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まちづくりの基本理念

ページID:0003365 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

宇陀市の基本理念

本市の地域特性や課題等をふまえ、新しいまちづくりの基本理念を以下のように掲げ、今後のまちづくりのすべての分野において、基調として尊重し、各種施策を展開します。

1.持続可能な環境保全のまちづくり

本市は、大和高原とよばれる高原地帯に位置しており、河川、山、大地など豊かな自然に恵まれたまちです。この豊かな自然を将来にわたって維持するとともに、自然と共存し、環境保全に重点をおいた持続可能なまちづくりを行うことが、地域経済や社会の発展につながります。今後、本市の資源を最大限に活用し、自然との共生により快適で活力のあるまちをめざします。

2.新しい時代の協働のまちづくり

まちづくりの主役は地域を支える市民一人ひとりであり、まちづくりは市民と行政など多様な主体が協働して進めることが重要です。また、市民ニーズが多様化・高度化するなかで、NPOやボランティアなどの活動も活発になりつつあります。今後、住民自治に資するこうした市民活動を支援し、NPOやボランティア、企業、市民、行政等の役割分担を明確にし、協働による柔軟なまちづくりを展開していきます。

3.地域力※(宇陀力)による「安全・安心」なまちづくり

市民一人ひとりが豊かな生活を送るために、本市においては、大規模災害や大雨などによる水害に対する安全・安心の確保のみならず、防犯、交通、環境保全などのまちづくり全体、また、子育て、健康、食生活、就労などの身近な生活課題から安全・安心なまちづくりを推進します。

また、少子化や核家族化の進展、価値観の多様化などにより、子どもを取り巻く社会的環境は大きく変化しています。さらに、依然としていじめや不登校は減少していない現状のなか、人権、教育など、豊かな人間性を育む教育環境においても、安全・安心な取り組みが必要となっています。今後、まちづくりに関するあらゆる分野において、「安全・安心」を基本的な価値観として施策の推進を図ります。

4.歴史や文化を活かしたまちづくり

本市には、古来より伝承されてきた貴重な地域の歴史や文化があります。それらの歴史文化遺産を大切にし、学び、ふれあうことにより、地域に誇りと自信を持ち、地域を愛する心を育むとともに、地域の資源を活用した集客交流や地域の産業を活性化することにより活気あふれるまちづくりをめざします。

  • 地域力・・・阪神淡路大震災時に広まった概念で、行政だけでは地域の問題解決は不可能であるという認識に立ち、自立的かつその他の主体と協働しながら問題解決を図っていくこと。従来、宇陀には地域コミュニティの地域力(宇陀力・うだぢから)が残っており、今後はその活用が期待されています。