御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第57号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第57号、宇陀市生涯学習施設条例及び宇陀市社会体育施設条例の一部改正についての質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第10、議案第58号、宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
議案書15ページをごらんいただきたいと思います。
議案第58号、宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正について。
宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて16ページでございます。
なお、この58号の16ページから17ページにわたります条例の改正内容につきましても、条項が多い関係から、概要をもって朗読とさせていただきたいと思いますので、御了承賜りたいと思います。
それでは、16ページからでございます。
宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部を改正する条例。
それで第1条におきましては、宇陀市簡易水道事業給水条例の一部改正について、続きまして第2条におきましては、宇陀市公共下水道条例の一部改正について、そして第3条におきましては、宇陀市水道事業給水条例の一部改正について、第4条におきましては、宇陀市立病院の使用料及び手数料条例の一部改正について。
次に、17ページでございます。
第5条におきましては、宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部改正について、それぞれの条項となっておるところでございます。
次、附則でございます。
施行期日。
第1項、この条例は、平成26年4月1日から施行する。
経過措置。
第2項、この条例による改正後のそれぞれの条例(以下「改正後の条例」という。)の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後に納付すべきものについて適用し、施行日の前日までに納付すべきものについては、なお従前の例による。
第3項、改正後の条例の施行の際現になされている使用又は利用の許可に係る使用料及び施行日の前日までの使用又は利用により施行日以降に納付すべき義務が生じる使用料については、前項の規定にかかわらず、なお従前の例による。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第58号、宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を図るための消費税法の一部を改正する等の法律が平成26年4月1日から施行されることに伴うものであります。
この法律により消費税法が改正され、消費税等の率の引き上げに伴い、関係する条例について所要の改正を行うものであります。
本件で改正する条例は、宇陀市簡易水道事業給水条例のほか、宇陀市公共下水道条例、宇陀市水道事業給水条例、宇陀市立病院の使用料及び手数料条例、宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の5条例であります。
この条例は、平成26年4月1日から施行するものであります。
以上、御審議をよろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第58号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第58号、宇陀市簡易水道事業給水条例等の一部改正についての質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第11、議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
議案書18ページをごらんいただきたいと思います。
議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正について。
宇陀市営住宅条例(平成21年宇陀市条例第18号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて19ページでございます。
宇陀市営住宅条例の一部を改正する条例。
宇陀市営住宅条例(平成21年宇陀市条例第18号)の一部を次のように改正する。
第6条第1号ク中「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」を「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」に改め、「被害者」の次に「又は配偶者暴力防止等法第28条の2に規定する関係にある相手からの暴力を受けた者」を加え、同号ク(ア)中「第3号」の次に「(配偶者暴力防止等法第28条の2において準用する場合を含む。)」を加え、「同法」を「配偶者暴力防止等法」に改め、「第5条」の次に「(配偶者暴力防止等法第28条の2において準用する場合を含む。)」を加え、同号ク(イ)中「第1項」の次に「(配偶者暴力防止等法第28条の2において準用する場合を含む。)」を加える。
附則。
この条例は、平成26年1月3日から施行する。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律が平成26年1月3日から施行されることに伴うものであります。
この法律により、配偶者以外の交際相手からの暴力への対処及びその被害者の保護のあり方が課題となっている状況に鑑み、これまで対象とされていた配偶者からの暴力及びその被害者に加え、生活の本拠をともにする交際相手からの暴力及びその被害者についても、この法律の規定が適用されることとなりました。このことに伴い、法律の適用対象の拡大に応じた市営住宅の入居資格の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。
この条例は、平成26年1月3日から施行するものであります。
以上、御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第59号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第59号、宇陀市営住宅条例の一部改正についての質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第12、議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についてから日程第17、議案第65号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算6議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書20ページをごらんいただきたいと思います。
議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)について。
平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて21ページでございます。
議案第61号、平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて22ページでございます。
議案第62号、平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について。
平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて23ページでございます。
議案第63号、平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて24ページでございます。
議案第64号、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計補正予算(第2号)について。
平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて25ページでございます。
議案第65号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
栗野企画財政部長。
○企画財政部長(栗野肇君)
企画財政部、栗野でございます。よろしくお願い申し上げます。
それでは、ただいま一括上程いただきました議案第60号から議案第65号の補正予算6議案について提案理由の説明を申し上げます。
各会計ごとに補正の概要について説明させていただきます。
まず、議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についてであります。
予算書1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億2704万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ190億3599万1000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
第2条、地方債の追加及び変更は、「第2表地方債補正」による。
平成25年12月3日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算の主な内容といたしましては、第6次産業化に向けて伊那佐文化センターに農産物加工所を設置する費用や学校体育館の耐震化を推進する費用、台風18号に伴う災害復旧事業を計上するとともに、障害者福祉、生活保護の扶助費の増嵩に対応する費用や国民健康保険事業、介護保険事業、保養センター事業に対する繰出金を追加計上いたしました。
それでは、予算書の13ページから歳出の各款ごとに内容を説明させていただきます。
総務費では、退職手当特別負担金337万7000円を追加計上するとともに、室生口大野駅の無人化に対する対策費として173万円、伊那佐農産物加工所改修工事費として1億7274万円を計上いたしました。
民生費においては、障害者福祉の扶助費や生活保護における医療扶助費の増嵩により6000万円、国民健康保険事業特別会計と介護保険事業特別会計への繰出金として4195万5000円、子ども・子育て支援制度システム構築費として1345万7000円を計上いたしました。
予算書17ページをお開きください。
商工費でございます。商工費では、保養センター事業特別会計への繰出金として6700万円を計上いたしました。
土木費では、急傾斜地崩壊対策事業県負担金として488万2000円を計上いたしました。
教育費では、榛原小学校体育館改築事業として3億9482万7000円、榛原東小学校体育館耐震補強等事業で1億5829万6000円、室生西小学校体育館改築設計委託料4076万円、室生中学校体育館耐震補強等事業1億3020万2000円、旧伊那佐小学校体育館改修事業1246万円を計上いたしました。
災害復旧費では、農業災害復旧事業2860万円、公共土木施設災害復旧事業1億294万2000円を計上いたしました。
以上、一般会計の歳出補正額は12億2704万4000円の増額となっています。
これに伴います歳入におきましては、予算書9ページをお開きください。9ページでございます。
国・県支出金で合わせまして3億3220万1000円、受益者負担金等でございますが、合計で193万4000円を計上するとともに、市債7億730万円、一般財源といたしまして、地方交付税で1096万円、それと前年度繰越金1億7464万9000円を計上しております。
次に、予算書の6ページにあります「第2表地方債補正」でございますが、6ページでございます。
地方債の追加として、伊那佐農産物加工所改修事業1億6760万円、旧伊那佐小学校体育館改修事業470万円の合併特例債を追加計上するとともに、地方債の変更といたしまして、学校耐震化事業を7億1890万円、災害復旧事業を4500万円に増額変更いたします。
以上が一般会計補正予算(第3号)の主な概要でございまして、補正後の予算総額は190億3599万1000円となります。
次に、議案第61号、平成25年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書の1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条、事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4086万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億1286万円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成25年12月3日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算につきましては、歳出におきまして、前年度の国庫補助金等の確定に伴いまして超過受領となった金額を返還するものでありまして、内容的には療養給付費等負担金で3956万6000円、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金5万4000円、特定健康診査等負担金で124万円の3件の負担金償還金を計上いたしました。
これらの歳出に対応します歳入につきましては、前年度繰越金508万1000円、一般会計繰入金2695万5000円及び財政調整基金繰入金882万4000円をもって充てております。
補正後の予算総額は44億1286万円となります。
次に、議案第62号でございます。
平成25年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)であります。
補正予算書の1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5486万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億7018万4000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成25年12月3日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正につきましては、歳出において、居宅介護サービス給付費や施設介護サービス給付費などにおいて、要介護対象者の増加や重度化に伴いまして各給付費を増額することと、平成24年度の事業の精算に伴いまして、介護給付費負担金の返還金3486万9000円を計上いたしました。
これら歳出に対応する歳入につきましては、現年度介護給付費負担金を充当するとともに、一般会計からの繰入金1500万円及び介護給付費準備基金繰入金6606万9000円を充てています。
補正後の予算総額は35億7018万4000円となります。
次に、議案第63号でございます。平成25年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書1ページを朗読させていただきます。
平成25年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ829万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億4039万6000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成25年12月3日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正につきましては、ことし8月に発生しました落雷によりまして、室生浄水場のテレメーター、それから室生西部配水池避雷器、大宇陀岩室配水池の警報設定器、菟田野佐倉高区配水池のテレメーターなど、最後に室生無山浄水場のテレメーターモデム等が故障したことによる修繕取りかえ費用としまして829万6000円を計上いたしました。
これらの歳出に充てる財源として、全国自治協会建物災害共済金660万6000円と前年度繰越金169万円を充てています。
補正後の予算総額は7億4039万6000円となります。
最後に、議案第64号でございます。平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計補正予算(第2号)であります。
予算書1ページを朗読させていただきます。
第1条、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
第2条、平成25年度宇陀市保養センター事業特別会計予算(以下「予算」という。)第2条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
科目、第1款美榛苑事業収益及び第1款美榛苑事業費用、それぞれ既決予定額6418万4000円、補正予定額6700万円、計1億3118万4000円。
第3条、予算第6条中第1項「3225万4000円」を「9925万4000円」に改める。
平成25年12月3日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、保養センター美榛苑の経営健全化計画の変更に伴い、一般会計からの繰入金6700万円を増額して一時借入金の元利償還を行うことによりまして、事業の安定的な運営を図るものでございます。
補正後の予算総額は1億3118万4000円となります。
次に、議案第65号でございます。平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書1ページを朗読させていただきます。
第1条、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第2条、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算第7条に定めた経費の金額を次のように改める。
科目、職員給与費、既決予定額3億2800万円、補正予定額、減額700万円、計3億2100万円。
平成25年12月3日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正予算は、経費の削減を目的としまして、電灯の一部をLEDに交換するための修繕費と、経費の増嵩により予算不足が見込まれる費用の充足を図るものでございます。それと職員給与費を減額補正するものでございます。
補正後の予算総額は当初予算5億2000万円から変更はございません。
以上が一般会計及び特別会計の補正予算の主な概要であります。
御審議のほどよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第60号から議案第65号までの6議案は、本日は提案理由の説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第60号、平成25年度宇陀市一般会計補正予算(第3号)についてから議案第65号、平成25年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)についてまでの6議案の質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第18、議案第66号、宇陀市道路線の認定について及び日程第19、議案第67号、宇陀市道路線の認定についての2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書26ページをごらんいただきたいと思います。
議案第66号、宇陀市道路線の認定について。
宇陀市道路線の認定について、次のとおり宇陀市道路線を認定するため、道路法(昭和22年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
整理番号1686、路線名、東町西峠線、起点、宇陀市榛原萩原元萩原2551番1先、終点、宇陀市榛原萩原元萩原2365番3先、重要な経過地。
続いて27ページでございます。
議案第67号、宇陀市道路線の認定について。
宇陀市道路線の認定について、次のとおり宇陀市道路線を認定するため、道路法(昭和22年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
整理番号1687、路線名、下井足高萩線、起点、宇陀市榛原下井足44番1先、終点、宇陀市榛原高萩台137番先、重要な経過地。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第66号及び議案第67号の2議案について提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第66号、宇陀市道路線の認定についてであります。
本件は、昭和51年8月6日、都市計画決定を行った都市計画道路東町西峠線の全体延長1300メートルのうち、宇陀市道路線として認定し、供用されている延長938.1メートルを除く区間の認定を行うものであります。
認定を行うのは、宇陀市榛原萩原元萩原2551番1先を起点とし、宇陀市榛原萩原元萩原2365番3先を終点とする延長371.9メートルの区間であります。この道路の幅員は12メートル、車道幅員は7メートル、両側歩道で幅は2.5メートルで、道路舗装、側溝、交通安全施設等の整備を行うものであります。
次に、議案第67号、宇陀市道路線の認定についてであります。
本件は、近鉄大阪線の南北の道路アクセスの改善及び近鉄大阪線7号踏切の安全対策のため、事業化を目的とすることによるものであります。
認定を行うのは、宇陀市榛原下井足44番1先を起点とし、宇陀市榛原高萩台137番先を終点とする延長403メートルの区間であります。この道路の幅員は9.5メートル、車道幅員は7メートル、片側歩道で幅は2.5メートルであります。
なお、2件の道路線の認定により、宇陀市道の認定路線は1663路線、延長は74万3244.1メートルとなります。
以上2議案について、御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第66号及び議案第67号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第66号、宇陀市道路線の認定について及び議案第67号、宇陀市道路線の認定についての2議案の質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第20、議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更について及び日程第21、議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更についての2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書28ページをごらんいただきたいと思います。
議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更について。
知事が許可する日をもって奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村及び組合のうち、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散され、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなることについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第290条の規定に基づき議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて29ページでございます。
協議書。
知事が許可する日をもって奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村及び組合のうち、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散され、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなることについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、関係市町村等の協議が成立したことを証する。
平成、年、月、日。
続いて30ページでございます。
議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更について。
知事が許可する日をもって奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村及び組合のうち、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散され、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなるとともに、新たに奈良県広域消防組合を、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合とするため、規約の一部を別紙のとおり変更することについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第290条の規定に基づき議決を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて31ページでございます。
協議書。
知事が許可する日をもって奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村及び組合のうち、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散され、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなるとともに、新たに奈良県広域消防組合を、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合とするため、規約の一部を別紙のとおり変更することについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき、関係市町村等の協議が成立したことを証する。
平成、年、月、日。
続いて32ページでございます。
奈良県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約。
奈良県市町村総合事務組合規約(平成20年奈良県市町村総合事務組合奈良県指令市町村第1143号許可)の一部を次のように改正する。
別表第1中「西和消防組合、」、「宇陀広域消防組合、」及び「中吉野広域消防組合、香芝・広陵消防組合、」を削り、「静香苑環境施設組合」の次に「、奈良県広域消防組合」を加える。
別表第2中「西和消防組合、」、「宇陀広域消防組合、」及び「中吉野広域消防組合、香芝・広陵消防組合、」を削り、「静香苑環境施設組合」の次に「、奈良県広域消防組合」を加える。
附則。
施行期日。
第1項、この規約は、奈良県知事の許可があった日から施行する。
経過措置。
第2項、別表第2の1の項中「常勤の職員」とあるのは、「常勤の職員(奈良県広域消防組合の設立の日(以下「設立日」という。)の前日において、常勤の職員の退職手当の支給に関する事務を奈良県市町村総合事務組合で共同処理していなかった市町村又は一部事務組合の職員であって、設立日に奈良県広域消防組合の常勤の職員となった者を除く。)」と読み替えるものとする。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第68号及び議案第69号の2議案について提案理由の説明を申し上げます。
この2議案は、いずれも奈良県知事の許可のあった日から奈良県知事の許可の日をもって、奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合の変更と規約の変更に係る協議について、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。
まず、議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更についてであります。
本件は、奈良県広域消防組合が設立されることに伴い、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村及び組合のうち、西和消防組合、宇陀広域消防組合、中吉野広域消防組合及び香芝・広陵消防組合が解散され、奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなる協議についてであります。
次に、議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更についてであります。
本件は、議案第68号で説明しました4組合が奈良県市町村総合事務組合を組織する組合でなくなることと、新たに奈良県広域消防組合を奈良県市町村総合事務組合を組織する組合とするため、規約の一部を変更する協議についてであります。
なお、この規約の変更は、奈良県知事の許可のあった日から施行するものであります。
以上2議案について、御審議をよろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第68号及び議案第69号は、本日は提案説明までとし、12月5日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議案第68号、奈良県市町村総合事務組合を組織する市町村等の変更について及び議案第69号、奈良県市町村総合事務組合の規約の変更についての2議案の質疑は次の本会議で行います。
○議長(中山一夫君)
次に、日程第22、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(平成26年3月31日任期満了に伴うもの)から日程第25、諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(新たに推薦する者に係るもの)までの4議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
○議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書33ページをごらんいただきたいと思います。
諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて34ページでございます。
諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて35ページでございます。
諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
続いて36ページでございます。
諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成25年12月3日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。
○議長(中山一夫君)
人事案件資料を配付してください。
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
○市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました諮問第1号から諮問第4号までの4議案について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、平成26年3月31日に人権擁護委員の任期が満了することと、新たに人権擁護委員を推薦することに伴うものでございます。
いずれも法務大臣の委嘱決定までの手続に時間を要することから、本議会において、人権擁護委員法の規定により議会の意見を求めるものであります。
諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。
申し上げます。
宇陀市大宇陀守道在住、中井陽子、昭和24年生まれでございます。
中井氏は現在も人権擁護委員を務めておられ、地域の実情を承知されているとともに、地域から信頼され人望が厚く、教育、文化、心理学など豊富な経験から人格識見の高さと公正中立さを兼ね備えており、引き続き人権擁護委員として適任であると認めるものでございます。
次に、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。
申し上げます。
宇陀市菟田野見田在住、峯畑忠郎、昭和26年生まれでございます。
峯畑氏は現在も人権擁護委員を務めておられ、これまで長年にわたって公立小学校教諭として従事した豊富な教育経験をもとに人権意識を培われたとともに、地域から信頼され人望が厚く、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備えており、引き続き人権擁護委員として適任であると認めるものでございます。
次に、諮問第3号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。
申し上げます。
宇陀市菟田野稲戸在住、中村幸子、昭和28年生まれでございます。
中村氏は現在も人権擁護委員を務めておられ、これまでの長年にわたって幼児教育に従事した豊富な経験をもとに人権意識を培うとともに、地域から信頼され人望が厚く、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備えており、引き続き人権擁護委員として適任であると認めるものでございます。
最後に、諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。
申し上げます。
宇陀市大宇陀岩清水在住、柳本豊一、昭和24年生まれでございます。
柳本氏は、これまで長年にわたって小・中学校教諭として従事したその豊富な経験をもとに人権意識を培われたとともに、地域から信頼され人望が厚く、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備えており、人権擁護委員として適任であると認めるものでございます。
なお、任期につきましては、人権擁護委員法の規定により、委嘱の日から3年間でございます。
以上4議案について、御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております諮問第1号から諮問第4号までの4議案は、本日は提案説明までとし、12月20日に予定しております本会議最終日に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(平成26年3月31日任期満了に伴うもの)から諮問第4号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(新たに推薦する者に係るもの)までの4議案の採決は本会議最終日に行います。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
次の本会議は、5日木曜日午前10時から行います。
5日は議案の質疑、委員会付託の日程となっておりますので、格段の御協力をお願いいたします。
なお、会期中開催されます委員会などにおきましても、慎重審議をいただきますようよろしくお願いいたします。
本日は、これにて散会いたします。
御苦労さまでした。
午後2時43分散会