本文
平成24年6月4日午前10時開議
日程 |
内容 |
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日程 |
内容 |
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日程第7 | 宇陀市共同浴場条例の廃止について | |
日程第8 | 平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について | |
日程第9 | 損害賠償の額を定め和解することについて (平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係) |
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議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
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1番 |
勝井太郎 |
2番 |
高見省次 |
3番 |
堀田米造 |
4番 |
井谷憲司 |
5番 |
上田徳 |
6番 |
山本良治 |
7番 |
峠谷安寛 |
8番 |
大澤正昭 |
9番 |
井戸本進 |
10番 |
中山一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本繁博 |
14番 |
山本新悟 |
15番 | 高橋重明 |
16番 | 小林一三 |
13番
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
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市長 |
竹内幹郎 |
副市長 |
前野孝久 |
教育長 |
喜多俊幸 |
総務部長 |
井上裕博 |
危機管理監 |
山本洋 |
企画財政部長 |
楠田順康 |
市民環境部長 |
大西茂 |
健康福祉部長 |
覚地秀和 |
農林商工部長 |
仲尾博和 |
建設部長 |
吉岡博文 |
教育委員会事務局長 |
出口裕弘 |
水道局長 |
栗野肇 |
市立病院事務局長 |
竹内均 |
会計管理者心得 |
中西靖記 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
笹次悟郎 |
大宇陀地域事務所長 |
南勉 |
菟田野地域事務所長 | 徳田準一 | 室生地域事務所長 | 松岡保彦 |
午前10時00分
議長(小林一三君)
皆さんおはようございます。開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成24年第2回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かと御多忙のところ御出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを心から厚くお礼を申し上げます。
本定例会に提出されました議案は、条例の一部改正、廃止、補正予算、専決処分、人事案件等々重要案件が提出されております。
議員各位には慎重に御審議を賜りますとともに、会期中の本会議を初め、一般質問あるいは委員会を通じまして議会がスムーズに進行できますよう、皆様の御協力をよろしくお願いをいたします。
また、理事者各位には、簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁をいただきますようお願いを申し上げ、開会のごあいさつといたします。
開会に先立ちまして、議員各位に御連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めております。
また、議場内において今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、御了承いただきたいと思います。
午前10時02分開会
議長(小林一三君)
議員1名が減数となり、当市議会の議員数は15名になります。
ただいまの出席議員は15名であります。
定足数に達しております。
よって、平成24年第2回宇陀市議会定例会を開会いたします。
竹内市長から招集のごあいさつがございます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
皆さんおはようございます。宇陀市議会第2回定例会に際しまして、招集のごあいさつをさせていただきたいと思います。
宇陀市は今、いい季節を迎え、農地では田植えがほぼ終わり、もう何十年も何百年も同じような風景が繰り返し行われてきたかと思うと、すばらしい宇陀市であると改めて感じるところでございます。
政府におきましては、社会福祉と税の一体改革の中で消費税の議論がされております。政局は流動的でございます。
また、ヨーロッパではギリシャの財政危機を発端に、緊縮策か、ユーロ圏を離脱かという選択肢の中で、今後ますます危機的な状況が続くのではないかなと思っているところでございます。
そして我が国は、東日本大震災の影響により、電力不足という根幹的な問題、またヨーロッパの信用不安という中で対円相場が上昇し、1ドル80円を切るような相場により国内企業の厳しい経営環境であり、国外へ生産拠点を移すなど、国内の経済情勢は今後目を離せない局面になるのではないかなと思っております。
私たちの宇陀市は、少しは財政状況が好転しているとはいえ、基本的な数値である人口減少や市民税の減少は続いており、しっかりした行政運営が求められていると考えているところでございます。
今回提案させていただきました議案は、奈良県、国の予算確定、方針に伴う補正予算、また、平成23年度予算繰越明許費の報告、損害賠償に関する議案などでございます。市民目線の中で、また宇陀市の大きな意味での行政経営という視点の中で御審議、御意見をお願いしたいと思います。よろしく御審議の上、御議決または御承認いただきますようお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小林一三君)
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。朗読を省略いたします。
議長(小林一三君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、議長において14番山本新悟議員、15番高橋重明議員を指名いたします。
議長(小林一三君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
後ほど議会運営委員会委員長の報告でもありますが、今期定例会は、本日から6月26日までの23日間といたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日より6月26日までの23日間と決定いたしました。
議長(小林一三君)
続きまして、日程第3、委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会の開催につきましては、5月21日に議会運営委員会、5月25日に行財政改革特別委員会、5月28日に議会改革特別委員会が開催され、それぞれ所管事項についての審査をいただいておりますので、各委員長から報告をお受けいたします。
なお、委員長報告に対する質疑は、すべての委員長報告終了後、受け付けます。
まず初めに、議会運営委員会委員長の報告をお受けいたします。
14番、山本新悟議会運営委員会委員長。
14番(山本新悟君)
おはようございます。14番、山本新悟でございます。ただいま議長の許可を得ましたので、議会運営委員会の委員長報告を行います。
最初に、報告書の修正をお願いいたします。
6ページの議員発言について、通告制を取り入れていく予定につきまして協議した内容ではないものを誤って記載していますが、報告書から削除をお願いいたします。
平成24年第2回定例会の議会運営委員会は、正副委員長及び6名の委員の出席のもと、竹内市長、前野副市長、喜多教育長、井上総務部長、楠田企画財政部長の出席を求め、平成24年5月21日午前10時から市議会第1委員会室で開催いたしました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配付しておりますので、本定例会運営に関する協議の結果につきましては、概要をまとめて報告いたします。
本定例会における市長提出予定案件につきましては、条例の一部改正1件及び廃止1件、予算関係1件、専決処分1件、その他議案5件が本日提案されます。
議案の取り扱いについて、条例の一部改正及び廃止、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更、請願については福祉厚生常任委員会に付託します。
次に、平成24年一般会計補正予算については予算審査特別委員会に付託いたします。
次に、損害賠償の額を定め和解することについては産業建設常任委員会に付託いたします。
次に、過疎地域自立促進計画の変更は総務文教常任委員会に付託します。
これらの案件の審議方法については、本会議初日に提案します。本会議2日目に質疑、委員会付託を行い、委員会での審議を経て本会議最終日に委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決を行います。
また、専決処分の承認は本日提案、2日目に採決とし、人事案件の諮問1件は本日提案、最終日に採決といたします。
次に、行政報告8件については、本会議初日に理事者側の報告を受けますが、各項目ごとの質問を行います。行政報告に対する質問を受け付けますので、決して審査にならないよう御注意願います。
次に、閉会中の委員会報告は3件、本会議初日に報告いたします。また、県議長会、全国議長会についても本会議初日に報告いたします。
詳細については事前配付させていただいた資料のとおりでございます。
その他全般につきまして、前期定例会どおり関係議案はなるべく一括上程し、提案説明後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案書は議長指名により議会事務局長が朗読いたします。議案の内容によっては討論を省略し、採決を行います。
以上の内容をもちまして、会期は先ほど議決いただいたとおり、本日から6月26日までの23日間とし、本会議は本日及び8日、20日、22日、25日、26日の開催といたします。
討論については、まず反対討論、次に賛成討論を原則とするが、事前に発言通告があった場合は、賛成討論であっても発言内容を確認した上、議長において発言を許可する場合があります。
一般質問は、20日の本会議3日目及び22日の4日目に予定しております。
一般質問の発言通告書の受け付けは、本日午後1時に締め切ります。発言の順番は受け付け順とし、同種の質問は正副議長が調整を行い、該当議員に連絡する場合がありますので、御留意願います。議事進行上、理事者側の答弁が重複する場合は、議長において答弁を割愛する場合もありますので、御了承願います。
一般質問に関して報道機関から要請があった場合、発言議員名と発言要旨の事前公表をしますので、御了解をお願いいたします。
一般質問は通告された内容から逸脱のないように、また質問及び答弁もわかりやすく簡潔に行うよう御留意願います。
議案書等の取り扱い、議会放映については報告書に記載のとおりでございますので、省略いたします。
夏のエコスタイルについては、例年どおり10月31日まで実施いたします。議員章着用も省略しますので、御留意願います。
定例会前の報道発表は開会前の5月28日に行う旨の報告を受けております。
また、宇陀市議会平成24年第3回定例会の日程についても協議をし、平成24年9月5日水曜日から9月28日金曜日の24日間と決定いたしました。
以上協議し、午前11時50分に閉会いたしました。
今定例会には平成24年の補正予算を初め重要案件が提出されております。円滑な議会運営に協力をお願いし、簡単ですが、議会運営委員会の委員長報告といたします。
議長(小林一三君)
次に、行財政改革特別委員会委員長の報告をお受けいたします。
2番、高見省次行財政改革特別委員会委員長。
2番(高見省次君)
おはようございます。ただいま議長から許可をいただきましたので、5月25日に開催いたしました行財政改革特別委員会について御報告いたします。
委員は私のほか、多田副委員長、勝井議員、堀田議員、山本良治議員、大澤議員、山本新悟議員、小林議員の8名です。5月の臨時会で委員構成が変わってから初めての会合ですので、今年度の委員会の進め方について意見交換しました。事前に多田副委員長と協議した以下の内容を提案した結果、おおむね委員の了解をいただきました。
昨年度に引き続き月2回程度の定例開催、原則公開、議員による自由討議とし、必要に応じて理事者の出席を求める。特定の分野、事業に絞って、市民との交流会、視察、研修会などを行いながら、審査、評価、改善、提案を行う。会合頻度については、会議記録作成など事務局の負担にも配慮すべきとの意見もあり、正式な委員会と任意の協議会を使い分けていくこととしました。
公開の仕方については、開催日を市ホームページで事前発表し、傍聴は自由としました。うだチャンなどメディアを使って審議の内容を市民にお知らせする提案については、積極的に情報公開を求める賛成意見と、伝え方の難しさや他の委員会とのバランスに配慮すべきとの慎重意見に分かれたため、議会運営委員会や議会改革特別委員会での議論を踏まえて対応することとしました。
市民から意見をお聞きする交流会については、テーマを絞り、市民に政策的な提案をしていただけるような運営にする必要があるとの意見が多く、どんなテーマでどのように実施するのか、プランを正副委員長で検討し、次回にお示しすることとなりました。
委員会で審議するテーマについては以下の6項目を提案しました。
1、地方公務員制度全般と人材育成。
2、入札制度。
3、総合計画と財政シミュレーション(将来負担の把握など)。
4、地方主権改革一括法と条例委任。
5、施設、事業の統廃合(運営形態も含む)と住民サービス。
6、自主財源確保策(誘致)。
意見交換の結果、宇陀市の行財政について、いずれも重要な課題であるとの認識ではおおむね一致しましたが、それぞれの議員の優先度、関心度には差がありましたので、今年度、審議の必要性など時間軸にも配慮しながら、1年間で実質的な審議が可能となるよう、正副委員長でテーマを絞り、次回7月2日の会合で提案することとなりました。
以上、行財政改革特別委員会の報告といたします。
議長(小林一三君)
次に、議会改革特別委員会委員長の報告をお受けいたします。
1番、勝井太郎議会改革特別委員会委員長。
1番(勝井太郎君)
おはようございます。役員改選の際に委員長に就任をすることになりました1番、勝井太郎でございます。議長より許可をいただきましたので、議会改革特別委員会の委員長報告をさせていただきます。
協議の概要をこのような形でお配りをしておりますので、そちらのほうもごらんいただければと思います。
それでは報告に入らせていただきます。
去る5月28日午後1時30分より市議会第2委員会室におきまして、議会改革特別委員会が井谷副委員長、小林議長、高橋委員、中山委員、井戸本委員、堀田委員、高見委員、そして委員長の私、勝井の出席で開催をされました。峠谷委員は欠席をしております。
5月21日に行われました全員協議会におきまして、委員外議員にお願いをしておりました議会改革検討項目の提案と意見の提出状況の確認をした後、前回の委員会までに決定をしておりました検討項目について順次検討を開始しております。
なお、委員外議員からの意見提案についてはございませんでしたので、従前どおりの日程に従って協議を進めていくということになりました。
検討の進め方と協議の進め方については次のとおりでございます。
各項目について30分間、委員による自由討議を行い、随時論点整理を行っていく。そして意見集約をしていきながら、30分で一定の結論に達したものについては委員会の意思として決定をしていく。もう少し議論の必要があるものについては10分延長を行い、意見集約を図る。それでもまとまらないものについては、論点を整理した上で次回以降に議論を繰り越すということを行っていく。この繰り返しによりまして、検討項目を一つずつ審議をしていくということを確認をして実際の審議に入りました。
今回検討を行ったのは以下の項目でございます。
外部講師の招聘による議員研修の実施について。議会だよりの自己編さんについて。ホームページを活用した広報、ホームページを用いた一般質問の質問要旨の事前公開について。総合計画、中期計画、契約等の議決事件追加について。総合計画審議会への議員の派遣の是非、その他行政が行っている審議会への議員の発言の是非について。一般質問への一問一答制の導入について。以上、6項目でございます。
各項目についての議論の過程と、そして出た結論について御説明をいたします。
まず最初に、外部講師の招聘による議員研修の実施についてでございます。
主に出ました委員の意見、そして論点は次のとおりでございます。
市民に対して公開で研修会を行っていくべきではないか。
議会全体だけでなく、委員会でも研修を行っていくべきではないか。
議員の政策能力を高める研修が必要である。
市民が市政課題に関心を持つような研修も行っていく必要があるのではないか。
研修については議長が招集を行うことになると思われるので、開催の際については議長と委員会が調整をする必要があるが、ここについては今後論点を整理をしていく必要がある。
研修を行っていく以上、報償費という形で議会の予算を確保していく必要があるというような意見と論点が出てまいりました。
確認をいたしました方向性については、次のとおりでございます。
今年度中に一度研修を試行的に行っていく。その際については、正副議長、議会改革の正副委員長並びに議会運営委員会の正副委員長で一度調整を行う。
来年度以降については、実施方法などについてもしっかりと決めた上で制度化を図っていく。
予算措置についても要望を行っていく。
詳細については議会改革特別委員会の正副委員長で素案をつくった上で、再度委員会に提示をした上で審議を続けていく。
以上でございます。
次に、議会だよりの自己編さんについての議論を行いました。
ここに出た意見と論点は次のとおりでございます。
議会だよりは自己編さんをしていくのが望ましいが、現状の広報うだのコーナーとして存在していく状態がよいのか、それとも別紙として独立をしていくほうがよいのか。
配布についてはどのようにして行っていくのか。今の広報うだに折り込んである状態を維持をしていくのか、それとも別にしていくのか。
広報委員会・協議会など、実際に編さんをしていく集まりというものをつくっていく必要があるのではないか。これについても予算措置を求めていく必要がある。
確認をした方向性は以下のとおりでございます。
12月議会の議会だよりより議員の責任編集に改め、来年度より本格実施を目指していく。
実施に向けてのタイムスケジュール、具体的な新しい議会だよりのイメージを正副委員長で調整の上、次回の議会改革委員会の協議会にイメージをお示しをする。
来年度より本格実施に向けて予算措置を求めていく。
以上でございます。
続いて、ホームページの活用と定例会一般質問の趣旨の事前公開についての議論を行いました。
主に出ました意見と論点は次のとおりでございます。
だれがどのような一般質問を行っていくのか、このことは市民に対してしっかりと報告をしていくべきである。
一般質問の通告期限の日、定例会開会の日でございますが、その日の当日もしくは翌日にホームページを通じて広報を行うことはできないか。
委員会の日程、次回の定例会日程などは、確定をした段階で早目に広報を行っていくべきではないか。
本会議の議事録の公開まで、今6カ月ぐらいかかっているが、これについては改善ができないのか。この改善についてはマンパワーの問題や予算の確保といった課題もあるので、しっかりとまず議会事務局の体制の確認を行った上で、具体的に何ができるのかを今後もう一度検討をしていく。
以上でございます。
確認をした方向性については次のとおりでございます。
一般質問の質問者、質問の要旨については、ホームページを通じて事前公開を行っていく。
ホームページ以外の広報媒体を用いた事前公開については、例えばですが、うだチャンネルや何か紙を印刷をして折り込みを行うことについては予算を伴うことで、やっぱり調整が必要なことでございますので、今後は調整をしていく。
なお、ペーパーについては議会だよりの議論がございますので、そちらに議論を統合して今後も協議をしていくということ。
議会の日程、委員会日程は日程が決まり次第、随時公開をするというのを原則とする。
以上でございます。
次に、総合計画と中期計画、契約等の議決事件追加と総合計画審議会等審議会への議員派遣の見直しについて、以上2件を一括して議題といたしました。
主に出た意見、論点は次のとおりでございます。
総合計画は、自治法改正によって策定の義務づけが外されている。そのため、根拠法が現在存在していない。議会として議決を行うのであれば、議員発議による条例制定が必要となる。
宇陀市に合ったポリシーや宇陀市に合ったまちづくりをどのようにして行っていくのか、この議論を議会として行っていく必要がある。
総合計画審議会に派遣をしている議員から報告を受ける必要もあるのではないか。
確認をした方向性については次のとおりでございます。
総合計画の議決事件については、9月議会までに一定の方向性を委員会としてしっかりと出していく。
中期計画、契約等については、もう一度委員に対して意見を求めた上で、再度議論を行っていく。
議員派遣については、行うか行わないではなくて、派遣をするにしても、派遣をする議員に対して全権委任をするわけではなく、議会として、その派遣をしている議員に対してどのようにフォローをしていくのか、その点については今後も継続をして議論を行っていく。
以上でございます。
最後に、一般質問の一問一答制度の導入について議論を行いました。
主に出た意見、論点は次のとおりでございます。
現状制度の中で工夫をしてもいいのではないか。
一問一答制度は市民にわかりやすい。
一問一答制度と現状の一括質問制度の選択制をしてはどうか。
2度目の質問以降については、演壇で質問をするのかどうか。一問一答制度ならば、自席に戻るよりも、質問が終わるまで演壇で質問するほうが望ましいのではないか。
以上のような意見が出てまいりました。
確認をした方向性については次のとおりでございます。
一問一答制度と一括質問制度の選択を9月議会より導入を目指していく。
一問一答制度、一括質問制度のどちらを選択をしても、演壇での質問を基本とする。
細部についてはまだ詳細が詰め切れていないところがあるので、次回の協議会でしっかりと提案をした上で、もう少し詰めを行っていく。
以上、6項目について委員会で決定をしたことについては議会運営委員会との打ち合わせを行い、全員協議会でしっかりと報告をしていくということを確認をしております。
会議で結論が出ていないものや持ち越したものについては、一度調整をした上で、定例会会期中に委員会の協議会を行った上で状況説明を行っていきますということを確認いたしました。
会議の終了後でございますが、会議の原則、地方自治法をしっかりと踏まえた議論を行っていくということを再度確認をいたしました。
7月前半に鳥羽市議会におきまして議会改革についての研修視察を行うこととし、日程、視察内容については鳥羽市議会と調整の上、再度報告をさせていただくということにいたしました。
以上6点について議論を行い、午後5時に閉会をいたしました。
以上、議会改革特別委員会の委員長報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
まず、議会運営委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
次に、行財政改革特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
次に、議会改革特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質疑なしと認めます。
以上で委員長報告を終結いたします。
議長(小林一三君)
続きまして、日程第4、諸報告を行います。
5月18日に開催されました平成24年度第1回奈良県市議会議長会及び5月23日に開催されました全国市議会議長会定期総会の報告を事務局長にさせます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
議会事務局の増田でございます。よろしくお願いいたします。
私から平成24年度第1回奈良県市議会議長会出席の報告をさせていただきます。
去る5月18日金曜日午前11時から、橿原市の橿原ロイヤルホテルで平成24年度第1回奈良県市議会議長会が開催され、小林議長、大澤副議長と私、増田の3名が出席いたしました。
まず開会に、宇陀市議会議長、小林会長の招集のあいさつ及び本年度、奈良県市議会議長会の会長を務めさせていただくに当たって、各市議会への協力依頼の後、宇陀市長からのメッセージ披露、各市の議長、副議長、事務局長の紹介、そして前会長の葛城市議会議長に対する感謝状の贈呈がありました。
次に会議に入りまして、諸報告では、本年2月16日から5月17日までの県市議会議長会の事務報告について報告があり、了承されました。
次に協議事項として、平成23年度奈良県市議会議長会会計決算について報告があり、審議の結果、報告どおり承認されました。
次に、平成24年度奈良県市議会議長会会計補正予算(第1号)についてが議題となり、審議の結果、原案どおり可決されました。
次にその他といたしまして、1件目は議長会県外都市視察研修についてが議題となり、本年10月下旬に予定し、場所選定は会長一任となりました。
2件目は議員研修についてが議題となりまして、昨年度は県との共催で開催しましたが、本年度は市議会議長会単独で8月22日水曜日に開催することとし、内容等の詳細については会長のほうで検討し、決まり次第、各市へ報告することで承認されました。
最後に小林会長の閉会のあいさつにより会議を終了し、午後1時に解散しました。
以上、簡単ですが、平成24年度第1回奈良県市議会議長会の報告とさせていただきます。
引き続きまして、全国市議会議長会定期総会の報告をさせていただきます。
去る5月23日水曜日午前10時30分から、東京都千代田区の日比谷公会堂で開催され、小林議長と私、増田の2名が出席いたしました。
まず開会式では、下関市議会議長の関谷会長のあいさつ及び、来賓として内閣総理大臣の代理として長浜内閣官房副長官、横路衆議院議長、平田参議院議長、大島総務副大臣から御祝辞をいただき、全国市長会長、全国知事会長などからの祝電披露があり、新市紹介では、石川県野々市市及び愛知県長久手市の2市が新たに市制施行され、全国では810市となりました。
次に表彰式につきましては、被表彰者1597名の中から2名の議長が代表受領され、表彰状贈呈が行われました。
次に会議に入り、まず報告としまして、一般事務及び平成22年度各会計決算並びに地方行政委員会など7委員会から事務報告があり、すべて了承されました。
次に議案審議については、各部会から提出された省庁への要望27議案が、また、会長提出議案として決議4議案が提案され、審議の結果、原案どおり可決されました。
次に役員改選につきましては、部会推薦役員としまして、理事51市のうち奈良県からは宇陀市が、評議員154市のうち奈良県からは、大和高田市、橿原市、香芝市が、産業経済委員会委員22市のうち奈良県からは、大和郡山市がそれぞれ推薦され、選任されました。
以上で議案審議はすべて終了し、閉会式が行われ、昨年度の役員への感謝状贈呈の後、関谷会長のあいさつで定期総会が終了し、午後3時30分に解散しました。
以上、簡単ですが、全国市議会議長会定期総会の報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
以上で諸般の報告を終わります。
次に、行政報告を受けます。
なお、行政報告に対する質問は、すべての行政報告終了後に受け付けます。
まず初めに、平成23年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書についての報告を受けます。
楠田企画財政部長。
企画財政部長(楠田順康君)
企画財政部の楠田でございます。よろしくお願い申し上げます。
平成23年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書につきまして御報告申し上げます。お手元の資料をごらんください。
地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、財源内訳とともに、繰越明許費繰越計算書を調整し、作成をいたしましたので、議会に提出し、報告させていただくものでございます。
今回報告させていただきます事業につきましては、本年3月の第1回定例議会におきまして、補正予算書の中で繰越明許費の設定を提案させていただき、御承認をいただいているところでございます。
3月議会で繰越明許費を設定した時点では、合計で9件、9億12万3000円でありましたが、最終的な繰越額は8億4924万3000円となっております。なお、件数は変わっておりません。これは、款7土木費、4都市計画費、まちづくり交付金事業、款9教育費、小学校費、大宇陀小学校建設事業、款10災害復旧費、公共土木施設災害復旧費、公共土木施設災害復旧事業の3件が提案時から3月末までに一部執行されたため、金額が異なっております。
その他の事業6件につきましては、平成24年度へ同額で繰り越しいたします。
なお、繰り越しの事由等につきましては、相手方との交渉、発注の準備などの関係で時間を要し、年度末までに完了できなかったものでございます。
今後は平成24年度へ繰り越しさせていただき、本年度において速やかに完了を目指すものでございます。
以上、簡単ではございますが、一般会計の繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
次に、平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書について並びに平成23年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書についての報告を受けます。
栗野水道局長。
水道局長(栗野肇君)
水道局、栗野でございます。よろしくお願い申し上げます。
平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書につきまして報告をさせていただきます。
この簡易水道事業特別会計にかかわります繰越明許費の設定につきましては、本年3月の第1回定例会におきまして御承認をいただいたものでございまして、款総務費、項施設整備費で水道施設災害復旧工事としまして146万4000円の繰り越しでございます。今回、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、繰越明許費繰越計算書として本定例会において報告させていただくものでございます。
繰り越しの理由につきましては、昨年9月3日、台風12号の豪雨により、市道向渕上出線の道路災害が発生したことにより、口径75ミリの水道管が破断しました。現在は露出仮設管によって供給を行っておりますが、早期本復旧を実施するために、昨年11月の臨時会において補正予算の議決をいただいておりますが、現在施工中の市道の復旧が完了してからの施工となることから、年度内の予算執行ができないため、繰り越すものでございます。
以上、大変簡単ではございますが、報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
続きまして、平成23年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書につきまして報告をさせていただきます。
水道事業特別会計にかかわります建設改良に要する経費の繰り越しにつきましては、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づきまして、年度内に支出のできなかった資本的支出の建設改良費で配水管移設工事として3180万円を翌年度に繰り越すものでございます。これは、奈良県水道局が第3次拡張事業により送水管を埋設するに当たり、市水道施設に支障を来すことから、仮設及び本設工事を計画しておりましたが、県水道局が発注、入札を延期したために、平成23年度内には完了が見込まれず、奈良県水道局から工期延期の依頼がありましたことから、平成24年度へ繰り越しをさせていただくものでございまして、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づきまして、繰越計算書として報告させていただくものでございます。
以上、大変簡単ではございますが、報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(小林一三君)
次に、平成23年度宇陀市立病院事業特別会計予算継続費繰越計算書についての報告を受けます。
竹内市立病院事務局長。
市立病院事務局長(竹内均君)
おはようございます。病院事務局の竹内でございます。
それでは続きまして、平成23年度宇陀市立病院事業特別会計継続費繰越計算書について御報告申し上げます。
お手元の繰越計算書のほうをごらんください。
平成23年度宇陀市立病院事業特別会計継続費繰越計算書につきましては、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、議会に報告させていただくものでございます。
このたび報告させていただいた継続費繰越計算書につきましては、平成21年度宇陀市立病院事業特別会計当初予算において、病院建設事業を平成21年度から平成24年度までの4年間、事業費総額65億円として継続費を設定いたしまして、年割額といたしまして、平成23年度の事業費を9億750万円の予算を計上し、平成23年3月議会で議決いただいたところでございます。その平成23年度に計上いたしました9億750万円及び前年度、平成22年度からの繰越額でございます23億4525万6000円と合計した32億5275万6000円の事業費合計となりまして、平成23年度末での工事の出来高率が74%で、新本館の供用が平成23年12月より開始されましたが、既設館の取り壊し、外来棟の建築及び外溝工事等が平成24年度以降の施工となったこと等によりまして、工事費、委託料等で1億3885万3000円が平成23年度中に支出を要しないこととなりましたので、平成24年度へ逓次繰り越しさせていただくものでございます。よって、このたび継続費繰越計算書により御報告させていただくものでございます。
以上、簡単ではございますが、御報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
次に、宇陀市土地開発公社の経営状況についての報告を受けます。
井上総務部長。
総務部長(井上裕博君)
総務部の井上でございます。管財課所管の宇陀市土地開発公社の経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき御報告申し上げます。
平成23年度の公社の決算につきましては、去る5月29日に開催いたしました理事会の御承認を得て、また、平成24年度の予算につきましては、本年3月30日に開催いたしました理事会の御承認を得ました上で、御報告させていただくものです。
本文の朗読は省略させていただきまして、報告書に沿って概要を報告いたします。
お手元の資料、平成23年度の事業報告及び決算報告書を開いていただきまして、2ページでございます。
収益的収支の事業外収益は土地開発公社の現金預金の利息10万4938円が全額でございます。これに対しまして支出は、公社の土地の管理運営経費として8万4700円となっております。この結果、めくっていただきまして、資本的収支、要するに平成23年度の土地の取得、売却などの取引はございませんでした。
4ページを見ていただきますと、土地開発公社の損益計算書になっております。めくっていただきまして、最終的に5ページでございます。
平成23年度末の土地開発公社の貸借対照表、現金で5473万2937円、保有土地の簿価といたしまして、3435万5742円、市の出資金500万円、これの合計で、右下になりますけれども、9408万8679円という保有資産となっております。これが23年度の決算でございます。
めくっていただきまして、平成24年度の予算でございます。
予算書の1ページにございますように、収益的収入及び支出は前年度と同じで、預金利息収入13万2000円、管理運営経費13万2000円を計上いたしております。
資本的収入及び支出でございますけれども、この段階での当初予算の段階での土地の取引は予定されておりません。管理費用として10万円のみを計上いたしております。
以上、簡単ではございますが、宇陀市土地開発公社の経営状況の報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
次に、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の経営状況についての報告を受けます。
楠田企画財政部長。
企画財政部長(楠田順康君)
企画財政部の楠田でございます。財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の経営状況について御報告いたします。
初めに、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団は、平成24年3月31日をもって解散をいたしました。現在清算手続を企画財政部企画課で進めておりますので、私のほうから地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告をいたします。概要のみの報告になりますが、よろしくお願いをいたします。
今回の報告は、平成23年度事業報告並びに決算報告を5月23日開催の財団法人宇陀市文化スポーツ振興団清算委員会におきまして提案し、承認されたものであります。
それでは、お手元の平成23年度財団法人宇陀市文化スポーツ振興団事業報告及び決算報告書の1ページをごらんいただきたいと思います。
指定管理の最終年となった平成23年度も、市民の文化的生活の向上とスポーツの振興、普及を図るために、総合体育館を初めとする6施設の指定管理を受託し、事業運営を行いました。事業内容等につきましては、1ページ、2ページのとおりでございます。
これらに係ります平成23年度の事業費につきましては、3ページに記載のとおり、事業収益1億4768万2437円、事業費用1億4768万2437円となっております。
4ページにつきましては貸借対照表、5ページにつきましては財産目録、6ページにつきましては正味財産増減計算書でございまして、平成24年3月31日現在の正味財産残高につきましては、1564万9176円となっております。
今後、清算結了までにかかります経費、解散に伴う登記、官報公告費、通信費、手数料、清算事業年度に係る法人税等を差し引き、残余財産の額を確定していくこととなります。
この残余財産の処分につきましては、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団寄附行為の規定第30条第2項、解散のときに存する残余財産は理事会において理事現在数の4分の3以上の同意を得、かつ主務官庁の許可を得て市に寄附するものと定められております。この規定によりまして、平成24年3月27日の理事会において残余財産の処分について提案し、同意を得、また、平成24年4月26日付で、主務官庁であります奈良県から残余処分について許可を得ておりますので、市に寄附するものとなります。
なお、1564万9176円のうち、市の出資金1000万円につきましては、5月末に市に寄附されております。
最後に、昭和62年10月、合併前の榛原町時代に、財団法人榛原町文化産業振興団として発足して以来、24年6カ月の間、多くの方々に支えられながら文化スポーツの振興に努めてまいりました。ここまで財団の運営に多くの皆様に御理解、御協力をいただきましたことに対し厚くお礼を申し上げまして、簡単ではございますが、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の行政報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
最後に、有限会社室生村ふるさとセンターの経営状況について並びに財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況について報告を受けます。
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
おはようございます。農林商工部の仲尾でございます。よろしくお願いを申し上げます。
それでは、有限会社室生村ふるさとセンター並びに財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により一括して御報告をさせていただきます。
まず、平成23年におきます有限会社室生村ふるさとセンターの経営状況について御報告を申し上げます。
この有限会社は平成10年2月1日、旧室生村、これも旧ですけれども、室生商工会、室生村森林組合の出資によりまして設立をいたしました第三セクターで、道の駅「宇陀路室生」のオープン当初より、旧室生村から管理委託を受けまして、平成18年9月1日から指定管理となったところでございます。
主な事業といたしましては、1ページから2ページにございますけれども、道の駅「宇陀路室生」及び芸術施設でございます森の回廊の管理運営を初め、農林産物の販売や観光客誘致のための各種イベント企画運営でございます。平成23年中の延べ利用者総数は21万1802人と、前年より1万8786人の減となりました。
続いて、損益計算書により御報告を申し上げたいと思いますけれども、平成23年中の売上高は1億189万4250円で、売上原価の7814万8665円と販売管理費及び一般管理費の3129万8707円を控除した営業損失は755万3122円となりました。そこに自動販売機手数料などの営業外収入541万601円をプラスし、かつ営業外損失の1万1093円、それと法人税等をもって精算をいたしますと、当期純損失は269万751円となりました。
なお、昨年の12月議会におきまして議決をいただきましたように、第三セクターとしてこれまで運営してまいりました有限会社室生村ふるさとセンターから宇陀市が抜けまして、本年4月1日より宇陀市の後に新たにこもれび市場出荷者組合が出資者となっていただきまして、それまでの宇陀商工会、室生村森林組合の3者で運営いただくことになりまして、そこに指定管理をいたしたところでございます。
新しく生まれ変わりました有限会社、この室生村ふるさとセンターでは、今後とも地域商品を取りそろえ、地域の特産物を充実するなど経営の抜本的な改善を行うこととあわせ、徹底的な利潤追求を基本的な目標として、芸術施設と調和のとれた営業活動の展開を行い、健全な運営に努めていくとの決意をいただいているところでございます。
続きまして、平成23年度の財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況につきまして御報告を申し上げます。
当財団法人は、昭和53年7月18日に旧菟田野町により設立をされました。理事役員につきましては、各関係者で理事9名、監事2名で構成されているところでございます。
主な事業といたしましては、1ページの毛皮革製品の研究と毛皮革製品を内外へPRすることを通しまして、宇陀ブランドの確立と販路の拡大を図り、毛皮革産業の振興と安定をねらいとして、平成23年度には奈良県の支援を受けまして、平成23年11月25日から27日の3日間、第30回になります奈良県毛皮革フェアInutanoを菟田野産業振興センターで、また、平成24年2月4日から5日の2日間、第17回になります毛皮革ファッションフェアを名張市の産業振興センターで開催をいたしました。
続いて2ページですけれども、平成23年度の歳入につきましては、市補助金が700万円、県補助金が395万9569円、出展者負担金が163万9000円、預金利子及び雑収入が2万997円、前期繰越金が99万5097円の合計1361万4663円となったところでございます。
一方、歳出につきましては、毛皮革フェアの開催及び新商品開発研究費を含めまして、517万4354円、毛皮革ファッションフェアの開催に153万8130円、県の毛皮革協同組合連合会の助成金として15万円、公社職員の人件費が595万8142円、一般管理費が700円となり、次年度への繰越金が79万3337円となったところでございます。
なお、資産につきましては、当初の出資金として定期預金で300万円、それと次年度への繰越金を合わせまして、379万3337円となったところでございます。
次、4ページでございますけれども、平成24年度の予算についてでございます。
歳入では市補助金が800万円、県の補助金が403万6000円、本年度も開催を予定をしております毛皮革フェア及び毛皮革ファッションフェアの出展者の負担金172万円、それに前年度繰越金と預金利子を合わせまして、合計1455万5000円としております。
歳出では、毛皮革フェアに520万円、毛皮革ファッションフェアに171万円、新商品の研究開発費で80万円、奈良県毛皮革協同組合連合会の助成金として15万円、公社職員の人件費として612万8000円、一般管理費3万円、予備費53万7000円と計上をいたしているところでございます。
なお、ただいま御報告をさせていただきました決算、予算につきましては、本年5月30日に開催をされました公社理事会におきまして承認、可決されましたことをあわせて御報告を申し上げたいと思います。
なお、依然と続く景気の低迷とあわせまして、海外から安い輸入製品あるいは消費者の毛皮革製品離れがやはり見受けられます。このことから業界全体の売り上げが減少しておりまして、大きな打撃を受けている実情にございます。
このような状況を打開するため、当公社といたしましても、宇陀市の地場産業であります、あるいは奈良県にも認定をされております地場産業であります毛皮革産業の活性化と積極的な新製品の開発、その販路の確立を目指すこととあわせまして、引き続き魅力あるイベントを企画いたしまして、広く内外にPRできますよう、毛皮革関係の事業者の皆様方とともに鋭意努力してまいりたいと思っているところでございます。
以上、非常に簡単ではございますけれども、有限会社室生村ふるさとセンター並びに財団法人宇陀市毛皮革産業振興公社の経営状況について一括して御報告いたしましたが、それぞれが健全なる経営に向け精いっぱい努力をしてまいりたいということでございます。今後ともさらなる御支援、御協力をいただきますようお願いを申し上げまして、報告とさせていただきます。
議長(小林一三君)
行政報告は以上であります。
ただいまより行政報告に対する質問を受け付けいたしますが、決して審査にならないように御注意をお願いいたします。
それでは、ただいまより質問を受け付けます。
まず初めに、平成23年度宇陀市一般会計予算繰越明許費繰越計算書についての質問を受け付けます。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、1点だけでございますけれども、ちょっと詳しく御説明をいただきたいなと思います。
繰越計算書の款項農林水産業費、農業費、ここに、事業名、岩鼻井堰改修工事と紹介されておりますけれども、これにつきまして関連といいますか、井堰の改修というのは非常に宇陀市内におきましても多々あろうかと思います。伊勢湾台風の後に、ほとんど全額国費というようなことで改修をされただろうと思うんですけれども、相当数、年数がたっております。宇陀市内のこの井堰数と、その改修の要望ですね、水利組合の関係もございますし、今農業そのものが非常に衰退をしておるというような状況です。そんな状況を加味しつつ、これからこの農業施設のインフラ整備、改修、また点検、そういったことについての現状というものをお示しをいただきたいなと思います。もし今即できなければ、それはまた後日、資料という形でお示しをいただければ結構でございます。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
ただいまの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。
申しわけございません。井堰数については、また後ほど数を調べて報告をさせていただきたいと思います。
それと、現在多くの井堰がございます。やはり相当年月のたっているところも数多くございます。その辺につきましては当然要望もいただいておりますし、現地を見に行かせていただきまして、そのいわゆる組合なり水利権者と話をしながら、できる限り改修に努めさせていただいているところでございます。一定原材料の支給も含めてその辺のお話をさせていただいているところでございます。というところでございます。よろしくお願いします。
議長(小林一三君)
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
要望という形でお願いはしたいんですけれども、今後宇陀市は竹内市長のほうで農業振興と、農林業の振興、産業振興の一つの重要な分野ということで進めておられるわけでございます。担い手不足等々もございますけれども、それぞれの地域のそういう基盤のほうの改修、それなりにいろいろ問題点があって、改修できる基準というようなものが一番大きなポイントだろうと思うんですけれども、本当にもう泣いておられる方もたくさんおいでになられると思います。やっぱり水というのは農業に欠かせないものであるだけに、そのあたりも十分踏まえていただいて、先ほど部長が申されたように、できるならばしっかりと組合とお話をいただいて要望も踏まえていただいて、できることならばそういう要望をかなえていただくように御努力をいただきたいなと思います。
以上です。答弁は結構です。
議長(小林一三君)
それでは、井堰数については後日、資料で配布をお願いいたしたいと思います。
ほかにございませんか。
12番、山本繁博議員。
12番(山本繁博君)
山本繁博でございます。
行政報告の4番です。平成23年度宇陀市立病院の継続費繰越計算書について報告を受けました。
議長(小林一三君)
山本議員、今、一般会計の分の質問です。病院はまだ。
一般会計繰越明許についての質問、14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
繰越明許費の款9教育費、街なみ環境整備事業繰り越しって、どういうわけで繰り越ししてますの、ちょっと聞きたいんやけれども。
議長(小林一三君)
出口教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(出口裕弘君)
失礼します。
今回の繰り越しの3月議会の折に申し上げましたとおり、この件に関しましては、その折ちょうど台風被害等の緊急的な事業がありまして、そのために技術支援をお願いしておりましたものがその時期少しできないということになって、その分だけおくれたために繰り越しさせていただいたということでございます。
以上でございます。
議長(小林一三君)
14番、山本新悟議員。
14番(山本新悟君)
また今度、一般質問でゆっくり聞きます。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
次に、平成23年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書についての質問を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質問なしと認めます。
次に、平成23年度宇陀市水道事業特別会計予算繰越計算書についての質問を受け付けます。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
今報告いただいた概要説明のところで、県の水道局が発注、入札を延期したためということでの繰り越しという御説明がございましたので、その県の発注、入札の延期の理由というのは把握されているのか、お伺いしたいと思います。
議長(小林一三君)
栗野水道局長。
水道局長(栗野肇君)
県の水道局から報告を受けていますのは、県のほうで実施設計をする手続が少しおくれておって入札がおくれたという情報を聞いております。それ以上詳しいことは情報が入っておりません。
以上でございます。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
次に、平成23年度宇陀市立病院事業特別会計予算継続費繰越計算書についての質問を受け付けます。
12番、山本繁博議員。
12番(山本繁博君)
今報告を受けました。しかし、平成23年度に確かに医療機器、物品として10億円を計上していただいたと、このように思っております。そうした中で、医療機器の報告というのが全然ないんですよね。どのように入札をされて、どのように購入をされているか、ちょっとお示しをいただきたいんです。
議長(小林一三君)
竹内市立病院事務局長。
市立病院事務局長(竹内均君)
お答え申し上げます。
継続費、21年度から24年度まで65億円という形で計上させてもらっております。その内訳といたしまして、今おっしゃられましたように、医療器械、備品という形で10億円を計上させてもらってきております。
その執行状況でございますけれども、まず平成21年度にデジタルX線テレビシステム3150万円等合計で20品目、6976万5000円を執行しております。続いて平成22年度につきましては、大きなものといたしまして、眼科用の光干渉細膜高圧測定解析装置1260万円等9品目、総額で3735万7000円を執行しております。続いて平成23年度につきましては、MRI装置、CT装置等合計で74品目、金額にいたしまして8億3836万4000円を執行しております。合わせまして現在まで、平成23年度末までの購入につきましては、103品目、9億4548万6000円の執行状況となっております。
現在の執行が9億4548万6000円ということで、計画予算の10億円につきまして若干差が出てきておりますけれども、これにつきましては、平成24年度におきまして、薬局のシステム、それから外来の窓口の呼び込みシステム等のまた購入が控えておりますので、まだ若干購入を予定しておりまして、10億円を若干出るのではなかろうかという形で現在は予定しております。この点につきましては、去年の議会でも御指摘いただきましたとおり、近々に病院建設特別委員会の開催をお願いさせていただきまして、その場で御承認いただいた段階で購入の執行に当たっていくというような形で現在考えておるところでございます。
以上でございます。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
質問なしと認めます。
次に、宇陀市土地開発公社の経営状況についての質問を受け付けます。
質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
次に、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の経営状況についての質問を受け付けます。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
5番、上田でございます。難しいことではないんですけれども、ちょっと書類を見せていただいて気づいたことを一つお願いしたいと思います。
1ページの事業内容の部分で、それぞれの利用状況が説明されております。その中で、温水プールの利用人数3万3175人、利用件数は斜線ということで、ちょっとよくわからないんですけれども、これとスポーツ事業の水泳、水中ウオーキング、こういった方々の利用人数、これは別掲になっておるのか再掲になっておるのか、そこら辺もし管理をされておるのであれば、お教え願いたいなということでございますので、ひとつよろしくお願いします。
議長(小林一三君)
中西会計管理者心得。
会計管理者心得(中西靖記君)
現在、出納室に所属しておりますが、3月まで振興団に出向していた関係で、私のほうから報告をさせていただきます。
ただいまお尋ねの温水プールの利用人数、これにつきましては含まれております。そのほか、各水泳教室等も入っておるわけですが、入っておると思います。
議長(小林一三君)
含まれておらないということですね、人数に。もう一度お願いします。
会計管理者心得(中西靖記君)
ちょっと確認させていただいてよろしいですか。後で報告させていただきます。申しわけございません。
議長(小林一三君)
上田議員、それでよろしいですか。
5番(上田徳君)
そんなに難しいことではないので、後で結構ですけれども、ちょっと温水プールって一体どのくらいほど利用されておるのかなということを確認したかったことと、それから、スポーツ教室の中で約1万6000人ほどおられるんですけれども、これが別掲なのか再掲なのかどうなのかということで、一般の利用者がどのくらいおられるのかなということを確認したかっただけでございますので、そんなに大そうなことではございませんので、統計上のほうで、もし再掲であれば、スポーツ事業のほうに再掲を書いていただくか、あるいは上のほうにスポーツ事業を含むとか、そのような形でお示しいただいたら、ちょっとわかりやすかったかなと。
一般の方々がどの程度あのプールを個別に利用されているのかなということをちょっと知りたかっただけなので、深い意味はございませんけれども、自分も一度あそこのプールを使ってみようかなという今心持ちをしていますので、どの程度一般の方が来て年間使用されているのかなということで、1万6000人を引けば約1万4000人ほどですので、月に直せば1000人余しということで、日に直せば大体このぐらいかなというようなことですので、そこら辺の利用状況も含めてちょっと参考にしたいなと思いましたので、またその点わかりましたらよろしくお願いしたいと思います。
議長(小林一三君)
その点また後刻お願いしておきます。
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
この財団法人宇陀市文化スポーツ振興団事業報告書ということで、審査にならないようにということなので、配慮しながら質問させていただきますが、まずこの6ページのところを見ていただきまして、当年度、前年度ということで増減が出ているわけですけれども、最終的に今、清算段階で1564万円余りの残高ということをお話がありまして、そして市の出資分1000万円については戻ってくるという御報告でした。
しかし、第1点としましては、これは24年間とおっしゃいましたか、その中で、御答弁いただいているときにもお話がありましたが、出向しているわけですね。いわゆる市の職員がそのまま出向されて、その職員の給与というものはこの中に入ってないんじゃないかと私は理解しておりますけれども、そのトータルが幾らかかっているのかですね。やはり全体としての収支といいますか、どうだったのかということを知りたいと思いますので、その部分について御報告をお願いしたいと思います。
それから、この23年度について、非常にこの計算書を拝見しましても、例えば収入のほうは文化事業、前年度比較400万円余りの減、それから使用料が243万円余りということで、収益のほうが886万円減ですね。それからそれに対して費用のほうが、一般管理費が1100万円のアップ、温水プール管理費が1800万円増加、文化会館管理費も300万円増加、合わせると、経常費2300万円の増加。先ほどの収入減、800万円余りの収入減と合わせると、この1年間だけで3000万円余り財産が減ったということですよね。物すごく減ったんだと思うんです。そして最終的に1500万円の残高になって、市の出資は何とかなりましたということですけれども、24年、ことしの3月で解散して、今既にもう直営で運営が進められているわけですが、少なくともこの1年間に収入減とそれから経費の増についてどう分析をされて、そして直営の中でどのようなこれから、既に運営を始めているわけですけれども、されていくのか、その方針について、大きく2点についてお伺いしたいと思います。
議長(小林一三君)
楠田企画財政部長。
企画財政部長(楠田順康君)
企画財政部のほうからお答えをさせていただきます。
まず、1点目の市の職員の人件費につきましては入っておりません。トータルの人件費は幾らぐらいかと、こういうようなことの御質問でございましたが、今手元に資料を持っておりませんので、後日お示しをさせていただきたいと、このように思います。
それと、平成22年と23年と比べますと、非常に経費的な部分が多くかかっていると、こういう御質問でございました。これにつきましては、スポーツ振興団の理事会のほうにおきまして、施設の修理等、今年度中にできるものをやっておこうということで執行したと、こういうようになっております。
それと、直営の方針ということでございますが、これにつきましては昨年の12月にも議会のほうで条例を改正させていただきまして、総合体育館、総合運動場、室内温水プール、テニスコートを一体とした管理をしていこうということで改正をさせていただきました。そういうことで、各県内の同じような施設を指定管理をしております業者にいろいろと聞き取り等をさせていただきましたところ、今、指定管理を受けるというには施設のやはり修理費がかなりかかると、こういうようなこともあって、一たん直営ということにさせていただいたところでございまして、決して指定管理を排除しているものではございませんので、今後の状況を踏まえながら、どういうような形がいいのか検討していきたいと、このように思っております。
以上でございます。
議長(小林一三君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
審議にならないようにということですので、ただ、今の御答弁はちょっと私の質問に1点目は結構ですけれども、2点目は私がお聞きしているのは、この文化事業、それから使用料、指定管理料という形で大きく前年度から減っているそういう理由をどう分析されて、今、直営になっていますけれども、今の運営に生かしていこうとされているのかというそのことをお聞きしているわけです。
それから、費用についても管理費、それから一般管理費、温水プール管理費ですね、一部、将来の指定管理に向けての修繕ということをおっしゃったんですけれども、もう少し具体的に、この大きな金額が1年間で変更になっているその分析をお聞かせいただきたい。
文化会館についても300万円の経費が余分にかかっている。そういうことがございますので、その理由についてもしっかりとした分析をしていただかないと、これから指定管理をまた検討していく上でも難しいのではないかと思いますので、もう一度お願いしたいと思います。
議長(小林一三君)
中西会計管理者心得。
会計管理者心得(中西靖記君)
失礼します。ただいまの高見議員の御質問にお答えします。
先ほど楠田部長のほうからも少しお話がありましたけれども、最終年度、23年度につきましては、かなり施設が経年劣化によりまして老朽化をしているという状況がございました。とりわけ温水プールにつきましては、プールの心臓部でもありますろ過装置、これにつきましては、かなり年間維持管理料がかさんでおりました。それを最近の技術といいますか、維持管理料が安いろ過器というのが、最近はきれいな水質を保ちながらそういったろ過器ができているということで、入れかえ工事をすることによりまして年間の維持経費削減を図ろうということで、約年間で240万円ぐらいだったと思うんですけれども、経費削減につながっているところでございます。
あと、文化会館等につきましても、外壁タイルがはがれ落ちるというそういったことがございまして、危険につき、緊急を要する修理ということで、そういった修理も行ってきているところでございます。あと修理関係もろもろございましたけれども、宇陀市に直営になる前に修理ということで、修理をしてきたところでございます。
以上です。
議長(小林一三君)
ほかに。
2番(高見省次君)
済みません、収入減についてはお答えになっていないと思うんですけれども。
議長(小林一三君)
中西会計管理者心得。
会計管理者心得(中西靖記君)
事業そのものが最終年度ということもありまして、例えば自主事業、おととしまでは、文化会館を使いました例えばミュージカル等々あったんですけれども、昨年につきましては、そういった事業も検討してきたんですけれども、単にそういった事業を行うのではなくて、昨年は子どもたちに文化の継承、和楽器の寄附という形で行っていこうという理事会の中で承認をいただいているんですけれども、市内各小学校に和楽器の寄附をいたしました。そういうこともありまして、事業としましては、事業も少なくなってきたということもあろうかと思います。特に大きな理由というのは、そういうことかなと思うんですけれども。
以上です。
議長(小林一三君)
後日、はっきりした資料をまた配布をお願いしておきます。
それでよろしいですか。
2番(高見省次君)
はい。
議長(小林一三君)
ただいま行政報告に対する質疑でございますけれども、45分まで休憩をいたします。
午前11時35分休憩
午前11時45分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
それでは、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の経営状況についての質問を続けます。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようでございます。
それでは次に、有限会社室生村ふるさとセンターの経営状況についての質問を受け付けます。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
議長に発言のお許しをいただきましたので、1点御質問をさせていただきます。
ページ数1、平成23年(第14期)業務報告書という見出しになっておりますが、その一つ目、事業の概要の二つ目ですね、誘客の促進と売り上げ向上イベントの開催ということを掲げておられるわけでございますけれども、その下の施設利用者数、これを見させていただきますと、それぞれ前年対比減少ということになっております。森の回廊館1万2468人の減少、レストラン3525人の減少、こもれび市場6318人の減少。
特にこもれび市場、これは宇陀市4区、旧4区にそれぞれ直売所がございます。それぞれ宇陀の高原野菜ということで、非常にニーズも高いと私は思っておるんですけれども、意外な感じを受けたわけなんですけれども、これは指定管理の関係と絡まっておるんですか。その日時がちょっと私、記憶にないんですけれども、この減少の主な要因というのはどのようなところにあるのでしょうか。また、これも行政報告、今報告をいただいた直後の質問ということでございますので、また不明な点は後日また資料という形で御提出いただければありがたいなと思っております。
以上です。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
ただいまの御質問でございますけれども、確かに人数は少なくなってきております。これは一定は、やはり長引く景気の低迷による原因もあるのかなというようにも思いますし、イベント等々につきましては、例えば感謝セールを行うなりこもれび祭りを行うなり、レストランにおきましては、やはりクリスマスパーティー等々も行っていただいておりますし、ホームページにも載っておりますし、たしか道の駅につきましては昨年テレビでも報道があったと、私たしか見た覚えがありますので、その辺で、売り込みにつきましては努力はされているというように思います。
結局の原因につきましては、宇陀市165号線沿いにございますので、そこへいわゆる車をとめていただけない部分もあるのかなというように思いますけれども、その辺につきましては、先ほどもありがたいお言葉をいただきましたけれども、道の駅の駅長等ともちょっと事情等を聴取いたしまして、また後日報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
議長(小林一三君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
ふるさとセンターがこの4月から宇陀市の関与が外れまして、民間のそれぞれの担当の中で経営をされるということで、昨年の12月にそのことが決められたわけでございます。そのときに、今回のちょっとページ数が打ってないので何とも言えませんけれども、損益計算書の中で269万円、約270万円ほど今期は赤字であったと、1月1日から12月31日までの収支決算の中では赤字であったと。市とそれからふるさとセンターとの間での補助金の約束として、350万円以内の損益であれば市が負担すると、こういうようになっておるわけですけれども、この部分についてまず負担されたのかどうかということ。
それからもう1点、12月にもいろいろと論議をさせていただきましたけれども、最終的に宇陀市が抜けまして、新たな3団体によりまして経営をされるというときに、資本金比率の剰余金の分配については宇陀市は放棄をさせていただくということで、剰余金については、すべて新たなふるさとセンターの中に資金として持ち込んでいただくということを市のほうで決められたとお聞きしております。その額は一体幾らになるのかということが、この3月31日現在でわかっておるのかどうか。
これ、収支計算書を見る限り、あと3カ月残っておるわけですから、この3カ月については来年、25年の6月に報告されるわけでございますけれども、事業者につきましては、それが一体幾らであるかというものが今既にわかっておらなければならないのではないかというような気もしますので、今既に清算も終えられて、経営の関係につきましても、宇陀市は300万円の出資金を引き揚げたと、上納していただいたというように、いつかの会議でいつかの報告にあったように思いますので、そのことも含めまして、この2点について一体幾ら最終的になったのかと、それから赤字補てんに対する2690万円、これがきちんとふるさとセンターに対して支払いをされたのかどうかということの2点をひとつ確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
ただいまの質問にお答えをさせていただきたいと思います。
契約の協定、指定管理の協定の中で300万円の赤字補てんの部分がございました。それについては払わせていただいております。これはまた9月の決算の時期になりましたら詳しく報告をさせていただきたいと思いますけれども、赤字の部分については支払いというか、いわゆる委託料としてお支払いをさせていただいております。
それと、いわゆる剰余金の件でございますけれども、昨年の12月議会のときにもお話をさせていただきましたけれども、横の貸借対照表をごらんいただきたいと思います。
そこで流動資産が1800万円、流動負債が約1000万円になってございます。その1800万円から1000万円を引きますと800万円が残るということになります。そこから資本金の500万円を差し引きいたしまして、いわゆる残りの300万円が今期の剰余金ということになります。ただし、これは12月までの分でございますので、そこへ赤字補てん分もそちらへ支払わせていただいております。たしか300万円やったと思うんですけれども、不確かで申しわけございませんけれども、合計600万円、その分600万円がいわゆる資金に、資本金を差し引きしました分というようになると思っております。
以上でございます。
議長(小林一三君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
よくわかりました。
それでは、あと1点、これ会計が平成23年の1月1日から12月31日ということで、指定管理を解除されましたのが平成24年の4月1日でございますので、3カ月間の指定管理の責任が宇陀市にもまだ残っておりまして、その間の赤字補てんについても当然25年度の中で、この269万円とは以外に、当然四半期分として4分の1相当額、いわゆる300万円としましたら割る4ということで、約70万円余りですか、72万5000円、そのままそっくり赤字額があるとすればですよ。その間の赤字額がどうであるかということも当然もう6月になっておりますから、会計も締まっておりますから、その間の赤字についても計上されておると思っておりますし、当然清算をされたわけですから、1月から3月までの赤字についても、もしわかっておればお教え願いたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
ただいまの御質問でございますけれども、この報告につきましては、あくまでも室生村ふるさとセンターのいわゆる会計年度に合わせて御報告をさせていただいております。会計年度につきましては、定款で1月1日から12月31日というように定められておりますので、その分で御報告をさせていただきました。この辺でちょっとややこしくなるんですけれども、指定管理の赤字補てん分につきましては、4月から3月末までの分で計算をさせていただいておりますので、前年度は3月時点の支払いはゼロでございました。たしか若干の黒字があったというように聞いております。今年度はその部分で赤字が出ましたので、3月に支払いをさせていただいた。非常にちょっとややこしいことになってしまいますけれども、その辺につきましては、また決算のときに御報告をさせていただきたい。報告としては1月から12月なんですけれども、赤字の補てんにつきましては4月から3月時点で計算させていただいているということで御理解をいただきたいと思います。
議長(小林一三君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
3回目ですので、もうあれですけれども、要はそうすると、ここに計上されております269万円というのは、あくまでも平成23年1月1日から12月31日の分ですので、1月1日から3月31日までの23年度分については、この中には当然含まれているはずですから、この分を差し引いて、そして新たな24年の1月1日から3月31日までの3カ月分を足した分で赤字補てんとしての分を、これはどういう会計処理の中でふるさとセンター側に納入されるのか、あるいはされたのか、あるいは最終的に赤字補てんとされる金額というものがこの269万円でないのであれば、じゃあ幾らなのか。
そこら辺がもし、もう既にふるさとセンターとしての事業形態は清算に入っておるわけですから、当然事務局としてはそこら辺の部分の整理は終わっておるというように、私は整理がされておると思いますので、決算は決算として、あくまでもこれはふるさとセンターの問題でございますので、ふるさとセンターが新たな出発においてどの程度の自己資金を有していただいてできていけるのかということが、組合員の皆様方につきましても、あるいはそれぞれ構成されている団体の皆様方につきましても御心配なことではないかなと感じておりますので、その点もし事務局、担当課のほうで整理をされて、平成23年度の赤字補てんとして、何がしかの額をきちんと宇陀市として、その協定書に基づいた整理をしたということがわかっておればお教え願いたいし、わかっておらないのであれば、ひとつ会計年度が締まっておりますので、そのこともあわせて御報告をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(小林一三君)
仲尾農林商工部長。
農林商工部長(仲尾博和君)
ただいまの御質問にお答えをいたします。
先ほど赤字補てんをさせていただいておりますというように報告をさせていただきました。会計につきましては、現金ベースで計算をさせていただいておりますので、例えば今のこの報告書で申し上げますと、減価償却費が約270万円ございますので、差し引きいたしますと、若干の現金としては黒字がこの時点では、12月31日の時点では若干の黒字が出ているところでございます。その分につきましては、それはそれでいいんですけれども、3月になりますと、300万円をちょっと超える赤字が出たというように聞いております。その部分で、先ほど300万円をいわゆる赤字補てん分として支出をさせていただいたということでお受け取りをいただいたらと思います。
先ほども若干貸借対照表のところで説明もさせていただきましたけれども、現金としては約600万円程度あるのではないかなというように思っております。
以上です。
あとまた細かいところにつきましては、もうちょっと精査をさせていただいて、報告なりさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(小林一三君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
それでは最後に、財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況についての質問をお受けいたします。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
ないようであります。
以上で、行政報告を終結いたします。
休憩いたします。
午後1時から再開とさせていただきます。
午前11時59分休憩
午後1時00分再開
議長(小林一三君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
多田議員から本日午後1時30分から2時30分の間、離席届が提出されております。これを受理しております。
議長(小林一三君)
それでは次に、日程に従いまして、日程第5、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。
それでは、議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。
承認第3号、専決処分の承認を求めることについて。
平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成24年6月4日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて2ページでございます。
専決処分書。
平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成24年5月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました承認第3号、専決処分につきまして提案理由の説明を申し上げます。
今回、専決処分により補正させていただきました住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、平成23年度の決算を確定させるに当たり、歳入が歳出に不足するため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、平成24年5月31日付で平成24年度歳入から繰上充用を行い、平成23年度の歳入の不足を補てんしたことによるものでございます。
地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、5月31日付で専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。
予算書1ページを朗読させていただきます。
平成24年度宇陀市の住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7750万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億3350万7000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成24年5月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
住宅新築資金等に係る貸付金の回収業務につきましては、平成17年1月から奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合という一部事務組合を構成し、貸付金の回収に努めているところでございます。この回収管理組合からの返戻金をもって、特別会計の歳出である地方債の元利償還に充てる予算を組んでいるところでございますが、平成23年度においては3億7750万7000円の歳入が不足したため、平成24年度の歳入予算を増額補正し、繰上充用を行ったものでございます。
今後も回収管理組合と担当部署の連携を深め、貸付金の回収に努めてまいります。
以上が、平成24年5月31日に専決処分いたしました住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の概要でございます。
以上、本件につきまして御承認いただきますようよろしくお願い申し上げます。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております承認第3号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(平成24年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について)の採決は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程第6、議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
それでは、議案書3ページをごらんいただきたいと思います。
議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正について。
宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて4ページでございます。
宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部を改正する条例。
宇陀市印鑑条例の一部改正。
第1条、宇陀市印鑑条例(平成18年宇陀市条例第12号)の一部を次のように改正する。
第2条第1項中「次に掲げる者」を「住民基本台帳法(昭和42年法律第81号。以下「法」という。)により本市の住民基本台帳に記録されている者」に改め、同項各号を削る。
第5条第1号を次のように改める。
1号、住民基本台帳に記録されている氏名、氏、名若しくは通称(住民基本台帳法施行令(昭和42年政令第292号)第30条の26第1項に規定する通称をいう。以下同じ。)又は氏名若しくは通称の一部を組み合わせたもので表していないもの。
第5条第2号中「氏名」の次に「又は通称」を加え、「あらわして」を「表して」に改め、同条第5号中「不鮮明なもの」を「鮮明に表しにくいもの」に改め、同条に次の1項を加える。
第2項、前項第1号及び第2号の規定にかかわらず、外国人住民(法第30条の45に規定する外国人住民をいう。以下同じ。)のうち非漢字圏の外国人住民が住民票の備考欄に記録されている氏名の片仮名表記又はその一部を組み合わせたもので表されている印鑑により登録を受けようとする場合には、当該印鑑を登録することができる。
第10条中「住民基本台帳法」を「法」に改め、「又は外国人登録法」を削る。
宇陀市手数料条例の一部改正。
第2条、宇陀市手数料条例(平成18年宇陀市条例第59号)の一部を次のように改正する。
別表13の項中「第30条の18第1項」を「第30条の17第1項」に改める。
附則。
施行期日。
第1項、この条例は、平成24年7月9日から施行する。
経過措置。
第2項、この条例の施行の際現に改正前の宇陀市印鑑条例第2条第1項第2号の規定に基づき印鑑の登録を受けている者(以下「外国人印鑑登録者」という。)又はその登録の申請をしている者であって、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)において住民基本台帳法の一部を改正する法律(平成21年法律第77号)附則第4条第1項の規定に基づき住民票が作成される者は、施行日において第1条による改正後の宇陀市印鑑条例(以下「新条例」という。)第2条第1項の規定に基づき当該印鑑の登録を受けている者又は当該登録の申請をしている者とみなす。この場合において、市長は、外国人印鑑登録者に係る印鑑登録原票について、当該住民票の氏名等の登録事項に変更が生じたときは、施行日において当該印鑑登録原票の記載を修正するものとする。
第3項、市長は、施行日の前日において外国人印鑑登録者又はその登録の申請をしている者であって、施行日において新条例第2条第1項の規定に該当しないことにより印鑑の登録を受けることができない者に係る当該印鑑の登録又は当該登録の申請については、施行日において当該印鑑登録原票を消除し、又は当該登録の申請を受理しないものとする。この場合において、市長は、当該印鑑登録原票を消除したときは、速やかに当該印鑑の登録を受けていた者に対して、その旨を通知しなければならない。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、まず我が国に入国、在留する外国人が増加していること等により、外国人住民に対し日本人と同様の行政サービスを提供する必要性が高まり、外国人住民も日本人と同様に住民基本台帳制度の適用対象に加え、外国人住民の利便の増進及び市町村等の行政の合理化を図るため、住民基本台帳法が一部改正されたこと、また、新たな在留管理制度を導入し、外国人の適正な在留の確保に資するため、出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律により外国人登録法が廃止され、ことしの7月9日から施行されることなどに伴い、関係する2件の条例を改正するものであります。
まず、第1条の宇陀市印鑑条例の一部改正についてであります。
このたびの住民基本台帳法の一部改正及び外国人登録法の廃止に伴い、外国人登録制度が廃止され、日本人と同様に外国人住民が住民基本台帳に記載されるため、外国人登録に関する規定を削り、印鑑登録が可能な外国人氏名等の規定を改めるほか、現在外国人登録原票に登録されている外国人についても引き続き印鑑登録の対象とするなど、所要の改正を行うものであります。
次に、第2条の宇陀市手数料条例の一部改正についてであります。
このたびの住民基本台帳法の一部改正に伴い、住民基本台帳カードの引っ越し継続利用を可能とするため、住民基本台帳カードの失効及び返納に関する規定を改めるとともに、外国人住民に係る住民基本台帳制度の創設に係る特例を定めるなどを内容とする住民基本台帳法施行令の一部改正による所要の改正を行うものであります。
この条例は、住民基本台帳法の一部を改正する法律など関係法令の施行日である平成24年7月9日から施行するものであります。
以上、御審議をよろしくお願いいたします。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第37号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第37号、宇陀市印鑑条例及び宇陀市手数料条例の一部改正についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程第7、議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
議案書の6ページをごらんいただきたいと思います。
議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止について。
宇陀市共同浴場条例(平成18年宇陀市条例第127号)の廃止について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて7ページでございます。
宇陀市共同浴場条例を廃止する条例。
宇陀市共同浴場条例(平成18年宇陀市条例第127号)は、廃止する。
附則。
この条例は、公布の日から施行する。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、無山共同浴場を廃止するものであります。
無山共同浴場は、昭和36年12月に設置し、地域住民の保健衛生の向上を図るとともに、市民の交流の場、憩いの場として利用されてきました。また、平成18年9月から指定管理者制度を導入し、地元自治会を指定し管理運営をしてまいりました。
近年、重油の高騰等により共同浴場の運営が困難であるとして、ことし2月、地元自治会から指定管理者の指定の取り消しを求める申し入れがありました。市といたしましても、共同浴場の設置目的や経過、運営状況、財政的な観点などを総合的に勘案いたしました。その上で、地元自治会と協議、調整を重ねた結果、周辺地域における生活環境の整備状況、地域のニーズの動向等をも踏まえ、共同浴場の果たすべき役割、機能は終えたと判断し、ことし4月1日に指定管理者の指定を取り消し、共同浴場を廃止することといたしました。
この条例は、地元自治会との協議、調整を経ており、地域住民への理解も得られていると判断し、公布の日から施行するものであります。
以上、御審議をよろしくお願いいたします。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第38号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第38号、宇陀市共同浴場条例の廃止についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程に従いまして、日程第8、議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。8ページをごらんいただきたいと思います。
議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について。
平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について提案理由の説明を申し上げます。
今回の補正予算は、早期に対応が必要な経費及び奈良県等からの事業採択がされたことに伴う経費を追加計上させていただくものです。
それでは、予算書1ページを朗読させていただきます。
平成24年度宇陀市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3528万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ182億528万2000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成24年6月4日提出。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
歳出から説明させていただきます。一般会計補正予算書の6ページをごらんください。
まず総務費では、市道における車両損傷事故賠償金23万1000円、財団法人自治総合センターの一般コミュニティ助成事業決定により2140万円を計上いたしました。
農林水産業業費及び商工費では、県のふるさと復興協力隊設置事業の採択により、有害鳥獣対策及び観光対策経費として300万2000円を追加計上いたしました。
次に消防費では、宇陀広域消防組合負担金811万3000円の減額を行い、市民の安全・安心のために設置する危機管理監の人件費1072万7000円を計上いたしました。
また、自主防災組織結成団体増加により、自主防災組織育成事業補助金45万6000円を追加計上いたしました。
次に教育費では、室生農林トレーニングセンター落雷による設備修繕経費として228万4000円を計上いたしました。
以上、歳出合計で3528万2000円の増額となります。
歳入につきましては、予算書5ページをごらんください。
県支出金が2件で300万円、全国町村会総合賠償補償保険23万1000円、自治総合センターコミュニティ助成金2140万円を総務費雑入として、全国自治協会建物共済金184万4000円を社会教育雑入として計上いたしました。
その他の事業費に対しては前年度繰越金を充てております。
以上が今回の一般会計の補正予算(第1号)の概要であり、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ182億528万2000円となります。
御審議のほどをよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第39号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第39号、平成24年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程に従いまして、日程第9、議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。議案書9ページをお開きいただきたいと思います。
議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
1、損害賠償の額、23万352円。2、損害賠償の相手方、宇陀市、個人。3、事故の概要(1)発生日時、平成24年4月10日午前7時ごろ。(2)発生場所、宇陀市室生向渕3095番地付近、市道向渕吐山線上。(3)発生状況、上記において相手方自動車が走行中、損傷していた路面のコンクリート舗装版の一部をはね上げ、車体底部を破損したものである。4、和解の概要(1)本件和解金として、23万352円を相手方に支払う。(2)当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて提案理由の説明を申し上げます。
本件は、ことし4月10日午前7時ごろ、室生向渕3095番地付近、市道向渕吐山線上において、相手方自動車が現場を走行中、損傷した路面のコンクリート舗装版の一部をはね上げ、これにより車体底部を破損したものであります。
今回の事故は、冬季の凍上や車両走行による摩耗や劣化などで路面が損傷し、コンクリート舗装版にひび割れが発生し、これを走行中の相手方自動車がはね上げたことが原因であると考えております。
事故後直ちに現場の損傷したコンクリート舗装版の一部を除去するとともに、簡易アスファルトなどで路面の補修を施工いたしました。また、再発防止に努めるため、注意喚起の看板の設置や日常の市道の安全確認など必要な措置を講ずるよう指示いたしました。
本件では、市の過失割合を100%とし、相手方と和解し、損害賠償金を支払うもので、損害賠償金については、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
以上、御審議をよろしくお願いいたします。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第40号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第40号、損害賠償の額を定め和解することについて(平成24年4月10日発生に係るもの:建設部建設課関係)の質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程第10、議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。議案書10ページをごらんいただきたいと思います。
議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更について。
平成24年度過疎地域自立促進計画の変更について、別冊のとおり過疎地域自立促進特別措置法(平成12年法律第15号)第6条第7項の規定で準用する同条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更について提案理由の説明を申し上げます。なお、別冊の宇陀市過疎地域自立促進計画資料を参考にしていただきたいと存じます。
今回の促進計画の変更は、基盤整備農業の項に、水と農地活用促進事業である、室生三本松地内における農道ナルミ線の舗装・補修を追加するものであります。この変更につきましては、法律の規定に基づき、奈良県との協議を経て議会の議決を得る必要があることから、今回、議会に提案申し上げるものであります。
水と農地活用促進事業は奈良県補助の土地改良事業で、小規模な農業用施設を対象とするものです。農道ナルミ線の舗装・補修は平成24年度の水と農地活用促進事業に採択され、耕作放棄地の発生防止、活用等のための農業用施設の維持管理の適正化を図り、生産基盤と農村生活環境の整備と、地域農業を担う効率的、安定的な農業経営の育成を図るものであります。
なお、今回の変更における事業について、特別措置として財政計画上有利な過疎対策事業債と奈良県の補助金を予定するもので、事業の予算につきましては、さきの第1回定例会において議会の議決をいただいているものであります。
以上、御審議よろしくお願いいたします。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第41号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第41号、平成24年度過疎地域自立促進計画の変更についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程に従いまして、日程第11、議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。議案書11ページをごらんいただきたいと思います。
議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更について。
奈良県後期高齢者医療広域連合規約(平成19年3月10日奈良県指令市町村第1118号)の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第291条の3第3項の規定に基づき、奈良県後期高齢者医療広域連合規約を変更したいので、同法第291条の11の規定により、議会の議決を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
続いて12ページでございます。
奈良県後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約。
奈良県後期高齢者医療広域連合規約(平成19年3月10日奈良県指令市町村第1118号)の一部を次のように変更する。
別表第2備考中「及び外国人登録原票」を削る。
附則。
施行期日。
第1項、この規約は、関係市町村の協議が整った日から施行する。
経過措置。
第2項、変更後の奈良県後期高齢者医療広域連合規約別表第2の規定は、平成25年度以後の関係市町村の負担金の額について適用し、平成24年度までの関係市町村の負担金の額については、なお従前の例による。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前野副市長。
副市長(前野孝久君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更について提案理由の説明を申し上げます。
本件は、住民基本台帳法の一部改正及び外国人登録法の廃止に伴う経費の支弁の方法に関する規約の変更に係る協議について、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。
今回の変更は、奈良県後期高齢者医療広域連合を構成する市町村が拠出する経費のうち、平成25年度以後の事務費負担金の算出根拠について、現在前年度の10月1日現在の住民基本台帳及び外国人登録原票に基づく人口によることとする規定から、外国人登録原票の字句を削るものとするものであります。
この規約は、広域連合の経費の支弁の方法に関する規定の変更をするものであることから、構成市町村の協議が調った日から施行するものであります。
以上、御審議をよろしくお願いいたします。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第42号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第42号、奈良県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林一三君)
次に、日程に従いまして、日程第12、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(平成24年9月30日任期満了に伴うもの)を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
続きまして、議案書13ページでございます。
諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成24年6月4日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。
議長(小林一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
本件は、ことし9月30日に人権擁護委員の任期が満了することに伴うものでありますが、法務大臣の委嘱決定までの手続に時間を要することから、本議会において、人権擁護委員法の規定により議会の意見を求めるものでございます。
諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。
申し上げます。
宇陀市榛原八滝在住、河井佳子、昭和27年生まれでございます。
河井氏は、長年にわたって教諭として従事した豊富な教育の経験をもとに、人権意識を培うとともに、地域から信頼され人望が厚く、人格識見の高さと公正中立さを兼ね備えており、引き続き人権擁護委員として適任であると認めるものでございます。
なお、任期につきましては、人権擁護委員法の規定により、委嘱の日から3年間でございます。
よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
議長(小林一三君)
提案理由の説明が終わりました。
ただいま議題となっております諮問第1号は、本日は提案説明までとし、最終日、6月25日に採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(平成24年9月30日任期満了に伴うもの)の採決は、最終日に行います。
議長(小林一三君)
次に、日程に従いまして、日程第13、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書についてを議題といたします。
事務局長に請願書を朗読させます。
増田議会事務局長。
議会事務局長(増田忠昭君)
失礼いたします。資料2の請願書関係ということで整理した資料をごらんいただきたいと思います。それを1枚めくっていただきますと請願書となりますので。
産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書。
紹介議員、大澤正昭。
続いて、次の8ページでございます。
産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書。
請願の趣旨、要旨。
地域住民が安心して生活していくため、産業廃棄物事業、場外保管及び焼却施設として利用している用地を行政において取得してください。
理由。
産業廃棄物処理業者が額井地内で産業廃棄物を保管及び焼却している事業が昨年9月から開始されました。当施設の計画を知ったのは昨年の5月末ごろで、地域住民への周知もなく、全く知らないところで事業が進んでいきました。このときから私たちは環境汚染という不安な生活に一変しました。
なぜこんな場所に産業廃棄物処理施設ができるのだろうの疑問から始まり、各種法令の調査、行政への問い合わせ、景観判例事例調査など、私たちにできることは何かを探り、より多くの方にこの問題を周知する義務があると考え、啓蒙活動賛同者を募り、事業地周辺には産業廃棄物処理施設反対の旗を立てるなどの活動をしてまいりました。また、昨年12月13日には産業廃棄物処理事業所設置の反対・阻止活動として、4264名の署名を添えて奈良県知事へ提出しました。私たちの活動が新聞でも報道されるなど、社会的な問題として認知されるに至り、明らかに問題のある事業であることが証明できたことは大きな成果があったと思います。
地域の環境を守るため、以上のような取り組みを東榛原地区連合自治会として、自治会員一丸となって取り組んでまいりました。現在では事業が中断しているようですが、いつ稼働するか、わかりません。行政サイドとしても中立な立場から行政指導をしていただいておりますが、良好な自然環境や景観を守るまちづくり、そして地域住民がこの先の不安を早期に解決するためにも、現在の事業用地を行政において取得していただき、よき土地、市民農園等の有効利用をともに考えていただきたく、地方自治法第124条の規定により請願します。
平成24年4月12日。宇陀市議会議長殿。
請願者、東榛原地区連合自治会長、新禎夫、東榛原地区連合自治会理事、桐久保隆久、同じく理事、川本國昭、同じく理事、宮崎充弘、同じく理事、木原弘、同じく理事、玉井清臣。
以上でございます。
議長(小林一三君)
ただいま議題となっております請願第2号は、本日は提案説明までとし、6月8日に予定しております本会議2日目に質疑を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林一三君)
異議なしと認めます。
よって、請願第2号、産業廃棄物処理施設の事業用地取得を求める請願書についての質疑は、次の本会議で行います。
以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。
次の本会議は、8日金曜日午前10時から行います。
本日は、これにて散会をいたします。
大変御苦労さまでした。ありがとうございました。
午後1時44分散会