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室生村森林組合 山本昌幸

ページID:0003574 更新日:2024年12月16日更新 印刷ページ表示

室生村森林組合 山本昌幸の画像1

“丁寧に間伐などの手入れをし、山が美しくなっていくことが醍醐味”

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室生村森林組合では、多くの人々の協力を得て室生の豊かな森林を守るための活動を行っています。その重要な取り組みの一つが「森林の境界明確化」です。
森林が次世代に相続される中で、自分の所有する土地を把握できていない所有者が増えてきています。このような場合、所有者が不明確なままでは森林整備が進まず、結果として植生の荒廃や生態系の崩壊、土砂災害のリスクが高まることになります。また、道路建設や新しい事業の計画があっても、スムーズに進行しないという問題が発生します。

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私たちは、『森林整備地域活動支援事業』『混交林誘導整備事業』などの補助事業を活用して、間伐や森林の境界明確化などを進めています。土地に詳しい方の案内を受けて現地確認を行い、所有者の合意を得た上で測量を行います。隣接する所有者と調整を行い、境界を明確にし、図面化します。その後も所有者に山の管理を働きかけ、補助金申請用の提出書類を作成したり、間伐の作業を業者に手配したりしています。

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仕事を通じて本当に多くの人々とのつながりを持つことができました。もともとは民間企業で営業として働いていましたが、8年前に森林組合でこの業務を担当することになり、室生の森林に詳しい年配の皆さんに多くを教えていただき、今ではとても詳しくなったと感じています。

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林業に興味がある方には、5年後、10年後の森林を発展させるこの仕事はとても重要でやりがいのある仕事であることを伝えたいです。森林整備を行うことで、目に見えてきれいになったと実感でき、非常にやりがいを感じます。また、仕事中に絶景(見事な大滝など)を見つけることもあります。誰も知らないような場所を見つけたときは、特別なご褒美をもらった気持ちになります。
自然と共に働き、未来の森を守ることを考える方がいらっしゃれば、ぜひ室生村森林組合で、次の世代のために森林を守り育てる力となってほしいです。