本文
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
井谷 憲司 |
2番 |
上田 徳 |
4番 |
峠谷 安寛 |
6番 |
大澤 正昭 |
7番 |
井戸本 進 |
8番 |
中山 一夫 |
9番 |
多田 與四朗 |
10番 |
山本 繁博 |
11番 |
森下 裕次 |
12番 |
坂本 徹矢 |
13番 |
山本 新悟 |
14番 |
辻谷 禎夫 |
15番 |
高橋 重明 |
16番 |
土井 英治 |
17番 |
竹内 幹郎 |
18番 |
泉岡正昭 |
19番 |
大西 進 |
20番 |
玉岡 武 |
21番 |
小林 一三 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
前田禎郎 |
副市長 |
森田博 |
教育長 |
喜多俊幸 |
総務部長 |
樋口保行 |
総務部参事 |
菊岡千秋 |
財務部長 |
中尾辰彦 |
財務部参事 |
辻本文昭 |
市民環境部長 |
石本淳應 |
健康福祉部長 |
上田順啓 |
農林商工部長 |
廣長俊夫 |
都市整備部長 |
太田政幸 |
土木部長 |
西田茂 |
教育委員会事務局長 |
穴田宗宏 |
水道局長 |
山下勝史 |
市立病院事務局長 |
松村光哲 |
市立病院事務局参事 |
竹内均 |
保養センター美榛苑所長 |
臺所直幸 |
文化スポーツ振興団事務局長 |
藤田静孝 |
会計管理者心得 |
尾崎康二 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
大西茂 |
財務部財政課長 |
井上裕博 |
市民環境部保険年金課長 |
坂本憲清 |
土木部営繕課長 |
谷口康夫 |
議長(玉岡 武君)
開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、第2回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には公私何かとご多忙のところ、ご出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを心から厚く御礼を申し上げます。
また、自主放送うだ11チャンネルご視聴の皆様方にご理解とご協力を申し上げるために、ことしも国と地方自治体それぞれ申し合わせによりまして、6月から9月までの間、適正冷房等、Co2削減のため軽装の励行を取り組み、夏のエコスタイルとなっておりまして、本日、お見かけのとおり、ノーネクタイ、上着は自由になっておりますけれども、よろしくご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。
本定例会に提出されました議案は、専決処分、条例制定及び一部改正、平成21年度補正予算、人事案件等々、非常に多くの重要案件が提出されております。
議員各位には慎重にご審議を賜りますとともに、会期中の本会議を初め、一般質問あるいは委員会を通じまして、議会がスムーズに進行できますよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
また、また理事者各位には、簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁をくださいますようにお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。
議長(玉岡 武君)
開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において、今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可しております。あらかじめご了承お願いいたしたいと思います。
ただいまの出席議員は19名であります。
3番、山本良治議員より、病気療養中のため欠席届の受理をいたしております。
定足数に達しております。よって、平成21年第2回宇陀市議会定例会を開会いたします。
開会に当たり、前田市長から招集のごあいさつがございます。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
皆さん、おはようございます。
本日、平成21年第2回の宇陀市議会定例会が開会されるに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位には、何かとご多用の中をご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。今期定例会におきましては、議員発議によります宇陀市政治倫理条例を初めとする条例、あるいはまた、国の第1次補正予算に対応する地域活性化・経済危機対策臨時交付金などを財源とする補正総額9億1300万円余の大型補正予算等について、ご審議をお願いするものでございます。
すなわち、条例案が3件、補正予算案が3件、専決処分案件が2件、その他の議案22件、人事案件2件、計32件となっております。それぞれの内容等につきましては、後刻、説明をいたします。よろしくご審議をいただきまして、ご承認、ご議決を賜りますようにお願いを申し上げ、開会のごあいさつといたします。
議長(玉岡 武君)
これより日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめ手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
議長(玉岡 武君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、議長において19番大西進議員、21番小林一三議員を指名いたします。
議長(玉岡 武君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会は、本日より6月25日までの15日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日より6月25日までの15日間と決定いたしました。
議長(玉岡 武君)
続いて、日程第3、諸報告を行います。
初めに、去る5月21日に開催されました平成21年度第1回奈良県市議会議長会の報告並びに5月27日に開催されました平成21年度全国市議会議長会定期総会の報告を事務局長にさせます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
おはようございます。
命によりまして、ただいまから平成21年度第1回奈良県市議会議長会の出席報告をさせていただきます。
去る5月21日木曜日午前11時から、橿原市の橿原ロイヤルホテルで、平成21年度第1回奈良県市議会議長会が開催され、玉岡議長、多田副議長と私、山本が出席をいたしました。
まず、開会に当たりまして、生駒市議会議長、中谷会長の招集あいさつ、祝電披露の後、各市の議長、副議長、事務局長の紹介、そして前会長市の御所市議会議長に対する感謝状の贈呈がありました。
次に会議に入り、諸報告では、本年2月25日から5月20日までの市議会議長会の取り組み、会議出席などについて報告があり、承認されました。
次に、協議事項として、一つは平成20年度会計決算について、もう一つは平成21年度会計補正予算(第1号)についてが議題となり、2件とも全員賛成で原案どおり可決されました。
次に、その他事項として、議長会県外都市視察研修についてが議題となり、本年10月初旬から中旬に予定され、場所の選定は会長一任となりました。
最後に、中谷会長の閉会あいさつにより会議を終了し、午後1時に解散いたしました。
続きまして、第85回全国市議会議長会定期総会の報告をさせていただきます。
第85回全国市議会議長会定期総会は、去る5月27日水曜日、東京で開催され、玉岡議長と私、山本が出席をいたしました。午前10時30分から、定期総会が東京都の日比谷公会堂で開催されました。
開会式では、広島市議会議長の藤田会長のあいさつ並びに来賓の方々からのご祝辞をいただき、次に新市紹介として鹿児島県伊佐市、宮崎県日南市の2市の紹介があり、この結果、全国の都市数は806市となりました。
続いて、会長選任が議題となり、富山市議会の五本幸正議長が新会長に選任されました。
次に、功労議員3221名に対する表彰が行われました。
会議に入り、諸報告事項として、一般事務及び会計並びに地方行政委員会など7委員会から、それぞれ報告がありました。この報告事項につきましては、すべて了承されました。
次に、議案審議でございますが、北海道部会など9部会から合計25議案が、また、会長提出議案として、地方分権改革の推進に関する決議案、地方税財源の充実強化に関する決議案、北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議案の3議案が提出されました。審議の結果、原案どおり可決されました。
次に、役員改選では、原案どおり、合計385名の方が選任あるいは委嘱されました。
以上で、議案の審議はすべて終了しまして、閉会式が行われました。閉会式では、感謝状の贈呈があり、1年間を通じ、役員をしていただいた方々が受領されました。閉会式最後に会長あいさつと万歳三唱で定期総会が終了し、午後3時49分に解散いたしました。
定期総会終了後、各委員会合同会議が開催され、宇陀市は地方財政委員会委員として会議に入りました。原案どおり、各委員会正副委員長の選任については承認され、この後、承認されました各委員会正副委員長の紹介があり、全国市議会議長会の日程はすべて終了し、午後4時10分、解散となりました。
以上、大変簡単ですが、全国市議会議長会定期総会の報告とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
次に、去る6月4日に東宇陀環境衛生組合臨時議会が開催されておりますので、出席議員の代表から報告をお受けいたします。
2番、上田徳議員。
2番(上田 徳君)
おはようございます。2番、上田徳でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、東宇陀環境衛生組合議会の報告をいたします。
去る6月4日午後2時より、平成21年度第2回東宇陀環境衛生組合議会臨時会が東宇陀クリーンセンターにおいて開催されました。
宇陀市からは、組合議員として大西進議員、山本新悟議員と私の3名が出席いたしました。
なお、山本良治議員につきましては、病気療養中のため欠席でございました。
組合議会臨時会については、定足数に達しており、議会は成立し、その後、日程に基づき議席の指定、会議録署名議員の指名、会期の決定などがなされた後、暫時休憩に入りました。さきの御杖村村議会議員の選挙が行われ、今西松男議長が勇退されましたことによりまして、議長が空席となっておりました。再開後、組合議長欠員による議長選挙が行われ、指名推選により、新議長に私、上田徳が当選いたしました。
その後、山本良治副議長より、副議長の辞職願が提出されました。副議長辞職の件が日程に追加され、同日付で許可されました。副議長が欠員となったことにより、副議長選挙が日程に追加され、副議長に御杖村村議の山崎往男議員が同じく指名推選により当選されました。
その後、岡田管理者のあいさつの後、議事に入りました。
付議されました案件は、報告第1号、専決処分した事件の承認について(東宇陀環境衛生組合職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例)、報告第2号、専決処分した事件の承認について(東宇陀環境衛生組合職員の育児休暇等に関する条例の一部を改正する条例)、報告第3号、専決処分した事件の承認について(東宇陀環境衛生組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)、報告第4号、専決処分した事件の承認について(東宇陀クリーンセンター設置条例の一部を改正する条例)、報告第5号、専決処分した事件の承認について(平成21年度東宇陀環境衛生組合一般会計予算を補正することについて)、報告第6号、専決処分した事件の承認について(東宇陀環境衛生組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)、以上の6件が提案されました。
報告第1号から報告第3号までは、昨年8月の人事院勧告に基づきます勤務時間の短縮による各関係条例の改正に係るもので、報告第4号から第5号までは、宇陀市榛原区からのごみ持ち込みに対する関係条例の改正及び予算の補正に係るもので、報告第6号については、本年5月の人事院からの臨時勧告による期末手当及び勤務手当に係る条例の改正に係るもので、以上6件が原案のとおり全会一致で承認され、午後2時57分に議会を閉会し、解散いたしました。
各日程ごとに質疑を受け付けた結果、次の1件の質疑が行われました。
報告第4号、専決処分した事件の承認について(東宇陀クリーンセンター設置条例の一部を改正する条例)の審議の中で、榛原区の一部が所管区域として加わったことによる収集、運搬及び焼却等の処理について、従前のとおり問題なく事業が行われているかとの問いに対しまして、事務局長から搬入量の対比等で説明があり、当初の計画内容になっていることで理解が得られました。
以上で、6月4日に開催されました東宇陀環境衛生組合議会の報告とさせていただきます。ありがとうございました。
議長(玉岡 武君)
以上で、諸報告を終わります。
次に、行政報告をお受けいたします。
初めに、平成20年度宇陀市一般会計繰越明許費繰越計算書についての報告をお受けいたします。
中尾財務部長。
財務部長(中尾 辰彦君)
ご報告をさせていただきます。
平成20年度宇陀市一般会計予算に係ります繰越明許費の設定につきましては、今3月の定例議会で提案をさせていただきまして、ご承認をいただいたところでございます。
一般会計での対象になりますのは、報告書のとおり、32件でございます。地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきまして、別紙のとおり、財源内訳をお示ししました繰越明許費繰越計算書を調整いたしましたので、本日の議会に提出し、報告をさせていただくものでございます。
なお、繰り越しの事由等々につきましては、予算の提案時にもご説明をさせていただいておりますように、平成20年度の年度末におきまして、国の第2次補正において盛り込まれました定額給付金でありますとか子育て応援特別手当、さらに生活対策臨時交付金等々の事業が多く含まれておるということでございまして、いずれも年度末に事業の準備、着手等々で時間を要しまして、21年3月末までに事業が完了できなかったということでの繰り越しでございます。
以上、簡単でございますが、報告とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
次に、平成20年度宇陀市立病院事業特別会計予算繰越計算書について、報告をお受けいたします。
松村市立病院事務局長。
市立病院事務局長(松村 光哲君)
おはようございます。
それでは続きまして、平成20年度宇陀市立病院事業特別会計予算繰越計算書について、ご報告申し上げます。資料3ページ目をお開き願います。
平成20年度宇陀市立病院事業特別会計予算繰越計算書につきましては、地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰り越しでございます。
1款資本的支出、1項建設改良費、事業名、宇陀市民病院建設事業、予算計上額1億870万3000円、支払義務発生ゼロ円、翌年度繰越額7980万円で、財源の内訳、不用額、翌年度繰越額に係る繰越を要するたな卸資産の購入限度額につきましては、記載のとおりでございます。
繰越事業の内容につきましては、平成20年度に契約を締結いたしました市立病院の建設事業に伴います実施計画の業務委託でございます。
病院建設計画の事業地は市街化調整区域であり、既存建物の建てかえで開発行為、いわゆる土地の区画、形質の変更を伴わない行為として、建築基準法に基づく建築確認申請の確認をもって工事着手を予定しておりましたが、奈良県建築課と事前協議をする中で、市街化調整区域内の建てかえ事業であるが、事業規模が大きくなるため、県の開発審査会に付議し、開発に伴う建築許可を受けた後において、建築確認申請の認可手続を行うことの指導を受けました。
こういたしますことから、認可手続に変更が生じてまいりまして、本業務委託の履行期限の延長を余儀なくされました。平成20年度内に支払義務が生じなかったため、平成21年度に予算の繰り越しを行い、使用するため、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、病院事業管理者より報告のあった内容について議会に報告するものでございます。
以上、報告とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
次に、宇陀市土地開発公社の経営状況について、報告を受けます。
菊岡総務部参事。
総務部参事(菊岡 千秋君)
宇陀市土地開発公社の経営状況の報告を申し上げます。
この報告につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、行うものでございます。
今回、報告させていただきます平成20年度決算及び21年度予算につきましては、過日、5月26日並びに3月30日に開催をいたしました宇陀市土地開発公社理事会において提案して、ご承認をいただきました内容を報告するものでございます。詳細につきましては、お手元の配付資料でご確認をいただいておりますので、本文の朗読を控えさせていただき、概略のみの報告となりますけれども、よろしくお願いします。
平成20年度の決算でございますけれども、平成20年度中に公社で行いました事業の内容を申し上げます。
まず、宇陀市への公社保有地の売却でございますけれども、宇陀市に買い戻しを完了させたとこういう内容でございます。
一つは、多目的駐車場用地が、所在、菟田野区古市場、3425万6860円。続いて、多目的駐車場、2番目でございますけれども、菟田野区松井、3310万652円。観光駐車場の整備事業用地、大宇陀区下竹並びに春日、7268万8494円。観光駐車場整備事業用地、二つ目でございます。大宇陀区下竹、3771万378円。総合運動公園駐車場等整備事業用地、1億9511万6318円、室生区大野に所在しています。以上の5件を土地取得事業特別会計におきまして買い戻しを完了させました。
また、観光駐車場整備事業用地、大宇陀区下竹の一部につきましては、河川改修事業に伴いまして、奈良県へ売却を行っておりまして、売却額は563万5614円で合計3億7850万8316円の売却を完了いたしております。
なお、平成20年度における用地の買収はございませんでした。
また、公社の管理行為の一環であります保有土地の有効利用といたしまして、保有土地の賃貸を行うことによりまして、213万9100円の収益を上げることができました。
以上によりまして、平成21年3月31日現在の宇陀市土地開発公社保有地の現況でございますけれども、資料に掲載していますように、保有地明細書、ここでお示ししていますように、面積が13万7490.85平米、公有用地の保有土地簿価は7億1326万3619円となっております。
なお、平成20年度中の借入金に対する利息につきましては宇陀市が負担しておりまして、現在の公社の借入金の残高6億2750万円となっております。
続きまして、平成21年度の予算の関係でございますけれども、収益的収入及び支出の予定額は4億2726万1000円、資本的収入及び支出の予定額は4億6695万円となっております。
また、21年度の公社における用地買収計画は、現段階では予定されておりません。公社から宇陀市への売却につきましては、すなわち公社有地の買い戻しでございますけれども、3件を予定しております。榛原区萩原に所在します保健福祉医療ゾーン用地、3億4690万円、美榛苑駐車場整備事業用地、5466万4000円、菟田野の保健センターの建設事業用地、2558万9000円、これらの3件を買い戻す予定を計画しております。
なお、平成21年度におきまして、借入金に対する利息につきましては宇陀市が負担すると、こういうことでございます。
以上で、宇陀市土地開発公社の経営状況の報告を終わらせていただきます。
議長(玉岡 武君)
次に、財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の経営状況について、報告を受けます。
藤田文化スポーツ振興団事務局長。
文化スポーツ振興団事務局長(藤田 静孝君)
失礼いたします。
財団法人宇陀市文化スポーツ振興団の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づきまして、報告をいたします。概要のみの報告になりますが、よろしくお願いいたします。
今回の報告は、平成20年度の事業決算報告及び平成21年度事業計画予算を、5月28日及び3月31日開催の理事会におきまして提案し、それぞれ承認されたものであります。
また、資料で文化体育事業団と文化スポーツ振興団と混在しておりますけれども、5月1日より、文化スポーツ振興団と名称の変更がありましたもので、初めにお断りしておきます。
それでは、平成20年度事業及び決算報告は、資料の2ページから12ページに記載のとおりでございます。
総合体育館を初めとする7施設の指定管理を受託いたしまして、事業運営を行ってまいりました。7施設の延べ利用者でございますけれども、19年度に比べまして減少しておりますのは、自主事業のイベント内容の違いや施設利用負担の見直しなど、また子供のもり公園の減少は、近隣での新しい施設の開園が影響したものと思われます。それと、各種教室事業や文化・体育事業、公園事業、喫茶事業等の自主事業につきましては、合計いたしますと、約3万2000人の方が参加または利用されております。
これらに係ります平成20年度の事業費は、4ページに記載のとおりで、事業収益1億3022万6311円に対しまして事業費用が1億2031万11円でありました。支払消費税215万6200円を差し引きますと、776万100円が当期の正味財産額となりました。
この剰余金や前年度比の増減の要因につきましては、前年に比べ、イベントの内容の違い、利用者の減少等による経費の減少及び経常経費の削減、事業予算の見直しなどによるものであります。
次に、平成21年度の事業及び予算につきましては、13ページからの資料のとおりでございます。
今年度から3年契約で前回同様、総合体育館を初め7施設を指定管理の受託をいたしました。また、初めに言いましたように、5月1日から名称を文化スポーツ振興団に改め、市民への文化、スポーツ、レクリエーション等の普及、振興を、より質の高いきめ細やかなサービスの向上や市民のニーズに合った事業を推進して、利用者の増加に努めてまいりたいと考えております。
その一つに、本年度新たな事業といたしまして、子供のもり公園でカヌー教室を開催したいと思っております。
平成21年度の予算は、歳入歳出それぞれ1億4952万円を計上しております。昨年度の当初予算より417万4000円、率にいたしまして2.8%の増額予算となっておりますが、さらに経営の健全化に努めまして、管理運営はもとより、自主事業の推進に努めていく所存でございます。
以上、簡単ですけれども、財団法人文化スポーツ振興団の経営状況報告とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
最後に、有限会社室生村ふるさとセンターの経営状況について並びに財団法人宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況についての報告を受けます。
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
まず初めに、本日、有限会社室生村ふるさとセンターの経営状況報告書の一部差しかえがございまして、本日、配付しておりますことに対しまして、深くおわびをいたしたいと思います。お手元に配付しておると思います。
平成20年における有限会社室生村ふるさとセンターの経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、報告をいたします。
当有限会社は、平成10年2月1日、旧室生村60%、室生商工会20%、室生村森林組合20%の出資比率で資本金500万円で設立いたしました第三セクターであり、道の駅「宇陀路室生」のオープン当初から旧村よりの管理受託を受けまして、平成18年9月1日からは指定管理者となりました。
会社役員は、おのおのの組織の代表者で構成いたしまして、現在、代表取締役社長は宇陀商工会室生支所、役員代表の服部元明氏が務めております。
主要事業といたしましては、道の駅「宇陀路室生」及び芸術施設であります森の回廊の管理運営を初め、農林産物の販売や観光客誘致のための各種イベントの企画運営であり、平成20年度中における延べ利用者総数は、前年対比937人増の20万9417人でありました。
お手元の配付資料1ページに、月別に整理をしているところでございます。
平成20年の売上高は1億134万9694円で、売上原価の7786万5101円と販売費及び一般管理費の3192万3001円を控除した営業損失は843万8406円となりまして、営業外損益等をもって精算を行うと、経常利益は145万1514円、法人税等を控除いたしまして、当期純利益は138万514円となり、オープン以来、初めての黒字決算となりました。これは、昨年より取り組んできました経営の抜本的な改革が少しずつではございますが、成果があらわれてきたところでございます。
しかしながら、昨今、第三セクターの傘下でありますこもれび市場が、本年3月の総会において、独立の意思決定を示しておりまして、売り上げの減少は必至であり、本年は当三セクの正念場と言えるものであります。
このような中、平成21年度事業計画では、観光客の誘客促進を図るため、イベントの開催及び店舗改修等を実施いたしまして、今後はさらに経営の抜本的な改善を行い、徹底的な合理化と利益追従を求め、健全な経営を目指していく所存でございます。
続きまして、平成20年度における宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社の経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、ご報告をいたします。
当公社は、奈良県の地場産業、宇陀市菟田野区の地場産業といたしまして、洗練された伝統の技術を後世に伝承し、伝統の明かりを消さないという精神のもとに、毛皮革産業の振興と地域の経済的かつ社会的地位の向上を目指し、昭和53年7月18日に設立いたしました。
理事役員は、理事長の副市長を初め、市議会議長及び行政関係代表者並びに毛皮革産業各組合の代表者、宇陀商工会菟田野支所代表者等によりまして、理事9名、監事2名で構成しております。
主要事業といたしましては、毛皮革製品の研究開発と毛皮革製品の内外へのPRをもって、宇陀ブランドの確立と販路の拡大を図り、毛皮革産業の振興と安定をねらいとしています。平成20年度においても、当初の目的を達成するべく、調査研究と奈良県の支援を受けて、第27回奈良県毛皮革フェアを宇陀市菟田野産業振興センターにおいて開催、また第14回毛皮革ファッションフェアは榛原総合体育館において、宇陀じまん市と同時開催いたしました。
平成20年度の決算額は1626万8154円で、その内訳は、宇陀市補助金779万6599円、県補助金535万円、事業者出店負担金180万5000円、預金利息1万395円、前年度繰越金が130万6160円でありました。
その使途については、毛皮革フェアが690万5209円、毛皮革ファッションフェアが233万215円、県連合会への助成金15万円、公社職員1名の人件費555万6545円、一般管理費2万4842円、次年度への繰越金が130万1443円であります。
なお、資産につきましては、当初出資金として定期預金で300万円と繰越金を合わせまして430万6160円であります。この決算につきましては、平成21年5月29日に開催されました理事会におきまして、承認されましたことをご報告いたします。
お手元の資料4ページをごらんいただきたいと思います。
なお、平成21年度の収支予算は、市補助金800万円、県補助金520万円、事業者出店負担金220万円に預金利息と繰越金を合わせまして、合計1671万円であります。
支出につきましては、毛皮革フェア675万円、毛皮革ファッションフェア210万円、商品開発研究委託金80万円、公社職員人件費580万8000円、一般管理費30万2000円、県連合会助成金15万円、予備費80万円を計上しております。
近年、海外からの安い輸入製品や消費者の毛皮革製品からの脱却傾向が影響し、売り上げは減少し、大きな打撃を受けている実情であります。このような状況の中、当公社としましても積極的な新製品の開発と、引き続き魅力あるイベント企画の立案に鋭意努力をいたしまして、広く内外にPRすべき事業を展開していく所存でございます。
以上をもちまして、経営状況の報告といたします。
議長(玉岡 武君)
以上で、行政報告を終わります。
ただいまより、行政報告に対する質問をお受けいたしますが、議員代表選任委員による審議がされておりますので、審査にならないようにご質問をお願いしたいと思います。
それでは、ただいまより質問をお受けいたします。
質問はございませんか。
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
平成20年度の宇陀市の一般会計繰越明許費でございますけれども、その内容としましては報告を受けたわけでございますけれども、前納金というものをお支払いしておられると思いますけれども、契約金ですね。契約をされた後に3分の1の契約金というものが発生すると思うんですけれども、そのことにつきまして一つお伺いしたいのは、少額の工事については契約金というものが発生しない。ところが、大きな工事については契約金が発生すると。この件についての違いというのをご説明いただきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
ただいまのご質問でございますけれども、確かに高額分につきましては、現在のところ40%ということで、西日本保証協会の保証のあるものに関しましては、前納金ということで支払いをさせていただいております。
といいますのは、これにつきましては、工事を実施されるに当たりまして、資材等の購入ないし機械等のリース、または購入とかそういったところに充てることを目的として、前途資金を宇陀市を被保険人といたしまして支出させていただくものでございますけれども、先ほど言いましたように、そういった関係で材料関係、大きな購入とかそういうものに必要なときということになっておりますので、100万円、200万円とかいうそういう少額のものにつきましては対象となっていないというのが現状であります。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
そこで、以前から私、申し上げております。まず、民間では昨今、契約金というのがあるかどうかというのはご存じでしょうか。以前から私、申し上げているんです。そのことに対しても、ひとつ調査をしていただいて、やはり今、宇陀市が抱えております財政が非常に苦しいという状況の中で、当然、地元の業者を支えていくということも大事なことでしょう。そこはご理解をしていただいて、そのパーセンテージについてもある程度を押さえた中で契約をするとか、いろんな契約の方法があると思うんですよ。そういうことは考えておられるんでしょうか、担当課として。
議長(玉岡 武君)
大西議員に申し上げます。
その件については、議長の判断で審議に値する部分と思います。この本会議が終わりましたら、また所管事業事務等、常任委員会を開催する運びになっておりますので、そこのところで慎重審議をお願いしたいということで、きょうのところは中身の審議は取り扱わないということにいたしておりますので、その他の部分についての質問はお受けいたします。
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
では、繰越明許費というものが発生した要因というものを、まずお聞きするわけでございますけれども、当然、私は今、議長からの指摘がありましたように、みんなお金にかかわることなんですよ。そこをしっかりと考えていただかなければ、もっと民間企業はシビアでありまして、当然、発注する契約として日時を厳守するということをしっかりと書いてあるわけですので、その点について一つお伺いしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
それに対する答弁も、今後開かれます常任委員会等、協議会の中で、各関係所管より、所管事務の関係する重要な重い部分としてしっかりと答弁できるように、きょうのところは大西議員の発言を重く受けとめていただくということでとどめておきたいと思います。
ほかにございませんか。
9番、多田與四朗議員。
9番(多田與四朗君)
玉岡議長のお許しをいただきましたので、ただいまの行政報告等につきまして、1点お尋ねしたいと思います。
農林商工部長の廣長さんのほうからご説明がございましたけれども、その中で、三セクで運営しておりました、こもれび市場の独立の機運がある云々のお話がございましたけれども、それに関しまして、もう少しお詳しくご説明いただけないでしょうか。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
この件につきましては、先ほど報告させていただいたように、今回、こもれび市場さんのほうから意思決定がされておるということでございますけれども、今現在、調整中でございまして、やはり今の売り上げからいたしますと、今回分かれることが双方にとってかなり経営的に困難という部分もありますので、今はちょっとまだ調整中ということでご報告をいたしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
今、答弁のとおりでありますので、後日、協議会、常任委員会等で文書等々、詳細に報告していただくということでよろしいですか。
それでは、廣長部長、よろしくお願いします。
ほかに。
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
先ほど、3番から6番の報告を受けたわけでございますけれども、ひとつこの場をかりて、このような多くの補助金を支出しながら、ただ報告のみ。もちろん、ここの中には、議員の皆さん方が委員で出席をされておるわけでございますけれども、やはりこういう大きな支出をする団体に、やっぱり我々議員としてもしっかりと調査をし、議論をする場がないと。
ここでももちろん議論をしたらいいわけですけれども、今のように慎重審議で後でそういう報告、またその場を設けますということですけれども、こういう大きな支出をする会計というものを我々議員もしっかりと議論する場が私としたら欲しいと、必要ではないかと考えるわけでございますけれども、その点について、議長のほうから考え方をお聞きしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
その問題については、基本的には議会運営委員会で審議していただく問題で、私、個人的な見解を申し上げる問題ではないと思います。
この間の議会運営委員会では、協議会を初め常任委員会、所管事業事務の調査するそういった関係もございますし、ないとおっしゃるけれども、そういう機会がありますので、それは委員長権限によって派遣している選任委員を特別招集して、それぞれの審議事項を質問するなり、あるいは所管事務の中でそれぞれの関係部長、関係職員の方を参考招集されるという機会も十分ございますので、そういうことで常任委員会の機能を重くさせていただいているという今回の議会運営の方法でもございますので、そういうところをしっかりと委員長の職務において権限行使されればよかろうかと、そのように思っております。
以上であります。
それでは、これにて質問はほかにないようでございますので、質問なしと認めます。
以上で、行政報告に対する質疑を終結いたします。
私語は謹んでください。
議長(玉岡 武君)
続きまして、日程第4、委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会の開催につきましては、6月4日に議会運営委員会が開催され、所管事項についての審査並びに調査をいただいておりますので、これより議会運営委員会の大澤正昭委員長より報告をお願いいたします。
6番、大澤正昭委員長。
6番(大澤 正昭君)
おはようございます。6番、大澤でございます。よろしくお願いをいたします。
議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成21年第2回定例会の運営に係る議会運営委員会は、前田市長、森田副市長、喜多教育長、樋口総務部長、中尾財務部長に出席をいただき、平成21年6月4日午前10時から、市議会第1委員会室で開催をいたしました。
委員会の報告につきましては、事前に皆様方に報告書を配付させていただいておりますので、本定例会運営に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき、報告をさせていただきます。
本定例会における市長提出議案につきましては、専決処分2件、条例の一部改正が2件、補正予算関係が3件、その他の議案が22件、諮問案件の2件が本日提案されます。
各議案の取り扱いについてでありますが、専決処分案件の2件全部を本日提案、即決といたします。
条例一部改正案につきましては、2件全部を本日提案、即決といたします。
補正予算関係の3件のうち、平成21年度一般会計補正予算(第1号)については、本日提案し、質疑の後、委員会付託を行い、本議会最終日に委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論の後、採決を行います。
平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)について及び平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての2件につきましては、本日提案、即決といたします。
その他の議案の22件並びに諮問案件の2件につきましては、全部を本日提案、即決といたします。
次に、議会関係議案についてでありますが、政治倫理条例の制定につきましては、これまで政治倫理条例特別委員会で原案を策定していただき、3月27日の全員協議会において、法令審査会通過の後、6月議会で提案していくとの承認をいただいておりますので、政治倫理条例検討特別委員会委員長を提出者として、同副委員長を含む9名の委員に賛成者となっていただき、本日提出、即決といたしたいと思います。
次に、意見書についてでありますが、本議会での議員からの意見書提出はございませんが、その他団体から議会へ送付された意見書採択に関する陳情が1件あり、事前に資料を配付させていただいておりますが、これら意見書採択の陳情につきまして、趣旨に賛同し、提出者、賛成者となる方がおられましたら、発議として取り扱わせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
次に、農業委員会委員の推薦についてですが、農業委員会委員の任期は平成21年7月19日に満了となります。議会の推薦する農業委員につきましては、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により4人以内となっておりますが、平成19年9月12日付の農林水産省事務次官通知におきまして、農業委員会の選任委員の選定についての一部が改正され、特に青年、女性農業者、認定農業者等の担い手を委員とすることが重要とされており、市長より推薦依頼がありましたことは、さきに資料を配付させていただきましたので、既にご承知いただいていることと思います。
なお、この件につきましては、議長の指名により推薦することとし、最終日提案、即決といたしますが、申し合わせにより、人事案件についての討論は省略いたしますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
その他全般につきまして、前期定例会どおり、関係する議案はなるべく一括上程し、提案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。議案書は、議長の指名により議会事務局長が朗読いたします。
なお、議案の内容によりましては、討論を省略し、採決を行いますので、ご承知おきください。
会期につきましては、先ほど議決いただきましたとおり、本日から6月25日までの15日間とし、本会議は本日及び19日、23日、24日に開催をいたします。
会期中に開催されます委員会につきましては、6月12日午前9時30分から予算審査特別委員会が開催されます。
なお、総務文教常任委員会、福祉厚生常任委員会及び産業建設常任委員会は、付託案件がございませんので、今回は開催をいたしません。
一般質問は、19日の本会議2日目及び23日の3日目を予定いたしております。
発言通告書の受け付けは、本日午後1時に締め切りをいたします。
発言の順番は受け付け順とし、同種の質問は正副議長が調整を行います。
なお、該当議員に連絡する場合がございますので、ご留意をいただきたいと思います。
議事進行上、理事者の答弁が重複する場合は、議長において答弁を割愛する場合がございますので、了承いただきたいと思います。
一般質問は、質問及び答弁ともわかりやすく簡潔に行うようご留意くださるよう、よろしくお願いをいたします。
なお、一般質問に関しまして、報道機関から要請があった場合、発言議員名と発言要旨の事前公表をいたしますので、ご了解をお願いいたします。
議案以外の諸報告についてでありますが、さきに配付いたしました報告書にも記載してあり、先ほど既に行われ、事後報告になりましたが、今回から行政報告についての質問をいただくことになりましたが、今後とも、この件につきましては、議長が申されておりますように、審査にならないようにご注意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げたいと思います。
その他といたしまして、各常任委員会の行政視察についてでありますが、昨年は3常任委員会合同で8月に実施をいただいておりますが、本年度は、実施方法及び内容などにつきましては、各常任委員会で一度ご協議をいただき、決めていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
なお、9月定例会までに行政視察を実施する場合は、今期定例会の本会議において、目的、場所等を示した後、議員派遣の議決を受けなければなりませんので、ご承知おきください。
次に、さきに議長名で通知がありましたが、6月から9月の間、適正冷房の実施と軽装の励行に取り組むため、夏のエコスタイルを実施いたします。議場あるいは委員会室等におきましても、ノー上着、ノーネクタイを励行し、議員章の着用についても省略をいたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
次に、市長から、定例の記者会見において、定例会前ではありますが、今期定例会の提出予定案件の概要について報道発表を行う旨の報告がありましたので、ご了解をいただきたいと思います。
次に、各常任委員会協議会についてでありますが、例年は今期定例会までに所管説明などの常任委員会、協議会が開催されておりましたが、本年は5月の臨時議会の開催日程などの都合により、延期をされておりましたが、今期定例会終了後に開催することになりました。
なお、日程等につきましては、関係者との調整の後、後日お知らせをいたしますので、理事者を初め関係者の皆様方のご協力をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
最後に、お願いでございますが、本会議や委員会などの会議中に席を離れる方が見受けられますが、宇陀市議会の規則第145条には、議員は会議中はみだりにその席を離れてはならないと規定されております。議会の秩序の維持に努めていただくように、よろしくお願いを申し上げます。
以上のことを協議をいたし、午前11時35分に閉会をいたしました。
今期定例会には、多くの重要案件が提出されております。円滑な議会運営にご協力をお願いいたしまして、簡単ではございますが、議会運営委員会の報告とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。
議長(玉岡 武君)
委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
議会運営委員長の報告に対する質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑はないようでございます。質疑なしと認めます。
以上で、委員長報告を終結いたします。
これより12分間、11時20分まで暫時休憩いたします。20分に再開いたしますので、議場にお入りください。
午前11時08分休憩
午前11時20分再開
議長(玉岡 武君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
続いて、日程に従いまして、日程第5、発議第4号、宇陀市政治倫理条例の制定についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
失礼をいたします。
それでは命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書をごらんいただきたいと思います。
発議第4号。平成21年6月11日。宇陀市議会議長、玉岡武様。
提出者、宇陀市議会議員、高橋重明。賛成者、宇陀市議会議員、山本新悟、同じく、上田徳、同じく、大澤正昭、同じく、多田與四朗、同じく、森下裕次、同じく、辻谷禎夫、同じく、土井英治、同じく、竹内幹郎、同じく、小林一三。
宇陀市政治倫理条例の制定について。
上記の議案を、宇陀市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出します。
なお、本文の朗読は省略させていただきます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
提出者からの提案理由の説明を求めます。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
議席番号15番、高橋重明でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、発議第4号、宇陀市政治倫理条例の制定についての提案理由を説明させていただきます。
当宇陀市における政治倫理条例の制定について、平成19年第1回定例会において、市政が公正、清潔で開かれた政治を実現するためには、市民から信頼に値する倫理性を自覚しなければならないとの認識に立ち、倫理条例の制定について調査、検討をすることを目的として、地方自治法第110条及び宇陀市議会委員会条例第6条の規定に基づき、政治倫理条例検討特別委員会が設置されました。
特別委員会に任命されました10名の委員の互選により、私、高橋が委員長に、山本新悟委員が副委員長となり、4回の委員会において慎重審議、検討してまいりました。
内容につきましては、定例会の都度、委員長報告をさせていただいておりますが、本年3月27日に開かれました全員協議会での報告をもって最終結論とし、議長諮問に対する答申をさせていただき、また5月21日開催の法令審査会の検討結果を経て、本日、議員発議として提案させていただく運びとなりました。
条例案の内容につきましては、議員各位には事前に文書を配付させていただいておりますので、既に十分ご検討いただいているものとして省略させていただきます。
なお、実施時期は公布の日からとなります。
以上で、簡略ではございますが、宇陀市政治倫理条例制定についての提案理由の説明とさせていただきます。どうかよろしくご審議、議決をいただきますようお願いいたします。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はございませんか。
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
委員の皆様方には、本当にこの政治倫理条例を制定されるに当たり、ご苦労さまでございました。
そこで、一つ委員長のほうにお伺いするわけでございますけれども、この政治倫理条例が3町村で設置をされておったわけですけれども、今回、宇陀市になりまして、このような政治倫理条例を制定するということで報告を受けておるわけでございますけれども、今日まで3町村の時期と大きく違う点を、せっかく住民の方がお聞きでありますので、その点を報告していただいたらいいかと思いますので、よろしくお願いします。
議長(玉岡 武君)
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
ただいまの大西議員の質問に対して答弁をさせていただきます。
議員発言のとおり、旧4カ町村合併前では、菟田野町を除いて大宇陀町、旧榛原町、旧室生村において、政治倫理条例の制定がございました。
今回、審議過程で、私どもが一番審議の内容について検討させていただいたのは、大きくは基本的には差異はございませんが、室生村の親等が2親等までというのが大きな違いがございました。この点について、当時の経験されております旧室生村出身の議員、また大宇陀町でも細かな問題がございましたので、各委員から発言をしていただいて、その差異についていろいろ検討していただいたわけでございます。その結果、親等については1親等ということで統一したわけでございます。
参考までに申し上げますと、合併によって、奈良県は12市ございますが、今回この条例が宇陀市で制定されるならば、9番目でございます。まだ橿原市は、昨年の6月議会で議員提案が否決されております。また、お隣の桜井市、また五條市については、まだ制定をされておりません。したがいまして、宇陀市が制定されるならば、12市中9番目ということになります。大きな差異はそこでございました。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、発議第4号、宇陀市政治倫理条例の制定については、原案のとおり可決することに決しました。
ただいま、宇陀市政治倫理条例が可決されましたことにより、これまで、この条例制定に関しまして審議並びにご協議いただきました政治倫理条例検討特別委員会につきましては、その付議事件の審査及び調査が終了いたしましたので、政治倫理条例検討特別委員会を閉じさせていただきたいと思います。
これまで、この特別委員会においてご尽力いただきました委員の方々に深く感謝とお礼を申し上げ、本日をもちまして、政治倫理条例検討特別委員会を消滅いたします。
議長(玉岡 武君)
次に、日程第6、承認第8号及び日程第7、承認第9号の専決処分の報告2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
失礼をいたします。
それでは命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の1ページをお開きいただきますようお願いいたします。
承認第8号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年6月11日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に、2ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年5月31日。宇陀市長、前田禎郎。
次に、3ページでございます。
承認第9号、専決処分の承認を求めることについて。
平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。
平成21年6月11日報告。宇陀市長、前田禎郎。
次に、4ページでございます。
専決処分書。
平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別冊のとおり専決処分する。
平成21年5月31日。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま一括上程いただきました承認第8号及び承認第9号の補正予算関係の専決処分の報告2議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
今回の専決補正をさせていただきました平成21年度住宅新築資金等貸付事業特別会計及び老人保健事業特別会計につきましては、平成20年度の決算を確定させるに当たり、歳入が不足する事態となったことにより、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、翌年度、すなわち平成21年度の歳入を繰上充用して、平成20年度の歳入不足を補てんすることとした会計処理を行うため、地方自治法第179条第1項の規定により、平成21年5月31日付で専決処分の補正をさせていただきましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。
まず、承認第8号、平成21年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
予算書を朗読いたします。
平成21年度宇陀市の住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5331万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7321万9000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成21年5月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
住宅新築資金等に係る貸付金の回収業務は、平成17年1月から、本市を初め関係21市町村で一部事務組合「奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合」を構成し、貸付金の回収に努めているところであります。そして、当会計は回収管理組合からの返戻金等をもって歳入とし、地方債の元利償還を返済する会計処理を行っております。平成20年度におきましては、3億5331万9000円の歳入不足がありましたので、平成21年度の補正予算として当該金額の繰上充用を行うもので、補正後の予算額は5億7321万9000円となります。
次に、承認第9号、平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書を朗読いたします。
平成21年度宇陀市の老人保健事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ526万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ728万4000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成21年5月31日専決。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
この会計は、後期高齢者医療制度への移行に伴い、平成19年度をもって老人保健医療制度は終了しておりますが、平成20年3月分までの診療費等に係る経費等については、月おくれでありましたり、長ければ、最大で2年間にわたり歳入及び歳出の会計処理を行う必要があることから、経過措置として残している会計でございます。
このたび、平成20年度における国庫負担金の概算額が少なく、526万4000円の歳入不足が生じると見込まれますので、平成21年度の補正予算として当該金額の繰上充用を行うものでございます。補正後の予算額は728万4000円となります。
なお、国庫負担金の不足額については、平成21年度中において精算、交付されることになっております。
以上が、5月31日付の専決処分による補正予算2議案の概要でございます。よろしくご審議のほうお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより、議案ごとに質疑に入ります。
初めに、日程第6、承認第8号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について)の質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
承認第8号の件について質問をいたしますが、私はいつも、この会計については疑問を感じております。
と申しますのは、赤字の補てんのために翌年の売り上げを戻してくるという極めて独特の地方公営企業会計のやり方で、勘定科目においても、前年度繰上充用金という言葉、簿記会計ではこういう言葉はないんですが、非常に不思議に思っております。これを毎年繰り返しているわけです。
それで、住宅資金の貸し付けの回収を管理組合に移管しているにもかかわらず、依然として未済残高が減っていないということで、お聞きいたしますが、たしか前年度末では累計額は5億1000万円あったと思うんですが、今回この結果、20年度末の累積残高は幾らになるのか、その点ご答弁いただきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
石本市民環境部長。
市民環境部長(石本 淳應君)
お答えいたしたいと思います。
平成20年度末、すべて会計が出納閉鎖したわけなんですけれども、最終、平成20年度で5億7190万4322円という金額になってございます。
議長(玉岡 武君)
いいですか、高橋議員。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、報告のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立多数と認めます。
よって、承認第8号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
次に、日程第7、承認第9号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について)の質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、報告のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、承認第9号、専決処分の承認を求めることについて(平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について)は、原案のとおり承認することに決しました。
議長(玉岡 武君)
次に、日程に従いまして、日程第8、議案第52号から日程第9、議案第53号の条例一部改正の2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の5ページをごらんいただきたいと思います。
議案第52号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。
宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(平成18年宇陀市条例第44号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
なお、改正条文の朗読は省略させていただきます。
次に、7ページでございます。
議案第53号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について。
宇陀市国民健康保険税条例(平成18年宇陀市条例第57号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者からの提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま一括上程いただきました議案第52号及び議案第53号の2議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第52号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。
本件につきましては、先ほど高橋議員から提案され、ご審議いただきました、宇陀市政治倫理条例に規定されている附属機関として設置される、宇陀市政治倫理審査会の委員に係る報酬及び費用弁償の額を規定するものであります。
なお、宇陀市政治倫理条例の規定により、政治倫理審査会は、市民から調査請求を受け、政治倫理基準違反の疑いがある場合、または請負契約等辞退の禁止違反の疑いがある場合に、対象となる市長等及び議員に対し、必要な調査や審査を行うほか、政治倫理の確立を図るため、市長の諮問に応じ、答申や勧告を行うものであります。
また、委員は5人以内で、任期は2年とし、この条例の規定に基づく調査に関して、専門的知識を有する者及び宇陀市の議会の議員、市長の選挙権を有する者のうちから、市長が公正を期して委嘱することとしております。
この条例は、宇陀市政治倫理条例と同様、公布の日から施行いたします。
次に、議案第53号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正についてであります。
まず、国民健康保険税の軽減について、世帯主と、その世帯の国民健康保険加入者の合計所得が一定基準以下であれば、国民健康保険税の均等割及び平等割の7割、5割、2割を軽減する措置を講じております。このうち、2割軽減の措置について、対前年所得の増加にかかわらず、対象世帯に対し、職権による措置を講ずるため、所要の改正を行うものであります。
なお、この2割軽減の措置につきましては、従前は対象者からの申請により講じてきましたが、今後は職権により措置を講ずることとしております。
この改正につきましては、平成21年4月1日から適用します。
次に、現下の社会・経済情勢等を踏まえ、地方税法等の一部改正が平成21年4月1日から施行されたことに伴い、山林所得金額、土地の譲渡等に係る事業所得の金額、土地、建物等に係る長期・短期譲渡所得の金額、株式等に係る譲渡所得の金額、先物取引に係る譲渡所得の金額、条約適用利子等に係る利子所得等の金額の合計額を算定することから、国民健康保険税の賦課における所得割額に係る所要の改正を行うものです。
その主な内容といたしましては、土地等の長期譲渡所得に係る特別控除が創設されたこと。これは、個人が平成21年1月1日から平成22年12月31日までの間に取得した国内にある土地等で、その年の1月1日において、所有期間が5年を超えるものの譲渡をした場合には、その年中の当該譲渡に係る譲渡所得の金額から1000万円が控除されるものであります。
この改正は、平成22年4月1日から施行するものであります。
次に、上場株式等の配当、譲渡益に対する税率の特例として、平成21年1月1日から平成23年12月31日までの間における上場株式等の配当及び譲渡所得等に対する税率を、市民税で1.8%に軽減します。
この改正は、平成22年1月1日から施行するものであります。
次に、平成21年度分以後の所得税及び平成22年度分以後の住民税について、上場株式等の譲渡損失と上場株式等の配当所得との間で損益通算が適用されることに伴うものであります。
この改正は、平成22年1月1日から施行するものであります。
次に、先物取引に係る雑所得等の特例の対象に、金融商品取引所で取引されるカバードワラントを譲渡した場合における譲渡所得等及び当該カバードワラントに係る差金等決済をした場合における雑所得等が加わり、平成22年1月1日以後の譲渡及び差金等決済から適用されるものであります。
この改正は、平成23年1月1日から施行いたします。
以上2議案につきまして、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより、議案ごとに質疑に入ります。
初めに、日程第8、議案第52号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第52号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第9、議案第53号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
議案第53号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正について、1点だけ質問させていただきます。
ご承知のように、今、新型インフルエンザが猛威を振るっているということで、世界的な問題が起こっておりますが、保険証がなくてかかれないということは、かえって混乱を生むということで、今回、滞納して資格証明書を発行している人についても診療を受けられますよというような厚生省通達が出されております。そういう意味では、国民健康保険制度というのは、まさに命の問題で、大切だと思うんです。
今回の改正点について私なりに勉強いたしますと、従来は法定減免が7割、5割ございました。2割については、申請がなければ減免しないという制度を、2割減免についても法定でやりましょうということで、非常に結構なことだと私は思います。
そこでお伺いしたいのは、宇陀市の約1万3000世帯のうちの約半数が、この国民健康保険に入っているわけですけれども、今いわゆる2割減免に該当される方はどれぐらいおられるのか。あわせて、7割、5割も含めて数字をお願いしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
石本市民環境部長。
市民環境部長(石本 淳應君)
お答えいたしたいと思います。
平成20年度当初の数値で申し上げたいと思います。高橋議員がおっしゃいますように、平等割、均等割の軽減世帯なんですけれども、まず国民健康保険の加入全世帯、年度初めで申しますと、5770世帯ございます。そのうち、2割軽減世帯が666世帯、それで5割軽減世帯が389世帯、7割軽減が1552世帯という形になってございます。
議長(玉岡 武君)
よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第53号、宇陀市国民健康保険税条例の一部改正については、原案のとおり可決することに決しました。
これより、午後1時まで休憩いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
それでは、異議なしと認めますので、午後1時より会議を再開いたします。それまでに議場にお戻りいただきますようお願いいたします。
午前11時55分休憩
午後1時00分再開
議長(玉岡 武君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程に入ります前に、午前報告がありました行政報告の中で一部訂正の申し出がありましたので、廣長農林商工部長、発言を許します。
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
失礼いたします。
午前中に行政報告を申し上げました中につきまして、宇陀市菟田野毛皮革産業振興公社経営状況の中で、次年度繰越金130万1443円にプラス出資金、定期預金300万円を足しますと、繰越金を合わせて先ほど430万6160円と申し上げました。繰越金及び定期預金を足しますと430万1443円になりますので、訂正をいたします。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
それでは、各自、修正をお願いいたします。
議長(玉岡 武君)
次に、日程第10、議案第54号から日程第12、議案第56号の予算関係3議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
それでは命により、議案書の朗読をいたします。
議案書の10ページでございます。
議案第54号、平成21年度一般会計補正予算(第1号)について。
平成21年度一般会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に、11ページでございます。
議案第55号、平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)について。
平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に、12ページでございます。
議案第56号、平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま一括上程いただきました議案第54号から議案第56号の補正予算3議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第54号の平成21年度一般会計補正予算(第1号)でありますが、大きく分けまして、第1に、国の経済危機対策の一環として、地方公共団体における少子高齢化社会への対応、安全・安心社会の実現、その他、地域の実情に応じたきめ細やかな事業を積極的に実施できるよう、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を交付することが先般の国の平成21年度第1次補正予算において可決されたのを受けて、本市分の施策について計上させていただくもので、いわば、さきの3月議会で補正をお願いいたしました平成20年度の第2次補正の地域活性化・生活対策臨時交付金事業の第2弾であります。交付金額は5億7681万8000円となっております。
二つ目として、さきに述べました経済危機対策臨時交付金と並行して創設されました地域活性化・公共投資臨時交付金事業でありますが、市町村が国の補助事業と連携して実施する事業に対し、追加交付されるとした制度で、その対象事業費分を計上させていただくものであります。
三つ目として、緊急雇用「県ふるさと雇用再生特別交付金」関連事業として、当市においての該当事業を計上させていただくものとして690万4000円。
四つ目として、通常分としての事業費の補正の必要が生じてきたものを計上させていただいております。
次に、老人保健事業特別会計補正予算(第2号)におきましては、前年度分であります平成20年度分の医療診療分を平成21年度会計においての精算処理するものであります。
また、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)では、一般会計からの繰出金を受けて、地域活性化・経済危機対策臨時交付金対象の事業を計上させていただくものであります。
それでは、個々の会計について、提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第54号、平成21年度宇陀市一般会計歳入歳出補正予算(第1号)について、ご説明を申します。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億1380万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ190億1380万1000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
地方債の補正。
第2条、地方債の追加及び変更は、「第2表地方債補正」による。
平成21年6月11日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正予算の歳出の概要ですが、一つ目の地域活性化・経済危機対策臨時交付金に伴う主なものといたしましては、総務費関係では、藤井集落センター建築事業として2300万円、公用車のエコ化事業として公用車19台分を廃車し、10台の低公害車に更新する費用として1190万8000円。
民生費関係では、近鉄榛原駅エレベーター等設置事業への補助金として、合計4基分のエレベーター設置に対する宇陀市負担分、6分の1相当分として4466万7000円、室生区における幼保一元化事業として、保育所移転用地購入及び園舎建設事業費、合わせて1億4512万8000円、市内保育所へのAEDの設置及び地上デジタルテレビの購入、遊具の一斉点検、更新を合わせて、施設整備費に848万5000円等を計上。
衛生費においては、施設緊急改修を行うため、簡易水道事業特別会計繰り出し1840万円、菟田野区岩崎火葬場の閉鎖による解体撤去費及び整地後の駐車場整備に990万4000円の計上。
農業費では、耕作放棄地再利用緊急対策事業補助及び農地有効利用支援整備事業補助として、大和高原地域耕作放棄地対策協議会への補助金、合わせて3500万円、宮奥ダム地震計装置更新627万4000円を計上。
観光費関係では、市内の主な施設にタッチパネル式観光地案内システムを設置するとした費用に800万円、観光客への貸し出し用電動自転車の購入費に950万円、道の駅「宇陀路大宇陀」の駐車場周辺整備改修工事に2000万円を計上。
公園費関係においては、市内すべての公園に設置の遊具を対象に、リニューアル、補修点検を行う経費として1650万円を計上。
道路新設改良関係では、鳥見山公園へのアクセス道路対応としての西峠山トジ線の改良工事費並びに駐車場整備として6000万円。駐車場用地につきましては、昨年、郡山市在住の所有者から寄附をいただいた部分でありますことを申し添えしておきます。また、室生区の交通安全施設整備、大野半焼線ガードパイプ設置工事費等の整備を予定しております。
消防費関係におきましては、宇陀広域消防組合の高規格救急車購入の負担金として2514万3000円、消防団装備整備として可搬式ポンプ付積載車、可搬式ポンプ等の購入費に1466万7000円、消火栓設置事業費に425万円、また災害対策費として、インフルエンザ対応医薬品等の備蓄品購入費281万円を計上。
教育費関係では、旧菟田野分校解体撤去、市民広場整備費として3216万5000円。学校関係においては、耐震診断経費670万8000円を計上。榛原東小学校、榛原西小学校の体育館の二次診断を行う予定をしております。
また、後ほど説明させていただく地域活性化・公共投資臨時交付金に係る事業でありますが、小学校、中学校及び幼稚園におけるICT環境整備事業、最先端のICTの機器、つまり、デジタルテレビ、パソコン等校内LAN等、ネットワーク通信による情報共有化事業に係る経費の財源に3110万2000円を充当。
社会教育費関係では、榛見が丘集会所建設事業費に3712万8000円、史跡・宇陀松山城跡登城道整備費に1780万円、全国高校総体の会場となっております総合体育館のリニューアル工事費等に1500万円、旧内牧体育館解体及び駐車場整備事業費に1050万4000円を計上しております。
以上が、今回、宇陀市に配分されました地域活性化・経済危機対策臨時交付金5億7681万8000円分の予算概要となっております。
次に二つ目の、地域活性化・公共投資臨時交付金に係る予算計上の概要であります。
冒頭にも申し上げましたが、国の補助事業と連携して実施する事業量に応じて追加交付される事業として、市道クノギハラ線、三本松陸橋耐震化工事に800万円、市道長峯室生線、下戸橋耐震化工事に9800万円を計上。
先ほどの経済危機対策臨時交付金でも触れました、小学校、中学校及び幼稚園に係る学校ICT環境整備事業関係では、市内の小学校、中学校の全学年、全教室へのデジタルテレビの配置、各教室へのパソコン及びLAN通信の構築、また、全幼稚園、公民館分館にデジタルテレビを配置するもので、このICT環境整備事業費の合計として1億5041万1000円の計上となっております。
次に三つ目の、県ふるさと雇用再生特別基金事業として、3件の事業枠を確保し、老人福祉費のひとり暮らし高齢者安心安全推進事業として、宇陀市社会福祉協議会への委託費273万8000円、観光費における東海自然歩道下田口宇野川環境整備委託費として175万7000円、平城遷都1300年記念事業費における宇陀市テーマイベントにおける来場者もてなし事業委託費240万9000円で、合わせて690万4000円の計上となっております。
次に四つ目の、通常分としての補正の主なものといたしましては、総務費のふるさと応援基金積立金500万円、民生費の旧岩崎共同浴場煙突撤去工事費に400万円、農林費においては、森林環境税緊急間伐事業の追加分として3116万3000円、未整備森林緊急公的整備導入モデル事業委託として652万1000円、教育費の公民館費における合併市町村住民組織活性化支援事業、菟田野区和太鼓修繕に300万円の計上を行っております。
以上が、今回の補正予算歳出の概要でございます。
歳入につきましては、今回の地域活性化・経済危機対策臨時交付金5億7681万8000円、公共投資臨時交付金事業に係る補助金1億3875万2000円の合計で7億1557万円を含め、国庫支出金、計7億1625万2000円。
県支出金、県補助金は、690万4000円全額ふるさと雇用再生特別交付金を充て、県委託金についても、通常分の追加補助事業費用の全額3768万3000円を充て、合計額4458万7000円となっております。
寄附金500万円は、ふるさと応援基金の基金に積み立てる予定で、受け入れをすることとしております。
繰越金では、平成20年度の決算見込みにおいて若干の繰越金が見込めますので、今回の補正財源として3130万5000円を計上することとしております。
諸収入、雑入では、全国自治協会よりの賠償保険金(藤井集落センター火災保険、スクールバス事故賠償金等)及び合併市町村住民組織活性化支援事業助成金、合わせて3025万7000円を計上。
最後の市債につきましては、第2表の地方債補正にもお示ししておりますように、今回の公共投資臨時交付金の趣旨を踏まえ、国庫補助事業に歩調を合わせて補正予算債として追加発行するものであります。
なお、この補正予算債については100%の交付税措置がされる予定でございます。
以上が、今回の平成21年度一般会計の第1号補正予算の概要であります。
次に、議案第55号、平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
予算書を朗読いたします。
平成21年度宇陀市の老人保健事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ193万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ921万9000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成21年6月11日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
この会計につきましては、先ほど、5月31日付の専決処分で平成21年度の補正予算(第1号)のご承認をいただきましたが、今回の補正予算(第2号)では、平成20年度の医療費の交付金精算に伴う社会保険診療報酬支払基金及び県への返還金193万5000円が不足となってまいりましたので、その精算不足分を補うため、今回の補正となったものであります。
なお、財源として国庫負担金の追加交付金を充てることとしております。
次に、議案第56号、平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
予算書を朗読させていただきます。
平成21年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1840万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億2560万円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。
平成21年6月11日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
この会計の補正につきましては、一般会計と同じく、国の補正予算、地域活性化・経済危機対策臨時交付金の活用によるものであります。
総務管理費の保守点検委託、各施設の減圧弁分解整備更新を行う経費として730万円、室生区奥山加圧ポンプ場の加圧ポンプの更新、仕切り弁ボックスの取りかえ工事で1110万円を追加するものであります。
財源として、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を一般会計より繰り入れを行うこととしております。
以上が、提案申し上げております3会計の補正予算案の概要でございます。よろしくご審議のほうお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより、議案ごとに質疑に入ります。
初めに、日程第10、議案第54号、平成21年度一般会計補正予算(第1号)についての質疑をお受けいたします。
なお、議案第54号は、平成21年第1回3月定例会で設置いたしました予算審査特別委員会に付託の予定でありますので、当該委員の質疑はご遠慮願います。
なお、参考までに、予算審査特別委員会の委員のお名前を申し上げます。
議席21番小林一三議員、18番泉岡正昭議員、2番上田徳議員、4番峠谷安寛議員、8番中山一夫議員、9番多田與四朗議員、10番山本繁博議員、12番坂本徹矢議員、14番辻谷禎夫議員となっております。
それでは、質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
1番、井谷憲司議員。
1番(井谷憲司君)
許可をいただきましたので、早速質問をさせていただきます。
予算書の13ページになります。財産管理費、節の18なんですけれども、ちょっと台数とかをお聞きしようと思ったんですが、台数に関しては、入れかえの状況に関しては、先ほど副市長の説明にもありました。19台を出して、10台、低公害車というか、エコカーのほうに切りかえるということでございました。
それによる今後の、もしこれが出ていればなんですけれども、大体その燃料代等々の経費の節減の効果額といいますか、大体どれぐらいの見通しがあるのか。もし、これが出ていればで結構です。出ていれば、お答えいただきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
菊岡総務部参事。
総務部参事(菊岡 千秋君)
合併以降、公用車の台数見直しということで、今回この臨時交付金を充てるとこういうことで、効果を上げていきたいと思います。
18年度から22年度までの間で、20%を目標として落としていくとこういうことで、37台の公用車を落としていくと。今回も10台の追加を入れますけれども、この計画に基づきながら落としていくということにはかわりはございません。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
1番、井谷憲司議員。
1番(井谷憲司君)
それと、何度も申し上げるんですが、出ていなかったらいいんですけれども、例えば今後の経費ですよね。その辺で、幾分かの効果があると思うんですけれども、もし出ていればお答えいただければと思います。出ていなければ、もう結構です。
議長(玉岡 武君)
菊岡総務部参事。
総務部参事(菊岡 千秋君)
今回の入れかえにつきましては、すべて軽自動車にしていくということで、当然、経費的には下がっていくものと考えています。
ただ、効果額の判定につきましては、そこまでの計算は今いたしておりません。
以上です。
議長(玉岡 武君)
また、出次第、資料で提出ということでよろしいですか。
それでは次、19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
ただいま説明をお受けしたわけですけれども、予算計上されている一番の経済危機対策臨時交付金ということで、今の経済に対して非常に日本の国そのものが悪いから、景気を底上げしようやないかということの一つであろうかと思うんですね。
そして、この名目を見ますと、すべて今日まで住民の方がこういうこともやっていただきたい、ああいうこともやっていただきたいという懸案事項が多数ここに計上されていると。それも一つの経済対策になろうかと考えるわけでございますけれども、この中で何か目玉というものがここにないと。
といいますのは、宇陀市が将来につながる、この5億7000万円を有して、つながる事業がここに見当たらないというように考えるわけですけれども、そういう議論、話し合いというのは、当然ここの項目に上がっておるわけですので、話し合いがされたのか、そういう意見が出たのかということをまずお聞きしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
中尾財務部長。
財務部長(中尾 辰彦君)
お答えをさせていただきたいと思います。
ただいま大西議員のほうからご質問でございますけれども、今回のこの補正の経緯につきましては、かねてから政府のほうでいろいろうわさは出ておりましたけれども、国のほうからの指示では緊急に対策をしなさいとこういうことでございました。
一つの考え方として、先ほど議員がおっしゃいましたように、住民の皆さん、市民の皆様方に夢を持っていただくような大きなプロジェクト事業等々も選択肢の一つではあったわけでございますけれども、この交付金の趣旨そのものが緊急を要すると、速やかに対応しなさいとこういうことでございましたので、その趣旨にかんがみまして、我々が今まで各方面から要望あるいは事業計画等々をお聞きしている中で、この5億7000万円の予算枠でおさまる分野を優先的に選択をさせていただいたというようなことで、それぞれの庁内のセクションのほうで懸案事項を今回、重点的に予算配分をさせていただいたと、こういう趣旨でございます。
議長(玉岡 武君)
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
もちろん、単年度でこの5億7000万円を使い切りなさいということですので、もちろん緊急対策ですので、即、効果が上がるようにということであろうかと思うんですけれども、そこで一つちょっとお聞きしたいのは、幼稚園、公民館、小学校、中学校のデジタルテレビ。これにつきまして一つお聞きしたいのは、地元の業者で買ったらポイントありますね。このポイントというのが非常に金額が大きいわけですので、ポイントがつくことによって、また利用ができるというようなシステムが、当然このエコカーにも13年以上の車でしたら26万円のものを出しますよとか、いろんな優遇措置がここにあるわけでございますけれども、その点についてはどのように考えておられるか、一つお聞きしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
森田副市長。
副市長(森田 博君)
ただいま大西議員さんからのご質問にお答えいたしたいと思います。
趣旨的には、やはりこういう経済対策につきましては、地元業者を優先する必要があるのではないかというような趣旨かと思います。
リーマン・ショックによりまして、100年に一度という不景気の状況にあります。ましてや、宇陀市の商店街を見れば、本当に冷え切った状態になっておると思います。そういうことも踏まえまして、我々としても何とか地域の経済の活性化をしていきたいという考えもありますので、先般6月8日付で、私の名前で各所属長に対しまして、市内業者への受注機会の配慮をしてくれというような通達もしておりますので、先ほどの指摘にありましたような形で、何とか地元業者を優先的に考えていきたいと考えておる次第でございます。
議長(玉岡 武君)
エコポイントについての答弁。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
ちょっとエコポイントにつきましては、地元業者がどういう形でしておられるか認識しておりませんので、そこを再度勉強いたしまして、エコポイントがつくような形でまた何らかの還元をしていきたいと思っております。
議長(玉岡 武君)
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
先ほどの補足ですけれどね、もちろん大きな名前の電機メーカーによったら、ポイントを上げまして、それがはっきり言いましたらその金額にかわると、お金にかわるということでございますので、これをどちらを選択されるかということはお任せするにしても、大事なことですのでね。
ちなみに、10万円のものを買いますと、1000円返ってくるんですね、ポイントが多分。1000円でしたね。
議長(玉岡 武君)
大西議員、それは商品によりましてね。
19番(大西 進君)
そうですか。
私の言っておるのは、会社の名前を出せませんから、買いますと、商品と違いますよ、ポイントがつくんですよ、すべてに。そのポイントが収入になるん違うかと私は言わせていただいておるわけです。
そこで、こういうテーマがなかったのかということでお聞きするわけですけれども、まず市長、一つお聞きしたいのは、病院。要するに、臨時対策債ですので、小学校までの医療を無料にするとか、そういう住民の方が安心して、またみんなが、この5億7000万円が平等に行き渡ったんだなというそういう実感がこの予算にはないわけですよ。だから、そこらをひとつ、将来に費用を使ってもつながるということも考えていただけなかったのかと、私そのように思うわけですけれども、その点について市長。といいますのは、新しい病院、また診療所を個人経営されている方も非常に苦しいんです。
そういうことで、もちろんこれ全額無料と違いますね。健康保険でしたら7割が返ってくるんです。3割を負担するだけです。そういうことも考えますと、何か住民がよかったな、こういう緊急対策でこういう実感ができたなということが目玉としてなかったのかということをお聞きするわけですけれども、当然ここに計上されていますので、今さら言うても一緒だよという話になるわけですけれども、その考え方をひとつ市長にお聞きしたいです。
議長(玉岡 武君)
中尾財務部長。
財務部長(中尾 辰彦君)
市長のご指名でございますが、事務的なことで私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。
ただいま大西議員がおっしゃっておりますような施策を提案いただきましたけれども、我々が県を通じて国の方針をお聞きしておる限りでは、今回の交付金はまるで交付税のように、一般財源でどの事業にも使ってもいいというような趣旨ではございませんでして、ある程度限られた枠、経済活性化につながるというような事業を起こした団体に対して交付されるもので、そういった事業にこの交付金を充当しなさいとこういうことでございますので、今ご提案いただいた件につきましては、またそういった趣旨の財源が捻出されるときに検討すべきものかなとこのように思っております。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
私もこの問題について、予算委員に入っておりませんので発言をさせていただきます。
今回の地域活性化・経済危機対策臨時交付金、私、議会運営委員会でも申し上げたんですが、単なる今回の補正予算は通常の補正予算ではないと。額でもかなり大きい規模ですので、ぜひ議会の側からも論議をさせていただきたいということで、あす、補正予算の特別委員会が開かれるということで結構でございます。詳細につきましては、あすの各委員さんの質問の中にゆだねたいと思います。
ただ、今回、私も資料を持っておりますが、地域活性化・経済危機対策臨時交付金は、奈良県の場合は奈良市が10億円余りですが、2番目に宇陀市が多いわけですよね、5億7000万円と。そういう意味では、先ほど大西議員がおっしゃいましたように、私も、これを何か宇陀市の将来のために有効的に使っていただけないのかということで予算を見たわけですから、従来の延長にすぎないと。新たな施策は見られないので、非常に残念なんです。
例えば、私は3月議会で、ここの中でも出ておりますが、ひとり暮らし高齢者安心安全の予算だというのであれば、高齢者のひとり暮らしの方については火災報知機を無料で配布してもいいのではないかということをあのとき提案したと思うんですが、今回は全く反映されておりません。予算的にもそう高額ではないと思うんです。
今、財務部長がお話しされましたように、国が一定の枠をはめて、その中でやりなさいということなんですが、そういう意味では、慌てて今回、予算執行をしなければいかんので提案されていると思うんですけれども、やはり今、地域の経済というのは大変疲弊しております。そういう意味では、本当に皆さんはのどから手が出るほど欲しい。例えば、定額給付金も、ほとんど既に交付は終わっていると思うんですけれども、つい二、三日前の日銀の通貨の統計を見ますと預金高が非常にふえたということで、定額給付金は消費に回らないと、将来不安の預金に回ったというようなそういう解説も出ておりました。
なるほどなと。やっぱり現在の国民生活はかなり苦しい、将来不安を迎えている中で、やはりそれに向かって財政出動していなければならないのに、今回の国の予算は税収を超える赤字国債を発行しているわけです。そのことは当然、将来のつけに回ってくるわけですけれども、既に800兆円を超えるような国債の残高を持っている中で、我々の将来はますます不安になると。
そういう意味では、やっぱり社会保障、社会不安をなくすような経済政策をしてほしいんですけれども、どうしてもやはり従来の延長で、海外輸出のできない自動車をエコで使いなさい。しかし、相当な元金がなければ、エコカーには買いかえできないわけです。電気製品についてもそうですね。
だから、そういう意味では、住民が本当に喜ぶような財政出動を地方財政でお願いしたいんですけれども、まず、そういうような予算編成は今さら、我々が修正案を出さない限りできないと思うんですけれども、考え方としては、やはり地域経済が潤うような財政出動をお願いしたいんですが、市長はそういう方向で考えるならば、新たにいったら9月にもまた補正を出せる可能性があるわけですから、そういう方向について、もしお考えがあるなら聞かせてもらったほうがありがたいと思います。その点はいかがでしょうか。
議長(玉岡 武君)
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
今回の国の1兆円の補正予算、県が4000億円、市町村が6000億円。先ほど財務部長が申し上げましたように、そういった事業に使うんだということで、おっしゃっておりますように、奈良県でも奈良市に次いで宇陀市が多いと。これは、恐らくいろんな基準財政需要額なり、あるいはまた合併の関係なり、あるいはまた過疎の関係なり、そういったものを含めて、限度額というものを5億7600万円とこういうような限定をしてきたというのは、国の一つの縛りがあったわけなんです。ですから、そういうところで、こういう事業をやりますよということで国のほうにも話を申し上げてきたわけです。
これは、先ほど部長が申し上げたとおりなんですが、この中にも1兆3760億円というのは、次の公共投資臨時交付金というのが今も一緒にあるわけなんですが、これは公共事業の交付金として、いわゆる国の補助のあるもので補助率のないもの、あるいはまた地方で事業をやると、地方単独の事業、そういった事業に対して交付金をするんですよと。
だから、それぞれの単独のいわばセクションの中で、こういうような事業をやりますからということで申請をして、それが認められればオーケーですよと、こんな縛りがあるわけでして、次の公共投資臨時交付金の問題についても、先ほどおっしゃったように、確かにいろんなところに幅広く交付ができるようなシステムになっておれば、それは私はいいと思いますが、そういうような縛りというものがありますので、次というよりも、今度の1兆3760億円の中には、なかなかそういったものも入れないのではないかなとこのように思っておりますので、公共事業そのものに対してどうするかという問題は、これからやっぱり申請しなさいという話なんですが、いろいろとこれから模索をしていかなければならないなとこう思っております。
いずれそういう状況が来たら、9月の補正に出していかなければならないと思いますが、先ほど申し上げましたように、そういった事業には、恐らく今度の公共事業の臨時交付金については当てはまらないのではないかなと、こう思っております。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
11番、森下裕次議員。
11番(森下 裕次君)
何点かお聞きします。
まず、14ページの老人福祉費のひとり暮らし高齢者安心安全推進事業委託料、先ほど、社協のほうに委託するということなんですけれども、これは新規なのかどうなのか、ちょっと内容を簡単にお聞きしたいということと、同じページの人権行政推進費の設計管理委託料50万円、これは何の設計管理委託料なのかという点。
それと、15ページの農林水産業費ですね。宮奥ダム強震計測装置、設置義務が生じているものなのかどうなのか。後年度、これからもどういう対応をしていくのかというようなこと。あと同じ部分で、耕作放棄地再利用緊急対策事業補助金の受け入れ先、同じくその下の、補助金の受け入れ先。
それと観光費で、観光案内システムの構築事業委託料で800万円ですけれども、この設置場所はどこなのか。あと、阿騎野宿管理費で設計監理委託料が250万円計上されておりますけれども、これは多分、工事請負費の下段の道の駅宇陀路大宇陀改修工事費に係る設計監理委託料なのかなと思うんですけれども、先ほどの説明によりますと駐車場の整備事業だというようなことを聞いたわけなんですけれども、駐車場整備にこれほどの設計監理委託料が必要なのか。率で申しますと、十五、六%になるんですか、それほどの設計監理委託料が必要なのかということ。
あと、17ページの道路新設改良費です。工事請負費の市道改良工事で、先ほど市道西峠山トジ線の改良工事であるということなんですけれども、これにつきまして、これを採択された優先順位という部分で聞きたいわけなんですね。この優先順位となる採択基準ですね。ほかにも生活道路として緊急を要する改良とか、求められている部分があるのではないかなと思うんですけれども、そういったあるのかないのか教えてもほしいんですけれども、それよりも、まずこの観光道路という側面が大きいと思うんですけれども、それを採択された理由というものを教えていただきたい。
それから、公園費の工事請負費で公園遊具改修工事。公園遊具というものが、管理も難しいし、市内にたくさんあると思うんです。老朽化もしているんですけれども、ここで規定されているのは公園ということなんですけれども、廃校あるいは休校中の小学校あるいは公共施設に附属する遊具等もございますけれども、この公園遊具というのはあくまでも公園というカテゴリー、くくりで行うのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。
以上です。
議長(玉岡 武君)
多岐にわたりますから、最初に質疑のあった部分から、担当部。
上田健康福祉部長。
健康福祉部長(上田 順啓君)
14ページのひとり暮らし高齢者安心安全推進事業委託料につきまして、説明させていただきます。
宇陀市の21年4月1日現在の高齢化率は28.6%と高く、そのうち独居高齢者の世帯数は1196世帯あります。全世帯の約9.1%が独居世帯となっております。これらのひとり暮らし高齢者の見守りを行うために非常勤職員1名を配置いたしまして、社会福祉協議会のほうで高齢者の安心・安全を守るために行うものでございます。
以上です。
議長(玉岡 武君)
石本市民環境部長。
市民環境部長(石本 淳應君)
14ページの目の7、人権行政推進費の節13の委託料の内訳なんですけれども、15の工事請負費の旧うたの湯煙突撤去工事に350万円計上してございますけれども、これの設計管理委託料ということで計上させてもらっております。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
お答えを申し上げます。
15ページ、農業振興費の宮奥ダム強震計測装置更新工事でございますけれども、これにつきましては、ダムの管理点検業務の中に、震度4以上の地震発生時におきましては、目視によりダムを点検して1時間以内に報告をするという義務がございますので、今回、悪くなりましたので更新を考えて予算計上させていただきました。
続きまして、同じく振興費の負担金、補助及び交付金及び農業土木の負担金、補助及び交付金。
一つは、耕作放棄地再利用緊急対策事業補助金及び農地有効利用支援整備事業補助金でございますけれども、これにつきましては、ことしの1月22日に大和高原地域耕作放棄地対策協議会ということで、これは、それぞれの市町村が設立するということで設立をいたしました。構成メンバーは、県、市、農協、農業委員会、南部土地改良区という構成メンバーになっております。この協議会のほうへ事業規模に応じて補助金を交付するということで、今回の計画では、遊休耕作放棄地解消面積につきましては約6ヘクタールの計画をしております。
農地有効利用支援事業につきましては、南部地区にございます貯水池のポンプ等のオーバーホールを考えているところでございます。
続きまして、16ページの観光費の委託料の観光案内システム構築事業委託料の設置場所ということでございます。これにつきましては、現在、このシステムを市内10カ所設置計画をしておりまして、その場所につきましては、今こちらが試案を持っておりますのが室生口大野駅、室生、大宇陀の道の駅、それから市役所、それから榛原駅前にことし計画しております観光施設案内所、まちづくりセンター、各地域事務所ということで10カ所を考えております。
観光費の3番目、阿騎野宿管理費の設計委託料でございます。これにつきましては、今回、予算で提案しております内容につきましては、国道からの入り口中央部分ということで、国道166号線と370号線が合流いたします交差点がございますけれども、この場所において、今までにかなり事故等の件数が多いということで、その改良と、それから駐車場の改修工事。それから、道の駅のかねてから観光客へのもてなし事業が出ておりまして、人数は少ないんですけれども、三、四人程度の小規模の足湯の3事業を考えておりまして、それに対する管理業務でございます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
失礼します。
今回の補正の西峠山トジ線の道路改良工事についてということでご質問いただいておりますけれども、これは室生赤目青山国定公園内にあります鳥見山公園に通じるところの西峠山トジ線という現在、市道でございます。
これにつきましては、かねてより合併前の榛原町時代からも、榛原区の方からこの路線の改修という要望がありました。というのは、この道路は勾配は急であり、カーブが多く、また非常に危険な道路であるということが、ほぼ20年ぐらい前から言われ続けてきたわけでございますけれども、こうした中におきましても、隣接の桜井市のほうへ少し行ったところに集落があるわけですけれども、そちらのほうからも、この道路を何とかしていただきたいという声はかなり以前から聞いておりました。
こうしたことで、現在のところ、日本歴史公園100選にも選ばれたということで、多いときは平日にあっても100台ぐらいの自動車がこの駐車場を利用するということで、途中、スイッチバックの箇所があるんですけれども、ここのところが特に危険であるということで桜井市のほうからも伺っておりました。
こうした中で、この補正についてでございますけれども、各セクション、土木部のほうにも連絡をいただきましたのは5月の連休後ということで、急遽、橋梁の補修点検等も含めましてでありますが、見直しを行いました。こうした中で、先ほどの副市長の話にもありましたけれども、終点付近では約1町歩ほどの山林の寄附をいただいたということと、それと全長で750メートルほど想定しておるわけでございますけれども、このうちの540メートル部分に係る民地のところにつきましては、先ほど言いましたように、かねてより榛原区の方、強い要望があったということで、地権者の協力が速やかに得られたということでございます。
それと、この地域におきましては国土調査も済んでおりまして、市有地が4筆、民地が3筆ございまして、これらの所有権移転登記が速やかに済むということで、工事から所有権移転の登記までの期間が早期に完了するということもございます。
それとまた、副市長のほうからもございましたけれども、これも総務省のほうから通達もありまして、6月6日でしたか、地域の中小企業の受注機会等をふやすようにという形の通達もございまして、こういった関係で、全延長750メートルの工事におきましても、これも可能であれば、起終点から2工区に分けるような形をとりましてでも、発注の機会をふやしたいという形で思っております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
太田都市整備部長。
都市整備部長(太田 政幸君)
失礼をいたします。
公園課の関係で、15の工事請負費の関係でございますが、公園課で直接管理をさせていただいております公園が56カ所ございます。そのうち、遊具の設置されている公園が44カ所ございまして、そのうち、44カ所の公園の中にはスプリング遊具のような小さい遊具から、複合的な大きな遊具、合わせますと181の遊具がございます。
昨年、この上段に委託料で上げさせていただいております関係で、昨年19年度に28公園、榛原と室生の公園を点検させていただきました。また、残る16公園の施設を点検した後に、181基ございますその遊具を精査いたしまして、修理また新しく取りかえるというような判断をさせていただきまして、工事を進めさせていただきたいとこのように考えております。
議長(玉岡 武君)
11番、森下裕次議員。
11番(森下 裕次君)
まず、老人福祉費のひとり暮らし高齢者安心安全推進事業委託料。聞きますと、1名配置するというようなことで、新規であろうかと思うんですけれども、これは、1名雇い入れしなければならないものなのかという部分でちょっとお聞きしたいんですけど、職員の方で対応できないのか。その辺、ちょっと答えていただきたいなと。
あと、その下段の旧うたの湯煙突撤去工事に係る設計管理委託料ということですけれども、解体に係る部分ですよね。新規で設計するものでもないし。この程度、課内で設計できないんですか。350万円の工事に50万円をかけて設計管理を委託するという、その判断基準ですね。正常なんですかということをお聞きしたいですね。大体、新設なら、なかなか難しいかなと思うんですけれども、解体ですので、この辺の設計なり管理は庁内で十分できるのではないかと。その辺、ちょっとお聞かせ願いたい。
あと、宮奥ダムの強震計で、ただ後年度負担が軽減されるような措置を、県なり農林省とちょっと講じていただきたいなと思います。
それから、道の駅の設計監理委託料。割と工事費に比して設計監理委託料が高いように思いますので、いかがなものかということでお聞きしたんですけれども、そういうものなのかなということをもう一度お聞きしたいと思います。
あと、市道改良で西峠山トジ線、わかりましたけれども、先ほど、その中で生活道路で対比されるというか、ラインナップされた部分がなかったのかというようなことをお聞きしたんですけれども、あれば、お聞きしたいなと思います。それがなくて、それだけだったのかということで、その点お聞きしたいと思います。
あと、公園遊具につきましても、56カ所ということでお聞きしたんですけれども、先ほど質問もさせてもらったんですけれども、旧小学校の跡地に残る遊具あるいは公共施設に附帯して設置されている遊具、それらも公園として認識されているのかどうなのかということもお聞きしたと思うんですけれども、それにお答え願いたいと思います。
議長(玉岡 武君)
上田健康福祉部長。
健康福祉部長(上田 順啓君)
今、質問のありました、ひとり暮らし高齢者安全安心推進事業ですが、これは、今の交付金の中の、ふるさと雇用再生特別交付金ということになりますので、臨時職員を1名採用することによりまして、この安心安全事業を進めていくということになりますので、職員をそちらのほうに回すということになれば、ふるさと雇用ということになりませんので、その点をご理解いただきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
石本市民環境部長。
市民環境部長(石本 淳應君)
確かに、簡易な設計だと思うんですけれども、もともとうたの湯の本体の部分ではなしに煙突の撤去という今回の工事なんですけれども、どうも煙突の中にアスベストが入っている可能性がございますので、アスベストの撤去に係るちょっと専門的なものが要るということで、専門業者に設計委託するということでございます。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
お答えいたします。
宮奥ダムの工事請負費でございます。確かに、おっしゃるとおりでございまして、ダムの管理費につきましては、今のところ一般財源ということでございますので、今後、県のほうに補助金を要望していきたいと考えるところでございます。
続きまして、道の駅の設計監理委託料につきましては、先ほども申し上げました三つの事業等を総合して監理をするということで、担当部局としては適当ということで委託料の予算計上をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
先ほどの市内の道路の整備等並びに修繕等の箇所でございますけれども、私どものほうで把握しておりますところ、地元要望も含めましてでございますが、32路線あります。そして、これらに関しましては、20年度の3月議会で繰り越しをいただいた3500万円と、それと平成21年度の修繕費等々で検討してまいりたいとこのように思っております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
太田都市整備部長。
都市整備部長(太田 政幸君)
失礼いたします。
まず、公園課で管理させていただいております公園につきましては、都市公園法に基づく公園としての施設を管理させていただいております。また、先ほど議員さんからご質問のございました公共施設に残る遊具等につきましては、今後、所管する関係課と協議を進めながら、当方で整理等をしなければならないような状況になりましたら、その時点で協議をさせていただきながら進めさせていただきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
11番、森下裕次議員。
11番(森下 裕次君)
細かいことは、あすの予算委員会でまた委員の人が審議してくれると思いますので、よろしくお願いします。
言っている意味はわかるんですけどね、老人福祉費で補助金のための雇用なのかなという側面もあるんやけれども、これによって、ひとり暮らし高齢者安全安心推進事業が進むならば結構なことかなと思いますので、十分に有効利用していただきたいと思います。
それから、人権行政推進費の煙突の撤去なんですけれども、アスベストがあるというようなことで、特別な扱いになるのかなと思うんですけれども、そういうことなのかな。
ただ、言いたいことは、体力をつけてくださいというようなことなんですよ。先ほども、道の駅の駐車場の設計監理委託料についても250万円委託せんなんわけなんですけれども、課には課のエキスパートがいると思うんですよ。新たな建築物をつくるとか、構造物をつくるということになると、やはり専門家のまたいろんな審査基準がありますので厳しいと思うんですよ。だけども、既存のものを改良する、改造するという部分でありましたら、職員の人で十分にできないんですかということなんです。これで300万円ぐらいは経費が浮くわけですよね。
今回、補助金が出たので、これは使わな損、損というような部分もあろうかと思うんですけれども、こういったことが通常の一般会計の中でも多いと思うんですよね。ですので、職員の皆様はもっと研さんを積んでいただきたいと。市長もそのように指導していただきたいと。マイハウスで設計監理できるような、そういった体制をつくっていただきたいと思います。
あと、西峠山トジ線、それで施工されるのは結構かと思います。32の路線についても、また生活道路としての改良の要望があると思いますので、またこれも順次施工していただきたいと思います。
あと、公園課は公園課での所管している部分についてやります。それは当然のことなんやけれども、それはやっぱり行政的な発想でしょう。市民の立場、議員の立場からしたら、ここにも遊具があるやないか、あそこにも遊具があるやないか。でも、それは公園課の管轄外ですと言っているのと一緒やからね。
だから、今回こういうような形で公園遊具、前年度から継続してやってもらっているわけなんですけれども、どこで事故が起こっても市長の責任になるんですよね。市の責任になるんですよね。管理責任。だから、公園課の所管する部分で事故対応をやっているんやというわけにはいきませんやんか。教育委員会の所管する遊具施設もあろうかと思うんですよ。だから、そういうこともトータルして考えていただきたいと。それの確認やったんですけれども、ちょっと寂しいかなという気がしたんです。
先ほどから、目玉になる事業にやっぱり投資すべきだとか、将来につながる事業を起こすべきだということで、いろいろご意見もありました。僕もそれは賛成です。
ただ、今回、緊急経済対策ということで、新たに立ち上げるということが無理やったと思うんですよね。懸案の事項を今回の9億円の予算で消化していくと。それは本当にありがたいなと思うんです。
だから、この9億円を今回の補正で実施する。そうすると、どういうことかというと、来年度の22年度の一般会計で、この9億円部分の事業費が浮いてくるということなんですね。浮いてくるというわけではないけど、助かるということなので、来年度の新規事業でね、22年度の事業で、この9億円分の予算をほんまに住民の方に喜んでもらえる、住民の人が理解できる、認識できる、そして将来に向けての計画に反映できるような予算編成をしていただきたいと思います。それについて、市長、何かございましたらお願いします。
議長(玉岡 武君)
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
今回の補正については、先ほどからるる私どもの担当部も申し上げておりまして、今日まで本当にやれなかった部分というのはたくさんあって、皆さんに大変迷惑をかけていると。大変こういう補正予算をつけていただいたので、この際、一気にやりたいという思いがあったわけでございまして、それは確かに目玉の部分で一括でどんと出したらいいじゃないかというそういう考え方もあるだろうと思いますけれども、できるだけ多くの人たちに共有してもらえるようなそういう執行配分というものをしていきたいなという思いで、こういう予算配分をいたしました。
先ほど森下議員のおっしゃるように、9億円がこれでついたから、来年は9億円それならいいやろうという話ではないと思いまして、必ず9億円そこへ足せるのかという数字的な問題ではないと思います。要は、今までどうしてもできなかったというものをここで補正としてでき上がったと。今度は、あくまでも先ほどの道路の問題なんですけれども、道路の問題も、私はいろんないわゆる生活道路というのはやかましく言ってまいりました。できるだけ一般の予算の中でそういったものが消化ができるようにということで、毎年そういうことはやっぱりやっていかなければならない。緊急の話ではないと思いますので、来年度の予算がおっしゃるように9億円がそしたら減るのかとか、9億円を今度は足すのかという話ではないと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
ほかに質疑はございませんか。
1番、井谷憲司議員。
1番(井谷憲司君)
3件ほどお願いいたします。
まず、1件目なんですが、16ページの目の観光費の備品購入費で、電動アシスト自転車購入費とございます。購入台数が何台か、あと何となく予測はできるんですけれども、一応念のため、その使用目的をお願いしたいというのが1点目。
2点目は、先ほど大西議員のほうから若干話もありました学校ICTの環境整備事業ということで、これは19ページになりますが、デジタルテレビと、あとパソコンの購入ということで、詳細というか、台数については審議資料の中にもございますので、それは結構なんですが、一応今回のこの事業において、国の構想としては全国的には今、パソコンに関しては平均として大体7人に1台ぐらいの今の配置状況かなという中で、今回のこの整備によって、大体3.5人から3.6人に1台ぐらいを設置していこうということになっていると思いますが、今回のこの事業によって宇陀市ではどのような状況になるのかということですね。
それとあと、デジタルテレビの交換の率というのか、それがどれぐらいになるのかということ。
あと最後は、済みません。ちょっと前後します。パソコンに関して、大体1台幾らぐらいで予算を見込んでいるのかということをお聞きしたいと思います。
あと最後、3点目なんですが、先ほどからひとり暮らしの話がよく出ておりますけれども、14ページ上のひとり暮らし高齢者安心安全推進事業ということで、これに関しましては、市長、これは今回補正ということで、財源も全額国・県支出金ということになっております。
本当に理想的な話で言えば、やっぱり地域で見守っていく環境というのが一番いいことでもあると思いますが、やはり、例えば民生委員さんとかにしても、ふだんの生活の中でそういったご負担等々とかも考えて、やはりまた地域的な問題で、ちょっと家が離れているであるとか、いろんな状況の中でこういう事業を考えていらっしゃると思います。ただ、その中で、基本的には単年度ということになるのかもしれないですけれども、またその状況を見ながら来年以降も継続していくような検討というのをされるのであるのか、お考えをお聞きしたいと思います。
以上です。
議長(玉岡 武君)
上田健康福祉部長。
健康福祉部長(上田 順啓君)
それでは、今、質問のありましたひとり暮らしの件につきましては、ことし1年、社会福祉協議会のほうへ委託して実施いたしまして、今後またその状況を検討しながら次年度に向けて検討していきたいと思います。
議長(玉岡 武君)
廣長農林商工部長。
農林商工部長(廣長 俊夫君)
先ほどの質問にお答えいたします。
市内観光施設を結ぶ第2の交通手段として、今回、電動自転車を100台整備したいと考えております。
この100台につきましては、宇陀市観光連盟という組織がございますので、レンタサイクルとして貸し出しを予定しておりまして、当然、市内の各施設において利用をしていただきたいと思っております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
穴田教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(穴田 宗宏君)
まず、テレビでございますけれども、小学校、中学校におきましては、各クラスと、それと特別支援室に1台ずつですので、全教室に当たると思います。それと幼稚園、保育所につきましても各室に1台。保育所につきましては2歳児以上からと、ゼロ歳、1歳はテレビを見ないという形の中で割り当てをしております。
それとパソコンの件でございますが、今現在、宇陀市におきましては、中学生は4.2人に1台、小学生につきましては5.6人に1台でございます。今回、国から示されましたパソコンにつきましては、私ども、先ほど教室のところで大体1教室に2.5台という割合で計画をさせていただいて、この台数をしております。
それと、パソコンの大体単価ですけれども、入札等もございますけれども、約15万円程度のノートパソコンを計画しております。
議長(玉岡 武君)
13番、山本新悟議員。
13番(山本 新悟君)
19ページの学校管理費でございますが、1823万円に対して設計監理費が670万8000円という、これはどういうことですか。委託料。設計監理委託料と、学校管理費のところで出ていますやろう。
議長(玉岡 武君)
学校管理費の中の13番の委託料の内容はどうなのかということですか。
13番(山本 新悟君)
はい、そうです。
それで、教育費のところに1823万円出ていますやろう。校内LAN構築工事費。その半分ほど設計監理委託料になっておるんやけど。
議長(玉岡 武君)
はい。内容について、答弁を求めます。
穴田教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(穴田 宗宏君)
まず、委託料607万8000円でございますが、これにつきましては、榛原西小学校、榛原東小学校体育館の第2次耐震設計委託料でございます。2番目の工事請負につきましては、先ほどのパソコンを購入いたします、それに当たりましてのLAN工事でございます。あくまでも工事費でございます。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
校内LAN構築ということで、この台数。それから、各学校にどの程度設置されるのか。それから、設置した後の訓練、そういうことはどう考えておられるのか。その3点をお聞きしたいと思います。
それから、LAN、そのことについてお伺いしたいんですけれども。
議長(玉岡 武君)
穴田教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(穴田 宗宏君)
ここに上がっております1823万円LAN工事につきましては、先ほどのパソコン、小学生におきましてはパソコン260台、各教室に約2.5台の割合で配置をいたします。それにつきましてのLAN工事。これにつきましては、小学校、10校ございます。10校の中の大宇陀区の小学校4校を除く、ほかの区のLAN工事でございます。
LAN工事ですので、詳細につきましては無線で飛ばす学校もございますし、電線でする部分もございます。要は、教室でインターネットができる状態になるという形でございます。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
19番、大西進議員。
19番(大西 進君)
こまどりケーブルで光ケーブルをやっているんやから、そんなものはすぐに対応できるん違いますの。それと違いますの、それとは別。
もう一つお聞きしたいんやけど、今、日進月歩パソコンが変わっているのに、あえて購入しなければいけないんですか。購入しなければ、この費用が使えない、そういう理解でいいんですか。
議長(玉岡 武君)
穴田教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(穴田 宗宏君)
まず、LAN工事ですけれども、こまどりにつきましてインターネットに接続しますと、有害サイト等の問題も発生いたしますので、この市の設定の規制のかかったインターネットをしますので、こまどりには接続はできません。市職員が現在使っているような設定になります。
それと、パソコンを今の時期ということですけれども、パソコンとテレビにつきましては今回の補正の国からの指示でやりなさいということですので、今回、そういう形でやらせていただいております。
それと、各学校には、パソコン教室で各教室にはパソコンはつながっておりますけれども、やはりそれは非常に古くて重たくて、1時間の授業の間になかなか画面が変わっていかないというので、年間、中では入れかえをさせていただいておりますが、今回こういう形の中で、パワーポイント等もこのパソコンの中には入っておりますので、それを使って自分たちでデジカメで撮って、それを入れて前へ映しながら、自分たちでそういうパソコンで授業をやっていくということも含んでおりますので、ぜひこれは国の施策に基づきましてやっていきたいと思っております。
議長(玉岡 武君)
また、あす詳細もございますので、これをもちまして質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第37条の規定により、予算審査特別委員会に審査を付託いたします。
それではここで、10分間休憩いたします。
2時半より再開いたします。
午後2時20分休憩
午後2時30分再開
議長(玉岡 武君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議案第55号、平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第55号、平成21年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第56号、平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
2番、上田徳議員。
2番(上田 徳君)
この件ですけれども、減圧弁が不良、分解した結果、調子が悪いということで今回、補正の中に上がってきておるわけなんですけれども、こういった機器の定期的な点検あるいは定期的な補修、取りかえ、そういった全体的な取りかえ計画というようなものは、水道施設のそういったすべての部分について計画をされておるのかどうか。
それで、これは補正で来るべきものなのか、それとも年度の間にきちんと点検をされて、そして3月の定例会、いわゆる年度納めの中にきちんと来るべきものではないのかなと。こういった形でこういうものが、いったら補正予算ですから年度当初には考えていなかったよということでございますので、我々としては、その水道を使っている施設がこういった状況によって破損なり、故障なりということによって、受益者が困られるのではないかなというものを感じるわけでございますけれども、そういった点につきまして、補正予算でこうやってつけていただいて、改善をしていただくということはありがたいわけなんですけれども、施設を管理するスタンスとして、年度当初にすべき計画であったのではないかなと理解をするわけなんですけれども、その点についてはどうなんでしょうか。
議長(玉岡 武君)
山下水道局長。
水道局長(山下勝史君)
ただいま上田議員のご質問でございますが、確かに施設関係の点検というのは決められた年数というのもございます。今回、補正で提案させていただきます減圧弁につきましては、宇陀市で21カ所簡易水道の中でございます。それにつきましては、おおむね5年以内という整備点検ということになっておりますが、確かに当初予算で上げるべきかと思います。
この件に関しまして、すべて今までほっておいたわけではございませんので、整備点検というのは、その時期、その時期が来ますと必ず整備点検を行っております。ただ、今回こういう経済危機対策ということで、補正予算がつくということでございますので、これは県にも照会をいたしまして、すべてこの時期に一斉点検ができるのかということで、現在、整備点検ということで予算計上をさせていただいたということでございます。
以上です。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立多数と認めます。
よって、議案第56号、平成21年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに決しました。
議長(玉岡 武君)
次に、日程第13、議案第57号から日程第30、議案第71号の18議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
失礼します。
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の13ページをごらんいただきたいと思います。
議案第57号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2万3820円。
2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。
3、和解の概要。1、本件の和解金として、2万3820円を相手方に支払う。2、当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
次に、14ページでございます。
議案第58号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、40万7939円。
2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。
3、和解の概要。1、本件の和解金として、40万7939円を相手方に支払う。2、当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
次に、15ページでございます。
議案第59号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、3万600円。
2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。
3、和解の概要。1、本件の和解金として、3万600円を相手方に支払う。2、当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
次に、16ページでございます。
議案第60号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、14万8050円。
2、損害賠償の相手方、記載のとおりでございます。
3、和解の概要。1、本件の和解金として、14万8050円を相手方に支払う。2、当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
次に、17ページでございます。
議案第61号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、18ページでございます。
議案第62号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、19ページでございます。
議案第63号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、20ページでございます。
議案第64号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、21ページでございます。
議案第65号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、22ページでございます。
議案第66号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、23ページでございます。
議案第67号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、24ページでございます。
議案第68号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、25ページでございます。
議案第69号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、26ページでございます。
議案第70号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、27ページでございます。
議案第71号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
議案第72号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、29ページでございます。
議案第73号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
次に、30ページでございます。
議案第74号、損害賠償の額を定め和解することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、損害賠償の額、2、損害賠償の相手方、3、和解の概要につきましては、記載のとおりでございます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者からの提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま一括上程いただきました議案第57号から議案第74号までの、損害賠償の額を定め和解することについての18議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、審議資料及び議案書を参照していただきたいと存じます。
説明に当たりまして、損害賠償の額を定め和解することについて18議案のうち、4件につきましては、施設管理等がそれぞれ十分と言えず、そのために発生した事故であります。また、14件につきましては、市教育委員会がスクールバスの運行を委託する業者の運転手によるものとはいえ、公用車での交通事故であります。これらにより、関係の方々に大変ご迷惑をおかけし、まことに申しわけなく思っておる次第でございます。今後は、適正な施設管理等の徹底を図り、また公用車の事故防止を図っていく考えであります。
まず、議案第57号、損害賠償の額を定め和解することについてであります。
平成21年4月18日午前10時ごろ、大宇陀区小附地内の大宇陀人権交流センターが管理するカンデ山公園内において、相手方が子どもをひざの上に乗せてブランコに乗っていたところ、ブランコの座席と鎖との継ぎ手が破損しました。これにより、座席が右下に傾いたため、座席右側の破損した継ぎ手部分で、相手方が右足ふくらはぎに裂傷を負ったものであります。
本件で、市の過失割合を100%とし、相手方と和解し、損害賠償額を支払うものでございます。
なお、損害賠償金については、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
次に、議案第58号、損害賠償の額を定め和解することについてであります。
平成20年11月28日午後9時55分ごろ、近鉄榛原駅前広場の榛原区萩原地内の市道萩原10号線上において、相手方が自動車に乗車する際、路面の陥没により転倒し、右足の右中足骨を骨折したものであります。路面の陥没の原因は、平成6年、当時、下水道取りつけ管埋設工事による埋め戻し跡が10センチメートル陥没したことによるものであります。
本件で、市の過失割合を80%とし、相手方と和解し、損害賠償額を支払うものであります。
なお、損害賠償金については、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
次に、議案第59号、損害賠償の額を定め和解することについてでございます。
平成21年3月30日午前8時15分ごろ、室生区向渕の市道奥山鳴谷線を相手方が自動車で走行中、路面の陥没部分を通過したところ、当該自動車左側の前輪及び後輪のタイヤを損傷したものであります。
本件で、市の過失割合を100%とし、相手方と和解し、損害賠償額を支払うものであります。
なお、損害賠償金については、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
次に、議案第60号、損害賠償の額を定め和解することについてであります。
本件につきましても、議案第59号と同様、平成21年3月30日午前9時30分ごろ、室生区向渕の市道奥山鳴谷線を相手方が自動車で走行中、路面の陥没部分を通過したところ、当該自動車左側の前輪及び後輪のタイヤとアルミホイールを損傷したものであります。
本件で、市の過失割合を100%とし、相手方と和解し、損害賠償額を支払うものであります。
なお、損害賠償金については、全国町村会総合賠償補償保険が適用されます。
次に、議案第61号から議案第73号まで、損害賠償の額を定め和解することについての13議案につきまして、一括してご説明申し上げます。
平成21年1月20日午前8時5分頃、室生区三本松の市道大野三本松線において、市立室生東小学校のスクールバス2号車が右側に脱輪し、民家に衝突したものであります。スクールバスには、市立室生東小学校の児童12名と市立室生中学校の生徒2名が乗車しておりました。事故の原因は、運転手が走行中に一過性脳虚血発作を発症したものと見られます。
本件で、市の過失割合を100%とし、12名の児童うち11名の児童及び2名の生徒と和解し、損害賠償額を支払うものであります。
なお、損害賠償金については、自動車損害賠償責任保険が適用されます。
次に、議案第74号、損害賠償の額を定め和解することについてであります。
本件につきましても、先ほどご説明申し上げました市立室生東小学校のスクールバス2号車が右側に脱輪し、民家に衝突した事故によるものであります。
本件で、市の過失割合を100%とし、民家を所有する相手方と和解し、損害賠償額を支払うものであります。
なお、損害賠償金については、財団法人全国自治協会自動車損害共済と、奈良交通株式会社から支払われます。
以上、損害賠償の額を定め和解することについての18議案について、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより、議案ごとに質疑に入ります。
初めに、日程第13、議案第57号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑をお受けいたします。
質疑はございませんか。
10番、山本繁博議員。
10番(山本 繁博君)
この公園には遊具というものがつきものなんですよね。平成18年にもありましたけれども、遊具でけがをされる方は多いです。そういったことで、これは年に何度か安全点検というものはされているんですか。そしてまた、老朽化した遊具は撤去ということもなされているんですか。それをちょっと聞かせていただきたい。
議長(玉岡 武君)
石本市民環境部長。
市民環境部長(石本 淳應君)
ただいまの質問でございますが、大宇陀人権交流センターが管理しておりますので、私どもの責任ということで、被害者の方に対しましては大変申しわけなく思っております。裂傷されまして、どちらかと申しますと軽傷で済んだということで、不幸中の幸いだったということで、本人の方にも大変おわびを申し上げたわけでございますが、管理につきましては、私ども人権交流センターのほうで、旧大宇陀町時代から人権施策の絡みということで交流センターが現在も管理しております。
そんなことで、最低、年に一度は点検するというようなことで過去から来ておるわけなんですけれども、現在、カンデ山公園にあります遊具、四つあるわけなんですけれども、すべて大変老朽化していまして、さびも発生しておりますので、現在は使用禁止という形で看板も張りまして、ロープも張りまして、使用できないような状態にしているところでございます。
以上です。
議長(玉岡 武君)
10番、山本繁博議員。
10番(山本 繁博君)
今、57号については交流センターが管理というように聞きましたけれども、交流センターには職員が行っているわけですね。それならば、やっぱり行政が管理ということをやていかなければならないとこのように思っております。そういったことで、もっともっと指導をしなければならない。そしてまた、大宇陀の公園だけではなしに、我が市にはたくさんの公園があるんです。このたくさんの公園の遊具、私は先ほど点検をしていただきたいとこのように言いましたね。そういった中で、使えない遊具はそのままロープなどを張って使えないようにしている、そう今、言われましたけれども、子どもというものは好奇心があるんです。本当に乗れるんだろうか、どうだろうかというね。そういうロープとかを張ったら、そういう遊具に好奇心を抱いて、1回乗ってみたいというようなそういう感情があふれてくるわけです。だから、そういうロープを張るよりも早く撤去というようにしていただきたい。けがをしてからでは遅いんです。部長、その点よろしくお願いしておきます。
議長(玉岡 武君)
答弁はよろしいか。
10番(山本 繁博君)
はい、結構です。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
2番、上田徳議員。
2番(上田 徳君)
こういった形で、公園のほうにはいろんな遊具があろうかと思いますけれども、ただマスコミの中でも、小さいお子様が遊具によって身体を損傷されるというような事例も報道されておりまして、遊具に対するとらまえ方といいますか、保護者がおられて、そしてきちんと遊具の使用法を点検なり確認なりされながら使用される場合もあろうことかと思いますけれども、子どもたちだけで、また先ほど山本議員もおっしゃっておられましたように、遊具を本来の姿ではなしに、もっと別の形で子どもたちの発想から使われるというようなことも含めて、遊具についてはいろいろな安全基準が設けられておられるのではないかなというようにも思いますし、また、法律の中でも、こういった器具の点検時期といいますか、点検サイクルというようなものもきちんと定められているように私は思っていますけれども、今回の場合、ブランコということで、回転機とかあるいは電動機とかそういったものとは若干違いますので、そういった安全基準に適用するのかどうか。そこら辺は私もちょっと不勉強で、申し上げておりながら、ちょっと不可解なところがあるわけですけれども、要は宇陀市の所管しておりますそれぞれの箇所で、いろんな形で遊具があると。そういったものを一覧にして、そして何年、何月、何日には一応点検しておるよといったような、ソフト面での管理状況というものが、やはり求められているのではないかなと思うわけですね。
だから、公園別に、遊具別にそういった形で、きちんとやはり何年、何月、何日の、時間まではいいかもわかりませんけれども、どういったことを点検したとか、あるいは業者に発注をするとか、また、こういった特殊なものですので目視点検だけでいいのか、あるいは強度を含めて何らかの形できちんとした技術的な基準に沿った形の点検がなされておるといったことで、我々も現場の中では、よくそういったことで目視点検もあれば精密点検もあるわけでございますので、やはり、こういった形で今回、石本部長のお話では軽傷で済んだことが本当にありがたかった、不幸中の幸いであったということでございますので、このことをやはり他山の石として、きちんと次の事故を起こさないというような取り組みに展開しなければならないのではないかなと、こういうように思うわけでございます。
したがいまして、そこら辺の今後のこういった遊具の管理手法といいますか、管理体制といいますか、そういったものについて、それぞれの関係する事業部署の中で取り組まれている姿があるのであれば、ご説明いただきたいし、もしないのであれば、早急にそういったものも構築をしていただきたい、こういうように感じるわけですけれども、その点いかがでございましょうか。
議長(玉岡 武君)
森田副市長。
副市長(森田 博君)
ただいま上田議員さん並びに山本議員さんの質問という形で、答弁をさせていただきたいと思います。
確かに、本当に管理不十分で申しわけなく思っておるわけなんですけれども、以前から全国的に遊具の事故というような報道があるたびに、各担当部署にその遊具の点検をしなさいということで、その都度指示を出しておるわけでございます。今回もこのカンデ山の事故につきまして、こういう事故が起こったということで、再度、庁内並びに関係出先関係にも徹底したところでございます。
そういうことの中で、このたびの第1次補正の中で公園関係の遊具につきまして、その点検、補修、リニューアルという形で予算計上させてもらったところでございます。今後の対策といたしまして、やはり遊具管理台帳、いつ点検したかとかそういうような、そして精密点検が必要かどうか、一般的な点検でいいのかどうかというような整備点検台帳もこしらえまして、今後の事故対策という形で対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(玉岡 武君)
2番、上田徳議員。
2番(上田 徳君)
今、副市長のほうから、点検台帳のもとで管理をしていただくということでございます。
本当に地味な作業であり、地味な業務にあるかなとこのように感じるわけでございますけれども、そういったことの積み重ねがいわゆる宇陀市の安心・安全につながっていくのではないかなと、こういうように感じるわけでございます。
したがいまして、同種のような事故が再び起こらない、起こさない、そういったひとつ強い思いを持って、この事故をかんがみて取り組んでいただきたい。そのことが今回、犠牲になっていただいた方に対する私たちの思いではないかなとこのように感じますので、ひとつその点よろしくお願いして、私の質問を終わります。
議長(玉岡 武君)
16番、土井英治議員。
16番(土井 英治君)
この損害賠償の59号、60号でございますけれど。
議長(玉岡 武君)
今は、そこへ行っておりませんが。57号を審議しております。
では、これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第57号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第14、議案第58号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
10番、山本繁博議員。
10番(山本 繁博君)
この58号ですけれども、駅前広場にそんなに大きい陥没があったんですか。これ、コンビニへ行ってこられて、車に乗るときに転んで足を折られたというようになっておりますけれども、乗りおりするときに、そのぐらい転ぶような大きな陥没があったんですか。
それと、こんなことを言ったら何ですけれど、何でも保険、保険、賠償、賠償、多くありますね。しかし、何でも保険にまくったらいいというものではないんですよ。行政と本人さんの話し合いというのはなされているんですか。
そして、このけがでも右足骨折ですね。この骨折でも40万7937円ですか。これを支払っておられます。40万円というと大きいお金ですよ。だから、保険を使う前に行政と被害者とが話をされているんですか。いろいろとそういう中で話し合いをされているんですか。それをちょっと聞かせてください。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
ただいまの駅前広場で起きました事故について説明させていただきます。
3点ばかりあったかと思います。場所の状況と、それと相手方との交渉ということと、それと金額ということだと思います。
この中で場所でございますけれども、駅前広場のちょうどコンビニエンスストア側でありまして、私どももよく通るわけですけれども、あの場所におきましては駐車中の車も多く、ちょうど車の下になったりということで、ふだん本当にわかりにくいところかなと思っております。
しかし、その車をとめられることによって、平成6年当時、下水道管、そのコンビニエンスストアだと思いますけれども、そこへの引き込み管の復旧作業の後、これが後輪ないし前輪でかかれて掘れていったのかなとこのように思っております。
ただ、ここで事故に遭われた時間帯が10時前ということで、いたし方なかったのかなとこのように思っております。
それと、相手方との交渉ですけれども、その当時、担当も相手方とも面談し、謝罪等も込めまして交渉を行っております。そして、通院、約55日ほどかかっていたわけでございますけれども、その後、回復されてから示談ということで、そういった交渉、8割と2割というような交渉もさせていただいております。
それと、金額的なものでございますけれども、この方、神戸のほうに住んでおられて、職場が京橋のほうということで通勤等もございました。そして、神戸のほうの団地のほうに住んでおられた関係上、最寄の駅まで行かれるに当たりまして、ギブスをはめられ、そして階段等の通行が困難ということで、スロープのある駅のほうを使われるということ等におきましてバス等が必要になったということと、それと病院のほうにも、これは神戸市内の病院でございますが、病院のほうに行かれるに当たりましても、必要なところはタクシー等も必要であったということで、総金額といたしましては50万9924円要したわけでございますが、これの8割ということで、40万7939円というこのような形となっております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
10番、山本繁博議員。
10番(山本 繁博君)
そうしたならば、これは管理責任ですね。そうですよね。
しかし、こういうことで賠償金を払っていたならば、本当に幾つもこういうのはありますよ。そして、これで管理責任、これは管理責任です。
歩道にもこういう陥没しているところ、ちょこちょこ見られます。そうしたならば、早く早急に応急処置をしていただきたい。工事ができればよりいいんですけれども、早急にしていただきたい。そしてまた、市道に関しても陥没しているところが多いんです。それをやっぱり年に何回か視察に行っていただいて、そういうところがあれば、応急処置として埋めていただくというようなことを心がけていただきたい、このように思っております。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第58号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第15、議案第59号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
16番、土井英治議員。
16番(土井 英治君)
議案第59号と60号は、全く類似の場所、同じ場所と。ただ、時間的に1時間15分違いの、これは陥没場所に前後のタイヤに損傷を与えたということの賠償でございますけれども、わずか1時間15分で同じ場所で事故が起こるということは、これはどうなっておったのか。その辺の状況をちょっと説明してほしいと思います。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
これは、市道、室生区内にムロウ36というゴルフ場があります。が、そこへ行く市道の中に幅60センチ、長さ80センチ、そして深さが10センチ余りの掘れたところがあったわけでございますけれども、この部分がちょうど水たまりという状況でございました。ただ、この部分、若干幅員も広いわけでございまして、ゴルフに行かれる方、また従業員の方、そういった方の中でも、このように2件のこういう事故があったということでございますが、これらの方、三重県の方でありましたり、大阪の方でありまして、地のりといいますか、状況等が初めてかなというようなことも、通報いただいておりましたゴルフ場のほうからも話を伺っておりました。
こうしたことで、これらの方はそれぞれゴルフに行かれるお客さんであったということでございます。そうしたことで、それ以外にも通行者はおったであろうとは思っておりますけれども、そんな形で2台がこのような事故になったということで申しわけなく思っております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
16番、土井英治議員。
16番(土井 英治君)
わずか1時間ちょっとで、この59号の損害賠償の人の時間に前後タイヤがパンクしたと書いてありますやろう。そうすると、そんな1時間の間に、その2本のタイヤが修理ができたのかなと。この車がもうおらなくなって、すぐにできたのか。神わざみたいな事故やなと思って、これは何とかわからんかったのか、この辺がどうなっておるのか。そんな簡単にできるものですか、タイヤの修理というのは。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
ただいまの件でございますけれども、まず、この被害状況でございますけれども、最初のほう、これにつきましては、タイヤの横側がちょうど3センチほど切れて、あとの修理もできないという形で、これは恐らく、10センチほど下がったところのアスファルトの角で切られたのかなと思っております。
それと、この大阪の方でございますけれども、水たまりを恐らく真っすぐ走行されていったということで、10センチ余りのへこんだところ、そこを踏み込んでいったことによって、ホイールも。このタイヤ、かなり扁平率の低いタイヤでございまして、そういったところでホイール、アルミホイールと聞いておりますが、これもゆがんでしまったということでございます。
そして、これらの通報をいただいておりますのがゴルフ場のほうからいただいておりまして、そしてかえられたのも自動車屋さんにお願いしたり、またはスペアのタイヤという形でされていることを伺っております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
いいですか、答弁。
要は、1時間の間に、その最初の事故によって、後の処置をその間にできなかったのかという意味を言ってはったん違う。それについてはどうなんですか。
土木部長(西田 茂君)
ちょうど、それも通報をいただいておりますのが、ゴルフ場からは午後にいただいております。ちょうど帰られるときに、お客さんがゴルフ場のほうにそのような話をされたと。そしてその後、お客さんから話をいただいたゴルフ場からこちらのほうに連絡をいただいたということで、事故が起こってすぐ連絡があったのではなくて、そのままゴルフに行かれて、そして帰られるときに、ゴルフ場を通じてこちらのほうに通報をいただいたという状況でございます。
議長(玉岡 武君)
9番、多田與四朗議員。
9番(多田與四朗君)
先ほど、土井議員も指摘されたような、指摘されなかったような感じでございました。その後、議長のほうで西田部長のほうにも質問をされたようでございますが、答えとしては、私もここで事情を今、答弁を聞いていましたら、よくわからないんですけれども、通常でしたら、1時間後の同じ箇所での事故ということでございますので、例えば、どの程度の大きさの穴だったのかわかりませんけれども、何か危険なら危険ということで、何らかの形の表示であるとか、応急的な対応とかそういうのは、やはり市道である以上は、連絡を受けた時点で、今の話だったら連絡を受けたのはかなり後ということですね。そのまま行っちゃったから。
だから、ゴルフ場も何らかの形でそれを連絡してもらえれば一番よかったんだろうと思うんですけれども、そこらの連絡をやはり密にしていかないと、先ほどの57号もそうですし、58号もそうですし、公園もそうですし、コンビニエンスストアの穴もそうですし、やはりすぐに対応しないと。年に一、二回では非常に見落とす場合が多いのではないかなと思いますので、やはりそれぞれが連携をとり合って、それぞれのセクションだけに任せるのではなくて、お互いにやはり通勤の中でも安全対策というような意味合いで、そのセクションだけの点検と違って、職員がそれぞれ注意していく必要があるんではないかなというような私は印象を持ちましたので、そういったところでいろいろと検討してくだされば、改善されるのではないかなと思います。一考を申し述べて私の質問を終わります。答弁は結構です。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
2番、上田徳議員。
2番(上田 徳君)
本当に公共の道路でこういったことが起こってくると、大概、管理者のほうに責任がございますけれども、同じようなことで、このごろ道路の横断溝のクレーチングが盗難に遭うという事象が発生しております。先般も、たしか同じようなところで横断溝の盗難がございました。私が市役所に連絡した時分には、もうほかの方からも連絡をいただいておりました。
ただ、こういった情報が入ったときに、市役所のどこへ電話したらいいか。8時30分を回っておれば、どこでもいいかなと思いますけれども、8時30分の始業までにそういった連絡というのは、住民の方々からいただくことがあるわけなんですけれども、同じような今、1時間30分の間に二つも起こっておるというような部分の中で、これはたまたま先に起こされた方が何らかの処置をされて、その現場からいなくなったところにまた来たんだなと、このように拝察をするわけですけれども、そういったもちろん道路管理上の問題はあるとして、そのことがどういう形で、始業前であっても例えば市役所の守衛室ですか、管理事務所ですか、そこに連絡するようになっておるとか、そういうようなものも、きちっとまた受けとめてやってもらえるとか、それとあと、こういった部分、道路の管理上の問題ですので、費用対効果もあるのかなと。
そんなことを考えておったら、行政はどうなっておるねんと怒られるわけですけれども、片側で保険の部分で対応は可能だと。そうなってきたら、こういう傷んでおる道路も放置されるのではないかなと。そういう危険性もあるのではないかなというように私は感じるわけですね。やはり、道路は道路管理者のほうできちんと整理をされた上で使っていただくというのが基本原則ではないかなと思うわけですけれども、それについては自治会とか、いろんな関係機関に向けて、行政の皆さんのほうからモニタリングが働くようないろんな制度をつくってくださっていると、このように私も理解しておるし、私なんかもそういった立場に近いものですから、すぐにものがなくなったりとか、あるいは異常があったときは連絡をもらって、自分でできる部分はするわけですけれども、できない部分については連絡をさせていただくといった中で、一つ、その費用対効果の部分の考え方があるのか、ないのかというのが一つと、それから、緊急のそういった連絡の窓口は市役所の中で24時間あるのかどうか。そのことを含めて、2点だけお伺いしておきたいなと思います。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
ただいまのご質問にお答えさせていただきます。
まず、時間外等の件でございますけれども、これにつきましては、夜間並びに朝、または土、日、祝日等の場合でありましても、守衛の方、また日直の方から担当のほうに電話をいただくという形で、それを受けた段階で関係職員、市のほうに集合、もしくは現場のほうに家が近ければ、そちらのほうに行って、緊急の対応をやるという形の体制はとっております。こうしたことで、お互い職員間、緊急連絡網という体制づくりも行っておりまして、伝達方法等も逐次、打ち合わせ等を行いながら進めております。
それと、費用対効果ということでございますけれども、それと、自治会等への周知並びに依頼と、また連絡をいただいてということでございますけれども、これらにつきましても、私もことしの4月、土木部に着任しましてから、道路の改良関係もそうですけれども、こういった事故等が発生するような状況というのは一番重視しておりまして、ことしも常々、部長会等があるときには、各部長さん方にはそれぞれの職員の方でこういった道路の損傷部分とか、また先ほどのクレーチング等の盗難も最近よく起こっておりますけれども、いろんなものが起こった場合は、それぞれの職員さん、通勤途中もしくは家の周り等でそういうものを見られたら、建設課のほうに連絡してくださいよというお願いを毎月、行っております。
それと、もう一つこういった関係で私どもが今進めておりますのが、郵便局との協定というものを進めようと思っております。榛原、室生区におきましては郵政事業株式会社の榛原支店、そして大宇陀、菟田野区におきましては桜井支店になるわけでございますけれども、それぞれの郵便局と協定を結びまして、郵便のことですので手紙、はがき等を配送されるときに、気づかれたら市の建設課のほうに連絡をいただきたいとこういう思いを持って、今現在、郵便局と調整を進めております。
それと、自治会のほうからもいろいろ連絡もいただきまして、先ほど森下議員のときにもお答えさせていただきましたが、要望等のあるところにつきましては逐次、対応させてもらうことと、それと職員も随時パトロールしておるということで、専属の職員3名ございますけれども、それらが4月、5月におきましても、路面のアスファルト関係でございますけれども、路面の補修だけにおきましても30路線で37カ所ほど修繕をしております。それと、その他水路とかいろんな修繕がございますけれども、それも35路線、36カ所、合わせて65路線73カ所というのを、この4月、5月にも実施しておりますが、こういったことをこれからも進めていきたいとこのように思っております。
それと、おっしゃいました自治会との関係でございますけれども、自治会におきましても、いろいろやっていただける自治会もございますので、袋に入ったアスファルトでございますけれども、常温合材につきましては、4月では30袋、5月では73袋、合わせて161袋という形で自治会のほうにお渡しさせていただいて、そういった箇所を見つけられたところの修復等も、自治会と行政一体となって進めさせていただいておるような状況でございます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
13番、山本新悟議員。
13番(山本 新悟君)
58、59、60号同じですけれども、これもちゃんとした調査をしてもらわんと、逆に警察かだれかを入れてちゃんとしておかんことには、これは悪質でまたこういう問題が出てきたら、何でもかんでも保険、保険で済ませてしまったら、今後いろいろ問題が出てきたら全部、市が責任を持たんなんようなことになるよって、もうちょっと保険、保険ばかり言わんと、ちゃんとしてもうたらどうやろうと思いますけれども。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
当然おっしゃるとおりでございまして、相手方からも、その事故の後で連絡を受けるものでございますので、確かに現地にそういう陥没箇所があったとしても、それらの状況も聞きながら、そこで事故を起こされたものであるかとか、そういうことも確認させていただいております。
また、当然、保険会社のほうにおきましても、その事実関係とかいろんなものをこちらのほうにも調査がございまして、先ほど申しましたように、榛原駅の場合でございましたら、こちらのほうが8割という形で、2割相当分は相手方に請求するという形もとっております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
よろしいか。
それでは、質疑なしと認め、これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第59号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第16、議案第60号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第60号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第17、議案第61号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
18番、泉岡正昭議員。
18番(泉岡正昭君)
この和解金は、先日、通学路線バスにおきましての交通事故の和解金だと思いますが、この和解金に対しまして差額があるのは、これはどういうわけか。また、この差額に対しまして、相手方より今後、苦情が出ないかをお聞きいたします。
また、引き続きまして、本事故に当たりまして、全員協議会で教育委員会から直ちに説明を受けまして、私は第1番目に、これに対して事故の被害者、また加害者の説明を受けまして、教育委員会としては適切に処置をされましたという報告を受けましたが、先日、この事故に当たりまして被害者のほうから、教育委員会として何の音さたもなしに10日ほどしても来ないので、教育委員会へ足を運んでいろいろな話し合いを進めていただきましたという話でございましたが、本当に教育委員会として、この和解に対しまして被害者、また相手方の物損事故に当たり誠意を持って和解いたしたものか、ひとつ正直に説明をしていただきたいと思います。
ということは、やはり何でもかんでも全員協議会で、はい、そうです、はい、そうですと言って我々議員は傾聴させていただいておりますが、このような苦情を議員に言うということは、かなりその相手方も迷惑をこうむっているのではないかと思いますので、それについて、教育長はかわっておりますが、ひとつ説明をお聞きいたしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
教育長、指名ですが、いけますか。
喜多教育長。
教育長(喜多 俊幸君)
ただいまのご質問に対しまして、お答え申し上げます。
1月20日に発生いたしましたスクールバスの事故は、あってはならないことであると感じておりますし、関係児童・生徒及び保護者の皆さん方には、また住民の皆さん方には大変ご迷惑をおかけいたしました。ここで改めておわびを申し上げるところでございます。
また、関係の地域住民の皆さん方、学校関係者の皆さん方にも大変ご心配をおかけいたしました。おかげさまで、このことにつきまして、関係の皆様方のご理解、ご協力を賜りまして、本件の提案をしていただいているところでございます。
私どもは、この問題の解決に努力を続けてきたところでございますが、ただいま議員のご指摘のありました初動の対応につきまして、全く胸を張って誠意を尽くしましたとは言えない事実があるということで、住民の方からもご指摘をいただいているところでございます。
つまり、この保護者の皆さん方あるいは児童・生徒の皆さん方に対しましては、学校から連絡をいただいたということで、教育委員会もすぐに対応ができなかったということで反省をしているところでございます。
その後につきましては、学校での育友会の会合等に出向かせていただきまして、事情の説明あるいはおわびも申し上げさせていただいたところですし、また、個々の生徒、保護者のお宅へもまいらせていただきまして、おわびを申し上げたり、事情を説明させていただいたり、また、本日のこの和解に至りますまでのことでお会いさせていただくという努力を続けてきたところでございます。
今後は、こういうことが一切あってはなりませんということで、私どもは、こんなことで対応をさせていただいたところでございます。
まずは、スクールバスの運行管理要領作成をいたしまして、これに基づきます、事故があった場合のマニュアルの作成をいたしまして、スクールバス関係者にそれぞれお配りをさせていただいて、事故があった場合の対応についてお願いをしたところです。もちろん、教育委員会としてどのように対応をするのかということについても、この要綱の中で定めさせていただきました。
それから、運行事業者へのお願いと指導をさせていただいたところでございます。何と申しましても、運転いただきます方に安全運転をしていただいて、あるいはチェックをしていただくというのが肝要でございます。それぞれの企業、運転者にお願いをしたところでございます。
また、毎月20日を学校安全点検の日ということで定めまして、各学校あるいは教育委員会事務局におきましても、登下校の安全はもちろんですが、そのほかに校舎の安全あるいは先ほど出ておりますような遊具の安全、これを毎月20日と定めまして点検をしまして安全を確保するとともに、今後こういう事故がないように、万全を期してまいりたいと思っております。
また、私も余計なことになるかもわかりませんが、この事故がありましてから、住宅の被害者のお宅にはすぐに参りまして、おわび申し上げたり、事情を説明させていただいたり、またスクールバスにも2度乗せていただきまして、コースを回りまして、送りに来てくださっている保護者の方にもお会いさせていただいて、その場でおわびもさせていただき、また子どもたちにも、安全を期すから安心してバスに乗ってくれというような声もかけさせていただきました。
その後、非常に道が狭いというご指摘もいただきましたので、ルートも変えまして、8日から国道のほうを走るようにしましたし、乗りおりが非常に今まで危険性を伴いましたことから、駐車場の確保もして安全を期したところでございます。
今後とも、一生懸命やっていきますので、ご支援、またご理解を賜りますようによろしくお願いいたします。
議長(玉岡 武君)
18番、泉岡正昭議員。
18番(泉岡正昭君)
ただいま教育長から真心のこもったご回答をいただきまして、納得いたしましたが、先ほどから、この損害賠償云々を聞いておりますと、公園課にいたしましても、土木課にいたしましても、やはり、これは行政の怠慢ではないかと思いますので、今後、工事に当たる検査、また道路の関する管理に当たりましても、十分監督官庁といたしまして見回り等を行ってやっていただきたいと思います。
また、私、このスクールバスの件に当たりまして、せんだって全員協議会でも申し上げましたが、やはり子どもは国の宝でございます。その子どもを予算云々の問題で会社へ委託、またはシルバー人材センターと、いろいろと運行をなさっておられますが、やはりこの点におきましても、教育委員会といたしましても、月に1回なり、また二月に1回なり、スクールバスの運行状況を監督しに回るというような指導をとっていただきたいと思います。これについて、ひとつ市長のほうからご答弁をお願いしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
公共物の問題等々につきましては、確かに、管理監督という問題について至らなかった点というのは確かにあったと思います。十分にこれからも気をつけて監督管理を、また職員の資質の面にも十分に気をつけていきたいなとこう思っております。
一つ申し上げれば、このバスの問題というのは、ある程度の不可抗力の問題があったのではないだろうかと。運転手がああいう形で一過性のものが出たというのが不可抗力になったと、私もそういう面はあると思います。しかしながら、相手方に対しては、何らそういうことは伝える必要はないと思いますので、我々も、これからの運転手、これからのスクールバス、あるいはまた運転をする者にとって十分に気をつけていかなければならないなと、このように今、自覚をいたしております。
議長(玉岡 武君)
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第61号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
それでは、11分間休憩いたします。
3時50分に再開いたします。
午後3時38分休憩
午後3時50分再開
議長(玉岡 武君)
休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、日程第18、議案第62号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第62号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第19、議案第63号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第63号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第20、議案第64号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第64号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第21、議案第65号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第65号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第22、議案第66号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第66号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第23、議案第67号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第67号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第24、議案第68号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第68号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第25、議案第69号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第69号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第26、議案第70号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第70号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第27、議案第71号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第71号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第28、議案第72号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第72号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第29、議案第73号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
12番、坂本徹矢議員。
12番(坂本 徹矢君)
児童・生徒で14人ということでしたけれど、児童1人のほうがまだ和解が成立してないということで、交渉中ということでございますけれども、その児童さんのけがのほうがかなり悪いのか、それとも何かの事情で和解ができないのか、その辺のご説明をよろしくお願いします。
議長(玉岡 武君)
穴田教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(穴田 宗宏君)
子ども14人が乗っておりまして、今回13人の和解が成立いたしまして提案をさせていただいております。1名につきましては、4月20日に治療が終わりまして、その後の請求等、保険会社等と精査ができておりませんでしたので、今回の6月議会に間に合わなかったということで、今後、9月議会に提案できますようにやっていきたいと思っております。
議長(玉岡 武君)
12番、坂本徹矢議員。
12番(坂本 徹矢君)
児童の保護者とのトラブル、何かの交渉がうまくいかないということもないわけですか。
議長(玉岡 武君)
穴田教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(穴田 宗宏君)
この子どもさんにつきましては、今の全13名も同じですけれども、当初けががなかったという形の中で、市の対応が悪くてすぐに病院へ連れていかなかったと、診察をしに行かなかったという中で、5人の方がその後、負傷されておったと、捻挫等がございました。この子どもにつきましては、当初、右肩だけでしたけれども、その後、体育をされておって、また足を捻挫されたと。その辺の因果関係等がございましたので、治療がちょっと長引いたということでございます。それにつきまして、今、4月20日に治療が終わりましたので、保険会社とまた私どもと話し合いを持ちながら、示談。父兄の方につきましても、最後の後遺症等の問題もあるということの中で、ちょっと日を置いておるのが現状でございます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
よろしいですか。
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第73号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第30、議案第74号、損害賠償の額を定め和解することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第74号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決することに決しました。
議長(玉岡 武君)
次に、日程第31、議案第75号から日程第33、議案第77号の3議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の31ページをごらんいただきたいと思います。
議案第75号、訴えを提起することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号の規定により、訴えを提起することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、訴えの趣旨。滞納している市営住宅の使用料及び明け渡しの請求に関する訴えを提起する。
2、訴えの理由。相手方は、長期にわたり市営住宅使用料を滞納しており、再三再四の催告に応じないため、訴えにより滞納している市営住宅の使用料の支払い及び明け渡しを求める。
3、訴えの相手方。記載のとおりでございます。
4、事件に関する取扱い。
必要に応じて次の行為をすることができる。
1、訴えの取り下げ、和解、請求の放棄または認諾。
2、控訴、上告またはその取り下げ。
3、その他請求の内容を実現するため必要な裁判上の行為。
次に、32ページでございます。
議案第76号、訴えを提起することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号の規定により、訴えを提起することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、訴えの趣旨。滞納している市営住宅の使用料の請求に関する訴えを提起する。
2、訴えの理由。相手方は、長期にわたり市営住宅使用料を滞納しており、再三再四の催告に応じないため、訴えにより滞納している市営住宅の使用料の支払いを求める。
3、訴えの相手方。記載のとおりでございます。
4、事件に関する取扱い。
必要に応じて次の行為をすることができる。
1、訴えの取り下げ、和解、請求の放棄または認諾。
2、控訴、上告またはその取り下げ。
3、その他請求の内容を実現するため必要な裁判上の行為。
次に、33ページでございます。
議案第77号、訴えを提起することについて。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号の規定により、訴えを提起することについて議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1、訴えの趣旨。滞納している市営住宅の使用料及び明け渡しの請求に関する訴えを提起する。
2、訴えの理由。相手方は、長期にわたり市営住宅使用料を滞納しており、再三再四の催告に応じないため、訴えにより滞納している市営住宅の使用料の支払い及び明け渡しを求める。
3、訴えの相手方。記載のとおりでございます。
4、事件に関する取扱い。
必要に応じて次の行為をすることができる。
1、訴えの取り下げ、和解、請求の放棄または認諾。
2、控訴、上告またはその取り下げ。
3、その他請求の内容を実現するため必要な裁判上の行為。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者からの提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま一括上程いただきました議案第75号から議案第77号までの訴えを提起することについての3議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、議案書及び審議資料を参照していただきたいと存じます。
それでは、議案第75号から議案第77号までの訴えを提起することについてであります。
菟田野区と室生区に設置された市営住宅の入居者3人に対し、家賃の滞納があり、再三にわたり訪問し、納付督促、納付指導する中、全く納付意思が見られず、条例に基づく明け渡し請求の説明を行うも、いまだ滞納家賃等を納付する意思表示がないため、裁判所に支払い督促の申し立てを行うものであります。
この支払い督促に対して、3人の入居者から有効期間内に適法な異議申し立てがあった場合は、支払い督促を申し立てた日にさかのぼって訴訟となるため、訴えを提起することについて、議会の議決が必要となるものであります。
3人のうち1人については、既に市営住宅から退去しているため、2人については、この支払い督促の方法によっても、なお滞納家賃の納付がない場合は、家賃の支払いと住宅の明け渡しを請求する訴えを提起するものであります。
以上、訴えを提起することについての3議案につきまして、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより、議案ごとに質疑に入ります。
初めに、日程第31、議案第75号、訴えを提起することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
15番、高橋重明議員。
15番(高橋 重明君)
実は、3件共通議案について、ちょっと質問をしたいと思います。
たしか、3月議会でも、同様の訴えが6件ございました。そういう意味では、各件ごとに滞納月数と金額をお願いしたいと思います。
それから、75号議案については、相手方がもう既に退去しているということを聞きましたが、どこの物件が賃貸物件になっているのか、それもお願いしたいと思います。
それから、3月議会では、この3件は当時の対象にならなかったから今回、訴えの提起になっておると思いますが、そのときの状況、また、こういうことであれば、毎議会ごとにこういう事案が発生するのではないかと懸念しております。昨今の経済情勢を考えますと、やはり払いたくても収入がなければ払えないという経済状況でございますので、そういう相手方のことも十分調査された上の訴えなのか。その3点について、お伺いしたいと思います。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
ただいまの高橋議員のご質問にお答えさせていただきます。
まず、1点目の金額でございますが、75号、76号そして77号それぞれ、75号につきましては10万5100円、そして76号につきましては56万4700円、そして77号につきましては38万9300円ということで、これら、3月末現在の金額ということでお願いしたいと思います。75号につきましては、3月末現在で8カ月分、そして76号につきましては12カ月分、そして77号につきましては39カ月分ということでございます。
そして、まずそれぞれの状況でございますが、ここに至るまで、担当職員が2名おりまして、先ほど副市長のほうからも説明がありましたように、戸別訪問等を行いまして、または電話等にもよりますが、督促等を行わせてもらいましたが、この中で、やはりそのやりとりの中でも家賃を払う意思のないような言葉も出てきたり、または、もうそれ以降、対応に応じられなかったという形でこのような状態に至っております。
そうしたことで、例えば、滞納額等、この額よりも多い方であったとしても、納付制約でありますとか、過年度分、例えば、幾らずつでも現年プラス過年度でも納めていただけるような状況であれば、申し立て等を行わないわけでございますが、やはり担当職員並びにこちらからの電話等の対応におきましても、それなりの誠意等がある方には、やはりこういう措置ではなくて根気よく続けさせてもらうとこのような形をとっております。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
よろしいですか。
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
76号の分についてでございますけれども、これも自主退去されまして市外のほうに転居されております。しかし、宇陀市に在住でおられたときの分の額が先ほど申し上げました金額等が残っておりますので、この分につきまして、支払い督促という形で行っていきたいということを思っております。
団地は、市営住宅大野東団地でございます。
議長(玉岡 武君)
13番、山本新悟議員。
13番(山本 新悟君)
この金額、12カ月で56万4700円、39カ月で38万9300円と、これはどういうことで家賃の金額が違うんですか。
議長(玉岡 武君)
西田土木部長。
土木部長(西田 茂君)
公営住宅におきましては、それぞれの方の応能・応益家賃制度をとっておりまして、それぞれの方、一律ではございません。そうしたことで、それぞれの方の一月ごとの収入に応じて、応能・応益家賃という制度をとっておりますので、そういった関係で一月単位の家賃のばらつきがあるという形でございます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第75号、訴えを提起することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第32、議案第76号、訴えを提起することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第76号、訴えを提起することについては、原案のとおり可決することに決しました。
次に、日程第33、議案第77号、訴えを提起することについての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第77号、訴えを提起することについては、原案のとおり可決することに決しました。
議長(玉岡 武君)
次に、日程第34、議案第78号を議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の34ページでございます。
議案第78号、平成21年度辺地総合整備計画の変更について。
平成21年度辺地総合整備計画の変更について、別冊のとおり辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律(昭和37年法律第88号)第3条第5項の規定で準用する同条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者からの提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま上程いただきました議案第78号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第78号、平成21年度辺地総合整備計画の変更についてであります。平成18年度に策定した辺地総合整備計画に、一部事業年度及び事業費等に変更が生じたことに伴うものであります。
まず、赤埴辺地については、それぞれの事業の見直しなどによるもので、赤埴カトラ線の林道開設事業年度を、平成20年度から平成24年度までを平成21年度から平成25年度までに変更し、事業費を4974万円とすること、室生ダム開路線の林道舗装事業年度を、平成20年度から平成24年度までを平成21年度から平成25年度までに変更するものであります。
次に、小原辺地については、小原小倉線の市道開設事業年度を、平成20年度から平成24年度までを平成21年度から平成25年度までに変更するものであります。
深野辺地については、合併時に深野地区から要望があり、近隣地域や名阪国道など交通の要所であることや地域独自の活動などにより、交流人口が増加しており、今後の地域づくりのためのインフラ整備として、携帯電話の不感地を解消するため、携帯電話のアンテナである簡易型移動通信用鉄塔の設置事業を追加したものですが、事業年度を、平成20年度から平成24年度までを平成21年度から平成25年度までに変更するものであります。
なお、不感地解消事業については、あくまでも携帯電話事業者との調整が整い、事業実施が可能となるものであります。また、地域の変更も可能となります。
以上、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
これより、議案ごとに質疑に入ります。
それでは、日程第34、議案第78号、平成21年度辺地総合整備計画の変更についての質疑を行います。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
ないようでございます。質疑なしと認めます。
これをもちまして、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件については討論を省略して、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(玉岡 武君)
起立全員と認めます。
よって、議案第78号、平成21年度辺地総合整備計画の変更については、原案のとおり可決することに決しました。
議長(玉岡 武君)
続いて、日程第35、諮問第1号から日程第36、諮問第2号までの人事案件2議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長。
議会事務局長(山本 栄次君)
命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の35ページでございます。
諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、人権擁護委員の候補者として次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成21年6月11日提出。宇陀市長、前田禎郎。
住所、氏名、生年月日。
次に、36ページ、諮問第2号は、先ほどの諮問第1号と同一議案につき、朗読は省略させていただきます。
以上でございます。
議長(玉岡 武君)
理事者からの提案理由の説明を求めます。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
私から提案理由の説明を申し上げます。
人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、市の議会の意見を聞いて、人権擁護委員の候補者を法務大臣に推薦をするということになっております。
1人は、諮問第1号につきましては、現在、貝田マサコさんという方が人権擁護委員として活動していただいておりますが、平成21年9月30日をもって任期満了いたします。退任をいたしたいということでございますので、後任の方を推薦をいたしたいと思います。
申し上げます。
住所は、奈良県宇陀市榛原区八滝450番地。氏名は河井佳子さん。生年月日は、昭和27年8月16日。56歳でございます。人権擁護委員の任期は、法務大臣の委嘱を受けた日から3年ということになっております。
もう1名の諮問第2号につきましても、全く同じでございまして、現在の中谷幸千代さんという方でございますが、この方が平成21年9月30日をもって任期満了となります。この方につきましては再任ということで、もう3年間お願いをしたいということで推薦をいたしたいと思っております。
申し上げます。
住所は、奈良県宇陀市大宇陀区口今井624番地。氏名、中谷幸千代さん。生年月日は、昭和22年9月17日。62歳でございます。任期は、法務大臣の委嘱を受けた日から3年でございます。
よろしくお願いいたします。
議長(玉岡 武君)
提案理由の説明が終わりました。
初めに、日程第35、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての意見を受け付けます。
意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、意見の受け付けを終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております諮問第1号について、適任と答申することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任と答申することに決しました。
次に、日程第36、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての意見を受け付けます。
意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
質疑なしと認めます。
これをもちまして、意見の受け付けを終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております諮問第2号について、適任と答申することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(玉岡 武君)
異議なしと認めます。
よって、諮問第2号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、適任と答申することに決しました。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
次の本会議は、19日金曜日午前10時から行います。
なお、19日は一般質問の日程となっておりますので、格段のご協力をお願いいたしておきます。
本日は、これにて散会いたします。
大変長時間、ご苦労さまでございました。