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境界明確化
奈良県フォレスターアカデミーのインターンシップの生徒さんと共に、森庄銘木さんの境界明確化の作業に同行させていただきました。
「相続等により森林は保有しているが、自分の山がどこにあるか分からない人が多い」「市町村等による地籍調査が進まない」「高齢のため現地の立会いができない」などの理由で境界が不明確で整備が進まない森林を、森林所有者さんの所在確認から森林境界の確認等を進めていますが、そこには多くの手間やコストがかかることから、なかなかその施業集約化が進まない現状があります。
しかし、従来は個別に管理されていた森林計画図や森林簿といった森林の基本情報をデジタル処理し、システムで一元管理することで、森林情報を迅速に把握することが可能な高精度のGPS等を活用して現地確認の効率化を図る取組みが実施されています。