ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

常盤御前親子

ページID:0003524 更新日:2024年12月16日更新 印刷ページ表示

源義経(牛若)の母。1159年に起こった平治の乱の際に夫の源義朝が殺され、未亡人となり追手に追われながら雪中を3人の子(今若・乙若・牛若)を連れ京都から大和国へ向かって逃亡した。宇陀郡はもと大和源氏の根拠地であったため、吉野竜門牧(大宇陀牧)に縁のものを頼って逃れた。菟田野下芳野の岸の岡にもしばらくかくまわれていたとされ、そのゆかりの伝承地がある。

激動の時代台風の目となった親子常盤御前親子

常盤御前親子のゆかり地

妙香寺

妙香寺の画像

源義経の娘妙香禅尼が開基。夫である源頼政が没した後出家し、下芳野に草庵を結び、仏道に精進した。祖母にあたる常盤御前の念持仏が保在されている。

腰かけ岩

常盤御前腰掛岩

逃亡の道すがら腰をかけ疲れをいやしたという岩。

常盤屋敷・井戸跡

吉野から菟田野下芳野に逃れたとき、岸の岡というところに足を留めていた。この辺りは常盤屋敷と呼ばれ、ゆかりの井戸も残る。