本文
日程 |
内容 |
---|---|
日程 | 内容 | |
---|---|---|
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
井谷 憲司 |
2番 |
上田 徳 |
3番 |
山本 良治 |
4番 |
峠谷 安寛 |
6番 |
大澤 正昭 |
7番 |
井戸本 進 |
8番 |
中山 一夫 |
9番 |
多田 與四朗 |
10番 |
山本 繁博 |
11番 |
森下 裕次 |
12番 |
坂本 徹矢 |
13番 |
山本 新悟 |
14番 |
辻谷 禎夫 |
15番 |
高橋 重明 |
16番 |
土井 英治 |
18番 |
泉岡 正昭 |
20番 |
玉岡 武 |
21番 |
小林 一三 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
前田 禎郎 |
副市長 |
森田 博 |
教育長 |
喜多 俊幸 |
総務部長 |
樋口 保行 |
総務部参事 |
菊岡 千秋 |
財務部長 |
中尾 辰彦 |
財務部参事 |
辻本 文昭 |
市民環境部長 |
石本 淳應 |
健康福祉部長 |
上田 順啓 |
農林商工部長 |
廣長 俊夫 |
都市整備部長 |
太田 政幸 |
土木部長 |
西田 茂 |
教育委員会事務局参事 |
吉村 泰和 |
水道局長 |
山下 勝史 |
市立病院事務局長 |
松村 光哲 |
市立病院事務局参事 |
竹内 均 |
保養センター美榛苑所長 |
臺所 直幸 |
会計管理者心得 |
尾崎 康二 |
介護老人保健施設 |
大西 茂 |
財務部財政課長 |
井上 裕博 |
総務部人事課長 |
桝田 守弘 |
議長(玉岡 武君)
おはようございます。開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、平成21年第3回宇陀市議会臨時会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かとご多忙のところ、ご出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを、心から厚く御礼を申し上げます。
なお、すでにご承知のこととは存じますが、去る10月26日、竹内幹郎議員から辞職願が提出され、地方自治法第126条の規定により、同日許可いたしました。事後報告になりましたが、ここでご報告をさせていただきます。
さて、今臨時会には、専決処分による一般会計補正予算、及び条例の一部改正議案が提出されております。議員各位には慎重にご審議賜りますとともに、理事者各位には簡潔に、できるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げ、開会のごあいさつとさせていただきます。
開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。また、議場内において、今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承をお願いいたします。
ただいまの出席議員は18名であります。19番大西進議員の欠席届を受理しております。
定足数に達しております。よって、平成21年第3回宇陀市議会臨時会を開会いたします。
開会10時03分開会
前田市長から招集のごあいさつがございます。
前田市長
市長(前田 禎郎君)
おはようございます。
平成21年第3回の宇陀市議会臨時会が開かれるにあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位には何かとご多用の中をご出席いただき、厚くお礼を申し上げます。本日提案をさせていただきます案件は、宇陀市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例等の一部改正条例他2件でありまして、いずれも人事院勧告に伴う期末手当及び勤勉手当について、所要の改正をしようとするものであります。また、専決処分の案件につきましては、去る10月8日の台風18号により発生をいたしました災害復旧工事に伴う補正予算であります。内容は、後刻、説明をすることといたしますので、よろしくご審議をいただき、ご議決、ご承認を賜りますようにお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
議長(玉岡 武君)
これより、日程に入ります。本日の議事日程は、あらかじめ配布のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(玉岡 武君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において3番山本良治議員、4番峠谷安寛議員を指名いたします。
議長(玉岡 武君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。今臨時会は、本日11月30日、1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
議長(玉岡 武君)
日程第3「委員長報告」を議題といたします。
先の議会定例会の後、各委員会、並びに一部事務組合等の関係議会が開催されましたが、ひろく市民の方々に、議会の活動をご理解いただくという意味合いもこめまして、次回の定例会においてご報告をいただくことになりましたので、今回は、11月24日に開催されました、議会運営委員会の委員長報告をお受けいたます。なお、委員長報告に対する質疑は、報告終了後受け付けます。
それでは、議会運営委員長の報告をお受けいたます。
6番大澤正昭委員長。
6番(大澤 正昭君)
おはようございます。大澤正昭でございます。
ただいま、議長の許可をいただきましたので、議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
平成21年第3回臨時会にかかる議会運営委員会は、正副議長、並びに全委員の出席のもと、前田市長、森田副市長、喜多教育長、樋口総務部長、中尾財務部長の出席を求め、平成21年11月24日、午前10時から、議会第1委員会で開催いたしました。
今臨時会の会期につきましては、先ほど議決いただきましたとおり、11月30日、本日1日限りといたします
次に、今臨時会における市長提出予定議案につきましては、専決処分の部として、一般会計補正予算が1件、条例等の部として、条例の一部改正3件が本日提出され、その取り扱いにつきましては、本日、提案、即決といたします。
次に、議会関係の諸報告につきましては、本日は、私からの議会運営委員会の委員長報告のみとし、諸般の報告、並びに委員長報告につきましては、次回の定例議会にご報告いただくことといたしますので、ご了解くださるようお願をいたします。
その他の件といたしましては、選挙後の議場改修についてご協議をいただき、すでに配布しております改修計画図により改修することになりますので、よろしくお願をいたします。
また、選挙後の各委員会構成につきましては、各常任委員会の定数を、総務文教常任委員会は現行の8人から6人に、福祉厚生常任委員会は現行の7人から5人に、産業建設常任委員会は現行の7人から5人とすることになりました。また、議会運営委員会の定数は現行の9人から6人とし、その選考方法は、各常任委員会から2人を選出し、その内の1名は常任委員長とすることといたします。
なお、議会委員会条例の改正につきましては、平成22年第1回定例会に提出することといたします。
最後に、一般質問に関する質問の方法について協議があり、質問数、3問以内、質問時間、30分以内、質問回数、制限なし、に変更はございませんが、最初に行う一般質問台においての質問は、通告されました質問事項すべてを質問することとなりましたので、よろしくご理解のほどお願を申し上げます。
以上、協議し午後0時17分に閉会をいたしました。
今臨時会には、先の台風18号の農地災害に伴う補正予算、及び国の人事院臨時勧告に伴う、期末手当にかかる条例の一部改正についての4件ではありますが、審議が円滑に進みますよう皆様のご協力をお願いいたしまして、簡単ではございますが、議会運営委員会の委員長報告とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
議長(玉岡 武君)
委員長の報告は以上であります。
これより、議会運営委員長の報告に対する質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
以上で、委員長報告を終結いたします。
議長(玉岡 武君)
それでは、日程に従いまして、日程第4、承認第10号を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 榮次君)
失礼いたします。それでは命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。
承認第10号、専決処分を求めることについて。平成21年度宇陀市一般会計補正予算第3号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年11月30日報告、宇陀市長、前田禎郎。
次に2ページでございます。
専決処分書。平成21年度宇陀市一般会計補正予算第3号について、地方自治法、昭和22年法律第67号、第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年11月12日、宇陀市長、前田禎郎。以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者からの提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました承認第10号の一般会計補正予算第3号につきまして、私の方から提案理由の説明を申し上げます。
今回、専決処分により補正をさせていただきましたのは、本年10月8日に到来した台風18号により発生いたしました、農地、農業用施設災害復旧工事に伴う、現場測量、設計業務の委託料であります。また、11月12日付で専決処分の補正とさせていただきましたのは、この台風による災害箇所数が非常に多く、国費対象箇所数だけでも100ヶ所にも及んでいる状況であります。現在、担当課はもとより他課の応援も得て対応に奔走している状況でありますが、他にも着工工事中の一般事業に加え、林道災害、治山災害、公共災害を抱えて対応に追われている状況であります。
なおかつ、国によります農地災害の現場査定が、12月14日の週に予定されており、受検期間までに準備すべき災害査定設計書等が間に合わないといった状態となっておりますので、今回の補正で、農地災害の測量設計業務の一部を委託するための経費を専決処分とさせていただいたものであります。したがいまして、地方自治法第179条第1項の規定により、11月12日付で専決処分をさせていただき、同法第3項の規定により、議会の承認をお願いするものであります。
なお、災害復旧工事費の補正予算計上につきましては、事業費の整備、調整が整い次第に、12月定例議会、あるいは次の議会に提案の予定であります。
それでは、専決処分をさせていただきました補正予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市一般会計補正予算第3号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ910万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ195億2362万5000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分、及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出補正予算による。平成21年11月12日専決。奈良県宇陀市長前田禎郎。
今回の専決処分による補正予算は、冒頭に申し上げたとおりであり、歳出予算で農業災害復旧費に910万円の委託料を計上。財源として、地方交付税910万円を増額するものであります。以上が、今回専決処分として補正させていただきました内容で、補正後の予算総額は195億2362万5000円となります。緊急性の趣旨にご理解いただき、ご承認のほどよろしくお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終りました。これより、質疑に入ります。
日程第4、承認第10号、専決処分の承認を求めることについて、平成21年度宇陀市一般会計補正予算、第3号についての質疑をお受けいたします。
11番、森下裕次議員。
11番(森下 裕次君)
ただいま説明いただきました。100箇所に及び他課からの応援もいただき、緊急・繁忙の中で行った、その趣旨は十分に理解できます。その説明の中で、100箇所と聞いたわけですが、その一部についてと、説明の中であったと思いますが、その一部とは100箇所の中の一部ですか、全体の災害の中で、一部が100箇所というような意味なんでしょうか。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
お答えをいたします。
先ほどのご質問ですけども、100箇所の内ということでございまして、実際には、もうすでに受益者から調査に入っていただきたいという報告をいただいておりますのが68件、それ以外に35件ございまして、トータルで103件でございますけれども、現在、取りまとめをいたしまして、現時点で施設、農地を含めまして72件ということで委託業務を考えております。以上でございます。
議長(玉岡 武君)
11番、森下裕次議員。
11番(森下 裕次君)
説明の中で、一部についてというような発言があったと思うんですよ。その一部というのが100件をさすのか、100件の中の一部をさすのかというような質問なんです。それからね、確かに100箇所、それと10月8日に発生して、12月の中旬には成果を提出しなければならないというようなことで、非常に忙しい。それは理解できます。その中で910万円の設計管理委託業務。これは、そういった業者さんもいるので、必要な額ではあろうと思うんです。ところが、これを庁内でできないんですか、という話なんです。3月議会か、6月の補正であったか、その時にも設計業務について質問させてもらったんですけれども、庁内で設計できないのですか。庁内で測量できないんですか。その庁内で測量、設計するための技師がいるのか、いないのか。設備があるのか、ないのか。そういう体制ができているのか、できていないのかということを、あわせてお聞きしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
失礼いたしました。一部と申し上げますのは、この予算の範囲内でできない部分については、出たぶんを職員で対応するということで、一部ということで予算をあげさせていたているわけでございます。なお、先ほどご質問の設計につきましては、平成19年度におきまして、同じく台風による災害が起きました。その時につきましては、設計業務を市内の業者に発注いたしましたところ、測量の内容につきまして、再度、職員で手直しという業務が生じて、大変手間どったということで、今回は、時期もなく、もう災害の査定を受けなければいけないということで、業務としては、現場写真、横断、縦断、それから設計までの範囲といたしておるところでございます。
職員の体制につきましては、現在、技術者3名、治山関係の技術者1名ということで対応をしているところでございます。以上です。
議長(玉岡 武君)
11番、森下裕次議員。
11番(森下 裕次君)
3回しか質問できないので、タイムリーなお答えもいただきたいわけですけども、今の説明では、19年度の台風災害で委託したところ、それが使いものにならなかったので、職員がまた手直しした。ところが、今回、また忙しいので発注しましたというようなことで、ぜんぜん辻褄が合わんわけです。それと、1年をとおしてではなく、局地的にと言うか、特定の時期に、こういった災害が集中するんで、常時、そこに常駐するということは厳しいかと思います。けれども、技術者3名、そういった体制で対応できるんですかということですね。そしたら、外注すれば910万円かかっているわけですね。これを庁内でできれば910万円助かるのじゃないですか。
他に土木部もありますよね、そういった所から応援もいただきながら、ということを先ほども説明していただきましたわけなんですが、そういった体制を整える必要はないのかなと思うんです。安易に外注する。それで、いまも説明があったように、19年度の外注では十分な成果を得られなかったというようなことを言いながら、また、今回、外部に発注しければならないのか、そんな不十分な外注業務というのが、ここのところ多く見られると思うんです。何百万円もかけて、十分な成果の出ていない業務発注をして、それで何の成果にもなっていない、ということなんです。そういったことを精査することこそ、行財政改革ではないのかな、と思うんです。
昔の役場っていうのは、課内を見たら、いつもドラフターを使って、製図版に向っている職員が何人もいたような思いがするんです。それが、最近、ドラフターなり製図版なりがあるのかなと、そういった技術的なことを課内でされているのかな。それが、ひいては外注費の倹約になるのではないですか。行財政改革になるのではないですか、という主旨で質問しているんですが、緊急性も必要なので910万円は専決ですし、けちをつける気持ちはありません。しかし、庁内でできることはやるというのは基本じゃないんですか、ということです。そのために必要な人材なら、庁内で育成もしていただきたいし、こういった、緊急性のある部分はわかりますが、どんな体制であっても、どういった事態であっても対応できるような体制をとってこそ、行財政改革につながるんじゃないかな。簡単に、出ました、忙しい、発注します、というような方向は、いかがなものかと思うんですけれども、その点についてお伺いいたします。
議長(玉岡 武君)
森田副市長。
副市長(森田 博君)
ただいまの森下議員の質問に対しまして答弁させていただきます。
冒頭の提案理由でも説明いたましたように、農業関係の一般事業に加えまして、治山災害、林道災害、そして公共災害も多数ございます。特に、農業災害につきましては、箇所数が340箇所、そして先ほど提案させていただきました910万円につきましては、100数箇所ある分の75箇所分でございます。応援体制をとったりするのが本当でございますけれども、公共災害も非常に多数ございました。技術者も限られた人数でございます。
特に、いま、教育関係もいろいろ事業も起こしておりますので、庁内の人員を集めましても、いまの体制でしかできない。それが、12月14日の週に国から査定が来ますので、その査定にのせて行こうと思いますと、やはり、外部の委託をもって対応しなければならないような事態でございます。
たしかに、我々も910万円の委託料、単費でございますが、極力、委託については庁内で対応せよ、という指示は出してはございますけれども、今回の緊急的な災害ということの中でご理解いただいたいと思います。
議長(玉岡 武君)
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
今回の補正につきましては、自然災害ということで止むを得ない部分もございますが、私は1点だけお聞きいたします。これは、一般財源で910万円でございますが、報道によりますと、国によって激甚災害の指定が、宇陀市の一部であったというように聞いています。となれば、当然、補助金が出ると思うんですが、激甚災害がどの地域であったのか、それから、今後の国の補助率はどうなるのか、その点について、わかる範囲内でお答えください。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
ただ今のご質問にお答えいたします。
今回の激甚の指定につきましては、宇陀市の一部ということで、菟田野区が対象となっております。
今回の激甚につきましても、最終は、査定後の事業費が補助率の算定基準になるということでございます。なお、一部、この災害につきましては、3年間の事業内容等を含めまして増高申請という手続によりまして受益者の負担金の軽減に向けた申請を行っていきたいと考えております。以上でございます。
議長(玉岡 武君)
他に質疑はございませんか。
ないようであります。これをもちまして質疑を終結いたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本案について、報告のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員であります。よって、承認第10号、専決処分の承認を求めることについて、平成21年度宇陀市一般会計補正予算、第3号については、原案のとおり承認されました。
議長(玉岡 武君)
次に、日程にしたがいまして、日程第5、議案第89号から日程第7、議案第91号までの3議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長
議会事務局長(山本 榮次君)
それでは命により議案書の朗読をいたします。
議案書の3ページでございます。
議案第89号、宇陀市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について。
宇陀市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例、平成20年宇陀市条例第27号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成21年11月30日提出。宇陀市長前田禎郎。
なお、改正条文の朗読は省略させていただきます。
次に、5ページでございます。
議案第90号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について。
宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例、平成18年宇陀市条例第46号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成21年11月30日提出。宇陀市長前田禎郎。
次に、7ページでございます。
議案第91号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例、平成18年宇陀市条例第49号の一部改正について、地方自治法、昭和22年法律第67号第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成21年11月30日提出。宇陀市長前田禎郎。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。ただいま一括上程いただきました議案第89号から議案第91号までの3議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
昨年来の世界的な金融危機を発端とした国内景気の急速な悪化は、民間の雇用や賃金に大きな影響があらわれ、特に、本年の民間企業における夏季一時金については、人事院の調査においても前年より大きく減少することが伺われました。こうしたことなどから、行政適用の原則、均衡の原則に基づき、人事院の勧告どおり、宇陀市におきましても暫定的な措置として、先の5月臨時会において、本年6月に支給された市議会議員、並びに市長及び副市長の期末手当0.15月分を凍結する特例措置を、また、教育長、一般職の職員につきましても6月に支給された期末手当を0.15月分、勤勉手当を0.05月分凍結する措置を講じるための条例改正を行ったところであります。
人事院は、本年においても民間における給与の実態を正確に把握するため、例年同様の方法により、民間企業における給与、ボーナスなどを詳細に調査しております。その結果をもとに、公務員給与と精密な比較を行ったところ、月例給について、公務が民間を上回っていたことから、公務員給与と民間給与との比較の結果を踏まえ、月例給について公務と民間との間の格差を解消するため、月例給の中心である俸給の引き下げを行うなどした勧告を8月に行いました。
今回の人事院の勧告の内、期末手当及び勤勉手当につきましては、民間のボーナスとの支給割合との均衡をはかるため、支給月数を0.35月分引き下げ、4.15月分とするものであります。本年度については、6月に支給された期末手当及び勤勉手当の特例措置により凍結した0.2月分を支給しないこととするとともに、引き上げ月数から当該凍結分に相当する0.2月分を減じた0.15月分を、12月に支給する期末手当及び勤勉手当から差し引くこととすること。また、来年度以降についても、本年度の6月の支給状況及び民間のボーナス支給状況等を踏まえ、6月及び12月における期末手当及び勤勉手当の支給月数を定めるものであります。
このことを踏まえ、今回の臨時会におきましては、本市職員に対して支給する期末手当及び勤勉手当について、人事院の勧告にしたがいまして、支給月数の引き下げを高じるため、次のとおり所要の改正を行うこととするものであります。
議案第89号、宇陀市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、及び議案第90号宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてについてであります。
市議会議員、並びに市長及び副市長の期末手当に対して、6月に支給する期末手当については、0.15月分を引き下げ、100分の145を支給すること。また、12月に支給する期末手当については、0.1月分を引き下げ、100分の165とすることとするものであります。なお、12月に支給する期末手当の改正については、公布の日から施行し、6月に支給する期末手当の改正については、平成22年4月1日から施行するものであります。
議案第91号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。
一般職の職員に対して、6月に支給する期末手当については、0.15月分を引き下げ、100分の125とし、12月に支給する期末手当については、0.1月分を引き下げ、100分の150とすること。また、勤勉手当については、6月及び12月に支給する分、それぞれ0.05月分を引き下げ、100分の70を支給することとするものであります。なお、教育長に対して支給する期末手当及び勤勉手当につきましては、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の例により支給されることから、同様の特例措置を講ずるものとするものであります。また、再任用職員に対して、6月に支給する期末手当については、100分の70とし、12月に支給する期末手当については、100分の80とすること。また、勤勉手当については、100分の30とすることとするものであります。なお、現在宇陀市におきましてこの対象となる再任用職員は在職しておりません。
この条例につきましても、12月に支給する期末手当の改正、及び勤勉手当の改正については、公布の日から施行し、6月に支給する期末手当の改正については、平成22年4月1日から施行するものであります。
以上、提案の理由とさせていただきます。よろしくご審議の程お願い申し上げます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終りました。
これより、日程第5、議案第89号、宇陀市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についての質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑がないようでございます。
これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案については、討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議がないようでございます。異議なしと認め、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。よって、議案第89号、宇陀市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第90号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についての質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案については、討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。よって、議案第90号、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第91号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についての質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑がないようでございます。これをもちまして質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案については、討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立多数と認めます。
よって、議案第91号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、議会運営委員会並びに各常任委員会、及び特別委員会における閉会中の継続調査についてでありますが、このことにつきましては、先の定例会において議決いただいております。その議決を継続いたしますので、ご承知おき願います。
また、本日の冒頭に申し上げました、竹内前議員の辞職に伴う各委員会委員の選任及び一部事務組合などの各関係機関の議会議員についてでありますが、委員の選任につきましては、宇陀市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名することになっておりますが、福祉厚生常任委員会は、後任の委員を指名せず、そのまま欠員といたします。
また、特別委員会の委員についてでありますが、行政改革特別委員会の委員が欠員となりましたので、その後任として、多田與四朗議員を指名いたします。
次に、一部事務組合などの議会議員につきましては、宇陀衛生一部事務組合の議会議員並びに宇陀広域消防組合の議会議員に欠員が生じました。
その補充選出につきましては、本来ですと、本臨時会におきまして、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選とすることとあわせ、議長が指名することについて、ご了解をいただかなければなりませんでしたが、すでに宇陀衛生一部事務組合並びに宇陀広域消防組合の議会定例会が執り行われました関係から、各議会定例会への出席が第一であると考え、また、宇陀広域消防組合規約第5条第3項には、組合議員に欠員を生じたとき又は異動があったときは、直ちにこれを補充しなければならない、と規定されていることなどから、宇陀衛生一部事務組合の議会議員には、井戸本進議員を、宇陀広域消防組合の議会議員には、泉岡正昭議員を、それぞれ指名させていただきしました。事後報告になりましたが、ご報告させていただきますので、ご了解いただきますようお願いいたします。
議長(玉岡 武君)
以上をもちまして、本臨時会に付された事件は、すべて終了いたしましたので、これをもちまして閉会といたします。
それでは、閉会にあたり、前田市長のごあいさつをお願いいたします。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
臨時会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
ご提案をいたしました案件につきまして、慎重にご審議をいただき、ご議決、ご承認を賜りましたこと、誠にありがとうございます。ご議決、ご承認をいただきました件につきましては、その執行に遺憾なきをきっしてまいる所存でございます。
議員各位におかれましては、今後とも市政発展のために、いっそうのご尽力を賜りますよう、お願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。
議長(玉岡 武君)
閉会にあたりました、一言、ごあいさつ申し上げます。
本日、理事者から提案のありました条例の一部改正につきまして、議員各位には、極めて熱心にご審議賜り、適切・妥当な結論を得ましたことに対し、重ねて敬意と感謝を申し上げる次第であります。
間近に、12月定例会がせまってきておりますが、今後、くれぐれも健康にご留意されまして、ご活躍されますことをご祈念申し上げ、閉会のごあいさつにかえさせていただきます。
それでは、これをもちまして、平成21年第3回宇陀市議会臨時会を閉会いたします。
大変ごくろうさまでございました。