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桂昌院

ページID:0003510 更新日:2024年12月16日更新 印刷ページ表示

徳川家光の側室で、5代将軍・綱吉の生母。女人高野で名高い室生寺に多額の寄進を行い、仏塔を修復するなどして再興させた。寺の表門の前にある「女人高野室生寺」と彫られた石碑の上部には、九目結紋という紋が彫られており、これは桂昌院の実家である本庄家の家紋である。また、境内には桂昌院の五輪塔もあり、室生寺の堂塔を修繕した功績を讃えている。

仏教再興に力を尽くした将軍の母桂昌院

桂昌院のゆかり地

室生寺

桂昌院五輪塔

奈良時代末、東宮(のちの桓武帝)の病気平癒を願った興福寺の僧賢憬により創建された。一時衰退したが、桂昌院の庇護を受け再興された。女人の立ち入りを禁じた高野山に対して女人の参詣を受け入れたことから「女人高野」とよばれ、花の寺としても有名である。