本文
日程 |
内容 |
---|---|
追加日程(第1号の追加1) |
||
---|---|---|
専決処分の承認を求めることについて |
||
追加日程(第1号の追加2) |
||
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
勝井 太郎 |
2番 |
高見 省次 |
3番 |
堀田 米造 |
4番 |
井谷 憲司 |
5番 |
上田 徳 |
6番 |
山本 良治 |
7番 |
峠谷 安寛 |
8番 |
大澤 正昭 |
9番 |
井戸本 進 |
10番 |
中山 一夫 |
11番 |
多田與四朗 |
12番 |
山本 繁博 |
13番 |
森下 裕次 |
14番 |
山本 新悟 |
15番 |
高橋 重明 |
16番 |
小林 一三 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
竹内 幹郎 |
教育長 |
喜多 俊幸 |
総務部長 |
菊岡 千秋 |
総務部参事 |
桝田 守弘 |
財務部長 |
辻本 文昭 |
財務部参事 |
井上 裕博 |
市民環境部長 |
曽良 幸雄 |
健康福祉部長 |
藤田 静孝 |
農林商工部長 |
宮下 公一 |
農林商工部参事 |
臺所 直幸 |
建設部長 |
西田 茂 |
建設部参事 |
山口 尚平 |
教育委員会事務局長 |
吉村 泰和 |
教育委員会事務局参事 |
小室 茂夫 |
水道局長 |
藤本 隆志 |
市立病院事務局長 |
竹内 均 |
市立病院事務局参事 |
坂本 憲清 |
会計管理者心得 |
栗野 肇 |
介護老人保健施設 |
大西 茂 |
議会事務局長(山本栄次君)
皆さん、おはようございます。宇陀市議会事務局長の山本でございます。
本臨時会は、去る3月28日に執行されました宇陀市議会議員の一般選挙後、初の議会であります。
したがいまして、議長が選出されるまでの間、地方自治法第107条の規定によりまして、出席議員の中で年長の議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。出席議員の中で中山一夫議員が年長の議員でありますので、御紹介を申し上げます。
中山議員、議長席にお願いをいたします。
〔臨時議長着席〕
臨時議長(中山一夫君)
ただいま御紹介いただきました中山でございます。
地方自治法第107条の規定により、臨時議長の職務を行います。何とぞよろしく御協力のほどお願いいたします。
ただいまの出席議員は16名でございます。
定足数に達しております。ただいまより、平成22年第1回宇陀市議会臨時会を開会いたします。
ここで、招集者としての竹内市長から、初議会に当たり、ごあいさつをお願いいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
皆さん、改めましておはようございます。
宇陀市議会の平成22年第1回臨時会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。
宇陀市が誕生いたしまして、ちょうど5年目でございます。議員の皆様方におかれましても、2回目の宇陀市の市議会議員として迎えられるわけでございます。私も先々月の3月28日に当選させていただき、まだ2カ月弱が過ぎようとしておるんですけれども、宇陀市の行政の担当部署からいろいろなヒアリングを受けております。しかし、ヒアリングの中で、宇陀市の行財政というものは、やはり厳しい状態にあるなというものを痛感したところでございます。そして、いろいろな地域の行事そのものが地域の中でまだ行われておりまして、宇陀市としての一体感、そしてまた、宇陀市としての行政施策が必要だなということを痛感したところでございます。また、職員の方々におかれましても、宇陀市の将来に対する危機意識が少し少ないのではないかなと思いますし、また問題意識も少し啓発する必要があるのではないかなというのが私の所感でございます。
これから宇陀市がよくなるように、しっかり行政運営をさせていただきたいと思いますし、議員の皆様方の貴重な御意見を期待するものでございます。これから宇陀市は、喫緊に解決しなければならない問題がございます。美榛苑の問題もございますし、また地域自治区の問題もございます。また、井之谷の訴訟問題もあるわけでございますので、的確な判断をいろいろな審議会を設けさせていただきながら、また議会の皆様方の御意見を聞かせていただきながら、的確な答えを出していきたい、そんな思いでございます。
今回の議会は、議長、副議長の選任と同時に、専決処分された報告事項がたくさんございます。その承認を受けさせていただくわけでございますけれども、よろしく御審議のほどをお願い申し上げたいと思います。
私も含め、議員の皆様方と今後4年間、しっかり宇陀市の福祉の向上、そしてまた地域の充実に向けてしっかり議論しながら、宇陀市のあるべき方向を見定めながら結論を出していきたい、そしてまた、宇陀市がよりよいまちになるように最大限の努力をしたいと考えております。職員の方々ともども最大限の努力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、開会に当たりましてのごあいさつにかえさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
臨時議長(中山一夫君)
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでございます。
なお、議場内において、今議会の庶務を書記4名に行わせるとともに、議場内の状況は庁舎内のテレビに放映されておりますので、御承知おきお願いいたします。
また、報道関係者からテレビ・写真撮影の申し出がありますので、これを許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
臨時議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議場内の撮影を許可することに決定いたしました。
臨時議長(中山一夫君)
日程第1、仮議席の指定を行います。
仮議席は、ただいま御着席の議席を仮議席として指定いたします。
臨時議長(中山一夫君)
日程第2、議長の選挙についてを議題といたします。
議長選挙について御協議をいただくため、暫時休憩いたします。
全協室へお入りください。
午前10時08分休憩
午前10時26分再開
臨時議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議長の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法は投票といたします。
議場の閉鎖を命じます。
〔議場閉鎖〕
臨時議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は16名であります。
立会人は、会議規則第31条第2項の規定により、1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員の2名を指名いたします。
投票用紙の配付をいたします。
念のため申し上げます。
投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載してください。白票は無効といたします。
〔投票用紙配付〕
臨時議長(中山一夫君)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
臨時議長(中山一夫君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
臨時議長(中山一夫君)
異状なしと認めます。
これより投票に移ります。
自席において投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、仮議席番号1番、勝井太郎議員から順次投票をお願いいたします。
〔投票〕
臨時議長(中山一夫君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
臨時議長(中山一夫君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
勝井議員、高見議員、立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
臨時議長(中山一夫君)
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
疑問点について質問させていただきます。
先ほどの打ち合わせでは投票によるということを決定いたしましたが、立候補者はだれなのか、告示がされておりません。と同時に、一人の場合でも投票をしましょうということであれば、これは信任投票になると思うんですが、その点は手続上どうなっているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
臨時議長(中山一夫君)
先ほどの全員協議会の中で立候補者が1名であったということで、指名推選もしくは投票ということをお諮りいたしましたが、投票ということに決しましたので、投票ということで本会議でただいまやらせていただいたということでございますので。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
本会議でそのことを言ってもらわなければ、投票行動に入る前に仮議長さんから、今回は立候補が1名しかありませんでした。1名は、ただしだれそれですということで告示になると思うんですね。そして、これについては競争ではありませんので、信任するかしないかの信任投票になるのではないかと私はそう思うんですが、その点、事務局の見解もお伺いしたいと思います。
臨時議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
ただいま仮議長のほうで、議長の選出に当たって投票で行うというように宣告をされました。そのことは、議場におられる議員全員が候補者であるという位置づけの中での投票という位置づけと、私はそのように理解をしております。したがいまして、御自分が議長がふさわしいと思われたら御自分で立候補されてもよろしいし、また、先ほど来の全協の過程の中での論議を尊重された思いを持って投票されるのもよし、それはすべて議員の皆さん方に課せられた一定の本議会に対する議長選出に対する責任のあり方ではなかろうかと、私はそのように感じます。
したがいまして、今、議長が施行されました議長選挙につきましては、何ら議会のルール上、問題は起こっておらないと、私はそのように拝察しますけれども、議会事務局長のほうで、もしそういった部分、仮議長にかわって御答弁いただける部分がございましたら、いただければと思いますけれども、議場におられる議員がすべて候補者であるという位置づけでの投票と私は位置づけておりますので、先ほど来の中で、全員協議会の中で候補者が一人しかいなかったということを受けて、その方が自分が投票されるということもありますし、もし異論があればそれなりの措置をされるという、そういうやっぱり議員であるから、そういうものもあったのではないかなというように感じておりますので、もし議会運営規則というものの中で、議長の選出に当たって投票となったときの議長のありようといいますか、議事の進め方の中で、もし今、仮議長が進められました中で異論があるようであれば、フォローは要るかなと思いますけれども、原則的には現在の先ほどの議事の進め方で間違いはなかったのではないかと、私はそのように感じておりますけれども、もし議会事務局長のほうでフォローをいただける部分があれば、お願いしたいと思います。
臨時議長(中山一夫君)
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
ただいま投票にかかわって、いろいろ質問等があったわけでございますが、事務局の見解といたしましては、いろいろ例を見た中で、今、投票していただいた行為については特に問題ないというように解釈をしておりますので、先ほどの投票行為については何ら問題ないということで、答弁をさせていただきます。
以上でございます。
臨時議長(中山一夫君)
高橋議員、よろしいですか。
そしたら、そういうことで進めさせていただきます。
開票の結果を報告いたします。
投票総数16票、これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票15票、無効1票であります。
有効投票中、中山一夫14票、多田與四朗1票。
この選挙の法定得票数は4票であります。よって、中山一夫が宇陀市議会議長に当選いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕
臨時議長(中山一夫君)
(「議長」と呼ぶ者あり)11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
一言、今回の議長選挙等につきまして私から、投票結果の中で私の名前があったわけでございますけれども、先ほど暫時休憩の際に全協室の流れでは、仮議長のほうも御説明がございましたけれども、いろいろ意見の中で最終的には従来どおり立候補をしていただいて、そして複数であった場合は投票をすると、選挙にするということでございました。しかしながら、立候補者は中山一夫氏一人でございました。したがいまして、上田議員のほうから先ほど御指摘がございましたけれども、今回の選挙等々につきましては、中山一夫氏の信任投票ということであろうかと私は理解をしております。
上田議員のほうで、冒頭、仮議長のほうで立候補者はだれかというのを言明をされませんでしたので、視聴者の皆さんはわかりにくかったと思うんですけれども、一応立候補されたのは中山一夫氏ただ一人でございまして、そして今回の選挙は中山一夫氏の信任投票ということで私は理解をしておりますので、なぜ私の名前があったのか、甚だ遺憾でありますので、一言、議事録に残るということでございますので、つけ加えておきたいと思います。
以上でございます。
臨時議長(中山一夫君)
わかりました。
会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をし、当選の承諾及びあいさつをいたします。
ただいま皆さん方の温かい御支援のもとに議長という大役を仰せつかりまして、本当にその責任の重さをひしひしと感じておるところでございます。
先日の懇談会のときにもいろいろ御意見がございましたが、私は議会の皆さん方の一人一人の御意見を反映し、まとめて議会運営に当たってまいりたいと、かように思っておるところでございます。
また、先日御意見もありましたように、議会改革を初めとする基本条例の制定、また、いろいろ議会が市民の皆さん方に理解していただく議会であるように努めてまいりますことを念頭に置いて、皆さん方の御意見とともに1年ほどかけて十分審議して尽くしてまいりたいと、かように思っております。
また、財政的な問題にいたしましても、理事者側と特にいろいろ提案されます事項についても、議会の皆さん方の御意見が十分反映されますように努力してまいりたいと、かように思っておりますので、今後ともより一層の皆さん方の御指導、御鞭撻を賜りますことをよろしくお願いいたします。(拍手)
市長を初め、理事者の皆さん、また職員の皆さん、ただいま議長に選出されたわけでございますが、私は今、議員の皆さん方に述べさせていただいた方針で、いろいろと市民がこの選挙で議会に対する、また市に対する期待は大変大きいものがあると思っております。皆さん方の御意見もお聞きしながら議会運営に当たってまいる所存でございますので、今後とも議会に対する御理解と御協力を賜りますことをよろしくお願いいたします。
大変簡単措辞ではございましたが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
これをもちまして、私の臨時議長としての職務を終わらせていただきます。御協力ありがとうございました。
〔中山議長議長席に着席〕
議長(中山一夫君)
ただいまから議会運営に当たらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時49分休憩
午前11時03分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議事日程についてお諮りいたします。
ただいまお手元に配付いたしております追加の議事日程のとおり、本日の日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議事日程を追加することに決定いたしました
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第1、議席の指定を行います。
議席は、ただいま御着席の仮議席を本議席に指定いたします。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員の2名を指名いたします。
議長(中山一夫君)
次に、追加日程、追加1の第3、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会の会期は、本日1日、議事終了までと決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
したがって、会期は本日1日、議事終了までと決定いたしました。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第4、副議長の選挙についてを議題といたします。
ここで、副議長選挙について御協議をいただくため、暫時休憩いたします。
全協室へお入りください。
午前11時05分休憩
午前11時11分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。
選挙の方法は、投票といたしたいと思います。
先ほどの会議の説明を事務局長からいたします。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
先ほど全員協議会室で協議の結果、3名の方の立候補がございました。氏名を申し上げます。4番、井谷議員、12番、山本繁博議員、13番、森下裕次議員、以上3名の方の立候補がございました。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
副議長の選挙については、投票によって行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
議長(中山一夫君)
ただいまの出席議員は16名であります。
立会人は、会議規則第31条第2項の規定により、3番、堀田米造議員、4番、井谷憲司議員の2名を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
なお、一部訂正をいたします。
立会人に4番、井谷憲司議員になっておりますが、5番、上田徳議員に交代いたします。御了解いただきます。
〔投票用紙配付〕
議長(中山一夫君)
投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検いたします。
〔投票箱点検〕
議長(中山一夫君)
異状なしと認めます。
これより投票に移ります。
自席において投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番、勝井議員から順次投票をお願いいたします。
〔投票〕
議長(中山一夫君)
投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
開票を行います。
堀田議員、上田議員、立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
議長(中山一夫君)
開票結果を報告いたします。
投票総数16票でございます。これは先ほどの出席議員数に符合いたします。
そのうち、有効投票15票、無効1票であります。
有効投票中、山本繁博議員7票、森下裕次議員7票、井谷憲司議員1票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は4票であります。よって、山本繁博議員、森下裕次議員が同数でございますので、直ちにくじ引きに入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
先にくじを引く順番を先にくじ引きいたします。
立会人は、さきにしていただいた堀田議員、上田議員にお願いいたします。
そしたら、山本繁博議員、森下議員、前のほうへお願いいたします。
議会事務局長(山本栄次君)
それでは、くじにつきまして事務局のほうから説明をさせていただきます。
くじは10本用意しております。まず初めに、くじを引く順番を決めるくじを引いていただきます。10本入れてありますので、小さいほうのくじを引かれた方が先ということで、よろしくお願いしたいと思います。
当選につきましても、くじの小さいほうを引かれた方が当選ということで、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、くじのほうをよろしくお願いします。
〔くじ引き〕
議会事務局長(山本栄次君)
くじを引く順位を決めるくじにつきましては、森下議員が小さいくじを引かれたということで、先に今度は当落のほうのくじ、先に森下議員、2番目に山本繁博議員ということで引いていただきます。
〔くじ引き〕
議会事務局長(山本栄次君)
くじの結果、山本繁博議員が当選されました。
議長(中山一夫君)
よって、山本繁博議員が宇陀市議会副議長に当選されました。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開場〕
議長(中山一夫君)
ただいま副議長に当選されました山本繁博議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
ここで、山本繁博議員に当選の承諾及びごあいさつをお願いいたします。
12番(山本繁博君)
皆さん、本当に御支援ありがとうございました。
この1年、私は議長を支え、一生懸命に働かせていただきます。そしていろいろな重大項目がありますけれども、皆さんと一緒に考え、そしてまた御支援を賜り一生懸命やらせていただきますので、どうかよろしくお願いしておきます。
そしてまた、職員の皆さん、理事者の皆さん、本当に行政と議員は両輪のごとくと申します。しかし、申しますけれども、今、宇陀市の財政事情、そして行政改革等々を言われております。今、市長は改革のときと、このように言われております。しかし、改革のときと言われておりますけれども、本当に市民の命の問題を考える病院の建設、そして子供の学び舎、大宇陀区の学校の統合、これも一生懸命考え、一日でも早く建設に入らなければならないと、私はこのように思っておりますので、今後ともまたよろしくお願いを申し上げておきます。
これで私の就任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。よろしくお願いしておきます。(拍手)
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第5、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
暫時休憩いたします。
全協室にお入りください。
午前11時30分休憩
午前11時47分再開
議長(中山一夫君)
再開します。
常任委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
総務文教常任委員会委員、1番、勝井太郎議員、5番、上田徳議員、8番、大澤正昭議員、9番、井戸本進議員、10番、中山一夫、11番、多田與四朗議員、以上6名を委員として指名いたします。
続いて、福祉厚生常任委員会委員を発表いたします。
2番、高見省次議員、4番、井谷憲司議員、7番、峠谷安寛議員、13番、森下裕次議員、15番、高橋重明議員、以上5名を指名いたします。
続いて、産業建設常任委員会の委員を発表いたします。
3番、堀田米造議員、6番、山本良治議員、12番、山本繁博議員、14番、山本新悟議員、16番、小林一三議員、以上5名でございます。
お諮りいたします。
ただいま指名したとおり選任いたしたいと思います。
御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、指名のとおり各常任委員に選任することに決しました。
常任委員会の正副委員長の互選を行うため、各常任委員会を招集いたしますので、総務文教常任委員会は議長室、産業建設常任委員会は全協室、福祉厚生常任委員会は議員控室へすぐお寄りいただいて、正副議長を選任していただきたいと思います。
それでは、暫時休憩いたします。
午前11時51分休憩
午後0時03分再開
議長(中山一夫君)
再開いたします。
各常任委員会の正副委員長が互選されましたので、御報告申し上げます。
総務文教常任委員会委員長、上田徳議員、副委員長、大澤正昭議員。
福祉厚生常任委員会委員長、高橋重明議員、副委員長、井谷憲司議員。
産業建設常任委員会委員長、山本新悟議員、副委員長、山本良治議員。
以上で報告を終わります。
午後1時15分まで休憩いたします。
午後0時06分休憩
午後1時15分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
お知らせいたします。
14番、山本新悟議員より、一身上の都合のためということで午後1時より早退届が出ております。受理しておりますので、御報告申し上げます。
議長(中山一夫君)
次に、追加日程、追加1の第6、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
暫時休憩いたします。
全協室へお入りください。
午後1時16分休憩
午後1時22分再開
議長(中山一夫君)
再開いたします。
議会運営委員会委員が互選されましたので、御報告申し上げます。
5番、上田徳議員、11番、多田與四朗議員、13番、森下裕次議員、14番、山本新悟議員、15番、高橋重明議員、16番、小林一三議員、以上6名でございます。
お諮りいたします。
ただいま指名したとおり選任したいと思います。
御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました方々6名を議会運営委員に選任することに決しました。
正副委員長の互選を行っていただくために議会運営委員会を招集いたしますので、議員控室に御参集願います。
暫時休憩いたします。
午後1時23分休憩
午後1時27分再開
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第7、桜井宇陀広域連合議会議員の選挙について、追加日程、追加1の第8、宇陀衛生一部事務組合議会議員の選挙について、追加日程、追加1の第9、東宇陀環境衛生組合議会議員の選挙について、追加日程、追加1の第10、宇陀広域消防組合議会議員の選出について、以上4件を一括議題といたします。
なお、宇陀広域消防組合議会議員につきましては、宇陀広域消防組合規約第5条に選出と規定されておりますが、選挙に準じて取り扱います。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております4議案の選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定によって指名推選にいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
重ねてお諮りいたします。
指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決定いたしました。
協議いたしたいことがございますので、暫時休憩いたしたいと思います。
全協室にお入りください。
暫時休憩いたします。
午後1時30分休憩
午後1時48分再開
議長(中山一夫君)
再開いたします。
初めに、桜井宇陀広域連合議会議員を指名します。
桜井宇陀広域連合規約第8条第2項により、5名を指名いたします。
4番、井谷憲司議員、6番、山本良治議員、11番、多田與四朗議員、12番、山本繁博議員、14番、山本新悟議員、以上5名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました5名を当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名した井谷議員、山本良治議員、多田議員、山本繁博議員、山本新悟議員を当選人と定めることにいたします。
当選されました5名の議員の方々が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
次に、宇陀衛生一部事務組合議会議員を指名いたします。
宇陀衛生一部事務組合規約第5条第1項により、8名を指名いたします。
1番、勝井太郎議員、7番、峠谷安寛議員、8番、大澤正昭議員、9番、井戸本進議員、11番、多田與四朗議員、12番、山本繁博議員、15番、高橋重明議員、16番、小林一三議員。
ただいま指名いたしました8名を宇陀衛生一部事務組合規約第5条第1項により指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました8名を当選人と定めることにつきまして、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました1番、勝井議員、7番、峠谷議員、8番、大澤議員、9番、井戸本議員、11番、多田議員、12番、山本繁博議員、15番、高橋議員、16番、小林議員、以上8名の方が宇陀衛生一部事務組合議会議員に当選されました。
当選されました8名の議員の皆さん方、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
次に、東宇陀環境衛生組合議会議員を指名します。
東宇陀環境衛生組合規則第5条第1項により、4名指名いたします。
1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員、5番、上田徳議員、14番、山本新悟議員の4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名を当選人と定めることにつきまして、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました勝井議員、高見議員、上田議員、山本新悟議員の4名が東宇陀環境衛生組合議会議員に当選されました。
当選されました4名の議員の方々が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
次に、宇陀広域消防組合議会議員の選出を行います。
選出は、宇陀広域消防組合規約第5条に議長を含め8名と規定されております。規定は選出でございますが、選挙に準じて私以外の7名を指名いたします。
3番、堀田米造議員、5番、上田徳議員、6番、山本良治議員、7番、峠谷安寛議員、8番、大澤正昭議員、11番、多田與四朗議員、13番、森下裕次議員の8名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました8名を当選人と定めることにつきまして、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
(「議長」と呼ぶ者あり)11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
これは、大体一人で二つぐらいですか。僕、三つ呼ばれたんですけれども。一部事務組合と桜井宇陀広域連合と、それと最後、広域消防ですか、三つ指名があったんですけれども、間違いではございませんか。お一つの方もいらっしゃるようでしたら。
それで正しいんでしょうか。ちょっと御確認いただけますか。
議長(中山一夫君)
後ほど多田議員の申し入れを受理いたしますので、どなたか、またおかわりいただけるものなら、かわっていただいたらと思いますので、一応この場はそういうことで進行させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
以上の8名が宇陀広域消防組合議会議員に当選されました。
当選されました8名の議員の方々が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第11、諸報告を行います。
4月20日に開催されました近畿市議会議長会定期総会の報告を事務局長にさせます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
命によりまして、ただいまから第75回近畿市議会議長会定期総会出席の報告をさせていただきます。
平成22年4月20日午後1時から大阪府堺市のリーガロイヤルホテル堺において、第75回近畿市議会議長会定期総会が開催され、本市から小林前議長と私、山本の2名が出席いたしました。
まず、近畿市議会議長会大阪府摂津市議会上村議長のほうから開会のあいさつ並びに来賓祝辞があり、会議に入りました。
会議では、平成21年度近畿市議会議長会会務報告及び平成20年度近畿市議会議長会会計歳入歳出決算書について報告がございました。審議の結果、報告どおり了承されました。
次に、平成21年度近畿市議会議長会会計出納検査結果報告について報告され、審議の結果、了承されました。
次に、議案審議に入りまして、支部提出議案といたしまして、滋賀県市議会議長会提出の学校教育施設の耐震化事業推進について並びに兵庫県市議会議長会提出の近畿北部地域の道路交通網整備についての提案がそれぞれあり、審議の結果、原案どおり可決され、全国市議会議長会に提出されることになりました。
また、会長提出議案として、平成22年度近畿市議会議長会会計予算についてが議題となりまして、審議の結果、原案どおり可決されました。
次に、役員の選任が議題となり、平成22年度近畿市議会議長会の会長は高石市、副会長には藤井寺市、近畿市議会議長会支部長の市には茨木市、兵庫県の朝来市、大津市、京都府八幡市、和歌山市で、奈良県は香芝市が推薦されました。理事は17市、その中で奈良県では大和郡山市と御所市、そして宇陀市が理事に推薦されました。監事は小野市、田辺市が推薦され、選任されました。
次に、閉会式として、次期開催市議会議長の藤井寺市議会議長のあいさつがありました。
終わりに研修会といたしまして、財団法人日本サッカー協会名誉会長であります川淵三郎氏の講演で、夢があるから強くなるという演題で講演がありました。すべての総会日程を終えて、午後3時36分に定期総会は終了いたしました。
以上簡単ですが、第75回近畿市議会議長会定期総会の報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
以上で諸報告を終わります。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第12、委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、4月13日に美榛苑経営検討特別委員会、4月14日に市立病院建設特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査並びに調査いただいておりますので、各委員長から報告をお受けいたします。
なお、委員長報告に対する質疑は、すべての委員長報告終了後、受け付けます。
初めに、美榛苑経営検討特別委員会委員長の報告をお受けいたします。
16番、小林一三議員。
16番(小林一三君)
16番議席、小林でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、閉会中に開催いたしました美榛苑経営検討特別委員会の報告を申し上げます。
本来ですと、委員長が報告をさせていただくのが通常でございます。美榛苑経営検討特別委員会の委員長、大西進前議員が委員長をされておったんですけれども、今回行われました市議会議員選挙におきまして御勇退をされましたので、副委員長である私のほうから報告を申し上げさせていただきます。
美榛苑経営検討特別委員会は、4月13日午後2時30分から宇陀市議会第1委員会室において、大西委員長は欠席であったんですが、ほか委員7名と副議長、市長を初め所管の関係職員の出席を求めて開催いたしました。
まず、私のあいさつの後、保養センター美榛苑より宇陀市保養センター美榛苑指定管理者募集要項、宇陀市保養センター美榛苑指定管理者仕様書、指定管理候補者選定委員会選定要領、素案でありますが、その説明をいただきました。その結果、各委員からの主な意見や質問の内容につきましては、次のとおりでございます。
まず、美榛苑の指定管理者の募集要項の公表等を宇陀市の動乱期の4月にしなくてはいけないのか、1カ月延ばすことはできないのか。また、どうして指定管理を10月1日からでなくてはいけないのか。
二つ目、ホームページに掲載をしてから、私たちは何を言うのかと。公表するまでに議会へ知らすべき機会があって当然ではないのか。
三つ目、指定管理者の募集に関する質問、回答をファクシミリまたはメールで行うとしているが、これでよいのか。
次、現地説明会後の対応はどのようにするのか。
次、募集資格等で利益配分が非常に難しいが、共同事業体で応募することは選定基準から外されたほうがよいのではないか。
次、指定管理者募集要項の中に、幾つか、その他市長が特に認めることという箇所があるが、どのようなことであるのか。
次、仕様書の中身の論議ができていないなら、一円でも納入しなかったときは、市長、皆さん方に責任をとっていただかなければならない。
次、要綱、仕様書はどこかの事例、凡例を参考にしたものであるのか。
次、説明会を4月14日に開催とのことだが、募集要項の配布、公表期間の最後にもう一度説明会を持ってもいいのではないか。
次、施設、機器等の不備による事故等と施設管理上の瑕疵による事故等でどのようなことを想定されているのか。また、施設、機器等の点検を市が毎年行うのか。
次、利益の配分と修繕費はどのように考えているのか。
次、指定管理をしたら、美榛苑で働いているパートさん、調理師、職員をどのようにするのか。
次、指定管理者が職員を受けてくれるのであればありがたいが、すべての職員を本庁に異動させて、仕事はあるのか。
次、利益配分の3000万円の根拠は市として持っていただきたい。
次、美榛苑温泉の湯は宇陀市に権利があるとしっかり押さえておいていただきたい。
次、行政が商売をすることが最初から間違っているのではなかったのか。
次、保養センター美榛苑の行政の責任瑕疵はどこにあるのか。
以上のような意見が出されまして、慎重審議を重ね、午後5時26分に終了いたしました。
以上をもちまして、平成22年4月13日に開催いたしました美榛苑経営検討特別委員会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(中山一夫君)
次に、市立病院建設特別委員会委員長の報告をお受けいたします。
13番、森下裕次議員。
13番(森下裕次君)
ただいま議長の許可をいただきましたので、閉会中に開催しました市立病院建設特別委員会の報告をさせていただきます。
当委員会は、去る4月14日午後2時から第1委員会室にて、議長及び7名の委員の出席を得て市長並びに関係理事者の出席を求め開催をいたしました。
今回の委員会では、新病院建設工事の入札結果について、建設事業に係る財務計画について、今後のスケジュールについての3点、担当部長、担当課長より資料に基づき説明を受けました。委員からの主な質問や意見の内容については次のとおりです。
まず初めに、新病院建設工事の入札結果については、落札者を決定するための事務内容についての説明及び入札期日が3月16日になった経緯を再度確認するために説明を受けました。
その後の質疑として、総合評価方式での入札方式について質問が多く出され、宇陀市に本店がある業者の評価が技術評価とどのような関連があるのか。また、評価委員会の構成はどのようなものか。評価事務はどのように行っているのか。予定価格の決定は、いつ、だれが、どのように行っているのか。3月16日に市長不在の開札であったが、開札日を急ぐ理由が何かあったのかなどの質疑がありました。
次に、建設事業に係る財務計画については、新病院が建設されても、病院の経営として、この計画で本当に成り立っていくのか。入札により建設計画予算の削減になったが、今後も計画予算より費用を削減できるように努力してほしい。宇陀市の一般会計予算から繰出金で補てんしなくても病院運営ができるような計画で進めてほしい。有利な起債といえども借金は借金であるため、将来の宇陀を考えて、利息や交付金など最も有利な計画で財務計画を立てるよう努力してほしいなど、宇陀市の財政状況を考えての今後の将来を懸念する意見や質疑が多く出されました。
最後に、今後のスケジュールについては、なぜすぐに建設工事にかからないのかという意見がありましたが、市長より、現在の市民の思いである宇陀市立病院建設の問題点について、しっかり説明責任を果たした後、市民の皆さんに理解をいただき、皆さんに愛される病院を建設したい思いから、説明責任を果たす期間をいただきたいと説明がありました。建設工事の工期が34カ月との計画であるが、その計画には変更がないことの説明を受け、今回の委員会での説明で委員はおおむね理解いただき、午後5時21分に委員会を閉会しました。
以上をもちまして、市立病院建設特別委員会の委員長報告とさせていただきます。
議長(中山一夫君)
各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
美榛苑経営検討特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
次に、市立病院建設特別委員会委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
以上で委員長報告を終結いたします。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第13、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市移動通信用施設整備事業の分担金及び使用料の徴収に関する条例の一部改正について)、追加日程、追加1の第14、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市税条例の一部改正について)、追加日程、追加1の第15、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について)、以上3件を一括議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
失礼いたします。
それでは命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。
承認第1号、専決処分の承認を求めることについて。
宇陀市移動通信用施設整備事業の分担金及び使用料の徴収に関する条例(平成18年宇陀市条例第16号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、2ページでございます。
専決処分書。
宇陀市移動通信用施設整備事業の分担金及び使用料の徴収に関する条例(平成18年宇陀市条例第16号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成22年3月19日。宇陀市長職務代理者宇陀市副市長、森田博。
なお、改正条文の朗読は省略させていただきます。
次に、4ページでございます。
承認第2号、専決処分の承認を求めることについて。
宇陀市税条例(平成18年宇陀市条例第56号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、5ページでございます。
専決処分書。
宇陀市税条例(平成18年宇陀市条例第56号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、14ページでございます。
承認第3号、専決処分の承認を求めることについて。
宇陀市国民健康保険税条例(平成18年宇陀市条例第57号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、15ページでございます。
専決処分書。
宇陀市国民健康保険税条例(平成18年宇陀市条例第57号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明を求めます。
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
失礼いたします。
ただいま一括上程いただきました承認第1号から承認第3号までの3議案につきまして提案理由の御説明を申し上げます。
なお、審議資料及び条例改正の新旧対照表を参考にしていただければと存じます。
まず、承認第1号、専決処分の承認を求めることについては、宇陀市移動通信用施設整備事業の分担金及び使用料の徴収に関する条例の一部改正についてであります。さきの平成22年第1回宇陀市議会定例会において御提案し、議決いただいた条例を一部改正したものであります。
まず、この条例では、過疎地域自立促進計画による事業で上笠間川上の移動通信用施設、辺地に係る公共的施設の整備計画による事業で岩端、黒岩宮城及び田口元上田口の移動通信用施設の整備について、事業費の一部を受益者である電気通信事業者から分担金及び使用料として徴収することを定めたものであります。
今回の改正では、平成21年度に施行する事業に限り、国の臨時経済対策の措置として市負担分の93.5%が地域活性化・公共投資臨時交付金として充当され、宇陀市の負担は6.5%となり、受益者負担金及び使用料も同様に減額となることから、平成21年度に限りの措置を規定するものです。
これにより、1施設当たりの分担金の額は次のとおりとなります。
上笠間川上の施設については減額措置前の95万8000円が9万2000円に、黒岩宮城の施設については107万1000円が10万2000円に、岩端及び田口元上田口の2施設については116万円が11万1000円になります。
また、1施設当たりの使用料の額については、次のとおりとなります。
上笠間川上の施設については減額措置前の49万9000円が4万8000円に、黒岩宮城の施設については26万7000円が2万6000円に、岩端及び田口元上田口の2施設については29万円が2万7000円になります。
この条例は、平成22年3月19日から施行しております。
次に、承認第2号、専決処分の承認を求めることについては、宇陀市税条例の一部改正についてであります。
本件は、現下の社会経済情勢等を踏まえ、支え合う社会を実現するとともに、経済社会の構造変化に対応し、国民が信頼できる税制を構築する観点の税制全般にわたる改革の一環として地方税法等の一部を改正する法律が平成22年4月1日から施行されたことに伴うもので、主な改正は次のとおりであります。
まず、国民の健康の視点から、たばこの消費を抑制するため、たばこ税の税率について平成22年10月1日から引き上げることについて、条例改正を行ったものであります。旧3級品以外の製造たばこの税率を1000本につき3298円から4618円に改正し、特例として規定している旧3級品の製造たばこの税率を1000本につき1564円から2190円とするものです。
また、市たばこ税の特例として、平成22年10月1日以前の在庫分に対して手持ち品課税を行うこととしました。
次に、資本に関する取引等に係る税制の改正が平成22年10月1日から適用されることに伴い、条例の規定について所要の改正を行ったものであります。
改正された法律の内容につきましては、100%グループ内の内国法人間で一定の資産の移転を行ったことにより生ずる譲渡損益の計上を繰り延べすることとします。連結納税の開始、加入前の子会社の欠損金の取り扱いを見直すこと、生産所得税を廃止し、通常の所得課税に移行する際、期限切れ欠損金の損金算入制度を整備することなどです。
次に、個人住民税の非課税限度額制度等を活用するため、扶養控除の見直し後も市が扶養親族に関する事項を把握できるよう所要の措置が講じられ、これに伴い、平成24年度分以降の個人住民税の条例の規定について所要の改正を行ったものであります。
改正された法律の内容としましては、標準的な生活保護基準額を基礎としている個人住民税の非課税限度額制度については、現行の仕組みが維持されること、現行の調整控除について年少扶養親族に係る扶養控除の廃止等に伴う所要の措置が講じられること、扶養控除の見直しに伴い、給与支払報告書及び公的年金等支払報告書について、その記載事項及び様式の見直しを行うことなどです。
次に、平成22年4月1日から65歳未満の公的年金等に係る所得を有する給与所得者について、特別徴収すべき給与に係る税額に公的年金等に係る所得割額を加算して個人市民税を特別徴収できるようにするため、条例の規定について所要の改正を行ったものであります。
最後に、個人の株式市場への参加を促進する観点から、平成24年から実施される上場株式等に係る税率が20%になることに合わせて、その年の1月1日現在、満20歳以上であること、投資額の上限を一口座100万円とすることなど、一定の要件を満たす上場株式等の配当所得及び譲渡所得については非課税とする措置が創設されることによる条例改正を行ったものであります。
これらのほか、関係法律の改正による所要の改正を行ったものであり、本件は、平成22年3月31日に専決処分をさせていただき、4月1日から施行しております。
最後に、承認第3号、専決処分の承認を求めることについては、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。
本件は、地方税法等の一部改正に伴う所要の改正であります。倒産や解雇等の理由により離職した雇用保険の受給資格者である場合などの非自発的失業者に対する国民健康保険税について、所得割額を算定する際に在職中の保険料負担と比較して過重とならないよう、失業した日の翌日からその翌年度末までのおおむね2年間、非自発的失業者の前年中の給与所得を100分の30に相当する金額として算定する軽減措置を講ずるほか、住民税の扶養控除の廃止による調整及び引用する条項を整理するなど、所要の改正を行ったものであります。
本件は、平成22年3月31日に専決処分をさせていただき、4月1日から施行しております。
以上3件について、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入りますが、質疑から採決は分割して行います。
まず、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市移動通信用施設整備事業の分担金及び使用料の徴収に関する条例の一部改正について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
11番、多田與四朗でございます。ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、数点、先ほどの提案説明に関しまして、関連も含めまして質問をさせていただきます。
1点は、さきの第1回の議会におきまして、今回提案されました条例改正にかかわりまするこの移動通信用施設整備に関してなんですけれども、これがほぼ宇陀市内地域におきまして、ほぼ整備が完了したということをさきの議会において当時の菊岡部長のほうから確認をしておったと思うんですけれども、それで間違いはございませんか。それが1点です。
それと、不通話地域の解消がほぼ完了したのか。解消後、その整備の効果ですね、この効果について市民の皆様方から特に問題はないのかどうか。それと、その整備を今日まで進めてこられたわけでございますけれども、その業者がどのような業者の分布になっておるのか。その3点についてお聞かせいただきたいと思います。
議長(中山一夫君)
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
お答えいたします。
携帯電話の普及とともに、携帯電話そのものが生活に密着しておりまして、なくてはならない、地域からも不感地の解消を求めて、たくさんのところの地域があったわけでございますけれども、この事業におきまして、おおむね市内の不感地の解消はできたと考えております。
それと、効果的なところの内容でございますけれども、やはり携帯電話の普及とともに、生活の一部あるいは情報の取り入れ、あるいは非常時のそういった更新というような状況を含めて、今後ともにその絶大な効果は発揮されるものと考えております。
それと業者の関係でございますけれども、今回のこの事業について参画していただきましたのは、NTTドコモという業者でございます。宇陀市内でどれだけの業者が、あとauとかソフトバンクとかいったような参入があるわけですけれども、そういったところの分布図なり占有率というのは、ちょっとこちらでは資料を持ち合わせておりませんので、また機会があれば調べておきたいと思います。
以上です。
議長(中山一夫君)
多田議員、よろしいですか。
ほかに。
13番、森下裕次議員。
13番(森下裕次君)
地域活性化・公共投資臨時交付金で補てんされるということで、平成21年限りの減税措置を規定するものでありますけれども、建設事業の地元負担金が今回それぞれ93.5%減額されておるということで、この負担金については今年度限りなのかということですね。使用料については、また継続して毎年支払っていかなければならないものなんでしょうけれども、これにつきましても、改正された過疎法によると、ソフト事業についても過疎法が適用されるというような条項がつけられたというように聞いているんですけれども、それはどうなのかということを聞きたいことと、また、辺地債につきましても、こういったソフト事業に転用できないのかということをちょっとお聞きしたいと思います。
議長(中山一夫君)
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
この事業につきましては、本則では国が3分の2を補助し、市町村がその3分の1を負担すると。その3分の1の原資となりますところの部分につきましては、宇陀市としては辺地債あるいは過疎債に頼ろうと、こういうことで計画してきたものでございます。
先ほど提案理由でも申し上げましたように、地域活性化・公共投資臨時交付金という21年度限りの措置によりまして、使用料並びに負担金等の減額も生じてきているということになっています。この使用料、負担金については1回限りと、事業年度1回限りの徴収で、いわば永代的な部分で使用料という形になっております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
よろしいですか。
13番、森下裕次議員。
13番(森下裕次君)
この負担金については、今回、工事費の地元負担金が今年度限りで終わるものなのか、また経年、返済の中で今年度だけ、21年度限りの措置なのかということをお聞きしたいということと、あと使用料につきまして、過疎法がソフト事業にも適用されるようになったというように聞いているんですけれども、その適用を、これからのこの使用料についてもまだ負担金が生じるならば、それについても過疎債なり辺地債を継続して適用できるのかどうかということをお答えくださいということです。
議長(中山一夫君)
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
済みません。
地元負担金につきましては、この事業については徴収しておりません。
それと、過疎債の部分でございますけれども、今回93.5%が国の臨時交付金からと申し上げましたけれども、残る市が負担します6.5%については、過疎並びに辺地の部分で対応しているという状況になっております。
議長(中山一夫君)
13番、森下裕次議員。3回目でございますので、御承知おき願います。
13番(森下裕次君)
負担金については徴収していないというようなことを今言われたんですけれども、負担金は徴収するんですよね。21年度の負担金が例えば上笠間地域の川上地域では95万8000円が9万2000円になると。これは市町村負担分が地域活性化で賄われると。その残金やということですよね、6.5%分ですね。
議長(中山一夫君)
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
地元の負担金につきましては、この事業では求めていません。先ほど申し上げました部分についての電気事業者、NTTドコモがこの事業に参入している、参画しているというところで使用料並びに負担金をいただくと、こういうことでございますので、地元からはいただいておりません。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
森下議員に申し上げます。
先ほど3回と言いましたが、2回目の質問は再度、総務部長から聞き直したということで、2回の質問ということで、あと1回認めます。
13番、森下裕次議員。
13番(森下裕次君)
ありがとうございます。結構です。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市移動通信用施設整備事業の分担金及び使用料の徴収に関する条例の一部改正について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市税条例の一部改正について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
承認第2号の提案説明に関しまして一、二点御質問をしたいと思います。
一つは、課税対象世帯ですね、これによって市の課税対象世帯数がどの程度変動があるかということと、それともう1点なんですけれども、国のほう、政権交代いたしまして、子ども手当のほうもちょっとややこしい雲行きになっておりますので、そのあたりの事情も踏まえて今後どういうような状況になっていくのかと。それは国のほうの施策によるんですけれども、そのあたりも踏まえてちょっと御答弁いただけますか。
議長(中山一夫君)
辻本財務部長。
財務部長(辻本文昭君)
多田議員の質問にお答えをしていきたいと思います。
課税対象世帯の変動については、現在まだ未調査でございまして、資料をわかり次第、報告をさせてもらいたいと思います。
それから、子ども手当でございますが、子ども手当は今、民主党の企画検討委員会等々で議論されているというように聞いておりますが、どうやら2万6000円のうち2万円が現金給付、それから6000円が現物給付といいますか、保育所の建設とか、そういった方向に充てられるような方向で今現在議論されていると、そのように聞いております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
多田議員、よろしいですか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
承認第2号の地方税条例の一部改正について2点ばかし質問させていただきます。15番議席の高橋でございます。
今回の税制改正は、3月末に法案が通りまして、いわゆる日切れ法案的な発想で専決処分されたと思うんですが、内容を見ますと、大変市民にとって、これはある世帯では増税になると。それからもう一つは、給与からも税金を天引きするという形で、大変負担を重く感じる場合がございます。
まず、地方税法の改正では年少扶養控除が廃止になります。地方税法では33万円、これがゼロになります。それから特定扶養控除についても、いわゆる高校、大学へ行っている方の特定扶養控除についても12万円ほど削減されます。そのことは増税になって、逆に子ども手当を出すということになるんですが、該当しなかった方については、これ大変な負担になると思います。
今、多田議員が質問されましたように、宇陀市民にとってどのような負担になるのかということについては、まだ未調査と、調査していないということで、なるほどもちろん、次の税制改正の申告は来期になりますから、そこではっきりわかるわけですけれども、やはりこういう増税策については、やっぱり住民の理解を求める必要があるということでは、専決処分というのはふさわしくないなと私は個人的に考えております。
それでもう1点は、公的年金の方についての所得割については、今までは年金から天引きをしていたわけですね。今度は給与所得からも天引きしてもよろしいよという条例改正になっておりますので、これも同じく負担感が、地方税は賦課決定が基本でございますので、賦課決定して既にもう決まった税金は地方の首長が天引きしてしまうという形になりますと、市民にとっては、わからんままに決められて、わからんままに天引きされてしまっているという負担感が出ます。
かつての国民健康保険税、介護保険はもちろんそうですが、国民健康保険税も天引き、今度は地方税も天引きと。すべてがお上が一方的に懐から奪い去るというこの制度は、もっともっと住民にPRをして、こういう制度でやむを得ないんですということを理解を求めなければ、専決処分で議会で承認して決まりましたよでは、なかなか住民の納得を得られないということですので、今後PR等はどのように考えているのか、その点をまずお聞きしたいと思います。
議長(中山一夫君)
辻本財務部長。
財務部長(辻本文昭君)
高橋議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。
高橋議員おっしゃるとおりでございまして、一部増税につながっていくということは事実でございます。
扶養控除の見直しにつきましては、平成24年度以降に一部変更がございます。それは16歳未満の扶養親族に係ります扶養控除33万円、これを24年度以降は廃止というそういう改正でございます。そしてまた、16歳以上19歳未満の特定扶養親族に係ります扶養控除の上乗せ部分、この12万円をおっしゃっておられましたが、12万円、これも廃止というようになりまして、扶養控除額が33万円のみということになるわけでございます。これも24年度以降になるわけでございます。
それから、公的年金の部分でございますが、これはもう22年4月1日から実施ということで地方税法の改正が行われました。公的年金からの特別徴収制度の対象とならない65歳未満の公的年金を受給されておられる方で、なお給与所得がある方につきまして、今までは2カ所、社会保険庁並びに各事業所から給与並びに年金を支給されまして天引きされておったわけでございますが、65歳までの方で年金を受給されておられる給与所得者につきましては、その事業所で公的年金の部分も天引きできますよという高橋議員おっしゃるとおりでございまして、そういった制度に現在変わってきております。その様式の整理を現在行うということで、専決処分になったわけでございます。
この内容につきまして、やはり増税等の部分も含めまして、十分住民の方に周知徹底といいますか、啓発を十分に図りまして、うだチャンとかいろんな広報を通じまして、このように制度改正されて、このようになりますよということについては、もちろん宇陀市の主体的な取り組みとして啓発を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
高橋議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、承認第2号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市税条例の一部改正について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
承認第3号の議案につきましても、最近の情勢を反映した条例改正だと私は思います。
いわゆる派遣切りですね、いわゆる非正規雇用者が医療保険から外されると。企業に入っておれば、企業の健康保険に入るわけですが、こういう場合は国民健康保険に入りなさいと。入るについての課税の対象は、前年の所得を対象にしておりますが、既に派遣企業からは首切られておりますので、前年の所得はあっても、ことしの今払う所得がないという場合で、国民健康保険の減免制度を30%の範囲内でやろうと、程度でやるということ。この認定についてもハローワークの証明がなければだめだということで、現実的には大変厳しいと私は理解しておりますが、むしろ生活保護で救うというのが本来であると思うんですけれども、この対象者は宇陀市の場合は非常に少ない。都市部では多いと思うんですが、その点はどのように行政は把握されているのか、お伺いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
井上財務部参事。
財務部参事(井上裕博君)
ただいま高橋議員の御質問にお答えさせていただきます。
4月1日以降の施行ですので、職安、ハローワークなり、これから広報、ホームページ等で周知を図っていく予定をしておる状況ですが、今現在、全体的にどれぐらいの件数があるかというところまではつかんでおりませんが、今現在35件の申請を今いただいておる状況です。今後その周知によりまして、件数がまだまだふえる状況でございます。
議長(中山一夫君)
15番、高橋重明議員。
15番(高橋重明君)
たしか医療保険制度は14日以内に届けないかんようになっていると思いますね、切りかえの場合。だから、会社へ勤めて健康保険を廃止して国民健康保険に切りかえるという場合は14日以内に届けなさいよというのが、たしか法律の規定だったと思います。今お伺いしますと、既に35件出ていると。若い人が主にそうなると思うんですが、そこらあたりの周知もぜひ、お上さんは法律を変えたらそれでしまいではなくて、本当に該当する方にも行き届くような宣伝PRをやらないと救われないわけですね。そういうこともぜひお願いしたいと思うんです。
私も現場の市民との対話の中では、そういうことが盛んに、行政は余りPRをしてくれないと、気がついたときにはもう手おくれだということになっておりますので、最近、ついでにお話しさせていただきますと、子ども手当についても、これは児童手当は所得制限がございましたが、子ども手当については所得制限がないわけですね。その問題で私もまた最近勉強させていただいたんですが、どういう人が該当がこれはあるんですかということで行政にもお聞きしたわけですけれども、一応該当については行政のほうから通知を差し上げているということで聞いておりますが、これも9月末までに手続を終わらないかんということですので、最近そういう意味では国民健康保険税の滞納がふえていると。それは、もともとどんどん上げていきますから、払えないわけですね。しかし、体はやっぱり医療保険がないと医者にかかれないという状態ですので、ついでではございますが、現在、国民健康保険税の滞納というのはどのようになっているのか、わかりますか、その点お伺いします。
議長(中山一夫君)
辻本財務部長。
財務部長(辻本文昭君)
お答えを申し上げたいと思います。
4月30日現在で、国民健康保険税の現年度分、過年度分合わせまして約3億1000万円でございます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
高橋議員、3回目の質問、よろしいですか。
そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第3号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について)は、原案のとおり承認することに決しました。
議長(中山一夫君)
続いて、追加日程に従いまして、追加日程、追加1の第16、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第7号)について)、追加日程、追加1の第17、承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について)、追加日程、追加1の第18、承認第6号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について)、追加日程、追加1の第19、承認第7号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について)、追加日程、追加1の第20、承認第8号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について)、追加日程、追加1の第21、承認第9号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について)、以上6件を一括議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の18ページをごらんいただきたいと思います。
承認第4号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第7号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、19ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第7号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、20ページでございます。
承認第5号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、21ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、22ページでございます。
承認第6号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、23ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、24ページでございます。
承認第7号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、25ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、26ページでございます。
承認第8号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、27ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、28ページでございます。
承認第9号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成22年5月18日報告。宇陀市長、竹内幹郎。
次に、29ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成22年3月31日。宇陀市長、竹内幹郎。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明を求めます。
辻本財務部長。
財務部長(辻本文昭君)
財務部の辻本です。よろしくお願いします。
ただいま一括上程いただきました承認第4号から承認第9号までの補正予算6会計につきまして提案理由の説明を申し上げます。
今回の補正予算の内容といたしましては、3月の定例会が市長並びに市議会議員選挙の日程の関連で2月に開催されました関係によりまして、平成22年3月末までに確定いたしました国・県の補助金、交付金並びに地方債及び事務事業の精算や繰入金、繰出金などの精算調整が主なものとなっております。いずれも地方自治法第179条第1項の規定によりまして、3月31日付で専決処分をさせていただきましたが、同法第3項の規定により議会の承認をお願いするものでございます。
専決処分の詳細につきましては、お手元の審議資料にも掲載しておりますが、平成21年度予算の最終補正でもあり、その概要につきまして順次御説明を申し上げます。
まず、承認第4号、平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第7号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億4231万4000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ200億5326万7000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
繰越明許費の補正。
第2条、繰越明許費の追加及び変更は、「第2表繰越明許費」による。
地方債の補正。
第3条、地方債の追加、廃止及び変更は、「第3表地方債補正」による。
平成22年3月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の専決処分によります補正予算の主な内容でございますが、歳出関係では、介護施設整備推進補助金の追加といった一部の増額要因も含まれておりますが、冒頭にも申し上げましたように、各種事務事業の精算または各特別会計における事務事業の確定によりまして、一般会計からの繰出金の額を精算したもので、総額といたしましては、2億4231万4000円の減額補正となっております。
順次、歳出の主なものから御説明させていただきます。
第1表の5ページをごらんください。
まず、議会費では、議員期末手当の減額206万2000円を初めとして、総計304万4000円の減額となっております。
総務費では、退職者の追加によりまして、退職手当特別負担金879万円を増額しておりますが、菟田野区と室生区に建設いたしました移動通信用鉄塔施設整備事業につきまして、機器購入費775万円の減額と、選挙費では、3月執行の市長及び市議会議員選挙費の確定によりまして、1921万円の減額、その他消耗品・光熱水費等の事務経費の節約、精算による減額を合わせまして、4077万8000円の減額となっております。
民生費では、老人福祉費の介護施設整備推進補助金が奈良県から追加交付されたことによります3150万円の増額、同じく国民健康保険費の国民健康保険事業特別会計直営診療所分において、診療収入額が確定しましたので、今回、不足分の1150万円を追加繰り出しするものでございます。
また、一方では、医療扶助費等の精算による減額や国民健康保険事業特別会計事業勘定分への繰出金408万6000円の減額などがあり、民生費総額では1010万4000円の増額となっております。
次に、衛生費でありますが、簡易水道事業特別会計への繰出金450万8000円の減額と、不燃焼物収集処理委託料につきましては、2月定例議会において第6回補正予算を上程し、可決いただきました1361万9000円の減額に引き続きまして713万5000円を減額したこと等により、1837万7000円の減額となっています。
次に、農林水産業費では、農林土木費の負担金で室生区の県営一般農道整備事業費負担金の執行額の確定によります減額1702万5000円と、林業振興費の美しい森林づくり基盤整備交付金の執行減によります1160万円の減額などがあり、総額4386万8000円の減額となっております。
次に、商工費では、道の駅「阿騎野宿」の運営に係る剰余金378万9000円を財政調整基金へ積み立てること等により、商工費総額で228万5000円の減額となっております。
土木費では、まちづくり推進事業費の執行による精算により1236万円の減額と、下水道事業特別会計への繰出金の精算によります1659万2000円の減額などがあり、土木費総額で4335万4000円の減額となっております。
次に、消防費では、消防団員の退職報償金1645万6000円の減額となったこと等によりまして、消防費総額で2766万2000円の減額となっております。
次に、教育費では、菟田野区東部市民広場整備事業費の確定によりまして、281万円の減額並びに文化財保護費のカザグルマ自生地周辺整備工事の完了に伴います476万9000円の減額と消耗品費や光熱水費、役務費などの事務事業経費の節約、精算などによりまして、教育費総額で1714万7000円の減額となっております。
次に、災害復旧費では、昨年10月に発生をいたしました台風18号の被害により予算計上いたしました災害復旧費の執行精算による公共土木施設災害復旧費が4395万5000円の減、農林業施設災害復旧費が439万6000円の減額など、総額で4835万1000円の減額となっております。
公債費につきましては、平成20年度から平成21年度に繰り越しされた事業のうち、市債の利子分882万3000円の減額などを入れまして、総額で1212万2000円が減額となっております。
続きまして、歳入でありますが、第1表の2ページをごらんください。
平成21年度は国の政権交代などによりまして、国から交付されてまいります各種の譲与税、交付金、支出金などの使い道の変更や名称の変更があり、交付額も大きく変動いたしております。
まず、款2、地方譲与税の地方揮発油譲与税では、道路特定財源から一般財源への移譲に伴います1900万3000円の減額と、自動車重量譲与税では、自動車の小型化、廃車の増加並びに新規購入台数の減などによりまして、2167万4000円の減額となっております。
一方、増収となりました地方道路譲与税につきましては、平成20年度末分の残余分の交付であり、この地方道路譲与税は地方揮発油譲与税に名称変更されまして、使途につきましても道路特定財源から一般財源化されたもので、平成21年度をもって廃止されています。
次に、款6の地方消費税交付金につきましては、昨年度の交付額と比較しますと6.5%の増収で、2億6613万9000円となっております。
次に、款7のゴルフ場利用税でありますが、市内4カ所のゴルフ場利用客の総数に税額を乗じて得た額の70%相当額が県から交付されるもので、昨年度との比較では0.2%の減収で、9127万4000円でございました。
次に、款8の自動車取得税交付金では、エコカー減税による影響や新車等の売り上げ台数の減によりまして、4693万1000円の減収となっておりますが、減税分の補てんとしまして、2624万2000円が減収補てん特例交付金として平成21年9月に交付されているものでございます。
次に、款14の国庫支出金につきましては、歳出でも説明いたしましたが、台風18号被害によります災害復旧費の事業費確定に伴います公共土木施設災害復旧費の国庫負担金3178万7000円が減額となっております。
また、款15の県支出金では、介護基盤緊急整備等臨時特例交付金として3150万円の追加交付が県から宇陀市に交付され、その他の項目の減額を合わせますと、652万6000円の増額でありました。
その他歳入の分担金、負担金、使用料、財産収入におきましては、各事業の精算によります財源調整を行ったものでございます。
次に、補正予算書の8ページの第2表、繰越明許費でございますが、事業の進捗により1件を追加させていただくとともに、4件につきまして額の変更を行っております。
次に、第3表、地方債の補正の変更についてでありますが、各事業の確定に伴います精算による追加、変更で、9ページの中段に記載しております退職手当債1億3900万円の発行につきましては、起債発行を取りやめ廃止したことによりまして、1億8890万円の減額補正となっております。
以上が、今回専決処分として補正をさせていただきました一般会計歳入歳出の総額2億4231万4000円の減額補正予算第7号の概要でございます。
次に、承認第5号、平成21年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ577万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億2533万6000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年3月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正につきましては、出産育児一時金の支給件数の減による減額補正並びに一般会計補正予算の提案説明でも申し上げましたが、国保直営診療所の医療診療収入の確定に伴います不足額1150万円を一般会計から繰り入れを行ったものでございます。
次に、承認第6号、平成21年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3483万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ28億3778万4000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年3月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正の歳入につきましては、平成20年度繰越金の確定によりまして、2249万4000円の追加と、平成21年度から介護従事者への介護報酬額3%が増額改定されたことに伴います平成23年度までの3年間の増加分の2分の1相当額を常に国の補助金として交付され、積み立てております介護従事者処遇改善臨時特例基金から取り崩し、第1号被保険料に影響を及ぼさないように1333万7000円を増額補正したものでございます。
歳出につきましては、市の介護保険事業の健全な財政運営に資するため、宇陀市介護給付費準備基金に積み立てを行うものであり、歳入歳出の総額で3483万1000円の増額補正となっております。
次に、承認第7号、平成21年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ133万4000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4976万6000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年3月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正につきましては、事務事業の精算による減額並びに後期高齢者医療広域連合へ納入いたします前年度繰越金137万6000円の納入に要する増額補正並びに特定健診委託料などの健康診査費185万4000円の減額による補正でございます。
次に、承認第8号、平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2871万8000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億9768万9000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成22年3月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正につきましては、事業の執行に伴います費用の確定による補正でございまして、歳出の主なものといたしましては、総務管理費の需用費1180万円、委託料680万円、工事請負費100万円がそれぞれ減額となっております。
また、施設整備費では、県事業の確定によります工事請負費576万9000円の減額と原材料費119万8000円が減額となり、総額2871万8000円の減額となったものでございます。
歳入の主なものといたしましては、一般会計からの繰入金が450万8000円、施設基金繰入金が2307万4000円、雑入で132万8000円がそれぞれ減額となったものでございます。
最後に、承認第9号、平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2128万3000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億2111万6000円とする。
第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
地方債の補正。
第2条、地方債の変更は、「第2表地方債補正」による。
平成22年3月31日専決。奈良県宇陀市長、竹内幹郎。
今回の補正につきましては、宇陀川流域下水道建設負担金並びに宇陀川流域下水道維持管理費などの負担金、償還金利子の精算確定によるもので、歳出の主なものといたしましては下水道総務費154万3000円、下水道管理費518万8000円、公共下水道建設費135万円がそれぞれ減額となったものであります。
歳入では、下水道使用料507万円の減額と一般会計からの繰入金1659万2000円の減額、繰越金417万9000円の増額、市債380万円の減額となり、減額に伴います地方債の借入限度額を4億7280万円に変更したものでございます。
以上が一般会計並びに特別会計5会計の専決補正予算の概要でありますが、冒頭に申し上げましたとおり、今回の補正は事務事業費の精算による地方債や国・県支出金の確定と、これに伴います各会計間の繰入金並びに繰出金の調整を主要な柱として編成をいたしました。
また、今回の補正につきましては、厳しい財政状況下での財源のやりくりとともに、不要不急の事務事業の不執行処理の徹底と需用費、委託料などの経費削減に努めてまいりました結果による補正予算の編成でありますことを議員諸氏におかれましては何とぞ御理解をいただき、御承認を賜りますようお願いを申し上げまして、承認第4号から第9号までの提案理由の説明とさせていただきます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑については、一般会計と各特別会計に分割して行います。
なお、採決は各会計ごとに分割して行います。
まず、一般会計について質疑をお受けいたします。
予算書のページ数を述べられてからお願いいたします。
承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第7号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
4番、井谷憲司でございます。質問いたします。
補正予算書の46ページの一番上というか、ちょうど境目あたりになるんですけれども、減額になっております476万9000円、文化財保護費で、カザグルマ自生地周辺整備工事費ということで、この476万9000円は単純に例えば工事の入札による減額なのか、もしくはその事業の中でできなかったものがあるのかということで、このカザグルマ自生地周辺整備工事費に関する当初予算額とあわせて教えていただければと思いますが、よろしくお願いします。
議長(中山一夫君)
吉村教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(吉村泰和君)
このカザグルマ自生地周辺整備工事費の減額の476万9000円でございますが、当初、今年度の予定としまして、周辺の石畳の工事と案内板、その部分につきましては道に面した下から見える部分なんですが、それともう一つ、のり面上のちょうど民地といいますか、隣の土地の畑とそれからカザグルマ自生地の境界部分にさくをしようというようなことで計画をさせていただきました。いろいろ協議をしてまいったんですが、まだまだ株数をふやす時期でもございますし、もう少し時期を待ったほうがいいのではないかという委員さんの意見もございまして、今回、先送りさせてもらうために、この約60メートル分のさく工の部分476万9000円を減額させていただくものでございます。
なお、当初予算につきましては、850万円の当初予算でございまして、そのうち街なみ環境整備負担金へ57万5000円を使いまして、残りの772万7000円という部分で事業計画をしてまいりました。
以上です。
議長(中山一夫君)
よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第4号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市一般会計補正予算(第7号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、特別会計について質疑をお受けいたします。
会計名、ページ数を述べられてからお願いいたします。
まず、承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第5号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、承認第6号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第6号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、承認第7号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第7号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、承認第8号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、承認第8号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、承認第9号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について)の質疑を行います。
質疑はございませんか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
5番、上田でございます。
大きな金額ではございませんけれども、歳入の部分で2ページですけれども、使用料のほうが約500万円ほど減額見通しということになっておりますけれども、予算設定時と、それからこの最終調整段階で予算額を下回るということになったことの原因について、何であったのかをお聞かせ願いたいと思います。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
藤本水道局長。
水道局長(藤本隆志君)
ただいま上田議員の御質問でございますけれども、6ページ、下水道使用料で補正前の金額が2億6114万円から507万円減額しているが、この原因はということで御質問でございますけれども、正直申し上げまして、21年度に10円の単価を値上げをさせていただきました。それに伴いまして、20年度決算状況から多少の増額が見込まれるということで、1300万円程度の増額を見込んだところでございますけれども、実質1年間利用いただきまして、約800万円の増額はございました。それで、残りのこの500万円の減額につきましては、近年の節水等の原因によりまして、正直、水道の使用水量自体が前年度の20年度よりも約3万8000トン使用水量が減ってきております。人口は伸びておる割に水量が減っていくと、節水機器の発達並びに少子化等の人口減少も一つの原因かとは思うんですけれども、それによりまして約500万円が減額になりまして、予算上、500万円の減額をさせていただいたという形でございます。
議長(中山一夫君)
上田議員、よろしいですか。
続きまして、2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
2番、高見省次です。
何ページということではございませんが、専決処分ということで、私、初めての議会ですので、これは基本的には議会の承認事項なんですけれども、専決の必要があるというように理解しておりますけれども、その点について、竹内市長のどういう基準で専決処分ということをこれからお考えになられていくのか、それをお聞きしたいと思っております。
議長(中山一夫君)
井上財務部参事。
財務部参事(井上裕博君)
今、なぜそういう3月31日付の専決処分による補正をされるのかというお尋ねかと思います。
これにつきましては、地方自治法の第179条によりまして、地方公共団体の長において、議会を招集するいとまがないときは、長が専決処分をできると、議会の議決事件について専決処分をすることができると、こういうようになっております。今回の補正予算に関しまして、なぜそういう形をとったかということでございますが、一般会計のほうに実は介護施設の増額がございました。3150万円といいまして、2月の奈良県議会におきまして、榛原区の笠間にあります社会福祉法人のほうが介護施設を新築ですか、増築されるに当たりまして、3150万円の県の補助を宇陀市あてに平成21年度に増額してあげようと、こういうことでございます。県が21年度で増額しておりますので、宇陀市としても21年度で受けなければならないと。ところが、宇陀市は今回、選挙の関係上、議会を2月に開会いたしておりましたので、奈良県のほうからそういう補助金をいただいても、我々のほうとしては2月の補正には間に合わなかったということで、せっかくの3150万円の増額ですので、まずこれについて専決処分をさせていただいて、こういう専決処分による補正をさせていただいたということでございます。
これにつきましては、私、今回、一応念のために隣接市のほうに確認いたしましたところ、桜井市は同じようにやられておられると、それから名張市、伊賀市のほうでは、やはり必要に応じてするけれども、今回はしておらないと、こういうように確認しておりまして、今回の宇陀市については必要に迫られてさせていただいたということが1点。それから、特別会計のことにつきましては、今回、一般会計のほうでこういう形でさせていただく関係上、より正確な予算を把握させていただくということで、あわせて種々の特別会計につきましては、一般会計からの繰出金の関係もございましたので、させていただいたということでございます。その点どうか御了承いただきたいと思います。
以上です。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
今回の件については了解しておりますけれども、今後のことについて、専決処分というのは市長の裁量なのかどうかですね。裁量であるならば、どういう基準をもってされるお考えなのかということをちょっとお聞きしたいということで、今回、必要に迫られてということは了解しております。
議長(中山一夫君)
井上財務部参事。
財務部参事(井上裕博君)
今お尋ねの件は、そういうように長の裁量で幾らでもできるのかということかと思うんですが、それは全くそのとおりではございませんでして、この地方自治法でも議決すべき事件については処分をすることができるということであって、できるだけ避けたほうがよいということは認識いたしております。
それで、今回はこういう形でさせていただきましたけれども、専決処分させていただくときに竹内市長のほうからも、それはそういう形で必ず必要なものなのかということでお尋ねもいただいておりましたので、今回はそういう福祉関係のほうで出ました。ですから、今年度、平成22年度からにつきましては、できるだけこういう専決によるような減額を行うことのないように、例えば3月の補正なりする機会がありましたら、精査して、こういうことをする必要のないようにしていきたいなと、こういうように考えております。
議長(中山一夫君)
高見議員、よろしいですか。
2番(高見省次君)
はい、結構です。
議長(中山一夫君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、承認第9号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
ここで55分まで休憩いたします。
午後3時42分休憩
午後3時55分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を始めます。
追加日程、追加1の第22、議案第38号、損害賠償の額を定め和解することについてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の30ページをごらんいただきたいと思います。
議案第38号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成22年5月18日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
1、損害賠償の額、12万8226円。2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。3、和解の概要、1、本件和解金として、12万8226円を相手方に支払う。2、当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明を求めます。
菊岡総務部長。
総務部長(菊岡千秋君)
ただいま上程いただきました議案第38号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
説明に当たりまして、本件は日常の道路管理においては、その予見が困難でありまして、管理が十分でなかったために発生した事故であります。これにより関係の方々に御迷惑をおかけし、まことに申しわけなく思っています。今後は道路管理の徹底を図り、事故防止を図っていく考えであります。
それでは、議案第38号、損害賠償の額を定め和解することについてであります。
本件は、本年3月26日午前6時45分ごろ、菟田野区平井地内の市道141号線において、相手方が運転しますトラックが現場を通過した際、道路が陥没し、車両の後部軸とその周辺部分を損傷したものです。路面は幅1.2メートル、長さ1.5メートル、深さ1.4メートルにわたって陥没しましたが、この道路中央部分には排水ヒューム管を埋設しておりますが、当該ヒューム管が土圧により押しつぶされたことで路面下が空洞化し、相手方の車両重量に耐え切れなかったものと考えております。
事故後即日、砕石により路面の埋め戻しを行いました。また、当該ヒューム管の応急処置を行い、後日、修繕を行う予定であり、現在、バリケードを設置し再発防止に努めるとともに、道路パトロールによる安全確認を行うよう指示しました。
本件では、市の過失割合を100%とし、相手方と和解し、損害賠償額を支払うものです。
なお、損害賠償金については、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、議案第38号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第23、同意第1号、宇陀市監査委員の選任同意についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の31ページでございます。
同意第1号、宇陀市監査委員の選任同意について。
宇陀市監査委員の選任同意について、宇陀市監査委員に次の者を選任したいので、地方自治法(昭和22年法律第67号)第196条第1項の規定により、議会の同意を求める。
平成22年5月18日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼します。
ただいま上程いただきました同意第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
同意第1号、宇陀市監査委員の選任同意についてであります。
宇陀市監査委員に次の者を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
申し上げます。
住所、榛原区母里165番地の1。氏名、小林一三。生年月日、昭和13年10月5日。
小林氏はこれまで議長などの要職に就任されるなど、豊富な経験がおありで、先ほど皆さんの御推挙もあり、監査委員として適任であると存じまして、御提案を申し上げるものであります。よろしく御同意をいただきますようお願い申し上げます。
なお、地方自治法第196条第1項の規定により、監査委員の定数は2人と定められておりますが、このうち1人は議員のうちから選任することと定められております。
また、任期につきましては、地方自治法第197条の規定により、議員のうちから選任された者にあっては議員の任期によるということになっております。
よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
本件については、小林議員は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥の規定が適用されますので、退場を求めます。
〔小林一三議員退場〕
議長(中山一夫君)
これより質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
1番、勝井でございます。
監査委員の選任というのは、これは議会から1人というのはわかっているんですけれども、このことについて私は特に何も聞いてはいないんですけれども、これはどのようにして決定がされたのか、御説明をいただきたいと思います。
これは市長が選任をするので、議会から選任をするうちの市長の選任ということでよろしいんでしょうか。
議長(中山一夫君)
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
先ほど申し上げましたように、議会の中から御推挙をいただきまして、適任であると存じまして御提案申し上げるところでございます。
議長(中山一夫君)
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
議会からの推挙というのは、何か全員協議会か何かを開いて市長に対して小林議員がふさわしいというように推挙をされたということでよろしいんでしょうか。
議長(中山一夫君)
この件につきましては、議長と副議長によって一応市長さんに同意を求め、ただいま発表していただいたと、こういう経緯でございます。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
監査委員につきましては1名を議会からの推薦ということで、過去におきましては、私が記憶しておるのは、全員協議会等の中で、この方でどうですかということの一応の内諾をいただく中で市長への答申をされたのではないかと、私はそのように記憶しておりますので、先ほど市長からこれが上がってきましたので、また別の方が一般の方で、一般選出の方が何か御事情があってされるのかなと、このように解釈をしておりましたけれども、私も名前を聞いてびっくりをいたしております。
したがいまして、そこら辺の議会議員の選択権というものをどのような断面で行使されたのか。そして、それがまた過去の慣例に従って、そのことがどういう形でうまくいくのか。私もやはり議会選出で行っていただくということになりましたら、やはり議員の一人として候補者の選択のときに意見を述べさせてもらいたいなというような考えもございましたので、そのことも含めまして、議長さんと副議長さんでお決めになったというのであれば、議会への説明責任、議員への説明責任というものをどういう位置づけでされるのか、お願いをしたいと思います。
議長(中山一夫君)
以前の恒例として、議会として議長、副議長が協議して市長に選任をいただくと、こういう恒例になっておるということでございましたので、今回もそういう方法で臨ませていただきました。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
私も余り議会議員というのは長く経験はございませんけれども、室生村議会のときには議会の中できちんと整理をして、議会選出の監査委員ということで、その当時の村長に答申をされたということで聞いておりますし、平成18年1月のときにも、事前にそのような話があったように聞いておりますし、それはこういう全体議員ではなしに、事前の中であらかじめ既に在任特例を使われましたので、在任特例で来られる方の中で、この方に決めますよというようなことが事前に我々の耳に連絡が入っておりました。また、平成18年5月の臨時議会のときにも、全員協議会の中で、議長のほうからではございましたけれども、だれだれが行っていただくよということを全員の協議の中で申されまして、事前の御了解をいただいたように私は記憶しております。また、任期が2年ですので、20年5月のときにも、当初予定しておった方が体の変調もございますし、どうですかというようなこともあって、かわってでは私が行くということになって、現の中山議長が監査委員になっていただいたということは、我々は議員の仲間として中山議員をその当時の監査委員として2年間、監査委員のほうにお送りをしたという記憶を私は持っております。
したがいまして、先ほどの勝井議員の質問は、決して的を射ていない質問ではないと思います。やはり議会として監査委員を送る限りは、議員の皆さん方への何らかの形での説明が要ったのではないかなというように私は解釈をしておりますけれども、その点どうでしょうか。
議長(中山一夫君)
いろいろそういった御意見も御異議もあるだろうとは思いますが、今回は一応そういうことで承認を求めておりますので、今度からは議会の皆さん方と御相談して選出するということで御了解いただけますか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
一たん休憩か何かしていただいて、きちっと議論だけ整理したらいいと思いますけれども。
議長(中山一夫君)
2番、高見省次議員。
2番(高見省次君)
私も、この監査委員というのはすごく大事な仕事だと思いますので、やはり先ほど議長があいさつでおっしゃったときに議員一人一人の意見をよく聞いてというようにおっしゃっていただいて、すごく期待をさせていただいておりましたので、やはり私も本件については今初めて伺ったものですから、そのあたりを御配慮いただけないかと思っております。
議長(中山一夫君)
ほかにどうですか。
11番、多田與四朗議員。
11番(多田與四朗君)
本日は、5月、新しく選ばれた16名の議員と、そして新しく市民の皆様に選挙によって選ばれました市長によりまして、初めての議会だと思います。5月は御承知のように役員選挙でございます。いろんな中で、現職も、そして新しく当選されました3人の新人の皆様も、本当に宇陀市のためにしっかりと頑張っていこうというような思いで、今この議場でお座りになっておられるかと存じます。私も3期目ということではございますけれども、新人の皆様方からいろんな意味で啓発を受けつつ、しっかりと取り組んでいこう、こんな思いでこの臨時議会に臨んでおるところでございます。
そんな中で、議長は、そして副議長は議会の代表ということで、これから奈良県の12市の12番目の市議会議長、副議長ということで宇陀市の代表というような形で行かれるわけでございます。対外的に、また市長のほうも同じでございます。宇陀市の私たちの、また市民の皆様の顔なんです。
そして今回、監査委員の選任同意についての議案が上程されました。私は、私ごとではございますけれども、皆様方と心を一つにして取り組んでいくつもりでございます。私たちの代表であります議長、そして副議長と、そして宇陀市の顔でございます市長とが協議をされて、こうして選任同意というような案件で提案されたわけでございます。私はその協議に全幅の信頼を置いてお任せをしたい。ただ任せるだけではなくて、いろんな形で本会議であり、委員会であり、常任委員会であり、特別委員会であり、いろんな全員協議会であり、そんな中でも市長もお座りになっておられます。出席されておられます。また、正副議長もいらっしゃいます。そんな中で、いろいろと宇陀市の5年目、合併特例期間内で市としての12番目の市ではございますけれども、奈良県の中でも非常にすばらしい要素、要因を持っておるこの宇陀市を何とかともに手をとり合って頑張っていく、そんな思いで私はいろんな席上で議長、副議長、また市長にも是々非々で物を言っていきたいと思います。
しかし、本日のこの提案、選任同意につきましては、心から議長、副議長、そして市長が先ほど述べられましたけれども、この提案説明に対して心から敬意を表して、私は同意に賛成という立場を持って臨みたいと思っております。
以上です。
議長(中山一夫君)
ほかに質疑はございませんか。
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
決して市長の発議に対して、過程を我々は大事にするわけでございまして、議会人である以上、一定のルールの上にのっとった中での審議がなされ、また提案がなされてくるのではないかなというように私は理解をしたいと思っております。
したがいまして、今回は前例のない形での同意提案ということでございまして、提案説明の中で市長のほうから議会の推挙をいただいたということがございましたので、その点について、議会としてのありようがやはり市民の皆さん方にも問われるのではないかな、どういった形でおまえら決めとるねんというようになりかねないのではないかなということも私は感じました。
したがいまして、議長と副議長によって御提案をされる、そのことに対しては、やぶさかのものも持たないわけですけれども、その以前に我々は議会議員相互のいわゆる申し合わせ事項的なルールを持っておるわけでございます。したがいまして、そういったものにも十分な配慮をした上での提案の内容であっていただければ、より議員としては内容を深め、そしてまた見識を高め、そして多くの市民の皆さん方の負託にこたえるための論議ができるのではないかな、本当に入り口論の、決して見ていただいてよき姿ではないというように私は感じております。
したがいまして、そういった議会の中にも、やはり申し合わせ事項といえども、そこにルールがあるということを御理解いただいて、ひとつ議長のほうできちんとした御配慮をいただきたいということを私は先ほど申し上げておるわけで、決して提案内容に対してどうという部分ではございませんので、その点しっかりと御理解をいただきまして、議会ルールをどういった形で我々は担保していただけるのかということを再度確認だけしておきたいと、このように私は思います。
議長(中山一夫君)
よく御意見は理解させていただきましたが、一応今回につきましては、こういうことで御了解いただきたいと思いますが、結構ですか。
1番、勝井太郎議員。
1番(勝井太郎君)
議長に推挙をする権限があるかもしれないということは十分わかりますし、私も今、総務文教委員会に所属をさせていただきましたが、それも議長の権限で所属というのは割り振られたと思っております。
ただ、なぜ常任委員会であったり、今までの事務組合であるところは、しっかりと議員に対しても諮っていただいて、その同意をとるまでのプロセスもしっかりとつくっているとは思うんですけれども、この監査委員だけは一切同意というものがとられずに突然出されているという感がありますので、なぜ監査委員だけが今までと違うプロセスで選ばれるのか、ここはまだ1期目の新人でございますので、なぜこれだけがプロセスが違うのかというところはお示しをいただきたいと思います。
議長(中山一夫君)
一応以前からの慣例ということで、同意を求めるというようなことで市長に提案させていただいたと、それだけの理由でございます。
4番、井谷憲司議員。
4番(井谷憲司君)
休憩動議をお願いしたいと思います。
議長(中山一夫君)
ただいま休憩の動議が出ましたが、どうですか。よろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
そしたら、暫時休憩いたします。
全協室にお入りいただきたいと思います。
午後4時22分休憩
午後4時58分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続き会議を行います。
本日の会議時間は、会議規則第9条第2項の規定により、あらかじめ1時間延長し、午後6時までといたします。
監査委員の選任について、これをもって質疑を終結いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立多数と認めます。
よって、同意第1号、宇陀市監査委員の選任同意については、原案のとおり同意することに決しました。
小林議員の入場を認めます。
〔小林一三議員入場〕
議長(中山一夫君)
小林議員には、選任同意されましたことをお伝えいたしておきます。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加1の第24、同意第2号、宇陀市固定資産評価員の選任同意についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の32ページでございます。
同意第2号、宇陀市固定資産評価員の選任同意について。
宇陀市固定資産評価員の選任同意について、宇陀市固定資産評価員に次の者を選任したいので、地方税法(昭和25年法律第226号)第404条第2項の規定により、議会の同意を求める。
平成22年5月18日提出。宇陀市長、竹内幹郎。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明を求めます。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
失礼いたします。
ただいま上程いただきました同意第2号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
同意第2号、宇陀市固定資産評価員の選任同意についてであります。
宇陀市固定資産評価員に次の者を選任したいので、地方税法第404条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。
申し上げます。
住所、宇陀市菟田野区古市場1461番地の1。氏名、辻本文昭。生年月日、昭和27年5月13日。
固定資産評価員は、市長の指揮を受けて固定資産を適正に評価し、かつ価格の決定を補助するために設置するものであります。
また、固定資産の評価に関する知識及び経験を有する者のうちから議会の同意を得るものであり、固定資産を適正に評価し、その価格を評価するためには相当高度な知識と経験が必要であります。辻本文昭氏は、御承知のとおり、現在、固定資産評価事務を所管する財務部長を命じており、これまでの合併前の菟田野町役場において、税務課長を含め約10年、固定資産評価事務に携わり、相当高度の知識を有するほか、行政職員としての経験も豊富であるため、固定資産評価員として適任であると存じまして御提案を申し上げるものであります。
よろしく御同意をいただきますようお願い申し上げます。
議長(中山一夫君)
提案理由の説明が終わりました。
本件に関しましては、辻本財務部長の一身上の案件でありますので、辻本財務部長には、しばらくの間、退席をお願いいたしたいと思います。
〔辻本財務部長退場〕
議長(中山一夫君)
これより質疑を受け付けます。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件に関しましては、人事案件でございますので、討論を省略して直ちに採決に入りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(中山一夫君)
起立全員と認めます。
よって、同意第2号、宇陀市固定資産評価員の選任同意については、原案のとおり同意することに決しました。
辻本財務部長の入場を認めます。
〔辻本財務部長入場〕
議長(中山一夫君)
辻本財務部長には、満場一致で選任同意されましたことをお伝えいたしておきます。
お諮りいたします。
特別委員会の設置、委員の選任及び宇陀市農業委員会委員の推薦並びに閉会中の継続審査について、お手元に配付の議事日程表により日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
ただいまより追加議事日程を配付いたします。
〔追加日程配付〕
議長(中山一夫君)
ただいま配付をいたしました議事日程表により日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
したがって、追加日程、追加2の第1から第7を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定をいたしました。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加2の第1、市立病院建設・運営特別委員会の設置について、追加日程、追加2の第2、行財政改革特別委員会の設置について、追加日程、追加2の第3、美榛苑経営特別委員会の設置について、追加日程、追加2の第4、予算審査特別委員会の設置について、以上4件を一括上程いたします。
特別委員会の設置につきましては、議員懇談会で協議が調っております。議長提案とさせていただきたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
5番、上田徳議員。
5番(上田徳君)
設置をするということの意見がまとまっておるということですね。こういう委員会を設置するということですね。
議長(中山一夫君)
そうです。
異議なしと認めます。
まず、市立病院建設・運営特別委員会でございますが、宇陀市の合併重点事業である市立病院の建設と運営形態並びに経営のあり方を調査及び審査する必要があるため、委員10人の構成で市立病院建設・運営特別委員会を設置いたします。
次に、行財政改革特別委員会につきましては、宇陀市の行政改革の推進と財政状況の調査及び審査する必要があるため、委員8人の構成で行財政改革特別委員会を設置いたします。
次に、美榛苑経営特別委員会の設置につきましては、早期の経営健全化を図る意味からも、指定管理者による民間活力の導入による民間経営形態に切りかえ、経営健全化計画に沿って調査及び審査が必要なため、8人の構成で美榛苑経営特別委員会を設置いたします。
最後に、予算審査特別委員会の設置については、9人の構成で予算審査特別委員会を設置いたします。
以上4特別委員会につきましては、長期審査を要しますので、審査を終了するまで設置したいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、市立病院建設・運営特別委員会、行財政改革特別委員会、美榛苑経営特別委員会、予算審査特別委員会の4特別委員会を設置することに決定いたしました。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加2の第5、特別委員の選任についてを議題といたします。
暫時休憩いたします。
全協室に御集合願います。
午後5時12分休憩
午後5時52分再開
議長(中山一夫君)
再開します。
特別委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたします。
初めに、市立病院建設・運営特別委員会の委員10名を指名いたします。
1番、勝井太郎議員、3番、堀田米造議員、4番、井谷憲司議員、6番、山本良治議員、7番、峠谷安寛議員、8番、大澤正昭議員、11番、多田與四朗議員、12番、山本繁博議員、13番、森下裕次議員、16番、小林一三議員、以上10名を指名します。
なお、委員長に6番、山本良治委員長、副委員長に4番、井谷憲司副委員長。
本日の会議時間は、会議規則第9条第2項の規定によりまして、あらかじめ1時間延長し、午後7時までといたします。
次に、行財政改革特別委員会の委員8名を指名いたします。
1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員、4番、井谷憲司議員、5番、上田徳議員、8番、大澤正昭議員、9番、井戸本進議員、10番、中山一夫、14番、山本新悟議員、以上8名を指名いたします。
なお、委員長に大澤正昭委員長、副委員長に山本新悟副委員長を指名いたします。
続いて、美榛苑経営特別委員会の委員8名を指名いたします。
2番、高見省次議員、3番、堀田米造議員、7番、峠谷安寛議員、9番、井戸本進議員、11番、多田與四朗議員、14番、山本新悟議員、15番、高橋重明議員、16番、小林一三議員、以上8名を指名いたします。
なお、委員長に7番、峠谷安寛委員長、副委員長に井戸本進副委員長を指名いたします。
続いて、予算審査特別委員会の委員9名を指名いたします。
1番、勝井太郎議員、2番、高見省次議員、5番、上田徳議員、6番、山本良治議員、11番、多田與四朗議員、12番、山本繁博議員、13番、森下裕次議員、14番、山本新悟議員、15番、高橋重明議員、以上9名でございます。
委員長に13番、森下裕次委員長、副委員長に2番、高見省次副委員長を指名します。
議長(中山一夫君)
追加日程、追加2の第6、推薦第1号、宇陀市農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
山本議会事務局長。
議会事務局長(山本栄次君)
失礼いたします。
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
推薦第1号、宇陀市農業委員会委員の推薦について。
農業委員会等に関する法律(昭和26年法律第88号)第12条第2号の規定に基づき、宇陀市農業委員会委員に下記の者を推薦する。
平成22年5月18日。宇陀市議会議長、中山一夫。
記。
住所、氏名、生年月日。
以上でございます。
議長(中山一夫君)
このことにつきましては、農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定によって、議会の推薦する農業委員は4人以内であります。
なお、任期は平成21年7月20日から3年でございますが、新たな議会構成となり、選任がえのため、委員の推薦を行うものであります。
お諮りいたします。
推薦の方法については、議長において4名を指名推選することにいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
議長において、4名を指名推選することにいたしました。
それでは、指名させていただきます。
6番、室生区室生405番地の1、山本良治議員、昭和15年10月30日生まれ。大宇陀区上片岡772番地、峠谷安寛議員、昭和34年2月10日生まれ。11番、榛原区下井足1047番地、多田與四朗議員、昭和26年10月8日生まれ。12番、菟田野区岩崎21番地の13、山本繁博議員、昭和26年5月7日生まれ。
以上の4名を指名いたします。
なお、本件に関しましては、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されます。採決に当たっては、それぞれ退席の上で行われます。
また、人事案件でありますので、質疑並びに討論は省略いたしたいと思いますので、御了解いただきたいと思います。
それでは、山本良治議員には、採決までの間しばらく退席をお願いいたします。
〔山本良治議員退場〕
議長(中山一夫君)
宇陀市室生区室生405番地の1、山本良治議員を推薦いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、農業委員に山本良治議員を推薦することに決定いたしました。
山本良治議員の入場を認めます。
〔山本良治議員入場〕
議長(中山一夫君)
山本議員には、推薦されましたことをお伝えいたします。
峠谷安寛議員には、採決までの間しばらく退席をお願いいたします。
〔峠谷安寛議員退場〕
議長(中山一夫君)
宇陀市大宇陀区上片岡772番地、峠谷安寛議員を推薦いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)?
異議なしと認めます。
よって、農業委員に峠谷安寛議員を推薦することに決定いたしました。
峠谷安寛議員の入場を認めます。
〔峠谷安寛議員入場〕
議長(中山一夫君)
峠谷安寛議員には、推薦されましたことをお伝えいたします。
多田與四朗議員には、採決までの間しばらく退席をお願いいたします。
〔多田與四朗議員退場〕
議長(中山一夫君)
榛原区下井足1047番地、多田與四朗議員を推薦いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)?
異議なしと認めます。
よって、農業委員に多田與四朗議員を推薦することに決定いたしました。
多田與四朗議員の入場を認めます。
〔多田與四朗議員入場〕
議長(中山一夫君)
多田與四朗議員には、推薦されましたことをお伝えいたします。
山本繁博議員には、採決までの間しばらく退席をお願いいたします。
〔山本繁博議員退場〕
議長(中山一夫君)
菟田野区岩崎21番地の13、山本繁博議員を推薦いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)?
異議なしと認めます。
よって、農業委員に山本繁博議員を推薦することに決定いたしました。
山本繁博議員の入場を認めます。
〔山本繁博議員入場〕
議長(中山一夫君)
山本繁博議員には、推薦されましたことをお伝えいたします。
以上のとおり、議会推薦の農業委員4名の推薦を決定いたしました。
暫時休憩をいたします。
全協室へ御集合願います。
午後6時09分休憩
午後6時21分再開
議長(中山一夫君)
休憩前に引き続きまして会議を始めます。
追加日程、追加2の第7、閉会中の継続審査について(議会運営委員会)を議題といたします。
お諮りいたします。
議会運営委員長から会議規則第97条第2項の規定により、次に予定される議会の会期、日程等を調査事件として、閉会中の継続審査の申し出がありました。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
なお、総務文教、福祉厚生、産業建設、市立病院建設特別委員会、美榛苑経営検討特別委員会、行財政改革特別委員会の各委員長より、閉会中の継続審査の申し出がございました。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、3常任委員会、3特別委員会の閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
以上をもちまして、本臨時会に付された事件はすべて終了いたしました。
お諮りいたします。
本臨時会は、会議規則第7条の規定により本日をもって閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(中山一夫君)
異議なしと認めます。
よって、平成22年第1回宇陀市議会臨時会は本日をもって閉会いたします。
議長(中山一夫君)
それでは、閉会に当たり竹内市長のごあいさつをお願いいたします。
竹内市長。
市長(竹内幹郎君)
臨時会の終わりに当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
専決処分等についていろいろ御承認いただきまして、本当にありがとうございます。以後、議長、議員の方々、また委員会構成も決めていただきましたものですから、理事者ともどもいろいろ御相談申し上げながら進めてまいりたいなと思っております。
宇陀市の現状を申し上げますと、非常に人口は減少する、市税収入は減るというようなその仕組みの中で、新たな宇陀市としての施策が求められているのではないかなと思っております。改革が目的ではなく、あくまで手段でございます。いい宇陀市をつくるのが本来の目的でございます。「高原の文化都市、四季の風薫る宇陀市」を皆様方とともにつくってまいりたいなと思っております。宇陀市を思う心を持ってしっかり議論させていただきながら、皆様方から御意見をいただきながら、御支援をいただきながら運営させていただきたいなと思っております。
これから4年間でございますけれども、よろしく御審議をお願い申し上げまして、第1回臨時会の終わりに当たってのごあいさつとさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。御苦労さまでございました。
議長(中山一夫君)
ありがとうございました。
閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
市議会議員一般選挙後、16名の議員構成となって初めての市議会臨時会であり、本日議会人事の選挙を初め、執行部から提案のありました専決処分の承認、人事案件など重要な案件を慎重審議していただき、適切妥当な決定を得、すべてを議了できましたことに対し、衷心より感謝申し上げる次第でございます。
宇陀市は誕生後4年が経過いたしましたが、まだまだ整理、調整を図る多くの課題が山積しているところでございます。これらを一日も早く審議して市民の負託に十分こたえられる円滑な市政が展開できるよう行政と一体となって取り組んでいくことが、我々市議会議員に課せられた指名であると痛感いたしているところでございます。
議員各位、執行部各位のこの上のない御理解、御支援をお願い申し上げますとともに、たゆまざる御研さんを賜りたく重ねてお願い申し上げる次第でございます。
今後くれぐれも健康に御留意され、御活躍されることをお祈り申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
これをもちまして、平成22年第1回宇陀市議会臨時会を閉会いたします。
大変御苦労さまでございました。