本文
事後審査型条件付き一般競争入札
事後審査型条件付き一般競争入札(郵便入札)について
宇陀市では、入札・契約制度の透明性、競争性、公正性の一層の向上及び入札参加者の移動コストの縮減や事務の効率化を図るとともに、談合等不正行為の排除を目的として、事後審査型条件付き一般競争入札(郵便入札)を実施しています。
1.事後審査型条件付き一般競争入札(郵便入札)とは
一般競争入札として入札参加資格に条件を付し、入札参加者は入札書等を大和榛原郵便局留めの一般書留郵便・簡易書留郵便のいずれかの方法で応札し、事後(開札後)に入札公告に示す入札参加条件に適合しているかの審査を落札候補者に対して行います。
事後審査型条件付き一般競争入札のフロー (PDFファイル:25KB)
2.入札公告について
該当する入札案件がある場合の入札公告については、原則として、木曜日の午後(休日にあたる場合は、前日の水曜日午後)に入札掲示板及び市ホームページに掲載します。
3.郵便入札の方法
入札書及び工事費内訳書を指定形式の封筒に封入の上、定められた期限内に局留め郵便(大和榛原郵便局留)により行うものとします。
入札書
- 指定の入札書(建設工事用)《入札書(建設工事用) (Wordファイル:34KB)・入札書(建設工事用) (PDFファイル:24KB)》に、入札日、会社の住所、商号又は名称、代表者職氏名(委任先を設けている場合には委任先の営業所等の住所、商号又は名称及び代表者職氏名)、工事名、工事場所、金額を記入し、市に届けている使用印鑑を押印してください。
- 入札書の日付は、入札公告の「入札(開札)日」を記入してください。
- 金額は、入札参加者が消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の108分の100に相当する金額を記載してください。
- 入札保証金については、入札公告に記載されているとおりです。入札保証金が免除となっている場合は、入札書に「入札保証金免除」の記載をしてください。
見積根拠資料(工事費内訳書)
- 入札書の提出に併せ、対象工事に係る見積根拠資料(工事費内訳書)《見積根拠資料(工事費内訳書) (Excelファイル:23KB)・見積根拠資料(工事費内訳書) (PDFファイル:89KB)》を必ず提出してください。
- 見積根拠資料(工事費内訳書)の積算価格と入札書の金額は必ず一致させてください。
金額が異なる場合や、計算間違い、各項目に金額が入っていない場合は失格となります。
入札参加資格確認申請書
事後審査型条件付き一般競争入札参加資格確認申請書《事後審査型条件付き一般競争入札参加資格確認申請書 (Wordファイル:46KB)・事後審査型条件付き一般競争入札参加資格確認申請書 (PDFファイル:72KB)》は、開札終了後、落札候補者のみ、速やかに提出してください。
※従来は、入札書に同封することとしていましたが、落札候補者のみの提出となりました。
郵送方法
- 入札書等は、1件ごとに封筒に入れ提出してください。その際、入札書を見積根拠資料(工事費内訳書)の内側に挟んで折り込むなど、透けて見えることがないようご配慮ください。
- 最寄りの郵便局の窓口で、「一般書留」「簡易書留」のいずれかの方法で手続きし、「大和榛原郵便局」留で郵送ください。
※市役所管財課への直接持参は認めませんのでご注意ください。
《参考:郵便料金》表1 一般書留 512円 簡易書留 392円 - 郵送に係る費用については、入札の結果に係わらず、入札参加者の負担となります。
- 郵便局から交付される「書留郵便物受領証(お客様控)」などの差出控えは、入札終了まで大切に保管してください。
- 郵送による到着期限は入札公告に記載します。入札書が指定された期限内に「大和榛原郵便局」へ到着しない場合は、辞退したものとみなします。
※確実に到着期限までに届くように、時間に余裕をもって手続きをしてください。 - 度提出(郵送)した入札書の書き換え、引換え、又は撤回はできません。
郵送用封筒
入札書郵送用の封筒は、下記のとおり記入の上、郵送してください。
封筒の記入項目は必ず記入してください。
なお、封筒の大きさについては指定がありません、自社作成のものでもかまいませんが、長3(縦235×横120mm)の大きさを標準とします。
《表面の記載例》
《裏面の記載例》
割印は一箇所で結構です。裏面の罫線は必須ではありません。
4.現場説明会
実施しません。
5.設計図書
ア)設計図書(仕様書等)の配布日時及び場所は、入札公告に示すとおりとします。
イ)設計図書については、有償(負担金を納付)にて配布します。
ウ)設計図書については、電話により受領希望を受け付けますので、必ず連絡をお願いします。
設計図書受領希望の連絡後、受け取りに来ない場合は、入札参加の意思がないものとみなします。又、受領を取り止める場合にも、至急総務部管財課まで連絡ください。
エ)設計図書を受領しない者は、入札参加者の資格を喪失するものとします。
オ)設計図書の配布は、入札参加者以外の者にはおこないません。
《設計図書負担金一覧表》
発注区分 | 設計金額(円) | 設計図書負担金(円) | |
---|---|---|---|
工事入札 | 紙媒体 | 1円~4,999,999円 | 300円 |
5,000,000円~9,999,999円 | 500円 | ||
10,000,000円~ | 1,000円 | ||
電子媒体 | 1円~ | 100円 |
6.設計図書等への質問及び回答
設計図書等に対する質問がある場合は、入札公告に示す日時までに、Fax又はE-mailにて質問書様式(建設工事用)《質問書様式(建設工事用) (Wordファイル:36KB)・質問書様式(建設工事用) (PDFファイル:44KB)》により総務部管財課あてに送付してください。
質問書には、総務部管財課宛を明記して送信し、電話により到着確認をしてください。
※質問がない場合は、連絡の必要はありません。
※質問に対する回答は、市HPに掲載します。
7.入札(開札)の立会人
ア)入札(開札)の立会いは、当該入札の設計図書受領者のうちから、3者を立会人に選定しますので、選定された場合には立会いをお願いします。
※選定された業者には、「開札立会依頼書」を送付します。
※開札立会人は、入札参加者又は入札参加者に常時雇用されている者とします。
下の表の左欄の設計図書受領者数の区分に従い、設計図書受領希望の受付順位に該当する受領者とします。
《例》受領者数が13者で、受付順位が7位であった場合↠開札人に選任
設計図書受領者数 |
受領希望の受付順位 |
---|---|
6者以下 |
2位・3位・4位 |
10者以下 |
3位・5位・7位 |
15者以下 |
5位・7位・10位 |
20者以下 |
5位・10位・15位 |
25者以下 |
5位・10位・20位 |
30者以下 |
5位・15位・25位 |
31者以上 |
10位・20位・30位 |
急用等により開札立会いを辞退される場合は、必ず市役所管財課まで電話連絡してください。
イ)立会人以外の入札参加者が当該開札への立会いを希望した場合には、当該入札参加者の開札立会いを認めるものとします。
立会いを希望する方は、開札立会申請書(建設工事用)《開札立会申請書(建設工事用) (Wordファイル:20KB)・開札立会申請書(建設工事用) (PDFファイル:19KB)》を開札日の前日までに市総務部管財課へFax送信してください。
※Faxを利用する場合は、管財課あてを明記して送信し、電話により到着したかを必ず確認してください。
開札立会いを希望された方には、「開札立会承認書」をFaxにて送付しますので、開札当日に必ず持参のうえ、定刻までに開札場所に参集してください。
ウ)開札立会人は入札参加者又は入札参加者に常時雇用されている者とします。立会時には、事務従事者に対し「開札立会依頼書」又は「開札立会承認書」を提示してください。
※従来は、代理人が立ち会う場合は「立会人委任状」が必要でしたが、「開札立会依頼書」又は「開札立会承認書」の提示のみとし、委任状は不要となりました。
なお、開札時刻までに参集している立会人が2者に満たない場合は、当該開札事務に関係のない職員が立ち会うことになります。
8.予定価格等について
ア)予定価格については、事前公表します。
※従来は、くじにより予定価格を決定していましたが、変更しました。
イ)最低制限価格は、事前公表としており、入札公告日に入札掲示板及びホームページ入札情報に掲示します。又、設計図書(仕様書等)に記載しています。
9.入札回数
入札回数は1回とします。
落札者がいない時は入札を不調とします。
10.入札の延期
ア)入札参加者が1者未満の場合は入札を中止します。
※この場合、納付済みの設計図書負担金は返還しません。
イ)郵便事情等により事故が発生した場合又は不正な行為等により、必要があると認める時は入札の延期、中止又は入札の取消しをする場合があります。
11.落札者決定・通知
ア)開札の結果、予定価格及び最低制限価格の制限の範囲内で最低の価格をもって有効な入札を行った者を落札候補者とし、事後審査型条件付き一般競争入札参加資格確認申請書及び関係書類の提出を求めます。
イ)落札候補者が提出した書面等に基づいて入札参加資格の審査を行い、開札日から原則として3日以内(休日を含まず。)に落札者を決定します。
ウ)適格者(落札者)には、決定後直ちに電話等で連絡し「落札決定通知書」を交付します。
エ)事後審査の結果、不適格(落札候補者が入札資格を満たさない場合)となった場合には次順位者に対して事後審査を行い、落札者が決定するまでこれを繰り返します。
オ)開札の結果、落札となるべき同価の入札をした者が2者以上あるときは、落札決定を保留し、地方自治法施行令第167条の9の規定により、当該入札参加者がくじを引き、落札候補者を決定するとともにその順位を決定します。この場合、くじを引かない者がある場合は市職員が代わってくじを引きます。(くじの辞退は出来ません。)
12.落札(入札)結果公表
入札結果については、原則として落札者決定の翌々日までに、入札掲示板及び総務部管財課において閲覧方式により公表するとともに、市HPにおいて、落札業者名及び落札金額を公表します。
13.入札辞退
一般競争入札は、辞退届提出の必要はありません。
14.無効(失格)となる入札
次のいずれかに該当する場合は、無効(失格)となりますのでご注意ください。
- 指定する封筒、郵送方法以外の方法により提出された入札
- 一つの封筒に2枚以上の入札書を入れた入札
- 指定期日後に到着した入札
- 見積根拠資料(工事費内訳書)が同封されていない入札
- 入札書や見積根拠資料に記載された内容が不明瞭で判読できない入札
- 封筒、入札書及び見積根拠資料に記載された案件名が異なる入札
- 入札書の金額を訂正した入札
- 入札書と見積根拠資料の金額が相違する入札
- 入札参加者の記名押印がない入札
- 誤字脱字等により意思表示が明確でない入札
- その他指定された入札条件に合致しない入札
15.その他の留意事項
- 配置する技術者及び現場代理人がいない場合は入札を辞退してください。
- 入札公告、入札説明書、入札条件等を熟読し、十分理解して参加してください。
- 入札書を封入する前に、必ず記載事項等についてチェックシート等で再確認 (PDFファイル:34KB)してください。
- 入札参加者数、入札書到達の有無等の問い合わせには、一切応じません。