本文
日程 |
内容 |
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委員長報告(議会運営委員会) |
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議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
---|---|---|---|
1番 |
井谷 憲司 |
2番 |
上田 徳 |
3番 |
山本 良治 |
4番 |
峠谷 安寛 |
5番 |
田村 幹夫 |
6番 |
大澤 正昭 |
7番 |
井戸本 進 |
8番 |
中山 一夫 |
9番 |
多田 與四朗 |
10番 |
山本 繁博 |
11番 |
森下 裕次 |
12番 |
坂本 徹矢 |
13番 |
山本 新悟 |
14番 |
辻谷 禎夫 |
15番 |
高橋 重明 |
16番 |
土井 英治 |
17番 |
竹内 幹郎 |
18番 |
泉岡 正昭 |
19番 |
大西 進 |
20番 |
玉岡武 |
21番 |
小林 一三 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
---|---|---|---|
市長 |
前田 禎郎 |
副市長 |
森田 博 |
大宇陀地域自治区長 |
植田八三郎 |
菟田野地域自治区長 |
大畑 俊彦 |
榛原地域自治区長 |
桐久保隆久 |
室生地域自治区長 |
勝田 榮次 |
教育長 |
向出 公三 |
会計管理者 |
新子 恵映 |
総務部長 |
奥田 信雄 |
総務部参事 |
中尾 忠 |
財務部長 |
山本 高司 |
財務部参事 |
菊岡 千秋 |
市民環境部長 |
石本 直近 |
市民環境部参事 |
米田 実 |
健康福祉部長 |
向田 博 |
農林商工部長 |
穴田 宗宏 |
都市整備部長 |
高橋 博和 |
土木部長 |
南 幸男 |
教育委員会事務局長 |
字廻 幸雄 |
水道局長 |
森塚 昇 |
市立病院事務局長 |
松村 光哲 |
保養センター美榛苑所長 |
中尾 辰彦 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長 |
上田 順啓 |
監査委員 |
山本 安弘 |
財務部財政課長 |
井上 裕博 |
議長(小林 一三君)
おはようございます。
開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
本年は猛暑の夏でありました。9月に入りましても残暑が続いておりますが、吹く風は秋の気配を感じられる昨今でございます。
本日、平成19年第3回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かとご多忙のところ、ご出席を賜り、ここに開会の運びとなりましたことを、心から厚くお礼申し上げます。
本定例会に提出されました議案は、平成18年度決算関係17件、19年度補正予算、条例の制定及び一部改正など多くの重要案件が提出されております。
議員各位には慎重にご審議賜りますとともに、会期中の本会議をはじめ一般質問、あるいは各委員会を通じまして議会がスムーズに進行できますよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
また、理事者各位には簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁をいただきますようにお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。
開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において、今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますので、ご了承おき願います。
ただいまの出席議員は21名であります。
定足数に達しております。
よって、平成19年第3回宇陀市議会定例会を開会いたします。
議長(小林 一三君)
前田市長から招集のごあいさつがございます。
市長(前田 禎郎君)
おはようございます。平成19年の第3回宇陀市議会定例会が開会をされるに当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては何かとご多用の中をご出席いただきましてまことにありがとうございます。今期定例会は一般会計補正予算が4件あります。条例案が3件、18年度決算認定に係る案件17件、その他の案件が4件、計28件についてご審議をお願いするものでございます。
それぞれの議案につきましては後刻説明をさせていただきます。よろしくご審議をいただきましてご議決、ご承認を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ですが開会に当たってのごあいさつといたします。ありがとうございました。
議長(小林 一三君)
これより、日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布の通りでありますので、朗読を省略いたします。
議長(小林 一三君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において15番、高橋重明議員、16番、土井英治議員を指名いたします。
議長(小林 一三君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会は、本日から9月28日までの23日間といたします。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日より9月28日までの23日間と決定いたしました。
議長(小林 一三君)
日程第3、諸報告を行います。
はじめに、前期定例会でご承認をいただきました議員派遣につきまして、8月23日、24日の2日間、新市まちづくり計画の重点事業として取り組んでおります市立病院建設並びに今後取り組むべき課題であります一般廃棄物最終処分場に係る先進地の調査研究のため、20名の議員を岡山県井原市並びに岡山県新見市に派遣いたしました。
それぞれの市におきまして、議会、行政の代表の方々及び担当者から説明を受けるとともに、現地視察を行いました。
なお、詳細につきましては、議会事務局に備えておりますのでご報告いたします。
続いて、去る7月20日に開催されました「近畿市議会議長会第1回理事会」及び8月8日に開催されました「第2回県市議会議長会」の報告を事務局長にさせます。
議会事務局長(樋口 保行君)
失礼いたします。命によりましてただいまから近畿市議会議長会第1回理事会の出席の報告をさせていただきます。
去る7月20日金曜日、午前11時から大阪市中央区シティプラザ大阪において近畿市議会議長会第1回理事会が開催され、本市から小林議長と私が出席いたしました。
まず、近畿市議会議長会羽曳野市議会長秋田議長から開会のあいさつ、各役員及び事務局長の紹介があり会議に入りました。
会議では、平成19年4月13日から7月13日までの近畿市議会議長会会務報告があり報告どおりに了承されました。
次に、議案審議では会長提出承認第1号として、平成18年度近畿市議会議長会会計歳入歳出決算についてが提案され、審議の結果原案どおり認定されました。
次に、協議事項に入りまして、一つは平成19年度近畿市議会議長会の運営についての協議で各種会議の開催と理事会の運営について、二つ目はその他の事項として、地方分権改革・道州制調査特別委員会委員の推薦について説明があり、委員の推薦は本会副会長である門真市議会議長が推薦されました。いずれも了承されました。
次に、次期第2回理事会は10月19日に開催されることとなり、開催当番市となる兵庫県養父市議会議長からのあいさつ、そして閉会となりました。
以上、提出された議事についてはすべて終了し、午後1時に散会いたしました。
続きまして、去る、8月8日水曜日午前11時から橿原市の橿原ロイヤルホテルで平成19年度第2回奈良県市議会議長会が開催され、小林議長、坂本副議長と私の3名が出席いたしました。その報告をいたします。
まず開会に、五條市議会議長寺本会長の招集あいさつの後、奈良県市議会議長会から議員に対する表彰状の贈呈が行われ、本年度につきましては、33名の議員の方々が表彰を受けられました。
次に、諸報告では事務報告として、本年5月30日から7月31日までの市議会議長会の取り組み、会議出席などについて報告があり了承されました。
次に、その他の事項として、議長会県外都市視察研修について、が議題となり、本年10月22日から23日愛知県安城市への視察研修となりました。
本会の会議日程については以上ですが、最後に、会長の閉会あいさつにより会議を終了し午後0時15分に散会いたしました。
議長(小林 一三君)
次に、去る7月3日に桜井宇陀広域連合議会、8月21日に奈良県後期高齢者医療広域連合議会、8月28日に東宇陀環境衛生組合議会がそれぞれ開催されておりますので、各議会の出席議員の代表から報告を受けます。
まず桜井宇陀広域連合議会報告を19番、大西議員の方からお受けいたします。
19番(大西 進君)
おはようございます。桜井宇陀広域連合議会の報告をいたします。
去る平成19年7月3日桜井市議場において、平成19年桜井宇陀広域連合議会第1回臨時会が午前10時から開会され、宇陀市議会からは土井議員、泉岡議員、山本繁博議員、井谷議員と私大西進の5名が出席いたしました。
まず、井村連合議会議長が開会宣言。長谷川広域連合長の招集あいさつを受けたのち、去る6月13日に死去された故広沢和夫議員に対する黙祷後、議席の一部変更、2名の会議録署名議員の指名、会期を1日などと定めました。
本会議で提案された議案は、桜井宇陀広域連合議会副議長の選挙、桜井宇陀広域連合副広域連合長及び公平委員の選任同意と追加議案の桜井宇陀広域連合議会から選出の監査委員の選任同意の案件で、各議案とも審議の結果、これを同意いたしました。
広域連合長から提出議案理由説明後の、審議の経過につきましては、副議長選挙については、桜井市の井戸隆夫議員が推選され当選されました。
次に、副広域連合長については、曽爾村長の岡田泰昌氏が選任され,これを同意いたしました。なお、任期は4年です。
次に、公平委員については、6月14日付けで前任者が健康上の理由により辞任されたことに伴い、その後任として御杖村大字神末564番地の山本正義氏が選任され、これを同意いたしました。なお、任期は平成21年3月31日まででございます。
次に、追加議案の広域連合議会選出の監査委員は、桜井市の福島昭代議員が選任されました。
以上ですべての議案について審議し、午前10時20分に散会いたしました。
なお、臨時会前に開催された全員協議会では、ふるさと市町村圏基金の運用方法、広域連合規約の一部変更、介護等認定審査実績の3件の報告がありました。
現在、連合の財産であるふるさと市町村圏基金は10億円を保有し、国債購入で運用しているが、本年満期を迎えるに当たり、今後は、構成市村等への貸付する方向で運用することとしました。
また、規約の一部変更は、以前から協議してきた構成市村負担金の負担割合の改正で、平成20年度から均等割20%、人口割80%とし、均等割を各市村4分の1とする桜井宇陀広域連合規約変更の議案を構成市村とも9月定例会で提案されることといたしました。現行は均等割30%、人口割70%で、宇陀市の均等割は、合併前と同じ7分の4であります。
また、介護等認定審査実績については、平成18年度の介護保険、障害程度区分の審査会での認定状況などが報告されました。
簡単でございますが、以上で報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
続きまして、奈良県後期高齢者医療広域連合議会報告を15番、高橋議員の方から報告を受けます。
15番(高橋 重明君)
おはようございます。議席番号15番高橋重明でございます。
議長の許可を得まして報告をさせていただきます。
第1回奈良県後期高齢者医療広域連合議会臨時会の報告。
去る8月21日火曜日午後1時から、奈良県後期高齢者医療広域連合議会第1回臨時会が奈良県市町村会館で開催されましたのでその概要について報告いたします。
本議会は奈良県内39市町村を一つの単位として、市町村長及び市町村議会議員を次の区分により推薦又は選挙により選出されたもの20名で構成されています。その区分は、市議会議員から6名、町村議会議員から4名、市長から6名、町村長から4名の計20名で、宇陀市から前田市長と私、高橋が選出された結果、出席いたしました。
ご承知のとおり、平成20年4月から75歳以上の後期高齢者等を対象とする独立した医療保険制度が創設されます。
奈良県では平成18年9月1日奈良県広域連合設立準備委員会を設置し、12月の各議会で広域連合規約を議決の後、平成19年3月10日付けをもって奈良県広域連合が設立されました。
事務局を奈良県市町村会館7階に置き、出向職員20名でスタートさせており、今回広域連合議員が出席して第1回の臨時を開催したものです。会議は、広域連合議会議長に橋本奈良市議を、副議長に中川王寺町議、議会推薦の監査委員に稲田生駒市議を選出した後、専決処分の承認・条例制定・副広域連合長・監査委員・選挙管理委員・公平委員等の人事案件の同意、平成19年度一般会計予算案等提出された議案すべてを原案どおり可決承認して、午後3時20分過ぎ閉会いたしました。
次回は11月26日の予定でございます。保険料率等具体的な審義が行われます。
以上で奈良県後期高齢者医療広域連合議会第1回臨時会の報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
続きまして、東宇陀環境衛生組合議会報告を3番山本良治議員よりお受けいたします。
3番(山本 良治君)
3番山本良治でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、平成19年東宇陀環境衛生組合議会臨時会の報告をさせていただきます。
去る、8月28日午前10時より、平成19年東宇陀環境衛生組合議会臨時会が東宇陀クリーンセンターにおいて開催されました。
宇陀市からは組合議員といたしまして、上田議員、田村議員、大西議員及び私山本の4名が出席いたしました。
組合議会臨時会については、9名出席で議会は成立し、その後日程に基づき、議席の指定、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸般の報告を行い、田中管理者のあいさつ後議事に入りました。
議事においては、2件の案件が付議されました。
まず1点目、報告第1号専決処分した事件の承認について、東宇陀環境衛生組合の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、職員の扶養手当、管理職手当の改正、そして給料月額の特例に関する条例改正の専決処分について承認を求められたものであります。
同意第1号東宇陀環境衛生組合監査委員の任命につき同意を求めることについては、組合監査委員の曽爾村議会議員の萩原氏の任命について同意を求められたものです。
以上2件が提案され、それぞれ審議の結果、すべて原案どおり全会一致により承認、同意されました。午前10時22分議会を閉会いたしました。
以上で、8月28日に開催されました東宇陀環境衛生組合議会臨時会の報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
日程第4、委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、8月29日議会運営委員会、7月27日及び9月3日市立病院建設特別委員会、7月30日行政改革特別委員会、8月28日議員定数検討特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査いただいておりますので、各委員長から報告を受けます。なお、委員長報告に対する質疑はすべての委員長報告終了後受け付けます。
はじめに議会運営委員長の報告を受けます。
10番、山本委員長。
10番(山本 繁博君)
おはようございます。議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成19年第3回定例会の議会運営委員会は、前田市長、森田副市長、植田大宇陀地域自治区長、大畑菟田野地域自治区長、桐久保榛原地域自治区長、勝田室生地域自治区長、向出教育長、奥田総務部長、山本財務部長の出席により、平成19年8月29日午前10時から市議会第1委員会室で開催しました。
委員会報告につきましては、事前に報告書並びに資料等を配布させていただいておりますので、本定例会運営等に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき報告させていただきます。
本定例会における市長提出予定議案につきましては、条例の制定、改正が3件、補正予算関係4件、決算関係17件、その他の議案4件が本日提案されます。
議案の取扱いにつきましては、条例関係議案は3件のうち、1件を即決、2件を委員会付託とします。
議案第59号、郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、本日提案、即決します。
議案第60号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について及び議案第61号、宇陀市自転車等の放置防止に関する条例等の一部改正については、総務文教常任委員会に付託します。
付託事件の審議日程は、本日は、提案までとさせていただきます。
本会議2日目13日に質疑、委員会付託を行い、本会議最終日に委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論の後、採決に入ります。
予算関係議案は、4件全部を本日提案、即決します。
決算関係議案17件は、決算審査特別委員会を設置し付託します。決算認定に係る審議日程は、本日提案、監査委員の決算審査報告を受けます。
本会議2日目13日に質疑を行い、決算審査特別委員会を設置して付託し、委員長報告並びに質疑、討論、採決は最終日に行います。
決算審査特別委員会の委員会構成は委員9名とし、各常任委員会から委員各3名の選出をお願いします。
なお、議長、議会選出の監査委員にも出席していただきます。
その他の議案につきましては、4件全部を本日提案、即決とします。
次に、議会関係議案につきましては、意見書発議につきましては、議員から4件提出されており、本会議最終日に提案、即決を予定しております。内容は、事前配布させていただいた資料のとおりです。
議会へ提出された要望等は事前配布しました資料のとおりです。
団体からの意見書採択要望のうち2件を産業建設総務文教常任委員会でご協議をお願いすることにしましたので、協議の結果によりまして、最終日提案とさせていただきます。
あと1件につきましては、趣旨に賛同し、提出者、賛成者となる方がありましたら最終日に発議として取扱いますので申し出てください。
その他全般につきまして、前期定例会どおり関係する議案は、なるべく一括上程し、提案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案書は、議長の指名により議会事務局長が朗読します。議案の内容によっては、討論を省略し採決を行います。
以上の内容をもちまして、会期は、先ほど議決いただいたとおり、本日から28日の23日間とし、本会議は、本日及び13日と26日に開催します。
なお、26日に予定の議事が終了しない場合は、28日に本会議を開催します。
また、26日に予定どおりすべての議事が終了した場合は、会議規則第7条の規定により、26日に閉会します。
会期中に開催予定の委員会につきましては、14日に産業建設常任委員会、18日に総務文教常任委員会、19日、20日に決算審査特別委員会、21日に福祉厚生常任委員会並びに政治倫理条例検討特別委員会が開催される予定です。
一般質問は、13日の本会議2日目及び26日の本会議を予定しています。
発言通告書の受付は、本日午後1時に締め切ります。発言順は受付順とし、同種の質問は正副議長が調整を行います。調整にあたっては、該当議員に連絡する場合があるのでご承知おき願います。
議事進行上、理事者の答弁が重複する場合は、議長において答弁を割愛する場合があるのでご了承願います。
一般質問は、質問及び答弁ともわかりやすく簡潔に行うよう留意願います。
一般質問に関して、報道機関から要請あった場合、発言議員名と発言要旨の事前公表するので、ご了解をお願いします。
その他といたしまして、既に通知されておりますが、本日の本会議終了後、全員協議会を開催します。案件につきましては、ご案内のとおりです。
次に、要望関係の資料配布についてですが、今後、議長又は議会あてに提出された要望、陳情等のうち、必要なものはなるべく早期に各議員に資料として配布し、周知します。
次に、議会で審議、決定されていない事項について、報道が先行するといった事案がございました。マスコミ等の取材を受ける場合、特に、審議、決定していない事項については、慎重な取り扱いをお願いします。
次に、夏のエコスタイルの取り組みは、9月末までです。引き続きご協力をお願いします。
定例会前の報道発表について、定例会前であるが、9月4日に市長の記者会見で、今期定例会の提出予定案件の概要について報道発表を行う旨の報告がありました。
今期定例会には、多くの重要案件が提出されております。円滑な議会運営にご協力をお願いし、簡単ですが報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
次に、市立病院建設特別委員長の報告を受けます。
19番、大西委員長。
19番(大西 進君)
市立病院建設特別委員会の報告をいたします。
去る7月27日午前10時から宇陀市議会第1委員会室において、全委員と議長の出席により、市立病院建設特別委員会を開催しました。
私と市長のあいさつの後、会議では担当の健康福祉部、市立病院事務局から1番目としまして宇陀市立病院経営改善計画、2番目に病院建設基本計画、運営形態・病床数及び診療科目・事業規模及び概算事業費、3番目に今後のスケジュールについて説明を受けました。その後4番目でその他で委員長の互選を行いました。
委員各位からの主な質問や意見の内容については、次のとおりでした。
平成16年度以降、赤字決算が続いており、経営改善が急務の課題となっている。また、内部留保金についても今年度で10億円をきる状況となっている。新病院建設事業を進めていく上においても、さまざまな手立てを講じ早急な経営改善の対応を行なうべきである。
また、本年度、病院建設事業関連の予算計上をしているが、早急に執行し平成23年度開院予定を前倒しできるよう努力すべきである。
今までの公立病院のように、大きければよいという認識では、これからの病院運営或いは病院経営は成り立っていかない状況に置かれている。
診療科目や病床数の見直しも必要である。よりコンパクトで機能的な病院、また特色のある病院を目指すべきである。規模の縮小はするが、テナント方式などの運営方法を十分に検証し、市民のニーズに十分対応できるようすべき。
早期に公営企業法の全部適用に移行し、病院事業管理者を設置することにより、経営改善、病院内の意識改革、医師・看護師等医療スタッフの充実を一層図り、市民が求める病院を目指すべき。全国で経営破綻する病院が多い中で、大きな事業費を要する新しい病院を建てるということは、非常に難しいとろころもあるが、市民は一刻も早い病院建設を望んでいる。
医者や看護師の確保や患者の減少等、課題は山積みではあるが、市民が望む新病院像を十分に検討し、早期建設を進めて欲しい。
などの意見が出て、いずれの案件も多くの質問、要望、意見が出ましたが、理事者側の答弁、説明により委員各位、おおむねご理解いただきました。
その後広沢和夫委員長の死亡により、欠員となっておりました委員長の互選があり、私、大西進が委員長に、中山一夫議員が副委員長に選任され、午後12時26分に終了しました。
続きまして、9月9日の委員会では、建替えに伴う現地調査を行いました。
担当課より説明を受けながら病院内の各階と周辺の状況の視察をしてまいりました。
委員からの主な意見、質問につきましては、次のとおりでございます。
診察を行いながら、建替え工事をすることになるので、患者への配慮を十分にするように。
敷地内の施設配置については、全体をよく考えるように。
現在の進捗状況はどのようになっているのか。
などの意見が出て、理事者側の答弁をいただきまして、おおむねご理解いただき、午後3時に終了をいたしました。
また、病院につきましては、重要案件の取扱いにはならないのかという意見がありましたが、その件について事務方より重要案件にはなりませんとの報告をいただきました。ただ診療科目等の変更につきましては、条例改正が必要だということでございます。診療科目、ベット数、その他についてでございます。
簡単ですが委員会の報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
次に、行政改革特別委員長の報告を受けます。
2番、上田委員長。
2番(上田 徳君)
おはようございます。行政改革特別委員会の上田でございます。ただいま議長から許可をいただきましたので、閉会中に開催いたしました行政改革特別委員会のご報告を申し上げます。
去る7月30日午後1時30分から宇陀市議会第1委員会室におきまして、全議員と議長、市長並びに関係理事者の出席によりまして、行政改革特別委員会を開催いたしました。
私と市長のあいさつの後、会議は5月から機構改革によりまして、新たに設置されました財務部行政改革推進室から平成18年度から21年度の4年間で26億円節約を見込む平成19年度行政改革の取り組みについて、手数料・使用料の見直しについて、また、公営企業・特別会計の運営状況、住民協働の考え方についてを議題として、担当部局から資料に基づきまして、説明を受けました。
委員からの主な質問や意見の内容につきましては、次のとおりでございます。
最初に平成19年度行政改革の取り組みにつきましては、市税滞納者に対して取り組む行政サービス等の一部制限については、税だけではなく公共料金等の未納者に対して負担の公平性を保つため、債務者や市民に対して積極的な姿勢を見せていただきたい。
2番目に、職員の人件費の抑制に対する今後の方針と、事業費や各種補助金に対する財源の規模を考慮した上で、職員一人ひとりが目標設定を行い強い意識を持って節減に取り組まれたい。
3番目に、宇陀市所管の公園や緑地の管理につきまして、十分な監視、管理体制の中で運営をされているのか疑問が残る。特に直営管理に問題が提起されている。管理責任者の安全管理を含め検討を求められました。
4番目に、行政改革大綱と実施計画の推進につきまして、関係する部署に厳しい財政状況を再認識させていただき、職員と市民が一丸となり克服すべき課題と、実行すべき施策の周知徹底を行い、効果を計りながら実践に移されたい。
次に、手数料・使用料の見直しについての考え方について。
一つ目に手数料については見直し、すなわち値上げになるわけですが、それによりまして約400万円の増収につながるという説明をいただいておりました。
地域事務所廃止後の住民サービスのために、利便性を考慮して郵便局・コンビニエンスストア等に証明書等の発券機等の設置の意見が出ましたが、地域事務所については、完全廃止は計画をしていない。施設の規模については、名称を含めまして今後の検討課題であるということであります。
また、自動交付システムの導入につきましては、イニシャルコスト約5000万円、ランニングコスト約1400万円が必要であり、慎重に取り扱うとのことでした。
次に、公営企業・特別会計等の運営状況につきまして、最初に水道事業について報告をいたします。
効率化の観点から週休日等の日直体制を3名から1名に減員されましたが、保守体制を含め危機管理の体制はできているかどうか。
2番目に、水道料金が基本料金以内に納まっている中には、井戸水等の併用が考えられ、事業導入時の利用者との確約はどのようにされたのか。また、今後の事業拡大において、井戸水の併用状況等の現状把握調査が必要ではないか。
3番目に、検診経費等の軽減をするための方策として、利用者からの申告制、または自治会との協働による新たな取り組み等アイデアを創出すべきではないか。
次に、下水道事業につきましては、下水道料金の算定について上水道と同じように、井戸水を併用の利用者も存在する中、公平な使用料算定ができているのか。
2番目に、県の下水道処理施設が9年後宇陀市に移管されますが、財源難の中で財政負担は厳しすぎる。そこで新規事業等による管路の延長を図らず、既設の管を活用するよう利用者の拡大を図るべきではないか。また契約に至っていない流域人口の掘り起こしを進めるべきではないか。
3番目に、県の下水道処理施設の移管を受ける前に、施設の改修を含め、増強工事や改修工事を県の管理責任のもとで進めるなどの施策を今から、奈良県荒井知事に要望すべきである。
次に、保養センター美榛苑につきましては、美榛苑の経営改善について民間的な経営感覚をより向上される必要があるのではないか。
2番目に、正月営業等の拡大をシミュレーションした中で、収益を伸ばす努力を図られたい。
3番目に、債務の軽減について、有効な公的資金を運用して利息だけでも軽減できるように検討されたい。
次に、さんとぴあ榛原につきましては、宇陀市立病院とさんとぴあ榛原の給食業務を統合して、一カ所で運営をすべきではないか。
文化体育事業団につきましては、指定管理者として他の業者と競合が可能か。指定管理者の委託を受けた施設の有効活用や集客対策を企画すべきではないか。
2番目に、職員等の人件費の占める割合が高く、生産性が著しく低い。今後は勧奨退職者等の受け皿として人事を構築すべきである。
公共企業等の最後に道の駅宇陀路大宇陀阿騎野宿並びに道の駅宇陀路室生について、各道の駅の家賃について利便性や立地条件を見直し、建物貸付価格の検討が必要である。
最後に住民協働の考え方について、地位力が低下をしている中、将来の地域の担い手を育てることが急がれている。
公共の施設を開放し、文化体育施設の管理運営を協働の形で取り組むことで、まちづくりのアイデアを見いだされたい。
2番目に、行政改革のスピードが遅いのではないか。全体の約20%しか進行していない。
職員の上司である部局長、課長の皆様がリーダーシップを発揮してやっていかれたい。
住民サービスの低下が予測されるが、何でも行政負担の削減や合理化だけでなく、補完できる内容もしっかりと精査をして取り組み、最終的には職員個々の意識にかかっているところであります。職員の皆様の多岐に渡る活躍をお願いしたい。以上であります。
最後にまとめとしまして、本年度行政改革による削減が8億円見込まれておりますが、それにより萎縮することなく、若い人がこの宇陀市に残り、住み続けていけるように、また安心して住めるまちに宇陀市は大丈夫かと心配をかけないまちを作るためにも、住民との協働の思考をめぐらし、関係者の協力をいただきながら、皆で住みよい宇陀市を作らなくてはなりません。
前田市長からも行政改革は、近々の課題として取り組んでいる。いろいろなところからいろいろな要求が出てくるが、職員各位の協力をお願いしながら取り組んで行きたいと締めくくりまして、午後5時25分に終了いたしました。
以上で7月30日に開催をいたしました行政改革特別委員会の報告を終わります。ありがとうございました。
議長(小林 一三君)
次に、議員定数検討特別委員長の報告を受けます。
18番、泉岡委員長。
18番(泉岡 正昭君)
皆さんおはようございます。
ただいま、議長の許可をいただきましたので、議員定数検討特別委員会の報告をいたします。
当委員会は、3月議会で設置、5月臨時議会で選出され、今後の審議の進め方等の検討のため、去る8月28日、午後3時から第1委員会室において、全委員と議長の出席により、第1回目の開催をいたしました。
私のあいさつの後、傍聴の申し出を許可し、審議に移りました。
発言のあった意見としましては、おおむね次のような内容でございます。
定数については、他の市でも減らしているが大きな流れとしてはいいことだと思うが、数の議論の前に減らすことがいいのかどうか、宇陀市としてはどうすればよいか、議論していくことが大切だという意見であります。
また、ほかの市で定数を減らしたからといって、それぞれの自治体の事情は違う。宇陀市もというわけにはいかない。減らす理由についても市の状況も含めて調査すべきである。民意として「減らすべきだ」との声から、減らす理由になっている状況があるのではないか。
また、検討する際に、いったん全市で選挙を行っているので、制度的には厳しいかもしれないが、選挙区制度も調査していってはどうかという意見もございました。
また、この委員会は住民から声が上がる前に、議員自ら率先して検討していこうという考えから設置された。増やすか減らすかという議論も含めて、方向性をできるだけ早い時期に示すべきであるという意見もありました。等の意見がございました。
そして、次回の委員会までに、さらに資料等の収集も行い具体的な検討もできるよう、準備していきたいと思います。
なお、委員会開催前日の8月27日付けの奈良日日新聞の記事について、委員会が開催される前に新聞で方向付けされているようで、委員会としてはまことに遺憾に思う。今後、議員としての発言については、充分注意をしていただくようにと確認をいたし、3時47分に散会いたしました。
以上をもちまして、議員定数検討特別委員会の委員長報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
質疑なしと認めます。
次に、市立病院建設特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
質疑なしと認めます。
次に、行政改革特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
16番、土井議員。
16番(土井 英治君)
先ほどの報告を聞き逃しましたが、委員長にもう一度お聞きしたいと思います。
地域事務所廃止の云々の話がありましたが、もう一度詳しく説明をお願いしたいです。
議長(小林 一三君)
2番、上田委員長。
2番(上田 徳君)
お聞き漏らしたということですので、原文を再度読み上げます。
土井議員さん質問につきましては、手数料及び使用料の改定についてという論議の中にそのような部分がございまして、したがいましてその部分を聞き逃しているということですので再度その手数料の部分で論議があったということも含めまして、ご説明をしていきたいとこのように思います。
手数料については見直し、値上げにより約400万円の増収につながるということ。地域事務所廃止後の住民サービスのために、利便性を考慮して郵便局・コンビニエンスストア等に証明書等の発券機等の設置の意見が出たが、地域事務所については、完全廃止は計画をしていない。施設の規模については、名称を含めまして今後の検討課題であるということであった。
自動交付システムの導入については、イニシャルコスト約5000万円、ランニングコスト約1400万円が必要であり、慎重に取り扱うということでございまして、手数料を発行するのが現在地域事務所でも取り扱ってくださっております。そのことによりまして、委員の皆さんから地域事務所を廃止にすれば、住民サービスが低下するのではないか。そうなると合併をしたところの利便性が出てこないのではないか。といった中で、理事者の方から今の断面どういった形の地域事務所にしていくのかということも含めまして、全部を完全に閉めてしまうということは考えていないというご返事をいただきました。以上でございます。
議長(小林 一三君)
16番、土井議員。
16番(土井 英治君)
結構です。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
次に、議員定数検討特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
20番、玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
先ほど諸報告の後で総括質問を受けるということでございましたので、発言の機会がなかったわけですが、私議会の報告につきまして質問をさせていただきたいと意思がございますが、ここで議会の報告についての質問の機会の発言をお許しをいただきたいと思いますがいかがですか。
議長(小林 一三君)
委員会報告についての総括質問ですね。
20番(玉岡 武君)
特に私の質問の意図とするところは、東宇陀環境衛生組合議会の報告についてお尋ねをしたいわけでございます。発言の機会を得させていただけますか。
議長(小林 一三君)
受け付けます。20番、玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
20番、玉岡でございます。
このたびの報告の中より東宇陀環境衛生組合議会の報告について質問をさせていただきます。
宇陀市における生ごみの現状は既にご承知ではございますが、宇陀クリーンセンターの大宇陀におきましては、容量の90%前後と聞いておりますし、さらには榛原の委託をしておりますマネージメントリサイクル施設が、非常に老朽化しているということで、特にボイラーについての煤煙等の公害の要望も出ている状況でございまして、そこでその対策として今後の方法論といたしましては、いろいろと議論のあるところではございますが、特にその中の一つとして比較的容量の余っている東宇陀環境クリーンセンターの利用について、どうあるべきかということの意見が出ているわけでございます。
そこで議会といたしまして、議員として出席をしていただいております議員の中よりどういう形で公的に発言をされていただいたのか。あるいはその他事項の中でこの問題を議論されたのか。私も地方新聞でおおむねの内容等は理解をしているところではございますが、非常にこのことはこれから将来におけるごみ処理の問題では重要な問題でございますし、そこのところの東宇陀における内容のご報告をいただいていないものですから、これは首長さんというよりも議会の立場でこの問題を今後中長期にどう取り扱っていただけるのか。今現在どういう状況で話が進んでいるのか。その点できるだけ具体的にお話をいただきたいと思っております。
議長(小林 一三君)
これは委員というよりも副管理者の市長の方からの答弁でよろしいですか。山本議員の方からお願いします。
3番(山本 良治君)
玉岡議員の質問にお答えをいたします。
今質問をなさっている要旨については、かねがね論議は協議会の中でもしてきているところでございますが、地方新聞にも出ておりますように、この建設に至ってはそれぞれの地域の要望、そして建設について非常に時間をかけてやってきたこともございますので、そのことを組合として十分地域と論議をされた上でなければなかなか議会で、東宇陀環境衛生環境組合議会の中でどうするべきという回答は今のところは出てきません。そんなことがございまして今回につきましても全員協議会の中で論議はしましたが、三管理者においてその進め方について十分論議をしてもらいながら、進めてもらいたいという程度で止まっているところでございまして、意図することは十分にお互いに認識はしておりますけれども、設置された経過がございますので、その当たりのボタンのかけ間違いをすると、やはり施設設置については、施設そのものが嫌われる施設というようなところから始まっているということを、お互いに認識をしなければ、空いているからすいているからそこにほうり込んでいくという論議にはならない。時間をかけながら地域の人達にも理解をしてもらう。そのようなことが大事ではないかなあとおおむね皆さん方の考え方でございました。
議長(小林 一三君)
20番、玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
今の回答で中長期的な進め方、具体的論はなかったが、宇陀市の立場として必ず一つの手法としてその方法もあるなあということでございまして、視察された最終処分場の問題もしかりでございますが、まず財政的に負担のかからない一番身近な解決策は何かということから、始まっていただくことが関与だと思います。この問題についても手法はともあれ大事なことで早く結論を出さなくてはならない重要課題であろうと思います。ひとつその点を重視していただきたいなあと思うわけでございます。
管理者の方から答弁があれば参考にお願いします。
議長(小林 一三君)
市長。
市長(前田 禎郎君)
生ごみの問題につきましては、今の現状というのは議員の皆さん方もよくご存知であろうと思いますが、今宇陀市においての生ごみの処理は衛生一部事務組合と榛原のリサイクルマネージメントに委託をしている部分、そして東宇陀クリーンセンターで処理をしている部分の3カ所でございます。
私たちも今までの一部事務組合で処理をしている部分と、榛原のリサイクルマネージメントに委託をしている部分についての処理がほぼ満杯に近づいているというような状況の中で、特にリサイクルマネージメントに委託をしている分につきましては、事業所の設備そのもの自体が老朽化をしてきた。これから改修をしていかなければならない状況になってきた。それをどうするのかという問題になりまして、とにかく改修をしていくということにはしているのですが、満杯になってどうにもならないというような状況にきて、果たしてもう一つ建てるのかというような話にはなってこないのではないか。
一つは、東宇陀クリーンセンターの処理の問題につきましては、宇陀市で50%、曽爾・御杖で25・25の半分ずつ持って運営をしているわけです。その処理能力が約50%近い、40何%がいけるのではないかというような状況の中で今宇陀市の問題のごみを処理していただけないかだろうかということで、私はごみ処理センターの組合の方に要望を出させていただきました。その要望を出した状況の中で、議会の方に報告をしていただいたという状況でございます。議会の方でいろいろと協議会が行われまして、協議会の中で私達がよく理解をしておりますあのごみ処理場というのは大変地元にとりましても迷惑施設だという感じもあるわけでありますから、これを例えば室生、曽爾、御杖以外のごみを持って来るということにつきましては、建設された当時から他のごみは持ち込まないという覚書等もあるわけでありまして、そういうこともよく理解をしております。しかしそこで処理をしてもらうためには、その地域の皆さん方にまずご理解を得なければならないのではないかという話の中で、組合はそんなする話と違うということは、もちろん私の方がよく知っておりますので、管理、いわゆる議会と違って組合の方でひとつそういう問題をお願いしに行こうではないか。特に宇陀市としての行政がお願いをしに行かなければならないのではないかということで、組合の方に私はお願いをしたということでございます。
一気に行かないということも私たちは十分よく知っております。地域の皆さん方もご理解をいただかなくては、これはできないという話になるだろうということはよく分かっておりますが、ことここに至りましてはそういう方法も一つの方法として考えていかなければならない。
老朽化してきた問題、ごみの問題について余っているからという話ではないが、早晩大修理をするか、おそらく4、5年でもたないということであれば、建てるかという話になってこようという状況の中で、この問題を早く解決をつけて、そしてどちらかにするかアクセルをどういう方向に踏むかということを考えていきたいなあとこう思っております。
議長(小林 一三君)
20番、玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。終わります。
議長(小林 一三君)
10分間休憩をいたします。
休憩午前11時09分
再開午前11時20分
議長(小林 一三君)
再開いたします。
続きまして、日程に従いまして、日程第5、議案第59号から日程第7、議案第61号の条例関係3議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。事務局長。
議会事務局長(樋口 保行君)
失礼いたします。それでは命によりまして、議案書の朗読をいたします。
議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。
議案第59号、郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、地方自治法昭和22年法律第67号、第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
条文の朗読は省略させていただきます。
次に、3ページをごらんいただきたいと思います。
議案第60号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例平成18年宇陀市条例第49号の一部改正について、地方自治法昭和22年法律第67号、第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に5ページでございます。
議案第61号、宇陀市自転車等の放置防止に関する条例等の一部改正について
宇陀市自転車等の放置防止に関する条例等の一部改正について、地方自治法昭和22年法律第67号、第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました議案第59号から議案第61号の3議案につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第59号、郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてでございます。
この条例は、郵政民営化法、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が10月1日に施行されること、証券取引法等の一部を改正する法律が9月30日に施行されることに伴い、次の三つの条例の整理を行うものであります。
一つ目は、政治倫理の確立のための宇陀市長の資産等の公開に関する条例の一部改正です。
郵便貯金法が、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律により廃止されることに伴い、用語の整理について所要の改正を行うものです。
また、金融・資本市場をとりまく環境の変化に対応し、その制度や構造改革を図ることなどとした証券取引法等の一部を改正する法律により、有価証券の定義の整備が図られ、金銭信託が有価証券として取り扱われること、証券取引法の題名が金融商品取引法に改められることにより、所要の改正を行うものであります。
二つ目は、宇陀市国民健康保険条例の一部改正でございます。
日本郵政公社が、郵政民営化法により解散され、現在日本郵政公社が行っている銀行業については、郵便貯金銀行に承継されることに伴うもの、郵便貯金法の廃止による所要の改正を行うものです。
三つ目は、宇陀市道路占用料に関する条例の一部改正であります。
郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律で、郵便法が改正されることにより、道路占用料条例中の郵便法の引用条文について所要の改正を行うものであります。
なお、この条例は、平成19年10月1日から施行するものです。
次に、議案第60号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてです。
医療職二の栄養科、放射線科、臨床検査科、薬剤科、リハビリテーション科、臨床工学科に主幹を、医療職三に看護主幹を、設置することに伴う所要の改正であります。
行政職ですでに設置している主幹の職が、医療職には設置しておらず、管理職員が一人だけという部署が多く、迅速かつ的確な対応が求められる24時間勤務職場としての医療業務体制の構築、充実を図るものでございます。
なお、この条例は、平成19年10月1日から施行するものでございます。
次に、議案第61号、宇陀市放置自転車等の防止に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。提案理由の説明の前に今回の3条例の改正の状況につきまして説明させていただきます。
地方分権、少子高齢化、行政ニーズの多様化、効率的な行財政運営が求められるなど地方自治体を取り巻く環境はますます厳しいものとなっております。宇陀市におきましても依然行財政状況は厳しく、深刻さを増しております。
こうした状況の中、ご承知のとおり、昨年12月、行政改革懇話会の答申のもと宇陀市行政改革大綱を策定いたしたところであり、本年3月には、この大綱により行政改革への具体的な取り組みとして宇陀市行政改革大綱実施計画書を定め、現在この計画に基づき、鋭意行政改革の推進行っているところであります。
今回こうした行政改革の実施計画に基づき、受益者負担の見直しによる自主財源の確保として、手数料の改定を行うものであります。次の三つの条例の一部改正を提案するものでございます。
まず、宇陀市放置自転車等の防止に関する条例では、市が指定した放置禁止区域に放置された自転車等の移動に係る手数料を、自転車等1台につき1000円から2000円に改めるものでございます。なお、金額的には近隣市を参考にさせていただいております。
次に宇陀市税条例では、納税証明手数料、固定資産課税台帳の閲覧の手数料、固定資産課税台帳に記載されている事項の証明書の交付手数料、原動機付自転車等の標識のき損、亡失等による再交付手数料を200円から300円に改めるものでございます。
宇陀市手数料条例では、住民基本台帳閲覧手数料など200円と規定している事務手数料を300円とするものでございます。
宇陀市税条例及び宇陀市手数料条例の料金改定につきましては、昭和59年4月に宇陀郡内統一されて以来23年ぶりの見直しでありますことを申し添えいたします。
なお、これら3条例は、住民の方々への周知期間などを考慮し、平成20年1月1日から施行するもので、改正後のそれぞれの手数料は、この条例の施行の日以後の行われたものについて適用し、これ以前は従前の例によるものでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
提案理由の説明が終りました。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
始めに、議案第59号、郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第59号、郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第60号、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について並びに議案第61号、宇陀市自転車等の放置防止に関する条例等の一部改正については、本日は提案理由の説明までとし、9月13日の本会議2日目に質疑を行った後、総務文教常任委員会へ付託の予定でございますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第60号並びに議案61号についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林 一三君)
続きまして、日程に従いまして、日程第8、議案第62号から日程第11、議案第65号までの補正予算関係4議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。事務局長。
議会事務局長(樋口 保行君)
失礼いたします。それでは命によりまして朗読をいたします。
議案書8ページでございます。
議案第62号、平成19年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について。
平成19年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に、9ページでございます。
議案第63号、平成19年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成19年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成18年9月5日提出。宇陀市長、前田禎郎。
10ページをごらんください。
議案第64号、平成19年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成19年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成18年9月5日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1枚めくっていただきまして、11ページでございます。
議案第65号、平成19年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。
平成19年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。
平成18年9月5日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま上程いただきました議案第62号から議案第65号の4会計の補正予算案につきまして提案理由の説明を申し上げます。
今回の補正予算は、厳しい財政事情を受けて、一般会計においては当初予算編成以降に生じた財政需要を最小限に押さえながらも、施設管理、災害復旧事業、安定した資金運用を目指した基金積立など、財源確保に努力した補正予算であります。
また、特別会計3会計におきましては、事務手続き的な補正予算でありますので主な概要についてご説明を申し上げます。
まず議案第62号、平成19年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についてであります。予算書を朗読いたします。
平成19年度宇陀市の一般会計補正予算第2号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15億9603万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ192億1727万6000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。
債務負担行為の補正。
第2条、債務負担行為の追加は、第2表、債務負担行為補正による。
地方債の補正。
第3条、地方債の追加及び変更は、第3表、地方債補正による。
平成19年9月6日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
歳出について、今回の補正予算額15億9603万7000円の主な内容を集約いたしますと、体育施設の営繕工事に5334万8000円、災害復旧事業に2億7066万9000円、退職手当特別負担金を含む人件費に4200万円、地域づくり推進基金に12億円、その他の経費が3002万円の5項目に大別できるものと考えておりますので、順を追ってご説明申し上げます。
まず第1点は、体育施設の営繕工事であります。
菟田野区人権交流センターに付属する体育館の雨漏り対策は、長年の懸案事項でありました。
また、榛原総合体育館は平成21年度の全国高校総合体育大会インターハイのフェンシングの会場に決定しており、施設の美装化等、整備の必要に迫られておりました。
財政事情が厳しい中、これら施設の整備には多額の一般財源が必要となるため県当局に財政支援を求めておりましたが、このほど県単独補助金として地域活性化事業総合補助金の内定を受け、さらに、市町村振興資金の調整が進んできたため、菟田野人権交流センター整備として1105万6000円、榛原総合体育館整備に4229万2000円の予算措置を行ったところであります。
2点目が災害復旧事業、並びに火災による改良住宅の復旧工事であります。
7月17日の集中豪雨による災害復旧事業として、農業用施設で8632万9000円、公共土木施設で1億6930万円をそれぞれ計上いたしました。
今回の措置は、9月から10月にかけての災害査定が終わり次第、速やかに復旧工事に着手しようとする考えからでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
なお、農地・農業用施設災害復旧事業に伴う受益者負担金1751万3000円も査定結果によって変動することになりますので、ご承知いただきたいと思います。
次に、本年4月7日に発生した大宇陀区の改良住宅・協和団地での住宅火災による復旧事業1504万円でありますが、これにつきましては、市有財産の総合賠償責任保険によって全額補てんされる見込みであります。
3点目が行政改革の実施計画に基づく職員の早期退職に伴う職員給与費の減額2880万5000円、並びに勧奨退職等による退職手当組合への特別負担金7080万5000円の計上であります。
なお、勧奨退職による退職手当組合への特別負担金の財源として、退職手当債を充当しておりますので申し添えておきます。
4点目が地域づくり推進基金12億円の積み立てであります。
合併特例債11億4000万円を活用した当該基金は昨年度も同額を積み立てておりますが、この時には次の積み立ては3年先と申し上げてきました。
しかし、本年3月の土地開発公社のように、今後、金融機関の対応が厳しくなることが予想されます。また、市中金利が上昇局面を迎えております。
このため、庁内に公金検討委員会を立ち上げ、ペイオフに対応した公金の保管と適切な運用について検討を重ねた結果、宇陀市全体の公金を一括して運用するとの観点に立って、例えば、一つの会計に短期的な資金不足が発生した場合、各会計間、もしくは基金の運用によって弾力的な公金管理を行い、一時借入金を縮減する方策を立案いたしました。
これを受けて、昨年度に引き続き地域づくり推進基金の積み立てを行い、適切な公金管理に努める所存であります。
5点目のその他の歳出といたしましては、平成20年度から始まる市内全域でのごみ分別収集及び後期高齢者医療制度の準備経費、市民マラソン大会の開催経費、児童扶養手当の追加、職員の退職に伴う人件費の調整を行うとともに、新規事業としては財源を県支出金に求めて、未整備森林緊急公的整備導入モデル事業に240万1000円を計上いたしました。
また、歳入におきましては、一般財源として地方交付税を6620万1000円、前年度繰越金で545万4000円を計上するとともに、地方交付税に連動して確定した地方特例交付金並びに臨時財政対策債に所要の調整を加えております。
なお、かねてから早期着工を強く求められておりました菟田野区並びに室生区のCATV整備につきましては、今回、5億円の債務負担行為を設定し年内の着工を目指しております。
以上が一般会計補正予算(第2号)の主な概要であり、補正予算額といたしましては15億9603万7000円を追加し、補正後の予算額は192億1727万6000円であります。
次に、議案第63号、介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書を朗読いたします。
平成19年度宇陀市の介護保険事業特別会計補正予算第1号は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4908万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億1618万9000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
平成19年9月6日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
歳出といたしましては、平成18年度の事業費確定に伴う国、県支出金及び支払基金への返還金が4515万9000円、桜井・宇陀広域連合への負担金が393万円であります。
前年度繰越金を財源として、補正予算額は4908万9000円を追加し、補正後の予算額は27億1618万9000円であります。
次に、議案第64号、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書を朗読いたします。
平成19年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
地方債の補正。
第2条、地方債の追加は、第2表地方債補正よる。
平成19年9月6日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正予算は、地方債の内定による財源の振り替えと、これに伴う地方債限度額の変更であります。
市債を1130万円増額し、これと同額の施設基金繰入金を減額しておりますので、歳入歳出は補正前と変わらず、10億9810万円であります。
次に、議案第65号、下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。
予算書を朗読いたします。
平成19年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
歳入歳出予算の補正。
第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ682万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億3572万5000円とする。
2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。
地方債の補正。
第2条、地方債の変更は、第2表地方債補正による。
平成19年9月6日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
下水道会計におきましては、山辺三にある第1ポンプ場の改修のために122万5000円、宇陀川浄化センター整備事業の負担金として100万円を計上いたしました。
さらに、下水道の普及を図るために下井足マンホールポンプ場を設置するための予算措置を行いました。
今回のマンホールポンプの設置によりまして、農林会館、榛原西小学校等の公共施設の下水処理が可能となり、浄化槽の保守点検経費の節減とともに下水道料金の確保に寄与するものと考えております。
歳入では、前年度繰越金122万5000円を計上するとともに起債充当率の変更等に伴う調整を行っております。
補正予算額といたしましては682万5000円を追加し、補正後の予算額は10億3572万5000円であります。
以上が一般会計並びに特別会計3会計の補正予算の主な概要であります。
冒頭に申し上げましたように、財政事情が大変厳しい中での補正予算でありますので、長年の懸案事項のうち財源確保ができた事業、あるいは災害復旧事業、CATV整備にかかる債務負担など、急を要する事業に限定しておりますことをご理解いただき、速やかなご審議をよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申しあげます。
議長(小林 一三君)
提案理由の説明が終りました。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
はじめに、議案第62号、平成19年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
19番、大西議員。
19番(大西 進君)
今回補正を組まれたわけですが、前年度も12億円が基金として積み立てられ、その内で開発公社の土地の買い取りで8億円ということで、どういう目的で基金が取り崩されていくかということは、大変住民の方も注目をされている。果たして土地開発公社で土地を買った分を買い取るということだけでなしに、せっかく一般財源になったわけですので、その活用というものをしっかりとやっていただかなくては。と言いますのは、土地開発公社におきましては土地の目的外使用はできません。そういうことも合わせますとせっかく8億円の一般財源に投資をしているわけでございますので、運用というものをしっかり、また、早急に取り組む必要もあるわけの中の12億円ということでございますので、しっかりとした使い方を示していただきたい。その中で本年度の10億円の補正ということで、当初予算で176億円ということで、行政改革の答申のように180億円以内で行政が運用されるのだなあということで、しっかりした方向性を行政の職員も示していただいているのだなあと思いましたところ、こうやって補正が出るということは、私としたらいかがなものか。
当初から特例債で認められております基金は、当然考えていた中での当初予算も考えられるのではないかとこのように思うところでございます。そういうことでしっかりと補正に対しましては、当初予算に提案をしていただき、補正が組まれなくとも運営ができるような予算を計上していただきたい。
それから本年度に体育館のリニューアル、菟田野の人権センター、市営住宅のこのことの工事がなされるわけですが、こういう軽微な工事につきましても、委託金、設計管理料として300万円、109万円、120万円とこのような軽微な設計こそ設計事務所に委託をしなくても、職員の方でしっかりとやっていただくということも、私は提案をしながら当然のことだろうと思います。
まして雨漏り工事につきましては、設計事務所の方に委託をしなくても、十分市内の業者の中でしっかりと雨漏りの原因を調査していただいて、安く工事をなされるということも大事なことでありましょうし、それから市営住宅につきましても、当時と同じ建物を復元するわけでございますので、なんら設計という能力はさほど必要ではない。ただし管理という能力については必要かと思います。
そういうことでもう少し経費の削減と日頃から言われているわりに、このような使い方はいかがなものかという思いでございます。
それからごみ分別収集の中で、500万円ということで来年度3月から各区で9品目のごみの分別をなされるということで、旧榛原町の方では9品目を何年か前から取り組んでいますが、もう少し品目を増やして、皆さん方に周知徹底をして、ごみの軽減はもとより、ごみの分別によるごみの減少、再利用等を考えなければごみにかかる費用というのは、年々上昇をしているわけですので、そこらをこれからの取り組みにしていただきたいという思いでございますので、その点について答弁をいただく。
もう1点は、文化体育事業団の職員は出向で行っているわけでございます。どの程度の職員が出向をしているのか説明を求めたいと思います。
議長(小林 一三君)
山本財務部長。
財務部長(山本 高司君)
私の方からは、12億円の地域づくり推進基金の積み立てに対する考え方でございまして、ご指摘のようになぜ当初予算に計上をしていなかったのかということと、この使途について市民の皆様方の理解の得るような使途にすべきではないかという2点に大別できるかと思います。提案理由の説明にもございましたように、本来数年先をもってこの資金運用を計っていこうという考えでございました。
宇陀市におきましては、一次借入金が当初予算で25億円という議決をいただいているわけでございます。今回考え方の中で土地開発公社からの土地取得を6月で議決をいただきました特別会計でも、取得をするその資金は起債であるわけでございますが、起債の入る時期が遅れる、要するに取得が先になって、起債が後になるすき間は当然一次借入金で埋めなければならない。金融機関からの借入れをするよりも、こうした金利上昇がある中で基金を創出して、その基金を運用することによって俗に日銭と言いますでしょうか、会計間の運転資金を確保したいという思いがあったわけです。
当初予算に計上をしなかったといいますのは、3年先という予定であったわけですが、3月になりまして土地開発公社の問題、その他もろもろが急速に変化があり、今回の対応となったところでございます。私の方からは以上とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(宇廻 幸雄君)
ただいまご質問いただきました委託料の件でございます。
教育委員会の部局の中で、現在のところ技術職員というものがいないので、土木部、管理課の方でご協力をいただきまして、今現在準備を進めているところでございますが、今後人事担当部局等との調整も十分いたしまして、こういった部分についての経費節減を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いたします。
議長(小林 一三君)
南土木部長。
土木部長(南 幸雄君)
私の方からは住宅の委託の問題ですが、4月7日に消失しました住宅につきましては、保険等をもらう関係上2戸連棟で建っていますが、それを1戸する棟も含めて検討を加えるための設計委託料を計上しております。以上でございます。
議長(小林 一三君)
米田参事。
市民環境部参事(米田 実君)
じんあい処理費の490万9000円の補正でございます。
これにつきましては来年の4月から実施をいたしますごみの分別収集に伴いまして、指定のごみ袋の購入が227万6000円、市民全戸に配布いたします分別収集の手引きの作成215万3000円をみております。
自治会に協力を求めながら、住民説明を行いまして、ご理解をいただきながらごみの分別、減量化を図ってまいりたいと思っております。
また、品目を増やしてはということでございますけれども、現在既に榛原区の方が10年ほど前から9品目の分別収集をやっております。
まず9品目に合わせまして、ごみの分別の徹底をしながら減量化を図ってまいりたいと思っておりますし、順次それについても検討をしてまいりたいというように考えております。以上です。
議長(小林 一三君)
中尾総務部参事。
総務部参事(中尾 忠君)
文化体育事業団へ出向をしている職員の人数でございますが、現在14名でございます。
議長(小林 一三君)
19番、大西議員。
19番(大西 進君)
先ほどの説明の中でも、大宇陀区の市営住宅が2棟が1棟になるということですけれども、そのことについても確認申請というものが当然いるわけですが、それは大幅な見直しということだけでいけるわけでございますので、職員の手でも十分にいけるのではないか。そういう軽微な設計については当然努力をしていただきたいとこのように思います。
最後に文化体育事業団の職員の人数でございます。14名の方が体育事業団に出向をしているということです。文化体育事業団が指定管理を受けまして、総合体育館、温水プール、総合センター、平成子供のもり、宇陀市文化会館の五つの運営をしているわけでございます。その中で利益が上がるというのは、温水プール年間で1800万円、宇陀市文化会館の使用料しかあがらない中で、職員が14名も出向をしている。その中で非常勤であるバイトの方もそこにお勤めであります。そういうことを考えますと文化体育事業団のシステムというものを大きく見直して、後日決算でもそのような質問をさせていただくつもりでおりますけれども、早期退職者の方をそういう所に派遣するという考え方も持ち合わせなければ、当然義務的経費、人件費が48億円引く3000万円という大きな数字をあらわしているにも関わらず、皆様方が申されております給与費のカットよりも、早期退職で安定をした仕事につくために、いろいろな条件を出して、例えば年金をもらえるまで行けるとかいうような条件を出して、なるべく人数を減らせるようなシステムを構築しなければ、これから宇陀市は目が覚めれば人件費、目が覚めれば人件費ということで、義務的経費で必要な経費でございますので、その点を市長、どのような考え方で、文化体育事業団に活を入れていただきたいなあと思いますが、どのようなものでしょうか。
議長(小林 一三君)
市長。
市長(前田 禎郎君)
人件費の問題でありますが、まず宇陀市の職員については既に皆さん方もよくご存知のように、類似団体よりも大変多いということもいろいろと言われております。先ほど大西議員のお話もありましたけれども、私は二通りの考え方があるのではないかと思います。
一つは、勧奨退職を勧めて、退職する人の人数を増やしていくという方法。その方を勧奨退職するについて次の職場というものを何かに求めていくことも、それをすることによって勧奨退職が増えていくということがあると思います。
もう一つは、退職をされた方が、例えば事業団に行くということになりますと、現在の14名の職員が別の所で働ける。辞めていけるかというとそうではない。どこかでその方を働いてもらわなくてはいけないということになりますと、例えば嘱託とかを増やしていきますと、給与そのもの事態が増えていくわけです。人件費は減らずにその分の人達が増えていくという考え方もあるわけですから、どういう方法で効率的に運営をしていくかということが、私は一番大事であろうと思います。ただ今一般職として事業団に執行をしている人達の給料というのはおおむね一般会計から持ち出しをしているわけです。その人達が一般会計に戻ってくる。その人達の給料は減らない。今度は新しく非常勤の方を雇うということになりますとその部分の給料は増えてくる。一般会計がまた持ち出しをしなくてはいけないというような問題もあるわけでありまして、二面性の問題もありますので、これからの他の団体との一般の職員との関係も十分考えながらやっていかなければならないのではないかなあとこう思っております。
議長(小林 一三君)
19番、大西議員。
19番(大西 進君)
今の市長の考え方は私と若干違いますが、決算委員会でも詳しく私なりの考え方を持っておりますので、もちろんパイは100でもそのパイの中で勧奨退職者を条件付で市長さんが考えておられますような58歳の1年前とかというのではなく、55歳までの方も増やしていかなければならない。当然通常に退職される方については、そういうことは行わない。なおかつ55歳でも給料の方は3分の1にするとかいろいろなやり方をしながら、65歳の年金をもらうまでは仕事はできますよというようなシステムを考えなくてはいけない。これからいかに限られた予算をいかに有効的に利用をするかということが、宇陀市に課せられた課題であろうと思いますので、このことも重々職員の皆さん方も肝に銘じながら事業に取り組んでいただきたいなあとそう思います。質問を終わらせていただきます。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
17番、竹内議員。
17番(竹内 幹郎君)
補正予算のことですが、15億9600万円の補正ですが、大西議員の意見とかぶるかもわかりませんが、積立金が12億円、地域づくり推進基金ということで12億円計上をされております。
宇陀市の議会といたしまして当初予算の中で180億円という枠を理事者に求めたわけでございますが、遵守しながらここまできていただきました。しかしながらここにきて地域づくり推進基金ということで12億円、非常に遺憾ともしがたい数字でございます。
今、数字を聞かせていただきますと地域づくりに使うのではなく財政調整基金に使うのだということでございます。財政運営だけで対応をしようとしているのではないかなあという思いをするわけでございます。なぜならば借り替える楽な方へ借り替えるとなれば、借り入れと預け入れの金利の差額部分が出てくるわけです。それに対しても宇陀市の市民に対して負担を強いられるということでございます。十分配慮をしながら運営をしていただきたいと思います。
また、文化体育事業団ですが、人件費だけが一般会計で計上をされていて、事業費については法人格を持っております決算をしながら、宇陀市議会に報告をしているだけということでございます。
文化体育事業団は法人格を持っておりますので、別会計とするのも一つの施策ではないかなあと思うところでございます。
もう1点は、実質公債比率が今回の起債も全額市債に頼っているわけです。平成17年度の決算では20%を超えております。今回も15億円の起債を起こすわけでございますので、実質公債比率が上がってくるのではないかなと危惧をしているところでございます。その辺のところをどのようなシミュレーションをされているのか聞かせていただきたいと思います。と言いますのは平成19年度決算から地方公共団体の再生法制の公表が義務付けられると思うのです。宇陀市のイメージが以前にもまして悪く言われておりますので、明確なことを住民に対して必要ではないかと思っておりますのでよろしくお願いを申し上げます。
議長(小林 一三君)
山本財務部長。
財務部長(山本 高司君)
この12億円につきましての扱いでございます。
人によりまして基金を取り崩して云々ということになりますと、確かに地域づくりのためにという話でございますけれども、今回あえて積み立てをいたしましたのは、現在12億円の基金の借り入れを行ったわけですが、安全な方法と言いますと銀行預金となりますと0.3%ほどということなるわけです。
美榛苑会計をはじめ土地開発公社等におきましては相当高い金利、おそらく美榛苑会計は一次借入金でございますので、1.1%ないし2%程度の金利で銀行に支払っているだろうと思っています。
例えば公定歩合は0.75%ぐらいだと思います。この基金の積み立てをもって運営資金、運転資金、ただでそれぞれの会計間へ貸すのではなしに、基金も0.3%以上の金利を発生させたい。せめて公定歩合程度の金利をいただくということで、安全かつ有利な運用を図っていくということでの基金ということでございます。要するに1次借入金を銀行からではなしに、基金をもって運用をしたいという発想でございます。
当初予算に計上をしなかった理由につきましては、大西議員から話のあったとおりです。実質公債比率につきましては決算のところでご議論をいただくと思いますが、昨年度20.4%に対しまして、本年度は多分21%を少し上回る金額になろうかと思います。もう少しで確定をし、10月、11月には県から発表がされると思いますが、市の試算では21.8%が実質公債比率でございます。新しく昨年度からできた数字であるわけでございます。これについての中長期的な計画ということになってくるわけでございますけれども、平成19年度の当初予算でも申し上げましたように元金の償還をしたその半分を新たに起債を借り入れるという、確かにこの12億円の関係でそのルールが崩れたわけでございますが、これは緊急避難的な措置であったいうことで、中長期的な原則は返した元金の半分を借入れた事業を推進していくという原則は踏襲をしてまいりたいと考えているところでございます。
議長(小林 一三君)
17番、竹内議員。
17番(竹内 幹郎君)
平成19年度の最終予算が192億1700万円です。山本部長が答弁をいただきましたことを100%可としても、基金以上、180億円以上に1700万円ほどオーバーするわけです。
今後3次の補正等で今回の災害とかは除外いたしまして、一般の事業関係で補正が行われるかどうか、それも含めてお答え願いたい。
議長(小林 一三君)
山本財務部長。
財務部長(山本 高司君)
副市長の提案理由の説明で、金のない中での緊急的な予算という例外に的に12億円であるということです。まだ出てくる可能性は多分にございます。病院会計への支援、場合によりましては美榛苑会計への支援、場合によりましては土地開発公社との関係によります土地取得会計との対策、そういったことというのは想定の中で考えられます。
議長(小林 一三君)
15番、高橋議員。
15番(高橋 重明君)
私も質問をする予定でしたが、おおむね全議員が質問をしておりますので、その分は除外をしたいと思いますが、平成20年度から財政健全化法の法案が通りまして、平成20年度から連結決算で全部公表をするというようになっております。そういう意味では、3月には週刊ダイヤモンド社からも取材を受けました。今回も朝日テレビ放送からのムーブの番組で取材を受けました。
財政問題について非常に住民はもちろんのこと、マスコミも大変注目をしております。宇陀市が今回の補正で私も気になったのは、実質公債比率が監査委員の報告では21.8%になったと、去年は20.4%で20を越えますと許可団体になるということで、まさに苦しい財政状態は数字でわかるわけですが、1点だけ質問をさせていただきますのは、債務負担行為でCATV事業で20年度に向けての債務負担行為ですが、連結決算の分母にも入ると思うのですが、その点だけお伺いをして質問を終わりたいと思います。
議長(小林 一三君)
山本財務部長。
財務部長(山本 高司君)
債務負担行為が連結決算に入るかどうかという点でございます。連結決算の対象に入ります。
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第62号、平成19年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。
時間を延長します。申し訳ありませんが、もうしばらくご辛抱をいただきたいと思います。
次に、議案第63号、平成19年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第63号、平成19年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号、平成19年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
2番、上田議員。
2番(上田 徳君)
簡易水道事業の関係で、施設がありながらお使いになっていない関係の部分があるわけです。私たち簡易水道を建設の当時個々の負担金を合わせまして、必ずその水道を使いますよという加入契約までしていったわけですが、今の簡易水道における加入率は何%ですか。
議長(小林 一三君)
森塚水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
いろいろと地域がございますので、地域的に50%以下の所もありますし、70、80、90というような地域もあります。地域差によりままして、加入率は変わっています。
議長(小林 一三君)
2番、上田議員。
2番(上田 徳君)
詳しい加入率をお示しいただけますか。おおむね4区別でも結構です。あるいは各水道事業単位でも結構です。できれば簡易水道当たりの加入率が事業に対する取り組む姿勢としては判明をするのかなあとこのように思いますので、その部分でのお答えをお願いしたいと思います。
議長(小林 一三君)
後日資料の提出をお願いします。
19番、大西議員。
19番(大西 進君)
大宇陀、菟田野で簡易事業が進んでいるわけですが、旧榛原町におきましては伊那佐地区におきましても、給水分担金は水道メーターですが、工事負担金は伊那佐地区で50万円を住民の方に負担をしていただきながら、工事が進んできたわけですが、今現在の工事負担金についてはどのようになっていますか。
議長(小林 一三君)
森塚水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
榛原区の話ですが、今も同じように工事負担金として50万円程度、給水分担金として口径によりますが24万円というような額で事業に入っています。
議長(小林 一三君)
19番、大西議員。
19番(大西 進君)
大宇陀、菟田野で工事をしている分は。
議長(小林 一三君)
森塚水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
給水分担金につきましては、それぞれで設定をされていますのでそれを利用しております。水道の口径によりまして10万円台から10数万円というような給水分担金に分かれております。
工事負担金につきましても大宇陀、菟田野にしても合併前から事業を行っておりますので、その当時の約束ができている地域につきましては、その当時からの工事負担金をいただいて工事をしております。以上です。
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第64号、平成19年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号、平成19年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
ないようであります。
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第65号、平成19年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。
休憩をいたします。午後1時30分から再開をいたします。
午後0時26分休憩
午後1時30分再開
議長(小林 一三君)
再開いたします。
連絡申し上げます。森下議員から午後1時30分から午後2時30分までの欠席届が出ておりますので報告をいたします。
ただいまから、決算認定関係議案の上程に入ります。
お諮りいたします。
日程第12、認定第1号から日程第28、認定第15号までの平成18年度におけます15会計の決算認定並びに決算関連2議案につきましては、本日は提案理由の説明までとし、9月13日の本会議2日目に質疑を行った後、決算審査特別委員会を設置し付託の予定でございますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、日程第12、認定第1号から日程第28、認定第15号までの決算認定関係17議案についての質疑は、次の本会議で行います。
なお、決算書に加えて監査委員の審査意見書及び決算年度における主要施策の成果説明書が添えられております。
審査意見書につきましては、提案理由説明の終了後、監査委員からご報告いただく予定をいたしております。
また、決算関係資料の事前配布も行っておりますことから、提案理由の説明につきましては、主要事項の説明等簡潔明瞭にお願いしたいと思います。
それでは、日程に従いまして、日程第12、認定第1号から日程第28、認定第15号までの17議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。
議会事務局長。
議会事務局長(樋口 保行君)
命によりまして議案書の朗読をいたします。
議案書の12ページをお開きください。
認定第1号、平成18年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
1枚めくっていただきまして、13ページをお開きください。
認定第2号、平成18年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
14ページです。
認定第3号、平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
15ページです。
認定第4号、平成18年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
16ページです。
認定第5号、平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に17ページです。
認定第6号、平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
18ページです。
認定第7号、平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
19ページでございます。
認定第8号、平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
20ページでございます。
認定第9号、平成18年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に21ページでございます。
認定第10号、平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
22ページです。
認定第11号、平成18年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方自治法昭和22年法律第67号第233条第3項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に23ページでございます。
認定第12号、平成18年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法昭和27年法律第292号第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
24ページでございます。
議案第66号、平成18年度宇陀市立病院事業特別会計欠損金処理について。
平成18年度宇陀市立病院事業特別会計欠損金処理について、地方公営企業法施行令昭和27年政令第403号第24条第5項の規定により、議会の議決を求める。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に25ページでございます。
認定第13号、平成18年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法昭和27年法律第292号第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
26ページでございます。
認定第14号、平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法昭和27年法律第292号第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
次に27ページでございます。
議案第67号、平成18年度宇陀市水道事業特別会計剰余金処分について。
平成18年度宇陀市水道事業特別会計剰余金処分について、地方公営企業法昭和27年法律第292号第32条第2項の規定により、議会の議決を求める。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
28ページでございます。
認定第15号、平成18年度宇陀市水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。
平成18年度宇陀市水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、地方公営企業法昭和27年法律第292号第30条第4項の規定により、別冊のとおり監査委員の意見を付けて議会の認定に付する。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
会計管理者(新子 恵映君)
ご説明をさせていただく前に、ご了承をいただきたいのでございますが、決算認定につきましては、先ほど議長も申されましたように、監査委員の審査意見書、また各所管課からの主要施策の成果説明書とともに議会の認定に付すものでございます。
したがいまして、これらの書類と併せてご高覧いただきますと、決算の概要を把握していただけるかと思いますので、各会計の歳入歳出決算書をもとに歳入歳出ともそれぞれ主な款、あるいは主な項目等を申し上げご説明とさせていただきたいと思います。どうかご了承のほどお願い申し上げます。
それでは、私の方からは、上程されました認定第1号から認定第11号まで、一括して提案の説明をさせていただきます。
決算書の方をごらんいただきたいと思います。
まず、1ページからから2ページは、ご説明は省略させていただきますが、企業会計を除く平成18年度の宇陀市会計別決算総括表でございます。
次に4ページの平成18年度宇陀市一般会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入についてご説明いたします。
主なものとしまして、款1市税につきましては、市民税ほか各税を合わせまして、予算現額30億368万5000円に対し、調定額は34億6076万33454、収入済額は30億2368万2681円で、調定額に対する収納率は、87.37%なり、不納欠損額は2914万円4120円、収入未済額は4億793万6543円となっています。
次に、少し飛びまして、5ページのの款10地方交付税につきましては、予算現額86億258万9000円に対し、調定額、収入済額とも同額の84億4973万7000円であります。
次に、款12分担金及び負担金につきましては、予算現額2億5223万円に対し、調定額は2億5763万6255円、収入済額は、2億5226万72円、収入未済額541万183円は、保育所負担金及び学校給食負担金であります。
次に6ページをお開き願います。
次に、款13使用料及び手数料につきましては、予算現額2億8825万4000円に対し、調定額は3億1921万1509円、収入済額は2億8413万4503円、収入未済額3507万7006円は、住宅使用料であります。
次に、款14国庫支出金につきましては、予算現額20億1314万7000円に対し、調定額、収入済額とも同額の15億829万6045円で、合併市町村補助金、地域イントラネット基盤施設、整備事業費、補助金及びまちづくり交付金が含まれています。
次に、款15県支出金につきましては、予算現額11億3971万5000円に対し、調定額、収入済額とも同額の9億3319万5011円で、奈良県市町村合併支援交付金が含まれています。
次に、款18繰入金につきましては、主に基金取崩しによるものでありまして、予算現額8億5815万4000円に対し、調定額、収入済額とも同額の8億5763万1624円で、主な基金は、財政調整基金、減債基金、福祉活動基金であります。
次に、款20諸収入の収入未済額211万5191円につきましては、生活資金貸付金及び水洗便所改造資金貸付金の償還金等であります。
次に、款21市債につきましては、予算現額63億2120万円に対し、調定額、収入済額とも同額の59億9500万円で、主なものとしまして、合併特例債及び地方債の借換債であります。
以上、歳入合計、予算現額242億8670万6000円に対し、調定額は236億3121万6487円、収入済額は231億5153万3444円、不納欠損額は、先に申し上げました額と同額でありまして、収入未済額は合計で4億5053万8923円となっています。
次に、8ページをお開き願います。
歳出につきましてご説明いたします。
款1議会費につきましては、予算現額1億7947万9000円に対し、支出済額は1億7616万4085円となっています。
次に、款2総務費につきましては、予算現額44億2381万8000円に対し、支出済額は36億3868万4580円となっており、主なものとしまして、地域づくり推進基金積立金、地域イントラネット基盤施設整備事業及び文化芸術活動体験交流施設整備事業が含まれています。
次の翌年度繰越額7億2453万円は、総務管理費の福祉会館解体撤去及び幼稚園運動場整備事業、CATV整備事業並びに徴税費の固定資産、土地家屋基礎資料総合化業務であります。
次に、款3民生費につきましては、予算現額40億797万8000円に対し、支出済額は38億4407万4362円となっており、主なものとしまして、知的障害者施設訓練等支援事業、老人保健会計繰出金、児童手当支給事業及び生活保護費、また前年度繰越事業であります三和浴場解体事業が含まれています。
次の翌年度繰越額1189万8000円は、社会福祉費の介護施設整備推進補助金等であります。
次に、款4衛生費につきましては、予算現額15億7164万円に対し、支出済額は15億4484万3650円となっており、主なものとしまして、上水道事業、簡易水道事業及び病院事業の各会計への繰出金並びにゴミ処理事業が含まれています。
次に、款5農林水産業費につきましては、予算現額9億9239万7000円に対し、支出済額は9億145万9331円となっており、主なものとしまして、基盤整備事業、森林整備地域活動支援事業及び林道開設事業、また前年度繰越事業であります林道開設事業赤埴カトラ線が含まれています。
次の翌年度繰越額7757万6000円は、農業費の農村振興、基本計画策定業務及び林業費の林道開設事業赤埴カトラ線であります。
次に、款6商工費につきましては、予算現額3億1570万1000円に対し、支出済額は3億1084満1084万4469円となっており、産業支援基金積立金が含まれています。
次に、款7土木費につきましては、予算現額23億8616万6000円に対し、支出済額は22億1985万1175円となっており、主なものとしまして、市道維持・改修事業、市道新設改良事業及び心の森総合福祉公園整備事業の用地取得、また前年度繰越事業であります市道新設改良事業滝の尾新宮線及び緊急地方道路整備事業深野中央線並びにまちづくり推進事業多世代交流プラザ増改築事業が含まれています。
次の翌年度繰越額1億3047万5000円は、道路橋梁費の市道改良事業室生山田西出線、都市計画費の都市計画道路東町西峠線事業等及び住宅費の市営住宅地盤対策事業等であります。
次に、款8消防費につきましては、予算現額11億3834万9000円に対し、支出済額は11億2701万7970円となっており、主なものは、宇陀広域消防組合負担金であります。
次の翌年度繰越額598万5000円は、宇陀市地域防災計画策定業務であります。
10ぺージをお開き願います。
次に、款9教育費につきましては、予算現額20億4462万3000円に対し、支出済額は19億3829万6490円となっており、主なものとしまして、通園・通学バス運行事業、史跡宇陀松山城跡土地購入及び街なみ環境整備事業が含まれています。
次の翌年度繰越額3823万4000円は、中学校の教育用コンピューターソフト購入事業、幼稚園の通園バス購入事業、街なみ環境整備事業及び学校給食センター統合整備事業であります。
次に、款10災害復旧費につきましては、予算現額6485万7000円に対し、支出済額は4202万1108円、翌年度繰越額は、農林業施設災害復旧事業の2141万7000円であります。
次に、款11公債費につきましては、予算現額71億3868万9000円に対し、支出済額は70億6289万3274円となっており、主なものとしまして地方債の借換債による繰上償還金が含まれています。
以上、歳出合計予算現額242億8670万6000円に対し、支出済額は228億615万494円で、予算現額に対する執行率は、93.9%となり、翌年度繰越額は合計で10億1011万5000円となっています。
したがいまして、歳入歳出差引残額は3億4538万2950円となりますが、これには、先に申し上げました翌年度への繰越事業充当財源3992万8000円が含まれています。
なお、このうち基金繰入額1億円を、財政調整基金へ繰入れさせていただいております。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、204ページの住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1諸収入につきましては、予算現額3億8976万8000円に対し、調定額は6億214万850円、収入済額9671万8190円は、回収管理組合返戻金であります。
不納欠損額は17万6975円、収入未済額5億524万5685円は、貸付資金の元利償還金であります。
以上、歳入合計予算現額4億151万4000円に対し、調定額は6億1388万6850円、収入済額は1億846万4190円、不納欠損額及び収入未済額は先に申し上げました額と同額であります。
次に、歳出の主なものとしまして、款1民生費は、回収管理組合負担金でありまして、予算現額1164万円に対し、支出済額は1156万9000円となっています。
以上、歳出合計、予算現額4億151万4000円に対し、支出済額は3億9938万9839円となっています。
したがいまして、歳入歳出差引歳入不足額は2億9092万5649円となり、このため、翌年度歳入繰上充用金2億9092万5649円で補てんをさせていただいています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、210ページの生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1諸収入は、貸付金の元利収入でありまして、予算現額9万8000円に対し、調定額は34万157円、収入済額は9万7848円、不納欠損額は24万2309円となっています。
以上、歳入合計予算現額28万9000円に対し、調定額は53万1242円、収入済額は28万8933円、不納欠損額は先に申し上げました額と同額であります。
次に、歳出につきましては、款1民生費は、一般会計への繰出金であり、歳出合計としまして、予算現額28万9000円に対し、支出済額28万8933円となっています。
なお、ご承知のように本特別会計は、平成18年度で廃止となるため、したがいまして、歳入歳出、差引残額は0となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、214ページの霊苑事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしましては、款1使用料及び手数料でありまして、予算現額2648万円に対し、調定額は3993万3690円、収入済額は3927万2060円、収入未済額66万1630円は、霊苑管理料であります。
以上、歳入合計、予算現額2650万円に対し、調定額は4247万5072円、収入済額は4181万3442円、収入未済額は先に申し上げました額と同額であります。
次に、歳出の主なものとしまして、款1霊苑事業費は管理運営経費でありまして予算現額2362万2000円に対し、支出済額は742万6561円となっています。
以上、歳出合計予算現額2650万円に対し、支出済額は959万9061円、したがいまして、歳入歳出差引残額は3221万4381円となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、221ページの歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1外来収入は、予算現額2295万8000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の2034万3495円。
次に、款4繰入金は、一般会計繰入金でありまして予算現額782万1000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の782万120円であります。
少し飛びまして、以上歳入合計、予算現額3431万5000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の3752万5713円となっています。
次の223ページをお開き願います。
歳出の主なものとしまして、款1総務費は、施設の管理運営経費でありまして、予算現額2524万1000円に対し、支出済額は2346万1990円となっています。
次に、款2医療費は、主として医薬品等の購入費でありまして、予算現額825万3000円に対し、支出済額は753万4780円となっています。
以上、歳出合計予算現額3431万5000円に対し、支出済額は3171万6890円、したがいまして、歳入歳出、差引残額は580万8823円となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、231ページの国民健康保険事業特別会計事業勘定歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1国民健康保険税につきましては、予算現額10億541万5000円に対し、調定額は13億1367万4738円、収入済額は10億316万3472円となっており、調定額に対する収納率は、76.36%で、不納欠損額は1935万1445円、収入未済額は2億9115万9821円となっています。
少し飛びまして次に、款8繰入金につきましては、一般会計及び国民健康保険財政調整基金からの繰入金でありまして、予算現額2億6422万8000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の2億3354万2930円となっています。
以上、歳入合計予算現額35億9097万4000円に対し、調定額は38億7981万3941円、収入済額は35億6930万2675円、不納欠損額及び収入未済額は、先に申し上げました額と同額であります。
次に、233ページをお開き願います。
歳出の主なものとしまして、款2保険給付費は、医療給付でありまして、予算現額24億341万8000円に対し、支出済額は23億9140万3946円となっています。
次に、款3老人保健拠出金は、予算現額6億55万9000円に対し、支出済額は6億55万7640円。
次に、款4介護納付金は、予算現額2億3106万9000円に対し、支出済額は2億3106万8932円となっています。
少し飛びまして、以上、歳出合計予算現額35億9097万4000円に対し、支出済額は34億9708万7093円、したがいまして、歳入歳出差引残額は7221万5582円となっています。
次に、235ページの国民健康保険事業特別会計診療施設勘定歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1診療収入は、外来収入でありまして、予算現額1億2821万8000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の1億2158万4643円。
次に、款4繰入金は国民健康保険事業会計及び一般会計からの繰入金でありまして、予算現額2620万8000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の2585万5794円となっています。
以上、歳入合計、予算現額1億6542万9000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の1億6728万2280円であります。
次に、237ページをお開き願います。
歳出の主なものとしまして、款1総務費は、施設の管理運営経費でありまして、予算現額8324万2000円に対し、支出済額は7744万8266円。
次に、款2医療費は、主として医薬品等の購入費でありまして予算現額8014万3000円に対し、支出済額は7743万6406円となっています。
以上、歳出合計予算現額1億6542万9000円に対し、支出済額は1億5627万4466円、したがいまして、歳入歳出差引残額は1100万7814円となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、268ページの老人保険事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1支払基金交付金は予算現額22億1943万1000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の19億8487万9977円。
次に、款4繰入金につきましては、一般会計からの繰入金でありまして、予算現額3億4064万円に対し、調定額及び収入済額とも同額の2億9472万5175円であります。
以上、歳入合計、予算現額41億5239万6000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の36億5767万326円であります。
歳出の主なものとしまして、款2医療諸費は、主として75歳以上の方の医療費の給付でありまして、予算現額41億2104万5000円に対し、支出済額は36億5862万5544円となっています。
以上、歳出合計予算現額41億5239万6000円に対し、支出済額は36億8302万2875円。
したがいまして、歳入歳出差引歳入不足額は2535万2549円となり、このため、翌年度歳入繰上充用金2535万2549円で補てんをさせていただいています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、278ページの介護保険事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1保険料は、予算現額4億7255万6000円に対し、調定額は4億6583万3500円、収入済額は4億4501万3000円となっており、調定額に対する収納率は、95.53%で、収入未済額は2082万500円となっています。
次に、款4支払基金交付金につきましては、予算現額、調定額及び収入済額とも同額の6億8859万6000円。
次に、款8は、一般会計からの繰入金でありまして、予算現額3億5451万6000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の3億4894万6000円であります。
以上、歳入合計予算現額25億4268万6000円に対し、調定額は24億9612万5939円、収入済額は24億7530万5439円、収入未済額は、先に申し上げました額と同額であります。
次に、280ページをお開き願います。
歳出の主なものとしまして、款2保険給付費は各介護サービス費等でありまして、予算現額23億8955万8000円に対し、支出済額は22億6429万8909円。
次に、款4地域支援事業費は、介護予防及び包括支援の事業費でありまして、予算現額4653万5000円に対し、支出済額は3798万6107円となっています。
次に、款5基金積立金は、介護給付費準備基金への積立金で予算現額、支出済額とも同額の3318万円であります。
以上、歳出合計予算現額25億4268万6000円に対し、支出済額は24億553万3109円、したがいまして、歳入歳出差引残額は6977万2330円となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、305ページの榛原特定土地区画事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものは、款2前年度の繰越金でありまして、以上、歳入合計としましては、予算現額1400万円に対し、調定額及び収入済額とも同額の1426万2195円となっています。
次に、歳出の主なものは、土地区画整理事業の管理費等でありまして、以上、歳出合計としましては、予算現額1400万円に対し、支出済額は803万6379円、したがいまして、歳入歳出差引残額は622万5816円となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、310ページの簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしましては、款1分担金及び負担金で予算現額4533万8000円に対し、調定額は5375万3539円、収入済額は4799万6500円、収入未済額575万7039円は、給水分担金及び工事負担金であります。
次に、款2使用料及び手数料は予算現額2億6241万円に対し、調定額は2億9727万6563円、収入済額は2億6388万9691円となっており、不納欠損額は120万9700円、収入未済額は3217万7172円となっています。
次に、款5繰入金につきましては、一般会計及び簡易水道基金からの繰入金でありまして、予算現額、調定額及び収入済額とも同額の4億5383万5000円であります。
少し飛びまして、以上、歳入合計予算現額10億8265万5000円に対し、調定額は11億2598万4452円、収入済額は10億8684万541円となっており、不納欠損額は先に申し上げました額と同額であり、収入未済額は合計で、3793万4211円となっています。
次に、312ページをお開き願います。
歳出の主なものとしまして、款1総務費は、予算現額8億658万2000円に対し、支出済額は、7億2543万688円となっており、管理経費並びに大宇陀区及び菟田野区の水道未普及地域解消事業であります。
次の翌年度繰越額8027万2000円は、水道局舎増築事業であります。
以上、歳出合計予算現額10億8265万5000円に対し、支出済額は10億138万2727円、翌年度繰越額は、先に申し上げました額と同額であります。
したがいまして、歳入歳出差引残額は8545万7814円となりますが、これには、先に申し上げました翌年度への繰越事業充当財源8027万2000円が含まれています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
続きまして、323ページの下水道事業特別会計歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。
歳入の主なものとしまして、款1使用料及び手数料は、予算現額2億4954万1000円に対し、調定額は2億6258万987円、収入済額は2億5028万9613円で、収入未済額は1229万1374円となっています。
次に、款2繰入金は一般会計からの繰入金で予算現額4億772万6000円に対し、調定額及び収入済額とも同額の3億8931万1000円であります。
少し飛びまして、以上、歳入合計予算現額10億1603万6000円に対し、調定額は10億1065万8190円、収入済額は9億9836万6816円、収入未済額は、先に申し上げました額と同額であります。
次に、歳出の主なものとしまして、款1下水道費は、予算現額4億5446万9000円に対し、支出済額は4億3538万6377円となっており、事業管理経費並びに主に大宇陀、菟田野及び榛原各区内の公共下水道事業、また榛原区内の特定環境保全公共下水道事業であります。
次に、款2公債費は、予算現額5億6015万円に対し、支出済額は5億5994万9554円となっています。
以上、歳出合計予算現額10億1603万6000円に対し、支出済額は9億9533万5931円、したがいまして、歳入歳出差引残額は303万885円となっています。
平成19年9月6日提出。宇陀市長、前田禎郎。
以上が、一般会計並びに10件の特別会計歳入歳出決算でございます。
なお、336ページから342ページまでは、ご説明は省略させていただきますが、各会計の実質収支に関する調書及び財産に関する調書であります。
以上、大変簡単ではございますが、決算認定についての提案説明とさせていただきます。
よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
美榛苑所長。
保養センター美榛苑所長(中尾 辰彦君)
宇陀市保養センター事業の18年度決算につきまして、ご説明をさせていただきます。
344ページをお開き願います。
平成18年度宇陀市保養センター事業決算報告書。
1収益的収入及び支出、収入、第1款美榛苑事業収予算額7億1000万円に対し、決算額は5億4032万388円でありました。
第1項営業収益及び第2項営業外収益の内訳は表に記載のとおりでございます。
支出、第1款美榛苑事業費用予算額7億1000万円に対し、決算額は6億7139万6889円でありました。
第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失及び第4項予備費の内訳につきましては表に記載のとおりであります。
次に資本的収入及び支出でございますが、収入の部は資本的収入はございませんでした。
支出の部、第1款資本的支出予算額1億6万円に対し、決算額は9955万2840円でございました。
第1項建設改良費及び第2項企業債償還金の内訳は表のごらんのとおりです。
次の346ページをごらんいただきたいと思います。
損益計算書でありますが、1項の営業収益と2項の営業費用との差引きにつきましては、右端の1億1022万9424円の営業損失となりました。
3項の営業外収益と4項の営業外費用との差引きにつきましてもマイナスの2225万9282円となりました。
5項の特別損失57万4964円を合わせまして当年度純損失は1億3306万3670円となりました。
この結果、前年度繰越欠損金7億9121万7596円と合わせまして、当年度未処理欠損金額は9億2428万1266円となりました。
次の347ページから348ページにかけましての剰余金計算書につきましては各積立金はございません。
資本剰余金の部は、前年と同額の97万8000円となっています。
次に、欠損金処理計算書ですが、当年度未処欠損金9億2428万1266円をそのまま翌年度繰越欠損金としております。
次に346ページの貸借対照表でございますが、資産の部1固定資産合計2流動資産合計合わせまして下段の13億9541万1689円であります。
続きまして、350ページの負債の部でありますが、負債合計11億6649万7860円となっております。
資本の部では資本金合計と剰余金合計を合わせました資本合計額は2億2891万3829円でございます。先ほどの負債合計11億6649万7860円と合わせました負債資本合計額は13億9541万1689円であります。
次に、付属資料としまして351ページから354ページまでが事業報告書をつけさせていただいております。
355ページから360ページにかけましては、事業収益と費用の明細書を添付させていただいております。
361ページには固定資産の明細書でございます。
最後の362ページには企業債の明細書を添付させていただいております。
以上、まことに簡単ではございますが説明とさせていただきます。
ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
市立病院事務局長。
市立病院事務局長(松村 光哲君)
失礼をいたします。
議案第66号、平成18年度宇陀市立病院事業特別会計欠損金処理についてご説明申し上げます。
平成18年度宇陀市立病院事業特別会計の決算におきまして、3億2338万5384円の欠損金が生じましたので、地方公営企業法第32条の2に基づく処理を行うため、地方公営企業法施行令第24条第4項に規定する建設改良積立金を取り崩して欠損金の処理を行うものでございます。
つきましては建設改良積立金を取り崩すことについて、地方公営企業法施行令第24条第5項の規定により、議会の承認を求めるものでございます。
ご審議賜り、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
続きまして、認定第13号、平成18年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。
平成18年度宇陀市立病院事業特別会計決算につきましては、歳入歳出決算書に基づき主な内容についてご説明を申し上げます。
決算書364ページをお開き願います。
決算報告書でございます。
1収益的収入及び支出の収入でございます。
第1款病院事業収益でございます。市立病院事業収益につきましては、予算額39億5000万円に対しまして、決算額33億3494万8862円でございます。内訳といたしましては、第1項医療収益といたしまして32億1709万9437円、医療外収益等につきましては記載の通りでございます。
続きまして、支出でございます。
第1款病院事業費用といたしまして、予算額39億5000万円に対しまして、決算額36億1418万3778円でございます。内訳といたしましては、第1項医療費用35億7271万2011円、医療外費用等につきましては記載の通りでございます。
続きまして、365ページでございます。
2資本的収入及び支出でございます。
収入についてはございません。
支出でございますが、第1款資本的支出につきましては、予算額1億8324万8000円に対しまして、決算額1億8207万2786円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費といたしまして、7382万5525円及び第2項企業債償還金といたしまして、1億824万7261円でございます。
つきまして、資本的収入額は資本的支出額に不足をする額1億8207万2786円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額351万5499円及び過年度分損益勘定留保資金1億7855万7287円で補てんをいたしました。
続きまして、366ページ損益計算書でございます。
医療収益32億1217万6501円から医療費用35億3864万3991円を差引きますと、3億2646万7490円の医療損益となり、医療外収益1億1684万8361円から医療外費用1億1277万5592円を差引きますと407万2769円の増益となり、経常損失といたしましては、3億2239万4721円となり、特別損失と合わせますと当年度純損失3億2338万5384円となり、当年度未処理欠損金といたしましては、当年度純損失額と同額の3億2338万5384円となりました。
続きまして、367ページでございます。剰余金計算書でございます。
利益剰余金計算書の部といたしまして、前年度未処理欠損金2億5226万4325円を処分致しましたので、積立金合計額といたしまして、3億5345万8558円でございます。
欠損金につきましては、当年度未処理欠損金といたしましては、3億2338万5384円でございます。
続きまして、368ページの資本剰余金の部でございます。
翌年度繰越資本剰余金といたしましては、4億1494万9451円であります。
続きまして、欠損金処理計算書でございます。
議案第66号でご提案をさせていただきました欠損金処理につきましては、地方公営企業法施行令の規定に基づきまして処理をさせていただくこととなります。建設改良積立金繰入額から2億8345万8558円であります。したがいまして翌年度繰越欠損金といたしましては、3992万6826円でございます。
続きまして、369ページでございます。貸借対照表でございます。
資産の部といたしまして、土地、建物などと投資を合わせました固定資産合計16億5339万9847円であり、流動資産合計15億4198万7738円を合わせました資産合計といたしましては、31億9538万7583円でございます。
続きまして、370ページ負債の部でございます。
負債合計といたしましては、3億1964万2483円でございます。
続きまして、資本の部でございます。資本合計といたしましては、28億7574万5100円でございます。
したがいまして、負債資本合計といたしまして、31億9538万7583円でございます。
続きまして、附属資料といたしまして、371ページから375ページまで事業報告、376ページから382ページまでは収益費用明細書、また383ページには固定資産明細書、384ページには企業債明細書をそれぞれ添付をさせていただいておりますのでよろしくお願いいたします。
大変簡単ではございますが以上で病院事業決算の説明とさせていただきます。ご審議賜り、ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(小林 一三君)
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長。
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長(上田 順啓君)
認定第14号、平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。386ページをごらんください。決算報告書でございます。
1収益的収入及び支出の収入。
第1款介護老人保健施設事業収益は、予算額4億7300万円に対しまして、決算額4億7202万6518円となりました。
第1項施設運営事業収益、第2項施設運営事業外収益は記載のとおりでございます。
続きまして、支出でございます。
第1款介護老人保健施設事業費用は、予算額4億7300万円に対しまして、決算額4億6040万6741円となりました。
第1項施設運用事業費用から第4項予備費は記載の通りでございます。
次に、2資本的収入及び支出。資本的収入はございませんが、支出第1款資本的支出は、予算額4608万円に対して、決算額4533万8545円となりました。
第1項建設改良費、第2項企業債償還金は記載のとおりでございます。
この結果、資本的収入額は資本的支出額に不足をする額4533万8545円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額6万円及び過年度分損益勘定留保資金4527万8545円で補てんをいたしました。
続きまして、388ページは損益計算書でございます。
1項施設運営事業収益と2項施設運営事業費用との差引きは、2675万1858円になりました。
3項施設運営事業外収益と4項運施設運営事業外費用の差引きは、△1715万7054円となりました。その結果当年度経常利益は、959万4804円となりました。前年度分繰越利益剰余金443万428円と合わせ当年度未処分利益剰余金は、1402万5232円となりました。
続きまして、389ページは剰余金計算書でございます。
当年度末の残高は、1減債積立金8500万円、1利益積立金5500万円となっております。
当年度未処分利益剰余金は、1402万5232円となっております。
続きまして、資本剰余金の部でございますが、前年度と同額でございます。
390ページは剰余金処分計算書でございます。減債積立金に500万円、利益積立金に500万円の合計1000万円の積み立てをしております。
残額の402万5232円は翌年度の繰越利益剰余金といたしました。
続きまして、391ページは貸借対照表でございます。
資産の部の固定資産及び流動資産を合わせた資産合計は14億7083万7351円となりました。
負債合計は、1999万3039円、次の資本の部の合計は、12億31万9080円で、流動負債及び資本合計と合わせた負債資本合計につきましても、資産合計と同じ14億7083万7351円でございます。
続きまして、附属資料といたしまして、393ページから396ページまで事業報告でございます。
397ページから401ページまでは収益費用明細書でございます。
最後に402ページには固定資産明細書と企業債明細書を記載しております。
以上簡単でございましたが説明とさせていただきます。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(小林 一三君)
水道事業会計、森塚水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
水道事業の決算報告をご説明いたします。
404ページをごらんいただきたいと思います。
収益的収入及び支出のうち、収入は第1款水道事業収益で予算額5億3570万円に対し、決算額が5億3533万9652円となっています。
第1項の営業収益から第3項特別利益までにつきましては、記載のとおりでございます。
支出につきましては、第1款水道事業費用予算額5億3570万円に対し、決算額が4億9728万4088円で、第1項の営業費用から第4項予備費までにつきましては、記載のとおりでございます。
次の資本的収入及び支出でございますが、収入は第1款資本的収入の予算額2億5270万円に対し、決算額が2億6375万2650円となっております。
第1項の企業債から第5項国庫補助金までにつきましては、記載のとおりでございます。
支出は、第1款資本的支出予算額5億350万円に対し、決算額が4億2993万5053円となっております。
第1項の建設改良費及び第2項の企業債償還金につきましては、記載のとおりでございます。
この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額、1億6618万2403円は、当年度分消費税及び消費税資本的収支調整額1502万7990円及び過年度分損益勘定留保資金1億5115万4413円で補てんいたしました。
次の406ページをお開きいただきたいと思います。
損益計算書でございますが、営業収益3億9370万6387円から営業費用4億4668万1733円を引きました、営業損失が5297万5346円となり、営業外収益1億2201万5103円から営業外費用4513万4204円を引きました、営業外利益が7688万899円となっておりまして、この結果、経常利益は2390万5553円となり、これに特別損失の97万3663円を差引いた当年度の純利益は、2293万1890円となりました。
この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金1680万4241円を加えた当年度の未処分利益剰余金は、3973万6131円となりました。
次に剰余金計算書に移らせていたただきます。
利益剰余金の当年度末残高は、減債積立金と建設積立金を併せた積立金の合計が、1億4200万円、当年度未処分利益剰余金が3973万6131円となります。
次の408ページをお開きいただきたいと思います。
資本剰余金は、分担金からその他諸収入まで合わせた、翌年度繰越資本剰余金が42億1571万4293円となっております。
続きまして、議案第67号で提案させていただいております、剰余金処分計算書でございます。
当年度の未処分利益剰余金3973万6131円のうち、減債積立金、建設改良積立金にそれぞれ1500万円、計3000万円を積み立て、残りの973万6131円を翌年度繰越利益剰余金として処分をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、貸借対照表でございますが、409ページに記載させていただいおります固定資産と次ページの流動資産をあわせた資産合計は、68億9108万5388円で、固定負債と流動負債を合わせた負債合計は3億3321万2139円となり、次ページ記載の資本金と剰余金を合わせた資本合計は、65億5787万3249円、負債資本合計が68億9108万5388円となります。
以下、付属資料として412ページから415ページに事業報告書、416ページから420ページに収益費用明細書、421ページに固定資産明細書、422ページから423ページに企業債明細書をそれぞれ添付させていただいております。
以上、平成18年度の水道事業特別会計の歳入歳出決算の説明とさせていただきます。よろしくご審議お願いいたします。
議長(小林 一三君)
提案理由の説明が終わりました。
10分間休憩をいたします。
午後2時45分休憩
午後2時56分再開
議長(小林 一三君)
再開いたします。
平成18年度各会計の決算審査意見書が配布をされております。玉岡監査委員から報告をお受けいたします。
20番、玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
それではお許しを得ましたので、報告させていただきます。あらかじめ配布しておりますので熟読いただいたものとは思っておりますが、議事録の関係上要点をご報告申し上げたいと思います。しばらく時間がかかりますが、よろしくご協力をお願い申し上げます。
宇監第12号、平成19年8月28日、宇陀市長、前田禎郎様。宇陀市監査委員、山本安弘。宇陀市監査委員、玉岡武。平成18年度宇陀市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算審査の意見書について。地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定に基づき、審査に付された平成18年度宇陀市及び各特別会計歳入歳出決算及び付属書類並びに基金の運用状況について審査を行った結果、次のとおり意見書を提出します。
平成18年度宇陀市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算審査意見書。
第1、審査の対象。平成18年度宇陀市一般会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算(事業勘定、診療施設勘定)、平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、平成18年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算。
第2、審査の期間。平成19年7月31から平成19年8月6日。
第3、審査の方法。審査にあたっては、市長から提出された各会計歳入歳出決算書及び付属書類が、地方自治法をはじめとするその他の関係法令に準拠して作成されているか、計数は正確か予算の執行及び事務処理が適正かつ効率的、合理性を考慮されて進められたかについて、会計管理者をはじめ関係職員から事業概要や主要な事業の実施状況、決算書関連提出資料により執行状況の説明を受け、必要に応じ関係課所管の帳簿、証書類と照合しながら審査を実施した。
第4、審査の結果。審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも関係法令に準拠し作成されており、その計数は関係帳簿その他証拠書類と符合し、概ね正確であるものと認められた。また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行、処理されているものと認められた。
第5、審査の概要。1、総括。一般会計、特別会計の決算状況は次のとおりである。
一般会計及び特別会計歳入歳出決算状況。合計のみを報告させていただきます。予算現額373億1350万円、歳入決算額353億865万5994円、歳出決算額349億9381万7797円。
特別会計の内訳。130億2679万4000円、歳入決算額121億5712万2550円、歳出決算額121億8766万7303円。
2、一般会計。
1、歳入、自主財源、依存財源の一覧表。これにつきましてはご参考いただければ良いと思いますが、小計のみ報告させていただきます。自主財源予算額49億9842万6000円、調定額55億1851万7053円、収入済額50億3883千4010円、収入未済額4億5053万8923円。依存財源予算額192億8828万円、調停額181億1269億9434円、収入済額181億1269万9434円、合計予算額242億8670万6000円、調停額236億3121万6487円、収入済額231億5153万3444円。
市税の各項別収入状況は次表のとおりである。これも合計のみご報告申し上げます。予算額30億368万5000円、調定額34億6076万3344円、収入済額30億2368万2681円、不納欠損額2914万4120円、収入未済額4億793万6543円。
2、歳出、予算額及び支出済額の款別構成比は次表のとおりである。合計のみ申し上げます。予算額242億8670万6000円、支出済額228億615万494000円でございます。
3、特別会計。
1、住宅新築資金等貸付事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況。小計のみ申し上げます。予算現額4億151万4000円、調定額6億1388万6850円、収入済額1億846万4190円、不納欠損額17万6975円、収入未済額5億524万5685円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、小計のみ申し上げます。予算現額4億151万4000円、支出済額3億9938万9839円、不用額212万4161円。
2、生活資金貸付事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況、小計のみ報告申し上げます。予算現額28万9000円、調定額53万1242円、収入済額28万8933円、不納欠損額24万2309円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況。歳出小計のみ申し上げます。予算現額28万9000円、支出済額28万8933円、不用額67円。
3、霊苑事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況、小計のみ報告申し上げます。予算現額2650万円、調定額4247万5072円、収入済額4181万3442円、収入未済額66万1630円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額、2650万円、支出済額959万9061円、不用額1690万939円。
4、歯科診療所事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。
歳入決算の状況、小計のみ報告申し上げます。予算現額3431万5000円、調定額3752万5713円、収入済額3752万5713円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額3431万5000円、支出済額3171万6890円、不用額259万8110円。
5-1、国民健康保険事業特別会計(事業勘定)。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況、歳入小計のみ報告申し上げます。予算現額35億9097万4000円、調定額38億7981万3941円、収入済額35億6930万2675円、不納欠損額1935万1445円、収入未済額2億9115万9821円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額35億9097万4000円、支出済額34億9708万7093円、不用額9388万6907円。
5-2、国民健康保険事業特別会計(診療施設勘定)。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況、歳入小計のみ報告申し上げます。予算現額1億6542万9000円、調定額1億6728万2280円、収入済額1億6728万2280円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額1億6542万9000円、支出済額1億5627万4466円、不用額915万4534円。
6、老人保健事業特別会計、歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。
歳入決算の状況、歳入小計のみ報告申し上げます。予算現額41億5239万6000円、調定額36億5767万326円、収入済額36億5767万326円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額41億5239万6000円、支出済額36億8302万2875円、不用額4億6937万3125円。
7、介護保険事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。
歳入決算の状況、歳入小計のみ報告申し上げます。予算現額25億4268万6000円、調定額24億9612万5939円、収入済額24億7530万5439円、収入未済額2082万500円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額25億4268万6000円、支出済額24億553万3109円、不用額1億3715万2891円。
8、榛原特定土地区画整理事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況、予算現額1400万円、調定額1426万2195円、収入済額1426万2195円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、予算現額1400万円、支出済額803万6379円、不用額596万3621円。
9、簡易水道事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。
歳入決算の状況、歳入小計のみ報告申し上げます。
予算現額10億8265万5000円、調定額11億2598万4452円、収入済額10億8684万541円、不納欠損額120万9700円、収入未済額3793万4211円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出小計のみ報告申し上げます。予算現額10億8265万5000円、支出済額10億138万2727円、翌年度繰越額8072万円、不用額100万273円。
10、下水道事業特別会計。歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。
歳入決算の状況、歳入小計のみ報告申し上げます。予算現額10億1603万6000円、調定額10億1065万8190円、収入済額9億9836万6816円、収入未済額1229万1374円。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、歳出決算の状況、予算現額10億1603万6000円、支出済額9億9533万5931円、不用額2070万69円。
歳入未収金調書を今年は付けさせていただいております。参考資料として決算審査に臨んでいただけたら。単位は円でございます。
その次も市債現在高調書を本年度は参考資料として付けさせていただいております。単位は千円でございます。
審査の意見。
以上が平成18年度宇陀市一般会計及び特別会計の決算審査の概要である。
本年度は、宇陀市が発足して初めての通年の決算であり、決算審査においても比較対象を求め難い側面もあった。
当年度の各会計決算額は一般会計歳入総額231億5153万3000円、歳出総額228億615万円で、歳入歳出差引額は3億4538万3000円の剰余金を生じ、うち基金繰入額として財政調整基金へ1億円を繰入れている。
10特別会計の総決算額では歳入総額121億5712万2000円、歳出総額121億8766万7000円で歳入歳出差引額は3054万5000円の赤字となっている。
地方自治体の最も主要な財源である市税は、一般会計における歳入総額の約13%で徴収率は87.37%、現年97.44%、過年16.18%となっている。
また、市税の収入未済額、別紙資料を参照していただいたら結構ですが、4億793万6000円もあり、極めて膨大な額に達しており、公平な税負担の原則の観点から適正かつ厳正に市税の徴収に努め、収納率の向上のための組織の充実を含めたあらゆる対策を講じるなど、さらなる徴収努力を強く望むものである。
そのほか、市税以外にも児童福祉費、保健体育費負担金や住宅使用料等及び国民健康保険、住宅新築資金、介護保険、簡易水道、下水道の特別会計における未収金は総額9億1071万6000円であり、市税未収金を合わせると総額13億1865万2000円となる。
これらの未収金は、各会計の財源の根幹をなすものであり、自主財源の確保や負担の公平を期する観点からも、債権管理を的確に行い未収金の解消に務めることは重要な責務である。このため、徴収計画をたて粘り強く滞納整理に取り組み、滞納者に対して厳正なる対応措置を講じるなど、未収金の徴収確保に努められたい。
地方財政は依然として厳しい状況にある中、当市の財政状況は一層厳しく、財政指数で見ると経常収支比率は107%、財政力指数は0.36となっており、実質公債費比率は21.8%となっている。
さらに、将来の財政負担となる市債残高、別紙を参照していただきたいと思いますが、一般会計と特別会計を合わせて475億1813万4000円となり、ますます厳しい状況であることを表している。
そのため、本市においては、平成18年12月に宇陀市行政改革大綱を策定されたが、より一層効果的な行財政改革の推進が必要と思われる。
終わりに、職員一人ひとりが自己責任において、コスト意識による意識改革を図るとともに、原点に返り事務事業の見直しや改善などに努め、簡素で公正な運営と関係法令に則った適正な予算執行に努め、効果的、効率的な行財政運営が行われることを望み、審査を終えた意見書とします。
引き続いて、平成18年度宇陀市保養センター事業決算審査の意見書。宇監第13号、平成19年8月28日。宇陀市長、前田禎郎様。宇陀市監査委員、山本安弘。宇陀市監査委員、玉岡武。平成18年度宇陀市保養センター事業決算審査の意見書について。地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成18年度宇陀市保養センター事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成18年度宇陀市保養センター事業決算審査意見書。
第1、審査の対象。平成18年度宇陀市保養センター事業決算。
第2、審査の期日。平成19年7月9日。
第3、審査の方法。審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4、審査の結果。審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行、処理されているものと認められた。審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5、審査の概要。
1、事業の概要。保養センター美榛苑の経営の概況は、次のとおりである。これは表を参照にしていただきたいと思います。
2、収益的収入及び支出について。これにつきましても別表を参考にしていただきたいと思います。収益的収入の第1款の合計のみ申し上げます。予算額7億1千万円、決算額5億4032万3388円、収益的支出、第1款、予算額7億1千万円、決算額6億7139万6889円。
3、資本的収入及び支出について。資本的収入は予算も決算もゼロでございます。資本的支出予算額1億6万円、決算額9955万2840円。
4、損益計算書について。事業収益額は5億1469万5614円、収益的支出決算額は6億4775万9284円であり、差引純損失1億3306万3670円、消費税抜きとなった。
事業収益に関する事項。合計のみ申し上げます。平成18年度5億1469万5614円。
事業費用に関する事項。これは表を参考にしていただきたいと思います。
5、企業債の状況について。企業債の概要。平成19年3月末現在未償還高のみ申し上げます。6億6168万5095円でございます。
6、一時借入金の状況について。一時借入金、本年度末残高は11億円。
審査の意見。
当施設は昭和55年開設以来、宇陀の公共の宿として住民福祉及び地域振興等の役割を果たしてきたところである。しかしながら、昨今の地方における景気の低迷等により、収益では宴会部門の集客減が大きく響いた。
また、費用では増築を重ねたことによる多額の企業債の返済経費や減価償却費及び施設管理費の占める割合が大きく、本年度末決算で1億3306万3670円の純損失となった。
このままの状況では毎年損失を防ぐことは避けられず、今後は経営改善に向けてさらに経営努力をされることはもちろん、一般会計からの繰入金の支出を含め宿泊事業の運営について抜本的に再検討することが望まれる。
引き続いて、宇陀市立病院事業決算審査意見書。宇監第14号、平成19年8月28日、宇陀市長、前田禎郎様。宇陀市監査委員、山本安弘。宇陀市監査委員、玉岡武。平成18年度宇陀市立病院事業決算審査の意見書について。地方公営企業法第30条第2項規定に基づき、審査に付された平成18年度宇陀市立病院事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見を提出します。
平成18年度宇陀市立病院事業決算審査意見書。
第1、審査の対象。平成18年度宇陀市立病院事業決算。
第2、審査の期日。平成19年7月11日。
第3、審査の方法。審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4、審査の結果。審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5、審査の概要。
1、業務実績について。表を参照にしてください。平成18年度診療科目別収益及び患者数これも表を参照にしてください。外来につきましても表を参照にしてください。
2、収益的収入及び支出について。収益的収入決算額は33億3494万8862円、収益的支出決算額は36億1418万3778円であり、差引額は△2億7923万4916円となった。
収益的収入、第1款、病院事業収益のみ申し上げます。予算額39億5000万円、決算額33億3494万8862円、収益的支出、第1款、病院事業費用39億5千万円、決算額36億1418万3778円。
3、資本的収入及び支出について。予算に対する収支の状況を見ると次のとおりである。第1款、資本的収入、予算、決算ともにゼロ円です。資本的支出、第1款、資本的支出、予算額1億8324万8000円、決算額1億8207万2786円。
4、損益計算書について。事業収益額は33億2902万4862円、事業費用額は36億5241万246円であり、差引純損失3億2338万5384円消費税抜きとなった。
事業収益に関する事項。これは表を参考にしていただきたいと思います。同じく事業費に関する事項も別表を参考にしていただきたいと思います。
5、企業債の状況について。企業債の3月末残高は、次表のとおりである。企業債平成19年3月末現在未償還高のみ申し上げます。5億3520万4999円。
審査の意見。
当年度の業務実績から患者数の動向をみると、入院患者数は、延べ4万8601人、1日平均133人、外来患者数15万5413人、1日平均571人と年々減少傾向になってきている。
この1年間の病院の事業成績をみると、病院経営の根幹をなす医業収益は32億1217万6501円と医業費用35億3864万3991円の医業収支は、マイナス3億2646万7490円で医業損失となっている。
また、医業外収益1億1684万8361円と医業外費用1億1277万5592円、特別損失99万663円の収支額、308万2106円から医業損失3億2646万7490円を引いた額は、3億2338万5384円の純損失となっている。
この要因の一つには、常勤医師の不足や診療報酬の引き下げ及び医療制度改正等が考えられる。昨今、地方自治体の病院経営は、大変厳しい状況下にあり、宇陀市立病院は市民の生命と健康を守るため、地域医療の中心的役割を果たしているが、今後病院建設を進めるにあたり病院経営改善についても十分検討することが求められる。
また、地域住民が身近で安心して受診でき、信頼される病院としてなお一層の努力をされることを望む。
宇陀市介護老人保健施設事業決算審査意見書。
宇監第16号、平成19年8月28日、宇陀市長、前田禎郎様。宇陀市監査委員、山本安弘。宇陀市監査委員、玉岡武。平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業決算審査の意見書について。地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業決算審査意見書。
第1、審査の対象。平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業決算。
第2、審査の期日。平成19年7月4日。
第3、審査の方法。審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4、審査の結果。審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行、処理されているものと認められた。審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5、審査の概要。
1、業務実績について。別表をご参照願います。
2、収益的収入及び支出について。収益的収入決算額は4億7202万6518円、収益的支出決算額は4億6040万6741円であり、差引額1161万9777円となった。収益的収入第1款のみ申し上げます。介護老人保健施設事業収益予算額4億7300万円、決算額4億7202万6518円。収益的支出、第1款、介護老人保健施設事業費用4億7300万円、決算額4億6040万6741円です。
3、資本的収入及び支出について。資本的支出の決算額は次のとおりである。資本的収入、第1款、資本的収入予算額、決算額共にゼロ。資本的支出、第1款、資本的支出予算額4608万円、決算額4533万8545円です。
4、損益計算書について。事業収益額は4億7140万677円、事業費用額は4億6180万5873円であり、差引純利益959万4804円、消費税抜きとなった。事業収益に関する事項。合計のみ申し上げます。平成18年度4億7140万677円であります。表を参照にしてください。事業費用に関する事項も表を参照にしてください。
5、企業債の状況について。企業債の平成19年3月末残高は、次のとおりである。企業債の概要、企業債、平成19年3月末現在未償還高11億3282万927円。
審査の意見。
当年度の業務実績から入所者数、短期入所者を含む、の動向をみると延べ3万5556人、1日平均97.4人、通所者数延べ3661人、1回平均14.9人と昨年度より微増ではあるが、利用者は増えている。
しかし、本年4月からの改正介護保険法の施行による、介護報酬の改定に伴い、施設経営に大きな影響を受けたものの、平成19年3月末決算では、当年度収益純利益が959万4804円の黒字となり、営業努力が見受けられたように思える。
なお今後、厳しい経営状況になるものと想定されるため、利用者から選ばれる施設を目指し、さらなるサービス向上と利用者の確保に努め、支出の削減に一層の努力をされ事業を良好に維持することを望む。
平成18年度宇陀市水道事業決算審査意見書。
宇監第15号、平成19年8月28日、宇陀市長、前田禎郎様。宇陀市監査委員、山本安弘。宇陀市監査委員、玉岡武。平成18年度宇陀市水道事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成18年度宇陀市水道事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成18年度宇陀市水道事業決算審査意見書。
第1、審査の対象。平成18年度宇陀市水道事業決算。
第2、審査の期日。平成19年7月13日。
第3、審査の方法。審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4、審査の結果。審査に付された会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行、処理されているものと認められた。審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5、審査の概要。
1、事業の概要。宇陀市の水道事業業務概要は、次のとおりである。別表を参考にしてください。
2、収益的収入及び支出について。予算額に対する収支の状況は次のとおりである。収益的収入、第1款、水道事業収益予算額5億3570万円、決算額5億3533万9652円です。収益的支出、第1款、水道事業費用予算額5億3570万円、決算額4億9728万4088円です。
3、資本的収入及び支出について。資本的収入、第1款、資本的収入予算額2億5270万円、決算額2億6375万2650円。資本的支出、第1款、資本的支出予算額5億350万円、決算額4億2993万5053円。
4、損益計算書について。事業収益額は5億1572万1490円、収益的支出決算額は4億9278万9600円であり、差引純利益2293万1890円消費税抜きとなった。事業収益に関する事項は別表をご参照願います。事業費用に関する事項。特別損失につきまして別表のとおりでございます。18年度合計につきましては4億9278万9600円です。
5、企業債の状況について。企業債の概要について、企業債、平成19年3月末現在未償還高12億6672万2825円。
審査の意見。
当年度の事業実績をみると、営業収益は3億9370万6387円消費税抜きと、営業費用は4億4668万1733円消費税抜きの営業収支は、5297万5346円の営業損失となっている。
また、営業外収益1億2201万5103円と営業外費用4513万4204円、及び特別損失97万3663円の収支額7590万7236円から営業損失5297万5346円を引いた額は、2293万1890円の純利益となった。
しかし、給水件数は年々微増ではあるものの、配水量や有収水量については減少しており、少子高齢化の影響もあり伸び悩んだ傾向となっている。
また、営業未収金、水道使用料1258万8142円については、公平性の観点から徴収業務における組織の充実を含め、今後の対応を望む。
今後、厳しい経営状況になるものと想定されるため、事業を良好に維持し公営企業の基本原則に則し、効率的な企業経営に努めるとともに、長期的な動向を見極め、安心安全な飲料水の安定供給に努められたい。
長時間になりましたが、以上で報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(小林 一三君)
決算関係議案につきましては、あらかじめご承認いただいたとおり、本日は提案理由の説明までとします。9月13日の本会議2日目に質疑を行った後、決算審査特別委員会を設置し付託の予定でございます。
17番、竹内議員。
17番(竹内 幹郎君)
今回決算報告がなされたわけですが、財政指標の提出をお願いしたいと思います。それと新しい財政法における実質赤字比率ですね、それと連結決算ベースにおける赤字比率、実質公債比率その提出をお願いしたいと思います。
議長(小林 一三君)
財政指標、他3件の資料提出を後日財務部長お願いしたいと思います。
財務部長(山本 高司君)
本席には準備をしておりませんので、13日に準備をしたいと思っております。
議長(小林 一三君)
竹内議員よろしいですか。それでは次回にお願いいたします。
議長(小林 一三君)
続いて、日程に従いまして、日程第29、議案第68号から日程第32、議案第71号までの4議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。
議会事務局長(樋口 保行君)
失礼いたします。それでは議長の命により朗読いたします。議案書の29ページをご覧いただきたいと思います。
議案第68号、宇陀市道路線の認定について。
宇陀市道路線の認定について、下記のとおり宇陀市道路線を認定するため、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求める。平成19年9月6日提出、宇陀市長、前田禎郎。
記、整理番号、337、路線名、針道・宮奥線、起点、宇陀市大宇陀区宮奥252番地先、終点、宇陀市大宇陀区宮奥490番地先。
次に30ページでございます。
議案第69号、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の変更について。
奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約(平成17年1月奈良県指令市町村第989号)の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第286条第1項の規定に基づき奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約を別紙のとおり変更したいので、同法第290条の規定により、議会の議決を求める。平成19年9月6日提出、宇陀市長、前田禎郎。
条文の朗読は省略させていただきます。1枚めくっていただきまして32ページをご覧いただきたいと思います。
議案第70号、桜井宇陀広域連合規約等の変更について。
桜井宇陀広域連合規約等の変更について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第291条の3第3項の規定に基づき桜井宇陀広域連合規約等を別紙のとおり変更したいので、同法第291条の11の規定により、議会の議決を求める。平成19年9月6日提出、宇陀市長、前田禎郎。
次に34ページをご覧いただきたいと思います。
議案第71号、宇陀市土地開発公社定款の変更について。
宇陀市土地開発公社定款(昭和49年11月22日制定)の変更について、公有地の拡大の推進に関する法律(昭和47年法律第66号)第14条第2項の規定により、議会の議決を求める。平成19年9月6日提出、宇陀市長、前田禎郎。以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
森田副市長。
副市長(森田 博君)
失礼いたします。お疲れの中、今しばらくお付き合いをよろしくお願いいたします。ただ今上程いただきました議案第68号から議案第71号の4議案につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず議案第68号、宇陀市道路線の認定についてです。
平成7年度から平成19年度にかけて、奈良県中部農林振興事務所のふるさと農道緊急整備事業に伴い、桜井市八井内から宇陀市大宇陀区宮奥まで建設された県道である主要地方道桜井・吉野線について、この度桜井市と宇陀市とが市道として移管を受け、それぞれ市道認定を行うものであります。
県道桜井・吉野線は全長4200メートルで、このうち宇陀市側、起点大宇陀区宮奥252番地先から終点大宇陀区宮奥490番地先までの1214メートルを市道針道・宮奥線として道路認定の提案させていただくものであります。
この針道・宮奥線は、市道関戸・宮奥線、大東・多武峰線と連結され、桜井市との連絡道路として、今後の明日香、多武峰等の広域観光ネットワーク化や市民の中和生活圏との交流に欠かせない道路であると期待されるものであります。
以上のことから、道路認定基準に適合するものでもあり、道路線の認定を提案いたすものであります。
なお、今回の道路線の認定により、宇陀市道の認定道路は、1672路線、延長は73万9296.3メートル、キロメートルに直しますと739.296キロメートルとなります。地図上で言えば宇陀市から福島県郡山市ぐらいになるかとも思われます。
次に議案第69号、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の変更についてです。
この規約の変更につきましては、郵便貯金法が、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律により廃止されることに伴い、所要の変更を行うことについて地方自治法第286条の規定により、協議を求められたものでございます。
変更の内容につきましては、郵便貯金法の廃止により、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合の資産の管理の方法から郵便貯金を削るものでございます。
次に議案第70号、桜井宇陀広域連合規約等の変更についてです。
この規約の変更につきましては、桜井宇陀広域連合を構成する桜井市、宇陀市、曽爾村及び御杖村の協議により広域連合経費の負担割合の変更に伴い、所要の変更を行うことについて地方自治法第291条の3の規定により協議を求められたものです。
変更の内容につきましては、先ほど大西議員からも諸般の報告がありましたように、桜井宇陀広域連合の経費の負担金の負担割合の率を人口割70%を80%に、均等割30%を20%に変更するものであります。
また、宇陀市の発足に伴いまして、平成17年の桜井宇陀広域連合規約の改正で負担金の負担割合について平成21年3月31日まで経過措置を定めておりましたが、今回の協議によりこの経過措置を平成20年3月31日までとするものであります。
次に議案第71号、宇陀市土地開発公社定款の変更についてです。
この定款の変更につきましては、先ほど議案第69号で説明しましたように、郵便貯金法が郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律により廃止されることに伴い、所要の変更を行うことについて公有地の拡大の推進に関する法律第14条の規定により、議会の議決を求めるものです。
変更の内容につきましては、郵便貯金法の廃止により土地開発公社の業務上の余裕金の運用方法から郵便貯金を削るものでございます。
以上よろしくご審議の方お願いいたします。
議長(小林 一三君)
提案理由の説明が終りました。これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
まずはじめに、議案第68号、宇陀市道路線の認定についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
ないようでございます。これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第68号、宇陀市道路線の認定については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第69号、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の変更についての質疑を行います。質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
ないようでございます。これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第69号、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第70号、桜井宇陀広域連合規約の変更についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
ないようでございます。これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第70号、桜井宇陀広域連合規約の変更については、原案のとおり可決されました。
議長(小林 一三君)
次に、議案第71号、宇陀市土地開発公社定款の変更についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
ないようでございます。これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
[賛成者起立]
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第71号、宇陀市土地開発公社定款の変更については、原案のとおり可決されました。
議長(小林 一三君)
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
次の本会議は、13日午前10時から行います。
13日は、議案の質疑、委員会付託並びに一般質問の日程となっておりますので、格段のご協力をお願いをいたします。
なお、会期中開催されます委員会におきましても慎重審議をよろしくお願いいたします。
本日はこれにて散会いたしますが、ご案内しております全員協議会は、この後午後4時15分から全員協議会室で開催します。
議員各位には、ご参集よろしくお願いします。本日は大変ご苦労様でした。ありがとうございました。