本文
日程 |
内容 |
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日程第1 |
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日程第2 |
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日程第3 |
諸般の報告 |
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日程第4 |
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日程第5 |
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日程第6 |
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日程第7 |
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日程第8 |
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日程第9 |
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日程第10 |
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日程第11 |
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日程第12 |
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日程第13 |
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日程第14 |
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日程第15 |
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日程第16 |
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日程第17 |
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日程第18 |
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日程第19 |
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日程第20 |
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日程第21 |
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日程第22 |
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日程第23 |
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日程第24 |
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日程第25 |
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日程第26 |
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日程第27 |
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日程第28 |
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日程第29 |
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日程第30 |
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日程第31 |
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日程第32 |
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日程第33 |
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日程第34 |
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日程第35 |
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日程第36 |
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日程第37 |
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日程第38 |
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日程第39 |
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日程第40 |
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日程第41 |
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日程第42 |
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日程第43 |
議員番号 |
氏名 |
議員番号 |
氏名 |
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1番 |
日樫 数隆 |
2番 |
上田 徳 |
3番 |
枡宇 義彦 |
4番 |
山本 良治 |
5番 |
峠谷 安寛 |
6番 |
田村 幹夫 |
7番 |
大澤 正昭 |
8番 |
井戸本 進 |
9番 |
田中 章生 |
10番 |
野田 雄三 |
11番 |
中山 一夫 |
13番 |
稲森 均 |
14番 |
山本 晴夫 |
15番 |
多田與四朗 |
16番 |
山本 繁博 |
17番 |
古宮 光子 |
18番 |
染田 繁治 |
19番 |
森下 裕次 |
20番 |
坂本 徹矢 |
21番 |
森井 文雄 |
22番 |
木戸 正 |
23番 |
奥井 昭則 |
24番 |
河井 俊司 |
25番 |
山本 新悟 |
26番 |
辻谷 禎夫 |
27番 |
油谷 紀興 |
28番 |
高橋 重明 |
29番 |
中尾 廣一 |
30番 |
松田 昭 |
31番 |
殿垣内高明 |
32番 |
福角 治郎 |
33番 |
片石内蔵吉 |
34番 |
畑山 太良 |
35番 |
土井 英治 |
36番 |
好村 豊司 |
37番 |
山根三千雄 |
38番 |
竹内 幹郎 |
39番 |
打越 正 |
40番 |
泉岡 正昭 |
41番 |
辰井嵩 |
42番 |
亀井 雅之 |
44番 |
大西 進 |
45番 |
内田 治恒 |
46番 |
松井久光 |
47番 |
山中 忠宣 |
48番 |
玉岡 武 |
49番 |
小林 一三 |
50番 |
柏木 弘次 |
51番 |
広沢 和夫 |
52番 |
梅澤 巌 |
議員番号 |
氏名 |
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12番 |
岩本 忠士 |
議員番号 |
氏名 |
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12番 |
岩本 忠士 |
役職 |
氏名 |
役職 |
氏名 |
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市長 |
前田 禎郎 |
教育長 |
岸岡 寛式 |
総務部長 |
桐久保隆久 |
財務部長 |
山本 高司 |
企画調整部長 |
菊岡 千秋 |
市民環境部長 |
高橋 博和 |
健康福祉部長 |
松村 光哲 |
農林商工部長 |
山本普志雄 |
都市整備部長 |
福島 忠昭 |
土木部長 |
南 幸男 |
教育委員会事務局長 |
中田 進 |
農業委員会事務局長 |
山本 栄次 |
水道局長 |
森塚 昇 |
市立病院事務局長 |
新子 恵映 |
保養センター美榛苑所長 |
中尾 辰彦 |
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得 |
桝田守弘 |
収入役職務代理者次長 |
巽 幹雄 |
総務部次長総務課長事務取扱 |
樋口 保行 |
財務部次長財政課長事務取扱 |
中尾 忠 |
大宇陀地域事務所区次長 |
向田 博 |
菟田野地域事務所区次長 |
辻本 文昭 |
榛原地域事務所区次長 |
奥田 信雄 |
室生地域事務所区次長 |
石本 直近 |
室生地域事務所参事 |
福森 正則 |
榛原地域事務所参事 |
小西 千恵 |
榛原地域事務所参事 |
米田 実 |
榛原地域事務所参事 |
前川 亮 |
大宇陀地域教育事務所長 |
宇廻 幸雄 |
菟田野地域教育事務所長 |
辻本 泰巳 |
榛原地域教育事務所長 |
西岡 博文 |
室生地域教育事務所長 |
臺所 直幸 |
議長(広沢 和夫君)
おはようございます。
開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日、第1回の宇陀市議会の定例会が招集されましたところ、議員の皆さん方には、大変公私ご多忙の中、本定例会にご出席をいただきましたことを心から御礼を申し上げたいと思います。
なお、宇陀市が1月1日に発足されました。2月の市長選挙に立候補されました前田新市長が誕生いたしました。前田市長、本当におめでとうございます。
初めての定例会でございます。本定例会は、平成17年度の補正予算並びに平成18年度の新当初予算が、あるいは人事案件等、大変重要な案件を提出されます。議員の皆様方におかれましては、この定例会が慎重審議の上、さらにスムーズにご進行いただくようご協力をいただきますことを心からお願いをする次第であります。
また、理事者の皆さん方に申し上げたいと思います。いろいろ議員の皆さん方から質疑なりあるわけでありますけども、簡単明瞭に、かつ明確にお答えをいただき、この定例会をスムーズに理事者の皆さん方もお運びいただきますようにご協力をいただきたいと思います。
なお、この定例会、会期は後で議運の方から報告があると思いますけれども、この3月28日まで会期を持っております。その間、議員の皆さん方につきましては、常任委員会並びに特別委員会等開かれると思うわけでありますけども、ひとつこの3月定例会、宇陀市の3万8,000人の皆さん方が注目されておるわけでありますので、皆さん方のお力を、協力を得ながら、本当にこの地域のためにお運びいただきますことを心からお願いを申し上げまして、ごあいさつといたしたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
それでは、開会に先立ちまして、議員各位にご連絡を申し上げます。
本日の会議の説明を求めるため、地方自治法第121条の規定により、市長のほか関係者の出席を求めました。
議場内において、今会議の庶務を事務局書記2名に行わせるとともに、議事録調製資料としてビデオカメラで撮影を行います。
一般質問の通告につきましては、本日5時までに議会事務局長へ提出を願います。
なお、一般質問の関係に関しましては、議会運営委員長から後ほど報告がありますので、ご了承いただきたいと思います。
また、報道関係者から写真撮影の申し出でありますが、これを許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
異議なしと認めます。よって、議場内の撮影を許可することに決定をいたしました。
本日、岩本議員より、先日来家族のご不幸がございました。本日、欠席届が出ておりますので、ご了承いただきたいと思います。
ただいまの出席人数は50名であります。定足数に達しております。よって、平成18年第1回宇陀市議会定例会を開会いたします。
前田市長から招集のごあいさつがございます。
なお、市長就任後、初の定例会であり、市長の所信表明をあわせてお受けいたします。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
皆さん、おはようございます。
初めに当たりまして、去る2月12日の宇陀市長選挙におきまして、議員各位並びに市民の皆さん方の温かいご支援を受けまして、初代の市長として市政を担当させていただくことになりました前田ございます。皆さん方の温かいご支援に心からお礼を申し上げますとともに、今後ともよろしくご指導とご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げます。
さて、本日は、宇陀市制施行後、最初の平成18年第1回定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げますとともに、私の政治姿勢及びこれからの施策の一端を申し上げたいと思います。
本日の平成18年宇陀市議会第1回定例会の開会に当たりまして、議員各位には、公私とも何かとお忙しい中をご出席を賜り、開会ができましたことをお礼を申し上げます。
本日は、合併後、最初の3月定例会であります。条例改正及び平成18年度各会計予算等を上程させていただいておりますが、全議案ともよろしくご審議を賜りまして、ご議決を賜りますようお願いを申し上げます。
皆さんもご承知のように、市町村行政を取り巻く情勢は大きく変化をしておりまして、地方分権社会の推進、少子高齢化社会への対応、さらには国、地方の厳しい財政状況の対応が求められているようになりました。政府は、市町村の行財政基盤の強化、行政の効率化を図り、多様化・高度化する住民ニーズへの対応、生活圏への広域化の対応等々から、市町村合併を推進してきたところでありまして、本市も県下12番目の市として、1月1日より市制施行となったところでございます。
また、国と地方の税財源を見直す三位一体の改革の影響は深刻で、大変厳しい財政状況の中ではございますが、合併はゴールではなくてスタートであるという認識のもとに、各地域の持つ文化、歴史、産業などの特色を生かしながら、調和とバランスのとれたまちづくりを目指しますとともに、市民の皆様の市に寄せる期待にこたえ、不安を解消する市政執行に邁進する所存でございます。
さて、合併後の新市まちづくりの基本計画として、合併協議の際に策定をいたしました新市まちづくり計画では、各種施策を計画をしておりますが、私が選挙期間中にも市民の皆様にお約束をいたしてきました1つは、自然環境と生活環境を保全するまち。2つ目、健康と福祉の向上のまちづくり、3つ目、安全で快適なまちづくり、4つ目、人と文化を育てるまちづくり、5つ目、農林業と商工業の活力あるまちづくり、6つ目、市民と行政協働のまちづくりなどの実現のために精魂を傾けて、住民主体の豊かで住みよい夢のあるまちづくりの実現と活力のある市の発展に全力を傾注するとともに、以前から合併を推進してきた一人として、合併してよかったと思われるまちづくりに向け新たにスタートした宇陀市の基礎を築いていく所存でございます。
以上、私の政治姿勢等の基本を述べさせていただきましたが、基本的には財政との併行が最大の要素と考えられますので、関係各方面と連絡を密にして計画の実現に向けて最大限努力する所存でございます。議員各位並びに市民各位のご理解とご協力を切にお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
議長(広沢 和夫君)
これより会議日程に入ります。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略いたします。
なお、議員の皆様方にお願い申し上げておきます。たくさんの議員の方々でございますので、発言の際は、議席番号、お名前を告げていただきますようお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、枡宇義彦議員、山本良治議員を指名いたします。
議長(広沢 和夫君)
日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会は、本日から3月28日までの21日間といたします。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、会期は、本日より3月28日までの21日間といたします。
議長(広沢 和夫君)
日程第3、諸報告を行います。
去る2月21日、第4回県市議会議長会が開催され、副議長とともに宇陀市議会として初めて出席をいたしましたので、私の方からご報告申し上げます。
平成17年度第4回奈良県市議会議長会の報告。去る平成18年2月21日、午前11時から、平成17年度第4回奈良県市議会議長会が橿原市の橿原ロイヤルホテルにて開催されました。私と土井副議長、藤田事務局長の3名が出席いたしましたので、その報告をいたします。
まず、会長の河合橿原市議会議長から招集のあいさつ後、新しく選任された五条市議会、宇陀市議会の正副議長の紹介がございました。
次に、平成17年11月22日から本年2月20日までの事務報告及び近畿・全国市議会議長会の理事会等の会議内容について報告されました。出席された橿原市、葛城市の各議長からございました。
次に、協議事項については、平成18年度奈良県市議会議長会の事業計画案、会計予算案、役員の割り当て案について提案され、協議の結果、原案どおり承認されました。なお、事業計画では、年4回の議長会、事務局長会の開催と議長会県外視察や研修会、事務局職員対象の第5回職員研修会などが開催される予定であります。また、会計予算につきましては、歳入歳出総額976万166円で、事業計画に伴う予算編成となっており、1市の負担金は40万円であります。また、主な役員の割り当てにつきましては、県市議会議長会会長に桜井市議会議長、同副会長に五条市議会議長が、また近畿市議会議長会理事に御所市、葛城市、天理市の各議長がそれぞれ割り当てられることになりました。その後、昼食があり、県下11市の議長、副議長との懇親を深め、午後1時に終了いたしました。
なお、閲覧したい方は、事務局まで申し出てください。
以上、報告を終わります。
続いて、3月1日に東宇陀環境衛生組合議会が開催されましたので、その報告をお受けいたします。
山本良治議員。
東宇陀環境衛生組合議会議員(山本 良治君)
4番、山本でございます。議長の方からお許しをいただきましたので、平成18年度東宇陀環境衛生組合議会定例会報告をいたします。
去る3月1日、午後2時より、東宇陀環境衛生組合東宇陀クリーンセンターにおいて、平成18年第1回東宇陀環境衛生組合議会定例会を開催されました。宇陀市からは、副管理者として前田市長並びに組合副議長として私、山本と、組合議員といたしまして、木戸議員、日樫議員、坂本議員の5名が出席いたしました。組合議員10名全員出席で議会は成立し、その後、日程に基づき、会議録署名議員の指名、会期の決定の行い、宇山管理者のあいさつ後、議事に入りました。
付議された事件につきましては、議決第1号、平成17年度東宇陀環境衛生組合一般会計補正予算(第1回)について、議決第2号、平成18年度東宇陀環境衛生組合一般会計予算について、以上2件が提案され、議決第1号につきましては、職員が退職したことに伴う人件費の減額等による歳入歳出それぞれ516万5,000円の減額補正について、議決第1号については、平成18年度歳入歳出それぞれ1億8,676万7,000円の予算案について、それぞれについて審議され、すべて原案どおり全会一致により可決、承認されました。午後2時50分、議会を閉会いたしました。
その後、全員協議会を行い、昨年、菟田野町・榛原両議会により提出された宇陀市が東宇陀環境衛生組合に加入する議案に対する付帯決議について、管理者及び事務局からの説明があり、議員等の意見も交えながら、今後慎重審議していく旨を確認し、午後3時40分、散会となりました。
以上、報告といたします。
議長(広沢 和夫君)
続いて、3月2日に宇陀衛生一部事務組合議会が開催されましたので、私の方からご報告いたします。
去る3月2日、午前10時より、菟田野地域事務所において、平成18年第1回宇陀衛生一部事務組合議会が開催されました。宇陀市からは、管理者として前田市長、組合議員として、枡宇議員、森井議員、中尾議員、大西議員、古宮議員、山本新悟議員、畑山議員と私の8名が出席をいたしました。管理者、前田市長のあいさつの後、日程に基づき、議長については井村優・御杖村議員が指名推選され、会議録署名については、枡宇議員、河合議員を指名、副議長につきましては、畑山議員を指名推選され、議事に入りました。
組合議員14名のうち、出席した12名で議会は成立され、付議されました案件は、議案第1号、宇陀衛生一部事務組合の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の制定について、議案第2号、平成17年度宇陀衛生一部事務組合一般会計歳入歳出補正予算(第1号)について、議案第3号、平成18年度宇陀衛生一部事務組合一般会計歳入歳出予算についての3件の提案がされ、第1号議案については、監査委員の報酬及び特別職の費用弁償を定めた条例、第2号議案については、宇陀クリーンセンターが宇陀市の施設になったこと等による歳入歳出それぞれ1億5,407万6,000円の減額補正、第3号議案については、平成18年度歳入歳出それぞれ1億2,137万7,000円の予算案について、それぞれ審議され、すべて原案どおり可決、承認されました。また、同意第1号、監査委員の選任について、管理者より識見者として大宇陀区の細川将(ススム)、議会議員から大西進議員を選任し、同意を得、午前11時10分に議会を閉会いたしました。
その後、全員協議会において、昨年、菟田野、室生、榛原各議会より提出されました宇陀衛生一部事務組合の組織市町村及び規約の変更議案に対する付帯決議について事務局から説明があり、負担割合及び前回大西議員から提案のあった基金の積み立てについて、それぞれ今後速やかに審議をしていく旨確認し、午前11時40分に散会となりました。
以上、報告終わります。
次に、3月3日、桜井宇陀広域連合議会が開催されましたので、その報告をお受けいたします。
稲森議員。
桜井宇陀広域連合議会議員(稲森 均君)
13番、稲森です。平成18年3月3日に開催されました桜井宇陀広域議会で、宇陀市議会から私と大西議員、小林議員、柏木議員、土井副議長が出席いたしましたので、私が代表して平成18年の桜井宇陀広域連合議会、第1回定例会の報告をいたします。
平成18年第1回定例会は、平成18年3月3日に、全議員14名中13名の出席をもって開催いたしました。
次に、議案の審議経過を報告いたします。議案第1号、平成18年度桜井宇陀広域連合一般会計予算については、市村分担金の割合の是正を検討する必要があるのではないかという質疑が出されました。これに対しまして長谷川連合長は、広域連合内の市村の中で十分協議し、来年度以降の負担割合に反映できるよう努力していくとして理解を求め、全会一致で原案どおり可決、承認されました。なお、可決されました歳入歳出予算は、それぞれ1,334万円でした。
次に、議案第2号、平成18年度桜井宇陀広域連合ふるさと市町村圏基金特別会計予算について審議し、全会一致で原案どおり可決、承認されました。なお、可決されました歳入歳出予算は、それぞれ1,582万円でございました。
続いて、議案第3号、平成18年度桜井宇陀広域連合介護保険特別会計について審議されました。この議案についても、議案第1号と同様の市村分担金割合の是正を求める質疑が出され、桜井市長であります長谷川連合長から、議案第1号と同様の回答をもって理解を求められました。その結果、全会一致で原案どおり可決、承認することになりました。なお、可決されました歳入歳出予算は5,237万3,000円でございました。
次に、桜井宇陀広域連合の副広域連合長の選任同意では、宇陀郡曽爾村大字太良路656番地の宇山禎則・曽爾村長を原案どおり同意することに決定しました。
続いて、桜井宇陀広域連合の監査委員の選任については、宇陀市榛原区高萩台124番地の宮下淳(タダシ)氏を原案どおり同意することに決定いたしました。
これをもって今期定例会に付議された案件をすべて終了し、会議を閉会いたしました。
以上をもって平成18年第1回桜井宇陀広域連合議会定例会の報告といたします。以上です。
議長(広沢 和夫君)
以上で諸般の報告を終わります。
議長(広沢 和夫君)
日程第4、委員長報告を議題といたします。
本日の議会運営については、3月2日に議会運営委員会が開かれ、協議をいただいておりますので、議会運営委員会の打越委員長より報告をお願いいたします。
打越議員。
議会運営委員会委員長(打越 正君)
39番、打越でございます。議長のお許しをいただきましたので、議会運営委員会の報告をさせていただきます。皆様方のお手元に配付をしておりますので、その順番で申し上げます。
平成18年第1回定例会に係る議会運営委員会は、前田市長、岸岡教育長、桐久保総務部長、山本財務部長の出席を求め、平成18年3月2日、午後1時から、第1委員会室で開催いたしました。その結果についてご報告いたします。
まず1番、第1回定例会の日程についてでございます。日程等につきましては、あらかじめ各議員の皆さんに日程案を配付させていただいたとおりでございます。会期は、先ほども議長からお話がございましたが、3月8日本日より3月28日火曜日、21日間といたします。本会議、本日第1日目、3月8日、午前10時からでございます。2日目、3月16日木曜日、午後1時からでございます。ただし、この2日目は、午前中に宇陀市内4中学校の卒業式のため、午後の会議といたします。3日目、3月27日月曜日、午前10時から、なお、予算審査特別委員会は3月22日水曜日、午前10時からでございます。この予算審査特別委員会につきましては、後ほど申し上げます。
2番、定例会提出予定案件についてでございます。本日、提案される案件に加え、2日目、3月16日及び最終日、3月27日に追加提案が予定されております。議会運営委員会において調査いたしました今定例会における提出予定案件の状況は、別紙一覧表のとおりでございます。人事関係が7件で教育委員の任命同意5件、監査委員の選任同意が2件、選挙管理委員の選挙4件、同補充員の選挙4件、公平委員の選任同意が3件、固定資産評価審査委員の選任同意が4件、財産区管理委員の選任同意が1件でございます。
次に、平成17年度予算関係が1件、これは現行の暫定予算をそのまま本予算とするものでございます。次に、平成17年度補正予算関係8件、次に、平成18年度当初予算関係15件でございます。条例関係は17件で、制定が5件、改正が10件、廃止が2件でございます。
その他の部といたしまして、損害賠償の額を定め和解することでございます。請願1件、情報通信の基盤整備に関する請願がございます。2枚目をめくってください。発議2件ございます。抜本的な都市農業振興策の確立を求める意見書案、次に、さらなる総合的な少子化対策を求める意見書案2件でございます。
その他の選挙でございます。青葉山組合議会議員の選挙につきましては、お手元に審議資料を配付させていただいております。当該選挙については、青葉山組合規約第5条の規定により、それぞれの市村議会議員の被選挙権を持つ宇陀市室生区上笠間のうち、上手、下手及び峠の区域、もう一つは宇陀市室生区下笠間、次に山辺郡山添村大字切幡、山辺郡山添村大字岩屋に住所を有する方のうちから、それぞれの市村議会において選挙すると定められており、定数は12名、選出区分は、宇陀市6名、山添村6名でございます。現議員の任期満了日は、平成18年3月23日ですので、今定例会で宇陀市の6名について選出を行うものでございます。次に、選挙の方法といたしましては、室生区上笠間及び下笠間区の自治会長さんの推薦をもとに指名推選し、地方自治法第118条第2項により提案いたします。
次に、議案のほか日程に加えるものでございます。議会報告関係、1つは、県市議会議長会の報告、宇陀衛生一部事務組合議会の報告、東宇陀環境衛生組合議会の報告、桜井宇陀広域連合議会の報告、そしてただいまの議会運営委員会の報告でございます。この議会報告関係は、先ほどから各担当の方から報告をいただきました。執行者からでございますが、市長の所信表明について、また平成18年度施政方針について、先ほど述べていただきました。
以上が今期定例会の予定でございます。
次に、議案の取り扱いについてでございます。議案は、初日の本日に提案、本会議2日目、3月16日に質問並びに委員会付託を行い、最終日、3月27日に討論、採決を行います。初日の提案案件のうち、関係委員会へ付託いたすものは、まず宇陀市立歯科診療所事業基金条例の制定は、福祉厚生常任委員会に付託いたします。次に、宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部改正も、同じく福祉厚生常任委員会でございます。次に、宇陀市都市計画審議会条例の制定につきましては、産業建設常任委員会に付託いたします。
3枚目をめくっていただきたいと思います。2日目以降、3月16日以降の追加提案予定のうち、委員会へ付託するものでございます。まず、宇陀市の特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正は、総務文教常任委員会に付託いたします。次に、宇陀市の特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正につきましても、総務文教常任委員会に付託いたします。次に、宇陀市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正も、同じく総務文教常任委員会に付託いたします。次に、宇陀市介護保険条例の一部改正につきましては、福祉厚生常任委員会に付託いたします。次に、委員会付託予定以外の条例関係及び平成17年度本予算、補正予算並びに人事案件は、それぞれの提案日に即決いたします。
なお、平成18年度各会計当初予算は、予算審査特別委員会を設置の上、付託いたします。予算審査特別委員会は、3常任委員会から各3名の委員9名で構成し、正副議長はオブザーバーとして出席を求めます。
各常任委員長におきましては、委員を選任いただき、本日の会議終了後に議長へ報告をお願い申し上げます。
人事案件につきましては、1件1議案といたします。ただし、議事においては一括上程を行い、個別採決といたします。
次に、執行側の提案理由の説明につきましては、議員に議案等を事前に配付しておりますので、簡潔明瞭に行っていただくことといたしました。
一般質問でございます。本会議2日目、3月16日に行います。当日、一般質問が終われない場合は、会議時間の延長及び最終日、3月27日に行う予定でございます。
なお、一般質問の取り扱いにつきましては、2月24日、議会運営委員会の協議会を行いました。そこで一般質問と、それから発言通告書と一緒に各議員の皆さんには配付をさせていただいております。少し一般質問につきまして説明をさせていただきます。通告時間、時期は、定例会、本日の8日、午後5時厳守でございます。質問者の人数は、旧町村から3名以内に制限する合計12名以内でございます。3名以上の場合は、各旧町村ごとに調整をいただきます。1人につき3問以内とし、質問回数は3回以内といたします。質問内容が同じ場合は、正副議長において調整いたします。質問時期は、定例会2日目、3月16日に行います。時間でございますが、いろいろこの時間につきまして種々ご意見を賜りましたが、あくまでも質問、答弁も含んで1人40分以内といたします。発言順は、発言通告書の受付順といたします。質問は、1回目は演壇で、2回目以降は自席でございます。関連質問は受け付けないということで、24日に協議会で確認をいたしました。
次に、請願についてでございます。情報通信の基盤整備に関する請願について、あらかじめ請願書の写しを皆様方に配付しております。この件につきましては、総務文教常任委員会の所管事項となりますので、付託することといたします。
意見書についてでございます。抜本的な都市農業振興策の確立を求める意見書案、さらなる総合的な少子化対策を求める意見書案、この2件につきましては、提出者及び所定の賛成者を備えて議長に提出されましたので、議員発議として取り扱い、最終日、3月27日に提案いたします。産業建設常任委員さんの机の上には、この意見書を配付しております。次に、道路整備管理に要する財源確保に関する意見書案につきましては、最終日、3月27日に提案できるよう、産業建設常任委員会で提出者、賛成者の協議をお願い申し上げます。
次に、4枚目をお開きください。公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書、次に、国の責任を患者、地方自治体に転換する医療制度改革に反対する意見書、これは別の団体からも類似2件の要請がございました。この3件につきましては、この意見書を提出する場合は、要請趣旨に賛同され、提出者となられる議員は、所定数の賛成者を募り、事務局まで申し出てください。なお、提出する場合は、定例会最終日、3月27日に提案いたします。
その他事項でございますが、委員会の開催予定日でございます。予算審査特別委員会以外の常任委員会開催につきましては、3月17日午後、3月20日午後、3月23日午後で日程調整をお願いすることといたしました。日程につきましては、後ほど申し上げます。
定例会前の報道発表についてでございます。財務部長から定例会前に県内各市の慣例に合わせて、3月6日に記者会見を開き、平成18年度の予算概要について報道発表を行う旨の報告があり、これを了承いたしました。
次に、平成17年度本予算書は、さきの臨時会で可決いたしました暫定予算書手続上、本予算とするものであり、予算書自体の用意はございません。その他諸事項につきましては、ご承知のとおり事務連絡でお知らせしたとおりでございます。
以上、協議が終了いたしましたので、3月2日、3時15分に閉会いたしました。
なお、各常任委員会の開催につきましては、議会運営委員会後の調整によりまして、産業建設常任委員会につきましては、3月17日金曜日、午後1時30分でございます。福祉厚生常任委員会につきましては、3月20日月曜日、午後1時30分でございます。総務文教常任委員会につきましては、3月23日木曜日、午後1時30分、それぞれ開催が予定されておりますので、各委員会の委員の方々はご予定をお願いしたいと思います。開催場所につきましては、予算審査特別委員会も含めまして、3つの常任委員会も含めまして、市庁舎4階の全員協議会室といたしますので、ご注意をお願いしたいと思います。
以上、報告を終わります。
議長(広沢 和夫君)
議会運営委員長の報告は以上であります。
質疑はございませんか。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
それでは、6番、田村です。議会運営委員会につきましては、私たち田村と高橋の両議員の連名で申し入れを行いました。この申し入れについて、何の報告もないんです。文書では私たちにもらいました。ここで、議会ではそういったことは省略ということになってるんでしょうか、そこだけちょっとお願いしたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
打越委員長。
議会運営委員会委員長(打越 正君)
ただいま田村議員の方からのご質問でございますが、報告がないとおっしゃいますが、この共産党2名の方からの意見につきましては文書で返答しておりますので、これを報告にかわるものといたしました。
議長(広沢 和夫君)
よろしいですか。
議長(広沢 和夫君)
それでは、日程第5、選挙第1号、青葉山組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
平成18年3月23日任期満了に伴う、青葉山組合議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、お手元に配付しております資料のとおり、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選をいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定いたしました。
それでは、青葉山組合議員には、宇陀市室生区上笠間1075番地、福井宏成さん、同じく上笠間433番地、中森芳三さん、同じく上笠間539番地、我間勝芳さん、同じく下笠間307番地、今井俊夫さん、同じく下笠間801番地、田幡久晴さん、同じく下笠間986番地、今西宏文さん、以上6名の方を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長が指名した方を青葉山組合議員選挙の当選人と定めることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、6名を指名をいたしました以上の方が青葉山組合議員に当選されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第6、議案第1号、宇陀市行政手続条例の一部改正についてを議題といたします。
あらかじめ理事者の方に申し上げたいと思います。
議案書につきましては、事前に各議員に配付されており、熟読のことですので、説明は要点のみ簡潔に行ってもらうようお願いいたします。
それでは、提案者の説明を求めます。
総務部長。
総務部長(桐久保 隆久君)
総務部長の桐久保でございます。よろしくお願いします。
それでは、3ページをごらんください。議案となっています宇陀市行政手続条例の一部を改正する条例につきましてご説明をさせていただきます。
この宇陀市行政手続条例、平成18年宇陀市条例第11号の一部を次のように改正するものでございます。第1条第1項中「第38条」を「第46条」に改めるものでございます。
そして、附則は、この条例は、平成18年4月1日から施行するものでございます。
今回の一部改正につきましては、この条例の第1条において引用する条文が平成17年6月29日に平成17年法律第73号で一部改正の公布をされたことにより、条ずれが生じたことによるものでございます。
簡単なご説明ですが、よろしくご審議お願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案者の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑がないようです。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第7、議案第2号、宇陀市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例の廃止についてを議題といたします。
提案者の説明を求めます。
総務部長。
総務部長(桐久保 隆久君)
それでは、5ページを開いていただきます。議案となっております宇陀市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例につきましてご説明を申し上げたいと、このように思います。
この条例は、宇陀市の市長選挙の執行に伴い、職務執行者の失職により、この条例を廃止するものでございます。
この条例は、公布の日から施行するものでございます。
簡単なご説明ですが、ご審議のほどよろしくお願いします。
議長(広沢 和夫君)
提案者の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第8、議案第3号、宇陀市特別会計条例の一部改正についてを議題といたします。
提案者の説明を求めます。
教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(中田 進君)
教育委員会事務局長の中田でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案書7ページでございます。宇陀市特別会計条例の一部を改正する条例につきましてご説明をいたします。
宇陀市特別会計条例(平成18年宇陀市条例第55号)の一部を次のように改正する。第1条中第5号を削り、第6号を第5号とし、第7号から第14号までを1号ずつ繰り上げる。
この条例は、平成18年4月1日から施行するものでございます。
提案理由についてご説明申し上げます。
議員の皆様も既にご承知のとおり、宇陀地区市村教育指導主事共同設置が行われております。これにつきましては、平成18年3月31日をもって廃止されることになっております。それに伴います特別会計を廃止するものでございます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
全員起立と認めます。よって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第9、議案第4号、宇陀市立歯科診療所事業基金条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
健康福祉部の松村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま議題となっております議案第4号、宇陀市立歯科診療所事業基金条例につきまして概要をご説明申し上げます。
議案書8ページをお開き願います。この条例につきましては、歯科診療所会計におきまして繰越金が多く発生した場合におきまして、今後、施設整備や治療機器の更新など歯科診療施設事業を健全に運営するための基金として積み立てるための条例を制定するためであります。
第2条におきましては、積立規定を定め、第3条におきましては運用規定を、第4条におきましては管理につきましての規定を、5条におきましては運用益金の処理規定を、また第6条におきましては繰替運用の規定を定めております。第7条におきましては、基金の処分につきましての規定を定めるものであります。
この条例は、公布の日から施行することといたしております。
簡単ではございますが、よろしくご審議を賜りますようお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議案となっております議案第4号については、慎重審議が必要と思われますので、議案調査期間を設け、質疑は次の本会議で行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、議案第4号の質疑は、次の本会議で行います。
なお、福祉厚生常任委員会に付託する予定であります。
議長(広沢 和夫君)
日程第10、議案第5号、宇陀市財産区議会設置条例の制定について、日程第11、議案第6号、宇陀市財産区管理会設置条例の制定について、以上2件を一括議題といたします。
提案者の説明を求めます。
総務部長。
総務部長(桐久保 隆久君)
それでは、11ページをお開きいただきます。そして、議案となっております宇陀市財産区議会設置条例の制定につきましては、この条例は、地方自治法第295条の規定により、県知事による提案事項ではございますが、一応私が替って提案させていただきます。
この宇陀市財産区議会の設置は、旧榛原町の内牧ほか7大字において設置されていたものでございます。これが今回の新市に引き継ぎ、引き続き財産区議会の設置が必要であるため、今回ご提案させていただくものでございます。そして、議員の各定数は、第2条のとおりで、そして議員任期は一応4年とし、そして第4条で選挙権、そして第5条で被選挙権、そして最後の第6条で、選挙人名簿を定めています。
そして、附則第1項、この条例は、公布の日から施行し、そして第2項、第3項は、記載のとおりでございます。
簡単なご説明ですが、よろしくご審議お願いいたします。
そして、引き続きまして14ページをご覧ください。そして、宇陀市財産区管理会設置条例の制定につきまして一応ご説明申し上げます。
この条例は、地方自治法第296条の2第1項、第296条の3第1項、第296条の4第1項の規定に基づき、本市の財産区に関する財産区管理会の設置、そして組織及び運営に関する事項を定めるものとするものでございます。この財産区管理会の設置は、旧の菟田野町の古市場ほか7大字の区域を菟田野第1財産区、そして旧菟田野町の稲戸ほか8大字の区域を菟田野第2財産区と設置されていたものでございます。これが今回の新市に引き継ぐもので、委員はそれぞれ7名ずつの委員をもって組織し、そして第4条で委員の選任、そして第5条以下で、運営等に関して必要な事項を一応定めたものでございます。
そして、附則。この条例は、公布の日から施行し、そして第2項、第3項は、記載のとおりでございます。
簡単なご説明ですが、よろしくご審議お願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入りますが、質疑、採決は分割して行います。
まず、議案第5号、宇陀市財産区議会設置条例の制定についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号、宇陀市財産区管理会設置条例の制定についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。
5分間休憩をいたします。
午前10時51分休憩
午前11時07分再開
議長(広沢 和夫君)
再開いたします。
議長(広沢 和夫君)
日程第12、議案第7号、宇陀市立学校設置条例の一部改正について、日程第13、議案第8号、宇陀市立幼稚園設置条例の一部改正について、以上2件を一括議題といたします。
提案者の説明を求めます。
教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(中田 進君)
それでは、提案理由の説明をさせていただきます。
議案書17ページでございます。宇陀市立学校設置条例の一部を改正する条例につきまして、既にご承知のとおり、この件につきましては、菟田野小学校については合併前の菟田野町議会で、榛原東小学校及び榛原西小学校につきましては合併前の榛原町議会で既に議決された内容と同じでございます。なお、この件につきましては、合併に伴い町条例は失効しているため、改めて提案させていただいたものでございます。
この条例につきましての施行は、平成18年4月1日から施行するということになっております。
なお、学校の位置につきましては、菟田野小学校は新設の位置に、榛原東小学校は現東榛原小学校の位置に、榛原西小学校は現大王小学校の位置となっております。
続きまして、議案書19ページでございます。宇陀市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
これにつきましても、既にこの件は合併前の榛原町議会におきまして議決された内容と同じでございます。合併に伴いまして町条例が失効しているため、改めて提案する必要があるため今回、提案させていただいたものでございます。
なお、東榛原幼稚園及び内牧幼稚園を榛原東幼稚園に、大王幼稚園及び伊那佐幼稚園を榛原西幼稚園に再編するものでございます。位置につきましては、榛原東幼稚園は現東榛原幼稚園の位置に、榛原西幼稚園は現大王幼稚園の位置とするものでございます。
以上、提案説明とさせていただきます。
議長(広沢 和夫君)
提案者の説明が終わりました。
これより質疑に入りますが、質疑から採決は分割して行います。
まず、議案第7号、宇陀市立学校設置条例の一部改正についての質疑を行います。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
6番、田村です。この小学校のところで、宇陀市立笠間小学校、多田小学校、田口小学校というのは、もう在校生が確かいないはずです。室生の村議会、どのような取り扱いをなさったかわかりませんが、この条例が今年の4月1日から施行されるということですので、在校生が全然いない小学校を今さらこういう形で名前上げて設置条例に入れるのは私はどうかと思いますけど、その辺のところ、ご答弁をお願いします。
議長(広沢 和夫君)
教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(中田 進君)
ただいま田村議員からの質問でございますが、今、質問がございましたように、宇陀市立笠間小学校、宇陀市立多田小学校、宇陀市立田口小学校につきましては現在、休校中でございます。確かに在校生はおらないわけなんですけども、跡地転用等の関係もございまして、現在、室生の方では、そのままの設置条例の中で合併に引き継いだものでございますので、よろしくご理解のほどをお願いしたいと思います。以上です。
議長(広沢 和夫君)
質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本件については、直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第8号、宇陀市立幼稚園設置条例の一部改正についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件につきましては、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第14、議案第9号、宇陀市農業委員会の選挙による委員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき委員の定数に関する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
農業委員会事務局長。
農業委員会事務局長(山本 栄次君)
農業委員会事務局長の山本でございます。
議案第9号、議案書20ページ、21ページでございます。宇陀市農業委員会の選挙による委員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき委員の定数に関する条例の制定について、提案理由の説明を簡単にさせていただきます。
合併協定項目の農業委員会の選挙による委員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき委員の定数について、農業委員会等に関する法律第10条の2第2項の規定に基づき定めるものでございます。この定数につきましては、平成17年4月1日現在の基準農業者数で算定をしております。条例案につきましては、去る2月27日開催の農業委員会で承認をいただきました。
主な内容は、次のとおりであります。選挙区、区域、定数は、次のとおりでございます。名称、区域、定数ということで、大宇陀選挙区、大宇陀区の区域8人、菟田野選挙区、菟田野区の区域6人、榛原選挙区、榛原区の区域8人、室生選挙区、室生区の区域7人。
附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、この条例の施行後、初めてその期日を告示される一般選挙により選出すべき委員選挙について適用するもので、現農業委員の任期満了日は、平成18年7月19日となっております。
以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
討論なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第15、議案第10号、宇陀市都市計画審議会条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
都市整備部長。
都市整備部長(福島 忠昭君)
都市整備部の福島でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
ただいま議題となっております宇陀市都市計画審議会条例の制定についての提案理由につきましては、宇陀市になったことに伴い、今後のまちづくりを進めていく上で、都市計画にかかわる多くの事柄が発生すると予想される中、都市計画審議会の位置づけは大変重要な役割を担うと考えておりまして、都市計画法第77条の2第1項の規定に基づき、宇陀市都市計画審議会条例を制定するものでございます。
それでは、23ページをご覧いただきたいと思います。宇陀市都市計画審議会条例の条文につきましてのご説明をさせていただきます。なお、条文の朗読につきましては省略をさせていただきます。まず、第1条の都市計画審議会の設置につきましては、都市計画法第77条の2第1項では、都市計画に関する事項を調査、審議するため、審議会を置くことができると規定されており、この規定に基づき設置するものでございます。
続きまして、第2条関係の所掌事務につきましては、まず第1号、第2号では、都市計画法により、その権限に属された事項及び市長の諮問に応じた事項について調査、審議を行うという条文でございます。また、第3号の条文につきましては、県等が定める都市計画であっても、市町村の意見が重要であるため、審議会で調査、審議した結果を関係行政機関に申し入れをするという条文でございます。続きまして、第4号の条文につきましては、今後のまちづくり計画等を策定していく上で、市長が必要と認める事項について調査、審議するという条文でございます。
続きまして、第3条関係の審議会の組織についてでございますが、審議会を組織する委員につきましては、学識経験のある方を始め、市議会の議員さんにつき市長が任命する者のほか、組織及び運営の規定を定める政令に規定する委員の任命を行うものでございます。また、委員の数につきましては、県下の11市の状況を参考にして、11人以内と定めたものでございます。なお、委員の任期は2年とするものでございます。
続きまして、第4条関係は、臨時委員及び専門委員を規定した条文でございますが、特別の事項を調査、審議させるため、また専門の事項を調査させるために必要があるときは、若干人を置くことができると規定したものでございます。
続きまして、第5条関係の会長につきましては、審議会の会長の規定でございますが、政令の第4条の規定によりますと、審議会に会長を置くものとし、学識経験のある者につき任命された委員の内から、選挙によってこれを定めるものとするという規定に基づきまして、審議会に会長を置くものでございます。
続きまして、第6条関係の会議につきましては、政令第5条の規定に基づき、委員の2分の1以上の出席がなければ会議を開くことができない。また、出席した委員の過半数をもって審議会の議事を決するという条文の内容でございます。
続きまして、第7条関係の幹事は、市の職員の内から市長が任命し、第8条関係の庶務につきましては、都市整備部の都市計画課において処理するものでございます。
また、第9条関係の委任の条文につきましては、市長が条例のほか別に運営規定を定めるという条文でございます。
なお、この条例は、平成18年4月1日から施行するものでございます。
大変簡単な説明でございますが、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号については、慎重審議が必要と思われますので、議案調査期間を設け、質疑は次の本会議で行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、議案第10号の質疑は、次の本会議で行います。
なお、産業建設常任委員会に付託する予定であります。
議長(広沢 和夫君)
日程第16、議案第11号、宇陀市介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
さんとぴあ榛原事務長心得。
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得(桝田 守弘君)
さんとぴあ榛原の桝田です。どうぞよろしくお願いします。
議案書26ページをご覧ください。ただいま議題となっております条例改正につきましては、介護保険法が改正されまして、本年4月1日から施行されるため、所要の改正を行うものです。
内容につきましては、介護保険法の条項を引用する条文の整備、それと改正によりまして創設されました介護予防事業を実施するための追加でございます。
なお、この条例は、平成18年4月1日から施行するものです。
以上、大変簡単でございますが、ご審議よろしくお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案者の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第11号については、慎重審議が必要と思われますので、議案調査期間を設け、質疑は次の本会議で行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
異議なしと認めます。よって、議案第11号の質疑は、次の本会議で行います。
なお、この件につきましては、福祉厚生常任委員会に付託の予定であります。
議長(広沢 和夫君)
日程第17、議案第12号、宇陀地区市村教育指導主事共同設置規約の廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
教育委員会事務局長。
教育委員会事務局長(中田 進君)
議案書28ページをお願いいたします。宇陀地区市村教育指導主事共同設置規約を廃止する規約について提案説明いたします。
これにつきましては、平成18年3月31日をもちまして、奈良県内に派遣しております地域圏担当指導主事がすべて廃されることになっております。これに伴います宇陀地区市村教育指導主事共同設置を終了するため、所要の手続を行うための必要性によりまして提案するものでございますので、よろしくご審議のほどお願いいたします。以上です。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第18、議案第13号、平成17年度宇陀市一般会計ほか15件の暫定予算を本予算とすることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
財務部長。
財務部長(山本 高司君)
それでは、議案第13号でございます。29ページから30ページでございます。打越議会運営委員長のご報告とも重なる部分があるわけでございますが、お許しを賜りたいと思います。
平成17年度暫定予算でございますけれども、1月1日、職務執行者が専決処分を行いまして、1月19日の臨時会で専決処分のご承認をいただいたわけでございますが、市長就任に伴いまして、本予算を編成し、改めて議会の議決を求めるという地方自治法の手続に従いましてご提案を申しているところでございます。暫定予算を本予算とする方法につきまして種々考えましたが、この後、補正予算の提案等もございます。
したがいまして、お手持ちの暫定予算をそっくりそのまま本予算とするというのが、後の見やすさの点のことからも一番最適だというふうに考えました。したがいまして、30ページの一覧表でご提案を申し上げております。本来でありますと、一般会計暫定予算書、例えばそのような部分を一般会計予算書と改めるべきところでございますが、暫定という部分を消していただくという考え方によろしくご理解を賜りますよう、重ね重ねお願いを申し上げまして、ご提案の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
討論なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第19、議案第14号、平成17年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)について、日程第20、議案第15号、平成17年度宇陀市歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第21、議案第16号、平成17年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第22、議案第17号、平成17年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第23、議案第18号、平成17年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第24、議案第19号、平成17年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第25、議案第20号、平成17年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、日程第26、議案第21号、平成17年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)について、以上8件を一括議題といたします。
各会計予算ごとに担当部長から順次説明を求めます。
財務部長。
財務部長(山本 高司君)
失礼いたします。それでは、議案第14号、一般会計につきまして、私、山本の方からご説明を申し上げたいと思います。
先ほどは暫定予算を本予算とすることにつきましてご理解をいただきましたこと、厚くお礼を申し上げます。
今回、補正予算の主な概要といたしまして、旧町村での12月の仮決算がほぼまとまりつつございます。その決算剰余金の計上、あるいは3月末で退職する職員、これは一般会計分でございますが、9名の退職手当組合への特別負担金、さらには1月の予算手続上、宇陀市としての当初予算、実質的には1月の暫定予算であったかと思いますけれども、計上できなかった経費、こういったものも計上してるわけでございます。また、各事業の進捗状況に合わせまして精算等も行っております。さらに、繰越明許費、そういったものも計上をしているところでございます。
それでは、ページを追いましてご説明をさせていただきたいと思います。一般会計予算書1ページでございますけれども、平成17年度宇陀市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億3,233万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ85億9,658万4,000円とする。第1条の第2項でございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。第2条で繰越明許費でございます。地方自治法の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表、繰越明許費による。第3条、地方債の補正でございますが、地方債の補正は、第3表、地方債補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
歳出からご説明申し上げます。17ページをお開きをいただきたいと思います。款が議会費でございますけれども、これにつきましては、1月の補正の時点での人員配置が変わりました。実質5名となりましたので、ここで調整を行っておるところでございます。
次、総務費、項が総務管理費でございますけれども、ここで人件費及び総務部門の事務費の調整、あるいは退職手当組合特別負担金などでございます。18ページ、19節でございますけれども、それと通常の退職手当負担金は、各予算科目に振り分けたことによります減額等でございます。
それと、18ページから19ページにかけてでございます。財産管理費でございますけれども、この中で減額、目の金額でございます。補正の金額72万3,000円の減額でございます。特定財源といたしまして、22万1,000円があるわけでございます。19ページのところで、積立金あるいは繰出金となってございますが、条例手続上、基金利子の取り扱いをしてございます。
それから、19ページ、目が企画費でございますけれども、補正額が93万円で、すべて一般財源でございますが、これは旧菟田野町の時代でございます。奈良市在住の方から蔵書、学術書1万冊の寄贈の申し出がございました。これを今回引き取りたいということでございます。それでの運送委託料、説明欄のとおりでございます。それから、合併準備経費は財源更正を行っております。合併に伴うシステム改修に伴いまして、介護保険に係る国庫補助金を受け入れることができました。一般財源との財源更正でございます。
それから、項が3、戸籍住民台帳費でございますけれども、これは窓口封筒、その他印刷物等の調整でございます。それから、選挙費でございます。選挙管理委員会報酬を追加をさせていただきました。
20ページでございますけれども、民生費、項が1、社会福祉費でございます。目が1、社会福祉総務費でございますけれども、補正額が減額で2,938万5,000円となってございます。人件費の調整及び条例上、基金等の利息積立等をここで受け入れをしてございます。特定財源の欄で8万1,000円となってございますけれども、これが福祉活動基金利子7万9,000円、あるいは福祉施設建設利子2,000円でございます。
それから、目が3、障害者福祉費でございますが、減額で565万7,000円でございます。国県支出金の欄で減額445万4,000円となってございますけれども、これは障害者福祉医療制度あるいはそれに伴う事務費等の確定に伴います減額となっているわけでございます。それから、その他財源の△43万4,000円でございますけれども、これは福祉医療貸付金収入、これが今回減額と、こういうふうになっているわけでございます。老人福祉費等、あるいはこれも同じ内容でございますけれども、老人福祉費におきましては、歳出といたしまして老人保健特別会計繰出金がございます。これはルール分でございます。それから、国民年金費は、事務費の精算となってございます。
それから、20ページ、一番下、国民健康保険でございますけれども、2,626万2,000円の増額でございまして、国、県の欄が1,970万円でございます。これは国保財政の基盤を安定させるための繰り出しでございまして、原則的に国と県合わせて4分の3、それから市の負担が4分の1となっているわけで、国県負担金等の確定に伴うものでございます。
次、21ページでございますけれども、介護保険費が補正額として60万8,000円でございますが、減額になってる部分につきましては、これは介護保険特別会計の方での支出となったがための減額でございます。繰出金については、特別会計へルール分の繰り出しでございます。目が8、人権行政推進費3万8,000円は事務費精算でございまして、目が9、人権交流センター、これは財源更正でございます。隣保館運営費補助金の財源更正でございます。
それから、項が2、児童福祉費、目が1、児童福祉総務費でございますけれども、補正額が減額839万8,000円となってございます。国、県の欄でも減額が544万8,000円でございますけれども、先ほどの福祉医療関係の歳入の確定ということでございます。それから、その他財源の△84万4,000円も福祉医療の貸付金、これに係る分でございます。節も、これに関係する部分でございます。
児童措置費でございます。目が児童措置費でございますけれども、補正額が30万7,000円となってございまして、すべて一般財源でございます。今回の補正といたしまして、電算システムメンテナンス料でございます。それから、扶助費でございますけれども、説明欄のとおりでございまして、市外への保育所への委託でございます。
それから、児童福祉施設費でございます。目でございます。減額が271万4,000円となってございます。国、県の内訳でございますけれども、これは県補助金でございまして、減額が413万5,000円でございます。長時間保育事業あるいは家庭支援保育事業、これらの補助金の確定に伴うものでございます。保育所経費の運営経費の計上とさせていただいてございます。
目が5、母子福祉費でございます。減額が30万6,000円でございます。国、県の欄でございますけれども、これも母子医療、福祉医療の一環でございますが、県補助金の確定に伴うものということでございます。それから、その他財源71万6,000円の減額も同様でございます。この福祉医療全般に通じてでございますけれども、本来2分の1で市と県とが共同実施をしているわけでございますけれども、歳出に見合った歳入にはなっておらないわけでございますが、これは次年度、18年度の精算ということに、これは医療制度全般に通じることでありますが、そうなってございますので、ご理解を賜りたいと思います。
22ページ、一番下でございます。項が3、生活保護費でございます。扶助費でございますけれども、500万円でございます。国、県の欄で4分の3、市が4分の1ということでございまして、医療扶助費を推量で計上をさせていただいたところでございます。
23ページでございます。款が4、衛生費、項が1、保健衛生費でございます。目が1、保健衛生総務費でございまして、補正額が減額625万1,000円でございます。これにつきましては、保健センター人件費の調整、あるいは需用費関係で保健カレンダーの作成、あるいは退職手当組合への負担金の振り分け等でございます。それと、以下この予防費でございますけれども、22万8,000円、これはその他財源で22万8,000円が減額となってございますけれども、これは住民健診の受診料の精算となってるところでございます。健康づくり費でございます。減額が297万1,000円でございます。各種健康づくりの精算関係でございます。
それから、以下簡易水道等特別会計への繰出金でございますけれども、この簡易水道につきましての繰り出しにつきましては、簡易水道会計で旧4町村分がそれぞれあるわけでございます。電算システムを統合したことによりまして、検針月あるいは料金の受け入れ月、受け入れ年度が若干ずれたわけでございます。どういうことかといいますと、大宇陀、菟田野におきまして、3月に検針をいたし、4月に料金を徴収いたします。これにつきましては、3月分、要するに平成17年度分として受け入れをしておったところでございますけれども、電算システムを榛原町に統合するとなった際に、こういう今の事例の場合は18年度でなるという、こういうシステムの統合上の都合によりまして、大宇陀、菟田野分につきましては、料金収入が17年度に限り11カ月分になるという、そういうことに対する財源不足分の補てんを行ってるところでございまして、公害対策につきましての80万でございますけれども、池谷川の汚水処理の関係の排水管の修理、それから上水道につきましての繰出金、病院会計等への繰出金でございます。
それから、24ページは、清掃費でございますけれども、東宇陀環境衛生組合への負担金の精算となってございます。
それから、25ページでございますけれども、じんかい処理でございますけれども、これは補正額が減額490万3,000円でございます。すべて一般財源の減額でございますけれども、可燃ごみ、不燃ごみ、これらの収集・処理委託料の増加、また一方でクリーンセンターのメンテナンス経費が見積もりによりまして、要するに価格交渉の結果、減少いたしました。そして、燃料費等の増加を加減したものになってございます。それから、目が3、合併処理浄化槽でございます。補正額といたしまして減額が1,200万6,000円でございますけれども、設置台数、設置基数の確定に伴います国県補助金等の減額、また一般財源の減額となってございます。
それから、25ページでございますけれども、農林水産業費、項が1、農業費でございます。人件費、事業費等確定によるものでございまして、26ページ、目が3、農業振興費でございますけれども、国、県の補助金の欄で374万6,000円の減額となってございますけれども、主として中山間地域等の直接支払い補助金、これが実施箇所の確定に伴うものでございます。それから、その他財源3万3,000円でございますけれども、これは条例手続によります積立金の予算処理を行ってるところでございます。それから、地籍調査も減額として補正額が203万円となってるところでございまして、これにつきましては、すべて一般財源でございますけれども、現地調査が短期間で終わったことによります賃金あるいは報償費の減額となってございます。
一番最後、26ページ、農業土木費につきましても、入札差金等工事完了に伴うものでございます。
27ページ、項が2、林業費でございます。目が2、林業振興費でございます。補正額といたしまして減額1,606万7,000円でございます。国、県の欄でも減額でございまして、948万8,000円の減額となってございます。また、その他財源でも103万8,000円となってございます。その他財源につきましては、治山事業でございますけれども、工事請負費の減額に伴います受益者負担金等の減額でございまして、国県補助金、これらの事業費の確定に伴うものとなってございます。
それから、目が4、林業土木費でございます。これも減額でございます。補正額292万2,000円の減額でございますけれども、これにつきましては、林道整備、赤埴カトラ線の残土処分場の用地買収を予定をしておりました。がしかし、工事の進捗に合わせまして次年度以降に送ったということでの一般財源での減額となってございます。
それから、款が6、商工費、項が1、商工費、商工総務費でございます。これは一般財源で増額が101万4,000円でございます。人件費等の調整でございます。
それから、目が2、商工振興費230万5,000円、一般財源で増額となってるところでございます。これにつきましては、奈良県部落産業特別融資制度を活用いたしまして、資金を借り入れました事業者の方々に対しまして1%相当の利子補給を行っております。債務を完済した時点での利子補給金の交付としているために、今回、補正計上をさせていただいてるところでございます。
続きまして、7、土木費でございます。項が1、土木管理費、土木総務費でございますが、減額で221万4,000円でございます。この部分での人件費の調整とさせていただいてございます。
29ページに行きまして、項が2、道路橋梁費でございます。目が1、道路橋梁費でございますけれども、これは財源更正をさせていただいております。国県支出金の欄で250万円減額でございます。これにつきましては、不法投棄処理、廃棄物処理の減額をさせていただきました。それから、その他財源の減額の2万4,000円でございますけれども、法定外公共物と申しますのは、里道、水路等でございますけれども、利用料、占用料でございます。これの減額とさせていただいております。
目が3、道路新設改良費でございます。補正額といたしまして、減額で2億5,790万1,000円でございます。国県補助金の減額も8,140万円、それから地方債が減額で1億7,610万円、それからあと一般財源となってるところでございますが、この大きな減額につきましては、県営アニマルパーク関連道路2路線でございます。県が代行する予定ではございますけれども、用地買収が大変困難な状況になってまいりました。県と協議の結果、繰り越しをせずに、とりあえず未執行額を減額すると、こういうことでの減額とさせていただいております。
なお、18年度当初予算につきましても、これは事業関連ではございますが、県営事業関連として改めて計上をさせていただいてるところでございます。
次、項が3、河川費でございます。目が1、河川総務費でございますけれども、減額の668万1,000円でございます。これは説明欄のとおり、急傾斜地の県営事業の負担金でございます。その他財源で35万5,000円でございますが、これは地元分担金、事業費確定に伴いまして受け入れを予定をしております。あと一般財源となってございます。
それから、30ページでございますけれども、項が4、都市計画費でございます。これらは、都市計画総務費でございますけれども、財源更正、高萩台駐輪場の利用料の財源更正をさせていただきました。公園費では、精算でございます。
それから、項が5、下水道費でございますけれども、これにつきましての下水道特会で予定をしておりました平準化債が変更になりました。それに伴います一般会計からの繰り出しとさせていただいております。
消防費でございますけれども、これにつきましては、常備消防費での人件費、それから次の31ページでございますが、災害対策費として積立金4,000円でございます。これは災害救助基金でございます。条例手続上の処理でございます。
それから、款が9、教育費、項が1、教育総務費でございますけれども、これにつきまして2,863万2,000円の増額となってございます。人件費の調整を行っております。
それから次、小学校費でございますけれども、教育振興費の減額が国県補助金で41万2,000円となってございますが、これにつきましては、僻地教育の通学支援、要するに通学補助の精算、減額によるものでございます。それから、学校建築は、工事完了に伴うものでございます。
中学校につきましても、執行状況等を加減をしてるところでございますが、目2につきまして、国県補助金150万5,000円でございますが、これにつきましては、遠距離通学の補助となってございます。それから、負担金補助34万8,000円でございます。部活動選手派遣費でございますけれども、菟田野中学校バレーボール全国大会での出場に伴います派遣補助とさせていただいております。
次、33ページでございます。項が4、高等学校費でございますけれども、これは大宇陀高校菟田野分校の経費でございます。
次、幼稚園費でございますけれども、これにつきましての30万の減額とさせていただいておりますが、介護休暇によります代替職員、それから修繕料の精算という加減でございます。
項が6、社会教育費でございますけれども、これにつきましては、各種講座講師等の報償金あるいは城山城址、これは史跡指定予定地でございますけれども、これらの発掘調査事業完了に伴います精算とさせていただいております。
34ページの目が8、街並み環境整備事業も同じくでございます。国庫補助金の欄につきましても、事業費の確定に伴います減額とさせていただいております。それから、34ページでございますけれども、保健体育費でございます。この欄では、執行状況を勘案して過不足を調整をさせていただいてるわけでございますが、次の35ページでございますけれども、これは桧牧ゲートボール場トイレの浄化槽の補修をここで需用費として計上をさせていただいた次第でございます。
35ページ、項が8、学校給食費でございますけれども、これは給食材料の精算あるいは燃料の値上がり対策での補てん、それから修繕料といたしまして、蒸気配管減圧弁あるいは電気配線の修理、それから備品購入でございますけれども、今、話題となっております石綿を用いた調理器具、これの入れかえを予定しているところでございます。
次、款が10、災害復旧費でございます。項が2、公共土木施設災害復旧費でございますけれども、これにつきましては、事業費精算に伴います国負担金あるいは地方債あるいは一般財源と、減額とさせていただいてるところが歳出の状況でございまして、次、11ページ、歳入でございます。
款が11、地方交付税、項が1、地方交付税、目が1、地方交付税、補正額といたしまして1,644万1,000円でございます。これは説明欄のとおり、普通交付税でございます。本来、普通交付税は12月で既に受け入れが終わってるところでございますが、この際、調整額として交付税決定について若干減額されてる部分が国の交付税総額の都合によりまして、ここに掲げた金額が追加交付された部分を計上させていただいたところでございます。
以下、款12から歳出とあわせてご説明をさせていただいておりますので、歳入につきましては、以上とさせていただきたいと思いますので、ご了解をよろしくお願いいたしたいと思います。
それから、7ページでございますけれども、第2表、繰越明許費でございます。ここに掲げてございます5つの事業につきまして、17年度内に事業を完了することができませんでした。3、民生費、社会福祉費、三和浴場除却解体事業につきましては、石綿対策で期間を要したところでございまして、以下、事業関係につきましては、冬季の積雪等によります諸事業によりまして、18年度へ繰り越したいというのがこの繰越明許費の状況でございます。
そして、8ページでございますけれども、地方債の補正でございますが、これも歳出と一緒にご説明させていただいたとおりでございます。ここで地方債の限度額、起債の方法、利率、償還の方法等を定めさせていただいております。
以上、簡単でございますけれども、ご説明を終わらせていただきたいと思います。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。失礼いたします。
議長(広沢 和夫君)
休憩をいたします。午後1時から再開をいたしますので、よろしくお願いいたします。
午前11時59分休憩
午後1時00分再開
議長(広沢 和夫君)
再開いたします。
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
それでは、引き続きまして、議案第15号、平成17年度宇陀市歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
1ページをお開き願います。平成17年度宇陀市の歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,754万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,909万7,000円とする。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
補正予算の概要についてご説明申し上げます。事項別明細書によりご説明申し上げますので、5ページをお開き願います。歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
1款、総務費の1,655万円につきましては、人件費の調整、並びにご提案させていただいております基金への積立金でございます。
2款、医療費の99万6,000円につきましては、医療用機械器具の修繕並びに医薬品及び医薬消耗器材費の購入費でございます。
これらに伴います財源といたしましては、4ページをお開き願います。4款、諸収入といたしまして、1,754万6,000円でございます。これにつきましては、旧村におけます歯科診療所特別会計の決算に伴いまして剰余金となっております。
簡単なご説明ではございますが、よろしくご審議賜りますようお願いします。
議長(広沢 和夫君)
市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
市民環境部の高橋です。よろしくお願いします。
平成17年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明いたします。
1ページをごらんいただきたいと思います。平成17年度宇陀市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、事業勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2,740万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億2,971万3,000円とする。診療施設勘定の既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,052万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,538万4,000円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
国民健康保険事業会計には、療養費等に係ります事業勘定と室生区内の田口地域と東里地域にあります国保直営診療所に係ります診療施設勘定があります。
それでは、事業勘定の事項別明細書の方からご説明をさせていただきます。7ページをごらんいただきたいと思います。歳出の方で、1、総務費、補正額50万7,000円につきましては、電算システムの委託料でございます。
款2、保険給付費、補正額2億2,730万円につきまして、主なものは、一般及び退職被保険者等の医療費負担金で2億2,000万、高額療養費で420万円であります。
款7、基金積立金につきましては、40万1,000円の減額で、歳入歳出、今回の補正額は2億2,740万6,000円であります。
6ページに戻っていただきまして、歳入の関係でございますが、款1、国民健康保険税で、補正額146万円でございます。
款3の国庫支出金7,245万円、これにつきましては、国庫負担金で5,796万円、国庫補助金で1,449万円でございます。
款4の療養給付費等交付金6,484万円、款5では、県支出金で855万7,000円、財政調整交付金でございます。
款7、財産収入は、40万1,000円の減額であります。
そして、款8、繰入金は8,050万円で、保険基盤安定繰入金で2,626万2,000円、財政調整基金繰入金で5,423万8,000円でございます。
事業勘定の補正予算額は、歳入歳出それぞれ2億2,740万6,000円の増額補正で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ13億2,971万3,000円となります。
続きまして、診療施設勘定に係ります事項別明細書をご説明させていただきます。13ページをごらんいただきたいと思います。13ページの款1、総務費で840万3,000円でございます。これの主なものは、診療所医師派遣委託料及び自治医大への負担金などでございます。
款2の医療費212万4,000円につきましては、医療器具の使用料及び検査委託料でございます。
12ページの歳入をごらんいただきたいと思います。款1の診療収入で828万5,000円、外来収入等でございます。
款2の使用料及び手数料で15万円、款4の諸収入は209万2,000円で、旧村の決算剰余金であります。
診療施設勘定の補正予算額は、歳入歳出それぞれ1,052万7,000円の増額補正で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ6,538万4,000円となります。
簡単ですが、国民健康保険事業の補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
続きまして、平成17年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明をさせていただきます。
1ページをごらんいただきたいと思います。平成17年度宇陀市の老人保健事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億814万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億4,957万3,000円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正予算は、1月に専決されました予算額のうち医療給付費の伸びが増加したことに伴いまして、補正予算を提案させていただくものでございます。事項別明細の5ページをごらんいただきたいと思います。歳出で、款2で医療諸費でございます。1億814万2,000円の補正額で、主なものとしましては、老人保健診療分に係ります負担金、補助及び交付金でございます。
そして、歳入の方は4ページをごらんいただきたいと思います。款1で、支払基金交付金で補正額5,843万8,000円、医療費の交付金でございます。
款2の国庫支出金で3,313万6,000円、医療費負担金であります。
款3の県支出金828万4,000円につきましては、医療費の負担金であります。
款4の繰入金につきましては、828万4,000円で、一般会計からの繰入金でございます。
補正予算額は、歳入歳出それぞれ1億814万2,000円の増額補正で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ13億4,957万3,000円となります。
簡単でございますが、以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
それでは、続きまして議案第18号、平成17年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
1ページをお開き願います。平成17年度宇陀市の介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ219万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億1,379万8,000円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
補正予算の概要についてご説明申し上げます。事項別明細書によりご説明申し上げますので、3ページをお開き願います。歳出より主な内容についてご説明申し上げます。1款総務費229万2,000円につきましては、一般管理費の調整及び認定審査会費並びに認定調査費の増額でございます。
2款保険給付費3,600万円につきましては、介護保険事業のサービス給付に伴います調整でございます。
4款基金積立金といたしまして、3,609万6,000円の減額でございます。この減額につきましては、サービス給付費の増額に伴います基金積立金の減額でございます。
これらに伴います財源といたしましては、2ページをお開き願います。4款国庫支出金といたしまして、53万円の減額でございます。この減額につきましては、過年度分の調整交付金の減額に伴うものでございます。
7款財産収入といたしまして、9万6,000円の減額でございます。この減額につきましても、基金の預金利息の減額に伴うものでございます。
8款繰入金282万2,000円につきましては、法改正に伴います介護事業事務費分の交付金の増額に伴います繰入金でございます。
簡単な説明ではございますが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
水道局の森塚でございます。よろしくお願いします。
それでは、補正予算書1ページをごらんいただきたいと思います。平成17年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)。平成17年度宇陀市の簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ274万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,266万円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ274万8,000円の減額でございます。まず、歳入の主なものですが、7ページをごらんいただきたいと思います。大宇陀区中央及び東部給水区におきまして、需用費で計上しております県水道からの受水費用に不足が生じたための中央、東部合わせまして252万円の増額であります。もう1点、菟田野区におきます旧町村借入金返済金、一時借入金の元金になりますが、これの額の確定によります442万6,000円の減額でございます。
一方、歳入でございますが、5ページ以下をごらんいただきたいと思います。午前中の財務部長の説明にもありましたが、合併前の旧4町村における水道使用料の取り扱いに関しまして、当該月の調定を大宇陀、菟田野は前月分として取り扱っておりまして、一方、榛原、室生は、当該月調定を今月分ということで調整しておりました。そういうことで、収入月に1カ月のずれが生じておりました。合併を機に、それを榛原、室生と同様に当月分の調定ということで、料金収納月の統一を図ることとなりました。その結果、大宇陀、菟田野につきましては、既に宇陀市予算として4カ月分の使用料収入を計上しておりましたが、実質は1月から3月の3カ月分となります。これらによりまして、不足する額を補正させていただきたいということでございます。
この不足する額の財源措置としまして、一般会計繰入金から944万6,000円及び簡易水道事業の旧町村決算剰余金で407万6,000円を増額させていただきたいというものでございます。補正後総額は3億5,266万円となります。
以上、補正予算の説明といたします。よろしくお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
都市整備部長。
都市整備部長(福島 忠昭君)
議案第20号、平成17年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
1ページ目をご覧いただきたいと思います。平成17年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)。平成17年度宇陀市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正。第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,004万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億4,660万2,000円とする。2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正による。地方債の補正。第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正予算につきましては、人件費に係る減額補正を初め、事業費の確定に伴う補正で、歳入歳出それぞれ1,004万7,000円の減額補正を行うものでございます。
それでは、ページをめくっていただきまして、お手元の資料8ページ目の補正予算事項別明細書の歳出の部をご覧いただきたいと思います。下水道費の下水道総務費では、宇陀川流域下水道建設負担金の確定による89万1,000円の減額、また下水道管理費では、81万2,000円の増額でございますが、その内訳といたしましては、人件費及び工事請負費等の確定に伴います290万円の減額と、消費税及び地方消費税の中間申告による納税額371万2,000円の増額が主な内訳でございます。
ページをめくっていただきまして、9ページ目をご覧いただきたいと思います。9ページ目の公共下水道建設費につきましては、人件費及び工事請負費等の事業費の確定に伴いまして、620万1,000円の減額でございます。
なお、公債費の元金につきましては、財源を地方債から一般会計繰入金にする財源の振り替えでございます。
続きまして、10ページ目をご覧いただきたいと思います。旧榛原町の一時借入金で、償還すべき金額の執行残について減額するものでございます。
なお、これに伴います歳入につきましては、ページを戻っていただきまして、6ページ目をご覧いただきたいと思います。歳入におきましては、国庫補助金で200万円の減額を初め、一般会計から8,810万4,000円の繰入金により、次の7ページ目に記載いたしております資本費平準化等1億20万円を減額するものでございます。
ページを戻っていただきまして、3ページ目をご覧いただきたいと思います。第2表、地方債補正でございますが、歳入におきまして下水道債1億20万円の減額に伴い、借入限度額を1億8,860万円に変更するものでございます。
なお、起債の方法、利率、償還の方法等につきましては、お手元の予算書記載のとおりでございます。
なお、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ6億4,660万2,000円とさせていただくものでございます。
以上、大変簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
市立病院事務局長。
市立病院事務局長(新子 恵映君)
病院事務局の新子です。よろしくお願い申し上げます。
それでは、平成17年度宇陀市病院事業会計の補正予算(第1号)についてご説明をさせていただきます。
補正予算書の方をご覧いただきたいと思います。平成17年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)。第1条、平成17年度宇陀市立病院事業特別会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。第2条、平成17年度宇陀市立病院事業特別会計第2条に定めた業務の予定量を次のように補正する。既決予定量、補正予定量、計の順に申し上げます。第1号、患者数、入院1万6,560人、540人の減、1万6,020人。外来4万6,596人、1,056人の減、4万5,540人。第3条、予算第3条に定めた収益的収入の予定額を次のように補正する。科目、既定予定額、補正予定額、計の順に申し上げます。第1款病院事業収益9億9,000万円、ゼロ、9億9,000万円。第1項医業収益9億7,420万円、19万5,000円、9億7,439万5,000円。第2項医業外収益1,580万円、減額19万5,000円、1,560万5,000円。平成18年3月8日提出。宇陀市長、前田禎郎。
今回の補正予算につきましては、病院事業収益におきまして、地方公営企業法第17条の2に規定します一般会計が負担すべき経費の負担の原則に基づきまして、本来一般会計が病院事業会計に対し負担すべき金額を双方で調整し、先ほど提案がありました一般会計の繰出金の補正によるため、また院内保育所運営費の県補助金の交付決定により、病院事業収益内の財源を振り替えさせていただくものでございます。従いまして、次のページにございますように、収益の内訳では、入院収益及び外来収益をそれぞれ減額、また他会計負担金が2,000万円の増額、そして補助金の減額をそれぞれさせていただくものでありまして、病院事業収益全体に増減はございません。なおまた、医業費用の補正はございません。
以上、大変簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入りますが、質疑、討論、採決は分割して行います。
まず、議案第14号、平成17年度宇陀市一般会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
何回も出まして失礼いたします。
まず、20ページのところで、社会福祉総務費が給料で2,800万以上減ってると。これの一般職から2人、何人か結構減ってると思いますけど、どんな職種を減らしたんでしょうか。これをちょっとお願いしたいと思います。
それから、続きまして25ページのところをお願いいたします。合併処理浄化槽整備事業費です。これ見通しよりも、ほぼ3分の1以上減ってると。計画から一体どのぐらい減ってるか、また計画よりも住民の皆さんがこれを使わないということの原因というか、そういうことをつかまえてるかどうかということでちょっとお伺いしたいと思います。
3つ目、余りたくさん言うとだめですから、3つで終わらさせていただきます。3つ目のところ、ここの農林水産業のところです。27ページ、林業振興費ないし林業土木費ということで、国の支出金も減って、一般財源も減っておりますけど、はっきり言って宇陀市というところは榛原の中心街除いて、やはり農林業、これを活発にしなければならないと思っております。特にこの間伐材安定供給促進事業の補助金がこれほと減ったということ自体、もう林業に関しまして何か補助を全然もらえないんちゃうかと。こんなことでは宇陀市の第1産業、特に林業が衰えるんじゃないかと思いますけど、この辺の見解、ちょっとお願いしたいと思います。以上です。
議長(広沢 和夫君)
総務部長。
総務部長(桐久保 隆久君)
20ページの社会福祉費のこれは総務の関係でございますが、議員さんがおっしゃるように、一応2,846万1,000円の減額をどういうあれでしたのかと、その減額になった人員を説明せよということでございますが、これは12月の10日にこの暫定予算を作成させていただいた段階で、それぞれの3町1村の民生費の人件費を集めたということで、こういう金額になって、そして今回、新市によります人事異動を行った結果、こういう一応3,000万弱の減額にならざるを得なかったということでございます。
議長(広沢 和夫君)
次、市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
25ページの合併浄化槽の設置事業補助金、負担金、補助及び交付金の減額でございますが、旧町村で合併浄化槽、循環型社会のために当初、予算を組んでおりましたが、当初予算を組む段階では、前年度、平成16年度の一応実績を勘案しながら予算を組んでおりました。ちなみに平成16年度は、槽によりますが、合計で4カ町村で103件がございます。それを基準として予算を組んだわけでございますが、平成17年度、各地域事務所を含んで、いろいろ多くの事業をしていただくよう普及・啓蒙に努めたところでございますが、現時点では75基ぐらいの予定でございますので、減額をさせていただいたところでございます。
議長(広沢 和夫君)
次、農林商工部長。
農林商工部長(山本 普志雄君)
特に林業関係で、間伐材の補助金が減った。特にその理由ということでご質問があったかと思います。特に間伐材安定供給促進事業につきましては、512万2,000円の減額となっております。この分につきましては、作業道の整備で、作業道3路線が補助対象から外れた。また、間伐材生産促進事業で54立米の減額となったわけで、特に県からの補助が受けられなくなったということでございます。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
それじゃあ、2回目させていただきたいと思いますけど、何か聞きたいこととはどうもずれてるもんで、済みません。20ページところでは、総務部長さんが計算し直して、このような2,800万円減らしたいうことですけど、私が聞いたのは、一体どの部署の人たちがこの社会福祉総務費から給料として受け取らなくなったのかという、どの部署かということを、いわゆるどの部署の人が減らされたかということをお聞きしたかったんです。それをお願いいたします。
それから、2番目のところ、25ページの合併浄化槽ですね、数の報告は大体この金額でわかりますけど、私は、なぜこういうふうな予算を設定してたのに3分の1以上も減ってしまったのか、それで、これが1件に当たり限度額が決まってると思いますけど、この限度額が余りにも低いから浄化槽を設置しないという家庭も中にはあるかもわかりません。そういったときに、限度額を上げるつもりがあるのかという、今後のことでお聞きしたかったんです。数の説明は、大体見てわかります。
それから、3つ目です。27ページのところ、ここも国や県が道を減らしたと、そういうふうな答弁ですけど、一体ここの宇陀市として林業をどういうふうに考えてるのか。一般財源でもこのように減らしました。県や国の支出をたとえ減らしたとしても、本当に宇陀市が林業をもっともっと再生するためには、何かもっと積極的な見解がないかどうか、こういったことをお聞きしたかったんです。以上、よろしくお願いします。
議長(広沢 和夫君)
簡単にお願いします。
総務部長。
総務部長(桐久保 隆久君)
先ほども申しましたように、一応3町1村の民生関係の従事者から、新市に移行した段階で課長が2人、課長補佐が1名一応減額したということの理由でございます。以上です。
議長(広沢 和夫君)
市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
合併浄化槽の件につきましては、補助金につきましては、平成17年度につきましては4カ町村の額で行っておりますので、若干の町村ごとにばらつきがございます。今後につきましては、合併協議会でも確認されましたように、宇陀市として補助額は県、国並びに市の補助いうのは、国の補助枠内で3分の1の補助を予定しておりまして、国、県それぞれ3分の1、市が3分の1ということです。
議長(広沢 和夫君)
農林商工部長。
農林商工部長(山本 普志雄君)
ただいまの質問にお答えいたします。
宇陀市の林業をどのように考えているかとの再質問だったと記憶しております。特に宇陀市は、広範囲な農林業振興が主な事業でございます。つきましては、議員が言われましたように、特に4森林組合が昨年の10月に3森林組合が合併いたしまして、宇陀市森林組合と室生森林組合の2つの森林組合がございます。その分におきまして間伐促進事業、特に今ご指摘の事業費の減額によります分でございますが、予算要望はいたしましたけども、県の方から割り当て事業そのもの自体がペナルティーとしてかかってきたということで、特に先ほど申し上げました理由によりまして減となったわけでございます。今後、このことを十分踏まえまして、対県と協議をしてまいりたいと考えております。以上です。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
28番、高橋議員。
28番(高橋 重明君)
28番、高橋重明でございます。私、旧榛原で7年間、予算、決算の勉強をさせていただきました。今回ちょっと見なれない項目がございますので、その点だけご答弁をいただきたいと思います。
最初に、19ページの目、企画費で、書籍郵送委託費を93万計上して、補正を組まれておりますが、もうちょっとどういう内容なのか詳しく教えていただきたい。
次に、28ページの商工総務費でございますが、振興費でございますが、230万5,000円の補正を組んでおられます。これも同じく説明欄を見ますと、奈良県部落産業特別融資利子補給金というのが、旧榛原ではこういう分がなかったので、この内容についても対象にされてる方はどれだけおられるのか、その点について2点、ご質問いたします。
議長(広沢 和夫君)
菟田野地域事務所区次長。
菟田野地域事務所区次長(辻本 文昭君)
菟田野地域事務所の辻本でございます。高橋議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。
実は旧菟田野町におきまして、昨年の9月に奈良市在住の方より、新市まちづくり計画の一環として計画しておりました自然体験型公園、この建設にぜひともこの役立てていただきたいということで、全国各地より収集されましたカエデ1,500本、そしてカエデに関する資料、写真、陶器、そういった内容の書籍1万冊、そしてカエデの標本8,000枚等々を寄附をしたいということで申し入れがありまして、旧菟田野町で受け入れを9月に行ってきたところでございます。その後、とりわけ受け入れをするにしても、余りにも膨大で、あるいは合併の進行中どうしてもそういったものを運搬できないということから、現在に至ったわけでございますが、とりあえず新市まちづくり計画の中で宇陀市に引き継いでいくことから、このカエデに関する書籍1万冊を今回運びまして、旧菟田野町におけるまちづくり計画の中の一環としてありますので、今、菟田野地域事務所の一角に保存をしておきたいということから、今回93万を運送費として上げさせてもらったところでございます。以上でございます。
議長(広沢 和夫君)
農林商工部長。
農林商工部長(山本 普志雄君)
現在、平成17年度の部落産業特別融資利子補給の対象者につきましては、7名でございます。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
大澤議員。
7番(大澤 正昭君)
田村議員さんの補足ということになろうかと思うんですけども、私もこの合併処理浄化槽なんですけども、市長がおっしゃってます宇陀の環境を守るという意味からいきましても、下水完備は到底この地形柄100には届かないと。そういった部分から、この宇陀市の山間部といった、中心市街地はともかくとしましても、合併浄化槽をこの宇陀市の中で独自の取り組みを進めていってもいいんではないかと。補助対象が国、県という決まりがあるにしましても、今、ちょっと言い過ぎかもわかりませんが、垂れ流しているといった部分が多くあろうかと。そういった中で、この宇陀市の状況を見ましたときには、合併浄化槽をもう少し住民の皆さん方にアピールし、市独自としての取り組みがあってもええんではないかと私は考えるわけですけども、そういったことを市長はどういうふうにお考えですやろ。私は、そういうものがあってもいいと、そして環境を守っていくと、きれいにするということが住民の皆さん方にも受け入れられていくんではないかと考えております。
議長(広沢 和夫君)
大澤議員に申し上げます。直接予算に関係ないと思いますので、今後、そういったことにつきましては一般質問等で質疑を行っていただきたいと思います。
ほかにございませんか。
大西議員。
44番(大西 進君)
44番、大西進です。32ページの教育振興費でございますけども、部活動選手の派遣費ということで、ここに補助金を34万8,000円計上されているわけですけども、これはもちろん菟田野中学校のバレー部、これは全国的に有名でありまして、私も菟田野中学校のこれから自慢ができると、宇陀市にとって自慢ができると、ひとつそういうふうな思いでございますので。それと、1つは、中学校が4つできましたですね。こうやって補助金を組むんじゃなしに、一定の要するに規定を決めて、こういう国体に出るそういうチームは、やはり一定の線を決めていただいて、何とか補助金ではなしに、出していただけないだろうかと、こういうふうに考えるわけですけども、市長、どうでしょうか。
議長(広沢 和夫君)
大西議員の発言も予算に直接関係ないと思いますので、今後その考え方につきましては、一般質問等なりでご質問をいただきたいと思います。
ほかにございませんか。
玉岡議員。
48番(玉岡 武君)
48番。7ページをご覧ください。繰越明許費でございますが、先ほどおおむねのお話はしていただきましたところでございますが、この各項につきまして繰り越ししなければならなかった大義、大きな問題点が何かあったから繰り越したと、こういう解釈になろうかと思います。そこで、これが今年度に継続としてやっていただけるわけでございますが、このそれぞれの事業に順調に18年度事業で、次、執行されるについて、問題なくこの事業が継続してやれる環境にあるのかどうか、その2点を各それぞれの担当課からご説明いただきたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
大宇陀地域事務所区次長。
大宇陀地域事務所区次長(向田 博君)
大宇陀区、向田でございます。ただいまご質問がございました繰越明許費の中での民生費、三和浴場の除却解体事業1,395万8,000円でございますが、これにつきましては、国の補助金をいただいて建築したものでございまして、この建築が既にもう30年以上たっており、老朽化しておるということで、除却・解体を進めておりますが、この国の補助金を受けた関係上、財産処分に伴う許認可が必要になりました。それの手続が若干期間が経過しまして、その許可後、解体工事に入るということになりましたので、約2カ月程度遅れるんと違うんかなと、このように予想しておりまして、7月には除却を終わるということで進めてまいっておるところでございます。以上でございます。
議長(広沢 和夫君)
次、農林商工部長。
農林商工部長(山本 普志雄君)
ただいまの質問にお答えさせていただきます。
特に林道カトラ線の繰り越しでございますが、例年にない、特に12月積雪によりまして冬期の工事が不可能となったために、今、県あるいは林野庁と協議をいたしまして、繰り越しをお願い申し上げたところでございまして、特にこの路線につきましては、春には植林等の作業がされます。その分の通行止めを解除しなければならない、あるいは観光道路でもございます。榛原の仏隆寺から室生寺に至る今、開設をお願いしてる路線でございまして、観光客等も、ハイカーかなり春に多くなってまいりますので、その辺も期間も含めまして、6月末まで工期延期ということでお願い申し上げたような次第でございます。以上でございます。
議長(広沢 和夫君)
次、土木費。
土木部長。
土木部長(南 幸男君)
土木部長の南でございます。土木費の道路橋梁費の市道改良工事の深野中央線と、それから滝之尾新宮線ですが、ともに一部の立ち木伐採等が遅れると、先ほど農林商工部長も申しましたように、例年にない積雪等がございましたので、今回、繰り越しをさせていただいたと。どちらにつきましても工事発注は終わっておりまして、現在、工事は着々と進めております。以上です。
議長(広沢 和夫君)
大宇陀地域事務所区次長。
大宇陀地域事務所区次長(向田 博君)
都市計画費のまちづくり推進事業6,150万円でございますが、これにつきましては、大宇陀区心の森総合公園内にあります大宇陀温泉あきののゆ、これにつきまして指定管理者制度に乗りまして引き渡すと、管理運営をしていただくということで進めております事業でございます。これにつきましては、昨年の11月28日に議会の議決を経まして、契約議決をしたわけでございますが、先ほどもお話ありましたように、年末の豪雪によりまして基礎工事等が遅延したということで、繰り越しの手続をしたところでございます。
なお、温泉部分につきましては、年度末までに竣工予定でございますが、レストラン等につきましては現在、4月末で完了予定としておるところでございます。以上でございます。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
大西議員。
44番(大西 進君)
再度質問させていただきます。
34万8,000円の補助金の金額がどのような内容で決まったのか、お聞かせ願いたい。
議長(広沢 和夫君)
教育委員会事務局長か、でけへんの。
菟田野地域教育事務所長(辻本 泰巳君)
菟田野教育事務所の辻本でございます。よろしくお願いします。
利子額の2分の1を補助ということで決めさせてもらいました。費用の2分の1ということで。以上です。
議長(広沢 和夫君)
先ほど申しますように、やはりこうやって全国大会に出るということはひとつ認めてあげてほしい。やはり一定の、先ほど言いますように、ただ費用の半分というんじゃなしに、全国大会というのは我々も誇りですから、そこをもう少し教育の方に費用をかけていただきたい、そういう思いでございます。
議長(広沢 和夫君)
答弁よろしいか。
44番(大西 進君)
はい。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
議長(広沢 和夫君)
それでは、これで質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔討論なし〕
議長(広沢 和夫君)
討論なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立多数であります。よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号、平成17年度宇陀市歯科診療所事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
6番、田村です。
この歯科診療所事業の方は室生さんの方で行っております。今回、基金積立金という、5ページのところに1,655万という金額があります。しかし、今までこういった基金という形で積み立ててこなかったと思うんですが、ここになってこれを基金として積み立てた理由を教えていただきたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
今回の基金積み立てに至った経過といたしましては、現在までは診療所特別会計の繰越金という形で持っておりましたが、繰越金もかなり膨らんでまいりましたので、この際、今後の施設整備を含めまして基金積み立てしたいというふうな形で1,500万円の積立金を予定しております。
議長(広沢 和夫君)
6番、田村議員。
6番(田村 幹夫君)
それでは、今回、合併して、結構お金も貯金もできたということで基金としたということらしいですけど、じゃあ、他の地域にこういった基金を使って歯科診療所をつくるということもあり得るっていうことでしょうか。これは補正予算とはちょっと違うんですけど、そういう感じでとらえていいんでしょうか。ただ単なる貯金を基金にしたいうだけですか。
議長(広沢 和夫君)
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
あくまでもこの1,500万の基金積み立てにつきましては、現在の市立歯科診療所の積立金でございます。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
議長(広沢 和夫君)
これで質疑を打ち切ります。
直ちに採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第15号は、原案どおり可決されました。
次に、議案第16号、平成17年度宇陀市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
失礼します。ここの基金の補正のところで、基金繰入金が5,400万円とあります。しかし、基金積立金が、その次、3ページのところで2億2,000万円という形で、結局は基金がふえたということになります。この間、大宇陀町も榛原町も大変基金が多くて、室生も莵田野の方も1億円近い国保の基金がありました。これにさらにまた基金がふえるということですので、現在、正味、平成17年度の基金の残高をちょっとわかったら教えていただきたいです。というのは、ちまたでは榛原町の国民健康保険料がそれこそ値上げされるんちゃうかということがありますので、この補正額を見て、こんな差引1億8,000万近い、まだ基金がふえるのになぜそんなことが必要なのかということが皆さんの疑問として出てきますので、その辺わかりやすく僕らが説明できるように教えていただきたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
今のご質問につきましては、若干ちょっと異なると思いますが、国保の財政の非常に構造的な問題で、財政上は非常に苦慮をしております。そういった形の中で、財政調整基金につきましては、17年度まだ締めておりませんが、見込みとしましては6億4,000万円ぐらい強になるんではないかな、そういった形の中で17年度の国保会計につきましても、今回の補正で5,423万8,000円を取り崩しをさせていただきたいと、こういうことですので、基金を積み立てるという意見じゃなしに取り崩しの方ですので、ご理解いただきたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
議長(広沢 和夫君)
質疑を終結いたします。
これより採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
全員起立と認めます。よって、議案第16号は、原案どおり可決されました。
次に、議案第17号、平成17年度宇陀市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
これより直ちに採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第17号は、原案どおり可決されました。
次に、議案第18号、平成17年度宇陀市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
これより採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第18号は、原案どおり可決されました。
次に、議案第19号、平成17年度宇陀市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
これより採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第19号は、原案どおり可決されました。
次に、議案第20号、平成17年度宇陀市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
これより採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第20号は、原案どおり可決されました。
次に、議案第21号、平成17年度宇陀市立病院事業特別会計補正予算(第1号)についての質疑を行います。質疑はございませんか。
田村議員。
6番(田村 幹夫君)
失礼いたしました。この病院事業の一番最後のページです。入院と外来の減少ですね。私らからしたら、こんだけ減ってんのかというふうに思います。一体、これ前年度何%減ってるかということをちょっとお聞きしたいのと、このような大幅な減で、16年度赤字決算になって、17年度もどうなるかわかりませんが、多分赤字になっていくかわかりませんけど、この原因として一体どうとらえてるのか、もしよかったら、議長さんのお許しさえ得られれば、ちょっとお願いしたいと思います。
議長(広沢 和夫君)
田村議員、直接予算に関係することじゃないと思いますので、今後、病院の方へ行かれまして、調査研究をしていただきたいと思います。
6番(田村 幹夫君)
何%かっていうのはいいでしょう。
議長(広沢 和夫君)
市立病院事務局長。
市立病院事務局長(新子 恵映君)
このたびの補正予算の財源振替に伴うこの補正、先ほどの提案のときにご説明させてもらったわけですけども、これ本来ですと一般会計の繰り出しの方は当初の予算で計上すべきところであったわけですけども、当初、暫定予算ということもありまして、その後、今の補正予算の中で一般会計からの繰出金を入院収益等と調整した結果、財源を振りかえるということでございますので、当初、暫定予算の段階では経費に見合った事業収益を見ておりました。そういった関係で、それを一般会計から2,000万繰り出してもらうかわりに営業収益を減額するということをさせてもらって、入院の予定量あるいは外来の予定量を減らしたということでございます。
それと、全体的には入院患者数あるいは外来患者数の方も昨年と比べまして、いろいろ制度改革等に基づきまして減少しておるところでございますが、今のところまだ決算の見込みとかについては申し上げられませんけども、議員おっしゃられましたように、外来あるいは入院の患者数についても若干昨年と比べまして減少しておるというような状況でございます。以上でございます。
議長(広沢 和夫君)
局長、しっかりと質問内容して、パーセンテージだけ教えてくれいうことやから。
ほかに質疑ありませんか。
〔質疑なし〕
議長(広沢 和夫君)
質疑を終結いたします。
これより直ちに採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第21号は、原案どおり可決されました。
10分間休憩いたします。
午後2時00分休憩
午後2時10分再開
議長(広沢 和夫君)
再開いたします。
議長(広沢 和夫君)
日程第27議案第22号平成18年度宇陀市一般会計予算について、日程第28議案第23号平成18年度宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、日程第29議案第24号平成18年度宇陀市生活資金貸付事業特別会計予算について、日程第30議案第25号平成18年度宇陀市営霊苑事業特別会計予算について、日程第31議案第26号平成18年度宇陀市歯科診療所事業特別会計予算について、日程第32議案第27号平成18年度宇陀市国民健康保険事業特別会計予算について、日程第33議案第28号平成18年度宇陀市老人保健事業特別会計予算について、日程第34議案第29号平成18年度宇陀市介護保険事業特別会計予算について、日程第35議案第30号平成18年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計予算について、日程第36議案第31号平成18年度宇陀市簡易水道事業特別会計予算について、日程第37議案第32号平成18年度宇陀市下水道事業特別会計予算について、日程第38議案第33号平成18年度宇陀市保養センター事業特別会計予算について、日程第39議案第34号平成18年度宇陀市立病院事業特別会計予算について、日程第40議案第35号平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算について、日程第41議案第36号平成18年度宇陀市水道事業特別会計予算について、以上15件を一括議題といたします。
新年度の各会計予算案の提案に当たり、市長から施政方針が示されますので、前田市長の方からお願いをいたします。
前田市長。
市長(前田 禎郎君)
平成18年度の一般会計を初め特別会計、企業会計合わせて15件の当初予算案を提出して、市議会のご審議をお願いするに当たりまして、新年度における重点施策を中心に、予算概要についてご説明を申し上げます。
さて、政府の新年度予算案は、「2010年代の初頭における基礎的財政収支の黒字化」及び「デフレの克服、民需主導の持続的経済成長の実現」を図るために、小さくて効率的な政府の実現に向け、従来の歳出改革路線を堅持、強化するという基本的な考え方で編成された結果、一般会計予算総額は対前年比3%減の79兆6,860億円となっています。
また、地方財政計画につきましては、0.7%減の83兆2,000億円となっており、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が回復傾向にある一方で、公債費が依然高い水準で推移することや社会保障関係経費の自然増等により、依然として大幅な財源不足が生じるものと見込まれるために、給与関係経費の節減や地方単独事業費の抑制を図ることにより、財源不足額の圧縮を図ることといたす一方、「三位一体の改革」を着実に推進するため、安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源の総額を確保することを基本として、地方財政対策を講ずることといたしております。
このように極めて厳しい状況下で、宇陀市の最初の通年予算であります新年度予算につきましては、私も含め三役不在の中での予算編成であったために、基本的には一般行政経費と一部継続事業のみを計上した骨格予算としながらも、予算案の規模は4企業と10の特別会計を合わせて、総額354億4,112万2,000円となりました。各会計とも行財政改革を推進し、経常的経費の節減に努めながら、市民の生活関連基盤の整備や総合的な福祉の充実等の重要な施策を推進することといたしました。
一般会計予算の規模は170億7,000万円で、全体的に緊縮型予算であります。目的別に主な事業を申し上げますと、総務費関係では、本庁及び地域事務所の維持管理経費を含めた財産管理費として1億3,074万8,000円、地域情報化事業費や総合行政ネットワークシステム費など電子計算費に8,808万6,000円、アートアルカディア推進経費に2,883万8,000円、平成榛原子供のもり公園・総合センター・総合体育館の施設管理委託及び補助金などの文化体育事業団費に1億395万9,000円、戸籍総合システム関係経費に4,116万5,000円、市議会議員及び農業委員会の選挙執行経費に4,313万9,000円など、総務費総額で18億8,935万8,000円を計上しております。
民生費関係では、障害者福祉を初め老人福祉費、児童福祉費と扶助費に13億6,709万7,000円、また国民健康保険、老人保健、介護保険、住宅新築資金等貸付事業等の各会計への繰出金で9億3,961万5,000円、少子化対策として4つの公立保育所及び子育て支援センターの管理運営費に5億7,345万円、私立保育所運営関係費として4,868万円、学童保育経費に1,593万1,000円など、民生費総額で39億3,436万円を計上しています。
衛生費関係では、市民の健康管理の一助として、予防接種委託料及び各種検診委託料合わせて7,730万9,000円、不燃焼物収集処理や可燃性ごみ処理委託料等のじんかい処理費として2億7,534万1,000円、宇陀衛生一部事務組合及び東宇陀環境衛生組合負担金に1億6,711万8,000円、また上水道の第3次拡張事業等の出資金として5,300万円、簡易水道事業・歯科診療所・病院事業等各会計への繰出金に3億1,678万2,000円など、衛生費総額で15億2,771万4,000円を計上しました。
次に、農林水産業関係では、中山間地域等直接支払事業に4,818万8,000円、地籍調査事業に7,953万1,000円、県営ふるさと農道及び県営一般農道の整備事業負担金に5,900万円、森林整備地域活動支援事業に4,260万円、間伐材安定供給促進事業費に4,520万5,000円、また継続事業であります室生・赤埴カトラ線の林道開設事業に1億6,951万8,000円など農林水産業費総額で9億350万7,000円を計上しています。
商工費関係では、市連合会商工会補助金1,830万円、阿騎野宿管理運営費に6,272万4,000円、産業振興センター管理運営費に3,883万7,000円、ナシガ谷前処理場管理運営費に4,683万6,000円など、商工費総額で2億6,840万7,000円を計上しております。
土木費関係では、市道の維持補修及び改良舗装に6,277万円、道路河川等の未登記処理の登記測量業務委託料に2,020万円、アニマルパーク関連の地方道路交付金事業及び地方特定道路整備事業に2億6,109万3,000円、下水道事業会計繰出金に4億1,890万5,000円、公営住宅維持管理経費に9,070万1,000円など、土木費総額で13億3,817万2,000円を計上しています。
消防費関係では、宇陀広域消防組合負担金に8億5,614万9,000円、団員報酬・公務災害遺族補償年金・退職報奨金・退職報償金掛金の消防団員の福利厚生関係経費に1億2,176万2,000円、また不測の災害時の市民の避難や組織活動の基本指針となる地域防災計画作成業務委託料に650万円など、消防費総額で10億8,933万6,000円を計上しています。
次に、教育費関係では、市内の公立の小学校10校及び中学校4校並びに高等学校1校の管理運営費に6億5,832万1,000円、小・中学校の教材・図書・スクールバス等の教育振興費に1億4,208万9,000円、市内の公立幼稚園5園の管理運営費に3億7,375万8,000円、文化財保護費では、発掘調査費、薬の館管理経費等に3,094万2,000円、古い町並みを生かした街並み環境整備事業に4,302万5,000円、体育施設の維持管理経費に3,422万1,000円、学校給食の経費に4億3,042万7,000円など、教育費総額20億3,063万7,000円を計上しています。
また、公債費は38億9,528万9,000円となっております。
なお、歳入につきましては、一般財源の主なものでは、市税のうち特に市民税については本年度の地方税制改正による増収、一方、固定資産税は、本年度が評価替えの初年度に当たるための減収等により29億9,991万7,000円、地方譲与税は特に所得譲与税が国庫補助負担金の見直しにより増収となりますが、3つの譲与税合わせて4億9,371万5,000円、恒久減税に伴う地方税の減収額の一部補てんする財源として、地方消費税交付金が2億8,935万円、自動車取得税交付金が1億6,713万9,000円を計上してます。
地方交付税では、普通交付税は国の地方財政計画では5.9%の減少となっておりますが、宇陀市においては、合併の影響と生活保護費の算入による増収が見込まれますので、前年度の旧4町村の合計とほぼ同額の65億円。一方、特別交付税は、合併による臨時的な経費の算入を見込み15億円。財産収入では、遊休地の土地売却収入や阿騎野宿物品売却収入等として、1億3,050万2,000円。基金取り崩しで8億4,500万円、繰越金で4億5,000万円、減税補てん債と臨時財政対策債で7億350万円などを見込んで、一般財源総額は144億46万7,000円を充当しています。
特定財源の主なものは、分担金・負担金が2億4,755万9,000円、使用料・手数料で2億7,621万1,000円、国県支出金で16億4,020万3,000円、諸収入で1億1,775万円。起債は3億1,510万円とそれぞれ見込んで、特定財源総額26億6,953万3,000円を充当してます。
次に、特別会計ですが、特に予算額の大きなものについて簡単にご説明を申し上げます。
住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、既に貸付制度が平成14年度で終了し、昨年1月に設立した奈良県住宅新築資金等資金貸付金回収管理組合が債権回収を行っておりますが、予算額1億6,117万円を計上しています。
国民健康保険事業特別会計は、少子高齢化の進展や長引く経済状況の低迷、医療費の増加などにより事業運営が厳しくなっていますが、事業勘定と室生の診療施設勘定を合わせて、予算額36億7,920万円を計上しています。
老人保健事業特別会計は平成14年の老人保健制度の改正に伴い、受給対象者と医療給付費は減少しておりますが、予算額は41億4,140万円を計上してます。
介護保険事業特別会計は、本年4月から制度の大幅な見直しがあり、新たな介護保険事業計画が策定されますが、それに基づき予算額25億7,830万円を計上してます。
簡易水道事業特別会計は、このたびの合併により施設が増加し、管理にかなりの経費がかかるわけですが、予算額5億9,650万円を計上してます。
下水道事業特別会計では、昭和56年度から面整備を年次計画で実施して26年目、一部供用開始して20年目となりますが、予算額8億5,130万円を計上しています。
次に、企業会計について申し上げます。
保養センター事業特別会計につきましては、収益的収支で前年度と同額の7億1,000万円を計上しています。宿泊で2万6,400人、休憩・会議で3万1,200人と前年度と同数を見込んでおりますが、営業費用の一層の節減に努力し、全職員が一丸となって日夜健全経営に努力をいたしておるところであります。
病院事業特別会計につきましては、施設が老朽化し、患者の減少や本年4月からの診療報酬の引き下げ等により経営は非常に厳しいものになりますが、業務の予定量を年間入院患者数6万6,065人、外来患者数を18万7,680人を見込んで、収益的収支で39億5,000万円を計上してます。さらに医療の質及び安全の向上を目指し、公的医療機関として地域住民の健康保持及び住民福祉に貢献する所存であります。
介護老人保健施設事業特別会計につきましては、年間入所者数を3万5,150人、年間通所者数は3,400人を見込んで、収益的収支を4億7,100万円計上しています。平成18年度も多くの方々に信頼される施設づくりを目指してまいりたいと考えています。
水道事業特別会計につきましては、収益的収支5億1,970万円を計上し、資本的収支では第3次拡張事業である高井配水池系高井、赤埴、八滝地区の配水管施設整備や山路配水池系大王地区の配水管整備及び舗装復旧、さらには小鹿野地区給配水管整備や舗装復旧、老朽管布設等の工事を計上しています。
以上、平成18年度の当初予算案の概略について、ごく簡単に申し上げたところでございますが、冒頭に申し上げましたように、普通建設事業などの政策的な予算につきましては今回は計上しておらず、6月の議会で肉付予算として提案をし、審議を仰ぎたいと思っております。
また、市民の方々が新しく誕生した宇陀市に対して大きな期待と信頼を寄せておられることを痛切に感じており、厳しい財政状況にあることに変わりはないわけでありますが、今後も行財政改革を推し進めながら、行財政基盤のスリム化を図り、さらなる経費の節減に努めながら、市民の福祉の向上と豊かで夢のある宇陀市をつくるために取り組んでまいる所存でありますので、議員の皆さんを初め市民の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願いをいたします。
以上、予算案について概要を説明させていただきましたが、詳細につきましては議案ごとに各担当者からご説明をさせていただきますので、ご了承を賜りたいと存じます。これをもちまして、私の説明とさせていただきます。何とぞ慎重審議いただき、ご議決賜わらんことをお願いを申し上げます。ありがとうございました。
議長(広沢 和夫君)
ご苦労さまでした。
議員各位におかれましては、ただいま市長の方から施政方針の説明がございました。今後、予算審議に参考にしていただきたいと思います。
続いて、平成18年度一般会計から各会計予算ごとに担当部長の方から順次説明を求めたいと思います。
財務部長。
財務部長(山本 高司君)
財務部の山本でございます。予算の概要につきまして、ただいま市長の方から具体的に数字を上げて説明がございました。私の方からお手元にご配付しております平成18年度一般会計、特別会計当初予算案の概要説明書、これに基づきまして、いわばこの見方とでもいうんでしょうか、ご説明を申し上げたいと思います。
まず、4ページでございます。3、一般会計予算案歳入の款別内訳表という、ここのところからご説明を始めたいというふうに思います。冒頭お断り申し上げますが、この前年度予算額あるいは増減というこの欄でございます、前年度予算額といいますのは、1月から3月までの宇陀市の予算額でございまして、比較が表には掲げてはあるんですけれども、参考にならない部分ということでございまして、若干わかります範囲で旧4市町村の状況も少し取り入れましてご説明とさせていただきたいと思います。
まず、市税でございますけれども、市長、説明のあったとおりでございますが、6ページの方に少しその税目の内訳を掲げさせていただいたわけでございます。市民税、固定資産税、6ページでございますが、軽自動車税、たばこ税とこうなってるわけでございます。市税につきましても、若干増加の要因というのは全国レベルではあるわけでございますが、本市の場合、市民税の約6割、7億8,000万ほどを占める榛原区の人口動態、あるいは団塊世代の退職、こういったことを見込みますと、大きな伸びというのは非常に厳しい状況であるわけでございます。
固定資産税につきましても、市長の説明であったとおりでございます。
たばこ税につきまして、新聞報道ではございますが、禁煙ムードの中で、本年7月からたばこ税の改正というんでしょうか、値上げがある予定でございますけれども、少し見込んだと、1億9,408万ほど見込んだということでございますが、旧町村と比べまして若干3,670万ほどの減額となってるところでございます。
以下、地方譲与税からずっと交通安全対策特別交付金まで、一般財源でございますけれども、国の地方財政計画等をもとに計上をしてきたわけでございます。この中で地方交付税でございます。80億円でございますけれども、内訳につきまして、普通交付税が65億、それから特別交付税が15億でございます。これも市長と重なりますけれども、普通交付税総額、国全体での話ですが、5.9%の減額でございますが、本市といたしまして、合併効果は、既にご存じかと思いますけれども、宇陀市を一つの地方公共団体として見るのではなしに、4町村が個別に存在していたということを前提にしての算出でございます。期間は10年でございますけれども、これをもとに全体的なマイナス要因のある中で、この効果として約2億5,000万程度を見込んだというところでございます。
それから、繰入金でございます。繰入金ではございますけれども、市として各基金からの繰入金が大部分でございます。基金からの繰入金が8億5,650万円でございます。骨格予算ではございますけれども、不足する財源に充てるために、各基金の取り崩しを行ってるところでございます。内訳は予算書32ページでございますので、また改めてご覧いただきたいと思いますが、合併前の各町村でも既に経常収支比率が100を超えておりました。財政運営に旧町村でもそれぞれご苦労いただいておったところでございますけれども、合併して一つの予算にまとめますと、大きな財源不足を生じました。
次の繰越金4億5,000万も同様でございまして、18年度の財政運営は大変厳しいような状況になってきてるところでございます。
以上が主な歳入の状況でございますが、ここで4ページ、一番下、町債となっております。申しわけございません、地方債、市債でございます。おわびして訂正を申し上げたいと思います。
次に、5ページでございますけれども、一般会計予算案歳出の款別内訳表となってございます。これにつきましては、8ページから15ページまで詳細に款項目に分かれまして掲載をさせていただきました。また、市長から数字を上げて説明がございましたので、私の方からは説明をこの部分、省略をさせていただきたいと思います。それで、最後でございますけれども、5ページの合計のところで、本年度予算額財源内訳、特定財源と一般財源と、この部分につきましてご説明を申し上げたいと思います。
一般財源のうちでございますけれども、先ほど申し上げました市税を初めとして地方交付税、毎年受け入れることができる歳入でございます。毎年受け入れることの歳入ということで、特別交付税15億円を除いてはあるわけでございますけれども、この分をトータルいたしますと106億8,275万5,000円、これに国の地方交付税総額の不足を補てんするための臨時財政対策債、いわゆる赤字地方債と呼ばれるもの、6億4,680万を加えますと、66.4%が財源充当いたしました一般財源のうち、毎年経常的に受け入れることのできる歳入の割合でございます。
なお、歳出を性質的で見ますと、資料の7ページでございますけれども、6、一般会計予算案歳出の性質別分類表というのがございますが、人件費が29.7%、物件費が14.3%、扶助費が8.1%、公債費が23.1%、この4項目だけで一般会計予算全体の75%を占める状況にあるわけでございます。
旧町村、昨年4月の予算額から見て、変動の大きいものを二、三申し上げますと、伸びの大きいものといたしましては扶助費でございます。旧町村での8億5,449万6,000円に対しまして、今回13億8,457万4,000円でございます。62%の増加、生活保護ということになるわけでございます。次が繰出金、これが9.2%の増加でございます。
逆に減少したものといたしまして、補助費等で旧町村の26億3,864万円に対しまして、今回19億9,264万4,000円、24.4%の減少でございます。また、人件費でございますけれども、旧町村では51億8,451万6,000円でございました。今回ここに掲げてあるとおりでございますが、特別職の人件費を中心といたしまして2.1%程度の減少というようになってございます。
なお、この欄で維持補修費という欄が掲げて空白にしてございます。事務的に申しわけございませんでしたが、物件費の中の修繕料の中で、公共施設の維持補修、維持増進に使う経費、充てる経費を抜き出そうと努力をしたんですけれども、うまくいきませんでした。おわびを申し上げる次第でございます。それで、以上がこの部分での説明とさせていただきまして、予算書につきまして順次説明をさせていただきたいと思います。
一般会計予算1ページでございますけれども、平成18年度奈良県宇陀市一般会計予算書。平成18年度奈良県宇陀市の一般会計予算書は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ170億7,000万円と定める。1条の2、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。債務負担行為、第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為による。地方債、第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表地方債による。一時借入金、第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は20億円と定める。歳出予算の流用、第5条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号でございます。各項に計上した給料、職員手当等、共済費及び負担金補助及び交付金(退職手当組合負担金に限る)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
そして、9ページをお開きいただきたいと思います。第2表、債務負担行為でございますけれども、ここでは宇陀市土地開発公社に対します債務保証の限度額を25億円と定めているところでございます。
そして、10ページが第3表、地方債でございますけれども、起債の目的、限度額、方法あるいは利率、償還の方法を定めているところでございまして、目的を申し上げますと、一般会計出資事業ということで、上水道会計への出資債でございます。
それから、農道整備事業でございますけれども、ここでは県営事業負担金を掲げてございます。林道整備事業は、市長申しました赤埴・室生カトラ線でございます。道路整備事業でございますけれども、宇陀アニマルパーク県営事業でございますが、これに関連する道路事業でございます。街並み環境整備事業でございますけれども、この事業に関します事業債でございます。
それから、減税補てん債、恒久減税に対するもの、それから臨時財政対策債、要するに交付税総額が不足する部分の補てんでございます。合計いたしまして10億1,860万円の地方債の限度額と定めてるところでございます。
以上、簡単でございますが、説明とさせていただきます。失礼いたしました。
議長(広沢 和夫君)
続いて、住宅新築資金等貸付事業特別会計。
市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
議案第23号、平成18年度奈良県宇陀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてご説明いたします。
1ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市の住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億6,117万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
本会計の貸付制度は、先ほど市長の方からもお話ありましたように、平成14年度をもって廃止されておりますが、その後の償還等に係る経費について計上しております。なお、債権回収につきましては、平成17年1月、設立されました奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合で行っております。
それでは、款で説明させていただきますので、ご了承いただきたいと思います。それでは3ページの事項別明細をご覧いただきたいと思います。
歳出で、款1、民生費1,164万円。主に負担金補助及び交付金で、回収管理組合への負担金でございます。款2の公債費、1億4,953万円。これにつきましては、償還金の元金及び利子でございます。
続きまして、歳入についてご説明いたします。款1の諸収入1億4,960万1,000円につきましては、回収管理組合からの返戻金を充てております。款2の繰入金1,156万9,000円につきましては、一般会計からの繰入金で、回収管理組合への負担金でございます。
予算総額は歳入歳出それぞれ1億6,117万円でございます。
簡単ですが、以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
続いて。
市民環境部長(高橋 博和君)
引き続きまして、議案第24号の平成18年度奈良県宇陀市生活資金貸付事業特別会計予算につきましてご説明いたします。
9ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市の生活資金貸付事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ26万4,000円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
本会計の貸付制度は平成10年度をもって廃止されましたが、その後の償還等に係ります経費について計上しております。先ほどと同じく款でご説明いたします。11ページをごらんいただきたいと思います。
11ページの歳出、款1、民生費26万4,000円でございますが、事務費等に要する経費を計上しております。これに伴う歳入といたしまして、上段でございますが、款1、諸収入ということで、同じく26万4,000円につきましては、貸付金の元利収入を充てております。
非常に簡単でございますが、以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきたいと思います。
続きまして、議案第25号、平成18年度奈良県宇陀市営霊苑事業特別会計予算についてご説明させていただきます。
15ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市の市営霊苑事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,650万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
この事業会計は、榛原区にあります赤人霊苑に係る会計でございます。それでは、18ページをご覧いただきたいと思います。事項別明細の歳出をご覧いただきたいと思います。
款1の霊苑事業費2,341万2,000円でございますが、1名の人件費と基金積立金でございます。款2の諸支出金258万8,000円につきましては、使用料及び管理料の還付金であります。款3、予備費50万円。
続きまして、歳入についてご説明いたします。上段の方ですが、款1、使用料及び手数料2,648万円につきましては、霊苑使用料及び霊苑管理料でございます。款2の財産収入1万9,000円。款3、繰越金1,000円を充てております。
歳入歳出それぞれ2,650万円でございます。
あと、23ページからは給与費明細書を添付しておりますので、ご参照いただければと思います。
簡単ですが、以上で説明とさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀歯科診療所事業特別会計。
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
続きまして、議案第26号、平成18年度奈良県宇陀市歯科診療所事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
27ページをお開き願います。平成18年度奈良県宇陀市の歯科診療所事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,410万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。一時借入金、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は100万円と定める。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
この特別会計につきましては、過疎地域の歯科診療所といたしまして、所内での治療のほか、訪問歯科指導や訪問歯科治療、歯周病検診などを行っており、診療収入等は少しではありますが、上昇傾向にあります。本年度の予算総額といたしましては3,410万円であります。
それでは、32ページをお開き願います。予算書、事項別明細書より予算の概要をご説明申し上げます。
歳入の主な内容といたしましては、1款外来収入といたしまして2,465万8,000円を、2款使用料及び手数料といたしまして3,000円を、3款県支出金といたしまして、僻地診療所人件費補助金で122万4,000円を、4款繰入金といたしまして、一般会計より782万1,000円を、5款繰越金10万円、6款諸収入29万4,000円の計上をそれぞれ見込んでおります。
続きまして、34ページをお開き願います。歳出の主な内容といたしましては、1款総務費につきましては、施設の運営管理費といたしまして2,502万6,000円の計上となっております。2款医療費につきましては、医療用機械器具費及び医薬品並びに消耗機材費、技工委託料ほかで825万3,000円を、3款公債費といたしまして72万1,000円の計上となっております。
簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市国民健康保険事業特別会計予算。
市民環境部長。
市民環境部長(高橋 博和君)
それでは、議案第27号、平成18年度奈良県宇陀市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。
43ページをお開きいただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市の国民健康保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ35億1,400万円。診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億6,520万円と定める。2項、事業勘定及び診療施設勘定の歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。地方債、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債による。一時借入金、第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、2億9,000万円と定める。歳出予算の流用、第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。1号、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
この国保会計予算は、保険給付のための事業勘定と室生区内にあります直営の診療所に係ります診療施設勘定を計上しております。款でご説明させていただきます。51ページをご覧いただきたいと思います。
まず、歳出から、款1、総務費でございます。2,653万8,000円、これは主に委託料などの事務費等の経費でございます。款2、保険給付費24億2,784万8,000円でございます。一般及び退職被保険者に係ります療養給付費並びに療養費、直営診療所診療報酬繰出金、また高額療養費などでございます。款3、老人保健拠出金5億9,868万5,000円、老人保健医療費に伴います負担金でございます。款4、介護納付金2億4,666万3,000円。款5、共同事業拠出金7,914万5,000円。款6、保健事業費2,116万9,000円、各種検診委託料等でございます。款7、基金積立金80万1,000円。款8、公債費1,000円。款9、諸支出金1,492万円、診療施設勘定への繰出金でございます。款10、予備費で9,823万円でございます。
続きまして、歳入についてご説明いたします。50ページをご覧いただきたいと思います。款1、国民健康保険税として10億4,406万4,000円。一般被保険者及び退職被保険者等でございます。款2、使用料及び手数料で16万円。款3、国庫支出金10億1,853万3,000円。療養給付費と高額療養費共同事業負担金や財政調整交付金でございます。款4、療養給付費等交付金6億820万円。款5、県支出金1億9,282万2,000円。県負担金及び県補助金でございます。款6、共同事業交付金で2,197万3,000円。款7で財産収入80万1,000円。款8で繰入金6億1,795万7,000円。他会計及び基金繰入金を見込んでおります。款9、繰越金1,000円。款10、諸収入で948万9,000円でございます。
事業勘定に係ります予算総額は、歳入歳出それぞれ35億1,400万円であります。
続きまして、診療施設勘定に係ります事項別明細の説明をさせていただきます。
66ページをご覧いただきたいと思います。款1の総務費で8,301万3,000円。人件費及び施設管理に要する経費等でございます。款2、医療費で8,014万3,000円。主に医薬材料費及び療養用機器・機械器具使用料でございます。款3、公債費で174万4,000円。款4で予備費30万円であります。
続きまして、歳入について、65ページをご覧いただきたいと思います。款1で診療収入1億2,821万8,000円、外来収入並びに諸検査等の収入でございます。款2、使用料及び手数料で66万2,000円。款3、県支出金で68万8,000円。款4の繰入金で2,731万9,000円。事業勘定及び一般会計からの繰入金であります。款5で諸収入631万3,000円。款6で市債200万円。
診療科目勘定の予算総額は歳入歳出それぞれ1億6,520万円となります。
49ページには、医療用器機器具購入に伴う地方債の限度額、また74ページからは給与費明細書、79ページには普通債の起債残高調書を添付しております。
簡単ですが、以上で説明とさせていただきます。
議長(広沢 和夫君)
次、老人保健。
市民環境部長(高橋 博和君)
引き続きまして、議案第28号、平成18年度奈良県宇陀市老人保健事業特別会計予算についてご説明をさせていただきます。
81ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市の老人保健事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ41億4,140万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。一時借入金、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は3億4,000万円と定める。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
老人保健事業につきましては、原則として75歳以上の高齢者の方が安心して医療を受けられるようにするための制度でございます。それでは、事項別明細の款で説明をさせていただきます。85ページをご覧いただきたいと思います。
款1、総務費で1,935万1,000円、事務費並びに委託料であります。款2の医療諸費41億2,104万5,000円につきましては、医療給付費に係ります負担金補助及び交付金であります。款3、諸支出金3,000円。款4、公債費1,000円。款5、予備費で100万円でございます。
続きまして、歳入につきまして84ページをご覧いただきたいと思います。款1の支払基金交付金22億1,716万5,000円。主なものは医療費の交付金でございます。款2の国庫支出金12億6,964万5,000円。主なものは医療費負担金であります。款3、県支出金3億1,726万4,000円。これも同じく医療費の負担金でございます。款4の繰入金3億3,731万8,000円。款5、繰越金で1,000円。款6、諸収入で7,000円でございます。
予算総額は、歳入歳出それぞれ41億4,140万円であります。
非常に簡単ですが、以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市介護保険事業特別会計予算。
健康福祉部長。
健康福祉部長(松村 光哲君)
続きまして、議案第29号、平成18年度奈良県宇陀市介護保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
93ページをお開き願います。平成18年度奈良県宇陀市の介護保険事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ25億7,830万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。一時借入金、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は3億円と定める。歳出予算の流用、第3条、地方自治法220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。1号、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
本年度の予算といたしましては、平成18年度施行となります制度の大幅な見直しを受けまして、新たに策定する介護保険事業計画やサービス給付費の伸び率等を勘案しながら編成してまいりました。保険給付費は要支援あるいは要介護の認定を受けた方々を対象とし、本年度は約2,100名の認定者を予想し、給付対象者といたしまして1,800名を見込んでおります。また、制度改正によりまして、新たに地域支援事業として介護予防や高齢者の生きがい活動支援などの各種事業の実施、高齢者の総合相談や権利擁護などに取り組む地域包括支援センターの運営などが本年度より介護保険事業に位置づけられました。そういたしますことから、本年度の予算総額といたしましては、25億7,830万円でございます。
それでは、予算書98ページをお開き願います。事項別明細書より予算の概要についてご説明申し上げます。
歳入の主な内容といたしましては、1款保険料につきましては、第1号被保険者保険料といたしまして4億7,255万6,000円を、3款国庫支出金につきましては、給付費負担金及び調整交付金といたしまして6億7,106万7,000円を、4款支払基金交付金といたしましては、7億6,614万5,000円を、5款県支出金につきましては、負担金及び補助金といたしまして3億1,639万4,000円を、8款繰入金につきましては、一般会計繰入金といたしまして3億5,208万5,000円の受け入れをそれぞれ見込んでおります。
続きまして、99ページをお開き願います。歳出の主な内容といたしましては、1款総務費につきましては、介護認定審査会等の経費といたしまして4,019万2,000円を、2款保険給付費につきましては、それぞれのサービス給付費といたしまして24億5,917万3,000円を、3款財政安定化基金拠出金といたしましては255万円を、4款地域支援事業につきましては、法改正に伴い新たに位置づけられました介護予防事業や包括支援事業などといたしまして4,806万円をそれぞれ計上しております。
簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計予算について。
都市整備部長。
都市整備部長(福島 忠昭君)
ご説明申し上げます。議案第30号、平成18年度宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
119ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市榛原特定土地区画整理事業特別会計予算、平成18年度奈良県宇陀市の榛原特定土地区画整理事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,400万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
本会計につきましては、平成4年度末をもって終了いたしました榛原駅北特定土地区画整理事業において、保留地の処分事務を継続しているところでございます。保留地がまだ一部未売却のため、本特別会計を残し、本年度の予算1,400万円を計上しているものでございます。
歳出では、人件費783万3,000円、事務費として75万8,000円、積立金として490万9,000円及び予備費として50万円を計上いたしております。
歳入につきましては、前年度繰越金をもって充当いたしております。
121ページから124ページにかけましては歳入歳出予算事項別明細書、125ページから128ページにかけましては給与費明細書を明記いたしております。
大変簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市簡易水道事業特別会計予算について。
水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
それでは、議案第31号です。
平成18年度奈良県宇陀市簡易水道事業特別会計予算、平成18年度奈良県宇陀市の簡易水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億9,650万円と定める。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。地方債、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債による。一時借入金、第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、1,000万円と定める。歳出予算の流用、第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、各項に計上した給料、職員手当等、共済費及び負担金補助及び交付金(職員退職手当組合負担金に限る)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
今回の宇陀市簡易水道事業につきましては、4町村合併ということがありまして、浄水場が20カ所、またこれに付随する施設が約100カ所近くと大変多くの施設の数となっております。それぞれの施設は広範囲に点在しております。日々これらの施設の管理には多くの労力を費やしているところでありますが、今後も引き続き全職員が努力をしていく所存でございます。なお、今回の予算では、一般会計同様、骨格予算であります。政策的内容の経費は計上しておりませんが、今後におきましては、上水道の未普及地の解消を図るべく効率的な給水計画を検討しながら、給配水管等、施設整備を行っていきたいと思っております。
それでは、本年度の予算概要を説明させていただきます。
まず、139ページをご覧いただきたいと思います。歳出の主なものは総務費の関係であります。総務費の施設管理に要する費用で、電気代、修繕費、医薬材料費、保守点検委託費等があります。そしてまた県水の受水費並びに簡易水道施設の管理負担金で3億3,392万4,000円、そして公債費の起債償還費でございます。2億6,240万6,000円でございます。
一方また、135ページから歳入でございますけども、水道使用料の2億9,041万4,000円、そして一般会計繰入金2億5,896万1,000円でございます。
次に、132ページには、第2表、地方債の表を記載しております。それぞれ内容的には記載のとおりでございます。
以上が本年度の予算の概要でございます。よろしくご審議お願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市下水道事業特別会計予算について。
都市整備部長。
都市整備部長(福島 忠昭君)
ご説明申し上げます。議案第32号、平成18年度宇陀市下水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
147ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度奈良県宇陀市下水道事業特別会計予算、平成18年度奈良県宇陀市の下水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8億5,130万円と定める。2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算による。地方債、第2条、地方自治法(昭和22年法律第67号)第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第2表地方債による。一時借入金、第3条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は、1億円と定める。歳出予算の流用、第4条、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。1号、各項に計上した給料、職員手当等、共済費及び負担金補助及び交付金(職員退職手当組合負担金に限る)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
下水道事業につきましては、健康で快適な生活環境の確保と公共水域の水質保全を図るために不可欠な事業でありますけれども、多額の費用と期間を要する事業であります。榛原区につきましては昭和62年度より一部供用開始してから20年目となります。現在、処理人口普及率は73%、水洗化率につきましては92.4%でございます。また、供用開始区域の面整備率は69.7%となっております。また、大宇陀区につきましては平成3年度より一部供用開始してから16年目となります。現在、処理人口普及率は58.1%で、水洗化率につきましては73.1%でございます。また、供用開始区域の面整備率は87.8%となっております。
続きまして、莵田野区につきましては、平成元年度より一部供用開始してから18年目となります。現在、処理人口普及率は56.5%で、水洗化率につきましては55.1%でございます。また、供用開始区域の面整備率は74.8%となっております。なお、宇陀市になりましても継続して汚水の環境整備を図りつつ、下水道処理区域内の水洗化の促進に力を注いでいく方針でございますが、当初予算の編成につきましては一般行政経費を中心とした骨格予算とし、政策的経費につきましては6月補正予算で対応していきたいと考えております。
それではページをめくっていただきまして、148ページから149ページの第1表、歳入歳出予算をご覧いただきたいと思います。本年度の当初予算額は、歳入歳出総額8億5,130万円を計上いたしております。
歳出の主なものにつきましては、下水道費で2億5,965万6,000円、公共下水道建設費で2,792万5,000円、公債費で5億6,171万9,000円を予算計上いたしておりますが、金額の大きなものといたしましては、平成18年度末に宇陀市公共下水道事業の認可が期限切れとなるため、計画決定及び事業認可変更の業務委託料3,150万円及び宇陀川流域下水道維持管理費の負担金1億3,445万円及び起債の償還元金3億1,521万6,000円と償還金利子2億4,650万3,000円が歳出の主な金額でございます。
また、歳入の主なものにつきましては、使用料及び手数料で2億4,954万1,000円、他会計繰入金で4億1,890万5,000円、宇陀市として借り入れる起債額1億8,240万円が歳入の主な金額でございます。
なお、下水道事業につきましては、基本的に自己財源による経営を行っていきたいところではございますが一般会計に頼らざるを得ないところでございます。平成16年度から新たにできました制度であります資本費の平準化債拡大分をこの起債の借り入れをうまく適用いたしまして、今年度も事業の継続を実施していきたいと、このように考えております。
また、149ページの第2表、地方債についてでございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法等につきましては、予算書に明記しているとおりでございます。150ページから159ページにかけましては、下水道事業会計歳入歳出予算事項別明細書を明記いたしておりまして、前年度の予算額との比較を行っております。160ページから163ページにかけましては、給与費明細書を、164ページは地方債の前々年度末における現在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を明記いたしております。
大変簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
ただいま説明中ではございますけども、当初予算案、午前中から議会運営委員長から報告されましたように、次の本会議で質疑を行った上、予算審査特別委員会を設置いたしたいと思います。なお、委員長から報告どおり、各常任委員会から3名の委員の皆さん方を選出いただきますようお願いいたしたいと思います。それでは20分間休憩いたしますので、今、出ずに、先に予算審査特別委員を選任をいただいてご休憩をいただきたいと思います。休憩いたします。
午後3時30分休憩
午後3時53分再開
議長(広沢 和夫君)
再開いたします。
宇陀市保養センター事業特別会計予算について。
保養センター美榛苑所長。
保養センター美榛苑所長(中尾 辰彦君)
保養センター美榛苑の中尾でございます。議案第33号の保養センター事業特別会計予算についてご説明をさせていただきます。
平成18年度宇陀市保養センター事業特別会計予算、総則第1条、平成18年度宇陀市保養センター事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。業務の予定量、第2条、業務予定量は、次のとおりとする。第1号、宿泊利用者数2万6,400人、第2号、休憩及び会議利用者数3万1,200人。収益的収入及び支出、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。収入、第1款美榛苑事業収益7億1,000万円、第1項営業収益6億6,925万円、第2項営業外収益4,075万円。支出、第1款美榛苑事業費用7億1,000万円、第1項営業費用6億5,318万2,000円、第2項営業外費用5,580万8,000円、第3項特別損失1万円、第4項予備費100万円。資本的収入及び支出、第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億6万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4万7,000円、過年度分損益勘定留保資金4,636万8,000円及び当年度分損益勘定留保資金5,364万5,000円で補てんするものとする。収入、第1款資本的収入はございません。支出、第1款資本的支出1億6万円、第1項建設改良費100万円、第2項企業債償還金9,906万円。一時借入金、第5条、一時借入金の限度額は11億円と定める。予定支出の各項の経費の金額の流用、第6条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、営業費用、第2号、営業外費用。議会の議決を経なければ流用することができない経費、第7条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。第1号、職員給与費2億6,277万2,000円、第2号、交際費10万円。棚卸資産購入限度額、第8条、棚卸資産の購入限度額は6,060万円と定める。平成18年3月8日提出。宇陀市長、前田禎郎。
本会計につきましては、美榛苑事業に係ります18年度の予算でございますが、消費の傾向が続いております中、お食事でありますとか宴会関係におきましては若干の増収傾向にございますが、一方、宿泊者の方につきましてはここ数年減少傾向が続いております。また、企業債の元利償還等々に係ります経費が多大でございまして、現在の美榛苑経営を圧迫している状況下でございます。そういった大変厳しい状況下での予算編成でございます。
まず、収益的収入の予定額でございますが、宿泊料、宴会食事料あるいはレストラン、売店の売り上げ、あるいは有料入浴等々の営業収益といたしまして6億6,925万円でございます。また、入浴事業の負担金、雑収益等々、営業外費用としまして4,075万円でございます。合わせまして、美榛苑の事業収益は7億1,000万円を見込んでおります。
また、支出の方でございます。事業費用といたしましては、職員給あるいはパート職員の賃金、食事や売店材料費を始めとしまして、それ以外にも光熱水費や燃料費等々、施設の管理経費といたしまして、それに減価償却費というものも公営企業には入ってまいりますので、そういった費用を合わせた営業費用で6億5,318万2,000円でございます。それと企業債の利息を始め、営業外費用等の5,681万8,000円を足しますと、7億1,000万円の経費というふうになってございます。
次に、資本的収支の方でございますけれども、企業債の元金償還で9,906万円は必要となってまいります。それに備品購入であります建設改良費100万円を合わせまして、資本的支出の合計額は1億6万円ということで計上をさせていただいております。
なお、資本的収入額はございません。
以上でございますが、なお予算に関します資料といたしまして、次の168ページから169ページにかけましては予算の実施計画書、170ページには資金計画、171ページから173ページには予定貸借対照表、174ページあるいは175ページから177ページにかけましてはそれぞれ前年度分の予定損益計算書、あるいは予定貸借対照表をつけております。178ページから182ページにかけましては給与費の明細書となっております。最後の183ページから191ページにかけましては予算の説明書というふうになってございます。
以上、大変簡単ではございますが、保養センター事業特別会計の予算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市立病院事業特別会計予算について。
市立病院事務局長。
市立病院事務局長(新子 恵映君)
それでは、議案第34号の平成18年度病院事業特別会計予算につきましてご説明をさせていただきたいと思います。
193ページをご覧いただきたいと思います。平成18年度宇陀市立病院事業特別会計予算、総則、第1条、平成18年度宇陀市立病院事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。業務の予定量、第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。第1号、病床数300床、第2号、年間患者数、入院6万6,065人、外来18万7,680人、第3号、1日平均患者数、入院181人、外来690人、第4号、主要な建設改良事業、器械及び備品購入事業4,500万円。収益的収入及び支出、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。収入、第1款病院事業収益39億5,000万円、第1項医業収益38億8,550万円、第2項医業外収益6,450万円。次のページを。支出、第1款病院事業費用39億5,000万円、第1項医業費用38億9,477万円、第2項医業外費用4,923万円、第3項特別損失100万円、第4項予備費500万円。資本的収入及び支出、第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億5,324万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額214万3,000円及び過年度分損益勘定留保資金1億5,110万5,000円で補てんするものとする。収入、第1款資本的収入ゼロ、1項負担金ゼロ。支出、第1款資本的支出1億5,324万8,000円、第1項建設改良費4,500万円、第2項企業債償還金1億824万8,000円。一時借入金、第5条、一時借入金の限度額は3億円と定める。予定支出の各項の経費の金額の流用、第6条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、医業費用、第2号、医業外費用。議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第7条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。第1号、職員給与費20億5,113万6,000円、第2号、交際費100万円。棚卸資産購入限度額、第8条、棚卸資産の購入限度額は10億円と定める。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
本年度の病院事業の予算でございますが、近年、病院経営を取り巻く環境は、厳しい医療、保険財政を背景に医療、保険制度改革等が行われ、また新臨床研修制度の導入より、地域におけます医師の確保が困難となるなど、厳しい状況を余儀なくされているところでございます。このような状況にありまして、平成18年度の病院事業収益につきましては、入院収益及び外来収益等の医業収益が38億8,550万円、また医業外収益が6,450万円で、合わせまして39億5,000万円の事業収益を見込んでおります。
一方、医業費用としましての主なものにつきましては、給与費、材料費、経費、減価償却などが38億9,477万円、また企業債利息等の医業外費用が4,923万円などを合わせまして、39億5,000万円の事業費用を計上しておるところでございます。
次に、資本的収入及び支出につきましては、収入の計上はなく、支出におきましては、医療機器、器具、備品等の購入費及び企業債償還金を合わせまして1億5,324万8,000円を計上いたしておるところでございます。
なお、予算に関する説明資料でございますが、次のページの196ページから198ページまでは予算の実施計画書でございます。次の199ページは資金計画であります。次の200ページから201ページまでにつきましては予定貸借対照表でございます。202ページから203ページまでは前年分の予定損益計算書でございます。次、204ページから205ページにつきましては前年度分の予定貸借対照表でございます。次の206ページから210ページまでにつきましては給与費明細書でございます。そして、211ページから218ページにつきましては予算に対する説明書でございます。
以上、大変簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。どうかよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算について。
さんとぴあ榛原事務長心得。
介護老人保健施設さんとぴあ榛原事務長心得(桝田 守弘君)
議案第35号について説明いたします。
219ページをご覧ください。平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計予算、総則、第1条、平成18年度宇陀市介護老人保健施設事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。業務の予定量、第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。第1号、施設の定員(入所、短期入所を含む)100人、通所20人、第2号、年間利用者数(入所、短期入所を含む)3万5,150人、通所3,400人。収益的収入及び支出、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。収入、第1款介護老人保健施設事業収益4億7,100万円、第1項施設運営事業収益4億6,529万円、第2項施設運営事業外収益570万円、第3項特別利益1万円。支出、第1款介護老人保健施設事業費用4億7,100万円、第1項施設運営事業費用4億5,040万円、第2項施設運営事業外費用1,859万円、第3項特別損失1万円、第4項、予備費200万円。めくっていただきまして、資本的収入及び支出、第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,608万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額10万円、及び過年度分損益勘定留保資金4,598万円で補てんするものとする。収入、第1款資本的収入、ございません。支出、第1款資本的支出4,608万円、第1項建設改良費200万円、第2項企業債償還金4,408万円。一時借入金、第5条、一時借入金の限度額は1億円と定める。予定支出の各項の経費の金額の流用、第6条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、施設運営事業費用、第2号、施設運営事業外費用。議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第7条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。第1号、職員給与費2億7,190万円、第2号、交際費5万円。棚卸資産購入限度額、第8条、棚卸資産の購入限度額は4,300万円と定める。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
平成18年度予算につきましては、昨年10月に食費及び居住費について大幅な介護保険法改正に引き続きまして、本年の4月からさらに介護予防事業の追加、あるいは介護報酬の引き下げということで実施された中での厳しい予算編成となっております。
まず、収益的収入及び支出では4億7,100万円を見込んでおります。収入の事業収益では主に介護報酬で3億9,540万円、施設利用料で6,930万円を、また事業外収益では570万円を見込んでおります。
一方、支出の事業費用では、主に職員給与費で2億7,190万円、材料費で4,050万円、経費で7,968万円、減価償却費で5,760万円を、また事業外費用では、企業債支払利息などで1,822万円を見込んでおります。また、4条の資本的収入及び支出で、収入の方はございません。支出では建設改良費の備品購入費として200万円、また企業債の償還金で4,408万円を見込んでおります。
なお、予算の説明資料といたしまして、221ページから223ページまでは予算の実施計画、224ページは資金計画、225ページから226ページは予定貸借対照表、227ページは前年度分の予定損益計算書、次の228ページから229ページは前年度分の予定貸借対照表、230ページから234ページは給与費明細書、最後の235ページから242ページまでは予算の説明書となっております。
以上、介護老人保健施設事業会計予算の説明とさせていただきます。どうかご審議よろしくお願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
次に、宇陀市水道事業特別会計予算について。
水道局長。
水道局長(森塚 昇君)
それでは、議案第36号をご説明いたします。
平成18年度宇陀市水道事業特別会計予算、総則、第1条、平成18年度宇陀市水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。業務の予定量、第2条、業務の予定量は、次のとおりとする。第1号、給水戸数5,450戸、第2号、年間総給水量188万1,000立方メートル、第3号、1日平均給水量5,153立方メートル、第4号、主要な建設改良事業、第2次拡張事業、第3次拡張事業、配水管整備事業2億6,300万円。収益的収入及び支出、第3条、収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。収入、第1款水道事業収益5億1,970万円、第1項営業収益4億2,058万6,000円、第2項営業外収益9,910万4,000円、第3項特別利益1万円。支出、第1款水道事業費用5億1,970万円、第1項営業費用4億6,922万7,000円、第2項営業外費用4,927万3,000円、第3項特別損失20万円、第4項予備費100万円。資本的収入及び支出、第4条、資本的収入及び支出の予定額は、次のとおりと定める。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,080万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,890万3,000円、及び過年度分損益勘定留保資金2億3,189万7,000円で補てんするものとする。収入、第1款資本的収入2億5,270万円、第1項企業債1億300万円、第2項分担金840万円、第3項工事負担金2,430万円、第4項出資金5,300万円、第5項国庫補助金6,400万円。支出、第1款資本的支出5億350万円、第1項建設改良費4億3,787万6,000円、第2項企業債償還金6,562万4,000円。企業債、第5条、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、次のとおりと定める。内容は下記に記載のとおりでございます。一時借入金、第6条、一時借入金の限度額は5,000万円と定める。予定支出の各項の経費の金額の流用、第7条、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。第1号、営業費用、第2号、営業外費用。議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第8条、次に掲げる経費については、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またはそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は、議会の議決を経なければならない。第1号、職員給与費1億9,717万2,000円、第2号、交際費3万2,000円。他会計からの補助金、第9条、他会計から補助金を受ける金額は、次のとおりと定める。第1号、簡易水道施設管理に係る簡易水道事業特別会計からの補助金8,800万円。棚卸資産購入限度額、第10条、棚卸資産の購入限度額は800万円と定める。平成18年3月8日提出。奈良県宇陀市長、前田禎郎。
本年度の水道事業会計につきましては、市の人口の減少傾向あるいは少子高齢化の等の人口構成の変化に伴いながら、水道水の使用量が横ばい状況であります。結果として、給水収益の伸びも鈍化となる中での予算編成となっております。
まず、収益的収入の主なものは、262ページの給水収益、水道使用料金の4億1,231万3,000円であります。そしてまた、他会計補助金として、簡易水道施設管理に係る簡易水道会計からの補助金8,800万円でございます。次に、収益的支出の主なものは、265ページに記載の配水及び給水費で、県水受水費1億2,484万5,000円、そして267ページ記載の減価償却費9,259万6,000円でございます。
続いて、資本的収入でございますが、269ページに記載の企業債1億300万円、そして出資金の一般会計出資金5,300万円、国庫補助金6,400万円等であります。総額2億5,270万円でございます。そしてまた、270ページ以下には資本的支出として、第3次拡張事業ほかの各地の事業を掲げております。
この額プラス起債償還金を合わせまして、総額5億350万円の計上でございます。
次に、246ページ以下は附属資料でございます。246ページから248ページは収益的収支及び資本的収支の実施計画、249ページは資金計画、250ページから252ページは平成18年度予定貸借対照表、253ページは平成17年度予定損益計算書、254ページから256ページは平成17年度予定貸借対照表でございます。続いて、257ページから261ページは給与の明細書、262ページから271ページにかけましては18年度の予算説明書を添付させていただいております。
以上が本年度の予算概要でございます。よろしくご審議お願いいたします。
議長(広沢 和夫君)
提案者の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第22号から第36号の平成18年度各会計当初予算案15議案については、慎重審議が必要と思われますので、議案調査期間を設け、質疑は次の本会議で行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
異議なしと認めます。よって、議案第22号から第36号の15議案の質疑は、次の本会議で行います。
議長(広沢 和夫君)
日程第42、議案第37号、損害賠償の額を定め和解することについてを議題といたします。
土木部長。
土木部長(南 幸男君)
土木部の南でございます。よろしくお願いします。
議案第37号、議案書の54ページをお開きいただきたいと思います。平成17年10月10日、旧の榛原町の時代でございます。午後3時ごろ、市道榛原比布三宮寺調子線と莵田野区平井方面より榛原区比布方面に走行中の榛原区澤地内において、市道路盤が雨水等により流出し路面が陥没したところに、走行車両の左後輪タイヤがはまり、タイヤ及びホイールを損傷いたしました。相手方と和解し示談ができたので、21万75円の損害賠償を行うものであります。なお、支払いについては、全国町村会保険で対応させていただきたいと思います。
以上でございます。よろしくご審議お願いします。
議長(広沢 和夫君)
提案者の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、討論を省略して直ちに採決に入りたいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認めます。よって、直ちに採決を行います。
本件を原案どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
議長(広沢 和夫君)
起立全員と認めます。よって、議案第37号は、原案どおり可決されました。
議長(広沢 和夫君)
日程第43、請願についてを議題といたします。
今期定例会において、本日までに受理した請願は、請願文書表のとおりであります。なお、請願書の写しは配付しておりますので、朗読を省略いたします。本請願につきましては、会議規則第133条の規定に基づき、総務文教常任委員会へ付託をいたします。
議長(広沢 和夫君)
本日の日程はすべて終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、あすから15日までの7日間、休会することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(広沢 和夫君)
ご異議なしと認め、あすから15日までの7日間を休会とすることに決定いたしました。
次の本会議は、16日午後1時から行います。なお、議事の進行上、17時以降に延長することがありますので、ご了承いただきたいと思います。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。