本文
日程 |
内容 |
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日程第1 |
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日程第2 |
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日程第3 |
諸報告 |
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日程第4 |
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日程第5 |
専決処分の承認を求めることについて |
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日程第6 |
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日程第7 |
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日程第8 |
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日程第9 |
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日程第10 |
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日程第11 |
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日程第12 |
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日程第13 |
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日程第14 |
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日程第15 |
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日程第16 |
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日程第17 |
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日程第18 |
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日程第19 |
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日程第20 |
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日程第21 |
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日程第22 |
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日程第23 |
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日程第24 |
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日程第25 |
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日程第26 |
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日程第27 |
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日程第28 |
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日程第29 |
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日程第30 |
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日程第31 |
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日程第32 |
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日程第33 |
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日程第34 |
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日程第35 |
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日程第36 |
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日程第37 |
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日程第38 |
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日程第39 |
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日程第40 |
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日程第41 |
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日程第42 |
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日程第43 |
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日程第44 |
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日程第45 |
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日程第46 |
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日程第47 |
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日程第48 |
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日程第49 |
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日程第50 |
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日程第51 |
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日程第52 |
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日程第53 |
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日程第54 |
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日程第55 |
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日程第56 |
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日程第57 |
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日程第58 |
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日程第59 |
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日程第60 |
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日程第61 |
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日程第62 |
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日程第63 |
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日程第64 |
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日程第65 |
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日程第66 |
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日程第67 |
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日程第68 |
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日程第69 |
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日程第70 |
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日程第71 |
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日程第72 |
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日程第73 |
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日程第74 |
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日程第75 |
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日程第76 |
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日程第77 |
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日程第78 |
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日程第79 |
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日程第80 |
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日程第81 |
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日程第82 |
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日程第83 |
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
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1番 |
井谷 憲司 |
2番 |
上田 徳 |
3番 |
山本 良治 |
4番 |
峠谷 安寛 |
5番 |
田村 幹夫 |
6番 |
大澤 正昭 |
7番 |
井戸本 進 |
8番 |
中山 一夫 |
9番 |
多田 與四朗 |
10番 |
山本 繁博 |
11番 |
森下 裕次 |
12番 |
坂本 徹矢 |
13番 |
山本 新悟 |
14番 |
辻谷 禎夫 |
15番 |
高橋 重明 |
16番 |
土井 英治 |
17番 |
竹内 幹郎 |
18番 |
泉岡 正昭 |
19番 |
大西 進 |
20番 |
玉岡 武 |
21番 |
小林 一三 |
22番 |
広沢 和夫 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
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市長 |
前田 禎郎 |
助役 |
森田 博 |
大宇陀地域自治区長 |
植田 八三郎 |
菟田野地域自治区長 |
大畑 俊彦 |
榛原地域自治区長 |
桐久保 隆久 |
室生地域自治区長 |
勝田 榮次 |
教育長 |
岸岡 寛式 |
総務部長 |
奥田 信雄 |
財務部長 |
山本 高司 |
企画調整部長 |
菊岡 千秋 |
市民環境部長 |
高橋 博和 |
健康福祉部長 |
松村 光哲 |
農林商工部長 |
山本普志雄 |
都市整備部長 |
樋口 保行 |
土木部長 |
南 幸男 |
教育委員会事務局長 |
中田 進 |
水道局長 |
森塚 昇 |
市立病院事務局長 |
新子 恵映 |
保養センター美榛苑所長 |
中尾 辰彦 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得 |
桝田 守弘 |
大宇陀地域事務所区次長 |
向田 博 |
菟田野地域事務所区次長 |
辻本 文昭 |
榛原地域事務所区次長 |
米田 実 |
室生地域事務所区次長 |
石本 直近 |
財務部次長 |
中尾 忠 |
大宇陀地域事務所地域振興課長 |
東 勲 |
代表監査委員 |
山本 安弘 |
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議長(小林 一三君)
おはようございます。開会にあたりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
本日、第3回宇陀市議会定例会が招集されましたところ、議員並びに理事者各位には、公私何かとご多忙のところご出席を賜りここに開会の運びとなりましたことを、心から厚く御礼申し上げます。
本定例会に提出されました議案は、決算認定だけで57会計。これは合併前の旧4町村並びに宇陀市の17年度一般会計及び特別会計の決算であります。ほかに18年度補正予算、条例の制定及び一部改正、財産の取得等々多くの重要案件が提出されております。
議員各位には慎重にご審議賜りますとともに、会期中の本会議を始め一般質問あるいは各委員会を通じまして議会がスムーズに進行できますよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
また、理事者各位には簡潔にできるだけわかりやすく説明及び答弁くださいますようお願い申し上げまして開会のあいさつといたします。
開会に先立ちまして議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めました。
また、議場内において今議会の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、市政広報制作、会議録調製等のため、事務局及び関係職員並びに報道関係者による写真、映画等の撮影を許可いたしておりますのでご了承おき願います。
ただいまの出席議員は22名であります。
定足数に達しております。
よって、平成18年第3回宇陀市議会定例会を開会いたします。
議長(小林 一三君)
前田市長から招集のごあいさつがございます。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
おはようございます。平成18年の第3回宇陀市議会定例会が開会をされるに当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては何かとご多用の中をご出席を賜りまして誠にありがとうございます。今期定例会は一般会計補正予算を始めとする予算案が6件ございます。条例案は専決処分を含めて10件、17年度決算59件、その他の案件4件つごう79件について議員各位にご審議をお願いするものでございます。
それぞれの議案につきましては後刻説明をさせていただきますが、よろしくご審議をいただきましてご議決、ご承認を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ですが開会に当たってのごあいさつといたします。ありがとうございました。
議長(小林 一三君)
これより、日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布の通りでありますので、朗読を省略いたします。
議長(小林 一三君)
日程第1会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において5番田村幹夫議員、6番大澤正昭議員を指名いたします。
議長(小林 一三君)
日程第2会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会は、本日から9月26日までの22日間といたします。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、会期は本日より9月26日までの22日間と決定いたしました。
議長(小林 一三君)
日程第3諸報告を行います。
はじめに「諸般の報告」を行います。
去る8月10日に開催されました平成18年度第2回奈良県市議会議長会の報告を事務局長にさせます。
議会事務局長(藤田 静秀君)
第2回奈良県市議会議長会出席の報告について
平成18年8月10日(木曜日)午前11時から桜井市の多武峰観光ホテルにて「第2回奈良県市議会議長会」が開催され、本市から小林議長、中山副議長、藤田事務局長の3名が出席致しましたので、その報告をいたします。
まず、桜井市の高谷会長から開会の挨拶と、6月に就任された奈良市の新議長・副議長の紹介、また長年にわたり功績のあった29名の市議会議員に対する会長表彰があり、会議に入りました。
会議では、去る5月30日から8月9日までの市議会議長会の事務報告並びに会議出席報告がされ、審議の結果、報告通り了承されました。
次に、市議会議長会県外視察研修について議題となり、視察日を10月17日から18日までの1泊2日、視察先を愛知県豊橋市議会とする会長提案について審議し、了承しました。
次に、社団法人奈良県猟友会会長上田光彦氏から高谷会長あてに提出された「射撃練習施設の設置と整備」に関する趣意書が議題となり、審議の結果、関係機関に対し会長において処理していただくこととしました。
以上、提出された議事については総て審議し、午前11時40分に終了いたしました。
会議終了後、昼食会があり、県下の議長、副議長、事務局長と情報・意見交換を行いました。
議長(小林 一三君)
次に、前期定例会で総務文教、福祉厚生、産業建設の各常任委員長から申し出がございました議員派遣につきまして、7月20日、21日の2日間、新市まちづくり計画の重点事業であるケーブルテレビ並びに新市の主要施策の歴史的町並みの保全・整備に係る先進地の調査研究のため、20名の議員を岐阜県山県市並びに岐阜県美濃市に派遣いたしました。
それぞれの市におきまして、議会、行政の代表の方々及び担当者から説明を受けるとともに、現地視察を行いました。視察詳細、資料につきましては、議会事務局に備えておりますのでご報告いたします。
議長(小林 一三君)
続いて、行政報告を行います。
はじめに「平成17年度宇陀市継続費精算報告書について」報告を受けます。
森田助役。
助役(森田 博君)
継続費精算報告についてでございます。継続費精算報告を行います前に、平成17年度宇陀市継続費精算報告について、まずもってお断りさせていただきます。
先般継続費精算報告を配布させていただいたところでありますが、追加事項がありましたので、再度配布させていただきます。
今回配布させていただきました報告書を正といたしまして、先の報告書につきましては処分していただきますようお願い申し上げます。
それでは地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき、菟田野区及び室生区が整備を進めてきた事業が平成17年度をもって完成したため、継続費の精算報告を行います。
まず始めに事業名、山上公園整備事業特別監修事業につきまして公園整備のために必要な設計監理費用及びこの事業の特殊性といえる作家との強制意匠にかかる特別な経費として、総額2億9,720万円で平成13年度から平成17年度までの5ヵ年を業務期間としたものであります。
引き続きまして、事業名、山上公園整備事業につきまして、同じく公園整備に必要な整備工事費として総額12億6,795万9,000円で平成14年度から平成17年度までの4ヵ年を工事期間としたものであります。
最後に事業名、菟田野統合小学校新築工事につきまして、小学校統合により新築に必要な設計監理費用及び整備工事費用として総額10億9,179万円で平成16年度から平成17年度までの2ヵ年を事業期間としたものであります。
全体計画書、実績額及び比較につきまして報告書のとおりでございます。一読の方を宜しくお願いいたします。
以上でございます。
議長(小林 一三君)
以上で、行政報告を終わります。
議長(小林 一三君)
日程第4委員長報告を議題といたします。
閉会中の委員会開催につきましては、8月29日議会運営委員会、8月29日環境水源対策特別委員会、8月11日市立病院建設特別委員会、7月5日及び8月11日行政改革特別委員会が開催され、それぞれ所管事項について審査いただいておりますので、各委員長から報告を受けます。
なお、委員長報告に対する質疑は全ての委員長報告終了後受け付けます。
それでは始めに議会運営委員会委員長の報告を受けます。森下委員長。
11番(森下 次君)
議会運営委員会の委員長報告をさせていただきます。
平成18年第3回定例会の議会運営委員会は、前田市長、森田助役、植田大宇陀地域自治区長、大畑菟田野地域自治区長、桐久保榛原地域自治区長、勝田室生地域自治区長、岸岡教育長、奥田総務部長、山本財務部長の出席を求め、平成18年8月29日午前10時から市議会第1委員会室で開催しました。
委員会報告につきましては、事前に報告書を配布させていただきいておりますので、本定例会運営に関する協議の結果につきまして、概要をまとめさせていただき報告させていただきます。
市長提出議案につきましては、行政報告1件、専決処分2件、条例の制定、改正が8件、補正予算が6件、決算関連59件、その他の議案4件が本日提案されます。
議案の取扱いにつきましては、専決処分2件全部を本日即決とします。
条例関係8件のうち、「宇陀市代替バス事業に関する条例の制定について」を総務文教常任委員会に付託し、他の7件は本日即決とします。
補正予算案は、6件全部を委員会付託せず本会議審議とし、本日提案、13日の本会議2日目に質疑、最終日に討論、採決を行います。
決算関係議案は、決算審査特別委員会を設置し付託します。
決算審査特別委員会の委員会構成は、委員9名及び議長、議会選出の監査委員の出席とし、各常任委員会から委員各3名を選出願う予定です。
決算に係る審議の流れは、本日提案、13日の本会議2日目に質疑を行い、決算審査特別委員会に付託し、最終日に委員長報告並びに質疑、討論、採決を行います。
その他の議案は、4件全部を初日に即決とします。
議会提出の議案等につきましては、最終日に決議及び意見書の発議を提案予定しております。内容につきましては、事前に資料を配布させていただいておりますが、「公共工事からの暴力団排除に関する決議」(案)については、宇陀市建設工事等暴力団排除要綱に基づき、宇陀市として新たに市と宇陀警察署との間で「宇陀市建設工事等暴力排除に係る協定書」を取り交わす予定であり、市議会としても本決議により意思表示を行うものであります。産業建設常任委員会委員で提出者、賛成者を募っていただき、発議として最終日に提出します。
「ドクターヘリの全国配備へ新法制定を求める意見書」(案)については、所定の提出者、賛成者を備えて提出がありましたので発議として取扱い、最終日提案とします。
「拉致問題が解決するまで北朝鮮の貨客船万景峰号の入港禁止措置を解除しないことを求める意見書採択の陳情」が救う会奈良準備会代表佐藤一彦吉野町吉野山から提出されております。
なお、陳情者の「救う会奈良準備会」は8月初旬に正式に全国的な救う会の40番目の地方組織「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための奈良の会」として発足しています。本件については、総務文教常任委員会で協議をお願いし、取り上げる場合は最終日提案とします。
その他全般につきまして、前期定例会どおり関係する議案は、なるべく一括上程し、提案説明の後、個別に質疑、討論、採決を行います。この場合、議案名は議長の指名により議会事務局長が朗読します。議案の内容によっては討論を省略し採決を行います。
以上の内容をもちまして、会期は、先ほど議決いただいたとおり、本日から9月26日の22日間とし、本会議は、本日及び13日と25日に開催します。
常任委員会につきましては、14日に総務文教常任委員会が開催される予定です。
決算審査特別委員会は9月13日に設置、9月15日に開催いただき、19日を予備日としております。
一般質問は、13日の本会議2日目に行いますが、当日時間内に終わらない場合は、会議時間を延長して終了するか、最終日に引き続き行います。発言通告書の受付は、本日午後1時に締め切ります。なお、発言順は受付順とし、同種の質問は正副議長が調整を行いますのでご承知おきください。
また、一般質問に関する報道機関への事前公表について、6月定例会時に報道機関から要請があり、議運で未協議のため対応しませんでしたが、今回から発言議員名と発言要旨を事前公表しますのでご了解をお願いします。
最後に、市長から、県内各市の慣例に合わせて4日に記者会見を開くので、定例会前であるが今期定例会の概要について報道発表を行う旨の報告がありました。
今期定例会には、非常に多くの重要案件が提出されております。円滑な議会運営にご協力をお願いし、簡単ですが報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
次に、環境水源対策特別委員会委員長の報告を受けます。大澤委員長。
6番(大澤 正昭君)
おはようございます。環境水源対策特別委員会の報告ということでご報告申し上げます。
8月29日午後1時30分から市議会第1委員会室にて環境水源対策特別委員会を開催いたしましたので、その内容について報告申し上げます。
委員会は、委員については森下委員以外、理事者側は助役を始め各地域自治区長、市民環境部、水道局、地域事務所の関係職員の出席により始めました。
会議では、「宇陀市における環境保全状況について」が議題となり、担当の市民環境部及び水道局から、今まで旧町村で対応した経緯と現在の状況と宇陀市地域環境保全推進員の委嘱の状況、水道水源保護条例制定の目的などの資料説明の後、委員から数多くの質疑を受け、担当からの説明で概ね理解しました。
質問の主な内容は、不法投棄の投棄者が特定できない場合の対応、暫定で施行された条例の効力と環境条例の制定(改正)、環境保全推進員と水道水源保護審議会委員の任務など、公共残土の定義と残土処理方法、環境条例の早期設置、農薬の管理方法、ばい煙による大気汚染対策などでした。
宇陀市の地形から一般廃棄物や産業廃棄物などの不法投棄が今後も発生が見込まれることから、行政・議会・市民が一体となって監視体制を強めて行くことが大事であり、当委員会も継続して開催することと致しました。
会議終了後、室生区多田地内の安定型最終処分場、榛原区額井地内の資材置場、大宇陀区口今井地内の廃油流失現場、嬉河原地内の残土置場の現地を視察し、午後4時35分散会致しました。
以上、簡単ですが、環境水源対策特別委員会の報告と致します。
議長(小林 一三君)
次に、市立病院建設特別委員会の報告を受けます。広沢委員長。
22番(広沢 和夫君)
市立病院建設特別委員会のご報告を申し上げます。
去る8月11日午前10時から市議会第1委員会室において、市立病院建設特別委員会を開催いたしましたのでその報告を致します。
全委員と議長の出席により会議を始め、委員長招集の挨拶、市長の挨拶がありました。
なお、市長の挨拶では、市立病院の建設は、老朽化、狭隘化などから宇陀市まちづくり計画の重要施策であり、特に高齢化が進んでいる宇陀市や周辺市町村にとっては益々医療需要が高まっており、今後この事を議会や病院建設懇話会で十分議論していただきたいというご挨拶がございました。
なお、位置については、利便性、経済性や老健施設との連携などの立地条件からして、総合的に判断すると現市立病院の位置に建替えが望ましいのではないか、とこういうお話もございました。なお、工期は基本計画から5年程度かけ平成23年度の完成、入院病床数は200床などの一つの考え方を示され、今後十分議論して早期に決定してもらいたいとのことでした。
会議では、市立病院の現状が議題となり、配付された宇陀市立病院整備事業、整備構想検討結果報告書(概要)、宇陀市立病院の現状についての資料により担当部署からそれぞれ説明を受けました。
委員各位からは、病院の経営、医師の確保と職員の接遇、現地建替え計画を始め診療科目や病床数、旧榛原町で医療・保健・福祉ゾーンとして確保したパークヒル用地の活用、池谷川の整備、旧廃棄物処分場の土砂等の撤去など多くの質問や要望、意見などがあり、理事者から現状や考え方など答弁がありました。
また、類似自治体の公立病院の先進例や宇陀市立病院整備について開院までのスケジュールを現地建替えと移転建替えの2つのパターンにより説明を受けました。
当特別委員会は、病院建設は宇陀市にとって最重要課題であることから今後、引き続き月1回程度審議することとして、午前11時58分に散会いたしました。
以上報告を終わります。
議長(小林 一三君)
次に、行政改革特別委員長の報告を受けます。竹内委員長。
17番(竹内 幹郎君)
行政改革特別委員会の報告をさせていただきます。
さる7月5日午後1時30分から宇陀市議会第1委員会室において、全委員と議長、市長並びに関係職員の出席により、行政改革特別委員会を開催しましたのでその報告を申し上げます。
私と市長のあいさつの後、会議では担当の企画調整部から資料により、旧町村の行政改革の取り組み状況について、国の行政改革方針について、市財政の現状について、市行政改革推進体制について等の説明を受けました。
その後、質疑に入り、委員各位からの主な質問や意見がありましたのでその概要について報告申しあげます。
旧町村の行政改革の取り組み状況についてでは、これからは、費用対効果も考えて方向性も定めて改革を行うべきであろうということであります。
そして国の行政改革方針についてでは、民間委託や指定管理者の制度を活用し、自主性の高い財政運営をすべきではないかという意見でございます。
市財政の現状についてでは、理事者より基金の取り崩しも限界に近く、来年度以降の財政運営は困難な状況である。また、地方債の残高も360億円以上あるため、行政改革を強力に進めて行きたいということであります。
市行政改革推進体制についてでは、組織はできたが行革の推進については、市長をはじめ職員共々できることは、どんなことでもすべきであろうということであります。
そして今後の行政改革特別委員会の運営と目指すべき方向についてでは、大まかな項目といたしまして、事務事業の見直し、組織・機構の改革、財政の健全化、定員の適正化と給与の適正化、住民の協働と行政サービスの向上、職員の意識改革以上の6項目について担当部局からの報告とあわせて、原則として毎月委員会を開催するなどがあり、午後3時55分散会いたしました。
続きまして、さる8月11日午後1時30分から宇陀市議会第1委員会室において、委員会を開催しましたのでその報告を申し上げます。
全委員の出席、そして議長、市長の出席により行政改革特別委員会を開催いたしました。
挨拶の後、行政改革の推進状況等について、担当の企画調整部から資料に基づき説明があり、改革項目別に委員から質問や意見を受けましたのでご報告申し上げます。
事務事業の見直しにつきましては、ワーキングチームで作成した内容を推進本部や担当部署で検討し、その結果を再度検討するということでございます。
2番目の組織・機構の改革につきましては、理事者の方から行革の項目は細かくは150項目以上あり、メープルパークや市立病院のこともあり、改めて新市まちづくり計画について整理し、旧町村からの違いについても統一して整理すべきは整備して一本化すべきはして、少しでも削減していくということでございます。
そして委員の方々からの意見といたしまして、市営住宅もどこかで線引きすべきであろうかという意見が出ました。
3番目に財政の健全化につきましては、補助金の取り扱いももっと厳しくとのことから、本当に必要な事業かどうか等について見直しをしていくべきではないか。また、各施設の運営の中で、地域のスポーツ振興等は受益者負担が基本であるが、減免措置の廃止・整理も含めて検討し、削減を目指して努力していくべきであろうという意見であります。
そして4番目の定員の適正化と給与の適正化につきましては、宇陀市を発展させるために雇った職員が市外から通勤するというのもおかしいという意見も出ましたが、これは住居の自由が保障されているため強制は出来ないのではないかという答弁でございます。
そして、住民の協働と行政サービスの向上につきましては、地域の行事に参加しない職員もいると聞く、もっと参加すべき。また、子供のイベント、大会、行事等についても宇陀市ホームページからも発信し、市民の側からも情報を発信できるようにしてはどうかという意見も出されました。
そして、職員の意識改革につきましては、官対官の研修出向よりも、職員を民間企業に出向させ、そういった活動を通して人脈ができるのではないかという意見もございました。
そして、市長の方からもったいないという言葉がありますが、これをスローガンに行革に浸透させていきたいという答弁もございました。
最後に改革できることはスピード化していただきたい。10億円の削減が難しいという話もありましたが、15億円の節約をする、そして5億円を新たなまちづくりに投資するという考え方でがんばってほしい。なお、今後の議会の改革につきましては議長にお願いをすることといたしました。
そして、委員会は午後4時17分に散会いたしました。
以上で7月5日及び8月11日に開催した行政改革特別委員会の報告とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
各委員長の報告は以上であります。
これより質疑に入ります。
まず議会運営委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
質疑なしと認めます。
次に、環境水源対策特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
質疑なしと認めます。
次に、市立病院建設特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
質疑なしと認めます。
次に、行政改革特別委員長の報告に対する質疑を受け付けます。
高橋議員。
15番(高橋 重明君)
15番高橋でございます。おはようございます。
ただいま各委員長からの報告を受けました。議員は22名で住民からの負託を受けてそれぞれの審議をし、三つの常任委員会と四つの特別委員会にそれぞれ所属をしておりますが、先日私は所属をしていない行政改革について住民から質問を受けましたが、そういう意味で私先日議会事務局に資料請求をしたのですが、「委員長に聞いてくれ。」ということでございました。旧榛原町では17名の議員がそれぞれ同じように委員会を構成しておりましたが、該当をしない議員にも資料を委員会終了後配布されておりました。今回配布されておりません。
そういう意味では、22名の議員が全員一堂に会すことはなく審議内容を知ることは出来ませんので、当面理事者が提出されておりました資料については、他の委員会に所属しない議員についても配布されるようにお願いしたいと思います。まずその件についてお願いしたいと思います。答弁をお願いしたいと思います。
議長(小林 一三君)
休憩中の配布でよろしいか。
15番(高橋 重明君)
結構です。
議長(小林 一三君)
ではそういうことでお願いします。
他にございませんか。
以上で、委員長報告に対する質疑を終結します。
議長(小林 一三君)
続いて、日程に従いまして日程第5、承認第17号及び日程第14、議案第70号の条例関係10議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長(藤田 静秀君)
それでは議案書の1ページでございます。朗読を致します。
承認第17号専決処分の承認を求めることについて
大宇陀町、菟田野町、榛原町及び室生村の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関する協議書(平成17年大宇陀町告示第6号、平成17年菟田野町告示第9号、平成17年榛原町告示第46号及び平成17年室生村告示第13号)の一部を変更する条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。平成18年9月5日報告宇陀市長前田禎郎なお、専決処分書及び変更の条例についての朗読は省略させていただきます。
次に、4ページでございます。
承認第18号専決処分の承認を求めることについて
宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例(第18年宇陀市条例第46号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第3項の規定により報告し、その承認を求める。平成18年9月5日報告宇陀市長前田禎郎5ページ及び6ベージの専決処分書並びに改正条例の朗読は省略させていただきます。
次に、7ページでございます。
議案第63号宇陀市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について
宇陀市議会政務調査費の交付に関する条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎以下制定条例文8ページ、9ページについての朗読は省略させていただきます。
続きまして10ページでございます。
議案第64号宇陀市代替バス事業に関する条例の制定について
宇陀市代替バス事業に関する条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎11ページ、12ページの条例分についての朗読は省略させていただきます。
次に、13ページでございます。
議案第65号宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について
宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例(平成18年宇陀市条例第44号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎14ページについての朗読は省略させていただきます。
次に、15ページでございます。
議案第66号宇陀市母子医療費助成条例の一部改正について
宇陀市母子医療費助成条例(平成18年宇陀市条例第113号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎16ページについての朗読は省略させていただきます。
次に、議案第67号宇陀市国民健康保険条例の一部改正について
宇陀市国民健康保険条例(平成18年宇陀市条例第128号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎18ページについての朗読は省略させていただきます。
次に、19ページでございます。
議案第68号宇陀市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について
宇陀市廃棄物の処理及び清掃に関する条例(平成18年宇陀市条例第133号)の一部改正について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎20ページの条例改正案は朗読を省略させていただきます。
次に、21ページでございます。
議案第69号宇陀市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定について
宇陀市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎22ページの制定条例の朗読を省略させていただきます。
次に、議案第70号消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎24ページの制定条例の朗読を省略させていただきます。以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。市長。
市長(前田 禎郎君)
今回提案をいたしました、条例案につきましてその提案理由を簡単にご説明申し上げます。
条例案は10件ありますが、専決処分をいたしました2件と、議決をいただきます8件の議案でございます。
まず、専決処分承認第17号大宇陀町、菟田野町、榛原町及び室生村の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関する協議書の一部を変更する条例に関しましては、協議書により地域自治区に設置する地域協議会委員の報酬を、地方自治法の規定により無報酬とするものであります。なお、この協議書の内容を変更するには、市町村の合併の特例に関する法律の規定により、条例の制定が必要とされております。
次に、承認第18号宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例に関しましては、特別職報酬等審議会の答申により8月1日に選任いたしました地域自治区長の報酬月額を、63万円から49万5,000円に引き下げるものであります。
以上の二件を専決処分させていただきました。いずれも平成18年8月1日から施行しております。
続きまして提案する条例でありますが、まず議案第63号宇陀市議会政務調査費の交付に関する条例に関しましては、地方自治法の規定に基づき、議員の調査研究に資するための必要な経費の一部として、政務調査費を交付するものです。
政務調査費は、議会議員が対象で、月額3万円を交付するもので、その他政務調査費の交付手続き等について必要な事項を定めるものであります。適用日は10月1日としております。
次に、議案第64号宇陀市代替バス事業に関する条例に関しまして、公共交通事業者がバス路線を廃止されたことに対する代替輸送として、市が代替バスを運行するものです。この代替バス運行の区間は、室生福祉保健交流センターぬく森の郷から宇陀市役所までで、使用料は中学生以上の大人が250円、小学生の小人が100円、乳幼児については無料とするものです。
次に、議案第65号宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例に関しまして、特別職報酬等審議会の答申により、議長の報酬月額を35万円から43万円に、副議長の報酬月額を29万円から36万円に、議員の報酬月額を27万円から33万円に引き上げるものです。なお、この条例は、平成18年9月1日から適用するものです。
次に、議案第66号宇陀市母子医療費助成条例の一部を改正する条例に関しまして、医療制度改革に伴い、助成範囲の控除項目に入院時の生活療養に係る標準負担額に相当する額を追加するものです。
次に、議案第67号宇陀市国民健康保険条例の一部を改正する条例に関しましても、医療制度改革に伴い、少子化対策の一環として出産育児一時金の支給額を30万円から35万円に引き上げるものです。
次に、議案第68号宇陀市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例に関しまして、粗大ごみ、古紙やアルミ缶などの一般廃棄物が、不適正に持ち去られることを防止するためのもので、個別収集やステーション方式により適切に排出された一般廃棄物を市の帰属とし、市又は市が委託、許可した業者以外の者が無断で収集、運搬してはならないとするものです。
次に、議案第69号宇陀市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例に関しまして、宇陀市において奈良県が施工する急傾斜地崩壊対策事業について宇陀市が負担する経費の一部に充てるため、地方自治法の規定に基づき受益者から分担金を徴収するものです。分担金の額は、各年度ごとにこの事業に宇陀市が負担する額の二分の一とするもので、そのほか徴収方法、徴収猶予、減免などの手続きについて規定するものです。
最後に議案第70号消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例に関しまして、災害の多様化等に対応した市町村の消防の体制の整備及び確立を図るため、自主的な市町村の消防の広域化を推進するためなどの消防組織法の一部改正に伴い宇陀市消防団条例、宇陀市消防団員等公務災害補償条例、宇陀市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例について所要の改正を行うものです。
条例については、専決処分いたしました2件のご承認とただいま提案いたします8件のご審議をお願いするものです。
議長(小林 一三君)
提案理由の説明が終りました。
これより質疑に入りますが、各議案ごとに行います。
はじめに、承認第17号、専決処分の承認を求めることについて(大宇陀町、菟田野町、榛原町及び室生村の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関する協議書の一部を変更する条例の制定について)の質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、承認第17号、専決処分の承認を求めることについて(大宇陀町、菟田野町、榛原町及び室生村の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関する協議書の一部を変更する条例の制定について)は、原案のとおり承認されました。
次に、承認第18号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について)の質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
11番森下議員。
11番(森下 次君)
特別職報酬等審議会でこのようになりましたが、まず合併協議会の報酬審議会で63万円と定められて、その時の地域自治区長の位置づけというのは助役と同等の地域自治区における立場であると位置づけがなされていたと思います。
組織図においても助役と同等の立場であると聞かされていましたが、今回新聞報道等で見ましたところ、給与については助役級の63万円が部長、所長級の49万5,000円であろうという形でこのような改正がなされたと見たわけですが、役職の位置づけですが地域自治区長の位置づけとは部長、所長、次長級なのか、あるいは元のとおり助役級なのか、ここの部分がはっきりしないですが教えていただきたいと思います。
議長(小林 一三君)
市長。
市長(前田 禎郎君)
合併協議会の中でも私達はこの話しをしておりました。その後色々とこの問題について議論がなされたわけであります。
今森下議員のおっしゃるようにそれがどこのところに属するのか言うお話しではないのでありまして、私は地域自治区の区長というのは、地域事務所を統括する職にあるのだ。だから部長職とかいう話しではないのでありまして、たまたまそれがその職によって報酬が63万円、助役と相当職にするということで63万円に決められたという事でありますが、その職そのもの自体が私は部長職と言ったら変な話しですが、地域自治区を統括する。そしてまた地域自治区を統括する所長に変えてという事に法律でなっておりますので、それに変えるべきものとしてこの答申をいただいたという事に思っておりますので、その答申を尊重して専決処分を行ったのでございます。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立多数と認めます。
よって、承認第18号、専決処分の承認を求めることについて(宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について)は、原案のとおり承認されました。
次に、議案第63号、宇陀市議会政務調査費の交付に関する条例の制定についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
5番田村議員。
5番(田村 幹夫君)
ここの条例に中の第10条のところで、何人も議長に対し前項の収支報告書の閲覧を請求することができるとありますが、具体的にはやはり開示請求になるのでしょうか。
議長(小林 一三君)
総務部長。
総務部長(奥田 信雄君)
これにつきましては、開示請求とは関係ございません。
議長(小林 一三君)
5番。
5番(田村 幹夫君)
それではどういう形で市民の方がこの収支報告書の閲覧ができるのでしょうか。
議長(小林 一三君)
総務部長。
総務部長(奥田 信雄君)
これにつきましては、市内の住民には議会の方に申し出ていただければそれなりの書類をもって閲覧ができるということになっております。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本件を、原案のとおり承認することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第63号、宇陀市議会政務調査費の交付に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号、宇陀市代替バス事業に関する条例の制定についてお諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第64号については、本日は提案理由の説明までとし、9月13日の本会議2日目に質疑を行った後、総務文教常任委員会へ付託の予定でございますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第64号についての質疑は、次の本会議で行います。
次に、議案第65号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立多数と認めます。
よって、議案第65号、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第66号、宇陀市母子医療費助成条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
15番高橋議員。
15番(高橋 重明君)
15番高橋です。
16ページの(2)入院時の生活療養に係る標準負担額に相当する額を除外すると解釈していいのですか。これは多分福祉関係だと思いますが、ホテルコストと言われます部屋代と食費がこれに相当するものかと、その点が具体的に分かりませんのでご答弁をお願いいたします。
議長(小林 一三君)
高橋市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
お答えいたします。
ただいま議案審議になっております母子医療費助成条例の改正につきましては、今回の医療制度改革によりまして新設されたものでございますが、おっしゃられるように今日まで入院時の食事療養につきましては助成除外でございました。新たに作られました治療にかかりますホテルコスト的な性格を要しておりますので、福祉医療の助成対象外とするということであります。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立多数と認めます。
よって、議案第66号、宇陀市母子医療費助成条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第67号、宇陀市国民健康保険条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第67号、宇陀市国民健康保険条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第68号、宇陀市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
5番田村議員。
5番(田村 幹夫君)
私たち大宇陀の方では古紙につきまして大体燃えるごみとして出したり、自分たちで民間の所へ持っていったり、それから民間のトラックが来たらそれに持って帰ってもらうという形にしております。
これの説明によりますと古紙自体戸別収集したものは市の財産やということで他の民間業者が持って帰るのを禁止するということになっておりますが、榛原の方はそういう形が整っておりますが、私達大宇陀の方ではこういう古紙については一体どうすればいいのですか。
市の方がそういうシステを作ってくれたら一番ありがたいです。市の民間業者が回収をしてくれるという形でなればこの条例については大変いいのですが、今の状況では一体どうしていいのか分かりにくいのですがご説明をお願いします。
議長(小林 一三君)
高橋市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
今回の条例改正をさせていただきますのは、少し触れさせていただきますが、適正に出されたものが委託業者なり収集前に無断で持ち去れる。この場合には法的には遺失物となりまして、遺失物の取り扱いではなく無主物という形の中で、所有権を明確にしておかないといろいろな混乱が起こっております。
また、県内におきましても四つ自治体が条例化を定めております。
そして今田村議員がおっしゃいました市が回収するものでありまして、資源回収に伴いまして、PTAとか自治会で集めていただいているものにつきましては、この条例に適用にはなりません。
今後ごみの収集につきましては、宇陀市におきましては従来からも色々と懸案事項になっておりますように分別収集等につきまして合併をしてからも従来のままで行っておりますので、出来るだけ早い時期にごみの減量化も含めまして統一を進めて行きたいとこのような形で検討をしております。
議長(小林 一三君)
5番田村議員。
5番(田村 幹夫君)
その答弁を大変期待しておりますが、この戸別収集ということはどういうことですか。私もたくさん新聞があってそれを持っていますが、これの所有権は一体誰にあるのですか。それは勿論私だと思いますが、これを市の方に所有権が行くという時には、どういう時に行くのですか。
議長(小林 一三君)
高橋市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
条例でもうたっておりますように、宇陀市におきましては年度始めにごみの収集日のカレンダーで皆さんに周知しております。
そして戸別収集といいますのは、各区の団地とか住宅地とかそういった各戸で収集する方法と、自治会等でステーション方式による収集で行っております。そう言った形の中で適正に戸別収集なりステーション方式で指定された場所へ搬出されたごみが対象となりますので、各区の所へいただきに行くとかそう言った意味ではございませんので、適正に搬出されたごみを対象と致します。以上です。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
6番大澤議員。
6番(大澤 正昭君)
マスコミ、報道ではテレビでとかでアルミ缶を取られたとか、持って行ったとか報道であるのでが、宇陀市の中でこのような事例はあるのですか。
議長(小林 一三君)
高橋市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
旧町村の時にもあったと聞いておりますし、私が1月から合併してからもテレビ等が取られたという事例が起こっておりまして、宇陀警察署等とも協議を行ってきた経緯がございます。
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立多数と認めます。
よって、議案第68号、宇陀市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第69号、宇陀市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
5番田村議員。
5番(田村 幹夫君)
ここで分担金の負担が応益負担ということになっております。ということは収入別とかではなく一軒一軒に一律に経費から割って課していくのですか。それでいくとあまりにも高額で負担が出来ないところが生じるかと思いますが、これについてはどのように考えておられるのですか。
議長(小林 一三君)
南土木部長。
土木部長(南 幸男君)
基本的には3町1村合併協議会の中でも調整をしていただいたわけですが、3町でも分担金の徴収方法につきましてはうたっております。市長が特別な理由があると認める時については、分割で徴収することも可能という形で分担金の徴収方法につきましてはうたっております。以上でございます。
議長(小林 一三君)
5番田村議員。
5番(田村 幹夫君)
ということは分割して徴収するということは、やはり金額的には一律ということでいいのですね。
議長(小林 一三君)
南土木部長。
土木部長(南 幸男君)
4条ではそれらについては減額し、免除することも可能であるというような形での4条につきましては「徴収猶予及び減免」ということでうたっております。以上でございます。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第69号、宇陀市急傾斜地崩壊対策事業分担金徴収条例の制定については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第70号、消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての質疑を行います。
質疑は、ございませんか。
2番上田議員。
2番(上田 徳議員)
間違っていたら訂正をしたいと思いますが、今宇陀市の消防団員に任用をされている団員の基準というのはどのようになっているのですか。
議長(小林 一三君)
奥田総務部長。
総務部長(奥田 信雄君)
今現在宇陀市の消防団員の任用をされている基準ということでありますけれども、今現在は旧町村のまま引き続いて任用をしているということであります。
議長(小林 一三君)
2番上田議員。
2番(上田 徳議員)
消防団の特殊性もございますがけれども、任用をするに当たって住所登録。住所が宇陀市に無い方も登録されているのではないかなあとそういう事も危惧するわけですが、そこらの精査について。
また、今後それぞれの地域の消防団の実態も含めて調査をしていただくとともに、健全な形での消防団員の任用のあり方、宇陀市として早急に整理をされていく今のお話しでしたら、それぞれ4町村の任用基準を基に任用されているという事でございますので、新たな宇陀市の中での処遇の部分が出てきておりますの統一した考え方で、そしてそれによってうまく機能しない消防組織につきましては更なるものの考え方が必要かなあとこのように考えております。
非常に過疎が進んでおり、そして人口の減が進んでいる中でございますので、任用と地域の安全という大きな課題を今の消防組織に依頼をしている訳ですので、そこらを十分に考慮していただきまして、宇陀市の消防組織が機能ある形の中で条例が機能することを望みたいと思います。
議長(小林 一三君)
答弁はよろしいですね。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第70号、消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
10分間休憩をします。
午前11時15分休憩
午前11時25分再開
議長(小林 一三君)
再開いたします。
続いて、日程に従いまして、日程第15、議案第71号から日程第20、議案第76号までの補正予算関係6議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読させます。
事務局長(藤田 静秀君)
議案書の25ページでございます。朗読をいたします。
議案第71号平成18年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について
平成18年度宇陀市一般会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎
次に、議案第72号平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)について
平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎
次に、議案第73号平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎
次に、議案第74号平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について
平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎
次に、議案第75号平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について
平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎
次に、議案第76号平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につ
いて
平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、別冊のとおり地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
ただいま提案を致しました、平成18年度宇陀市各会計補正予算提案理由のご説明を申し上げます。
宇陀市の本格的な18年度予算は6月議会におきましてご提案を申し上げました。議員各位のご承認をいただいたところでありますが、今回は、それ以降に発生いたしました財政需要に対応した補正予算でありますので、内容も小規模なものとなっております。
また、特別会計5会計におきましても事務手続き的な補正予算となっておりますので、主な概要についてのみ簡単にご説明を申し上げます。
まず議案第71号平成18年度宇陀市一般会計歳入歳出補正予算(第2号)平成18年度これは別冊1ページです。
平成18年度宇陀市一般会計歳入歳出補正予算(第2号)は、次に、定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,229万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ205億8,347万1,000円とする。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。(地方債の補正)第2条地方債の追加及び変更は、「第2表地方債補正」による。平成18年9月5日提出奈良県宇陀市長前田禎郎
この一般会計の補正予算につきましては、今回宇陀市の交通体系を維持するために、榛原区及び室生区での奈良交通路線バスの運行補助金900万円、毛皮革団地における老朽化した焼却炉の補修に3,808万4,000円、集中豪雨による公共土木施設災害復旧費に3,315万円、障害者自立支援法の施行に伴う障害者福祉計画の策定経費に512万4,000円を新たに計上いたしました。
さらに、6月議会の一般質問にもありましたが、室生区における農産物のサル被害防止対策の円滑な推進を図るために、名張市と共同で広域対策協議会を設立し、所要の予算措置を講じております。
また、平成17年度決算対策として土地開発基金から繰り入れをいたしました1億3,000万円に今回利息9万3,000円を付けて当該基金に戻し入れを行っております。
さらに、4月からの職員の異動あるいは退職に伴う退職手当組合への特別負担金等、臨時職員を含む各予算科目での人件費の過不足の調整、平成17年度福祉事業の確定に伴う国・県支出金の精算、特別会計への繰出金などであります。
一方、歳入におきましては、普通交付税を主な財源といたしまして、当初予算に計上いたしました減税補てん債や臨時財政対策債、繰越金などの一般財源の過不足を、今回、調整をいたしております。
補正予算額といたしましては2億7,229万4,000円を追加し、補正後の予算額は205億8,347万1,000円となりました。
次に、議案第72号平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
平成18年度宇陀市の歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に、定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。(地方債の補正)第2条地方債の追加は、「第2表地方債補正」による。平成18年9月5日提出奈良県宇陀市長前田禎郎
今回の補正予算は、歯科診療の医療機器購入に伴う地方債170万円を追加したことによる財源更正であり、予算総額に変更はありません
次に、議案第73号平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
平成18年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に、定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,270万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億8,670万3,000円とする。診療施設勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ22万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,542万9,000円とする。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表歳入歳出予算補正」による。平成18年9月5日提出奈良県宇陀市長前田禎郎
医療費の支払いを主目的とする事業勘定の主な概要といたしましては、医療制度改正に伴う電算システム変更に147万円、保険財政共同安定化事業拠出金に1億6,046万2,000円、平成17年度療養給付費の確定に伴う国・県支出金の精算などであります。
歳入といたしましては、国庫支出金が470万5,000円、共同事業交付金が1億6,046万1,000円、繰越金で753万7,000円であります。
補正予算額といたしましては1億7,270万3,000円を追加し、補正後の予算額は36億8,670万3,000円であります。
なお、診療施設勘定におきましては、人件費22万9,000円を追加し、その財源は繰越金を充てており、補正後の予算額は1億6,542万9,000円であります。
次に、議案第74号平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。
平成18年度宇陀市の老人保健事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ964万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億5,104万円とする。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。平成18年9月5日提出奈良県宇陀市長前田禎郎
この予算につきましては、歳出といたしましては制度改正に伴う電算システムの変更経費であり、歳入歳出全体を通しては平成17年度老人医療費の確定に伴う国・県支出金、支払基金及び一般財源の精算となっております。
補正予算額といたしましては、964万円を追加し、補正後の予算額は41億5,104万円であります。
次に、議案第75号平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。
平成18年度宇陀市の介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,066万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億9,896万1,000円とする。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。平成18年9月5日提出奈良県宇陀市長前田禎郎
歳出といたしましては、平成17年度の保険給付費の確定に伴う支払基金への償還金が1,723万円、桜井・宇陀広域連合負担金343万1,000円などであります。
歳入といたしましては一般会計繰入金並びに繰越金でありまして、補正予算額は2,066万1,000円、補正後の予算額といたしましては25億9,896万1,000円であります。
次に、議案第76号平成18年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
平成18年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ722万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億3,553万2,000円とする。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。平成18年9月5日提出奈良県宇陀市長前田禎郎
この予算につきましては、人事異動に伴う人件費722万1,000円を追加し、この財源は一般会計からの繰入金を充てております。
補正後の予算額は10億3,553万2,000円であります。
以上が一般会計並びに特別会計5会計の補正予算の概要でありますが、詳細はお手元に配布の審議資料にも記載されておりますので、ご審議のほどをよろしくお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
議長(小林 一三君)
提案理由の説明が終りました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第71号から議案第76号までの6議案については、宇陀市議会会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、議案調査期間を設け本会議審議とします。
本日は提案理由の説明までとし、質疑は9月13日の本会議2日目で行い、討論、採決は9月25日の最終日に行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、議案第71号から議案第76号までの6議案についての質疑は、次の本会議で行います。
議長(小林 一三君)
続きまして決算認定関係議案の上程に入ります。
お諮りいたします。
決算関係議案につきましては、本日は提案理由の説明までとし、9月13日の本会議2日目に質疑を行った後、決算審査特別委員会を設置し付託の予定でございますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、日程第21、認定第1号から日程第79、認定第57号までの59議案についての質疑は、次の本会議で行います。
なお、宇陀市及び旧町村分併せて57会計の決算認定及び関連議案2議案がございます。決算書に加え「監査委員の審査意見書」及び「決算年度における主要施策の成果説明書」が添えられております。
審査意見書につきましては、提案理由説明の終了後、監査委員からご報告いただく予定です。
また、議案上程は日程に従いまして、合併前の大宇陀町分、同じく菟田野町分、同じく榛原町分、同じく室生村分、宇陀市分に分けて一括上程します。
決算関係資料の事前配布も行っておりますことから、提案理由の説明につきましては、主要事項の説明等簡潔明瞭にお願いしたいと思います。
非常に多くの案件でございますので、慎重審議を基本としてスムーズな進行にご協力をお願いします。
これより議案の上程を行いますが、決算認定議案は一般会計、特別会計においては地方自治法第233条第3項、公営企業会計においては地方公営企業法第30条第4項の規定により議会の認定に付されるものでございます。
決算認定議案の朗読につきましては、議案名のみ事務局長に朗読をさせ、議案第77号及び第78号につきましては全文朗読させます。
それでは、日程に従いまして日程第21、認定第1号から日程第27、認定第7号までの合併前の大宇陀町に係る7議案を一括して議題といたします。
議案名のみ事務局長に朗読をさせます。
事務局長(藤田 静秀君)
それでは朗読をいたします。議案書の31ページでございます。
認定第1号平成17年度大宇陀町一般会計歳入歳出決算認定について。次に、認定第2号平成17年度大宇陀町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について。次に、33ページでございます。認定第3号平成17年度大宇陀町簡易水道特別会計歳入歳出決算認定について。次に、認定第4号平成17年度大宇陀町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。次に、認定第5号平成17年度大宇陀町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について。次に、36ページでございます。認定第6号平成17年度大宇陀町下水道特別会計歳入歳出決算認定について。次に、認定第7号平成17年度大宇陀町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。
以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。
なお議員の皆様方に申し上げます。昼食の時間が迫っておりますが、提案途中におきまして休憩をさせていただきますので、その点ご了解をお願いいただきたいと思います。森田助役。
助役(森田 博君)
失礼致します。
平成17年度の各会計決算認定についての提案理由の説明を申し上げます前に、ご了承いただきたいことがございます。
と申し上げますのは、平成17年度の各会計決算認定につきましては、先程議長からも説明がありましたように、旧大宇陀町で7件、旧菟田野町で8件、旧榛原町で18件、旧室生村で8件そして宇陀市16件の計57件がございまして、その提案理由の説明には相当の時間がかかると思われます。
また、決算審査特別委員会も設置され付託される予定でありますので、議決科目としての款項について主なもの、また重要と思われるもののみの説明とさせていただき、提案理由に変えさせていただきたいと思いますのでご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、平成17年度決算にかかる主要施策の成果報告並びに監査委員の決算審査意見書も併せてご覧いただければ、決算概要についてご承知いただきけるかと思うわけでございます。
1点連絡させていただきたいことがございます。決算書に訂正がございまして、添付させていただきました平成17年度各会計決算書正誤表に基づきまして訂正方よろしくお願いいたします。
それでは、ただいま上程をいただきました認定第1号平成17年度大宇陀町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第7号平成17年度大宇陀町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてまでの以上7会計の決算認定について提案理由のご説明を申し上げます。
本7件につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の審査意見をつけて議会の認定に付するものであります。
まず、平成17年度大宇陀町各会計実質収支に関する調書についてであります。大宇陀町各会計歳入歳出決算書1ページをお開きいただきたいと思います。
一般会計歳入総額38億4,971万533円、歳出総額34億5,227万4,809円、歳入歳出差引額3億9,743万5,724円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額であります。
国民健康保険特別会計は、歳入総額6億110万4,979円、歳出総額6億3,702万7,688円、歳入歳出差引額△3,592万2,709円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額になっています。
簡易水道特別会計は、歳入総額1億5,515万9,726円、歳出総額1億4,915万1,051円、歳入歳出差引額600万8,675円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額になっています。
住宅新築資金等貸付事業特別会計は、歳入総額1,330万8,411円、歳出総額1,477万3,431円、歳入歳出差引額△146万5,020円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額であります。
老人保健特別会計は、歳入総額6億8,390万3,691円、歳出総額6億8,382万3,472円、歳入歳出差引額8万219円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額であります。
下水道特別会計は、歳入総額1億6,835万2,853円、歳出総額1億6,527万5,551円、歳入歳出差引額307万7,302円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額であります。
介護保険特別会計は、歳入総額3億5,779万7,623円、歳出総額3億5,356万1,453円、歳入歳出差引額423万6,170円で、実質収支額も翌年度繰越金も同額でございます。
引き続きまして、平成17年度大宇陀町一般会計歳入歳出決算についてであります。2ページをお開きいただきたいと思います。
まず歳入の主なもののみご説明いたします。
款1.町税につきましては、予算現額6億1,527万6,000円に対しまして、調定額7億462万8,302円、収入済額5億1,474万1,686円、不納欠損額は1,276万3,648円、収入未済額は1億7,712万2,968円となっています。
款10.地方交付税につきましては、予算現額20億9,885万7,000円に対しまして、収入済額17億9,979万2,000円となっており、内訳といたしまして普通交付税で17億339万7,000円、特別交付税で9,639万5,000円であります。
款18.繰入金につきましては、予算現額4億60万1,000円に対しまして、収入済額4億60万円でありまして、主に財政調整基金、地域福祉基金等の取崩しによる繰入であります。
次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。4ページでございます。
款2.総務費、予算現額13億3,841万4,000円に対しまして、支出済額6億3,699万5,326円で、主に総務管理費で4億9,250万654円の執行額となり、庁舎等改修工事、循環バス購入事業等が執行されております。
款5.農林水産業費につきましては、4億5,330万5,000円の予算現額に対しまして、3億5,382万1,720円の支出済額でありまして、項1の農業費の中で国営農地開発事業負担金として2億6,986万6,159円の返済を行っております。
款7.土木費、項4都市計画費につきましては、2億3,080万3,582円の執行額でありまして、主に街なみ環境整備事業及び多世代交流プラザ増築によりますまちづくり推進事業費であります。
款9.教育費につきましては、予算現額5億4,809万4,000円に対しまして4億206万3,744円の執行額であります。特に、小学校費におきましては大宇陀小学校、野依小学校の窓枠等改修工事を実施し、中学校費では校舎改修工事も実施しております。
また、文化財保護費につきましては、宇陀松山城史跡指定のための秋山城跡保存整備事業をも行いました。
議長(小林 一三君)
休憩いたします。午後1時から再開をいたします。
午前11時59分休憩
午後1時00分再開
議長(小林 一三君)
再開いたします。
認定第2号平成17年度大宇陀町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてより提案説明を森田助役よりお願いしたいと思います。
助役(森田 博君)
引き続きまして、平成17年度大宇陀町国民健康保険特別会計歳入歳出決算書についてであります。61ページをお開きいただきたいと思います。
歳入の主なものについてご説明を申し上げます。
款1.国民健康保険税であります。予算現額2億4,252万円に対しまして、調定額3億376万8,774円、収入済額1億8,135万3,294円、不納欠損額は881万2,700円、収入未済額は1億1,360万2,780円となっています。
なお、合併による年度途中の決算のため、収納率については現年分で69.44%、滞納繰越分で12.36%となっているわけでございます。
款9.繰入金についてであります。予算現額1億2,598万7,000円に対しまして、調定額、収入済額同額の6,944万1,000円となっています。これは国民健康保険財政調整基金からの取崩しによる繰入であります。
次に、歳出の主なものについてご説明申しあげます。次のページでございます。
款2.保険給付費であります。予算現額5億7,542万7,000円に対しまして、支出済額4億5,061万8,155円となっており、主に項1の療養諸費での一般保険費や療養給付費で3億1,226万265円、退職被保険者等療養給付費で8,259万8,889円となっています。
款3.老人保健拠出金についてであります。予算現額1億4,966万9,000円に対しまして、支出済額1億1,666万6,411円となっています。
以上、主な概要についてご説明いたしましたが、当会計は歳入歳出合計6億110万4,979円、歳出合計6億3,702万7,688円、歳入歳出差引歳入不足額3,592万2,709円が生じまして、これは合併によります年度途中の決算債務でありまして、同額を一般会計歳計現金繰替流用で対応いたしました。
次に、平成17年度大宇陀町簡易水道特別会計歳入歳出決算についてであります。72ページをお開きいただきたいと思います。
まず歳入の主なものについてご説明申し上げます。
款2.使用料及び手数料であります。予算現額1億2,830万9,000円に対しまして、調定額9,511万473円、収入済額8,363万8,747円、収入未済額は1,147万1,726円となっています。
款4.繰入金についてであります。予算現額7,035万3,000円に対しまして、調定額、収入額とも6,694万7,000円でありまして、一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。73ページでございます。
款1.簡易水道費、項2.施設整備費についてであります。予算現額3,040万1,000円に対しまして、2,890万5,000円の支出済額であります。これは主に仮称田原給水区施設整備費に伴う実施設計業務委託料であります。
続きまして平成17年度大宇陀町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。82ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明申し上げます。
款3.諸収入、項1.雑入についてであります。予算現額4,750万4,000円に対しまして、調定額4,783万9,704円、収入済額1,017万9,510円、収入未済額は3,766万194円となっています。
これは回収管理組合からの住宅新築資金住宅改修資金及び宅地取得資金の元利返戻金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。次のページでございます。
款2.公債費であります。予算現額4,657万8,000円に対しまして、支出済額が1,311万9,358円でありまして、融資元の郵政公社に対する定時償還元利金であります。
当会計は、歳入合計1,330万8,411円、歳出合計1,477万3,431円、歳入歳出差引歳入不足額146万5,020円が生じまして、これにつきましても合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一般会計歳計現金繰替流用で補てんいたしたところでございます。
続きまして平成17年度大宇陀町老人保健特別会計歳入歳出決算書についてであります。86ぺージでございます。
歳入の主なものについてご説明申しあげます。
款1.支払基金交付金についてであります。予算現額5億8,861万1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の3億8,074万3,274円であります。
款4.繰入金につきましては、予算現額7,644万1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも5,501万2,000円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。次のページでございます。
款2.医療諸費で、予算現額10億2,136万3,000円に対しまして、支出済額が6億7,983万8,915円となっており、原則的には75歳以上の方の老人医療費あります。
款4.諸支出金、項1.償還金につきましては、176万2,839円の執行を行っておりまして、老人医療費の精算に伴います県への返還金であります。
続きまして、平成17年度大宇陀町下水道特別会計歳入歳出決算書についてであります。92ページをお開きいただきたいと思います。
歳入の主なものについてご説明申し上げます。
款1.使用料及び手数料、項1.使用料についてであります。予算現額4,961万4,000円に対しまして、調定額3,861万8,920円、収入済額3,412万8,716円、収入未済額は449万204円となっています。
現年度分の使用料につきましては、調定額3,470万2,461円に対しまして、収入済額3,396万401円で、徴収率と致しまして97.9%、滞納分は調定額391万6,459円に対しまして、収入済額16万8,315円で、徴収率4.3%となっています。
款3.繰入金につきましては、予算現額1億3,373万5,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の9,946万円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。93ページでございます。
款1.下水道費、項2.公共下水道建設費で、予算現額9,231万8,000円に対しまして、支出済額が5,812万6,637円となっており、これは拾生地内下水道事業費並びに五津地内特定環境保全公共下水道事業であります。
続きまして平成17年度大宇陀町介護保険特別会計歳入歳出決算書についてであります。99ページをお開きいただきたいと思います。
歳入の主なものについてご説明申し上げます。
款1.保険料であります。調定額5,511万100円に対しまして、収入済額4,966万8,400円で、収入未済額としての滞納額が544万1,700円となっています。現年度分調定額5,307万900円に対しまして、収入済額が4,946万1,900円でありまして、徴収率は93.2%、滞納分は203万9,200円の調定に対しまして、収入済額が20万6,500円で徴収率は10.1%となっております。
款7.繰入金についてであります。予算現額8,183万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の6,876万1,903円でありまして、一般会計からの繰入金として6,076万1,903円、残り800万円につきましては、介護給付費準備基金の取崩しによる繰入であります。
次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。次のページです。
款2.保険給付費、項1.介護サービス等諸費についてであります。予算現額4億8,555万1,000円に対しまして、支出済額が3億3,012万6,096円でありまして、主に居宅介護サービス給付費で1億4,122万4,565円、施設介護サービス給付費で1億7,244万9,704円となっています。
なお、108ページ以降につきましては財産に関する調書でありまして、説明は省略しますので一読していただきたいと思います。以上よろしくご審議の程お願い致します。
議長(小林 一三君)
続いて、日程に従いまして、日程第28、認定第8号から日程第35、認定第15号までの合併前の菟田野町に係る8議案を一括して議題といたします。
議案名のみ事務局長に朗読をさせます。
事務局長(藤田 静秀君)
議案書の38ページでございます。
認定第8号平成17年度菟田野町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第9号平成17年度菟田野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、次に、40ページでございますが、認定第10号平成17年度菟田野町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に、認定第11号平成17年度菟田野町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に、42ページでございます。認定第12号平成17年度菟田野町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、次に、認定第13号平成17年度菟田野町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に、44ページでございます。認定第14号平成17年度菟田野町生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第15号平成17年度菟田野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。森田助役。
助役(森田 博君)
失礼いたします。
ただいま上程いただきました認定第8号平成17年度菟田野町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第15号平成17年度菟田野町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてまで、以上8会計の決算認定について提案理由のご説明を申し上げます。
本8件につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の審査意見を付けて議会の認定に付するものであります。
まず、平成17年度菟田野町各会計実質収支に関する調書についてであります。菟田野町各会計歳入歳出決算書1ページをお開きいただきたいと思います。
一般会計歳入総額21億1,649万7,087円、歳出総額22億3,250万6,980円、歳入歳出差引額△1億1,600万9,893円で、実質収支額も同額であります。
国民健康保険特別会計は、歳入総額3億4,139万8,414円、歳出総額3億3,342万1,139円、歳入歳出差引額797万7,275円で、実質収支額も同額であります。
住宅新築資金等貸付事業特別会計は、歳入総額3,720万1,615円、歳出総額5,296万5,994円、歳入歳出差引額△1,576万4,379円で、実質収支額も同額であります。
簡易水道特別会計は、歳入総額5,131万1,521円、歳出総額7,088万9,824円、歳入歳出差引額△1,957万8,303円で、実質収支額も同額であります。
老人保健特別会計は、歳入総額3億7,787万4,999円、歳出総額3億9,766万3,635円、歳入歳出差引額△1,978万8,636円で、実質収支額も同額であります。
下水道事業特別会計は、歳入総額1億2,859万3,745円、歳出総額1億2,702万6,394円、歳入歳出差引額156万7,351円で、実質収支額も同額であります。
生活資金特別会計は、歳入総額8万2,110円、歳出総額84万400円、歳入歳出差引額△75万8,290円で、実質収支額も同額であります。
介護保険特別会計は、歳入総額2億688万9,303円、歳出総額2億856万8,910円、歳入歳出差引額△167万9,607円で、実質収支額も同額であります。
引き続きまして、平成17年度菟田野町一般会計歳入歳出決算書についてであります。3ページをお開き下さい。
まず、歳入の主なものについてご説明いたします。
款1.町税につきましては、予算現額3億2,104万6,000円に対しまして、調定額3億5,598万7,433円、収入済額2億4,871万8,576円で、徴収率69.9%、収入未済額は1億726万8,857円となっています。
款9.地方交付税につきましては、予算現額14億5,500万1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも12億2,272万5,000円となっており、内訳として普通交付税で、11億4,315万3,000円、特別交付税で7,957万2,000円であります。
款15.財産収入、項2.財産売払収入につきましては、1,545万4,900円の収入済額がございまして、分譲宅地等の不動産売払収入であります。
款17.繰入金につきましては収入済額として8,447万5,000円で、主に財政調整基金の取崩しによる繰入金であります。
款10.町債につきましては、菟田野小学校の義務教育整備事業債として2億410万円の発行を行っています。
次に、歳出の主なものについて説明いたします。5ぺージをお開き下さい。
款2.総務費、項1.総務管理費、予算現額4億3,599万6,000円に対しまして、2億3,579万3,464円の支出済額となっており、マイクロバス購入による宝くじ助成事業や太鼓購入等のコミュニティ助成事業等を行っています。
款5.農林水産業費、項2.農地費につきましては、予算現額1億7,912万2,000円に対しまして、支出済額1億6,099万4,165円であり、主に大和高原農地開発事業繰上償還を実施しました。
款9.教育費、項2.小学校につきましては、予算現額14億824万8,000円に対しまして、支出済額は4億2,549万1,665円で、主に菟田野小学校新築等の工事費であります。
以上主な概要につきましてご説明申し上げましたが、当会計は歳入合計21億1,649万7,087円、歳出合計22億3,250万6,980円、歳入歳出差引歳入不足額1億1,600万9,893円が生じまして、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で補てん致しました。
続きまして平成17年度菟田野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算書についてであります。57ページをお開き下さい。
まず款1.国民健康保険税であります。予算現額1億4,520万7,000円に対しまして、調定額2億576万308円、収入済額1億1,185万7,790円で、収入未済額は9,390万2,518円となっています。
なお合併による年度途中のための、収納率につきましては現年度分で71%、滞納繰越分で10.7%となっています。
款7.繰入金についてであります。予算現額4,449万9,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の3,871万3,000円となっています。これは国保会計財政調整基金からの取崩しによる繰入金であります。
次に、歳出の主なものについて説明いたします。58ぺージでございます。
款2.保険給付費であります。予算現額3億1,490万円に対しまして、支出済額が2億2,523万8,963円となっており、主に一般被保険者療養給付費で1億6,099万460円、退職被保険者療養給付費で3,745万8,560円となっています。
款3.老人保健拠出金についてであります。予算現額7,340万円に対しまして、支出済額が5,506万7,298円となっています。
続きまして平成17年度菟田野町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。66ページをお開きいただきたいと思います。
歳入の主なものについてご説明いたします。
款2.諸収入、項1.雑入についてであります。予算現額7,699万4,000円に対しまして、調定額2億3,992万5,125円、収入済額3,146万4,615円、収入未済額は2億846万510円となっています。これは回収管理組合からの住宅新築資金、住宅改修資金及び宅地取得資金の元利返戻金であります。
次に、歳出の主なものについて説明いたします。67ぺージをお開き下さい。
款2.公債費であります。予算現額7,328万7,000円に対しまして、支出済額は4,352万2,460円でありまして、融資元の郵政公社に対する定時償還元利金であります。
款3.前年度繰上充用金であります。予算現額、支出済額とも同額の370万6,534円でありまして、前年度の赤字決算に伴う繰上充用金であります。
以上、主な概要につきましてご説明致しましたが、当会計は歳入合計3,720万1,615円、歳出合計は5,296万5,994円、歳入歳出差引歳入不足額1,576万4,379円が生じまして、これは合併による年度途中の決算債務でありまして同額を一時借入金充用で補てん致しました。
続きまして平成17年度菟田野町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。70ページをお開きいただきたいと思います。
歳入の主なものについてご説明致します。
款2.使用料及び手数料であります。予算現額4,322万6,000円に対しまして、調定額3,056万722円、収入済額2,935万4,776円、収入未済額は120万5,946円となっています。これは主に水道料金であります。
款5.繰入金についてであります。予算現額、調定額、収入済額とも同額の1,567万2,000円でありまして、一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものについて説明致します。71ぺージをお開き下さい。
款1.簡易水道費、項2.施設整備費についてであります。予算現額7,819万8,000円に対しまして、支出済額が2,467万3,222円でありまして、これは主に松井簡易水道新設工事の執行によるものです。
以上、主な概要につきましてご説明申し上げましたが、当会計は歳入合計5,131万1,521円、歳出合計7,088万9,824円、歳入歳出差引歳入不足額1,957万8,303円が生じまして、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で対応致しました。
続きまして平成17年度菟田野町老人保健特別会計歳入歳出決算書についてであります。77ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.支払基金交付金についてであります。予算現額3億262万円に対しまして、調定額2億9,527万2,486円、収入済額2億327万2,486円であります。
款4.繰入金につきましては、予算現額4,320万7,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の3,285万円でありまして、一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものについて説明致します。次のページでございます。
款2.医療諸費で予算現額5億3,296万6,000円に対しまして、支出済額が3億8,191万9,553円でありまして、原則75歳以上の老人医療費であります。
款6.前年度繰上充用金で、予算現額、支出済額とも同額の1,192万6,908円となっており、前年度の赤字決算に対する繰上充用金であります。
以上主な概要につきましてご説明申し上げましたが、当会計は歳入合計3億7,787万4,999円、歳出合計3億9,766万3,635円、歳入歳出差引歳入不足額1,978万8,636円が生じ、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で補てん致しました。
続きまして、平成17年菟田野町下水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。83ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.使用料及び手数料、項1.使用料についてであります。予算現額3,696万円に対しまして、調定額2,416万6,048円、収入済額2,370万328円となっています。
款4.繰入金につきましては、予算現額1億3,102万7,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の9,400万円であります。これは一般会計からの繰入金であります。
款5.諸収入、項1.貸付金元利収入につきましては、予算現額96万円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の82万5,000円でありまして、水洗便所改造資金貸付金の償還金であります。
次に、歳出の主なものについて説明致します。84ぺージをお開き下さい。
款1.下水道費、項2.公共下水道費で、予算現額5,651万2,000円に対しまして、支出済額が2,203万1,392円でありまして、主に毛皮革団地の前処理運営経費であります。
続きまして平成17年度菟田野町生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。90ページをお開き下さい。
歳入は、諸収入の貸付金元利収入でありまして、予算現額102万1,000円に対しまして、調定額81万1,500円、収入済額8万2,110円であります。収入未済額としての滞納額が72万9,390円となっています。
一方歳出は、繰上充用金でありまして、84万400円の前年度赤字決算に対する繰上充用であります。
当会計は、歳入合計8万2,110円、歳出合計84万400円、歳入歳出差引歳入不足額75万8,290円が生じまして、同額を一時借入金充用で補てん致しました。
続きまして平成17年度菟田野町介護保険特別会計歳入歳出決算書についてであります。94ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.保険料についてであります。予算現額4,166万6,000円に対しまして、調定額4,609万200円、収入済額2,812万800円となっています。収入未済額の滞納につきましては、1,796万9,400円となっております。
款8.繰入金についてであります。予算現額4,524万4,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の3,472万1,000円でありまして、内訳と致しましては一般会計からの繰入金が3,064万9,000円、介護保険財政調整基金から407万2,000円の取崩しを行っています。
次に、歳出の主なものについて説明致します。95ぺージをお開き下さい。
款2.保険給付費、項1.介護サービス費についてであります。予算現額2億7,100万円に対しまして、支出済額が1億9,341万9,863円でありまして、主に居宅介護サービス給付費で7,472万8,255円、施設介護サービス給付費で1億965万6,119円となっています。
款5.諸支出金、項2.償還金につきましては、給付費の精算金167万4,374円で支払基金等への支払分であります。
以上、主な概要につきましてご説明申し上げましたが、当会計は歳入合計2億688万9,303円、歳出合計2億856万8,910円、歳入歳出差引歳入不足額167万9,607円が生じ、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で補てん致しました。
なお、106ページ以降は財産に関する調書でありまして、説明は省略しますので、一読していただきたいと思います。以上よろしくお願いいたします。
議長(小林 一三君)
続いて、日程に従いまして、日程第36、認定第16号から日程第53、認定第33号までの合併前の榛原町に係る18議案を一括して議題といたします。
議案名のみ事務局長に朗読をさせます。
事務局長(藤田 静秀君)
それでは議案書の46ページから朗読いたします。
認定第16号平成17年度榛原町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第17号平成17年度榛原町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に、48ページでございます。認定第18号平成17年度榛原町生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第19号平成17年度榛原町簡易給水施設事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第20号平成17年度宇陀郡教育指導主事特別会計歳入歳出決算認定について、認定第21号平成17年度榛原町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に認定第22号平成17年度榛原町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、認定第23号平成17年度榛原町営農飲雑用水事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に54ページでございます。認定第24号平成17年度榛原町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第25号平成17年度榛原町飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に56ページでございます。認定第26号平成17年度榛原町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第27号平成17年度榛原町営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に認定第28号平成17年度榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第29号平成17年度榛原町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第30号平成17年度保養センター美榛苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第31号平成17年度榛原町立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に認定第32号平成17年度榛原町水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第33号平成17年度榛原町介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について
以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。森田助役。
助役(森田 博君)
ただいま上程いただきました認定第16号平成17年度榛原町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第29号平成17年度榛原町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、以上14会計の決算認定について提案理由のご説明を申し上げます。
なお、認定第30号から認定第33号までの4企業会計につきましては、担当部長より説明をさせます。
本14件につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の審査意見をつけて議会の認定に付するものであります。
まず、平成17年度榛原町各会計実質収支に関する調書についてであります。榛原町各会計実質収支に関する調書1ページをお開きいただきたいと思います。
一般会計歳入総額47億8,511万689円、歳出総額46億1,092万4,645円、歳入歳出差引額1億7,418万6,044円で、実質収支額同額であります。
住宅新築資金等貸付事業特別会計は、歳入総額215万3,736円、歳出総額7,695万6,171円、歳入歳出差引額△7,480万2,435円で、実質収支額も同額であります。
生活資金貸付事業特別会計は、歳入総額90万3,009円、歳出額はございませんでして、歳入歳出差引額90万3,009円で、実質収支額も同額であります。
簡易給水施設事業特別会計は、歳入総額180万1,987円、歳出総額180万1,863円、歳入歳出差引額124円で、実質収支額も同額であります。
宇陀郡教育指導主事特別会計は、歳入総額33万3,780円、歳出総額13万3,555円、歳入歳出差引額20万225円で、実質収支額も同額であります。
国民健康保険事業特別会計は、歳入総額10億3,985万3,852円、歳出総額10億7,122万4,435円、歳入歳出差引額△3,137万583円で、実質収支額も同額になっています。
老人保健特別会計は、歳入総額11億112万4,410円、歳出総額11億6,929万3,935円、歳入歳出差引額△6,816万9,525円で、実質収支額も同額であります。
営農飲雑用水道事業特別会計は、歳入総額1,284万2,956円、歳出総額1,284万2,375円、歳入歳出差引額581円で、実質収支額も同額であります。
簡易水道事業特別会計は、歳入総額23万4,065円、歳出総額23万3,400円、歳入歳出差引額665円で、実質収支額も同額であります。
飲料水供給施設事業特別会計は、歳入総額290万5,836円、歳出総額290万5,652円、歳入歳出差引額184円で、実質収支額も同額になっています。
下水道事業特別会計は、歳入総額1億4,080万6,289円、歳出総額3億5,239万750円、歳入歳出差引額△2億1,158万4,461円で、実質収支額も同額であります。
町営霊苑事業特別会計は、歳入総額4,306万9,675円、歳出総額508万8,527円、歳入歳出差引額3,798万1,148円で、実質収支額も同額であります。
榛原特定土地区画整理事業特別会計は、歳入総額2,241万520円、歳出総額588万5,799円、歳入歳出差引額1,652万4,721円で、実質収支額も同額でございます。
介護保険事業特別会計は、歳入総額6億9,329万9,365円、歳出総額6億7,349万2,242円、歳入歳出差引額1,980万7,123円で、実質収支額も同額であります。
引き続きまして、平成17年度榛原町一般会計歳入歳出決算書についてであります。4ページをお開きいただきたいと思います。
まず歳入の主なものについてご説明いたします。
款1.町税につきましては、予算現額16億3,268万円に対しまして、調定額17億1,264万868円、収入済額12億6,562万5,223円、不納欠損額は52万5,618円、収入未済額は4億4,649万27円であります。
款10.地方交付税であります。予算現額26億2,662万9,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の23億8,091万円でありまして、内訳といたしましては、普通交付税で20億9,642万9,000円、特別交付税で2億8,448万1,000円となっています。
款18.繰入金であります。予算現額、調定額、収入済額とも同額の1億7,121万4,000円でありまして、主に財政調整基金、減債基金、福祉活動基金等の取崩しによる繰入金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明申しあげます。
款2.総務費、項1.総務管理費についてであります。予算現額11億1,425万4,000円に対しまして、支出済額5億8,242万3,581円でありまして、この中には総合行政ネットワークシステムの情報管理費として1,851万7,000円、庁舎改修工事等の合併準備経費1,482万9,000円が含まれています。
款4.衛生費、項1.保健衛生費につきましては、予算現額3億691万8,000円に対しまして、支出済額が2億4,572万9,695円のでありまして、病院事業会計へ1億円の繰出を行っております。
款5.農林業費、項1.農業費につきましては、主に国営農地開発事業借入金返済金として、2億853万1,645円を支出しております。
項2.林業費につきましては、予算現額1億4,765万6,000円に対しまして、支出済額が4,715万7,947円でありまして、うち林道赤埴カトラ線開設工事で2,026万5,000円の執行を行いました。
款7.土木費、項5.都市計画費につきましては、予算現額2億4,294万9,000円に対しまして、支出済額は1億7,897万9,323円でありまして、フレンドパーク等の公園整備を行っております。
続きまして、平成17年度榛原町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。146ページをお開いただきたいと思います。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.諸収入につきましては、予算現額7,928万2,000円に対しまして、調定額6,391万2,567円、収入済額215万3,736円で、滞納分としての収入未済額が6,175万8,831円でありまして、回収管理組合からの資金の元利返戻金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
款3.前年度繰上充用金につきましては、支出済額が7,383万1,093円でありまして、前年度の赤字決算による繰上充用金であります。
当会計は歳入合計215万3,736円、歳出合計7,695万6,171円、歳入歳出差引歳入不足額7,480万2,435円が生じ、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金流用で補てんいたしました。
続きまして、平成17年度榛原町生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。152ページをお開きいただきたいと思います。
歳入のみでありまして、主な歳入と致しましては、款1.繰越金で調定額、収入済額も同額の85万6,009円となっております。
続きまして、平成17年度榛原町簡易給水施設事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。156ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.事業収入につきましては、水道使用料でありまして、予算現額78万円に対しまして、調定額55万3,890円、収入済額49万5,174円となっています。
款2.繰入金につきましては、一般会計からの繰入金でありまして、予算現額175万8,000円に対しまして、調定額、収入済額も同額の130万6,000円となっています。
次に、歳出の主なものについてご説明致します。次のページであります。
款1.総務費でありまして、檜牧乙地区簡易給水施設事業費として、予算現額253万9,000円に対しまして、180万1,863円の支出済額となっています。
続きまして、平成17年宇陀郡教育主事特別会計歳入歳出決算書についてであります。162ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.分担金及び負担金につきましては、指導主事町村負担金でありまして、予算現額、調定額、収入済額とも同額の33万3,000円となっています。
次に、歳出につきましては、款1.総務費でありまして、予算現額33万4,000円に対しまして、事務経費として13万3,555円の支出済額となっています。
続きまして、平成17年度榛原町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。166ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.国民健康保険税につきましては、予算現額4億2,410万6,000円に対しまして、調定額5億6,949万7,700円、収入済額3億4,563万4,580円、不納欠損額107万8,640円、収入未済額2億2,278万4,480円となっています。
款8.繰入金、項2.基金繰入金につきましては、国民健康保険財政調整基金の取崩しによりまして、予算現額、調定額、収入額とも同額の1億5,563万7,000円となっています。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページであります。
款2.保険給付費、項1.療養諸費であります。予算現額7億6,005万2,000円に対しまして、支出済額6億7,118万336円となっております。これは主に一般保険者療養給付費で4億1,805万5,279円、退職被保険者等療養給付費で2億4,077万9,473円となっています。
款3.老人保健拠出金についてであります。予算現額3億3,130万円に対しまして、2億2,432万3,712円の支出済額となっています。
当会計は歳入合計10億3,985万3,852円、歳出合計10億7,122万4,435円、歳入歳出差引歳入不足額3,137万583円が生じまして、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で補てんいたしました。
続きまして、平成17年度榛原町老人保健特別会計歳入歳出決算書についてであります。190ページでございます。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.支払基金交付金についてであります。予算現額8億8,619万3,000円に対しまして、調定額9億151万9,000円、収入済額6億1,997万1,000円、収入未済額が2億8,154万8,000円となっています。
款4.繰入金につきましては、予算現額1億3,083万4,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の8,264万9,200円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページであります。
款2.医療諸費についてであります。予算現額15億3,772万9,000円に対しまして、支出済額11億4,959万5,505円となっており、原則として75歳以上の方の老人医療費であります。
当会計は、歳入合計11億112万4,410円、歳出合計11億6,929万3,935円、歳入歳出差引歳入不足額6,816万9,525円が生じまして、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で補てんいたしました。
続きまして、平成17年度榛原町営農飲雑用水事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。200ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.事業収入についてでありまして、予算現額643万6,000円に対しまして、調定額468万1,716円、収入済額402万7,501円、収入未済額が65万4,215円となっておりまして、水道使用料であります。
款2.繰入金につきましては、予算現額1,176万2,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の860万5,000円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましては、款1.総務費と致しまして、内牧地区営農飲雑用水事業で、予算現額1,819万8,000円に対しまして、1,284万2,375円の支出済額となっています。
続きまして、平成17年度榛原町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。208ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.事業収入であります。予算現額7万2,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の5万4,000円でありまして、水道使用料であります。
款3.繰入金につきましては、予算現額10万6,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の7万5,000円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましては、款1.総務費と致しまして、諸木野地区簡易水道事業費で、予算現額28万4,000円に対しまして、支出済額が23万3,400円となっています。
続きまして、平成17年度榛原町飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。214ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.事業収入でありまして、予算現額102万円に対しまして、調定額68万8,902円、収入済額59万1,854円、収入未済額が9万7,048円で水道使用料であります。
款2.繰入金につきましては、予算現額492万7,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の231万3,000円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましては、款1.総務費と致しまして、戒場地区簡易水道事業費で、予算現額654万円に対しまして、支出済額が238万128円となっています。
続きまして、平成17年度榛原町下水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。222ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.使用料及び手数料、項1.使用料についてであります。予算現額1億6,530万円に対しまして、調定額1億1,715万2,538円、収入済額1億1,262万1,492円、収入未済額が453万1,046円となっています。
款5.諸収入、項2.雑入につきましては、予算現額720万8,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の665万168円でありまして、主に大宇陀分の篠楽汚水幹線事業負担金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明いたします。次のページです。
款1.下水道費、項2.公共下水道建設費であります。予算現額9,047万4,000円に対しまして、支出済額が8,402万4,384円でありまして、主に下井足地区等の公共下水道事業であります。
当会計は、歳入合計1億4,080万6,289円、歳出合計3億5,239万750円、歳入歳出差引歳入不足額2億1,158万4,461円が生じ、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一時借入金充用で補てん致しました。
続きまして、平成17年度榛原町営霊苑事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。234ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.使用料及び手数料、項1の使用料につきましては、予算現額303万6,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の867万4,800円でありまして、霊苑使用料であります。
次に、歳出の主なものにつきましては、款1.霊苑事業費として予算現額772万6,000円に対しまして、支出済額が499万6,527円となっており、主に霊苑の管理経費であります。
続きまして、平成17年度榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。242ページをお開き下さい。
歳入はすべて繰越金でありまして、予算現額909万9,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の2,241万520円であります。
次に、歳出の主なものにつきましては、駅北土地区画整理事業費でありまして、予算現額860万円に対しまして、支出済額が588万5,799円となっております。
続きまして、平成17年度榛原町介護保険事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。248ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.保険料であります。予算現額1億6,566万6,000円に対しまして、調定額1億6,605万1,500円、収入済額1億560万1,520円、収入未済額6,044万9,980円となっています。
款4.支払基金交付金につきましては、予算現額3億2,193万4,000円に対しまして、調定額3億1,233万988円、収入済額2億889万988円、収入未済額が1億344万円となっています。
款8.繰入金につきましては、予算現額1億9,843万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の1億3,725万42円でありまして、一般会計からの繰入金として1億2,851万42円、介護給付費準備基金の取崩しによる繰入として874万円となっています。
次に、歳出の主なものについてご説明致します。次のページです。
款1.総務費、項3.介護認定審査会費につきましては、予算現額1,743万6,000円に対しまして、1,109万8,531円の支出済額でありまして、主に広域連合介護保険関係市町村負担金であります。
款2.保険給付費につきましては、主に介護サービス等諸費でありまして、予算現額9億5,322万1,000円に対しまして、支出済額は5億9,843万9,517円となっています。うち居宅介護サービス給付費は2億1,884万8,915円、施設介護サービス給付費は3億3,721万4,986円となっています。
なお、272ページ以降は、財産に関する調書などでありまして、説明は省略致しますので、一読していただきたいと思います。以上よろしくご審議の程よろしくお願い致します。
議長(小林 一三君)
10分間休憩いたします。
午後2時25分休憩
午後2時37分再開
議長(小林 一三君)
再開いたします。
休憩前に引き続き認定第30号平成17年度保養センター美榛苑事業特別会計歳入歳出決算認定についてからの提案説明をお願いします。美榛苑所長。
保養センター美榛苑所長(中尾 辰彦君)
平成17年4月から12月までの9か月分の決算につきましてご説明をさせていただきます。278ページをお開きいただきたいと思います。
平成17年度保養センター美榛苑事業決算報告書。
1.収益的収入及び支出収入の部第1款.美榛苑事業収益予算額が7億1,272万7,000円に対しまして、決算額は4億3,045万4,397円でございました。項の内訳につきましては表に記載のとおりでございます。
支出第1款.美榛苑事業費用予算額7億1,272万7,000円に対しまして、決算額は5億1,302万1,781円でございました。
内訳につきましては表に記載のとおりでございます。
次のページの資本的収入及び支出につきまして、資本的収入額はございません。支出の方でございますが、予算額9,540万6,000円に対しまして、決算額は4,705万7,151円でございました。内訳につきましても表のとおりでございます。
次のページをおめくりいただきたいと思います。
損益計算書でございますが、1の営業収益と1の営業費用との差引は右端にございます。△9,661万862円の営業損失となっております。
3の営業外収益と4の営業外費用との差引につきましては1,236万3,588円となっております。合わせませて今年度9か月分の経常損失並びに純損失額は8,424万7,274円となりました。
この結果、前年度繰越欠損金6億8,550万1,682円と合わせました当年度未処理欠損金は7億6,974万8,956円となりました。
次の281ページ、282ページにかけましては剰余金計算書であります。各積立金はございません。資本剰余金は978,000円となっております。
次の欠損金処理計算書でございますが、当年度未処理欠損金7億6,974万8,956円をそのまま翌年度繰越欠損金としております。
次に、283ページの貸借対照表でございます。
資産の部固定資産合計、流動資産合計を合わせまして14億5,714万6,349円でございます。
続きまして284ページの負債の部でございますが、負債合計9億2,687万1,094円となっております。
資本の部でございますが、資本金合計5億3,027万5,255円でございます。
負債合計と資本合計を合わせまして、負債資本合計14億5,714万6,349円でございます。
続きまして、付属資料といたしまして285ページから288ページまでが事業報告書でございます。289ページから294ページまでが事業収益費用明細書でございます。295ページには固定資産明細書、296ページには企業債明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いします。
議長(小林 一三君)
続きまして病院事務局長。
市立病院事務局長(新子 恵映君)
それでは平成17年度榛原町立病院事業決算についてご説明させていただきたいと思います。298ページをご覧いただきたいと思います。
まず決算報告書でございまして、収益的収入及び支出の収入、第1款町立病院事業収益は、予算額合計40億5,856万8,000円に対しまして、決算額26億9,489万378円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に支出の第1款.町立病院事業費用の予算額合計は、40億5,856万8,000円に対しまして、決算額29億2,265万1,684円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次の299ページの資本的収入及び支出の収入についてはございません。
次に支出の第1款.資本的支出は、予算額合計1億9,958万円に対しまして、決算額1億550万1,893円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
この結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億550万1,893円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額255万5,231円及び過年度分損益勘定留保資金1億294万6,662円で補てんしました。
次の300ページの損益計算書でございます。医業収益から医業費用を差引いた医業損失は1億9,586万1,158円となりました。
次に、医業外収益から医業外費用の差し引きは、△6,864万9,071円となり、合わせまして経常損失は2億6,451万229円となりました。
次に、特別利益及び特別損失、また前年度繰越利益剰余金はございませんでした。従いまして、当年度未処理欠損金は、2億6,451万229円となりました。
次の301ページは剰余金計算書でございます。利益剰余金の積立合計は6億572万2,883円であります。
次に未処分利益剰余金はございませんでしたので、従いまして当年度未処理欠損金は、2億6,451万229円となりました。
次の302ページの資本剰余金の部の翌年度繰越資本剰余金は、4億1,494万9,451円であります。
次に欠損金処理計算書でありますが、欠損金処理額はございませんでしたので、従いまして翌年度繰越欠損金2億6,451万229円でございます。
次の303ページは貸借対照表でございます。
資産合計は38億1,256万3,346円でございます。
次の304ページの負債の部の負債合計4億6,469万8,321円であります。
次に資本の部でございますが、資本金合計33億4,786万5,025円、負債資本合計38億1,256万3,346円でございます。
次の305ページからは付属資料を添付させていただいておりますが、事業報告書で事業収益事業費用明細書、固定資産明細書、企業債の明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
続きまして水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
榛原町水道事業決算についてご説明させていただきます。320ページをお開きいただきたいと思います。
平成17年度榛原町水道事業決算報告書で、収益的収入及び支出の収入、第1水道事業収益は、予算額合計4億4,170万円に対しまして、決算額3億2,885万3,696円となっております。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に支出につきましては、第1款.水道事業費用の予算額合計は、4億4,170万円に対しまして、決算額2億9,884万5,421円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次の321ページの資本的収入及び支出でございます。
収入は第1款.資本的収入の予算額合計2億3,670万円に対しまして、決算額1,353万7,400円となっております。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に支出の第1款.資本的支出は、予算額4億1,220万円に対しまして、決算額1億9,931万609円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億8,577万3,209円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額638万7,371円及び過年度分損益勘定留保資金1億7,938万5,838円で補てんしました。
次の322ページをご覧いただきたいと思います。損益計算書でございますが、営業収益から営業費用を差し引きました営業利益は、3,107万9,213円となりました。
次に営業外収益から営業外費用を差引いた△741万2,152円となりました。その結果、経常利益は2,366万7,061円となります。そして特別損失の10万4,286円を引きまして、12月末までの当年度利益は2,356万2,775円となります。この当年度純利益に前年度繰越利益剰余金293万3,921円を加えた当年度未処分利益剰余金は2,649万6,696円となります。
次に剰余金計算書でございます。利益剰余金の当年度末残高は減債積立金と建設改良積立金を合わせた積立金の合計は1億3,600万円であります。
当年度未処分利益剰余金2,649万6,696円となります。
次の324ページをお開き下さい。
資本剰余金は分担金からその他諸収入まで合わせた翌年度繰越資本剰余金は40億4,288万5,702円であります。
次に剰余金処分計算書であります。当年度の未処分利益剰余金は2,649万6,696円ですが、年度途中であり利益剰余金が未確定でありますので、減債積立、建設改良積立を行わず2,649万6,696円全額を翌年度繰越利益剰余金として処分をさせていただきたいと思います。
次に貸借対照表でございますが、325ページに記載しています固定資産と次のページの流動資産を合わせた資産合計は63億4,573万8,250円で、次の固定負債と流動負債の合わせた負債合計は1億3,783万2,575円となり、次のページ記載の資本剰余金と合わせました資本金合計62億790万5,675円、負債資本合計63億4,573万8,250円でございます。
次に付属資料と致しまして、328ページから事業報告書、次の332ページから収益費用明細書、337ページに固定資産明細書、続いて338ページから企業債の明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが平成17年度水道事業特別会計決算の説明とそれに伴います剰余金処分についての説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
続きまして介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得。
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得(桝田 守弘君)
ご説明を申し上げます。342ページをご覧下さい。平成17年度榛原町介護老人保健施設事業決算報告書、収益的収入及び支出の収入、第1款.事業収益は、予算額合計4億6,550万円に対しまして、決算額3億5,460万3,026円となりました。第1項.施設運営事業収益、第2項.施設運営事業外収益につきましては記載のとおりでございます。
次に支出の第1款.事業費用の予算額合計は、4億6,550万円に対しまして、決算額3億4,885万1,007円となりました。第1項.施設運営事業費用から第4項.予備費は記載のとおりでございます。
次の343ページをご覧下さい。2.資本的収入及び支出のうち、資本的収入はございません。
次に支出の第1款.資本的支出は、予算額合計4,542万円に対しまして、決算額2,196万3,883円となりました。第1.建設改良費、第2項.企業債償還金は記載のとおりでございます。
続きまして、344ページは損益計算書でございます。1.施設運営事業収益から2.施設運営事業費用の差引は1,378万7,644円、3.施設運営事業外収益と4.施設運営事業外費用との差引は△951万2,244円となりました。この結果、当年度経常利益は427万5,400円となり、前年度繰越利益剰余金183万943円と合わせて、当年度未処分利益剰余金は610万6,343円となりました。
次の345ページは剰余金の計算書でございます。
当年度末の残高は、減債積立7,500万円、利益積立は5,000万円となっております。
3番の当年度未処分利益剰余金は先ほど申し上げました610万6,343円となっております。
続いて資本剰余金の部でございますが、これは前年度と同額です。
次の346ページは、剰余金処分計算書でございます。積立はございません。先ほどの610万6,343円が翌年度繰越利益剰余金といたしました。
続きまして347ページは貸借対照表でございます。
資産の部の固定資産及び流動資産を合わせました資産合計は15億1,711万8,183円となりました。
次の348ページの負債の部の合計は2,332万5,941円、次の資本の部の合計は、14億9,379万2,242円で、流動負債及び資産合計を合わせた負債資本合計は資産合計と同じく15億1,711万8,183円でございます。
次に付属資料と致しまして349ページから352ページまでは事業報告書、353ページから357ページまでは事業収益費用明細書、358ページには固定資産明細書と企業債明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが決算認定の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
続いて、日程に従いまして、日程第54、認定第34号から日程第61、認定第41号までの合併前の室生村に係る8議案を一括して議題といたします。
議案名のみ事務局長に朗読をさせます。
議会事務局長(藤田 静秀君)
議案書の64ページでございます。認定第34号平成17年度室生村一般会計歳入歳出決算認定について、認定第35号平成17年度室生村国民健康保険特別会計(事業勘定)歳入歳出決算認定について、次に、認定第36号平成17年度室生村国民健康保険特別会計(診療施設勘定)歳入歳出決算認定について、67ページでございます。認定第37号平成17年度室生村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第38号平成17年度室生村住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に、認定第39号平成17年度室生村老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、次に70ページでございます。認定第40号平成17年度室生村立歯科診療所特別会計歳入歳出決算認定について、認定第41号平成17年度室生村介護保険特別会計歳入歳出決算認定について。以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。森田助役。
助役(森田 博君)
失礼いたします。ただいま上程いたしました、認定第34号平成17年度室生村一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第41号平成17年度室生村介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてまで、以上8会計の決算認定について提案理由のご説明を申し上げます。
本8件につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の審査意見をつけて議会の認定に付するものであります。
まず、平成17年度室生村一般会計実質収支に関する調書についてであります。1ページをお開きいただきたいと思います。
一般会計歳入総額34億8,437万1,000円、歳出総額32億5,008万7,000円、歳入歳出差引額2億3,428万4,000円で実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なもののみご説明致します。次のページであります。
款1.村税につきましては、予算現額5億1,634万4,000円に対しまして、調定額6億4,250万8,185円、収入済額3億8,780万5,570円、不納欠損額は1,674万9,605円、収入未済額は2億3,795万3,010円であります。
款10.地方交付税につきましては、予算現額20億64万円に対しまして、収入済額は19億1,562万5,000円となっております。内訳といたしまして、普通交付税で18億2,645万5,000円、特別交付税で8,917万円であります。
款18.繰入金につきましては、予算現額6億2,490万2,000円に対しまして、収入済額は6億2,490万1,500円でありまして、主にふるさと創生基金、開発調整基金、地域福祉基金等の取崩しによる繰入であります。
次に、歳出の主なものについてご説明申しあげます。8ページをお開き下さい。
款2.総務費、項1.総務管理費で、予算現額15億168万2,000円に対しまして、6億9,206万8,970円の支出済額でありまして、主にオートキャンプ場整備、山上公園整備、音楽の森活動拠点施設整備であります。
款5.農林水産業費、項2.林業費で、予算現額1億7,316万円に対しまして、5,824万2,694円の支出済額で、主に赤埴カトラ線の林道整備事業であります。
款7.土木費、項2.道路橋梁費につきましては、予算現額7億9,996万5,000円に対しましまして、3億8,380万5,528円の支出済額でありまして、主に深野中央線の緊急地方道路整備事業等であります。
続きまして、平成17年度室生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算書(事業勘定)についてであります。148ページをお開き下さい。
まず、実質収支に関する調書であります。
歳入総額4億1,312万円、歳出総額3億9,925万6,000円、歳入歳出差引額1,386万4,000円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明致します。149ページであります。
款1.国民健康保険税であります。予算現額1億7,613万5,000円に対しまして、調定額2億2,250万9,769円、収入済額1億3,053万2,986円、不納欠損額が911万53円、収入未済額が8,286万6,730円となっています。
次に、歳出の主なものについてご説明申し上げます。151ページをお開きいただきたいと思います。
款2.保険給付費であります。予算現額4億762万2,000円に対しまして、支出済額が2億7,398万9,802円となっております。
これは主に一般保険者療養給付費で1億5,468万5,249円、退職者被保険者等療養給付費で7,412万9,451円となっております。
款3.老人保健拠出金についてであります。予算現額1億998万4,000円に対しまして、支出済額が8,361万6,144円となっております。
款4.介護納付金については、予算現額3,554万4,000円に対しまして、2,638万8,820円の支出済額となっております。
続きまして、平成17年度室生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算書(診療施設勘定)についてであります。167ページをお開き下さい。
まず、実質収支に関する調書であります。
歳入総額1億187万5,000円、歳出総額9,965万3,000円、歳入歳出差引額222万2,000円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明致します。168ページでございます。
款1.診療収入、項1.外来収入であります。予算現額1億2,945万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の8,219万8,138円となっています。これは主に老人保健診療報酬収入や患者の一部負担金等でございます。
款3.繰入金であります。予算現額2,651万3,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の1,632万1,375円でありまして、一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。170ページであります。
款1.総務費、項1.施設管理費であります。予算現額8,447万2,000円に対しまして、支出済額5,669万8,978円でありまして、2診療所の管理運営経費であります。
款2.医療費についてであります。予算現額7,623万2,000円に対しまして、支出済額4,189万6,325円となっており、主に医薬品代等であります。
続きまして、平成17年度室生村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。182ページをお開き下さい。
まず、実質収支に関する調書であります。
歳入総額1億9,932万5,000円、歳出総額1億5,428万5,000円、歳入歳出差引額4,504万円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明致します。183ページであります。
款2.使用料及び手数料、項2.使用料であります。予算現額1億828万2,000円に対しまして、調定額8,207万3,910円、収入済額が6,845万6,381円、収入未済額が1,361万7,529円でありまして、簡易水道使用料でございます。
款5.繰入金であります。予算現額1億6,624万1,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の1億2,050万円でありまして、一般会計からの繰入金と簡易水道施設基金の取崩しによる繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページでございます。
款1.簡易水道費でありまして、予算現額1億7,620万2,000円に対しまして、8,764万2,408円の執行済額で、主に簡易水道施設の管理費及び浄水施設高度濁度計設置工事費等であります。
続きまして、平成17年度室生村住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。195ページをお開き下さい。
まず、実質収支に関する調書として、歳入総額1,344万8,000円、歳出総額1億6,808万9,000円、歳入歳出差引額△1億5,464万1,000円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明致します。次のページであります。
款1.繰入金であります。予算現額695万4,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の687万7,807円となっています。これは一般会計からの繰入金と減債基金の取崩しによる繰入金であります。
款2.諸収入についてであります。予算現額1億7,697万1,000円に対しまして、調定額2億2,207万1,046円、収入済額は657万390円、収入未済額2億1,550万656円となっており、回収管理組合からの返戻金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
款2.前年度繰上充用金についてであります。支出済額が1億4,635万9,230円となっておりまして、前年度の赤字決算による繰上充用であります。
当会計は、歳入合計1,344万8,197円、歳出合計1億6,808万8,569円、歳入歳出差引歳入不足額1億5,464万372円が生じ、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一般会計歳計現金繰替流用で補てんしているところでございます。
続きまして、平成17年度室生村老人保健特別会計歳入歳出決算書についてであります。204ページをお開きいただきたいと思います。
まず、実質収支に関する調書でございまして、歳入総額5億5,018万2,000円、歳出総額5億8,651万8,000円、歳入歳出差引額△3,633万6,000円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明致します。205ページです。
款1.支払基金交付金についてであります。予算現額4億3,149万6,000円に対しまして、調定額4億4,561万6,000円、収入済額3億674万8,000円、収入未済額1億3,886万8,000円であります。
款4.繰入金につきましては、予算現額5,871万7,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の4,481万7,504円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページであります。
款2.医療諸費についてであります。予算現額7億6,426万6,000円に対しまして、支出済額5億7,157万900円となっており、原則として75歳以上の方の老人医療費であります。
款5.前年度繰上充用金についてであります。予算現額1,257万5,000円、支出済額1,257万4,213円でありまして、前年度の赤字決算による繰上充用であります。
当会計は、歳入合計5億5,018万2,018円、歳出合計5億8,651万7,296円、歳入歳出差引歳入不足額3,633万5,278円が生じ、これは合併による年度途中の決算債務でありまして、同額を一般会計歳計現金繰替流用で補てんいたしました。
続きまして、平成17年度室生村歯科診療所特別会計歳入歳出決算書についてであります。217ページをお開きいただきたいと思います。
まず、実質収支に関する調書であります。
歳入総額4,207万8,000円、歳出総額2,322万3,000円、歳入歳出差引額1,885万5,000円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明致します。次のページです。
款1.診療収入についてであります。予算現額2,255万8,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の1,740万4,760円でありまして、外来の診察収入であります。
款4.繰入金につきましては、予算現額729万2,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の713万7,800円でありまして一般会計からの繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページであります。
款1.総務費についてであります。予算現額2,478万3,000円に対しまして、支出済額1,657万469円でありまして、歯科診療所の管理運営経費であります。
款2.医療費につきましては、予算現額938万9,000円に対しまして、663万3,965円の支出済額でありまして、主に医療品並びに医療用機械器具の購入費であります。
続きまして、平成17年度室生村介護保険特別会計歳入歳出決算書についてご説明申し上げます。230ページをお開き下さい。
まず、実質収支に関する調書であります。
歳入総額3億2,901万1,000円、歳出総額3億2,618万8,000円、歳入歳出差引額282万3,000円で、実質収支額も同額であります。
次に、歳入の主なものについてご説明申し上げます。次のページをごらん下さい。
款1.保険料についてであります。予算現額7,769万7,000円に対しまして、調定額7,443万1,400円、収入済額が4,905万9,500円、収入未済額が2,537万1,900円となっています。
款8.繰入金につきましては、予算現額6,858万1,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の4,775万6,190円でありまして一般会計からの繰入金及び介護保険財政調整基金の取崩しによる繰入金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページ233ページであります。
款2.保険給付費、項1.介護サービス等諸費についてであります。予算現額4億650万5,000円に対しまして、支出済額が2億9,927万7,941円で、主に居宅介護サービス8,371万7,980円、施設介護サービス等給付費で2億156万2,909円となっています。
なお、247ページ以降は財産に関する調書でありまして、説明は省略しますので、一読していただきたいと思います。以上よろしくお願いいたします。
議長(小林 一三君)
続いて、日程に従いまして、日程第62、認定第42号から日程第79、認定第57号までの宇陀市に係る18議案を一括して議題といたします。
事務局長に朗読をさせます。
議会事務局長(藤田 静秀君)
議案書の72ページでございます。認定第42号平成17年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第43号平成17年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に認定第44号平成17年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第45号平成17年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に76ページでございます。認定第46号平成17年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第47号平成17年度宇陀地区市村教育指導主事特別会計歳入歳出決算認定について、次に認定第48号平成17年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第49号平成17年度宇陀市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に80ページでございます。認定第50号平成17年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第51号平成17年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に82ページでございます。認定第52号平成17年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第53号平成17年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、次に認定第54号平成17年度宇陀市保養センター事業特別会計歳入歳出決算認定について、
議案第77号平成17年度宇陀市立病院事業特別会計欠損金処理について。地方公営企業法施行令(昭和27年政令第403号)第24条第5項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎。
続きまして86ページでございます。認定第55号平成17年度宇陀市立病院事業特別会計歳入歳出決算認定について、
次に87ページでございます。議案第78号平成17年度宇陀市水道事業特別会計剰余金処分について。地方公営企業法施行令(昭和27年法律第292号)第32条第2項の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎。
次に88ページでございます。認定第56号平成17年度宇陀市水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第57号平成17年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。森田助役。
助役(森田 博君)
失礼いたします。ただいま上程いただきました認定第42号平成17年度宇陀市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第53号平成17年宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで以上13会計の決算認定について提案理由のご説明を申し上げます。
なお、認定第54号から認定第57号まで、また、議案第77号、議案第78号の4企業会計につきましては、担当部長より説明をさせます。
本13件につきましては、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の審査意見をつけて議会の認定に付するものであります。
まず、平成17年度宇陀市各会計実質収支に関する調書についてであります。宇陀市各会計実質収支に関する調書1ページをお開きいただきたいと思います。
一般会計歳入総額82億5,622万7,815円、歳出総額78億8,818万2,583円、歳入歳出差引額3億6,804万5,232円で、繰越明許費繰越額の翌年度へ繰越すべき財源7,556万3,000円を控除した実質収支は2億9,248万2,232円であります。
住宅新築資金等貸付事業特別会計は、歳入総額6,134万9,430円、歳出総額3億169万2,821円、歳入歳出差引歳入不足額△2億4,034万3,391円で、実質収支額も同額であります。
生活資金貸付事業特別会計は、歳入総額95万1,009円、歳出総額75万9,924円、歳入歳出差引額19万1,085円で、実質収支額も同額であります。
霊苑事業特別会計は、歳入総額3,874万8,404円、歳出総額3,627万465円、歳入歳出差引額247万7,939円で、実質収支額も同額であります。
歯科診療所事業特別会計は、歳入総額3,081万738円、歳出総額2,533万4,684円、歳入歳出差引額547万6,054円で、実質収支額も同額になっています。
宇陀地区市村教育指導主事特別会計は、歳入総額20万225円、歳出総額19万9,920円、歳入歳出差引額305円で、実質収支額も同額であります。
国民健康保険事業特別会計は、歳入総額13億1,648万1,322円、歳出総額11億3,322万2,337円、歳入歳出差引額1億8,325万8,985円で、実質収支額も同額になっています。
国民健康保険事業(直診)特別会計は、歳入総額6,227万8,070円、歳出総額5,179万7,716円、歳入歳出差引額1,048万354円で、実質収支額も同額であります。
老人保健事業特別会計は、歳入総額11億1,246万6,162円、歳出総額11億1,237万8,158円、歳入歳出差引額8万8,004円で、実質収支額も同額であります。
介護保険事業特別会計は、歳入総額7億6,044万5,469円、歳出総額7億2,839万2,012円、歳入歳出差引額3,205万3,457円で、実質収支額も同額でございます。
榛原特定土地区画整理事業特別会計は、歳入総額1,652万4,721円、歳出総額226万2,526円、歳入歳出差引額1,426万2,195円で、実質収支額も同額であります。
簡易水道事業特別会計は、歳入総額3億3,461万9,415円、歳出総額3億3,409万4,081円、歳入歳出差引額52万5,334円で、実質収支額も同額であります。
下水道事業特別会計は、歳入総額6億4,267万9,504円、歳出総額6億3,198万9,597円、歳入歳出差引額1,068万9,907円で、実質収支額も同額であります。
引き続きまして、平成17年度宇陀市一般会計歳入歳出決算書についてであります。4ページをお開きいただきたいと思います。
まず歳入の主なもののみご説明いたします。
款1.市税につきましては、予算現額6億6,806万2,000円に対しまして、調定額10億3,197万1,545円、収入済額6億178万7,358円、収入未済額は4億3,018万4,187円で滞納分です。
款10.地方交付税につきましては、予算現額7億4,057万8,000円に対しまして、調定額、収入済額も同額の7億3,831万9,000円で、内訳といたしまして、普通交付税で1,644万1,000円、特別交付税で7億2,187万8,000円となっています。
款16.財産収入につきましては、主な財産売払収入でありまして、予算現額1億8,449万8,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の4,435万4,037円で旧町村の土地開発公社の残余財産としての土地売払収入が含まれています。
款18.繰入金であります。予算現額1億3,449万4,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の1億3,000万円でありまして、土地開発基金の取崩しであります。
次に、歳出の主なものについてご説明申しあげます。8ページでございます。
款2.総務費、項1.総務管理費についてであります。予算現額17億4,821万9,000円に対しまして、支出済額16億610万6,144円でありまして、室生山上公園整備のアートアルカディア推進費として5億3,330万1,603円、庁舎改修工事等を含む合併準備経費5億9,855万4,686円が含まれています。
款3.民生費、項1.社会福祉費の翌年度繰越額につきましては、大宇陀区の三和浴場の解体工事であります。
款5.農林水産業費、項2.林業費につきましては、予算現額1億8,536万円に対しまして、支出済額が1億4,094万6,758円となっており、主に林道赤埴カトラ線開設工事であり、また、翌年度へ4,100万円の繰越措置を行いました。
款7.土木費、項2.道路橋梁費につきましては、予算現額3億7,555万円に対しまして、支出済額は2億8,062万6,055円で、主に深野中央線の緊急地方道路整備事業、室生山田西出線の道路整備事業等であります。なお、8,183万円の翌年度繰越額は、深野中央線と滝之尾新宮線の市道改良工事であります。
項4.都市計画費につきましては、予算現額2億6,630万5,000円に対しまして、支出済額は1億9,878万5,808円でありまして、主にフレンドパークの都市公園整備に3,233万4,903円、多世代交流プラザ整備等のまちづくり推進事業費に1億2,967万9,934円、なおプラザ増改築工事につきましては、6,150万円の繰越措置を行っています。
款9.教育費、項2.小学校費につきましては、予算現額11億146万6,000円に対しまして、支出済額は10億8,802万9,439円となっており、主に菟田野小学校の整備費で9億6,071万9,084円などとなっています。
続きまして、平成17年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。174ページをお開き下さい。
歳入につきましてご説明致します。
款1.諸収入につきましては、予算現額3億3,298万4,000円に対しまして、調定額5億5,358万3,816円、収入済額6,134万9,430円で回収管理組合からの資金の元利償還金であります。収入未済額4億9,223万4,386円で、これにつきましては制度利用者の滞納分であります。
次に、歳出の主なものについてご説明いたします。
款3.諸支出金につきましては、予算現額2億4,881万円に対しまして、支出済額2億4,667万2,206円でありまして、旧町村の合併迄の赤字決算に対する借入金返済金であります。
当会計は、歳入合計6,134万9,430円、歳出合計3億169万2,821円、歳入歳出差引歳入不足額2億4,034万3,391円は翌年度歳入繰上充用金で補てん致しました。
続きまして、平成17年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。180ページをお開き下さい。
歳入につきましては、款1.諸収入のみでありまして、予算現額171万3,000円に対しまして、調定額は236万1,357円、収入済額95万1,009円でありまして、主に旧榛原町の当会計の決算剰余金であります。
次に、歳出の主なものにつきましては、款2.諸支出金として75万9,924円の支出済額でありまして、合併迄の赤字決算補てんに対する旧町村借入金返済金であります。
続きまして、平成17年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。184ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.使用料及び手数料、項1.使用料につきましては、予算現額110万4,000円に対しまして、調定額、収入済額も同額の60万1,200円で、霊苑使用料であります。また、諸収入の3,798万1,148円につきましては旧榛原町の当会計の決算剰余金であります。なお霊苑管理料に16万4,900円の滞納額があります。
次に歳出につきましては、霊苑管理経費として3,556万4,465円が支出され、主に霊苑基金の積立を行っております。
続きまして、平成17年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。192ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.外来収入につきましては、予算現額767万4,000円に対しまして、調定額、収入済額とも同額の938万1,836円で、外来の診察収入であります。
款4.諸収入につきましては、予算現額1,888万9,000円に対しまして、調定額、収入額とも同額の1,889万7,902円でありまして、旧室生村の当会計の決算剰余金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。
款1.総務費につきましては、予算現額2,672万7,000円に対しまして、2,333万8,972円の執行済額でありまして、歯科診療所の管理運営経費であります。
款2.医療費につきましては、197万6,812円の執行であり、主に医療品等の購入費であります。
続きまして、平成17年度宇陀地区市村教育指導主事会計歳入歳出決算書についてであります。202ページをお開き下さい。
歳入につきましては、諸収入のみでありまして、20万225円の収入済で、旧榛原町の当会計の決算剰余金であります。
次に、歳出につきましては、管理経費で19万9,920円の執行となっています。
続きまして、平成17年度宇陀市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。206ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.国民健康保険税につきましては、予算現額2億4,596万3,000円に対しまして、調定額5億1,330万1,708円、収入済額2億2,468万4,870円、収入未済額2億8,861万6,838円で滞納分であります。
款8.繰入金につきましては、一般会計からの繰入金で2億1,179万5,032円となっています。
款9.諸収入につきましては、雑入として2,305万417円の収入済で、主に旧町村の当会計の決算剰余金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申し上げます。次のページです。
款2.保険給付費につきましては、主に項1.療養諸費でありまして予算現額5億7,005万2,000円に対しまして、5億4,776万763円の支出済であり、一般被保険者療養給付費で3億7,547万8,903円、退職被保険者等療養給付費で1億6,368万5,789円の執行となっています。
款3.老人保険拠出金については、予算現額1億8,467万5,000円に対しまして、1億4,816万1,000円の支出済となっています。
款7.基金積立金につきましては、今後の健全経営を考えまして、国民健康保険財政調整基金に2億2,331万1,607円の積立を行いました。
款9.諸支出金については、赤字決算によります旧町村借入金返済金として6,739万5,087円の執行を行っております。
続きまして、平成17年度宇陀市国民健康事業特別会計(直診)歳入歳出決算書についてであります。232ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.診療収入につきましては、主に外来収入でありまして、調定額、収入済額とも同額の4,940万3,979円であります。
款3.繰入金につきましては、事業勘定繰入金730万円、一般会計繰入金19万2,000円と、749万2,000円の収入となっています。
款4.諸収入につきましては、512万1,591円の収入済で、主に旧室生村の当会計の決算剰余金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明申しあげます。
款1.総務費の支出済額2,550万8,510円につきましては、2診療所の管理運営経費であります。
款2.医療費につきましては、2,522万9,916円の執行であり、主に医薬材料費となっています。
続きまして、平成17年度宇陀市老人保健事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。242ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.支払基金交付金については、6億4,849万3,000円の収入済額となっています。
款4.繰入金につきましては、一般会計からの繰入金7,481万3,564円の収入済であります。
款5.諸収入につきましては、主に交通事故等による損害賠償金としての第3者納付金で1,587万2,159円の収入となっています。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明致します。
款2.医療諸費は、9億7,813万6,340円で、主に75歳以上の方の老人医療費であります。
款3.諸支出金、項1.償還金は、老人医療費の精算に伴う支払基金等への返済で370万4,438円となっています。旧町村借入金返済金1億2,446万6,945円は合併迄の旧町村の赤字決算補てんに対する返済であります。
続きまして、平成17年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。254ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.保険料は、第1被保険者保険料でありまして、1億1,660万9,680円の収入済であり、収入未済額として1,525万5,300円の滞納があります。
款8.繰入金につきましては、一般会計からの繰入で7,069万9,000円となっています。
款9.諸収入につきましては、雑入として2,686万7,253円の収入で旧町村の合併迄の決算剰余金であります。
次に、歳出の主なものについてご説明致します。256ページをご覧下さい。
款2.保険給付費につきましては、主に介護サービス諸費として、6億7,781万1,296円の執行を行っています。この内、居宅介護サービス等給付費としては、2億4,826万6,595円、施設介護サービス給付費3億5,086万9,586円となっています。
款4.基金積立金につきましては、介護給付費準備基金へ444万1,000円の積立を行っています。
続きまして、平成17年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。278ページをお開き下さい。
歳入につきましては、諸収入の雑入でありまして、当会計の旧榛原町決算剰余金で1,652万4,721円の収入です。
次に、歳出につきましては、駅北土地区画整理事業費として、226万2,526円を執行いたしました。
続きまして、平成17年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。284ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款2.使用料及び手数料につきましては、主に水道使用料でありまして、6,719万6,774円の収入済額に対しまして、収入未済額として、2,940万9,496円の滞納があります。
款6.繰入金は一般会計からの繰入金でありまして5,887万3,000円の収入済となっています。
款7.諸収入につきましては、雑入としては主に旧町村の合併迄の決算剰余金5,105万747円であります。
次に、歳出の主なものについてご説明致します。286ページをお開き下さい。
款1.総務費、項1.総務管理費につきまして、1億3,247万7,105円の執行額でありまして、主に市内の8給水区の管理経費であります。
項2.施設整備費については、5,411万9,510円の支出済額で大宇陀区田原、菟田野区松井、榛原区での施設整備費であります。
項3.諸支出金については、合併迄の旧町村の赤字補てんに対する借入金返済金で1,964万1,833円となっています。
続きまして、平成17年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算書についてであります。308ページをお開き下さい。
歳入の主なものについてご説明致します。
款1.使用料及び手数料については、主に下水道使用料でありまして、収入済額7,781万951円で、滞納分としての収入未済額は1,021万8,878円となっています。
款4.繰入金につきましては、2億9,085万8,000円での収入済で一般会計からの繰入です。
款5.諸収入、項3.雑入につきましては、469万5,053円の収入で、合併迄の旧町の決算剰余金であります。
次に、歳出の主なものにつきましてご説明いたします。
款1.下水道費、項2.公共下水道建設費で6,200万3,455円の執行で、主に榛原区篠楽、大宇陀、菟田野の公共下水道建設費及び榛原区篠楽、大宇陀区内の特定環境保全公共下水道事業であります。
款4.諸支出金については、旧町借入金返済金として2億1,224万5,300円の支出額で、合併迄の旧町の赤字決算補てんに対する返済金であります。
なお、322ページ以降は、財産に関する調書でありまして、説明は省略致しますので、一読していただきたいと思います。以上ご審議の程よろしくお願い致します。どうも有難うございました。
議長(小林 一三君)
美榛苑所長。
保養センター美榛苑所長(中尾 辰彦君)
平成18年1月から3月までの3ヵ月分の決算につきましてご説明をさせていただきます。328ページをお開きいただきたいと思います。
平成17年度宇陀市保養センター事業決算報告書。
1.収益的収入及び支出収入の部第1款美榛苑事業収益予算額が1億8,974万4,000円に対しまして、決算額は1億4,986万61円でございました。項の内訳につきましては表に記載のとおりでございます。
支出の部第1款美榛苑事業費用予算額1億8,974万4,000円に対しまして、決算額は1億7,067万6,305円でございました。営業費用、営業外費用につきましては、表に記載のとおりでございます。
続きまして、資本的収入及び支出につきまして、資本的収入額はございません。支出の方でございますが、予算額4,802万円に対しまして、決算額は4,776万9,776円でございました。企業債の償還等で、表のとおりでございます。
次のページの損益計算書でございます。1の営業収益と2の営業費用との差引は右端にございます。2,093万9,626円の営業損失となっております。
3の営業外収益と営業外費用との差引につきましては△52万9,014円となっております。合わせませて今年度3ヵ月分の経常損失並びに純損失額は2,146万8,640円となりました。
この結果、前年度繰越欠損金、前期9ヵ月分の7億6,974万8,956円と合わせました当年度未処理欠損金は7億9,121万7,596円となりました。
次の331ペーから332ページにかけましては剰余金計算書であります。各積立金金はございません。欠損金の7億6,974万8,956円、資本剰余金の金額は前期と同額でございます。
次の欠損金処理計算書でございますが、当年度未処理欠損金7億9,121万7,596円をそのまま翌年度繰越欠損金としております。
次に、333ページの貸借対照表でございます。
資産の部固定資産合計、流動資産合計を合わせまして14億6,244万98円でございます。
続きまして、334ページの負債の部でございますが、負債合計10億140万3,259円、資本の部では、資本金合計、剰余金合計を合わせまして、4億6,103万6,839円で、先ほどの負債合計と合わせまして、負債資本合計14億6,244万98円でございます。
続きまして、付属資料といたしまして335ページから338ページまでは事業報告書でございます。339ページから343ページまで事業収益費用明細書でございます。344ページには固定資産明細書、345ページには企業債明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いします。
議長(小林 一三君)
続きまして病院事務局長。
市立病院事務局長(新子 恵映君)
それでは平成17年度宇陀市立病院事業決算についてご説明させていただきたいと思います。348ページをご覧いただきたいと思います。
まず決算報告書でございまして、収益的収入及び支出の収入、第1款町立病院事業収益は、予算額合計9億9,000万円に対しまして、決算額8億8,925万3,121円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に支出の第1款市立病院事業費用の予算額合計は、9億9,000万円に対しまして、決算額8億6,532万6,441円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次の349ページの資本的収入及び支出の収入についてはございません。
次に支出の第1款資本的支出は、予算額合計9,373万4,000円に対しまして、決算額8,381万7,906円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次の350ページの損益計算書でございます。医業収益から医業費用を差引いた医業利益は3,428万184円となりました。
次に医業外収益から医業外費用を差引いた額は、△2,206万3,521円となり、合わせまして経常利益は1,221万6,663円となりました。
次に特別利益及び特別損失を合わせ当年度純利益は1,224万5,904円となり前年度繰越欠損金を合わせ当年度未処理欠損金は、2億5,226万4,325円となりました。
次の351ページは剰余金計算書でございます。利益剰余金の積立合計は6億572万2,883円であります。
次に欠損金につきましては、繰越欠損金、年度末残高と当年度純利益を合わせ、当年度未処理欠損金2億5,226万4,325円となりました。
次の352ページの資本剰余金の部の翌年度繰越資本剰余金は4億1,494万9,451円であります。
次に欠損金処理計算書でありますが、議案第77号でご提案させていただいております欠損金処理につきましては、地方公営企業法施行令の規定に基づき処理をさせていただく建設改良積立金繰入額は1億5,054万1,442円で、利益積立金繰入額と合わせ、欠損金処理額は2億5,226万4,325円でございます。従いまして翌年度繰越欠損金はございません。
次の353ページは貸借対照表でございます。
資産の部の資産合計は37億2,483万7,634円でございます。
次の354ページの負債の部の負債合計は4億1,745万9,889円であります。
次に資本の部の資本金合計33億737万7,745円。従いまして負債資本合計37億2,483万7,634円でございます。
次の355ページからは付属資料を添付させていただいておりますが、355ページから359ページまでは事業報告書、そして360ページから366ページまでは事業収益費用明細書、367ページは固定資産明細書、368ページは企業債の明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
続きまして水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
宇陀市水道事業決算についてご説明させていただきます。
平成17年度宇陀市水道事業決算報告書収益的収入及び支出の収入、第1款水道事業収益は、予算額合計1億3,210万円に対しまして、決算額1億2,664万635円となっております。第3項までの内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に支出につきましては、第1款水道事業費用の予算額合計1億3,210万円に対しまして、決算額1億2,539万7,840円であります。内訳につきましては記載のとおりでございます。
次の371ページの資本的収入及び支出の収入は、第1款資本的収入の予算額合計1億7,460万円に対しまして、決算額1億9,541万6,600円となっております。第1項以下内訳につきましては記載のとおりでございます。
次に、支出の第1款資本的支出は、予算額1億6,710万円に対しまして、決算額1億4,334万8,815円であります。第1項、第2項は記載のとおりでございます。
次に、372ページをお願いします。損益計算書でございますが、営業収益から営業費用を差引きました営業損失は、371万4,052円となり、営業外収益から営業外費用を差引いた額は、17万817円となりました。その結果、経常損失は354万3,235円となります。そして特別損失の14万9,220円を加えた当年度純損失369万2,455円となります。この当年度純損失に17年12月末の旧榛原町の決算繰越利益剰余金2,649万6,696円を加えた当年度未処分利益剰余金は2,280万4,241円となります。
次に、剰余金計算書でございます。利益剰余金の当年度末残高は減債積立金と建設改良積立金を合わせた積立金の合計は1億3,600万円であります。
当年度未処分利益剰余金2,280万4,241円となります。
次の374ページをお開き下さい。
資本剰余金は、分担金からその他諸収入まで合わせた翌年度繰越資本剰余金は41億3,970万7,202円であります。
続きまして議案第78号で提案をさせていただいております剰余金処分計算書であります。当年度の未処分利益剰余金は2,280万4,241円の内、減債積立、建設改良積立にそれぞれ300万円、計600万円を積立、残り1,680万4,241円を翌年度繰越利益剰余金として処分をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に貸借対照表でございますが、375ページに記載しています固定資産と次のページの流動資産を合わせた資産合計は66億2,458万9,115円で、次の固定負債と流動負債の合わせた負債合計は2億5,605万199円となり、次のページ記載の資本剰余金と合わせました資本金合計63億6,853万8,916円、負債資本合計66億2,458万9,115円となります。
以下付属資料と致しまして、378ページから事業報告書、次の382ページから収益費用明細書、387ページに固定資産明細書、続いて388ページから企業債の明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが平成17年度宇陀市水道事業特別会計の歳入歳出決算とそれに伴います利益剰余金処分についての説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
続きまして介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得。
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得(桝田 守弘君)
ご説明を申し上げます。392ページをご覧下さい。平成17年度宇陀市介護老人保健施設事業決算報告書、収益的収入及び支出の収入、第1款事業収益は、予算額合計1億1,500万円に対しまして、決算額1億2,054万1,558円となりました。第1項施設運営事業収益、第2項施設運営事業外収益につきましては記載のとおりでございます。
次に支出の第1款事業費用の予算額合計は、1億1,500万円に対しまして、決算額1億671万3,909円となりました。第1項施設運営費用から第4項予備費は記載のとおりでございます。
次の393ページをご覧下さい。2.資本的収入及び支出の内資本的収入はございません。
次に支出の第1款資本的支出は、予算額合計2,329万円に対しまして、決算額2,178万8,274円となりました。第1項建設改良費、第2項企業債償還金は記載のとおりでございます。
続きまして、394ページは損益計算書でございます。1施設運営事業収益から2施設運営事業費用の差引は1,759万1,991円、3施設運営事業外収益と4施設運営事業外費用との差引は△426万7,909円となりました。この結果当年度経常利益は1,332万4,085円となり、前年度繰越利益剰余金610万6,343円と合わせて、当年度未処分利益剰余金は1,943万428円となりました。
次の395ページは剰余金の計算書でございます。
当年度末の残高は、減債積立7,500万円、利益積立は5,000万円となっております。
3の当年度未処分利益剰余金は先ほど申し上げましたは1,943万428円となっております。
続いて資本剰余金の部でございますが、これは前年度と同額です。
次の396ページは、剰余金処分計算書でございます。減債積立金に1,000万円、利益積立金に500万円、計1,500万円を積立まして、残額の443万428円が翌年度利益剰余金といたしました。
続きまして、397ページは貸借対照表でございます。
資産の部の固定資産及び流動資産を合わせました資産合計は15億615万8,195円となりました。
次の398ページの負債の部の合計は2,083万142円、次の資本の部の合計は、14億8,532万8,053円で、流動負債及び資産合計を合わせた負債資本合計は資産合計と同じく15億615万8,195円でございます。
次に、付属資料と致しまして399ページから402ページまでは事業報告書、403ページから406ページまでは事業収益費用明細書、407ページには固定資産明細書と企業債の明細書を添付させていただいております。
以上、簡単ではございますが決算認定の説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
以上で提案理由の説明が終わりました。休憩を10分間いたします。なお先ほどお願いをしておりました決算審査特別委員会委員の予定者の各常任委員会からの3名の方々の報告を休憩中に報告をお願いいたします。
休憩を10分間いたします。
午後4時27分休憩
午後4時40分再開
議長(小林 一三君)
再開いたします。
平成17年度各会計の決算審査意見書が配布されております。
玉岡監査委員から報告をお受けします。
20番(玉岡 武君)
それでは議長のお許しを得ましたので、監査報告をさせていただきます。
その前にお手数ではございますが、一部修正をしていただきたい部分がございますので、ご協力、ご理解をお願いいたします。
まず17年度の4月から12月までの分の31ページを開けていただきたいと思います。4の損益計算書についての中で、事業収益額は26億8,925万902円となっておりますが、900万単位のところでコンマが抜けておりますので入れていただきたいです。
それともう一つの資料の中で17年度の18年1月から平成18年3月までの資料の中で12ページを開けていただきたいです。審査の意見とございます。その中の後ろから8行目を見ていただきたいと思います。などの使用料(約6億の収入未済)となっておりますのを円を入れていただきたいです。6億円としていただきたいです。
それともう一つございます。同じく18ページの5番の企業債の状況についてでございます。本年度当初高の企業債の数字の訂正をお願いしたいです。8億5,514万9,787円になっておりますが、8億851万4,211円に訂正をお願いします。ありがとうございます。
それでは重複しないように出来るだけご報告させていただくようにいたしますけれども、一定の時間にご報告しなくてはいけないのでご協力をお願いします。
それははいらせていただきます。
宇監第7号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度旧4町村一般会計(大宇陀町・菟田野町・榛原町・室生村)及び各特別会計歳入歳出決算審査の意見書について
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定に基づき、審査に付された平成17年度旧4町村一般会計及び各特別会計歳入歳出決算及び付属書類並びに基金の運用状況について審査を行った結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度(平成17年4月1日から平成17年12月31日)旧4町村(大宇陀町・菟田野町・榛原町・室生村)一般会計及び各特別会計歳入歳出決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度大宇陀町一般会計歳入歳出決算、平成17年度大宇陀町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、平成17年度大宇陀町簡易水道特別会計歳入歳出決算、平成17年度大宇陀町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度大宇陀町老人保健特別会計歳入歳出決算、平成17年度大宇陀町下水道特別会計歳入歳出決算、平成17年度大宇陀町介護保険特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町一般会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町老人保健特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町下水道事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度菟田野町介護保険特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町一般会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町簡易給水施設事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町宇陀郡教育指導主事特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町老人保健特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町営農飲雑用水事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町飲料水供給施設事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町下水道事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町営霊苑事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度榛原町介護保険事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度室生村一般会計歳入歳出決算、平成17年度室生村国民健康保険特別会計歳入歳出決算(事業勘定・診療施設勘定)、平成17年度室生村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度室生村住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度室生村老人保健特別会計歳入歳出決算、平成17年度室生村立歯科診療所特別会計歳入歳出決算、平成17年度室生村介護保険特別会計歳入歳出決算。
第2審査の期間
平成18年7月10日から平成18年7月27日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された各会計歳入歳出決算書及び付属書類が、地方自治法を始めとするその他の関係法令に準拠して作成されているか、計数は正確か、予算の執行及び事務処理が適正且つ効率的、合理性を考慮されて進められたかについて、助役をはじめ関係職員から事業概要や主要な事業の実施状況、決算書関連提出資料により執行状況の説明を受け、必要に応じ関係課所管の帳簿、証書類と照合しながら審査を実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも関係法令に準拠し作成されており、その計数は、関係帳簿その他証明書類と符号し、概ね正確であるものと認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
5審査の概要
1.総括
合併に伴い12月末における打ち切り決算処理により、各会計とも収入未済額、不用額が通年より多く発生する決算となっている。
平成17年度一般会計及び特別会計の旧4ヵ町村の決算状況は次のとおりである。
一般会計歳入歳出決算状況につきましては、単位は円でございます。事前に資料を配布しておりますので熟読いただいたものと省略させていただきます。
特別会計歳入歳出決算状況につきましても、単位は円でございます。
次に、5ページ
(1)大宇陀町における決算の状況
平成17年度(4月から12月)旧大宇陀町の一般会計及び特別会計決算状況は次のとおりである。
一般会計の歳入決算額38億4,971万533円、歳出決算額34億5,227万4,809円で歳入歳出差引額3億9,743万5,724円となっている。
特別会計の歳入総額の決算額は、19億7,962万7,283円、歳出総額の決算額は20億361万2,646円で歳入歳出差引額は△2,398万5,363円となっている。
各特別会計(国民健康保険・住宅新築資金)の不足額は、合併の事由等で生じた債務であるため、一般会計歳計現金繰替流用額3,738万7,729円を補てんし、新市に引き継ぎを行った。別表を参考にしていただきたいと思います。
(2)菟田野町における決算の状況について
平成17年度(4月から12月)旧菟田野町の一般会計及び特別会計決算状況は次のとおりである。
一般会計の歳入決算額21億1,649万7,087円、歳出決算額22億3,250万6,980円で歳入歳出差引額△1億1,600万9,893円となっている。
この不足額は、合併の事由等で生じた債務であるため、一時借入金で1億1,600万9,893円を補てんした。
特別会計の歳入総額の決算額は、11億4,335万1,707円、歳出総額の決算額は11億9,137万6,296円で歳入歳出差引額△4,802万4,589円となっている。
各特別会計(簡易水道・住宅新築資金・老人保健・介護保険・生活資金)の不足額は、合併の事由等で生じた債務であるため、一時借入額5,756万9,215円で補てんし、新市に引き継ぎを行った。別表は別紙参考にしていただきたいと思います。
議長(小林 一三君)
会議時間を1時間延長いたします。
20番(玉岡 武君)
7ページに移ります。
(3)榛原町における決算の状況について
平成17年度(4月から12月)旧榛原町の一般会計及び特別会計決算状況は次のとおりである。
一般会計の歳入決算額47億8,511万689円、歳出決算額46億1,092万4,645円で歳入歳出差引額1億7,418万6,044円となっている。
特別会計の歳入総額の決算額は、30億6,173万9,480円、歳出総額の決算額は33億7,224万8,704円で歳入歳出差引額△3億1,050万9,224円となっている。
各特別会計(国民健康保険・住宅新築資金・老人保健・下水道)の不足額は、合併の事由等で生じた債務であるため、一時借入額3億8,592万7,004円で補てんし、新市に引き継ぎを行った。下表につきましてはこれの内訳でございますので、参考にしていただきたいと思います。
(4)室生村における決算の状況について
平成17年度(4月から12月)旧室生村の一般会計及び特別会計決算状況は次のとおりである。
一般会計の歳入決算額34億8,437万1,928円、歳出決算額32億5,008万6,950円で歳入歳出差引額2億3,428万4,978円となっている。
特別会計の歳入総額の決算額は、16億4,904万971円、歳出総額の決算額は17億5,720万9,973円で歳入歳出差引額△1億816万9,002円となっている。
各特別会計(住宅新築資金・老人保健)の不足額は、合併の事由等で生じた債務であるため、一般会計歳計現金繰替流用額1億9,097万5,650円を補てんし、新市に引き継ぎを行った。下表につきましては内訳でございますので参考にしていただきたいと思います。
2.一般会計
(1)歳入
平成17年度の旧4町村の歳入決算額の合計は142億3,569万237円で、予算現額の合計227億8,225万4,000円に対する収入済額の割合は62.5%になっている。歳入決算額を財源別に見ると自主財源の合計は52億7,043万2,676円(37.0%)、依存財源の合計は89億4,109万2,042円(62.8%)となっている。
自主財源・依存財源の一覧表でございます。これは平成17年12月末現在のものでございますので参考にしていただきたいと思います。
同じく町村税の表も別表を参考にしていただきたいと思います。
町村税の各町村一般会計歳入決算総額に占める割合は、大宇陀町13.4%、菟田野町11.8%、榛原町26.4%、室生村11.1%となっている。収入済額は、調定額に対して70.8%の徴収率となっている。
町(村)税の項別収入済額状況は次表のとおりである。ご参考にしていただきたいです。単位は円でございます。
自主財源の根幹をなす税収の確保に努めるとともに、税負担の公平性を期する上からも、なお一層の税に対する意識の高揚を図られ、収納率の向上に努められるよう望むものである。
11ページに移ります。
(2)歳出
平成17年度4町村の一般会計決算は、予算額の合計227億8,225万4,000円に対して支出済額の合計は135億4,579万3,384円、執行残額の合計は92億3,646万616円、執行率は59.5%となっている。
予算額及び支出済額の款別構成比は次表のとおりである。ご参考にしていただきたいです。単位は円です。
12ページに移らせていただきます。
3.特別会計
1.国民健康保険特別会計
4町村の歳入決算額の合計は23億9,547万7,442円、歳出決算額の合計は24億4,092万9,173円である。2町の赤字は、いずれも合併の事由により不足額が生じたものであり、このため大宇陀町は一般会計歳計現金繰替流用額が3,592万2,709円、榛原町は一時借入金充当額が3,137万583円となっている。
事業勘定4町村の歳入歳出決算額を款別に比較すると次のとおりである。単位は円でございます。参考にしていただきたいと思います。
13ページに移ります。保険税収入状況も別表のとおりにしておりますので参考にしていただきたいと思います。単位は円、パーセントになっております。
2.老人保健事業特別会計
4町村の歳入決算額の合計は27億1,308万5,118円、歳出決算額の合計は28億3,729万8,338円である。3町村の赤字は、いずれも合併の事由により不足額が生じたものであり、このため菟田野町は一時借入金充当額が1,978万8,636円、榛原町は一時借入金充当額が6,816万9,525円、室生村は一般会計歳計現金繰替流用額が3,633万5,278円となっている。4町村の歳入歳出決算額を款別に比較すると次のとおりである。単位は円でございます。参考にしていただきたいと思います。
14ページに移ります。
3.簡易水道特別会計(大宇陀町、菟田野町、室生村のみ)
3町村の歳入決算額の合計は4億579万6,489円、歳出決算額の合計は3億7,432万5,599円である。菟田野町の赤字は、合併の事由により不足額が生じたものであり、このため一時借入金充当額が1,957万8,303円となっている。
3町村の歳入歳出決算額を款別に比較すると次のとおりである。ご参考にして下さい。単位は円でございます。
15ページに移ります。
4.下水道事業特別会計(大宇陀町、菟田野町、榛原町のみ)
3町の歳入決算額の合計は4億3,775万2,887円、歳出決算額の合計は6億4,469万2,695円である。榛原町の赤字は、合併の事由により不足額が生じたものであり、このため一時借入金充当額が2億1,158万4,461円となっている。
3町村の歳入歳出決算額を款別に比較すると次のとおりである。参考にしていただきたいと思います。単位は円でございます。
5.住宅新築資金等貸付事業特別会計
4町村の歳入決算額の合計は6,611万1,959円、歳出決算額の合計は3億1,278万4,165円である。4町村の赤字は、いずれも合併の事由により不足額が生じたものであり、このため大宇陀町は一般会計歳計現金繰替流用額が146万5,020円、菟田野町は一時借入金充当額が1,576万4,379円、榛原町は一時借入金充当額が7,480万2,435円、室生村は一般会計歳計現金繰替流用額が3,633万5,278円となっている。
4町村の歳入歳出決算額を款別に比較すると次のとおりである。参考にしていただきたいと思います。単位は円でございます。
17ページに移ります。
6.介護保険事業特別会計
4町村の歳入決算額の合計は15億8,699万7,425円、歳出決算額の合計は15億6,180万9,779円である。菟田野町の赤字は、合併の事由により不足額が生じたものであり、このため一時借入金充当額が167万9,607円となっている。
4町村の歳入歳出決算額を款別に比較すると次のとおりである。参考にしていただきたいと思います。単位は円でございます。
18ページに移ります。
審査の意見
以上が平成17年度の旧4町村一般会計・特別会計の決算審査の概要である。
本決算は平成18年1月1日の宇陀市発足に伴い、平成17年12月末における打ち切り決算処理となり、各会計とも収入未済額、不用額(未執行額)が多く発生する決算となっている。
地方財政は依然として厳しい状況にある中、各町村ともに重点的施策の遂行に努め、旧4町村の一般会計及び特別会計の決算額は、歳入総額220億3,224万8,000円、歳出総額218億1,427万5,000円で、歳入歳出差引額は2億1,797万3,000円となっている。
歳入では、平成17年12月末での町村税等の過年度繰越額が3億円を超えており、これらの収納率向上のため、更なる徴収努力を強く望むものである。
歳出では、各町村で実施された主要事業が、新市の中で有効活用されることを期待し、市民がまちづくりの方向を共有できる計画の策定を望む。
また、各町村とも公有財産や備品管理に関して、新市においても適切な管理・整理・保管に努められたい。
終わりに、市民の行政需要は今後ますます多様化する中、行政負担の適正化に努め、また行政組織の簡素化と柔軟性を発揮し、合併のメリットを活かした効率的かつ公平な行政運営が行われることを望み審査を終えた意見書とします。
19ページに移ります。
平成17年度(平成17年4月から平成17年12月)保養センター美榛苑事業決算審査意見書。
宇監第8号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度保養センター美榛苑事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度保養センター美榛苑事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度保養センター美榛苑事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成17年4月1日から平成17年12月31日)保養センター美榛苑事業決算。
第2審査の期日
平成18年7月25日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
22ページに移ります。
第5審査の概要
1事業の概要
保養センター美榛苑の経営の概況は、次のとおりである。単位は人でございます。参考にしていただきたいと思います。なお、営業日数は266日となっております。
2収益的収入及び支出について
平成17年12月末単位は円でございます。ご参考にしていただきたいです。消費税含む金額となっております。
23ページ。
3資本的収入及び支出について
平成17年12月末単位は円でございます。ご参考にしていただきたいと思います。
4損益計算書について
事業収益額は4億1,003万115円、収益的支出決算額は4億9,427万7,389円であり、差引純損失8,424万7,274円(消費税抜き)となった。
事業収益に関する事項は下記のとおりでございます。参考にして下さい。事業費用に関する事項も同じでございます。
5企業債の状況について
企業債の概要企業債平成17年度12月末現在未償還高は8億851万4,211円となっております。
審査の意見
本決算は平成18年1月1日の宇陀市発足に伴い平成17年12月末までの9ヵ月とする打ち切り決算である。
当施設は、昭和55年開設以来営業を行っており、公共の宿としての位置付けで地域振興等の役割を十分に果たしてきている。
今年度も公営企業として、サービスの向上と営業コストの削減に努めながら営業を行ってきたが、利用者数の減少並びに過去における大規模な増築を繰り返したことによる高額な減価償却及び金利負担等で経営面において影響を受けており、12月末決算では、8,424万7,274円の当年度純損失となった。
今後も厳しい経営状況になるものと想定されるが、利用者から選ばれる施設になるためにも、更なるサービス向上に努め、利用者の確保等に一層の努力を望む。
次に移ります。
平成17年度(平成17年4月から平成17年12月)榛原町立病院事業決算審査意見書。
宇監第9号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度榛原町立病院事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度榛原町立病院事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度榛原町立病院事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成17年4月1日から平成17年12月31日)榛原町立病院事業決算。第2審査の期日
平成18年7月25日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5審査の概要
1業務実績について
入院患者・外来患者の延人数は、次のとおりである。単位は人です。平成17年4月から12月までの数値でございます。表を参考にお願いします。
なお、平成17年度診療科目別収益及び患者数(4月から12月)につきましても、別表を参考にしていただきたいと思います。
外来患者につきましても、30ページの表を参考にしていただきたいと思います。
2収益的収入及び支出について
3資本的収入及び支出について
平成17年12月末現在単位円によって表に参考にさせていただいておりますので見ていただきたいと思います。
4損益計算書について
事業収益額は26億8,925万902円、収益的支出決算額は29億5,376万1,131円であり、差引純損失2億6,451万229円消費税抜きとなった。
事業収益に関する事項を別表にしておりますので参考にしていただきたいです。事業費に関する事項につきましても別表参考にお願いします。
5企業債の状況について
企業債の12月末残高は、次表のとおりである。平成17年12月末現在単位は円でございます。企業債平成17年12月末現在未償還額6億9,618万5,444円でございます。
審査の意見
本決算は平成18年1月1日の宇陀市発足に伴い平成17年12月末まで9ヵ月分とする打ち切り決算である。
当年度の入院患者数は、延べ41,165人(1日平均150人)外来患者数127,926人(1日平均627人)となっており、昨年に比べると減少傾向にある。
厳しい医療保険財政を背景に、経営面において大きな医療収益の減少となっている。
今後、厳しい経営状況になるものと想定されるが、利用者から選ばれる施設になるためにも、更なるサービス向上に努め、利用者の確保等に一層の努力を望む。
平成17年度(平成17年4月から平成17年12月)榛原町水道事業決算審査の意見書。
宇監第10号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度榛原町水道事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度榛原町水道事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度榛原町水道事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成17年4月1日から平成17年12月31日榛原町水道事業決算。
第2審査の期日
平成18年7月26日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5審査の概要
1事業の概要について
榛原町の水道事業業務概要は、次のとおりである。平成17年12月末現在普及率は92.2%でございます。
2収益的収入及び支出について
平成17年12月末現在単位円にして表にしておりますので参考にして下さい。消費税を含む数値になっております。
同じく収益的支出についても同じです。
3資本的収入及び支出について
平成17年12月末現在単位円でございます。これも別表を参考にしていただきたいと思います。
資本的支出平成17年12月末現在単位円でございます。これも別表を参考にして下さい。
4損益計算書について
事業収益額は3億1,399万9,613円、収益的支出決算額は2億9,043万6,838円であり、差引純利益2,356万2,775円(消費税抜き)となった。事業収益に関する事項の内訳については、別表のとおりでございます。
同じく事業費用に関する事項につきましても、別表のとおりです。参考にして下さい。
5企業債の状況について
企業債の概要企業債平成17年12月末現在未償還高12億1,202万3,277円でございます。
審査の意見
本決算は、平成18年1月1日の宇陀市発足にともない平成17年12月末までとする打ち切り決算内容である。
当年度の事業収益は3億1,399万9,613円(消費税抜き)で差引純利益が2,356万2,775円となった。
営業未収金(水道使用料)については、公平性の観点から徴収業務における組織の充実を含め、今後の対応を望む。
今後も、年次計画に基づき未給水地区の早期解消を図り、なお一層の経営努力に努められたい。
平成17年度(平成17年4月から平成17年12月)榛原町介護老人保健施設事業決算審査意見書。
宇監第11号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度榛原町介護老人保健施設事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度榛原町介護老人保健施設事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度榛原町介護保健施設事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成17年4月1日から平成17年12月31日)榛原町介護老人保健施設事業決算。
第2審査の期日
平成18年7月27日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5審査の概要
1業務実績について
平成17年度(4月から12月)入所者延人数につきましては2万6,443人、通所者延数につきましては2,804人。平成17年度について、平成17年4月から12月までの数値となっております。
2収益的収入及び支出について
収益的収入決算額は3億5,460万3,026円、収益的支出決算額は3億4,885万1,007円であり、差引額575万2,019円となった。下表につきましては17年12月末の表でございます。単位は円でございますので参考にお願いします。なお、消費税を含んでおります。
3資本的収入及び支出について
資本的支出の決算額は次のとおりである。17年12月末の表でございます。単位は円でございますので参考にお願いします。
4損益計算書について
事業収益額は3億5,409万9,531円、収益的支出決算額は3億4,982万4,131円であり、差引純利益427万5,400円消費税抜きとなった。事業収益に関する事項については下表のとおりでございます。
事業費用に関する事項につきましても下表のとおりでございますので、参考にお願いいたします。
5企業債の状況について
企業債の12月末残高は、次のとおりである。企業債の概要企業債の平成17年12月末現在未償還高11億9,868万7,746円。
審査の意見本決算は平成18年1月1日の宇陀市発足に伴い平成17年12月末までとする決算内容である。
当年度は10月の介護保険法の改定により、居住費と食事の利用者負担化の導入と、介護報酬の引き下げにより経営面において大きな影響を受けたものの、12月末決算では、当年度収益純利益が427万5,400円(消費税抜き)の黒字となった。
今後、厳しい経営状況になるものと想定されるが、利用者から選ばれる施設になるためにも、更なるサービス向上に努め利用者の確保等に一層の努力を望む。
平成17年4月から12月の17年度旧4町村一般会計・各特別会計及び公営企業会計決算審査意見書については以上です。
引続きまして議長よろしいか。
議長(小林 一三君)
はい。玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
それでは引続いて平成17年度(平成18年1月から平成18年3月)宇陀市一般会計・各特別会計及び公営企業会計決算審査意見書宇陀市監査委員。
宇監第12号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度宇陀市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算審査の意見書について。
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定に基づき、審査に付された平成17年度宇陀市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算及び付属書類並びに基金の運用状況について審査を行った結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度宇陀市(平成18年1月1日から平成18年3月31日)一般会計及び各特別会計歳入歳出決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度宇陀市一般会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市営霊苑事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市歯科診療所事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀地区市村教育指導主事特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市国民健康保険特別会計歳入歳出決算(事業勘定・診療施設勘定)、平成17年度宇陀市老人保健事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、平成17年度宇陀市下水道事業特別会計歳入歳出決算。
第2審査の期間
平成18年7月31日から平成18年8月2日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された各会計歳入歳出決算書及び付属書類が、地方自治法を始めとするその他の関係法令に準拠して作成されているか、計数は正確か、予算の執行及び事務処理が適正且つ効率的、合理性を考慮されて進められたかについて、助役を始め関係職員から事業概要や主要な事業の実施状況、決算書関連提出資料により執行状況の説明を受け、必要に応じ関係課所管の帳簿、証書類と照合しながら審査を実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも関係法令に準拠し作成されており、その計数は、関係帳簿その他証明書類と符号し、正確であるものと認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
第5審査の概要
1.総括
一般会計・特別会計の決算状況は次のとおりである。一般会計及び特別会計歳入歳出決算状況、単位は円でパーセント表示しておりますので参考にお願いします。
特別会計の内訳につきましても単位は円でパーセント表示しておりますので参考にして下さい。
4ページ
2.一般会計
(1)歳入
自主財源・依存財源の一覧表につきましても、事前に配布をしていますので下表を参考にしていただきたいと思います。
5ページ市税の各項別収入状況は次表のとおりである。単位は円、パーセントになっております。参考にしていただきたいと思います。
(2)歳出
予算額及び支出済額の款別構成比は次表のとおりである。単位は円、パーセントで表示をしておりますので参考にしていただきたいと思います。
3.特別会計
1.国民健康保険事業特別会計
歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況単位は円で下表のとおりでありますので参考にして下さい。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりでございます。歳出決算の状況単位は円として表示をしておりますので参考にして下さい。
2.老人保健事業特別会計
歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況単位は円で下表のとおりでありますので参考にして下さい。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりでございます。歳出決算の状況の単位は円になっておりますので参考にしていただきたいと思います。
3.簡易水道事業特別会計
歳入決算額を款別に表すと次表のとおりであります。歳入決算の状況を単位は円で下表のとおりでありますので参考にして下さい。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況、同じく単位円でございますので参考にして下さい。
9ページ
4.下水道事業特別会計
歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況単位は円で下表のとおりでありますので参考にして下さい。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳出決算の状況も単位円で表示をしておりますので参考にして下さい。
5.介護保険事業特別会計
歳入決算額を款別に表すと次表のとおりでございます。歳入決算の状況単位は円で下表のとおりでありますので参考にして下さい。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりでございます。歳出決算の状況の内訳も単位円になっておりますので参考にしていただきたいと思います。
6.住宅新築資金等貸付事業特別会計
歳入決算額を款別に表すと次表のとおりである。歳入決算の状況につきましても、単位は円で下表のとおりにしておりますので参考にして下さい。
歳出決算額を款別に表すと次表のとおりでございます。歳出決算の状況につきましても単位円で表示をしておりますので参考にして下さい。
審査の意見以上が平成17年度(平成18年1月1日から平成18年3月31日)宇陀市の一般会計及び特別会計の決算審査の概要である。
本年1月1日4町村が合併し、宇陀市発足して初めて迎えた決算審査で、平成18年1月1日から平成18年3月31日までの3ヵ月間の、言わば変則的な決算であり、決算審査においても比較対象を求め難い側面もあった。
地方財政は依然として厳しい状況にある中、旧町村からの継続事業が主となり、一般会計決算額は、歳入総額82億5,622万7,000円、歳出総額78億8,818万2,000円で歳入歳出差引額は、3億6,804万5,000円となっている。
11特別会計の総決算額では、歳入総額43億7,755万4,000円、歳出総額43億5,839万4,000円で歳入歳出差引額は1,916万円の黒字となっている。
地方自治体の最も主要な財源である市税は、普通会計における歳入総額の7.3%(1月から3月分)で徴収率は58.3%(現年84%・過年4.6%)と、収入未済額が約4億3,000万円もあり、極めて膨大な額に達しており、公平な税負担の原則の観点から適正かつ厳正に市税の確保に努め、収納率の向上のための組織の充実を含めたあらゆる対策を強い意志を持って、更なる徴収努力を強く望むものである。
国民健康保険及び住宅新築資金・公営住宅・簡易水道・下水道などの使用料(約6億円の収入未済)についても同様であり、公正の原則に立ち、徴収体制を構築し、更なる徴収努力を望む。
終わりに、新市としては、安心して生活できる福祉制度、災害に強いまちづくり及び健全で活力ある地域経済を目指し、合併のメリットを活かした特例債による投資事業や経常経費の節減、職員の適正配置等を行いながら、効果的・効率的な執行に努めるとともに厳正かつ的確な財務事務の執行に努められることを望み審査を終えた意見書といたします。
次に、平成17年度(平成18年1月から平成18年3月)宇陀市保養センター事業決算審査意見書。
宇監第13号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度宇陀市保養センター事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度宇陀市保養センター事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度宇陀市保養センター事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成18年1月1日から平成18年3月31日)宇陀市保養センター事業決算。
第2審査の期間
平成18年7月25日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5決算の概要
1事業の概要
保養センター美榛苑の経営の概況は、次のとおりである。人数は人にして営業日数89日を表にしておりますので参考にして下さい。
2収益的収入及び支出について
収益的収入決算額は1億4,986万61円、収益的支出決算額は1億7,067万6,305円であり、差引額△2,181万6,244円となった。下表は平成18年3月末現在、単位は円でございます。消費税を含んだ数字となっておりますので参考にしていただきたいです。
3資本的収入及び支出について
平成18年3月末現在、単位は円でなっておりますので参考にしていただきたいと思います。
4損益計算書について
事業収益額は1億4,288万4,216円、収益的支出決算額は1億6,435万2,856円であり、差引純損失2,146万8,640円消費税抜きとなった。事業収益に関する事項は別表のとおりでございます。
同じく事業費用に関する事項は別表のとおりでございますので参考にしていただきたい。
5企業債の状況について
企業債の概要企業債平成18年3月末現在の未償還高につきましては7億6,074万4,435円となっております。
審査の意見
本決算は、平成18年1月1日から平成18年3月31日までの3ヵ月分の決算である。
当年度の営業日数は、89日で、この3ヵ月間の延べ利用者数は、宴会・休憩・会議とレストラン部門においては利用増の傾向にあったが、宿泊においては延び悩んだため、当年度(3ヵ月分)の純損失額は約2,000万円となった。
その中において、平成17年度1年間を通じてみた時、若干ではあるが営業努力により業績が回復した。
今後、地域住民の休養・娯楽や観光並びに地域振興等の役割を果たしながら、更なる利用客の確保を目指して一層の努力をされることを望む。
平成17年度(平成18年1月から平成18年3月)宇陀市立病院事業決算審査意見書。宇監第14号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度宇陀市立病院事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度宇陀市立病院事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見を提出します。
平成17年度宇陀市立病院事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成18年1月1日から平成18年3月31日)宇陀市立病院事業決算。
第2審査の期日
平成18年7月25日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5審査の概要でございます。
1業務実績について
単位は人で平成18年1月から3月までの数値でございます。参考にしていただきたいと思います。
同じく平成17年度診療科目別収益及び患者数(1月から3月)で表示をしておりますので参考にお願いします。同じく外来につきましても同じです。
2収益的収入及び支出について
収益的収入決算額は8億8,925万3,121円、収益的支出決算額は8億6,532万6,441円であり、差引額2,392万6,680円となった。内訳につきましては平成18年3月末現在で消費税含み、表にしておりますので参考にして下さい。
3資本的収入及び支出について
予算に対する収支の状況を見ると次のとおりである。平成18年3月末現在で単位は円で表示をしております。
4損益計算書について
事業収益額は8億8,729万332円、収益的支出決算額は8億7,504万4,428円であり、差引純損失1,224万5,904円消費税抜きとなった。
事業収益に関する事項は下表のとおりでございます。
事業費用に関する事項につきましても内訳のとおりでございますので参考にして下さい。
5企業債の状況について
企業債の3月末残高は、次表のとおりである。平成18年3月末現在未償還額6億4,345万2,260円です。
審査の意見本決算は平成18年1月1日から平成18年3月31日までの3ヵ月分の決算内容である。
当年度の入院患者数は、延べ1万2,143人(1日平均136人)、外来患者数3万5,144人(1日平均524人)となっている。
この3ヵ月間の純利益は1,224万5,904円利益を生んだが、平成17年度1年間を通してみると2億5,226万4,325円の純損失となっており、経営面において大きな医療収益の減少となっている。
宇陀市立病院は、市民の生命と健康を守るため地域医療の中心的役割を果たしており、今後建設計画に向かっての病院経営改善においても十分検討することが求められる。
今後、地域住民が身近で安心して受診でき、信頼される病院としてなお一層の努力をされることを望む。
平成17年度(平成18年1月から平成18年3月)宇陀市水道事業決算審査報告書
宇監第15号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度宇陀市水道事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度宇陀市水道事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度宇陀市水道事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成18年1月1日から平成18年3月31日)宇陀市水道事業決算。
第2審査の期日
平成18年7月26日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5審査の概要
1事業の概要
宇陀市の水道事業業務概要は、次のとおりである。平成18年3月末現在の普及率は92.3%でございます。
2収益的収入及び支出について
予算額に対する収支の状況は次のとおりでございます。収益的収入につきましては平成18年3月末現在で単位は円で、消費税を含んでおります。
収益的支出につきましても平成18年3月末現在で単位は円でございます。
3資本的収入及び支出について
資本的収入は、平成18年3月末現在を別表にしておりますので参考にして下さい。
資本的支出は、平成18年3月末現在で単位は円でございます。これも参考にして下さい。
4損益計算書について
事業収益額は1億2,186万3,583円、収益的支出決算額は1億2,555万6,038円であり、差引純損失369万2,455円(消費税抜き)となった。
事業収益に関する事項については下表のとおりでございます。事業費用に関する事項につきましても下表のとおりでございますので参考にして下さい。
5企業債の状況について
企業債の概要は、平成18年3月末現在未償還高につきましては12億2,932万7,473円でございます。
審査の意見
本決算は、平成18年1月1日から平成18年3月31日までの3ヵ月分の決算内容である。
当年度の事業収益は、1億2,186万3,583円(消費税抜き)で、うち給水収益については、9,260万9,412円(消費税抜き)で、これに対して事業費用は1億2,555万6,038円(消費税抜き)となり、差引純損失は369万2,455円となったものの、平成17年度1年間を通した純利益は1,987万320円となった。
また、営業未収金(水道使用料)については、公平性の観点から徴収業務における組織の充実を含め今後の対応を望む。
今後、厳しい経営状況になるものと想定されるが、公営企業の基本原則に則し、合併のメリットを活かし効率的な企業経営に努めるとともに長期的な動向を見極め、安心安全な飲料水の安定供給に努められたい。
平成17年度(平成18年1月から3月)宇陀市介護老人保健施設事業決算審査意見書。
宇監第16号平成18年8月28日宇陀市長前田禎郎様宇陀市監査委員山本安弘、宇陀市監査委員玉岡武。
平成17年度宇陀市介護老人保健施設事業決算審査の意見書について。
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、審査に付された平成17年度宇陀市介護老人保健施設事業決算について、関係帳簿、証書等を審査した結果、次のとおり意見書を提出します。
平成17年度宇陀市介護老人保健施設事業決算審査意見書。
第1審査の対象
平成17年度(平成18年1月1日~平成18年3月31日)宇陀市介護老人保健施設事業決算。
第2審査の期間
平成18年7月27日。
第3審査の方法
審査にあたっては、市長から提出された決算書及び付属書類が、関係法令に準拠して作成され、事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示し、その計数が正確であるかについて、関係諸帳簿と照合を行うとともに関係職員の説明を聴取して実施した。
第4審査の結果
審査に付された各会計の決算書及び付属書類は、いずれも地方公営企業法及び関係法令に準拠し作成されており、その計数も正確であり、経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められた。
また、予算の執行状況は、その目的に沿って適正に執行・処理されているものと認められた。
審査結果の概要と意見は次のとおりである。
第5審査の概要
1業務実績について
入所者延数8,709人、通所者延数874人となっております。平成17年度について、平成18年1月から3月までの数値となっております。
2収益的収入及び支出について
収益的収入決算額は、1億2,054万1,558円、収益的支出決算額は1億671万3,909円であり、差引額1,382万7,649円となった。
下表は平成18年3月末現在で、単位は円となっておりますので参考にして下さい。消費税を含んでおります。
議長(小林 一三君)
1時間延長いたします。玉岡議員。
20番(玉岡 武君)
3資本的収入及び支出について
資本的支出の決算額は次のとおりである。平成18年3月末現在、単位は円です。
4損益計算書について
事業収益額は1億2,040万7,897円、収益的支出決算額は1億708万3,812円であり、差引純利益1,332万4,085円(消費税抜き)となった。
事業収益に関する事項につきましては下表のとおりでございますので参考にして下さい。事業費用に関する事項につきましても内訳下表のとおりでございますので参考にお願いいたします。
5企業債の状況について
企業債の平成18年3月末残高は、次のとおりである。企業債の概要平成18年3月末現在の未償還高11億7,689万9,472円となっております
審査の意見本決算は、平成18年1月1日から平成18年3月31日までの3ヵ月分の決算内容である。
当年度は10月の介護保険法の改定により、居住費と食事の利用者負担化の導入と、介護報酬の引き下げがあり、平成18年度においては更なる介護報酬の引き下げが決まっており、今まで以上の収入の確保と支出の削減に努力が必要となる。
経営面において大きな影響を受けたものの、平成18年3月末決算では、当年度収益純利益が1,332万4,085円の黒字となり、営業努力が見受けられたように思える。
ただ今後、厳しい経営状況になるものと想定されるが、利用者から選ばれる施設になるためにも、更なるサービス向上に努め利用者の確保等に一層の努力を望むものである。
それから平成17年度宇陀市における主要施策の成果説明書を配布させていただいておりますので参考にしていただき、今後の決算審査にお役に立てていただいたらと思います。
以上をもちまして平成17年度(平成18年1月から平成18年3月)宇陀市一般会計・各特別会計及び公営企業会計決算審査意見書の報告を終わらせていただきます。長時間ご協力ありがとうございました。
議長(小林 一三君)
予め申し上げたとおり、決算関係議案につきましては、本日は提案理由の説明までとし、9月13日の本会議2日目に質疑を行った後、決算審査特別委員会を設置し付託の予定でございます。
議長(小林 一三君)
続いて、日程第80、議案第79号財産の取得についてを議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。
議会事務局長(藤田 静秀君)
議案書の90ページでございます。議案第79号財産の取得について財産を次のとおり取得したいので、宇陀市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(平成18年宇陀市条例第53号)第3条の規定により、議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎
財産の所在でございますが、宇陀市大宇陀区拾生200番地外115筆でございます。財産の表示でございますが、土地7万5,205.90平方メートル、取得金額は7億9,690万299円、取得の相手方宇陀市榛原区下井足17番地の3宇陀市土地開発公社理事長森田博。
以上でございます。
議長(小林 一三君)
本件におきまして、7番井戸本議員並びに9番多田議員におかれては宇陀市土地開発公社理事の職にあり、地方自治法第117条の除斥の規定が適用されますので退席をお願いします。
〔井戸本議員・多田議員退場〕
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。森田助役。
助役(森田 博君)
失礼いたします。ただいま上程をいただきました議案第79号財産の収得についての提案理由の説明を申し上げます。
この件につきましては、宇陀市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例により、大宇陀区の「心の森総合福祉公園」の事業用地として、事務局長の朗読のとおり宇陀市土地開発公社所有地7万5,205.90平方メートルを7億9,690万299円で買い戻すことについて議会の議決を求めるものでございます。
大宇陀区におけるまちづくり推進事業は、平成16年度に旧大宇陀町において都市整備再生計画書を作成し、平成17年度から一部事業の着手し、平成21年度までの5ヵ年計画で実施するものであります。
今回の「心の森総合福祉公園」の整備内容につきまして、「交流広場」「グラウンドゴルフ場」「健康植物園」「遊びの広場」等を計画しております。よろしくご審議のほどをお願いいたします。
議長(小林 一三君)
それでは質疑を受け付けます。
質疑は、ございませんか。15番高橋議員。
15番(高橋 重明)
まず取得の価格の単価はどのようになるのですか。その点を教えていただきたいのと当初の取得日と取得金額を教えて下さい。
都市整備部長(樋口 保行君)
お答えいたします。地目別の買収価格でございますが、山林につきましては平米当たり1,100円、原野につきましても平米当たり1,100円、ため池につきましても平米当たり1,100円でございます。田につきましては3種に分かれておりまして、まず耕作田、市道近隣の所でございますが1万2,000円、それから耕作田で市道より少し離れたところは9,000円、それから市道からかなり離れた場所8,000円ということになっております。それから休耕田の場合につきましては平米当たり7,000円、それからもう一つ休耕田でも荒地、谷奥地いうことになりますと6,000円ということになっております。それから畑、耕作畑につきましては6,000円、それから休耕の畑につきましては5,000円、宅地につきましては42,350円と平米当たりそのような単価になっております。
それから買収をした当時から最終までの期間につきましては、この単価で契約をしているところでございます。以上でございます。
議長(小林 一三君)
15番高橋議員。
15番(高橋 重明)
取得に係る金利負担は無いのですか。
都市整備部長(樋口 保行君)
公社に払います金利負担の方でございますが、支払利息の方につきましては5,489万3,397円ということになっております。以上です。
議長(小林 一三君)
他にございませんか。
これをもって質疑を終結します。
本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
ご異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第79号財産の取得については、原案のとおり可決されました。
井戸本議員並びに多田議員の入場を認めます。
〔井戸本議員・多田議員入場〕
議長(小林 一三君)
続いて、日程第81、議案第80号から日程第83、議案第82号までの3議案を一括して議題といたします。
事務局長に議案を朗読をさせます。
議会事務局長(藤田 静秀君)
議案書の91ページでございます。議案第80号損害賠償の額を定め和解することについて地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎1損害賠償の額4万1,859円2損害賠償の相手方三重県名張市つつじが丘北10番地の116山口豊充さん3和解の概要(1)本件の和解金として、4万1,859円を相手方に支払う。(2)当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
続きまして議案第81号でございます。損害賠償の額を定め和解することについて地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎1損害賠償の額14万9,230円2損害賠償の相手方奈良県橿原市鳥屋町44番地の2シャルマンヒルズ203羽根直見さん3和解の概要(1)本件の和解金として、14万9,230円を相手方に支払う。(2)当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。
続きまして議案第82号でございます。損害賠償の額を定め和解することについて地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求める。平成18年9月5日提出宇陀市長前田禎郎1損害賠償の額7万8,571円2損害賠償の相手方宇陀市菟田野区松井87番地植田宏司3和解の概要(1)本件の和解金として、7万8,571円を相手方に支払う。(2)当事者は、本件に関し、本和解条項に定めるほか、なんら債権債務のないことを相互に確認する。以上でございます。
議長(小林 一三君)
理事者から提案理由の説明を求めます。森田助役。
助役(森田 博君)
説明をさせていただきます。ただいま上程をいただきました議案第80号損害賠償の額を定め和解することについての提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、損害賠償の額を定め、和解することについて議会の議決を求めるものであります。内容は事務局長の朗読のとおりであります。
説明と致しましては、この事故は平成18年4月19日午前8時30分頃室生区小原865番地市道小倉室生線やまなみ道路三差路交差点において、回送中の通園バスが当該交差点を右折中、後方から追い越しをしてきた相手方の車両と接触し、通園バス右前部を損傷したもので、相手方との和解による損害賠償として4万1,859円を支払うものであります。
損害賠償の算出根拠といたしましては、本来相手の全責任によるものでありますが自動車走行中につき過失割合を当方15%、相手方85%とし、相手方車両損害賠償額27万9,059円に当方の過失割合15%乗じた額が4万1,859円で、当方がその額を損害賠償金として支払うものでございます。
次に、議案第81号損害賠償の額を定め和解することについての提案理由は議案第80号と同じでありますので省略いたします。なお内容は事務局長の朗読のとおりであります。説明といたしましては、平成18年7月21日午後1時頃職員が奈良市への出張時、目的地へ行く道順を間違え迂回しようとして、奈良市五条町24番地奈良市公民館前バス停において公用車を発進させた所、本線を走行中の相手の車両と接触し、相手の車両の側面を破損させたことついて相手方と和解し、損害賠償として14万9,230円を支払うものであります。
損害賠償の算出根拠といたしましては、過失割合を当方80%、相手方20%とし、相手方車両損害賠償額18万6,537円に当方の過失割合80%乗じた額が14万9,230円で、当方がその額を損害賠償金として支払うものでございます。
次に、議案第82号損害賠償の額を定め和解することについても提案理由は議案第80号と同じでありますので省略いたします。なお内容は事務局長の朗読のとおりであります。説明といたしましては、この事故は平成18年8月6日午前10時頃消防団員が菟田野区松井122番地の6菟田野第2分団消防機庫前市道において、例月の消防車両及び機械器具点検終了後、市道に停車していた消防車両を機庫に入庫のため後進させたところ、市道脇に駐車していた相手の車両の運転席後方に衝突し、相手方と和解による損害賠償として7万8,571円を支払うものであります。
損害賠償の算出根拠といたしましては、本件交通事故は相手方車両が停車中につき全面的に当方が過失責任を負うことになります。こうした補償額等の市の持ち出し分につきましては、全国自治協会の保険で対応をする予定でございます。以上審議の程よろしくお願い申し上げます。
議長(小林 一三君)
3議案一括して質疑を受け付けます。
質疑は、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
これをもって質疑を終結します。
ただ今から議案ごとに採決に入ります。
はじめに議案第80号損害賠償の額を定め和解することについて討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第80号損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決されました。
次に、議案第81号損害賠償の額を定め和解することについて討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第81号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決されました。
次に、議案第82号、損害賠償の額を定め和解することについて討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(小林 一三君)
異議なしと認めます。
よって、直ちに採決を行います。
本案について、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(小林 一三君)
起立全員と認めます。
よって、議案第82号、損害賠償の額を定め和解することについては、原案のとおり可決されました。
議長(小林 一三君)
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
次の本会議は、13日午前10時から行います。
なお、13日は、一般質問の日程となっておりますので、格段のご協力をお願いをいたします。
なお、会期中開催されます委員会におきましても慎重審議をよろしくお願いいたします。
本日は長時間にわたる会議となりました。大変皆様方お疲れいただいたことと思います。しかしながら皆様方のご協力によりましてスムーズに進行ができましたことを厚くお礼を申し上げ、本日はこれにて散会いたします。ご苦労様でした。